JP2002179118A - 毛髪梳き具付き二液混合注出容器 - Google Patents

毛髪梳き具付き二液混合注出容器

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JP2002179118A
JP2002179118A JP2000374675A JP2000374675A JP2002179118A JP 2002179118 A JP2002179118 A JP 2002179118A JP 2000374675 A JP2000374675 A JP 2000374675A JP 2000374675 A JP2000374675 A JP 2000374675A JP 2002179118 A JP2002179118 A JP 2002179118A
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hair
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liquid
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Yukitomo Yuzuhara
幸知 柚原
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Yoshida Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 二液の混合式染髪用塗布剤の混合及び操作性
に優れ、かつ塗布剤を毛髪梳き具の梳き歯間に注出で
き、しかも毛髪梳き具の全長を可及的に短く形成し得
て、梱包性や保管性にも優れる毛髪梳き具付き混合注出
容器を提供する。 【解決手段】 下側容器210と、下側容器の口部内周
面に嵌合する筒状の上側容器220、及び上側容器の内
部を上下2室の液剤収容室216,228に区画し、該
下側容器内に脱落する中栓230とで容器本体220を
構成する。毛髪梳き具400は上側容器220の口部2
25に螺着される螺合筒410と、案内通路424が形
成された柄部420と、該柄部に一体的に設けられた毛
髪の梳き歯42と、柄部に形成され、塗布剤を注出する
注出口426と、螺合筒の中心部に下方に延びて一体形
成され、該中栓に当接して下方に押圧して脱落させる押
圧棒417とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器本体内で中栓
により上下の2室に分離された液剤収納室に収納されて
いる二液を混合して染髪用塗布剤となし、この塗布剤を
櫛やブラシなどの毛髪梳き具の歯間に注出して、毛髪に
塗布することを可能とした毛髪梳き具付き二液混合注出
容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、容器内に収容した染髪用の塗
布剤を、当該容器に取り付けた櫛体やブラシ体などの毛
髪梳き具の歯間に導き、この梳き具で毛髪を梳くことに
よってその表面に塗布し得るようにした染髪剤の塗布用
毛髪梳き具付き注出容器が知られている。
【0003】この種の注出容器は、容器本体とその口部
に螺合される蓋体、及び使用時に当該蓋体と換装される
毛髪梳き具とからなる。この毛髪梳き具は、容器本体に
螺合される柄部とこの柄部の先端側に一体的に取り付け
られた毛髪梳き具本体とからなり、柄部にはその内部に
容器本体内の染髪剤を毛髪梳き具本体に導くための案内
通路が設けられて中空の管体状に形成され、基端部が容
器本体の口部に螺合されて取り付けられるようになって
いる。また、毛髪梳き具本体は柄部他端の先端側に一体
化されて設けられており、多数の軸状のブラシ歯が縦横
に林立されて、あるいは多数の平板状の櫛歯が長手方向
に沿って縦に整列されている。また、柄部にはブラシ歯
や櫛歯間に染髪剤を注出するための注出口が当該柄部の
案内通路に連通されて形成されていて、容器本体内の染
髪剤は案内通路を通じて注出口から流れ出すようになっ
ており、梳き具で毛髪を梳けば、歯間に注出されている
塗布剤が毛髪表面に塗布されることになり、塗布作業を
簡易になし得る。
【0004】また、染髪剤には使用時に2液を混合させ
るタイプのものがある。そして、このような2液混合式
の染髪用塗布剤を収納する容器としては、脱落可能な中
栓で容器本体内を上下の2室に隔離形成しておき、その
2室に2液を分離収納する一方、使用時に上記蓋体に換
装して装着するノズル体には下方に延出させて中栓押圧
