JP4627006B2 - ポンプ付き二剤混合容器 - Google Patents

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本発明は、ポンプ付き二剤混合容器に関するものであり、容器のコンパクト化(容器の背丈を低くする)を図るとともに、内容物を使用するに際して二剤を簡単な操作でもって混合しようとするものである。
化粧料や薬剤を入れる容器としては、内容物の多様性から、主成分等を装填する主容器と補助成分等を装填する副容器をそれぞれ合体させ、内容物の注出に際して副容器内の補助成分等を主容器の主成分等に添加、混合し、その後にポンプによって混合に係わる内容物を注出する構造のものが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−292074号公報
ところで、この種の容器は、主容器と副容器が直列に配置されており、これにさらにポンプ機構が別途に組み込まれていることから容器の背が高くなる傾向にあり、しかも副室内の内容物を主室内の内容物へ向けて添加するには、それぞれに設けられた開口部を合致させる正確な位置合わせを行う操作が必要であるうえ、たとえ正確な位置合わせができたとしても補助成分等の全てを主成分等へ落としきることができない場合もあって(開口部のサイズが決まっているため)、使い勝手がよいとは言えないのが現状であった。
本発明の課題は、ポンプ機構を容器の中に一体収納して容器のコンパクト化を図るとともに、回転操作のみで二剤を確実に混合させ得る使い勝手の良好なポンプ付き二剤混合容器を提案するところにある。
本発明は、上端開口を有しその内部に内容物を収納する主室を形成する容器本体と、この容器本体の上端開口に着脱自在でかつ回転不能に係合保持されその外側壁にねじ部を有する両端開放型の中間筒体と、内筒部、外筒部及びそれらを相互につなぐ天板部からなり該外筒部の内側壁で前記中間筒体のねじ部に係合させその回転に伴い前記中間筒体の軸心に沿って往復移動可能とした回動カバー体と、この回動カバー体の天板部の上でスライド可能に弾性支持されるノズルヘッドと、このノズルヘッドに前記内筒部を通してつながりその押し込みと復帰動作とを繰り返すことによって容器本体の主室内における内容物を吸引、加圧、圧送しノズルヘッドの注出口を通して内容物を外界へ排出するポンプとを備え、
前記ポンプのシリンダー末端を前記回動カバー体の内筒部に連結して該ポンプそのものを中間筒体から容器本体の主室に向けて懸垂支持するとともに、該シリンダーの外側壁と前記中間筒体の内壁との相互間に、容器本体の主室に向けて着脱可能に嵌合保持される環状の隔壁を配置して、この隔壁、シリンダーの外側壁、中間筒体の内壁及び回動カバー体にてその内部に他の内容物を収納する環状の副室を形成してなり、
前記環状の副室内に、回動カバー体に固定保持され、回動カバー体のねじ込みに伴うスライドにて前記隔壁を押圧し前記ポンプの吸引管をガイドにして該隔壁を副室内の他の内容物とともに主室内へ脱落させて主室内の内容物と副室内の他の内容物を混合させる押圧筒体を設けたことを特徴とするポンプ付き二剤混合容器である。
上記の構成になる二剤混合容器においては、前記中間筒体と前記回動カバー体との相互間に、該回動カバー体の回転を阻止する弾性ストッパーを設けるのが望ましい。
また、本発明は、上端開口を有しその内部に内容物を収納する主室を形成する容器本体と、この容器本体の上端開口に着脱自在でかつ回転不能に係合保持される両端開放型の中間筒体と、内筒部、外筒部及びそれらを相互につなぐ天板部からなり該中間筒体の外側壁でスライド不能に抜け止めされ、かつ、該中間筒体の周りに回転可能に保持された回動カバー体と、この回動カバー体の天板部の上でスライド可能に弾性支持されるノズルヘッドと、このノズルヘッドに前記内筒部を通してつながりその押し込みと復帰動作とを繰り返すことによって容器本体内の内容物を吸引、加圧、圧送しノズルヘッドの注出口を通して内容物を外界へ排出するポンプとを備え、
