JP4683265B2 - 二重容器用注入容器 - Google Patents

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本発明は、第一剤と第二剤からなる混合液の第一剤を予め二重容器内に収納し、その二重容器に第二剤を口部より注入する二重容器用注入容器に関する。
毛染め剤など空気に触れると変質しやすい性質を有する液剤の場合には、液剤を第一剤と第二剤とに分けて保管し、それらを混合して所定の効能が生ずるようにした混合タイプのものが知られている。
二重容器は外容器内に内袋を外容器から剥離可能に設け、内袋内に液剤を収納することにより使用中も液剤を空気から遮断して保管できる機能を有している。この二重容器は外容器を押圧したときに一方向弁を介して内袋との間に空気を取り入れ、その圧力で液剤を注出させたり、口部に設けた吸い上げポンプで液剤を内袋から取り出すようにしている。
このような二重容器で混合タイプの液剤を用いる場合としては、例えば混合液の第一剤を予め二重容器の内袋に収納させておき、第二剤を収納した注入容器の注出口を二重容器の口部内に挿入し、注出口から第二剤を二重容器内に注入し、第一剤と第二剤とを内袋内で混合させることがある。
特開2001−106263号公報
しかしながら注入容器の蓋部を二重容器の口部に挿入した際二重容器の内袋が注出口を塞いでいると、注出口から注出された第二剤が内袋の内側に付着し二重容器の口部周辺に第二剤が貯留されてしまうことがある。
このことは第二剤がクリーム状で高い粘性を有する場合などでは特に顕著で、口部周辺に貯留したまま第二剤が第一剤内に落下しなくなる。また注入容器を二重容器の口部から引き抜いた際、注入容器の蓋部外周に付着したまま第二剤が注入容器とともに引き出されたり、注入すべき第二剤が注出口と二重容器の口部の隙間から逆流し口部の外に漏出してしまうことがあった。
本発明は、内袋を外容器内側に剥離自在に備えた二重容器の内袋内に第二剤を確実に注入できる二重容器用注入容器を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するため、二重容器用注入容器を次のように構成した。
1、 内袋を外容器の内面に剥離可能に備え、該内袋内に第一剤を収納した二重容器であり、二重容器の口部より第二剤を前記内袋内の第一剤に注入させ注入容器の口部に、二重容器の口部内側に挿入が可能で、かつ頂壁に第二剤を注出させる注出口が開口された蓋部を備え、蓋部の頂壁上に、注出口の前方に向けて延びる弾性変形可能な突状部材を設けて二重容器用注入容器であって、 前記蓋部の頂壁上に複数の突状部材を設け、複数の突状部材の間隔を狭めて二重容器の口部より挿入し、突状部材の弾性復元力を用いて二重容器内で突状部材の間隔を広げて前記内袋内面を押し広げることを特徴とした。
突状部材の形状は全体の太さに変更のない棒状に限らず、先端を平たくしたへら状、先端を丸く球状に形成したもの、先端を複数に分割した枝状などでもよく、また蓋部の頂壁に設ける突状部材の数も一本に限るものではなく複数本でよく、望ましくは複数本の突状部材を対向する位置に設ける。
3、 1または2に記載の二重容器用注入容器において、蓋部内側に注入容器の口部に向けた切刃部を備え、蓋部を口部にねじ込むと、予め密閉された口部を切刃部が切り開き開口させることとした。
本発明の注入容器によれば、二重容器の口部内に突状部材を挿入すると、内袋の内面どうしが密着して閉じた状態でも内袋を強制的に押し開かせて、注出口の前方に空間を形成する。それにより、第二剤を二重容器の口部周辺に貯留させることなく、注入容器から第一剤内に確実に注入させることができる。更に蓋部を口部に挿入した状態で注入容器を二重容器に対して回転させると、突状部材が二重容器の口部内部で大きく円を描くように回動し、より大きく内袋を押し開かせることができる。
また、二重容器内で複数の突状部材の間隔が広がり、それによっても注出口の前方に空間が形成されて第二剤を確実に注入させることができる。突状部材は弾性を有しているため二重容器への挿入前にそれらをつまみ容易にその間隔を狭めることができ、二重容器の口部に簡易、かつ確実に挿入でき、更にその弾性復元力により確実に内袋を開かせることができる。
蓋部内側に切刃部を設けたので、蓋部を口部にねじ込むことにより口部を切り開くことができ、使用直前まで第二剤を密封しておき、かつ使用する時には容易に開封して注出できる。
図4、図5に注入容器2を示す。
注入容器2は容器本体4と蓋部3からなり、容器本体4の内部に第二剤が収納されている。第二剤は二重容器30(図1参照)に収納されている第一剤に混合する液剤であり、第一剤と第二剤とを混合した混合液は例えば毛染めなど所定の効能を生じる。
二重容器30は、押圧変形可能な外容器32の内側面に内袋34を外容器32から剥離可能に備え、内袋34から内容物が流出されるとそれに伴って内袋34の容積が縮小する容器である。
