JP4342022B2 - 容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、必要な時のみ容易に開蓋することのできる容器に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
近年、液体製品、粉粒体製品の容器を使い捨てとせずに、詰替品を充填して繰り返し使用される場合が多くなっている。
詰替品を充填して繰り返し使用する容器として、注出口を有する中蓋を容器本体の開口部に螺合し、該中蓋の外周面に外蓋を螺合して該注出口を封止してなる容器が知られている(実開平7−33861号公報)。しかし、この容器は、外蓋を取り外す際に中蓋が共回りし、容器本体の開口部が必要がない時に開口する恐れがある。
【0003】
また、外蓋と中蓋との共回りを防止するために、ラチェット等により中蓋が回転しないようにした容器が知られている。この容器に詰替品を充填する際には、詰替品を内容物の注出口から注入するか、又は中蓋を無理に回転させて取り外さなければならないが、いずれの方法も手間が掛かり迅速な充填が困難である。また、注出口から充填する場合は、詰替品が外にこぼれ易く、中蓋を取り外して注入する場合は、中蓋の脱着を繰り返すことにより共回りの阻止機能が損なわれる恐れがある。
【0004】
また、容器は、誤って落下させてしまった場合や意図せずに使用した場合に容易に開蓋しないことが好ましい。
【0005】
本発明の第1の目的は、必要な時のみ容易に開蓋することのできる容器を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、注出口を介して内容物を容易に適量注出することができると共に、必要な時のみ容易に容器本体の開口部を開蓋して詰替品を容易且つ迅速に充填することのできる容器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、容器本体と、該容器本体の開口部に螺合されるキャップとからなり、上記容器本体は第1回転阻止部を有し、上記キャップは第2回転阻止部を有し、該第1回転阻止部と該第2回転阻止部との係合により、閉蓋時における該キャップの回転が阻止されるようになされている容器において、上記第1回転阻止部は、押圧変形されて上記第2回転阻止部との係合を解除するようになされていることを特徴とする容器を提供することにより、上記第1の目的を達成したものである。
【0007】
また、本発明は、上記キャップが、注出口を有するキャップ本体と該キャップ本体に螺合される計量キャップとからなる容器を提供することにより、上記第2の目的を達成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい一実施形態について図面を参照しながら説明する。
本実施形態の容器1は、図1又は図3に示すように、容器本体2と、該容器本体2の開口部21に螺合されるキャップ3とからなる。
【0009】
容器本体2は、上端において開口し、外周面にねじ溝を有する円筒状の開口部21と、内部に液体、粉粒体等を収容する中空の収容胴部22とからなる。
キャップ3は、上部に注出口31を有するキャップ本体32と、キャップ本体32に液密に螺合される計量キャップ33とからなる。キャップ本体32は、上下を仕切る仕切り板(図示せず)から上向きに突出した注出筒34と、注出筒34との間に液体回収空間(図示せず)を設けて注出筒34を囲繞し且つ注出筒34に上記仕切り板で結合された外壁部35とからなり、上記仕切り板の最下部に液体回収用の開口(図示せず)が設けられており、注出筒34には、その上端部から上記仕切り板の開口に達する軸方向の切り離し部36が形成されている。
キャップ3は、キャップ本体32の上記仕切り板より下部の外壁部35の内周面にねじ溝を有しており、容器本体2の開口部21に液密に螺合されるようになっている。また、キャップ3を開口部21に螺合させる際の回転方向と、キャップ本体32に計量キャップ33を螺合させる際の回転方向とは同じ右ねじ方向となっている。
【0010】
そして、容器本体2は第1回転阻止部4Aを有し、キャップ3は第2回転阻止部4Bを有し、第1回転阻止部4Aと第2回転阻止部4Bとの係合により、閉蓋時におけるキャップ3の回転が阻止されるようになされている。
【0011】
より詳細には、第2回転阻止部4Bは、キャップ3の内周面の下縁部近傍に複数の突起41,41・を設けて形成されており、第1回転阻止部4Aは、第2回転阻止部4Bの突起41と係合する複数の突起42,42・を、押圧により変形する押圧変形部43上に設けて形成されている。そして、図2に示されるように、それぞれ複数の突起41,41・と突起42,42・とが互いに係合することにより、キャップ3を螺合する際の回転方向と逆方向(図2中矢印Aで示す方向)へのキャップ3の回転が阻止されるようになっている。
【0012】
而して、第1回転阻止部4Aは、押圧変形されて第2回転阻止部4Bとの係合を解除するようになされている。
具体的には、第1回転阻止部4Aは、容器本体2の壁面に形成され、押圧により容器本体2の内部方向に変形する押圧変形部43と、該押圧変形部43に突設された突起42,42・とからなり、押圧変形部43を指で押圧変形させることにより、第1回転阻止部4Aの突起42,42・と該第2回転阻止部4Bの突起41,41・との係合が解除されるようになっている。
【0013】
