JPH11227774A - 二種混合容器 - Google Patents

二種混合容器

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JPH11227774A
JPH11227774A JP10027103A JP2710398A JPH11227774A JP H11227774 A JPH11227774 A JP H11227774A JP 10027103 A JP10027103 A JP 10027103A JP 2710398 A JP2710398 A JP 2710398A JP H11227774 A JPH11227774 A JP H11227774A
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JP
Japan
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container
type mixing
mixture
medicine
mixing container
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Withdrawn
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JP10027103A
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English (en)
Inventor
Takeshi Babe
健 馬部
Akihito Torii
晶仁 鳥居
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11227774A publication Critical patent/JPH11227774A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/32Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
    • B65D81/3205Separate rigid or semi-rigid containers joined to each other at their external surfaces
    • B65D81/3211Separate rigid or semi-rigid containers joined to each other at their external surfaces coaxially and provided with means facilitating admixture

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は隔離して保存された2種の薬剤を簡
単な操作で混合して取り出されることを課題とする。 【解決手段】 二種混合容器21は、薬剤Aが収納され
た第1容器22と、薬剤Bが収納された第2容器23
と、第2容器23の下部開口24を密閉するアルミシー
ト25と、第1容器22と第2容器23との間に介在さ
るカッタ26とから構成されている。第1容器22の下
端には、小径な吐出口31を有するくびれ部32と、く
びれ部32の端部に一体成形された球形のもぎり栓33
とが設けられている。カッタ26は、操作部37が押圧
操作されて第2容器23が下方に移動する過程でアルミ
シート25を突き破ると共に、第2容器23に収納され
た薬剤Bがカッタ26の貫通孔35を通過して第1容器
22側に投入される。これにより、薬剤Aと薬剤Bが混
合され、吐出口31から取り出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2種の薬剤を隔離し
て保存し、使用する直前に2種の薬剤を混合させて取り
出すよう構成した二種混合容器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に頭髪を染色する染色剤、あるいは
ビタミンCを含む化粧水等では、2種類の薬剤を混合さ
せた状態で使用するものがある。これは、予め工場等で
2種の薬剤を混合して在庫すると、保存性が悪くなった
り、あるいは混合された薬剤の特性が変化する場合があ
るからである。したがって、上記のような2種の薬剤を
混合して使用するものでは、夫々の薬剤が混ざらない状
態で個別に収納でき、かつ使用直前に2種の薬剤を混合
しうる構成とされた二種混合容器に充填された状態で販
売される。
【0003】図8は従来の二種混合容器の一例を示す図
である。図8(A)〜(C)に示されるように、従来の
二種混合容器は、大略、第1剤としてのローションが収
納された第1の容器1と、第2剤としてのパウダが収納
された第2の容器2と、2種の薬剤を混合した後に使用
されるスクイズ栓3とから構成されている。
【0004】第1の容器1は、下部に液状のローション
Aが収納される収納室4が形成され、収納室4の上部に
は第2の容器2又はスクイズ栓3が螺合されるおねじ5
が形成されている。また、おねじ5の内周側には、上部
開口6と収納室4を連通する連通路7が設けられてい
る。第2の容器2は、内部にパウダBを収納する収納室
