JP2005096776A - 絞り出し容器用キャップ - Google Patents
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Abstract
【課題】絞り出し容器に貯留されたペースト状体をきれいな星形状の断面形状で連続的に絞り出すことができるとともに、部分的な目詰まりが発生しない絞り出し容器用キャップを実現する。
【解決手段】絞り出し容器用キャップ10は、筒状の胴部1と、胴部1の一端側に連設された天板2と、胴部1の他端側の内壁面に形成されたねじ部1aとを備えている。天板2には反胴部側へ突出する略円錐状の凸部3が形成されており、凸部3に絞り出し口4が設けられている。絞り出し口4は、凸部3の頂部に開口する孔および前記孔の周縁から天板側へ向かって傾斜壁部に放射状に切り込まれた略同一幅であって外側端に湾曲部4bを有する複数のスリット部4aからなり、ペースト状体を星形状の断面形状で絞り出すことができる。
【選択図】図1
【解決手段】絞り出し容器用キャップ10は、筒状の胴部1と、胴部1の一端側に連設された天板2と、胴部1の他端側の内壁面に形成されたねじ部1aとを備えている。天板2には反胴部側へ突出する略円錐状の凸部3が形成されており、凸部3に絞り出し口4が設けられている。絞り出し口4は、凸部3の頂部に開口する孔および前記孔の周縁から天板側へ向かって傾斜壁部に放射状に切り込まれた略同一幅であって外側端に湾曲部4bを有する複数のスリット部4aからなり、ペースト状体を星形状の断面形状で絞り出すことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、マヨネーズ、ケチャップ、クリーム、ソフトチョコレート等のペースト状体を貯留し、必要に応じて容器胴部を押圧変形させてペースト状体を絞り出すことができる絞り出し容器に用いられる、絞り出し容器用キャップに関するものである。
マヨネーズ、ケチャップ、クリーム、ソフトチョコレート等のペースト状体を貯留するための絞り出し容器の一従来例について説明する。
図3に示すように、この従来の絞り出し容器101は、口部102の天板103に、星形状の絞り出し口106が開口されており、絞り出し容器101を押圧変形させると内部に貯留されたペースト状体を星形状の断面形状で連続的に絞り出すことができるとともに、ペースト状体を充填する際には天板103を変形させて絞り出し口106を拡大できるように構成されている(実公昭55−56127号公報参照)。
上記従来の絞り出し容器では、天板の星形状の絞り出し口の外側端縁が鋭角であるので、ペースト状体が通過する際の流動抵抗が大きく、絞り出し時に天板が変形してペースト状体をきれいな星形の断面形状で連続的に絞り出すことができないばかりでなく、部分的な目詰まりが生じるという未解決の課題があった。
実公昭55−56127号公報
本発明は、上記従来の技術の有する未解決の課題に鑑みてなされたものであって、絞り出し容器に貯留されたペースト状体をきれいな星形状の断面形状で連続的に絞り出すことができるとともに、部分的な目詰まりが発生しない絞り出し容器用キャップを実現することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明の絞り出し容器用キャップは、筒状の胴部と、前記胴部の一端側に連設された天板と、前記胴部の他端側に設けられた装着部とを有し、前記装着部を介してペースト状体を貯留する絞り出し容器の注出口に装着される絞り出し容器用キャップにおいて、前記天板に反胴部側へ突出する略円錐状の凸部を形成し、前記凸部の頂部に開口する孔および前記孔の周縁から天板側へ向かって傾斜壁部に放射状に切り込まれた略同一幅であって外側端に湾曲部を有する複数のスリット部からなる絞り出し口を設けることにより、前記ペースト状体を前記絞り出し口から星形状の断面形状で絞り出せるように構成したことを特徴とするものである。
また、胴部の天板側端に、絞り出し口を密閉するための蓋部をヒンジ部を介して開閉自在に取り付けたものとする。
本発明の絞り出し容器用キャップは、絞り出し容器に貯留されているペースト状体をきれいな星形状の断面形状で連続的に絞り出すことができるとともに、部分的な目詰まりが発生するおそれがなくなる。
また、絞り出し口から絞り出される断面形状が星形状のペースト状体の流れの先端部が略円錐形状になり、ペースト状体を安定して絞り出すことができるので、絞り出されたペースト状体による装飾等の作業性が向上する。
図1は、第1の実施の形態による絞り出し容器用キャップを示し、(a)は斜視図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。
本実施の形態による絞り出し容器用キャップ10は、外周面にローレット部1bが設けられた筒状の胴部1と、胴部1の一端に連設された天板2と、胴部1の他端側の内壁面に形成されたねじ部1aとを備えている。
天板2の略中央部位には、反胴部側へわずかに突出する円筒部3bおよび円筒部3bに連設された略円錐状の凸部3が形成されており、略円錐状の凸部3に絞り出し口4が設けられている。絞り出し口4は、凸部3の頂部に開口する孔および前記孔の周縁から天板側へ向かって傾斜壁部3a(凸部の円錐面を形成する側壁部分)に放射状に切り込まれた略同一幅であって外側端に湾曲部4bを有する複数のスリット部4aからなり、互いに隣接するスリット部4aの内側端は前記孔の周縁上で交差している。
また、天板2の外周縁部には、軸方向へ突出する環状突条部5が突設されている。
なお、本実施の形態において、天板2に反胴部側へわずかに突出する円筒部3bに略円錐状の凸部3が連設されたものを示したが、これに限らず、天板2から直接反胴部側へ突出する略円錐状の凸部を形成してもよい。
