JPH0977150A - ２液混合化粧料 - Google Patents
２液混合化粧料Info
- Publication number
- JPH0977150A JPH0977150A JP7257115A JP25711595A JPH0977150A JP H0977150 A JPH0977150 A JP H0977150A JP 7257115 A JP7257115 A JP 7257115A JP 25711595 A JP25711595 A JP 25711595A JP H0977150 A JPH0977150 A JP H0977150A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- container
- sealing plug
- mixed
- cosmetic
- Prior art date
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D81/00—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
- B65D81/32—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
- B65D81/3205—Separate rigid or semi-rigid containers joined to each other at their external surfaces
- B65D81/3211—Separate rigid or semi-rigid containers joined to each other at their external surfaces coaxially and provided with means facilitating admixture
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Package Specialized In Special Use (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の１容器内に２液を保存する化粧料は、
容器内を２部屋に区画しそれぞれの区画内の液を２つの
ポンプ手段により汲み上げ噴出直前に両液を混合する構
造のため２液を充分に混ぜ合わせて噴出させることがで
きないという課題が存在した。 【解決手段】 容器と、該容器内部を一液部と他液部と
の流通可能な２区画に隔てる封止栓と、一液部と他液部
にそれぞれ充填される異種の化粧液と、容器外部から操
作できるねじ機構と一端がこのねじ機構に連結し他端が
封止栓に係合する棒状体とからなる封止栓離脱機構と、
一液部側先端に設けられるノズルから構成することとし
た。
容器内を２部屋に区画しそれぞれの区画内の液を２つの
ポンプ手段により汲み上げ噴出直前に両液を混合する構
造のため２液を充分に混ぜ合わせて噴出させることがで
きないという課題が存在した。 【解決手段】 容器と、該容器内部を一液部と他液部と
の流通可能な２区画に隔てる封止栓と、一液部と他液部
にそれぞれ充填される異種の化粧液と、容器外部から操
作できるねじ機構と一端がこのねじ機構に連結し他端が
封止栓に係合する棒状体とからなる封止栓離脱機構と、
一液部側先端に設けられるノズルから構成することとし
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は２液混合化粧料に
係り、その目的は性質の異なる２液を１容器内で保存で
き且つ使用時には２液を完全に混合した状態で得ること
ができるとともに、安価に製造できる２液混合化粧料を
提供することにある。
係り、その目的は性質の異なる２液を１容器内で保存で
き且つ使用時には２液を完全に混合した状態で得ること
ができるとともに、安価に製造できる２液混合化粧料を
提供することにある。
【０００２】
【従来の技術】従来、使用時には２液を混合させて使用
するが使用直前までは混合させてはいけない化粧料は、
保存時などの使用前は別々の容器に入れられていた。こ
れらの化粧料としては、２液タイプの染毛剤、コールド
パーマネント剤等がある。これらの化粧料は、いずれも
その各液が酸化剤、還元剤の全く逆の化学反応をする化
粧料液であるため、予め混合しておくと使用時に染毛効
果やコールドパーマ効果を奏しない問題があった。その
ため、使用者がこれらの化粧料を使用する際には、その
都度２つの容器から別々に液体を出して混ぜなければな
らず面倒であった。上記欠点を解消する技術として、実
開平４−１３５４６９号公報において、２部屋に区画さ
れた１つの容器内に２液を入れてポンプ手段により２液
を同時に噴出させる技術が提案されている。
するが使用直前までは混合させてはいけない化粧料は、
保存時などの使用前は別々の容器に入れられていた。こ
れらの化粧料としては、２液タイプの染毛剤、コールド
パーマネント剤等がある。これらの化粧料は、いずれも
その各液が酸化剤、還元剤の全く逆の化学反応をする化