8が画成され、収納室8の下部開口がアルミシート9に
より密閉されている。また、収納室8の下方には、第1
の容器1のおねじ5に螺合しうるめねじ10が設けられ
ている。
【0005】スクイズ栓3は、内部が中空となってお
り、下部には第1の容器1のおねじ5に螺合しうるめね
じ11が設けられている。そして、スクイズ栓3の上部
には、栓12が螺合される吐出口13が形成されてい
る。また、スクイズ栓3は、PE(ポリエチレン)等よ
りなり、2種の薬剤を混合した混合物を外側から押し出
すことができるようにスポイト状に形成されている。す
なわち、吐出口13は、先端部分が絞られているので、
スクイズ栓3が側方から押圧されると、収納室4から内
部空間14内に充填された2種の混合物を適量ずつ抽出
できるようになっている。
【0006】ここで、上記のように構成された従来の二
種混合容器の使用方法について説明する。図9(A)〜
(D)は従来の二種混合容器の使用方法を段階的に示す
工程図である。まず、図9(A)に示されるように、第
1の容器1のおねじ5に第2の容器2のめねじ10が螺
合され、第1の容器1の上部に第2の容器2が結合され
た状態に組み合わせられている。
【0007】次に、図9(B)に示されるように、第1
の容器1と第2の容器2とを相対回転させて互いに近接
する方向に移動させる。これにより、第1の容器1のお
ねじ5と第2の容器2のめねじ10が螺合しているの
で、おねじ5の端部が第2の容器2に設けられた収納室
8の下部開口を密閉するアルミシート9を突き破る。そ
のため、第2の容器2の収納室8に収納されたパウダB
がアルミシート9の開封部分及び第1の容器1の連通路
7を通過して下方に落下し、第1の容器1の収納室4に
投入される。よって、第1の容器1の収納室4では、第
2の容器2に収納されていたパウダBと第1の容器1に
収納されていたローションAとが混合される。この状態
で二種混合容器を振ることにより、収納室4で混合され
たパウダBとローションAとが攪拌されて均一に混合さ
れる。これで、収納室4においては、ローションAとパ
ウダBとが混合されて流動性を有する混合物Cが生成さ
れる。
【0008】次に、図9(C)に示されるように、第2
の容器2を開封時と逆方向に回動させて第1の容器1か
ら分離させた後、第1の容器1のおねじ5にスクイズ栓
3のめねじ11を螺合させてスクイズ栓3を第1の容器
1のおねじ5に装着する。次に、図9(D)に示される
ように、スクイズ栓3の先端に螺合された栓12を外し
て吐出口13を開とする。この後、吐出口13を下方に
向けることにより第1の容器1の収納室4で混合された
混合物Cがスクイズ栓3の内部空間14に充填される。
この状態のままスクイズ栓3の側面が両方向から押圧さ
れると、吐出口13から混合物Cが吐出される。そし
て、混合物Cが適量の吐出されるた後、スクイズ栓3の
吐出口13を栓12により閉塞する。
【0009】この後、上記混合物Cを使用する際は、栓
12をスクイズ栓3の吐出口13から外すことにより数
回に分けて混合物Cを取り出すことができる。これで、
従来の二種混合容器の一連の使用手順が終了する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の二種
混合容器では、上記のように第1の容器1と、第2の容
器2と、スクイズ栓3とから構成されているため、構成
点数が多く、その分製造工程が複雑化して製造時の手間
が増えるばかりか製造コストが高価となるといった問題
がある。
【0011】さらに、上記従来の二種混合容器において
は、2種の薬剤を混合させる際には第1の容器1と第2
の容器2とを螺合させた状態とし、2種の薬剤A,Bが
混合された後は、第2の容器2とスクイズ栓3とを交換
した後、スクイズ栓3から混合物Cを押し出すといった
面倒な操作をしなければならい。そのため、利用者にと
ってこのような煩雑な操作が面倒であるばかりか、時間
のない状況下、あるいは落ちつかない場所等での使用が
できず、使用する環境が制限されて不便であるといった
問題もある。
【0012】そこで、本発明は上記問題を解決した二種
混合容器を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。上記請求項1
記載の発明は、第1剤が収納された第1容器と、該第1
容器に対し相対変位可能に組み合わされ、第2剤が収納
された第2容器と、前記第1容器の開口と前記第2容器
の開口の少なくとも一方を密閉する封板と、前記第1容
器と前記第2容器との間に介在され、前記第1容器と前
記第2容器とが近接方向に移動する過程で前記封板を開
封する開封部材と、からなり、前記開封部材により連通
された通路を介して前記第1剤と前記第2剤とを混合さ
せて混合物を生成し、前記第1容器又は前記第2容器の
何れか一方から前記混合物を取り出すことを特徴とする
ものである。
【0014】従って、請求項1記載の発明によれば、第
1容器と第2容器とを組み合わせた状態のまま第1剤と
第2剤とを混合させて混合物を生成し、第1容器又は第
2容器の何れか一方から混合物を取り出すため、従来の
ものよりも混合物の生成、取り出し操作を容易に行える
と共に、部品点数を削減して製造コストを安価にでき
る。
【0015】また、請求項2記載の発明は、前記請求項