押圧変形部43は、容器本体2の他の部分との間に略U字状のスリット44を設けて形成されており、その上端部は開口部21における突起42よりも上方に位置し、その下端部は開口部21より下方の容器本体2の中空胴部22に位置している。押圧変形部43は、押圧されると、上端部の容器本体2との結合部を可撓軸として下端部が容器本体2の内部に入り込むように弾性変形する。
そして、押圧変形部43の弾性変形に伴って、突起42,42・の位置が容器本体2の内側方向及び下方にずれ、それにより、突起42,42・と突起41,41・との係合が解除されるようになっている。
【0014】
尚、スリット44は薄肉又は蛇腹形状に一体成形されているか、又は図2に示すように、容器本体2の内側面に、スリット44を内方から覆うように、弾性且つ液不透過性の防漏シート45が貼着され、スリット44からの内容物の漏出が防止されるようになっている。
【0015】
本実施形態の容器1は、通常の中空容器と同様にして製造することができる。本実施形態の容器1は、図3に示すように、キャップ3を容器本体2の開口部21に螺合し、キャップ3の回転が、第1回転阻止部4Aと第2回転阻止部4Bとの係合により阻止された状態として使用される。
【0016】
この状態においては、キャップ3を回転させようとしても、第2回転阻止部4Bと第1回転阻止部4Aとの係合により、該キャップ3の回転が阻止される。このため、容器を落下させた場合や意図せずに使用した場合等に該キャップ3が外れることがなく、また、計量キャップ33を取り外す際に、キャップ本体32が共回りして開口部21から外れたり、開口部21から内容物が漏出することがない。また、内容物の注出の際には、適量が注出されるように注出口31から注出すれば良いので、容易に適量の内容物を注出することができる。
【0017】
容器1内の収容物を使い切り、詰替品を容器1に充填する際には、押圧変形部43を指にて外方から押圧する。この押圧により第1回転阻止部4Aの突起41,41・が図2中、白抜きの矢印で示す方向に移動し、突起42,42・と突起41,41・との係合が解除される。押圧を維持した状態において、同図中矢印Aで示す方向にキャップ3を回転させればキャップ3を容易に取り外すことができる。
そして、図1に示すように容器本体2の開口部21を開蓋した状態として、該開口部21から詰替品を充填すれば、詰替品をこぼすことなく容易且つ迅速に充填することができる。尚、突起41及び突起42は、キャップ3又は開口部21の周方向における一端部の高さと他端部の高さとが異なっており、キャップ3を開口部21に螺合させる際には、第1回転阻止部4Aを指で押圧しなくてもキャップ3を螺合装着させることができるようになっている。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、必要な時のみ容易に開蓋することのできる容器を提供することができる。また、本発明によれば、注出口を介して内容物を容易に適量注出することができると共に、必要な時のみ容易に容器本体の開口部を開蓋して詰替品を容易且つ迅速に充填することのできる容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の容器の一実施形態を一部省略して示す分解斜視図である。
【図2】図2は、図1に示す容器の横断面(第1回転阻止部の突起横切る平面による横断面)を一部省略して示す断面図である。
【図3】図3は、図1に示す容器の全体を示す側面図である。
【符号の説明】
1 容器(液体注出容器)
2 容器本体
21 開口部
22 収容胴部
23 把持部
3 キャップ
31 注出口
32 キャップ本体
33 計量キャップ
4A 第1回転阻止部
42 突起
43 押圧変形部
4B 第2回転阻止部
41 突起

Claims (3)

  1. 容器本体と、該容器本体の開口部に螺合されるキャップとからなり、上記容器本体は第1回転阻止部を有し、上記キャップは第2回転阻止部を有し、該第1回転阻止部と該第2回転阻止部との係合により、閉蓋時における該キャップの回転が阻止されるようになされている容器において、
    上記容器本体は、上記開口部と、該開口部を上記キャップで閉蓋した状態においても該キャップに覆われない収容胴部を有しており、
    上記容器本体の壁面に、押圧によって該容器本体の内部方向に弾性変形する押圧変形部が形成され、該押圧変形部に、上記キャップの内周面に形成された第2回転阻止部の突起と係合する、第1回転阻止部の突起を有しており、
    上記押圧変形部は、上記容器本体の他の部分との間にU字状のスリットを設けて形成されており、該スリットは、上記開口部の円筒状の壁面における上記第1回転阻止部の突起よりも上方の位置から、該開口部よりも下方に位置する上記収容胴部の壁面に亘って形成されており、
    上記第1回転阻止部は、上記押圧変形部を押圧して変形させることにより、上記第2回転阻止部との係合を解除するようになされていることを特徴とする容器。
  2. 上記スリットからの内容物の漏出が、上記容器本体のスリット部に設けられた薄肉部若しくは蛇腹形状部、又は該容器本体に設けられた弾性且つ液不透過性の防漏シートによって、防止されている、請求項1記載の容器。
  3. 上記キャップが、注出口を有するキャップ本体と該キャップ本体に螺合される計量キャップとからなる請求項1又は2記載の容器。
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