粧料液であるため、予め混合しておくと使用時に染毛効
果やコールドパーマ効果を奏しない問題があった。その
ため、使用者がこれらの化粧料を使用する際には、その
都度２つの容器から別々に液体を出して混ぜなければな
らず面倒であった。上記欠点を解消する技術として、実
開平４−１３５４６９号公報において、２部屋に区画さ
れた１つの容器内に２液を入れてポンプ手段により２液
を同時に噴出させる技術が提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記した技術は、噴出
の際２液に共通の通路を通らせることにより両者を混合
させようとするものであるが、ステム内で噴出直前に混
合する構造であり噴出通路は短いため２液を充分に混ぜ
合わせて噴出させることができず、噴出された液は一液
単独、他液単独、一液と他液の混合液の３タイプの液が
噴出されることとなり、毛髪に当たった液がどの液であ
るかによって化粧効果のムラが生じるという課題が存在
した。また、ポンプ手段を用いるため高価であるととも
に、２液の粘度差が大きいと両液の噴出量に差が生じて
しまうという課題も存在した。更に、噴出させるまでに
２〜３回のポンプの空打ちが必要であるため、使用感が
悪いという課題も存在した。
の際２液に共通の通路を通らせることにより両者を混合
させようとするものであるが、ステム内で噴出直前に混
合する構造であり噴出通路は短いため２液を充分に混ぜ
合わせて噴出させることができず、噴出された液は一液
単独、他液単独、一液と他液の混合液の３タイプの液が
噴出されることとなり、毛髪に当たった液がどの液であ
るかによって化粧効果のムラが生じるという課題が存在
した。また、ポンプ手段を用いるため高価であるととも
に、２液の粘度差が大きいと両液の噴出量に差が生じて
しまうという課題も存在した。更に、噴出させるまでに
２〜３回のポンプの空打ちが必要であるため、使用感が
悪いという課題も存在した。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するためになされたものであって、請求項１の２液混
合化粧料では、容器と、該容器内部を一液部と他液部と
の流通可能な２区画に隔てる封止栓と、一液部と他液部
にそれぞれ充填される異種の化粧液と、容器外部から操
作できるねじ機構と一端がこのねじ機構に連結し他端が
封止栓に係合する棒状体とからなる封止栓離脱機構と、
一液部側先端に設けられるノズルからなることとした。
請求項２の２液混合化粧料では、請求項１記載の２液混
合化粧料において他液部端に前記棒状体一端に係合する
吐出用弾性体ボタンが設けられてなることとした。請求
項３の２液混合化粧料では、請求項１又は請求項２記載
の２液混合化粧料においてねじ機構に回転止めが設けら
れてなることとした。
決するためになされたものであって、請求項１の２液混
合化粧料では、容器と、該容器内部を一液部と他液部と
の流通可能な２区画に隔てる封止栓と、一液部と他液部
にそれぞれ充填される異種の化粧液と、容器外部から操
作できるねじ機構と一端がこのねじ機構に連結し他端が
封止栓に係合する棒状体とからなる封止栓離脱機構と、
一液部側先端に設けられるノズルからなることとした。
請求項２の２液混合化粧料では、請求項１記載の２液混
合化粧料において他液部端に前記棒状体一端に係合する
吐出用弾性体ボタンが設けられてなることとした。請求
項３の２液混合化粧料では、請求項１又は請求項２記載
の２液混合化粧料においてねじ機構に回転止めが設けら
れてなることとした。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る２液混合化粧
料の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図
１は、本発明に係る２液混合化粧料の実施形態の一例を
示す断面図である。この例における２液混合化粧料１
は、容器２と、該容器内部を一液部２ａと他液部２ｂと
の流通可能な２区画に隔てる封止栓３と、一液部と他液
部にそれぞれ充填される異種の化粧液４と、容器外部か
ら操作できるねじ機構５とこのねじ機構に連結して封止
栓に係合する棒状体６とからなる封止栓離脱機構と、一
液部側先端に設けられるノズル７と、棒状体に係合する
吐出用弾性体ボタン８と、回転止め９と、蓋部１０とか
らなる。一液部２ａと他液部２ｂにそれぞれ充填される
化粧液４は、使用時には２液を混合させて使用するが使
用直前までは混合させてはいけない化粧液であり、２液
タイプの染毛剤、コールドパーマネント剤等をその例と
して挙げることができる。これらの化粧料は、その各液
が酸化剤、還元剤の全く逆の化学反応をする化粧料液で
あるため、予め混合しておくと使用時に染毛効果やコー
ルドパーマ効果を奏しなくなってしまうものである。容
器２の材質については特に限定されないが、透明である
ことが好ましい。容器を透明にすることにより、容器内
での２液の混合状態を肉眼で確認することができ、確実
な混合状態を得ることができる。図２は、封止栓３の外
観図を示す。封止栓３は、図２に示すように、有底筒状
部３ａと該有底筒状部外縁から放射状に伸びる複数の薄