1記載の二種混合容器において、前記第1容器又は前記
第2容器の少なくとも一方が押圧操作されることにより
近接方向に摺動して前記封板を前記開封部材により開封
させることを特徴とするものである。従って、請求項2
記載の発明によれば、第1容器又は前記第2容器の少な
くとも一方が押圧操作されることにより近接方向に摺動
して封板を開封部材により開封させるため、第1剤と第
2剤とを混合させて混合物を生成する際の操作が簡単に
行うことができ、短時間で混合物を生成することができ
る。
【0016】また、請求項3記載の発明は、前記請求項
1及び2記載の二種混合容器において、前記第1容器又
は前記第2容器の少なくとも一方が側方からの押圧操作
により内部の混合物を吐出させるスクイズ材からなるこ
とを特徴とするものである。従って、請求項3記載の発
明によれば、第1容器又は第2容器の少なくとも一方が
側方からの押圧操作により内部の混合物を吐出させるス
クイズ材からなるため、第1容器と第2容器とを組み合
わせた状態のまま混合物を容易に取り出すことができ
る。
【0017】また、請求項4記載の発明は、前記請求項
3記載の二種混合容器において、前記スクイズ材からな
る容器が、吐出口を閉塞するもぎ取り栓が一体形成され
ることを特徴とするものである。従って、請求項4記載
の発明によれば、スクイズ材からなる容器が吐出口を閉
塞するもぎ取り栓が一体形成されるため、第1剤と第2
剤とを混合させて混合物を生成させた後、混合物を取り
出す際の操作が簡単に行える。
【0018】また、請求項5記載の発明は、前記請求項
1乃至4記載の二種混合容器において、前記第1容器又
は前記第2容器の少なくとも一方が内部の状態を視認で
きるように形成されたことを特徴とするものである。従
って、請求項5記載の発明によれば、第1容器又は第2
容器の少なくとも一方が内部の状態を視認できるように
形成されているため、第1剤と第2剤とを混合させて混
合物を生成する際の状態を確認することができる。
【0019】また、請求項6記載の発明は、前記請求項
1乃至5記載の二種混合容器において、前記第1容器又
は前記第2容器の何れか一方に他方の相対変位方向をガ
イドする筒状ガイド部を設けたことを特徴とするもので
ある。従って、請求項6記載の発明によれば、第1容器
又は前記第2容器の何れか一方に他方の相対変位方向を
ガイドする筒状ガイド部を設けたため、第1容器と第2
容器とを近接方向に移動させて封板を開封させる際の操
作が容易に行えると共に、第1剤と第2剤との混合操作
が簡単に行うことができ、短時間で混合物を生成するこ
とができる。
【0020】また、請求項7記載の発明は、前記請求項
6記載の二種混合容器において、前記ガイド部と前記第
2容器との間にシール部材を設けたことを特徴とするも
のである。従って、請求項7記載の発明によれば、ガイ
ド部と第2容器との間にシール部材を設けたため、第1
剤と第2剤とを混合させて混合物を生成する際に混合物
が外部に流出することを防止できると共に、第1容器と
第2容器との相対変位させる際の操作力を適度な重さと
することができ、混合操作の感触を良好な状態とするこ
とができる。
【0021】また、請求項8記載の発明は、前記請求項
7記載の二種混合容器において、前記ガイド部又は前記
第2容器に前記シール部材に当接して前記第2容器の移
動を規制するストッパ部を設けたことを特徴とするもの
である。従って、請求項8記載の発明によれば、ガイド
部又は第2容器にシール部材に当接して第2容器の移動
を規制するストッパ部を設けたため、第1容器と第2容
器とが外部からの衝撃により変位することを防止でき、
またストッパ部の位置により第1容器と第2容器との変
位量を任意のストロークに設定することができると共
に、シール部材にストッパ部が当接した際にシール部材
が弾性変形して当接時の衝撃を緩和することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の実施の
形態について説明する。図1は本発明になる二種混合容
器の一実施例の縦断面図である。図1に示されるよう
に、二種混合容器21は、大略、薬剤A(第1剤)が収
納された第1容器22と、第1容器22に対し相対変位
可能に組み合わされ、薬剤B(第2剤)が収納された第
2容器23と、第2容器23の下部開口24を密閉する
アルミシート25(封板)と、第1容器22と第2容器
23との間に介在され、第1容器22と第2容器23と
が近接方向に移動する過程でアルミシート25を突き破
って開封するカッタ26(開封部材)とから構成されて
いる。
【0023】尚、図1に示す二種混合容器21の状態
は、アルミシート25がカッタ26から離間した開封前
の状態であり、薬剤Aと薬剤Bとを個別に収納させた使
用前の保存状態である。また、本実施例では、薬剤Aに
ローション等の液体を用い、薬剤Bにパウダ等の粉体を
用いることとする。第1容器22及び第2容器23は、
両側から押圧操作されることにより内容物を吐出させる
ことができるスクイズ材、例えばPE(ポリエチレン)
等によりチューブ状に一体成形されている。尚、第1容
器22は、半透明な材質のものが使用されているので、
外部から収納室27に薬剤Aが充填されていることが分
かると共に、薬剤Aに薬剤Bが混合させる際も混合状態
