JP2020055547A - 計量注出栓 - Google Patents

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【課題】容器内の内容物を迅速、かつ正確に計量できる計量注出栓を提案する。【解決手段】栓体本体の周壁に、その底部から上部開放端に向けて開放され、かつ容器内につながる長孔を設け、内装体の周壁に、該内装体を回転させることによって該栓体本体の長孔に連通可能な切り欠き開放部を設け、該内装体の切り欠き開放部に、該内装体の回転にしたがって該栓体本体の長孔の開放長さを連続的または断続的に変動させて該内装体の計量容量を任意に変更し得る切り欠き端縁を形成する。【選択図】図2

Description

本発明は、容器を傾動若しくは反転姿勢に保持する一方、それをすぐさま正位姿勢に戻すことにより容器内の内容物を計量し、さらに、該容器を再度、傾動若しくは反転姿勢に保持することにより計量された内容物をキャップの注出口から注出する計量注出栓に関するものである。
容器の口頚部に計量注出栓を組み付け、容器を傾動若しくは反転姿勢に保持したのち正位姿勢に戻して内容物の計量を行い、さらに再び容器を傾動若しくは反転姿勢に保持することによって計量された内容物を注出する計量注出栓としては、例えば、特許文献1、2に開示されたものが知られており、近年、洗剤や化粧料、調味料、薬剤等を入れる容器など、幅広い分野で多用されている。
実公平7−48530号公報 実開昭61−180955号公報
ところで、この種の計量注出栓は、計量室の壁部に設けられた流入孔あるいはスリットを通して容器内の内容物を計量室に流入させる構造になっているのが普通であり内容物の計量に時間がかかるうえ計量時に内容物をこぼすおそれがあり使い勝手がよいとはいえない。また、とくに特許文献2のようなものにあっては、計量された内容物の液面レベルが下がった場合に容器内の内容物が計量室へと流れ込んでしまい正確な計量が行えない不具合を有しており、未だ改善の余地が残されている。
本発明の課題は、容器内の内容物を、所望の量に迅速かつ、正確に計量して注出することができる使い勝手のよい計量注出栓を提案するところにある。
本発明は、上部開放端を有し、容器の口頚部の内側に着脱自在に吊り下げ保持される栓体本体と、該上部開放端を通して該栓体本体の内側に回転可能に装着される内装体とを備え、該容器を傾動若しくは反転姿勢に保持する一方、正位姿勢に戻すことにより容器内の内容物を該内装体に注入して計量するとともに、該容器を再び傾動若しくは反転姿勢に保持することにより該内装体にて計量された内容物を該内装体の上部に設けられたキャップの注出口から注出する計量注出栓であって、前記栓体本体の周壁に、その底部から上部開放端に向けて開放され、かつ前記容器内につながる長孔を設け、前記内装体の周壁に、該内装体を回転させることによって該栓体本体の長孔に連通可能な切り欠き開放部を設け、該内装体の切り欠き開放部は、該内装体の回転にしたがって該栓体本体の長孔の開放長さを連続的または断続的に変動させて該内装体の計量容量を任意に変更し得る切り欠き端縁を有することを特徴とする計量注出栓である。
上記の構成からなる計量注出栓においては、前記切り欠き端縁は、前記内装体の周壁に沿い該内装体の上方から下方に向けて漸次に切り込まれた螺旋形状をなす切り欠き端縁を含むものとすること、あるいは、前記内装体の周壁に沿い該内装体の上方から下方に向けて段階的に切り込まれた階段形状をなすものとするのが好ましい。
また、本発明の計量注出栓は、前記栓体本体が、前記長孔の上部につながり該栓体本体の周壁の廻りに沿って形成された開口部を有し、前記内装体が、前記切り欠き開放部の上部につながり該開口部と協働して空気置換用の導通口を形成する切り欠き部を有し、該導通口は、該内装体による計量を終えた時点で該内装体を回転させることにより該内装体の周壁にて閉塞されるものが望ましい。
また、本発明の計量注出栓は、前記内装体と前記栓体本体との相互間に、該内装体の一方向のみの回転を許容するラチェット式の逆回転防止機構を設けるのが好ましく、前記栓体本体の上部開放端の近傍に位置する周壁には、前記内装体の周壁の外面または前記キャップの外面を部分的に露出させる窓孔を設けるのが好ましい。
さらに、本発明の計量注出栓は、前記栓体本体の底壁部の中心部に、貫通孔を設けることができ、前記内装体の底壁部の下面には、該貫通孔に嵌合して該内装体を回転可能かつ、引き抜け不能に保持する係止爪部を設けることができる。
本発明の計量注出栓によれば、栓体本体に形成された長孔および内装体の形成された切り欠き開放部を通して容器内の内容物が計量室内へと流入するため、内容物の流入口を大きくすることが可能であり内容物を迅速に計量することができる。また、内容物の計量を終えたのちには、内装体の周壁により長孔を閉塞させることが可能であり、容器内の内容物が計量室内へと流れ込むことはなく、計量に係わる内容物のみを注出することができる。
また、本発明の計量注出栓によれば、栓体本体に設けられた長孔の上部に開口部と、内装体に設けられた切り欠き部によって空気置換用の導通口を形成しているため、計量容量が変更されたとしても内装体内の空気を効率的に置換することができる。
本発明の計量注出栓によれば、前記栓体本体との相互間には、該内装体の一方向のみの回転を許容するラチェット式の逆回転防止機構が設けられているため、内装体の不用意な回転が回避され、計量された内容物のみを注出することができる。