板３ｂから構成されている。封止栓３の材質のうち、有
底筒状部３ａの材質については特に限定されないが、薄
板３ｂの材質は適度な力が加わることにより折れ曲がる
ポリエチレン等の材質であることが好ましい。また、吐
出用弾性体ボタン８は、指圧で容易に変形でき指圧を除
去すると素早く復元するゴム等の材質で形成される。ね
じ部には回転止め９が設けられ、使用前にねじ５が回転
することがないようになっている。この回転止め９は使
用時に容易に取り外せれば、形状、材質は特に限定され
ず、切り欠き部を有するリング形状のもの等を例として
挙げることができる。
料の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図
１は、本発明に係る２液混合化粧料の実施形態の一例を
示す断面図である。この例における２液混合化粧料１
は、容器２と、該容器内部を一液部２ａと他液部２ｂと
の流通可能な２区画に隔てる封止栓３と、一液部と他液
部にそれぞれ充填される異種の化粧液４と、容器外部か
ら操作できるねじ機構５とこのねじ機構に連結して封止
栓に係合する棒状体６とからなる封止栓離脱機構と、一
液部側先端に設けられるノズル７と、棒状体に係合する
吐出用弾性体ボタン８と、回転止め９と、蓋部１０とか
らなる。一液部２ａと他液部２ｂにそれぞれ充填される
化粧液４は、使用時には２液を混合させて使用するが使
用直前までは混合させてはいけない化粧液であり、２液
タイプの染毛剤、コールドパーマネント剤等をその例と
して挙げることができる。これらの化粧料は、その各液
が酸化剤、還元剤の全く逆の化学反応をする化粧料液で
あるため、予め混合しておくと使用時に染毛効果やコー
ルドパーマ効果を奏しなくなってしまうものである。容
器２の材質については特に限定されないが、透明である
ことが好ましい。容器を透明にすることにより、容器内
での２液の混合状態を肉眼で確認することができ、確実
な混合状態を得ることができる。図２は、封止栓３の外
観図を示す。封止栓３は、図２に示すように、有底筒状
部３ａと該有底筒状部外縁から放射状に伸びる複数の薄
板３ｂから構成されている。封止栓３の材質のうち、有
底筒状部３ａの材質については特に限定されないが、薄
板３ｂの材質は適度な力が加わることにより折れ曲がる
ポリエチレン等の材質であることが好ましい。また、吐
出用弾性体ボタン８は、指圧で容易に変形でき指圧を除
去すると素早く復元するゴム等の材質で形成される。ね
じ部には回転止め９が設けられ、使用前にねじ５が回転
することがないようになっている。この回転止め９は使
用時に容易に取り外せれば、形状、材質は特に限定され
ず、切り欠き部を有するリング形状のもの等を例として
挙げることができる。
【０００６】次に、この２液混合化粧料の使用方法につ
いて図３及び図４を参照しつつ説明する。回転止め９を
取外してねじ５を順方向へと回転させると、棒状体６が
ねじの進行とともに容器内に押しこまれ、棒状体６の先
端に係合する封止栓３に矢印方向の力が加わる。する
と、封止栓３の薄板３ｂは加えられた力により、図３に
示すように変形する。薄板３ｂが変形することにより、
一液部２ａと他液部２ｂを隔てていた封止栓３が一液部
２ａ側に押し込まれ、両液部が相互に流通可能となり両
液が混合される。更に、封止栓３が一液部２ａ側に押し
込まれた状態で容器全体を振ることにより、２液の混合
を助長することができる。また、吐出用弾性体ボタン８
を押すことにより、封止栓３を更に奥まで押し込むこと
ができるとともに容器内圧力を上げることができるた
め、２液の混合をより速やかに行うことができる。上述
したように、この２液混合化粧料では容器内容積全体を
用いて２液を混合させる構造であるため、２液の性質
（粘度等）が大きく異なる場合においても、確実に混合
された液体を注出液として得ることが可能である。
いて図３及び図４を参照しつつ説明する。回転止め９を
取外してねじ５を順方向へと回転させると、棒状体６が
ねじの進行とともに容器内に押しこまれ、棒状体６の先
端に係合する封止栓３に矢印方向の力が加わる。する
と、封止栓３の薄板３ｂは加えられた力により、図３に
示すように変形する。薄板３ｂが変形することにより、
一液部２ａと他液部２ｂを隔てていた封止栓３が一液部
２ａ側に押し込まれ、両液部が相互に流通可能となり両
液が混合される。更に、封止栓３が一液部２ａ側に押し
込まれた状態で容器全体を振ることにより、２液の混合
を助長することができる。また、吐出用弾性体ボタン８
を押すことにより、封止栓３を更に奥まで押し込むこと
ができるとともに容器内圧力を上げることができるた
め、２液の混合をより速やかに行うことができる。上述
したように、この２液混合化粧料では容器内容積全体を
用いて２液を混合させる構造であるため、２液の性質
（粘度等）が大きく異なる場合においても、確実に混合
された液体を注出液として得ることが可能である。
【０００７】以上のようにして混合された液は、ノズル
７より注出される。このとき、吐出用弾性体ボタン８を
押して液体に圧力を加えることにより、優れた注出性を
得ることができる。吐出用弾性体ボタン８は、押すのを