を視認することができる。
【0024】第1容器22の内部には、薬剤Aを収納す
るための収納室27が形成され、第1容器22の上部に
は第1容器22の開封動作をガイドするための筒状ガイ
ド29が取り付けられている。また、第1容器22は、
上部開口28の内周に筒状ガイド29を係止する係止溝
30が設けられている。尚、筒状ガイド29は、例えば
PP(ポリプロピレン)により形成されている。
【0025】さらに、第1容器22の下端には、収納室
27に連通された小径な吐出口31を有するくびれ部3
2と、くびれ部32の端部に一体成形された球形のもぎ
り栓33とが設けられている。もぎり栓33は、吐出口
31を閉塞するように設けられており、もぎ取られるこ
とによりくびれ部32の吐出口31が露出した状態とな
り、収納室27に収納された内容物を吐出口31から外
部に吐出させることが可能となる。このように、吐出口
31は、球形のもぎり栓33をもぎ取ることにより開口
とされるため、簡単な操作で収納室27の内容物を取り
出し可能な状態となる。
【0026】尚、もぎり栓33の代わりにねじ式の栓に
より吐出口31を閉塞させる構成とすることもできる。
筒状ガイド29は、外周が第1容器22と同径の筒状に
形成されており、内部に第2容器23が軸方向に摺動す
る筒状空間34を有する。このように第2容器23は、
筒状ガイド29の筒状空間34に変位可能に収容されて
いるので、第1容器22に対し同軸上に位置するように
組み付けられている。
【0027】筒状空間34の下方には、上記カッタ26
が一体形成されており、カッタ26の中心部は貫通孔3
5が設けられている。このカッタ26は、円筒形状の上
部を斜めにカットしたような形状に形成されているの
で、第2容器23が下方に押圧操作される過程でアルミ
シート25を突き破ると共に、第2容器23に収納され
た薬剤Bがカッタ26の貫通孔35を通過して第1容器
22側に投入される。
【0028】また、カッタ26の下方には、第1容器2
2の係止溝30に嵌合して係止される係止部36が突出
している。そして、筒状ガイド29は、係止部36が係
止溝30に嵌合することにより第1容器22と一体的に
結合された状態で取り付けられる。そのため、二種混合
容器21は、外観的にもすっきりとしたデザインとなっ
ている。さらに、第2容器23は、筒状ガイド29の内
部空間34に収容されているため、外力が加えられても
損傷しないように保護されている。
【0029】第2容器23の上端に設けられた円柱状の
操作部37は、2種混合を行う際に押圧操作されるよう
に筒状ガイド29の上方に突出している。そのため、第
1容器22に収容された薬剤Aと第2容器23に収容さ
れた薬剤Bとを混合させる際は、上記操作部37を下方
(X方向)に押圧操作することにより第2容器23を筒
状ガイド29の内部空間34に沿って第1容器22に近
接させる方向(X方向)に移動させることができる。す
なわち、二種混合容器21は、シャープペンシルのよう
に芯を出す要領で操作部37をノックするだけの簡単な
操作で2種分離状態から2種混合状態に切り替えること
ができるペンシル型のような構成となっている。
【0030】また、筒状ガイド29の内壁と第2容器2
3の外周との間には、シール部材としてのOリング38
が介在している。このOリング38は、外周側が筒状ガ
イド29の内壁に設けられた溝39に嵌合され、内周側
が第2容器23の外周に設けられた溝40に嵌合され
る。これにより、第2容器23は、Oリング38を介し
て2種分離状態を保持する位置に係止されている。よっ
て、第2容器23は、アルミシート25がカッタ26の
上端から所定距離離間した位置に保持される。
【0031】第2容器23の溝40の深さは、筒状ガイ
ド29の溝39の深さよりも浅くなっており、操作部3
7が押圧操作されることにより溝40がOリング38か
ら離脱できる構成となっている。そして、操作部37が
押圧操作されたときは、第2容器23が外周をOリング
38に摺動させながら下方へ移動するため、薬剤Aと薬
剤Bとを混合させる際の液漏れを防止すると共に、第2
容器23に摺動抵抗を与えることができる。従って、操
作部37を押圧操作する際には、Oリング38との摩擦
力により適度な負荷が加えられた状態となるので、操作
時の感触(操作感)が良好となる。
【0032】次に上記のような構成とされた二種混合容
器21の使用方法について説明する。図2は二種混合容
器21の使用方法を段階的に示す工程図である。図2
(A)に示されるように、使用前の状態は図1に示す状
態であり、薬剤Aと薬剤Bとを個別に収納させた保存状
態である。すなわち、二種混合容器21は、アルミシー
ト25がカッタ26から離間した開封前の状態である。
【0033】次に、図2(B)に示されるように、もぎ
り栓33が下端に位置するように二種混合容器21を縦
にした状態で操作部37を下方(X方向)に押圧操作す
る。そして、操作部37が筒状ガイド29の筒状空間3
4に潜るまで操作部37を同方向へ押圧する。また、操
作部37を押圧する際、第2容器23がOリング38を
摺動するため、Oリング38により薬剤Aと薬剤Bとを
混合させる際の液漏れを防止すると共に、Oリング38
が負荷となって操作時の感触(操作感)が良好となる。
【0034】そして、操作部37が下方(X方向)に押
