JP2008030849A - 吐出量調整キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用の都度調整する必要がなく、また使用物の付着部分はそのまま覆われるので衛生的である吐出量調整キャップを提供する。
【解決手段】 吐出量調整キャップ2は、蓋体3、中栓4および注出栓体5からなる。中栓4および注出栓体5には、その上面略中央にそれぞれ突出部6、7がそれぞれ形成されているとともに、それぞれの突出部6、7にはその頂端の開口部8と突出部6、7の周壁面にわたって一連に形成された複数のスリット開口部9、10とを有している。中栓4は注出栓体5に回転自在に固定され、中栓4を回転させることにより中栓4および注出栓体5に設けたそれぞれのスリット開口部9、10が互いに重なる位置と、一方のスリット開口部9と他方の突出部10の周壁面が重なる位置とを選択的にとることができて粘稠物絞り出し用の吐出量調整ができるものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マヨネーズ、ケチャップ等の粘稠物用の絞り出し容器の吐出量調整キャップであり、使用時の吐出量を自由に調整可能とした吐出量調整キャップに関する。
使用時において内容物の吐出量を調整することができるキャップについて、例えば特開2004−196415公報ではマヨネーズのような粘性液状体の吐出量を調整するものが提案されている。また、キャップの絞り出し口にスリット部を形成することで立体的な星形にきれいに押出すことができるものが特開2005−096776公報に開示されている。
特開2004−196415公報 特開2005−096776公報
ところが、従来技術によればキャップは中央に回転軸が設けられ、キャップ基部に設けた開口部と回転部材に設けた異なる大きさの開口部との重なりによって吐出量が調整されるため小孔を設けた場合にはマヨネーズ等の粘稠物が使用後に残り孔を塞いで次回の使用を困難とするばかりか衛生的な問題がある。
そこで本発明は、マヨネーズ等の粘性液状体に使用可能であり、30〜100%の調整ができるとともに立体状に押し出すことができる吐出口をキャップの中央部に有し、所定量に調整したまま第二の外蓋で全閉できるようにしたもので、使用の都度調整する必要がなく、また使用物の付着部分はそのまま覆われるので衛生的である吐出量調整キャップを提供する。
本発明の請求項1に係る吐出量調整キャップは、蓋体、中栓および注出栓体からなる粘稠物絞り出し用の吐出量調整キャップであって、中栓および注出栓体にはその上面略中央にそれぞれ突出部が形成されているとともに、それぞれの突出部にはその頂端の開口部と突出部の周壁面にわたって一連に形成された複数のスリット開口部とを有しており、中栓は注出栓体に回転自在に固定され、中栓を回転させることにより中栓および注出栓体に設けたそれぞれのスリット開口部が互いに重なる位置と、一方のスリット開口部と他方の突出部の周壁面が重なる位置と、を選択的にとることができることを特徴とするものである。
本発明の請求項2に係る吐出量調整キャップは、請求項1記載の吐出量調整キャップにおいて、スリット開口部は中栓および注出栓体にそれぞれ4つ形成されており、周壁面に対して等間隔に配置されていることを特徴とするものである。
本発明の請求項3に係る吐出量調整キャップは、請求項1記載の吐出量調整キャップにおいて、中栓に設けられた突出部の外周には水平面を有する段部が形成されており、蓋体に設けた環状のエアタイトリングの先端が蓋体を閉じた状態で前記中栓の段部に対して密着されることにより容器内の内容物と外気とが遮断されることを特徴とするものである。
本発明によれば、マヨネーズ等の粘性液状体に使用可能であり、30〜100%の調整ができるとともに立体状に押し出すことができる吐出口をキャップの中央部に有し、所定量に調整したまま第二の外蓋で全閉できるようにしたもので、使用の都度調整する必要がなく、また使用物の付着部分はそのまま覆われるので衛生的である。
図1は本発明のキャップの組立状態を示す断面図、図2はキャップを一部破断して示す斜視図、図3は外蓋を外した態様を示す正面図、図4は容器本体にキャップを取り付けた全体正面図である。