やめると元の形に復元されこのとき容器内圧力を下げる
ため、液切れ性も優れたものとなる。また、吐出用弾性
体ボタン８は、容器に入れる液体の性質（粘度等）によ
り、使用する弾性体の材質を使い分けることができる。
すなわち、粘度が高く注出しにくい液体を使用する場合
には変形の容易な弾性体を用い、粘度が低く注出し易い
液体を使用する場合には変形しにくい弾性体を用いると
よい。また、吐出用弾性体ボタン８は、その弾性的性質
により液垂れを防止するシールの役割も果たす。
７より注出される。このとき、吐出用弾性体ボタン８を
押して液体に圧力を加えることにより、優れた注出性を
得ることができる。吐出用弾性体ボタン８は、押すのを
やめると元の形に復元されこのとき容器内圧力を下げる
ため、液切れ性も優れたものとなる。また、吐出用弾性
体ボタン８は、容器に入れる液体の性質（粘度等）によ
り、使用する弾性体の材質を使い分けることができる。
すなわち、粘度が高く注出しにくい液体を使用する場合
には変形の容易な弾性体を用い、粘度が低く注出し易い
液体を使用する場合には変形しにくい弾性体を用いると
よい。また、吐出用弾性体ボタン８は、その弾性的性質
により液垂れを防止するシールの役割も果たす。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１に係る発
明は、容器と、該容器内部を一液部と他液部との流通可
能な２区画に隔てる封止栓と、一液部と他液部にそれぞ
れ充填される異種の化粧液と、容器外部から操作できる
ねじ機構と一端がこのねじ機構に連結し他端が封止栓に
係合する棒状体とからなる封止栓離脱機構と、一液部側
先端に設けられるノズルからなることを特徴とする２液
混合化粧料であるから、以下に述べる効果を奏する。す
なわち、混合させて保存することができない２液性化粧
料を１容器内で保存することができ、使用勝手が良い。
また、使用時には手を汚すことなく容器内において簡単
且つ確実に２液を混合させることができるため、注出時
に２液が完全に混合された化粧料を得ることができる。
そのため、化粧液の混合むらによる化粧むらが発生しな
い。また、液体注出のためのポンプ機構を必要としない
ため、容易且つ安価に製造することができる。請求項２
に係る発明は、他液部端に前記棒状体一端に係合する吐
出用弾性体ボタンが設けられてなることを特徴とする請
求項１記載の２液混合化粧料であるから、上記効果に加
えて以下に述べる効果を奏する。すなわち、吐出用弾性
体ボタンを押すことにより、封止栓を更に奥まで押し込
むことができるとともに容器内圧力を上げることができ
るため、２液の混合を速やか且つ確実に行うことができ
る。また、吐出用弾性体ボタンを押して液体に圧力を加
えることにより、優れた注出性を得ることができる。さ
らに、吐出用弾性体ボタンは、押すのをやめると元の形
に復元されこのとき容器内圧力を下げるため、液切れ性
も優れたものとなる。しかも、弾性体吐出用ボタンはシ
ールの役割も果たすため、液垂れを防止することができ
る。請求項３に係る発明は、前記ねじ機構に誤動作防止
用の回転止めが設けられてなることを特徴とする請求項
１又は請求項２記載の２液混合化粧料であるから、上記
効果に加えて以下に述べる効果を奏する。すなわち、誤
ってねじを回転させてしまうことによる２液の混合及び
注出を防ぐことができ、化粧料の効果を約束し且つ使用
前に化粧液を無駄に損失してしまう恐れがない。
明は、容器と、該容器内部を一液部と他液部との流通可
能な２区画に隔てる封止栓と、一液部と他液部にそれぞ
れ充填される異種の化粧液と、容器外部から操作できる
ねじ機構と一端がこのねじ機構に連結し他端が封止栓に
係合する棒状体とからなる封止栓離脱機構と、一液部側
先端に設けられるノズルからなることを特徴とする２液
混合化粧料であるから、以下に述べる効果を奏する。す
なわち、混合させて保存することができない２液性化粧
料を１容器内で保存することができ、使用勝手が良い。
また、使用時には手を汚すことなく容器内において簡単
且つ確実に２液を混合させることができるため、注出時
に２液が完全に混合された化粧料を得ることができる。
そのため、化粧液の混合むらによる化粧むらが発生しな
い。また、液体注出のためのポンプ機構を必要としない
ため、容易且つ安価に製造することができる。請求項２
に係る発明は、他液部端に前記棒状体一端に係合する吐
出用弾性体ボタンが設けられてなることを特徴とする請
求項１記載の２液混合化粧料であるから、上記効果に加
えて以下に述べる効果を奏する。すなわち、吐出用弾性
体ボタンを押すことにより、封止栓を更に奥まで押し込
むことができるとともに容器内圧力を上げることができ
るため、２液の混合を速やか且つ確実に行うことができ
る。また、吐出用弾性体ボタンを押して液体に圧力を加
えることにより、優れた注出性を得ることができる。さ
らに、吐出用弾性体ボタンは、押すのをやめると元の形
に復元されこのとき容器内圧力を下げるため、液切れ性
も優れたものとなる。しかも、弾性体吐出用ボタンはシ
ールの役割も果たすため、液垂れを防止することができ
る。請求項３に係る発明は、前記ねじ機構に誤動作防止