圧操作されることにより第2容器23が筒状ガイド29
の内部空間34に沿って第1容器22に近接する方向
(X方向)に移動する。その動作過程で第2容器23の
アルミシート25がカッタ26により突き破られる。次
に、図2(C)に示されるように、アルミシート25の
開封と共に、第2容器23に収納された粉状の薬剤B
は、カッタ26の貫通孔35を通過して第1容器22内
に投入される。よって、第1容器22の収納室27にお
いては、液状の薬剤Aに粉状の薬剤Bが混合される。
【0035】このとき、二種混合容器21を数回振るこ
とにより収納室27において液状の薬剤Aと粉状の薬剤
Bとが均一に混合され、流動性を有する混合物Cが生成
される。そして、スクイズ材によりチューブ状に形成さ
れた第1容器22に混合物Cが収納された状態となる。
尚、第1容器22は、半透明であるので収納室27で薬
剤Aと薬剤Bとが混合される様子を外部から確認するこ
とができる。
【0036】次に、図2(D)に示されるように、もぎ
り栓33が上端となる向きにして第1容器22の端部に
一体成形された球形のもぎり栓33を捩じってもぎ取
る。これにより、第1容器22の収納室27に連通され
た吐出口31が開口された状態となり、収納室27に収
納された内容物を吐出口31から外部に吐出させること
が可能となる。
【0037】このようにもぎり栓33を捩じってもぎ取
るだけで吐出口31を開口させることができるので、簡
単な操作で収納室27の内容物を取り出し可能な状態と
なる。次に、図2(E)に示されるように、二種混合容
器21の向きを吐出口31が下端となる向きにした状態
で第1容器22を両側から挟持する。これにより、第1
容器22の押圧部分が内側に変形して収納室27に収納
された混合物Cが吐出口31から外部に押し出され、適
量が吐出される。
【0038】このように、第1容器22は、内容物を押
し出しやすいスクイズ材により形成されているので、収
納室27で混合された混合物Cを容易に取り出すことが
でき、しかも必要な適量のみを第1容器22の吐出口3
1から数回に分けて吐出させることができる。図3は本
発明の変形例1の縦断面図である。尚、図3において、
上記図1と同一部分には、同一符号を付してその説明を
省略する。
【0039】図3に示されるように、二種混合容器41
では、筒状ガイド29の内壁42にストッパ部43が設
けられている。このストッパ部43は、内壁42の全周
に突出しており、第2容器23のアルミシート25がカ
ッタ26の上方で停止するようにOリング38が当接す
る位置に設けられている。また、ストッパ部43の断面
形状は、上下面が傾斜された台形状とされており、第2
容器23が所定以上の力で下方に押圧されたとき、Oリ
ング38が弾性変形してストッパ部43を乗り越えられ
る形状となっている。尚、Oリング38は、前述した二
種混合容器21と同様に第2容器23の外周に設けられ
た溝40に嵌合されている。
【0040】使用前の保存状態では、二種混合容器41
に衝撃等が加えられても第2容器23の溝40に嵌合さ
れたOリング38がストッパ部43に当接してそれ以上
X方向に移動することが阻止される。これにより、二種
混合容器41は、例えが誤って落下による衝撃等が印加
された場合でも、第2容器23のアルミシート25がカ
ッタ26により開封されてしまうことが防止される。
【0041】また、薬剤Aと薬剤Bとを混合させる際に
は、上記二種混合容器21の場合と同様に、操作部37
をX方向に強く押圧することにより、第2容器23の移
動と共にOリング38が弾性変形しながらストッパ部4
3を乗り越えるため、ストッパ部43による規制が解除
される。さらに、操作部37がX方向に押圧されるのに
伴ってOリング38がストッパ部43より下方の内壁4
2を摺動するため、Oリング38により液漏れを防止す
ると共に、Oリング38が負荷となって操作時の感触
(操作感)が良好となる。
【0042】また、第2容器23の内部には、粉状の薬
剤Bが充填されたカプセル44が挿入されている。この
ようなカプセル44を第2容器23の内部に組み込むこ
とにより、予め異なる薬剤が充填された複数種のカプセ
ルを用意しておくことにより薬剤の組み込み作業が容易
に行える。あるいは異なる充填量の複数種のカプセルを
用意しておくことにより混合割合の変更が容易に行え
る。
【0043】図4は本発明の変形例2の縦断面図であ
る。尚、図4において、上記図1と同一部分には、同一
符号を付してその説明を省略する。図4に示されるよう
に、二種混合容器51では、液状の薬剤Aが収納された
第1容器52と、粉状の薬剤Bが収納された第2容器5
3とが同軸上で相対変位可能に組み合わされている。第
1容器52及び第2容器53は、スクイズ材、例えばP
E(ポリエチレン)等によりチューブ状に一体成形され
ている。
【0044】第1容器52の上部には、吐出口31を有
するくびれ部32、もぎり栓33が設けられている。ま
た、第1容器52の下部開口には、アルミシート25を
開封するためのカッタ54が嵌合されている。カッタ5
4は、頂点が両側に位置するような逆V字状に形成さ
れ、中央部に貫通孔55を有する。また、第1容器52
は、外周にOリング38が嵌合する溝56が形成されて
いる。
【0045】第2容器53は、上部に第1容器52の下