前記ポンプのシリンダー末端を前記回動カバー体の内筒部に連結して該ポンプそのものを中間筒体から容器本体の主室に向けて懸垂支持するとともに、該シリンダーの外側壁と前記中間筒体の内壁との相互間に、容器本体の主室に向けて着脱可能に嵌合保持される環状の隔壁を配置して、この隔壁、シリンダーの外側壁、中間筒体の内壁及び回動カバー体にてその内部に他の内容物を収納する環状の副室を形成してなり、
前記環状の副室内に、回動カバー体の回転に伴うスライドにて前記隔壁を押圧し前記ポンプの吸引管をガイドにして該隔壁を副室内の他の内容物とともに主室内へ脱落させて主室内の内容物と副室内の他の内容物を混合させる押圧筒体を設けたことを特徴とするポンプ付き二剤混合容器である。
かかる構成になる二剤混合容器は、前記回動カバー体の内壁面には傾斜面を有する凸部又は螺旋溝を設け、前記中間筒体の壁部の対向位置に該中間筒体の軸心に沿って開口する二本のスリットを設け、前記押圧筒体には前記中間筒体のスリットを通り抜けて前記回動カバー体の凸部の傾斜面又は螺旋溝に連係し該回動カバー体の回転にて押圧筒体をスリットに沿ってスライドさせる突起を設ける。
また、前記容器本体の主室には、その中心部を最も低くする傾斜を形成したすり鉢断面になる底壁を設けておくのがとくに好ましい。
さらには、中間筒体とこの中間体に合わさる回動カバー体の外筒部との相互間には気密性を保持するシール部材を配置するのが好ましい。
内容物を注出するポンプは、そのシリンダー末端を回動カバー体の内筒部の下端に連結して該ポンプそのものを中間筒体から容器本体の主室に向けて懸垂支持した一体収納構造としたので、容器の背丈の短縮が可能となる。
また、シリンダーの外側壁と前記中間筒体の内壁との相互間に、容器本体の主室に向けて着脱可能に嵌合保持される隔壁を配置し、該隔壁、シリンダーの外側壁、中間筒体の内壁及び回動カバー体にてその内部に他の内容物を収納する環状の副室を形成しているため、回動カバー体により押圧筒体をスライドさせるだけで隔壁が容器本体の主室へ向けて脱落し主室と副室とが連通することとなり、しかも、隔壁そのものが外れるので副室内の内容物が残留することはない。
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明にしたがうポンプ付き二剤混合容器の実施の形態を示したものである。
図における1は内容物を収納する主室Mを形成する容器本体である。この容器本体1は上端開口1aを有しており、中心部を最も低くする傾斜を形成したすり鉢断面形状をなす底壁1bを有する。
また、2は両端開放型の中間筒体である。この中間筒体2はその上端部の外側壁にねじ部nが設けられ、その下端部には内壁2a、外壁2bによって溝部2cが形成されており、容器本体1の上端開口1aが溝部2cに嵌り込み、縦リブrとこの縦リブrを嵌め込む縦溝rなどの手段により回転不能に係合保持されている。
また、3は中間筒体2の上側開放端において被さる回動カバー体である。この回動カバー体3は両端が開放された内筒部3aと、内側壁で中間筒体2のねじ部nに係合するねじnを有する外筒部3bと、内筒部3a及び外筒部3bを相互につなぐ天板部3cからなっており、回動カバー体3をねじ込む(回転させる)ことで中間筒体2の軸心に沿って上下に往復移動するようになっている。
