JP6190668B2 - 注出キャップ - Google Patents
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Description
この場合では、第1及び第2開閉部のいずれか一方を開けることにより、連通孔及び第1注出孔を通して内容物を注出する第1注出態様と、計量凹部及び第2注出孔を通して内容物を注出する第2注出態様と、の間で注出態様を切り替えることができる。
この場合では、蓋本体部をキャップ本体に対してキャップ軸回りで回転させることにより、注出孔を連通孔と位置合わせして連通孔及び注出孔を通して内容物を注出する第1注出態様と、注出孔を計量凹部と位置合わせして計量凹部及び注出孔を通して内容物を注出する第2注出態様と、の間で注出態様を切り替えることができる。
これらキャップ本体4及び蓋体5は、それぞれの中心軸線を共通軸上に位置した状態で配設される。以下、この共通軸をキャップ軸Oと称し、図1においてキャップ軸Oに沿う蓋体5側を上側、その反対側を下側とし、キャップ軸Oに直交する方向を径方向、キャップ軸O回りで周回する方向を周方向とする。
天壁部11には、上下方向で蓋体5から離間するように下方に向けて窪み、容器本体2内の内容物を貯留可能な計量凹部11Aと、容器本体2内に連通し、容器本体内の内容物を注出可能な連通孔11Bと、が並べられて形成されている。これら計量凹部11Aの上端開口と連通孔11Bとは、上下方向の高さがほぼ同一な状態で、径方向に並んで配設されている。
内筒部21は、上方から見た平面視で連通孔11Bと重ならないように、外周縁部の一部が上下方向の全長にわたって径方向内側に向けて窪んでいる。これにより、容器本体2内から計量凹部11Aへの流路と容器本体2内から連通孔11Bへの流路とが独立して区画される。
上筒部25の外周面には、径方向内側に向けて凹む係合凹部25Aが全周にわたって形成されている。中間筒部26の下端には、注出キャップ1を容器本体2の口部3に装着した際にその外周面が口部3の内周面に接触する当接筒部26Aが下方に向けて連設されている。下筒部27の内周面には、口部3の雄ネジ部3Aと螺合する雌ネジ部27Aが形成されている。
蓋本体部31は、平面視で円形の頂壁部41と、頂壁部41の外周縁から下方に向けて連設された円筒状の周壁部42と、を有する。
また、頂壁部41には、第1注出孔41Aの内周縁から上方に向けて突設された円筒状の第1注出筒部41Cと、第2注出孔41Bの内周縁から上方に向けて突設された円筒状の第2注出筒部41Dと、が設けられている。
周壁部42は、外筒部12の上筒部25を径方向外側から囲んでおり、周壁部42の内周面には、外筒部12の係合凹部25Aと係合する係合突出部42Aが全周にわたって形成されている。これにより、蓋本体部31は、外筒部12に装着される。
第1上壁部43の下面には、第1開閉部33を蓋本体部31に装着したときに第1注出筒部41C内に嵌め込まれる第1嵌合筒部43Aが下方に向けて突設されている。
第1筒壁部44の下端には、第1ヒンジ部32とは径方向反対側の端部から、第1操作部44Aが径方向外側に向けて突設されている。
第2上壁部45の下面には、第2開閉部35を蓋本体部31に装着したときに第2注出筒部41D内に嵌め込まれる第2嵌合筒部45Aが下方に向けて突設されている。また、第2筒壁部46の下端には、第2ヒンジ部34とは径方向反対側の端部から、第2操作部46Aが径方向外側に向けて突設されている。
まず、計量せずに内容物を直接注出する場合について説明する。この場合には、最初に、例えば図2に示すように、第1開閉部33を第1ヒンジ部32回りで回動させて第1注出孔41Aを開放する。なお、第2開閉部35は、第2注出孔41Bを閉塞したままである。これにより、蓋体5は、第1注出態様となる。
なお、連通筒部23内に容器本体2の底部近傍まで延びるパイプ部材24が挿入されているので、容器本体2を傾けても、容器本体2内の内容物は、パイプ部材24及び連通筒部23を通って計量凹部11A内に容易には流入しない。また、第2注出孔41Bが閉塞されているので、容器本体2の胴部をスクイズ変形することによって容器本体2の内圧が上昇しても、容器本体2内の内容物は、パイプ部材24及び連通筒部23を通って計量凹部11A内に流入しない。そのため、連通孔11B及び第1注出孔41Aを通した内容物の安定した注出が行える。
なお、上述と同様に、第1注出孔41Aが閉塞されているので、容器本体2の胴部をスクイズ変形することによって容器本体2の内圧が上昇しても、容器本体2内の内容物は、連通孔11Bに向けて流動しない。そのため、計量凹部11A及び第2注出孔41Bを通した内容物の安定した注出が行える。
以上のようにして、注出キャップ1を用いて内容物を注出する。