内袋34には予め第一剤のみが収納してあり、第一剤に第二剤を注入して両者を混合すると、例えば毛染め剤としての効能を発揮する。尚第一剤は特に空気から遮断させる必要がない場合が多く、その場合には第一剤のみを収納した内袋34は外容器32の内面に沿った状態でよく、第二剤と混合したのち内袋34内から空気を押し出すようにする。
二重容器30は、口部31にポンプ機構を組み付けても、内部に連通した注出孔を櫛歯に有する櫛体(いずれも図示せず)などを取り付けてもよく、また外容器32と内袋34の間に形成される空間も外気と連通していても、空間に通ずる開口孔に弁機能(いずれも図示せず)を備えた構造でもよい。
注入容器2の蓋部3は、図3に示すように内側面にねじ部9を有し、頂壁10に注出口11と、2つの突状部材6が形成してある。突状部材6は図5に示すように注出口11を挟んだ両側に、2つの突状部材6の間隔が上で開くように斜め上方に延びており、更に押圧により両者の間隔が狭められても元の形状に復元する適度な弾性を有している。
容器本体4の口部5には図3に示すように膜体7が設けてあり、口部5は膜体7によって密閉され、第二剤が容器本体4内に密封されている。蓋部3は頂壁10の内側に先端を斜めに切り落とした円筒状の切れ刃12が設けてあり、蓋部3を容器本体4の口部5にねじ込むと切れ刃12が膜体7を口部5の内周に沿って切り開く。
蓋部3の下端には、帯状の切取片16が周状に蓋部3の下端の切断線17(図4参照)から切り取り可能に取り付けてある。切取片16が蓋部3に取り付けられていると切取片16が容器本体4の肩部15に当接し、切れ刃12が膜体7に達しない口部5の途中位置までしか蓋部5をねじ込むことができない。そして切取片16を蓋部3から取り外すと、蓋部3を口部5の終端までねじ込み、切れ刃12で膜体7を切り開いて口部5を開口させることができる。
次に、二重容器30の作用について説明する。
二重容器30に第二剤を注入するときは注入容器2の切取片16を蓋部3から切り取り、蓋部3を容器本体4の口部5にねじ込み、固定する。すると膜体7が切れ刃12による切り開かれて口部5が開口する。次に突状部材6をつまみその左右の間隔を狭め、図2に示すように突状部材6から二重容器30の口部31に注入容器2の蓋部3を挿入する。
図1に、蓋部3を挿入した状態を示す。蓋部3を口部31に挿入すると突状部材6は弾性を有していることから口部31内で拡がり、内袋34が横方向に大きく押し広げられる。したがって突状部材6の先方に空間が形成でき、容器本体4を側方より押圧すると第二剤が注出口11より注出され、内袋34の内面に留まることなく内袋34内にスムースに注入される。
第二剤を内袋34内に注入したなら、注入容器2を口部31から引き抜き、第一剤と第二剤とを混合し、口部31にポンプ機構、あるいは櫛体など(いずれも図示せず。)を取り付けて使用する。
このように突状部材6が左右に拡がることから第二剤が内袋34の内面や突状部材6に付着することがなく、第二剤を第一剤の中に直接投入して両者を容易に混合し、しかも第二剤が突状部材6に付着して引き出されることなく弾性変形により容易に注入容器2を二重容器30の口部31から引き抜くことができる。
尚上記実施形態では、二本の突状部材6を蓋部3に設けた例を挙げて説明したが、本発明にかかる二重容器用注入容器の突状部材6の数、形状等は上記例に限るものではない。
本発明にかかる二重容器用注入容器の一実施形態を示した部分断面図である。 二重容器用注入容器を示した部分断面図である。 二重容器用注入容器を示した断面図である。 二重容器用注入容器を示した正面図である。 二重容器用注入容器を示した斜視図である。
符号の説明
2 注入容器
3 蓋部
4 容器本体
5 口部
6 突状部材
7 膜体
9 ねじ部
10 頂壁
11 注出口
12 切れ刃
15 肩部
16 切取片
17 切断線
30 二重容器
31 口部
32 外容器
34 内袋

Claims (2)

  1. 内袋を外容器の内面に剥離可能に備え、該内袋内に第一剤を収納した二重容器であり、該二重容器の口部より第二剤を前記内袋内の第一剤に注入させ注入容器の口部に、二重容器の口部内側に挿入が可能で、かつ頂壁に第二剤を注出させる注出口が開口された蓋部を備え、該蓋部の頂壁上に、注出口の前方に向けて延びる弾性変形可能な突状部材を設けた二重容器用注入容器であって、
    前記蓋部の頂壁上に複数の突状部材を設け、複数の突状部材の間隔を狭めて二重容器の口部より挿入し、突状部材の弾性復元力を用いて二重容器内で突状部材の間隔を広げて前記内袋内面を押し広げることを特徴とした二重容器用注入容器。
  2. 前記蓋部内側に注入容器の口部に向けた切刃部を備え、該蓋部を口部にねじ込むと、予め密閉された口部を切刃部が切り開き開口させる請求項1記載の二重容器用注入容器。
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