4は内容物を注出するためのノズルヘッドである。このノズルヘッド4はポンプの排出経路につながる注出口4aと、内筒部3aの内側を通り抜けて後述のシリンダーの中に向けて伸延するステム4bを有し、回動カバー体3の天板部3cの上に設けられた凹部3cでスプリングsを介してスライド可能に弾性保持される。
5は容器本体1の主室Mに存在する内容物を吸引、加圧、圧送してノズルヘッド4の注出口4aを通して内容物を外界へ排出するためのポンプである。
ポンプ5は、シリンダー5aと、ノズルヘッド4のステム4bの内側で一体連結するガイド5bと、このガイド5b及びステム4bの相互間で隙間tを隔てて保持されシリンダー5aの中でガイド5b、ステム4bとともに往復移動するピストン5cと、シリンダー5aの吸入口5aに保持されその先端を容器本体1の主室Mの底壁1bに近接させた吸引管5dと、シリンダー5aの吸引口5aの入側に配置され吸引にかかる内容物の逆流を防止する逆止弁5e(図示の例は三点弁を示す)からなる。
上記ポンプ5のシリンダー5aの末端(上端)は、回動カバー体3の裏面に設けられた溝部3dに嵌合して内筒部3aに連結し、ポンプ5そのものが中間筒体2の内部で容器本体1の主室Mに向けて懸垂支持されており、これによりポンプ5は容器内に一体収納される。
また、6はシリンダー5aの下端における外側壁の段部と中間筒体2の下端における内壁2aとの相互間で嵌合保持される隔壁(段差による嵌合にて容器本体1へ向かう押圧のみで取り外しが可能)であり、この隔壁6と、シリンダー5aの外側壁と、中間筒体2の内壁及び回動カバー体3にてその内部に補助成分等の他の内容物を収納する環状の副室Mを形成する。
7は副室Mの中に設けられた押圧筒体である。この押圧筒体7は回動カバー体3の天板部3cの裏面に形成された溝部3eに固定保持され、回動カバー体3の回転に伴う下向きへのスライドにて隔壁6を押圧して該隔壁6を副室M内の他の内容物とともに主室Mへ脱落させて主室M内の内容物と副室M内の他の内容物を混合させる。
さらに、8は中間筒体2の段部2dと回動カバー体3の下端との相互間に配置され回動カバー体3の回転による下向きへの移動を阻止するC形状になる弾性ストッパー、9はノズルヘッド4を内側に納めるオーバーキャップ、そして10は中間筒体2と回動カバー体3の外筒部3bとの相互間の気密性を保持するためのシール部材(Oリング等)である。なお、弾性ストッパー8は、回動カバー体3の外筒部3b下部に薄肉部又は連結片を介して破断可能に一体に連結するバージンリング体に置き換えることも可能である。
上記の構成になる容器はその開封前においては、隔壁6によって主室Mと副室Mとが確実に遮断されている。
弾性ストッパー8とオーバーキャップ9をそれぞれ取りはずして回動カバー体3を容器本体1に近づくようにねじ込むと、それに従い押圧筒体7も容器本体1の主室Mに向けてスライドし、これにより隔壁6の嵌合が解除されて主室Mに向けて脱落する。
主室Mへ脱落した隔壁6は内容物の注出を阻害することも懸念されるが、容器本体1の底壁1bはその中心部を最も低くする傾斜を有するすり鉢断面としたので、主室M内の内容物は全て吸引管5dの入り口に集まり、内容物が残存することはない。
また、吸引管5dに沿って落下する隔壁6は該吸引管5dがガイドとなることから反転移動させることはできないが、本発明における隔壁6は図示の通り(図1及び後述の図2も同様)その上部に立設する壁部を形成していないフラット面としているため、副室Mの内容物を隔壁6上面に残留することなく全て主室M内へと脱落させ、確実に混合することが可能な構造となっている。