用の回転止めが設けられてなることを特徴とする請求項
１又は請求項２記載の２液混合化粧料であるから、上記
効果に加えて以下に述べる効果を奏する。すなわち、誤
ってねじを回転させてしまうことによる２液の混合及び
注出を防ぐことができ、化粧料の効果を約束し且つ使用
前に化粧液を無駄に損失してしまう恐れがない。
【図１】本発明に係る２液混合化粧料の実施形態の一例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図２】本発明に係る２液混合化粧料の封止栓の実施形
態の一例を示す外観図である。
態の一例を示す外観図である。
【図３】本発明に係る２液混合化粧料の使用時の封止栓
の実施形態の一例を示す外観図である。
の実施形態の一例を示す外観図である。
【図４】本発明に係る２液混合化粧料の使用状態を示す
断面図である。
断面図である。
１ ２液混合化粧料 ２ 容器 ３ 封止栓 ２ａ 一液部 ２ｂ 他液部 ４ 化粧液 ５ ねじ機構 ６ 棒状体 ７ ノズル ８ 吐出用弾性体ボタン ９ 回転止め
Claims (3)
- 【請求項１】 容器と、該容器内部を一液部と他液部と
の流通可能な２区画に隔てる封止栓と、一液部と他液部
にそれぞれ充填される異種の化粧液と、容器外部から操
作できるねじ機構と一端がこのねじ機構に連結し他端が
封止栓に係合する棒状体とからなる封止栓離脱機構と、
一液部側先端に設けられるノズルからなることを特徴と
する２液混合化粧料。 - 【請求項２】 前記棒状体一端に係合する吐出用弾性体
ボタンが他液部端に設けられてなることを特徴とする請
求項１記載の２液混合化粧料。 - 【請求項３】 前記ねじ機構に回転止めが設けられてな
ることを特徴とする請求項１又は請求項２記載の２液混
合化粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7257115A JPH0977150A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | ２液混合化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7257115A JPH0977150A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | ２液混合化粧料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0977150A true JPH0977150A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17301948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7257115A Pending JPH0977150A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | ２液混合化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0977150A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0945364A3 (de) * | 1998-03-23 | 2000-03-01 | Wella Aktiengesellschaft | Zweikomponentenbehälter |
| WO2011062524A1 (ru) * | 2009-11-20 | 2011-05-26 | Agarkov Andrey Vyacheslavovich | Упаковка |
| CN103029913A (zh) * | 2011-09-30 | 2013-04-10 | 汤维哲 | 双重染剂容器 |
| JP2020019491A (ja) * | 2018-07-30 | 2020-02-06 | 株式会社吉野工業所 | 吐出容器 |
-
1995
- 1995-09-07 JP JP7257115A patent/JPH0977150A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0945364A3 (de) * | 1998-03-23 | 2000-03-01 | Wella Aktiengesellschaft | Zweikomponentenbehälter |
| WO2011062524A1 (ru) * | 2009-11-20 | 2011-05-26 | Agarkov Andrey Vyacheslavovich | Упаковка |
| CN103029913A (zh) * | 2011-09-30 | 2013-04-10 | 汤维哲 | 双重染剂容器 |
| JP2020019491A (ja) * | 2018-07-30 | 2020-02-06 | 株式会社吉野工業所 | 吐出容器 |
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