用の筒体をノズル口に連通させて一体形成しておき、塗
布剤使用時にノズル体に換装する際に、その筒体で上記
中栓を下室に落とし込んで2液を混合させて塗布剤とな
し、この混合後の塗布剤をノズルから外部に注出するよ
うにしたものがある(実開平3−72635号公報
等)。この場合には、塗布剤はノズルからブラシや櫛等
の梳き具上に直接抽出して、あるいは一度皿等に注出し
てこれを梳き具で掬い取って塗布作業が行なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の2液
混合式の染髪用塗布剤の混合容器にあっては、塗布剤の
使用時にはその蓋体をノズル体に換装して、そのノズル
口から塗布剤を外部に抽出し、その抽出した塗布剤を梳
き具で掬い取って、あるいは梳き具上に直接注出させて
毛髪に塗布するので、塗布作業が面倒であり、かつ塗布
剤が歯間に浸入し難く毛髪への均一な塗布を行うのが難
しいといった問題があった。
【0006】そこで、ノズル体に代えて当該混合容器
に、塗布剤の案内通路と注出口とを設けた毛髪梳き具を
取り付けることが考えられるが、そのようにすると混合
容器の中栓を落とし込むために、その押圧棒が別途に必
要となる。そして、このような押圧棒で中栓を落とし込
むようにした場合には、その落とし込み時に押圧する力
の入れ加減が難しくなり、力を入れすぎると中栓を落と
し込んだときに液はねが生じて外部に飛び出してしまっ
たり、また容器本体の保持が不十分であると倒してしま
ったりする等の虞があって好ましくない。
【0007】また、塗布剤の前記案内通路を有した上記
の毛髪の梳き具に、上記ノズル体における押圧用の筒体
を付加して形成することも考えられるが、当該筒体で中
栓を落とし込むようにすると、筒体の容器本体内への挿
入時に上室の液剤が筒体内に入り込んでしまうから、中
栓を落とし込んでもその筒体内に入り込んでしまってい
る上室側の液剤は、当該中栓を落とし込んでから入り込
んでくる下室の液剤と混合し難く、もって注出させ初め
には梳き具の注出口からは十分な混合がなされていない
液剤が注出されてしまうという問題が生じる。
【0008】さらに、梳き具に押圧用筒体を一体的に形
成すると、その全長が容器本体の高さ寸法に対してかな
りの長さになってしまい、梱包性や保管性の問題も生じ
てしまうといった各種の課題がある。
【0009】本発明は上記課題に鑑みて創案されたもの
であり、その第1の目的は、混合時の操作性とその混合
性とに優れた毛髪梳き具付き二液混合注出容器を提供す
ることにある。
【0010】また、第2の目的は、さらに毛髪梳き具の
全長を可及的に短くし得て、梱包性や保管性に優れる毛
髪梳き具付き二液混合注出容器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の請求項1に係る構成では、容器本体
内が中栓により上下2つの液剤収納室に分離形成されて
おり、該中栓を下側の液剤収納室内に落とし込んで該上
下の液剤収納室内に収納された二液を混合し、該混合し
て得られる染髪用塗布剤を櫛やブラシなどの毛髪梳き具
の梳き歯間に注出する毛髪梳き具付き二液混合注出容器
であって、前記容器本体は、下側の液剤収納室を形成す
るための有底筒体状の下側容器と、該下側容器の口部内
周面に嵌合して設けられ、上側の液剤収納室を形成する
筒状の上側容器と、該上側容器の下端部内周面に嵌合さ
れて設けられ、該上側容器と下側容器とで画成される内
部を上下に隔離して2つの液剤収容室に区画するととも
に、下方に押圧されることで該下側容器内に脱落する中
栓とを有し、前記毛髪梳き具は、前記上側容器の上部の
口部に螺合装着される螺合筒と、該螺合筒の上部から一
体的に上方に延びて設けられ、内部に容器本体の上側容
器に連通する前記塗布剤の案内通路が形成されている柄
部と、該柄部の延出端側に一体的に設けられた毛髪の梳
き歯と、該柄部に形成され、該案内通路と連通して該梳
き歯間に塗布剤を注出する注出口と、該螺合筒の中心部
に位置して下方に延びて一体形成され、該螺合筒の容器
本体への螺合装着時に前記中栓に当接し、これを下方に
押圧して脱落させる押圧棒と、を有することを特徴とす
る。
【0012】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明の請求項2に係る構成では、前記中栓は、前記上
側容器の内面に嵌合する環状壁と隔壁とを有し、該隔壁
の中央部には前記押圧棒の先端が当接する被押圧部が上