図2は本発明にしたがう容器の他の実施の形態を示したものである。この例において回動カバー体3は中間筒体2に対して回転可能になっているが、アンダーカットCの如き係合手段にて抜け止めされており、その内壁面には図3に示すように、傾斜面をもった逆三角形状をなす凸部11が設けられている。また、中間筒体2は図4に示すように壁部の対向位置にその軸心に沿って上方に開口する二本のスリット12を有し、押圧筒体7は外壁の対向位置に図5に示すような突起13を有しており、該突起13は中間筒体2のスリット12を通り抜け回動カバー体3の凸部11に連係(傾斜面の下に位置する)している。
かかる構成になる容器はその開封前においては押圧筒体7の突起13が回動カバー体3に設けられた凸部11の傾斜面の上端に位置している。
副室M内の内容物を主室Mに脱落させて混合すべく回動カバー体3を回転させると、押圧筒体7の突起13は凸部11の傾斜面にて下向きに押し込まれる。
凸部11の傾斜面にて突起13が押し込まれると該突起13は押圧筒体7とともにスリット12に沿って下向きに直線的にスライドしていき、これにより隔壁6の嵌合が解除されて副室M内の内容物とともに主室Mへ脱落する。
凸部11は上記のように、傾斜面を有する逆三角形状のものを適用することができるが、突起13を入れ込むことができる溝部としてもよい。また、凸部11は螺旋形状の溝部あるいは螺旋状の凸部とすることも可能であり、この点については限定されない。また、図示はしないが、凸部11の傾斜面や螺旋溝等には、回転時に該突起13が乗り越え可能な突起等を形成し、混合前の位置で押圧筒体7の突起13を位置決めする構造とすることも可能である。
さらには、図1、図2に示した通り、回動カバー体3に回転方向を示す矢印及びマークを、中間筒体2に混合前・混合時の位置合わせマークを形成しておく場合には、使用者が外部からその状態を視認することが可能となり好適である。なお、前記矢印やマークは凹凸を成形することで形成することができるが、ホットスタンプや印刷等の加飾を施すことによって形成してもよく、その方法は適宜選択される。
ポンプの一体収納によるコンパクト化が可能で、回動カバー体を単に回転させるだけで二剤を混合し得る、使い勝手のよいポンプ付き二剤混合容器が提供できる。
本発明にしたがうポンプ付き二剤混合容器の実施の形態を示した図である。 本発明にしたがうポンプ付き二剤混合容器の他の実施の形態を示した図である。 図2に示した容器の回動カバー体の外観斜視図である。 図2に示した容器の中間筒体の要部を示した外観斜視図である。 図2に示した容器の押圧筒体の要部を示した外観斜視図である。
符号の説明
1 容器本体
1a 上端開口
2 中間筒体
2a 内壁
2b 外壁
2c 溝部
2d 段部
3 回動カバー体
3a 内筒部
3b 外筒部
3c 天板部
3c 凹部
3d 溝部
3e 溝部
4 ノズルヘッド
4a 注出口
4b ステム
5 ポンプ
5a シリンダー
5b ガイド
5c ピストン
5d 吸引管
5e 逆止弁
6 隔壁
7 押圧筒体
8 弾性ストッパー
9 オーバーキャップ
10 シール部材
11 凸部
M 主室
副室
r リブ
n ねじ部
ねじ部
s スプリング
C アンダーカット

Claims (7)

  1. 上端開口を有しその内部に内容物を収納する主室を形成する容器本体と、この容器本体の上端開口に着脱自在でかつ回転不能に係合保持されその外側壁にねじ部を有する両端開放型の中間筒体と、内筒部、外筒部及びそれらを相互につなぐ天板部からなり該外筒部の内側壁で前記中間筒体のねじ部に係合させその回転に伴い前記中間筒体の軸心に沿って往復移動可能とした回動カバー体と、この回動カバー体の天板部の上でスライド可能に弾性支持されるノズルヘッドと、このノズルヘッドに前記内筒部を通してつながりその押し込みと復帰動作とを繰り返すことによって容器本体の主室内における内容物を吸引、加圧、圧送しノズルヘッドの注出口を通して内容物を外界へ排出するポンプとを備え、
