JP2011140329A - 袋状容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価に製造できて、その補充作業の中断と再開とができる詰め替え容器を提供する。
【解決手段】可撓性袋本体と、この袋本体の開口部に装着された注出部材とで袋状容器を構成する。注出部材は筒形状で、袋本体の内側に位置する内側筒部2が有底で、かつ、袋本体に収容された内容物を注出部材の内部に流出させる流出孔21を側面に備える。この流出孔21を袋本体の外面から押さえることで補充作業を中断できる。また、補充作業の再開も容易である。
【選択図】図1

Description

本発明は、可撓性袋本体と、この袋本体の開口部に装着された注出部材とを備えて構成される袋状容器に関するものである。この袋状容器は、例えば、繰り返し使用容器に内容物を補充する詰め替え容器として有用である。このような袋状詰め替え容器は、液体洗剤、柔軟剤などのトイレタリー用品や、化粧水、乳液などの化粧品、あるいは食用油、インスタントコーヒーなどの食品を内容物として、広く使用されている。
液体洗剤などの容器は、洗剤を使用する時にその都度適切な量を計量して取り出す必要があるため、計量カップに注ぎやすいように、注出口にノズルを備えた剛性のあるプラスチック容器が、繰り返し使用容器として用いられている。この容器に対して、内容物を補充するための詰め替え用の容器としては、軟包装フィルムからなる柔軟なパウチに、注出口を形成した容器や、口栓を取付けた容器が一般的に使用されている。例えば、特許文献1では、柔軟なパウチに先細り状の開口部を設け、この開口部の内面に折り曲げ固定可能なロックプレートを取り付け、パウチから繰り返し使用容器に内容物を補充する際にこのロックプレートを折り曲げ固定することによって、内容物がこぼれることを防止している。なお、当然のことながら、このような詰め替え用容器は、繰り返し使用容器に比較して、安価であることが要求されている。
特許第3057658号公報
しかしながら、このようなパウチは、一旦補充作業を開始した後には、その開口部を閉鎖することが困難であり、このため、補充作業の途中で中断して残りの内容物を保管し、この後補充作業を再開することも困難であった。
そこで、本発明は、安価に製造できて、その補充作業の中断と再開とができる詰め替え容器を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、可撓性袋本体と、この袋本体の開口部に装着された注出部材とを備えて構成される袋状容器において、
前記注出部材が筒形状を有しており、前記袋本体の内側に位置する内側筒部と、外側に位置する外側筒部とを備えて構成されており、
前記内側筒部が有底で、かつ、袋本体に収容された内容物を注出部材の内部に流出させる流出孔を内側筒部の側面に備える、
ことを特徴とする袋状容器である。
この袋状容器は、袋本体の他に単一の部品を要するに過ぎないから、極めて安価に製造することができる。この袋状容器においては、袋本体に収容された内容物は、内側筒部の流出孔からその内部空洞に流入し、外側筒部から流出する。そして、袋本体の外側から前記流出孔を手指等で押さえることにより、袋本体を構成する可撓性のフィルムが流出孔を塞ぎ、その流出を中断することができる。なお、再開するときには、この流出孔を開けばよい。
次に、請求項2に記載の発明は、使用方法を明確にしたもので、すなわち、可撓性袋本体に、前記流出孔を押さえて内容物の流出を停止する旨の表示を備えることを特徴とする請求項1記載の袋状容器である。この発明によれば、その使用方法が消費者に明確となり、使用方法を誤ることがない。
また、請求項3に記載の発明は、指先で押えたときに内容物の流出を確実に停止できるようにしたもので、すなわち、前記流出孔の周縁が、指の腹の曲面に対応して凹んでいることを特徴とする請求項1又は2記載の袋状容器である。
また、請求項4に記載の発明は、この袋状容器を詰め替え用容器として繰り返し使用容器に内容物を補充する際、この繰り返し使用容器内の連続的なエア抜きを可能として、袋状容器の脈動を防止したものである。
すなわち、請求項4に記載の発明は、外側筒部に肩部が設けられており、この肩部に突起又凹状溝を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の袋状容器である。この袋状容器は、倒立してその外側筒部を繰り返し使用容器内部に差込むことによって、袋状容器から注出部材内部の空洞を通して繰り返し使用容器に内容物を移動させることができる。このとき、肩部の突起又凹状溝が繰り返し使用容器開口部周縁に当接し、繰り返し使用容器の空気は、この突起の間又は凹状溝を通路として外部に排出される。このため、内容物の補充に当たって脈動を起こすことなく連続的かつスムーズに補充が可能となる。
以上のように、本発明によれば、安価に製造できて、しかも、流出の中断と再開も容易である。
実施形態に係る注出部材の平面図 図1のX−X線の側断面図 図1のY−Y線の側断面図