方に延びて形成されていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は
本発明に係る毛髪梳き具付き二液混合注出容器の一実施
形態を示すものであり、(a)は使用前の蓋部材で密封
されている状態の容器本体の縦断面図、(b)は毛髪梳
き具の縦断面図である。図2は図1(a)を分解して示
す分解縦断面図であり、図3は容器本体に毛髪梳き具を
取り付けた状態を示す使用時の縦断面図である。
【0014】これらに図示するように、この実施形態の
毛髪梳き具付き二液混合注出容器100は、容器本体2
00と毛髪梳き具400とからなり、共に合成樹脂で形
成されている。
【0015】容器本体200は下側の液剤収納室216
を形成するための有底筒体状の下側容器210と、この
下側容器210の口部212内周面に嵌合して設けられ
て上側の液剤収納室228を形成する筒状の上側容器2
20とを備える。上側容器220の下端部にはその内周
面に嵌合されて、上側容器220と下側容器210とで
画成される容器本体200の内部を上下に隔離して2つ
の液剤収容室216と228とに区画する中栓230が
設けられており、この中栓230は下方に押圧されるこ
とで下側容器210内に脱落するようになっている。ま
た、上側容器220の口部225には上側液剤収納室2
28を密封する蓋体240が着脱自在に装着される。
【0016】下側容器210はその上側部の口部212
が若干縮径形成されており、この口部212の外周面に
は雄ねじ214が形成されている。上側容器220の下
側部は二重筒形状に形成されており、その内筒部223
は下側容器210の口部212内周面に密接して嵌合す
る。また、上側容器220の外筒部221にはその内周
面に雌ねじ222が形成されており、上記下側容器21
0の口部212外周面に形成された雄ねじに螺合するよ
うになっている。つまり、下側容器210の口部に21
2に対して上側容器220の外筒部221を螺合させて
いくと、それに伴い上側容器220の内筒部223が下
側容器210の口部212内周面に密接して嵌入されて
ゆき、上側及び下側の両容器210と220とが結合さ
れる。ここで、上側容器220の二重筒部分の分岐部は
肉厚になっているが、この肉厚部には当該部分の弾性変
形を助長させて、二重筒部分と下側容器210の口部2
12との係合を容易になさしめるための環状溝224が
設けられている。
【0017】また、上側容器220における二重筒部分
より上側の部分は、内筒223に連続して上方に行くに
従い徐々に縮径形成されており、かつ上端部分には段部
を付けられて一様の寸法に更に縮径形成された口部22
5が設けられており、この口部225の外周には雄ねじ
226が形成されている。そして、この口部225には
その雄ねじ226に螺合されて着脱自在に蓋体240が
装着されるようになっており、この蓋体240にはその
内周面に雌ねじ242が形成されているとともに、天板
部244の下面には口部225の内周面に嵌入して密着
し、当該口部225を密封する環状突起246が一体形
成されて設けられている。
【0018】上側容器220の下端部に設けられる中栓
230は、当該上側容器220の内筒223内面に密接
して嵌合する環状壁232と、容器本体210の空間を
上下に画成する隔壁236とからなり、環状壁232の
下端部には上側容器220の内筒223下端縁に当接す
るストッパー233が径方向外方に突出して全周に亘っ
て形成されている。隔壁233は上方に突出する略コー
ン状をなし、その中心部には中空の軸状をなして上方に
延びる被押圧部234が一体形成され、その延出端の端
面には、後述する毛髪梳き具の押圧棒が当接する受け座
238が凹設されている。
【0019】毛髪梳き具400は、前記上側容器220
の口部225に螺合装着される螺合筒410と、この螺
合筒410の上部から一体的に上方に延びて設けられて
内部に塗布剤の案内通路424が形成されている柄部4
20と、この柄部420の延出端側の一側方に一体的に
突出して設けられた梳き歯425と、この螺合筒410
の中心部に位置して下方に延びて一体形成され、当該螺
合筒410の容器本体200への螺合装着時に前記中栓
230に当接してこれを下方に押圧して脱落させる押圧
棒417とからなる。
【0020】上記螺合筒410は有蓋筒体状の蓋様をな
していて、その天板部416の中心部下面から上記押圧
棒417が真っ直ぐ下方に延びて一体形成されている。
また、天板部416には押圧棒417の側方に位置し
て、上側容器220の液剤収容室228と柄部420の