続いて、本実施の形態による絞り出し容器用キャップの作用について説明する。
絞り出し容器用キャップ10を、胴部1のねじ部1aをペースト状体が貯留された絞り出し容器の口部のねじ部(不図示)に螺合して装着し、絞り出し容器の胴部を押圧変形させてペースト状体を絞り出す。
本実施の形態による絞り出し容器用キャップ10は、天板2の剛性が増大するとともに絞り出し口4をペースト状体が通過する際の流動抵抗が低減するため、ペースト状体の絞り出し時に天板2が変形するおそれがない。
また、ペースト状体を絞り出したのち、絞り出し口4を閉鎖するシール部を有するシールキャップ(不図示)を環状突条部5の外周面に嵌合することによって絞り出し口4を密閉し、絞り出し容器に残存するペースト状体を保存することができる。
さらに、絞り出し口4から絞り出される断面形状が星形状のペースト状体の流れの先端部が略円錐形状になり、ペースト状体を安定して絞り出すことができるので、絞り出されたペースト状体による装飾等の作業性が向上する。
図2は、第2の実施の形態による絞り出し容器用キャップを、絞り出し容器の口部に取り付けた状態で示す主要部の模式斜視図である。
本実施の形態による絞り出し容器用キャップ30は、キャップ本体20の胴部21の天板側端にヒンジ部43を介して絞り出し口24を密閉するための蓋部41を開閉自在に付設した、いわゆるヒンジキャップタイプのものである。
筒状の胴部21の一端側に連設された天板22には、図1に示した第1の実施の形態の略円錐状の凸部3と略同様の略円錐状の凸部23が形成されており、凸部23の頂部に開口する孔および前記孔の周縁から天板側へ向かって傾斜壁部23aに放射状に切り込まれた略同一幅であって外側端に湾曲部24bを有する複数のスリット部24aからなる絞り出し口24が形成されている。
また、胴部21の他端側の内壁面には、図1に示した第1の実施の形態による絞り出し容器用キャップ10と同様のねじ部(不図示)が設けられており、絞り出し容器50の口部に螺合して装着することができるようになっている。
他方、蓋部41の天板41aには、蓋部41の開口縁部41bをキャップ本体20の胴部21の開口縁部21aに当接する閉鎖位置まで回動させた際に凸部23の外周面に嵌合する環状のシール部42が突設されている。
本発明の絞り出し容器用キャップにおいて、胴部の他端側に設けられた装着部は、上記各実施の形態に示した胴部の他端側の内壁面に形成されたねじ部に限らず、絞り出し容器の注出口との嵌合部に抜け止め用の係止手段を有するものや、通常の絞り出しでは抜け落ちないはめ合い等級の嵌合部等を採用してもよい。
1、21 胴部
1a ねじ部
1b ローレット部
2、22 天板
3、23 凸部
4、24 絞り出し口
4a、24a スリット部
4b、24b 湾曲部
5 環状突条部
10、30 絞り出し容器用キャップ
20 キャップ本体
41 蓋部
42 シール部
50 絞り出し容器
1a ねじ部
1b ローレット部
2、22 天板
3、23 凸部
4、24 絞り出し口
4a、24a スリット部
4b、24b 湾曲部
5 環状突条部
10、30 絞り出し容器用キャップ
20 キャップ本体
41 蓋部
42 シール部
50 絞り出し容器
Claims (2)
- 筒状の胴部と、前記胴部の一端側に連設された天板と、前記胴部の他端側に設けられた装着部とを有し、前記装着部を介してペースト状体を貯留する絞り出し容器の注出口に装着される絞り出し容器用キャップにおいて、
前記天板に反胴部側へ突出する円錐状の凸部を形成し、前記凸部の頂部に開口する孔および前記孔の周縁から天板側へ向かって傾斜壁部に放射状に切り込まれた略同一幅であって外側端に湾曲部を有する複数のスリット部からなる絞り出し口を設けることにより、前記ペースト状体を前記絞り出し口から星形状の断面形状で絞り出せるように構成したことを特徴とする絞り出し容器用キャップ。 - 胴部の天板側端に、絞り出し口を密閉するための蓋部をヒンジ部を介して開閉自在に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の絞り出し容器用キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003329437A JP2005096776A (ja) | 2003-09-22 | 2003-09-22 | 絞り出し容器用キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003329437A JP2005096776A (ja) | 2003-09-22 | 2003-09-22 | 絞り出し容器用キャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005096776A true JP2005096776A (ja) | 2005-04-14 |
Family
ID=34458676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003329437A Pending JP2005096776A (ja) | 2003-09-22 | 2003-09-22 | 絞り出し容器用キャップ |
Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2003
- 2003-09-22 JP JP2003329437A patent/JP2005096776A/ja active Pending
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