    前記ポンプのシリンダー末端を前記回動カバー体の内筒部に連結して該ポンプそのものを中間筒体から容器本体の主室に向けて懸垂支持するとともに、該シリンダーの外側壁と前記中間筒体の内壁との相互間に、容器本体の主室に向けて着脱可能に嵌合保持される環状の隔壁を配置して、この隔壁、シリンダーの外側壁、中間筒体の内壁及び回動カバー体にてその内部に他の内容物を収納する環状の副室を形成してなり、
    前記環状の副室内に、回動カバー体に固定保持され、回動カバー体のねじ込みに伴うスライドにて前記隔壁を押圧し前記ポンプの吸引管をガイドにして該隔壁を副室内の他の内容物とともに主室内へ脱落させて主室内の内容物と副室内の他の内容物を混合させる押圧筒体を設けたことを特徴とするポンプ付き二剤混合容器。
  2. 前記中間筒体と前記回動カバー体との相互間に配置され該回動カバー体の回転を阻止する弾性ストッパーを有する、請求項1記載のポンプ付き二剤混合容器。
  3. 上端開口を有しその内部に内容物を収納する主室を形成する容器本体と、この容器本体の上端開口に着脱自在でかつ回転不能に係合保持される両端開放型の中間筒体と、内筒部、外筒部及びそれらを相互につなぐ天板部からなり該中間筒体の外側壁でスライド不能に抜け止めされ、かつ、該中間筒体の周りに回転可能に保持された回動カバー体と、この回動カバー体の天板部の上でスライド可能に弾性支持されるノズルヘッドと、このノズルヘッドに前記内筒部を通してつながりその押し込みと復帰動作とを繰り返すことによって容器本体内の内容物を吸引、加圧、圧送しノズルヘッドの注出口を通して内容物を外界へ排出するポンプとを備え、
    前記ポンプのシリンダー末端を前記回動カバー体の内筒部に連結して該ポンプそのものを中間筒体から容器本体の主室に向けて懸垂支持するとともに、該シリンダーの外側壁と前記中間筒体の内壁との相互間に、容器本体の主室に向けて着脱可能に嵌合保持される環状の隔壁を配置して、この隔壁、シリンダーの外側壁、中間筒体の内壁及び回動カバー体にてその内部に他の内容物を収納する環状の副室を形成してなり、
    前記環状の副室内に、回動カバー体の回転に伴うスライドにて前記隔壁を押圧し前記ポンプの吸引管をガイドにして該隔壁を副室内の他の内容物とともに主室内へ脱落させて主室内の内容物と副室内の他の内容物を混合させる押圧筒体を設けたことを特徴とするポンプ付き二剤混合容器。
  4. 前記回動カバー体はその内壁面に傾斜面を有する凸部を有し、前記中間筒体はその壁部の対向位置に該中間筒体の軸心に沿って開口する二本のスリットを有し、前記押圧筒体は外壁の対向位置に、前記中間筒体のスリットを通り抜けて前記回動カバー体の凸部の傾斜面に連係し該回動カバー体の回転にて押圧筒体をスリットに沿ってスライドさせる突起を有する、請求項3記載のポンプ付き二剤混合容器。
  5. 前記回動カバー体はその内壁面に螺旋溝を有し、前記中間筒体はその壁部の対向位置に該中間筒体の軸心に沿って開口する二本のスリットを有し、前記押圧筒体は外壁の対向位置に、前記中間筒体のスリットを通り抜けて前記回動カバー体の螺旋溝に連係し該回動カバー体の回転にて押圧筒体をスリットに沿ってスライドさせる突起を有する、請求項3記載のポンプ付き二剤混合容器。
  6. 前記容器本体の主室は、その中心部を最も低くする傾斜を形成したすり鉢断面になる底壁を有する請求項1〜5の何れかに記載のポンプ付き二剤混合容器。
  7. 前記中間筒体と回動カバー体の外筒部との相互間に気密性を保持するシール部材を有する請求項1〜6の何れかに記載のポンプ付き二剤混合容器。
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