部が挿入される挿入部53aを有するガイド58が一体
成形されている。そして、筒状ガイド58の内壁59に
は、Oリング38が嵌合するストッパ溝60,61が設
けられている。ストッパ溝60は、使用前にOリング3
8の外周側が嵌合して薬剤Aと薬剤Bとが個別に保存さ
れる保存状態を確保する。
【0046】よって、使用前の保存状態では、二種混合
容器51に衝撃等が加えられても第2容器53の溝56
に嵌合されたOリング38がストッパ溝61に嵌合して
それ以上X方向に移動することが阻止される。これによ
り、二種混合容器51は、例えが誤って落下による衝撃
等が印加された場合でも、第2容器53のアルミシート
25がカッタ54により開封されてしまうことが防止さ
れる。
【0047】また、ストッパ溝61は、薬剤Aと薬剤B
とを混合させるために第1容器52のX方向への変位量
を規制するためのストッパであり、カッタ54がアルミ
シート25を突き破る位置まで移動したときOリング3
8の外周側が嵌合する位置に設けられている。そのた
め、Oリング38は、第1容器52の外周と筒状ガイド
58の内壁59との間をシールすると共に、第1容器5
2の保存位置、混合位置を規制する規制手段としても機
能する。
【0048】次に上記のような構成とされた二種混合容
器51の使用方法について説明する。図5は二種混合容
器51の使用方法を段階的に示す工程図である。図5
(A)に示されるように、使用前の二種混合容器51
は、薬剤Aと薬剤Bとを個別に収納させた保存状態であ
る。すなわち、二種混合容器51は、カッタ54がアル
ミシート25から離間した開封前の状態である。
【0049】次に、図5(B)に示されるように、もぎ
り栓33が上端に位置するように二種混合容器51を縦
にした状態でもぎり栓33を下方(X方向)に押圧操作
する。これにより、Oリング38は第1容器52と共に
押圧方向に移動し、筒状ガイド58のストッパ溝60か
ら離脱して内壁59を摺動する。そのため、Oリング3
8により薬剤Aと薬剤Bとを混合させる際の液漏れを防
止すると共に、Oリング38が負荷となって操作時の感
触(操作感)が良好となる。
【0050】そして、カッタ54がアルミシート25を
突き破る開封位置に移動すると、Oリング38がその動
作過程で第2容器23のアルミシート25がカッタ26
により突き破られる。同時にOリング38は、筒状ガイ
ド58の内壁59に設けられたストッパ溝61に嵌合す
る。これにより、第1容器52はアルミシート25を開
封した位置にクリック的に停止する。そのため、操作者
は、Oリング38がストッパ溝61に嵌合したときのク
リック感により薬剤Aと薬剤Bとの混合開始を感知する
ことができる。
【0051】次に、図5(C)に示されるように、アル
ミシート25の開封と共に、第1容器52に収納された
液状の薬剤Aは、カッタ54の貫通孔35を通過して第
2容器53内に投入される。この開封動作過程におい
て、第1容器52が下方(X方向)に変位すると共に、
第1容器52とアルミシート25との容積が小さくなる
分第1容器52の上部空間の空気が圧縮され、液状の薬
剤Aを加圧する。よって、第2容器53の収納室62に
おいては、アルミシート25の開封と同時に加圧された
液状の薬剤Aが勢いよく注入されて粉状の薬剤Bに混合
される。
【0052】このとき、二種混合容器51を数回振るこ
とにより収納室62において液状の薬剤Aと粉状の薬剤
Bとが均一に混合され、流動性を有する混合物Cが生成
される。次に、図5(D)に示されるように、もぎり栓
33が上端となる向きにして第1容器22の端部に一体
成形された球形のもぎり栓33を捩じってもぎ取る。こ
れにより、第1容器52の収納室57に連通された吐出
口31が開口された状態となり、収納室57に収納され
た内容物を吐出口31から外部に吐出させることが可能
となる。
【0053】次に、図5(E)に示されるように、吐出
口31が下方を向くように二種混合容器51の向きを変
更することにより第1容器52の収納室57に混合物C
が移動する。尚、第1容器52は、半透明であるので収
納室57に混合物Cが移動したことを外部から確認する
ことができる。そして、吐出口31を下方に向けた状態
でスクイズ材によりチューブ状に形成された第1容器5
2を両側から挟持する。これにより、第1容器52の押
圧部分が内側に変形して収納室57に収納された混合物
Cが吐出口31から外部に押し出され、適量が吐出され
る。
【0054】図6は本発明の変形例3の縦断面図であ
る。図6に示されるように、二種混合容器71では、液
状の薬剤Aが収納された第1容器72と、粉状の薬剤B
が収納された第2容器73と、第1容器72との間に介
在するガイド部材74とからなる。尚、第1容器72及
び第2容器73は、両側から押圧操作されることにより
内容物を吐出させることができるスクイズ材、例えばP
E(ポリエチレン)等によりチューブ状に一体成形され
ている。また、ガイド部材74は、例えばPP(ポリプ
ロピレン)により形成されている。
【0055】ガイド部材74は、筒状体75の上部開口
に第1容器72が螺合する第1めねじ76が形成され、
筒状体75の下部開口に第2容器73が螺合する第2め
ねじ77が形成されている。また、第1めねじ75と第
2めねじ76との間には、第1容器72のアルミシート