キャップ本体51は、図4から図6に示すように、天壁部61及び外筒部62を有し、天壁部61の連通孔61Aは、平面視で半円状をなしている。また、天壁部61のうち連通孔61Aよりも径方向外側には、連通孔61Aを径方向外側から囲むように側壁部63が下方に向けて連設されている。側壁部63は、平面視で円弧状をなしており、側壁部63の周方向の両端部は、内筒部21に接続されている。さらに、天壁部61には、側壁部63の下端及び内筒部21と上筒部25の上下方向の中央部とを接続する平面視で円環状の環状接続部64が連設されている。これら側壁部63及び内筒部21と上筒部25と環状接続部64とにより、平面視で円環状の環状溝部65が画成される。
蓋本体部71の頂壁部74は、平面視で円形をなしており、この頂壁部74には、周方向で天壁部61に形成された連通孔61Aと位置合わせ可能な平面視で円状の注出孔74Aが形成されている。また、頂壁部74には、注出孔74Aの内周縁から上方に向けて円筒状の注出筒部74Bが突設されている。さらに、頂壁部74の下面には、注出孔74Aよりも径方向外側において、環状溝部65に収容される環状突出部74Cが全周にわたって下方に向けて突設されている。これにより、蓋体52は、キャップ本体51に対してキャップ軸O回りの回転が案内される。
まず、計量せずに内容物を直接注出する場合について説明する。この場合には、最初に、蓋体52をキャップ本体51に対してキャップ軸O回りで回転させ、図4及び図5に示すように、注出孔74Aを連通孔61Aと周方向で位置合わせさせる。そして、開閉部73をヒンジ部72回りで回動させて注出孔74Aを開放する。なお、計量凹部11Aは、頂壁部74によって閉塞されたままである。これにより、蓋体52は、第1注出態様となる。
その後、上述した第1実施形態と同様に、容器本体2を傾けて胴部をスクイズ変形させることにより、容器本体2内の内容物を外部に注出する。なお、容器本体2の胴部をスクイズ変形させることなく内容物を注出してもよい。
その後、上述した第1実施形態と同様に、容器本体2の胴部をスクイズ変形させ、容器本体2内の内容物を計量凹部11A内に貯留させる。そして、スクイズ変形を解除し、容器本体2を傾けることによって、計量凹部11A内に貯留している内容物を外部に注出する。
以上のようにして、注出キャップ50を用いて内容物を注出する。
例えば、容器本体は、スクイズ変形可能な容器本体とされているが、他の容器本体であってもよい。
注出キャップは、容器本体の口部に着脱自在に螺着されているが、他の形態によって容器本体の口部に装着されてもよい。
連通孔及び計量凹部は、キャップ本体の天壁部において並んで形成されていれば、連通孔及び計量凹部の形状及び配置を適宜変更してもよく、例えば、連通孔を径方向外側から環状に囲むように計量凹部が形成されていてもよい。
蓋体は、計量凹部及び連通孔のいずれか一方を開くように構成された第1及び第2開閉部を有する構成や、キャップ本体に対して回転することによって注出孔を計量凹部及び連通孔のいずれか一方と選択的に連通させる構成としているが、蓋体を第1及び第2注出態様間で切り替えることができれば、他の構成であってもよい。
Claims (3)
- 容器本体の口部に装着される有頂筒状のキャップ本体と、前記キャップ本体に装着された蓋体と、を備え、
前記キャップ本体の天壁部には、前記容器本体内の内容物を貯留可能な計量凹部と、前記容器本体内の内容物を注出可能な連通孔と、が並べられて形成されており、
前記蓋体には、前記計量凹部及び前記連通孔のうちのいずれか一方に連通可能な注出孔が形成され、
前記蓋体が、前記計量凹部を閉塞しかつ前記連通孔から前記注出孔を通して内容物が注出可能な第1注出態様と、前記連通孔を閉塞しかつ前記計量凹部から前記注出孔を通して内容物が注出可能な第2注出態様と、の間で切替可能に構成されており、
前記キャップ本体のうち前記計量凹部を画成する部分には、内部が前記計量凹部内に連通するパイプ部材が取り付けられていることを特徴とする注出キャップ。 - 前記蓋体が、前記キャップ本体に装着され、前記連通孔に連通する第1注出孔及び前記計量凹部に連通する第2注出孔が前記注出孔として形成された蓋本体部と、前記第1注出孔を開閉させる第1開閉部と、前記第2注出孔を開閉させる第2開閉部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の注出キャップ。
- 前記蓋体が、キャップ軸回りで回転可能に前記キャップ本体に装着されており、前記注出孔が形成された蓋本体部と、前記注出孔を開閉させる開閉部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の注出キャップ。
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