案内通路424とを連通させるための貫通孔418が複
数形成されている。さらに、天板部416下面には上側
容器200の口部225内周面に密着して嵌合するシー
ル用の環状突起415が一体形成されている。
【0021】また、螺合筒410はその天板部416上
面に、縮径形成されて一体的に設けられた柄部接続用の
接続筒413を有し、この接続筒413の内周面にはこ
れに密着嵌合されて柄部420の基端部422が一体的
に接着結合されている。また、この接続筒413の内周
面には環状の係合溝414が、基端部422の外周面に
は環状の係合突起423が形成されていて、これら係合
溝414と係合突起423とが互いに係合して螺合筒4
10と柄部420とが密封性を保って強固に結合されて
いる。
【0022】梳き歯425は柄部420の延出端側にお
ける一側方に一体的に突出して多数設けられており、当
該実施形態では各梳き歯425は平板状をなして柄部の
長手方向に沿って縦に整列されていて櫛歯を構成してい
る。
【0023】また、柄部420には、案内通路424と
連通して上記多数の梳き歯425間に塗布剤を注出する
注出口426が、各梳き歯425の歯元部にその歯幅の
中央部に位置されて当該歯幅よりも十分狭い幅で縦長に
形成されている。
【0024】上述の如く構成される本実施形態の毛髪梳
き具付き二液混合注出容器100では、図1(a)及び
図2に示すように、下側液剤収容室216内に液剤を収
納した下側容器210と下端部に中栓230を嵌着させ
て上側液剤収容室228内に液剤を収容した上側容器2
20とを螺着及び嵌合させて、これらを密封性を保って
結合し、上側容器220の口部225には蓋体240を
装着して密封しておく。そして、染髪用塗布剤の使用時
において、蓋体240を毛髪梳き具400に換装する。
【0025】蓋体240を取り外して上側容器220の
口部225に毛髪梳き具400の押圧棒417を挿入し
て螺合筒410を螺合させていくと、押圧棒417の先
端は中栓230の中心部で上方に突出している被押圧部
234に向けて下降していき、やがて当該押圧棒417
の先端は被押圧部234上端面の受け座238に当接し
てこの中栓230を下方に向けて徐々に押し出してい
く。そして、螺合筒410を完全に螺合させ終わるまで
には、中栓230はその環状壁232が上側容器220
の内筒223よりも下方部に押しやられてそれらの嵌合
が解除され、中栓230は上側液剤収容室228内に収
容された液剤と共に下側容器210内の液剤収容室に落
とし込まれる。これにより、図3に示すように、上側容
器220内の上側液剤収納室228と下側容器210の
下側液剤収納室216とが連通した大きな混合室となっ
て、二液が混じり合い染髪用塗布剤となる。そして、容
器本体200を軽く振るだけで、二液を容易にかつ素早
く均等に混合させることができる。
【0026】ここで、中栓230に対する押圧棒417
の押圧力は螺合筒410を螺合させて行くことで発生す
るから、軽いねじ込み力で螺合させていくだけで、押圧
棒417の先端を中栓230における被押圧部234の
受け座238に確実に当接させて、容易に中栓230を
落とし込むことができる。よって、その落とし込み時に
力を入れすぎて液はねを生じさせて外部に飛び出させて
しまうことがなく、また勢い余って容器本体200を倒
してしまう虞も低い。
【0027】そして、容器本体200の外周部を軽く押
し込むと、内部で二液が混合されることで得られた染髪
剤は螺合筒410の貫通孔418を通じて柄部420の
案内通路424に流れ込んでここに滞留し、更に容器本
体200が押し込まれると注出口426から各梳き歯4
25,425,…間にその歯元部側から流れ出し、多数
の梳き歯425間に溜まる。よって、この状態で毛髪を
梳くことにより染髪剤を容易に毛髪の表面に塗布するこ
とができる。
【0028】また、押圧棒417は中実であって、前記
した従来例のように塗布剤の案内通路を形成する筒体で
はないから、上側溶液220内に挿入しても上側液剤収
容室228内の未混合の液剤が案内通路内に入り込んで
しまうという様なことはなく、従って注出させ初めにあ
っても、梳き具の注出口426から混合されていない液
剤が注出されてしまうことがない。
【0029】さらに、中栓230の中央部には押圧棒4
17の先端が当接する被押圧部230が上方に延びて形
成されているので、押圧棒417の長さは上側容器22
0の高さ寸法に対して十分に短く形成でき、柄部420
と押圧棒417とを一体化させた毛髪梳き具400の全
長を可及的に短くすることができる。よって容器本体2