本発明に係る袋状容器は、可撓性袋本体と、この袋本体の開口部に装着された注出部材とを備えて構成されるものである。可撓性袋本体は、三方シール袋、四方シール袋、ガゼット袋、スタンディングパウチ等、任意の袋が使用できる。袋本体を構成するフィルムも任意のものが使用できるが、透明で腰のあるフィルムが好ましい。透明なフィルムの場合、流出孔を外部から視認できる。また、フィルムに腰がある場合、手指等で一旦流出孔を塞いだ後、この手指等を離すことで自然に流出孔が開く。なお、内容物としては、液体又は粉体の内容物が好ましい。例えば、液体洗剤、柔軟剤などのトイレタリー用品や、化粧水、乳液などの化粧品、あるいは食用油、インスタントコーヒーなどが例示できる。
注出部材は、単一の部品から構成されたものでよく、この単一部品の他に部品を必要としない。この注出部材は内部が空洞で、一端が閉塞された筒形状を有するものである。ただし、この閉塞端部の近辺に流出孔を備える必要がある。
この注出部材は、その一部が袋本体の内側に位置し、他の部分が袋本体の外側に位置するように固定される。袋本体の内側に位置する部分は、閉塞された端部と前記流出孔である。他方、袋本体の外側に位置する部分は、開放端部である。そして、袋本体に収容された内容物は、前記流出孔、注出部材内部の空洞及び開放端部を流路として、外部に流出す
る。なお、閉塞された前記端部は、注出を中断した際の液戻りを促進するため、その閉塞部22が前記流出孔に向けて傾斜した形状を有している。
また、袋本体の外側に位置する部分に肩部を設け、この肩部に部分的に突起を設けた場合、例えば、外側筒部を繰り返し使用容器内部に差込んでも、繰り返し使用容器の開口部周縁に突起が当接するから、この突起と突起の間の隙間から繰り返し使用容器内部の空気を逃がすことができる。突起の代わりに凹状溝を設けた場合にも、この凹状溝から繰り返し使用容器内部の空気を逃がすことができる。
次に、図面を参照して本発明を説明する。
図面の図1は平面図、図2は図1のX−X線の側断面図、図3は図1のY−Y線の側断面図である。
図から分かるように、本発明に係る注出部材は一体に成形された単一の筒状部品から構成される。その中央には固定部1が設けられている。そして、口栓bを介してこの固定部1を両側から袋本体を構成するフィルムで挟み、接着することにより、袋本体の開口部に装着して、本発明に係る袋状容器を構成することができる。なお、袋本体には流出孔を押さえて内容物の流出を停止する旨の表示を備えていることが望ましい。
この固定部1の内側、すなわち、袋本体の内部に延在する内側筒部2は有底で、その端部は閉鎖されている。そして、この内側筒部2の側面には流出孔21が設けられている。なお、この流出孔21の周囲は、指の腹の面形状に対応する曲面状に凹んで形成されている。
このとき、流出孔21は、袋本体を構成するフィルムと向き合う位置にあるときを0度とすると、0度以上±60度以下の範囲内を向いていることが望ましい。流出孔21が±60度〜±90度の範囲内にあると、流出孔21を押えることが困難となり、補充作業の中断と再開とを容易に行うことができない。
また、この注出部材の外側、すなわち、袋本体の外側に延在する外側筒部3は、その端部が開放されている。このため、未使用時には、この外側筒部3の開放端部を密閉するシールを剥離可能に接着することが望ましい。また、これに加えて、この開放端部を覆うキャップを備えることが望ましい。また、この外側筒部3には、その周囲に張り出した肩部31が設けられており、この肩部31に線状突起3aが設けられている。
この袋状容器は次のように使用できる。すなわち、外側筒部3の開放端部を繰り返し使用容器内部に差込むと共に袋状容器を倒立させることにより、袋本体に収容された内容物は、流出孔、注出部材内部の空洞及び開放端部を流路として、繰り返し使用容器に移動する。このとき、繰り返し使用容器内部の空気は線状突起3aの間をとおって外部に排出される。次に、袋本体の外側から前記流出孔を手指等で押さえることにより、繰り返し使用容器への補充を中断して保管する。繰り返し使用容器への補充を再開するときには、再度外側筒部3の開放端部を繰り返し使用容器内部に差込んで倒立させればよい。
1 固定部
2 内側筒部
21 流出孔
22 閉塞部
3 外側筒部
31 肩部
3a 線状突起

Claims (4)

  1. 可撓性袋本体と、この袋本体の開口部に装着された注出部材とを備えて構成される袋状容器において、
    前記注出部材が筒形状を有しており、前記袋本体の内側に位置する内側筒部と、外側に位置する外側筒部とを備えて構成されており、
    前記内側筒部が有底で、かつ、袋本体に収容された内容物を注出部材の内部に流出させる流出孔を内側筒部の側面に備える、
    ことを特徴とする袋状容器。
  2. 可撓性袋本体に、前記流出孔を押さえて内容物の流出を停止する旨の表示を備えることを特徴とする請求項1記載の袋状容器。
  3. 前記流出孔の周縁が、指の腹の曲面に対応して凹んでいることを特徴とする請求項1又は2記載の袋状容器。
  4. 外側筒部に肩部が設けられており、この肩部に突起又凹状溝を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の袋状容器。
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