78を開封する第1カッタ79と、第2容器73のアル
ミシート80を開封する第2カッタ81とが設けられて
いる。
【0056】この第1カッタ79と第2カッタ81と
は、筒状体75の中間位置に横架された隔壁75aの中
心部分に一体形成されており、中央部に貫通孔82が設
けられている。そのため、第1めねじ75の内部空間と
第2めねじ76の内部空間との間は、貫通孔82を介し
て連通される。また、第1容器72は、上部に吐出口3
1を有するくびれ部32と、もぎり栓33が設けられて
いる。また、第1容器72の収納室87は、内部に液状
の薬剤Aが収納され、下部開口がアルミシート78によ
り密閉されている。そして、第1容器72の下部外周に
は、第1めねじ75に螺合されるおねじ83と、開封位
置に移動したときのストッパとなる段部84とが設けら
れている。
【0057】また、第2容器73は、収納室88に粉状
の薬剤Bが収納されたカプセル89が収納され、カプセ
ル89の上部開口がアルミシート80により密閉されて
いる。また、第2容器73は、上部外周に第2めねじ7
7に螺合されるおねじ85と、開封位置に移動したとき
のストッパとなる段部86とが設けられている。次に上
記のような構成とされた二種混合容器71の使用方法に
ついて説明する。
【0058】図7は二種混合容器71の使用方法を段階
的に示す工程図である。図7(A)に示されるように、
使用前の二種混合容器71は、薬剤Aと薬剤Bとを個別
に収納させた保存状態である。すなわち、二種混合容器
71は、薬剤Aが収納された第1容器72と薬剤Bが収
納された第2容器73とがカッタ79,81から離間し
た開封前の状態である。
【0059】次に、図7(B)に示されるように、もぎ
り栓33が上端に位置するように二種混合容器71を縦
にした状態で第1容器72及び第2容器73をねじ込み
方向に回動操作する。これにより、第1容器72及び第
2容器73は、ガイド部材74に挿入される方向にねじ
込まれるながら近接方向に移動する。そして、第1容器
72及び第2容器73は、段部84,86がガイド部材
74の端部に当接して挿入位置が規制されると共に、ア
ルミシート78,80がカッタ79,81により開封さ
れる。
【0060】次に、図7(C)に示されるように、アル
ミシート78,80の開封と共に、第1容器72に収納
された液状の薬剤Aは、カッタ79,81の貫通孔82
を通過して第2容器73内に投入される。このとき、二
種混合容器71を数回振ることにより第2容器73の収
納室88において、液状の薬剤Aと粉状の薬剤Bとが均
一に混合され、流動性を有する混合物Cが生成される。
【0061】次に、図7(D)に示されるように、もぎ
り栓33が上端となる向きにしたまま第1容器72の端
部に一体成形された球形のもぎり栓33を捩じってもぎ
取る。これにより、第1容器72の収納室87に連通さ
れた吐出口31が開口された状態となり、収納室87に
収納された内容物を吐出口31から外部に吐出させるこ
とが可能となる。
【0062】次に、図7(E)に示されるように、吐出
口31が下方を向くように二種混合容器71の向きを変
更することにより第1容器72の収納室87に混合物C
が移動する。尚、第1容器72は、半透明であるので収
納室87に混合物Cが移動したことを外部から確認する
ことができる。そして、吐出口31を下方に向けた状態
でスクイズ材によりチューブ状に形成された第1容器7
2を両側から挟持する。これにより、第1容器72の押
圧部分が内側に変形して収納室87に収納された混合物
Cが吐出口31から外部に押し出され、適量が吐出され
る。
【0063】尚、上記実施例では、液状の薬剤Aと粉状
の薬剤Bとを混合させる場合を一例として挙げたが、こ
れに限らず、液状同士あるいは粉状同士を混合させる場
合にも適用できるのは勿論である。
【0064】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、第1容器と第2容器とを組み合わせた状態のまま第
1剤と第2剤とを混合させて混合物を生成し、第1容器
又は第2容器の何れか一方から混合物を取り出すため、
従来のものよりも混合物の生成、取り出し操作を容易に
行えると共に、部品点数を削減して製造コストを安価に
できる。
【0065】また、請求項2記載の発明によれば、第1
容器又は前記第2容器の少なくとも一方が押圧操作され
ることにより近接方向に摺動して封板を開封部材により
開封させるため、第1剤と第2剤とを混合させて混合物
を生成する際の操作が簡単に行うことができ、短時間で
混合物を生成することができる。また、請求項3記載の
発明によれば、第1容器又は第2容器の少なくとも一方
が側方からの押圧操作により内部の混合物を吐出させる
スクイズ材からなるため、第1容器と第2容器とを組み
合わせた状態のまま混合物を容易に取り出すことができ
る。
【0066】また、請求項4記載の発明によれば、スク
イズ材からなる容器が吐出口を閉塞するもぎ取り栓が一
体形成されるため、第1剤と第2剤とを混合させて混合
物を生成させた後、混合物を取り出す際の操作が簡単に
行える。また、請求項5記載の発明によれば、第1容器
又は第2容器の少なくとも一方が内部の状態を視認でき
るように形成されているため、第1剤と第2剤とを混合
させて混合物を生成する際の状態を確認することができ