00と毛髪梳き具400とをパッケージ化するにあたっ
て可及的な小型化が図れて梱包性や保管性に優れる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る毛髪
梳き具付き二液混合注出容器によれば、中栓に対する押
圧棒の押圧力は螺合筒を螺合させて行くことで発生する
から、軽いねじ込み力で螺合させていくだけで、押圧棒
の先端を中栓の被押圧部に確実に当接させて、容易に中
栓を落とし込むことができ、その落とし込み時に力を入
れすぎて液はねを生じさせて外部に飛び出させてしまっ
たり、勢い余って容器本体を倒してしまうことを可及的
に防止することができる。 また、押圧棒は塗布剤の案
内通路を形成しないから、染髪剤を注出するにあたって
その初期に未混合の液剤が注出されてしまうこともな
い。
【0031】さらに、中栓の中央部に押圧棒の先端が当
接する被押圧部を上方に延出させて設けておけば、押圧
棒の長さを上側容器の高さ寸法に対して十分に短く形成
して、柄部と押圧棒とを一体化させた毛髪梳き具の全長
を可及的に短くすることができ、もって容器本体と毛髪
梳き具とをパッケージ化するにあたって可及的な小型化
が図れて梱包性や保管性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る二液混合式染髪用塗布剤の毛髪梳
き具付き混合注出容器の一実施形態を示すものであり、
(a)は使用前の蓋部材で密封されている状態の容器本
体の縦断面図、(b)は毛髪梳き具の縦断面図である。
【図2】図1(a)を分解して示す分解縦断面図であ
る。
【図3】容器本体に毛髪梳き具を取り付けた状態を示す
使用時の縦断面図である。
【符号の説明】
100 毛髪梳き具付き二液混合注出容器 200 容器本体 210 下側容器 216 下側液剤収容室 220 上側容器 228 上側液剤収容室 230 中栓 234 被押圧部 238 受け座 240 蓋体 410 螺合筒 417 押圧棒 400 毛髪梳き具 420 柄部 424 案内通路 425 梳き歯 426 注出口
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 81/32 B65D 81/32 T

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体内が中栓により上下2つの液剤
    収納室に分離形成されており、該中栓を下側の液剤収納
    室内に落とし込んで該上下の液剤収納室内に収納された
    二液を混合し、該混合して得られる染髪用塗布剤を櫛や
    ブラシなどの毛髪梳き具の梳き歯間に注出する毛髪梳き
    具付き二液混合注出容器であって、 前記容器本体は、下側の液剤収納室を形成するための有
    底筒体状の下側容器と、該下側容器の口部内周面に嵌合
    して設けられ、上側の液剤収納室を形成する筒状の上側
    容器と、該上側容器の下端部内周面に嵌合されて設けら
    れ、該上側容器と下側容器とで画成される内部を上下に
    隔離して2つの液剤収容室に区画するとともに、下方に
    押圧されることで該下側容器内に脱落する中栓とを有
    し、 前記毛髪梳き具は、 前記上側容器の上部の口部に螺合装着される螺合筒と、 該螺合筒の上部から一体的に上方に延びて設けられ、内
    部に容器本体の上側容器に連通する前記塗布剤の案内通
    路が形成されている柄部と、 該柄部の延出端側に一体的に設けられた毛髪の梳き歯
    と、 該柄部に形成され、該案内通路と連通して該梳き歯間に
    塗布剤を注出する注出口と該螺合筒の中心部に位置して
    下方に延びて一体形成され、該螺合筒の容器本体への螺
    合装着時に前記中栓に当接し、これを下方に押圧して脱
    落させる押圧棒と、 を有する、ことを特徴とする毛髪梳き具付き二液混合注
    出容器。
  2. 【請求項2】 前記中栓は、前記上側容器の内面に嵌合
    する環状壁と隔壁とを有し、該隔壁の中央部には前記押
    圧棒の先端が当接する被押圧部が上方に延びて形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の毛髪梳き具付き
    二液混合注出容器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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