図1ないし図4において、1は容器本体、2はキャップである。キャップ2は、蓋体3、中栓4および注出栓体5からなり、中栓4および注出栓体5には、その上面略中央にそれぞれ突出部6、7が形成されているとともに、それぞれの突出部6、7にはその頂端の開口部8と突出部6、7の周壁面にわたって一連に形成された複数のスリット開口部9、10とを有している。中栓4は注出栓体5に回転自在に固定され、中栓4を回転させることにより中栓4および注出栓体5に設けたそれぞれのスリット開口部9、10が互いに重なる位置と、一方のスリット開口部9と他方の突出部10の周壁面が重なる位置とを選択的にとることができ、粘稠物絞り出し用の吐出量調整ができる構成となっている。
前記スリット開口部9、10は、中栓4および注出栓体5にそれぞれ4つ形成されており、周壁面に対して等間隔に配置されている。また、中栓4に設けられた突出部6の外周には、水平面を有する段部11が形成されており、蓋体3に設けた環状のエアタイトリング12の先端が蓋体3を閉じた状態で中栓4の段部11に対して密着し、これにより容器1内の内容物と外気とが遮断されるようになっている。
以上のような構成とすることにより、30〜100%の調整が可能であり、さらにスリット開口部9、10を有することにより立体状に内容物を押出すことができ、一度所定量に調整した後はそのまま蓋体3を閉じて容器本体1を密封できるので、使用の都度いちいち注出量を調整する必要がないうえ、中栓4および注出栓体5は、蓋体3に設けた環状のエアタイトリング12により覆われるので衛生的である。また回転軸が無いため自動組立装置を用いての容器の組立が容易であるうえ、組立工数が低減可能である。
また、中栓4と注出栓体5は突出部6、7の側面にそれぞれ形成した環状突起13および環状凹溝14が嵌合されることにより回転自在に固定されることが好ましい。環状突起13と環状凹溝14の嵌合により固定されることにより回転軸等の別部材を設けることなく組立ての作業性も向上される。さらに、蓋体3と中栓4は薄肉状に一体に形成されたヒンジ部15により連結することにより吐出量を調整するために中栓4を任意の位置に回転移動させた場合であっても蓋体3は中栓4との関係において常に同じ位置で開閉されるため密封性等の調整が容易となる。
本発明のキャップの組立状態を示す断面図である。 キャップを一部破断して示す斜視図である。 外蓋を外した態様を示す正面図である。 容器本体にキャップを取り付けた全体正面図である。
符号の説明
1 容器本体
2 キャップ
3 蓋体
4 中栓
5 注出栓体
6、7 突出部
8 開口部
9、10 スリット開口部
11 段部
12 環状のエアタイトリング
13 環状突起
14 環状凹溝
15 ヒンジ部

Claims (3)

  1. 蓋体、中栓および注出栓体からなる粘稠物絞り出し用の吐出量調整キャップであって、
    中栓および注出栓体にはその上面略中央にそれぞれ突出部が形成されているとともに、
    それぞれの突出部にはその頂端の開口部と突出部の周壁面にわたって一連に形成された複数のスリット開口部とを有しており、
    中栓は注出栓体に回転自在に固定され、
    中栓を回転させることにより中栓および注出栓体に設けたそれぞれのスリット開口部が互いに重なる位置と、一方のスリット開口部と他方の突出部の周壁面が重なる位置と、を選択的にとることができる
    ことを特徴とする吐出量調整キャップ。
  2. スリット開口部は中栓および注出栓体にそれぞれ4つ形成されており、周壁面に対して等間隔に配置されていることを特徴とする請求項1記載の吐出量調整キャップ。
  3. 中栓に設けられた突出部の外周には水平面を有する段部が形成されており、蓋体に設けた環状のエアタイトリングの先端が蓋体を閉じた状態で前記中栓の段部に対して密着されることにより容器内の内容物と外気とが遮断されることを特徴とする請求項1記載の吐出量調整キャップ。
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