る。
【0067】また、請求項6記載の発明によれば、第1
容器又は前記第2容器の何れか一方に他方の相対変位方
向をガイドする筒状ガイド部を設けたため、第1容器と
第2容器とを近接方向に移動させて封板を開封させる際
の操作が容易に行えると共に、第1剤と第2剤との混合
操作が簡単に行うことができ、短時間で混合物を生成す
ることができる。
【0068】また、請求項7記載の発明によれば、ガイ
ド部と第2容器との間にシール部材を設けたため、第1
剤と第2剤とを混合させて混合物を生成する際に混合物
が外部に流出することを防止できると共に、第1容器と
第2容器との相対変位させる際の操作力を適度な重さと
することができ、混合操作の感触を良好な状態とするこ
とができる。
【0069】また、請求項8記載の発明によれば、ガイ
ド部又は第2容器にシール部材に当接して第2容器の移
動を規制するストッパ部を設けたため、第1容器と第2
容器とが外部からの衝撃により変位することを防止で
き、またストッパ部の位置により第1容器と第2容器と
の変位量を任意のストロークに設定することができると
共に、シール部材にストッパ部が当接した際にシール部
材が弾性変形して当接時の衝撃を緩和することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる二種混合容器の一実施例の縦断面
図である。
【図2】二種混合容器の使用方法を段階的に示す工程図
である。
【図3】本発明の変形例1の縦断面図である。
【図4】本発明の変形例2の縦断面図である。
【図5】二種混合容器の変形例2の使用方法を段階的に
示す工程図である。
【図6】本発明の変形例3の縦断面図である。
【図7】二種混合容器の変形例3の使用方法を段階的に
示す工程図である。
【図8】従来の二種混合容器の一例を示す図である。
【図9】従来の二種混合容器の使用方法を段階的に示す
工程図である。
【符号の説明】
21,41,51,71 二種混合容器 22,52,72 第1容器 23,53,73 第2容器 25 アルミシート 26,54 カッタ 27 収納室 29 筒状ガイド 31 吐出口 32 くびれ部 33 もぎり栓 34 筒状空間 35,55 貫通孔 37 操作部 38 Oリング 39,40,56 溝 43 ストッパ部 58 筒状ガイド 60,61 ストッパ溝 74 ガイド部材 75 筒状体 76 第1めねじ 77 第2めねじ 78,80 アルミシート 79 第1カッタ 81 第2カッタ 82 貫通孔 83,85 おねじ 84,86 段部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1剤が収納された第1容器と、 該第1容器に対し相対変位可能に組み合わされ、第2剤
    が収納された第2容器と、 前記第1容器の開口と前記第2容器の開口の少なくとも
    一方を密閉する封板と、 前記第1容器と前記第2容器との間に介在され、前記第
    1容器と前記第2容器とが近接方向に移動する過程で前
    記封板を開封する開封部材と、 からなり、 前記開封部材により連通された通路を介して前記第1剤
    と前記第2剤とを混合させて混合物を生成し、前記第1
    容器又は前記第2容器の何れか一方から前記混合物を取
    り出すことを特徴とする二種混合容器。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の二種混合容器におい
    て、 前記第1容器又は前記第2容器の少なくとも一方が押圧
    操作されることにより近接方向に摺動して前記封板を前
    記開封部材により開封させることを特徴とする二種混合
    容器。
  3. 【請求項3】 前記請求項1及び2記載の二種混合容器
    において、 前記第1容器又は前記第2容器の少なくとも一方が側方
    からの押圧操作により内部の混合物を吐出させるスクイ
    ズ材からなることを特徴とする二種混合容器。
  4. 【請求項4】 前記請求項3記載の二種混合容器におい
    て、 前記スクイズ材からなる容器は、吐出口を閉塞するもぎ
    取り栓が一体形成されることを特徴とする二種混合容
    器。
  5. 【請求項5】 前記請求項1乃至4記載の二種混合容器
    において、 前記第1容器又は前記第2容器の少なくとも一方が内部
    の状態を視認できるように形成されたことを特徴とする
    二種混合容器。
  6. 【請求項6】 前記請求項1乃至5記載の二種混合容器
    において、 前記第1容器又は前記第2容器の何れか一方に他方の相
    対変位方向をガイドする筒状ガイド部を設けたことを特
    徴とする二種混合容器。
  7. 【請求項7】 前記請求項6記載の二種混合容器におい
    て、 前記筒状ガイド部と前記第2容器との間にシール部材を
    設けたことを特徴とする二種混合容器。
  8. 【請求項8】 前記請求項7記載の二種混合容器におい
    て、 前記筒状ガイド部又は前記第2容器に前記シール部材に
    当接して前記第2容器の移動を規制するストッパ部を設
    けたことを特徴とする二種混合容器。
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