本発明の計量注出栓によれば、記栓体本体の上部開放端の近傍に位置する周壁に、内装体の周壁の外面またはキャップの外面を部分的に露出させる窓孔が設けられているため、該周壁に例えば、計量容量に対応する数値等を表示させることができ、内容物の計量容量を簡単、かつ正確に変更し得る。
さらに、本発明の計量注出栓によれば、栓体本体の底壁の中心部に、貫通孔を設け、内装体の底壁の下面に、該貫通孔に貫通して該内装体を該栓体本体の内側において回転可能かつ、引き抜け不能に保持する係止爪部を設けておくことにより、構造の複雑化を招くことなしに内装体を栓体本体に確実に組み付けることができる。
本発明にしたがう計量注出栓の実施の形態を模式的に示した外観斜視図である。 図1に示した計量注出栓の分解状態を示した図である。 図1に示した計量注出栓を容器の口頚部に装着した状態を示した図である。 (a)〜(d)は、内装体を回転させて長孔の開放長さを変動させた様子を示した図である。 本発明にしたがう計量注出栓の他の例を示した図である。 本発明にしたがう計量注出栓において、導通口、長孔を閉塞させた状態を示した図である。 (a)〜(c)は、本発明にしたがう計量注出栓を備えた容器を正位姿勢、傾動姿勢、反転姿勢に保持した状態を示した図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明にしたがう計量注出栓の実施の形態を模式的に示した外観斜視図であり、図2は、図1に示した計量注出栓を分解状態で示した図であり、図3は、図1に示した計量注出栓を容器の口頚部に装着した状態を示した図である。なお、図3においては容器の口頚部を含めた容器胴体部分の上部のみを表示している。
図1〜3における符号1は、計量注出栓の主要部分を構成する栓体本体である。栓体本体1は、底壁部1aと、該底壁部1aの縁部において立ち上がる周壁を備え、該周壁に上部開放端1bを有する筒体1cと、該筒体1cの外周壁の上部においてつながり該筒体1cとの相互間で下向きに開放された環状溝部を形成する短尺の筒体1dからなっている。なお、筒体1cの、筒体1dの上側の部分については、下側の部分よりも径が拡大された大径筒部とすることができる。
筒体1dの内周壁には、容器Bの口頚部に設けられたねじ部に係合可能なねじ部が設けられており(図示せず)、このねじ部と容器Bの口頚部の外側に設けられたねじ部(図示せず)を係合させることによって栓体本体1を、容器の口頚部の内側に着脱自在に吊り下げ保持することができるようになっている。なお、筒体1dと容器Bの口頚部とは、アンダーカット係合により着脱自在に嵌合させてもよい。
また、符号2は、栓体本体1の上部開放端1bを通して栓体本体1の内側に回転可能に装着される内装体である。内装体2は、栓体本体1の底壁部1aの上面に位置する底壁部2aと、該底壁部2aの縁部において立ち上がる周壁を備えた筒体2bからなっており、その内側に容器B内の内容物を計量する計量空間を形成している。
また、符号3は、内装体2の筒体2bの上部に設けられたキャップである。キャップ3は、筒体2bの上部にねじあるいはアンダーカットにより液密状態で連結可能な筒体3aと、該筒体3aの上端部に一体連結するとともにその中央部にリップ付きの注出口3bが形成された天板3cと、該天板3cにヒンジ3dを介して揺動可能につながり、該注出口3bを開閉する蓋体3eからなっている。蓋体3eの裏面には、蓋体3eを閉じたとき注出口3bのリップfの上部に嵌合して該注出口3bを密閉する環状帯3e1が設けられている。
キャップ3の筒体3aの胴体の長手方向の中央域には、胴体を周回する環状の段差3a1が形成されており、内装体2を栓体本体1に組み付ける際に、該段差3a1を境にしてその下側部分が栓体本体1の内部に入り込むとともに、該段差3a1の端面が栓体本体1の上部開放端1bに当接してキャップ3の、栓体本体1に対する位置決めがなされている。キャップ3は、段差3a1の端面が栓体本体1の上部開放端1bで摺動しつつ回転可能になっており、この回転に合わせて内装体2を栓体本体1内で回転させることができるようになっている。なお、キャップ3と内装体2とは、その成形が可能であるならば一体構造としてもよく、この場合には、部品点数を削減できる利点がある。
また、符号4は、栓体本体1の筒体1cの周壁に設けられた長孔である。長孔4は、栓体本体1の底壁部1aから上部開放端1bに向けて開放されたものであって、計量時に容器B内の内容物を通すことができるようになっている。長孔4は、縦長の矩形状を有するものを適用することが可能であるがその形状は図示のものに限定されることはなく任意の形状に変更し得る。
また、符号5は、内装体2の筒体2bの周壁に設けられた切り欠き開放部である。切り欠き開放部5は、内装体2を栓体本体1の内側において回転させることによって長孔4に連通可能になっており、内装体2の回転にしたがって長孔4の開放長さLを例えば、図4(a)〜(d)に示すように適宜変動させる切り欠き端縁5aを有している。
長孔4の開放長さLを変動させると、切り欠き端縁5aと長孔4の縁部とが最も低い位置で交差する交差部Pの位置も変動することとなり、この交差部Pから内装体2の底壁部2aに至るまでの垂直高さhの分だけ容器B内の内容物が内装体2に注入されて計量されることになる。
切り欠き端縁5aは、ここでは、内装体2の筒体2bの周壁に沿い該内装体2の上方から下方(または下方から上方)に向けて漸次に切り込まれた螺旋形状をなす切り欠き端縁と、該螺旋形状をなす切り欠き端縁の下端から垂直に立ち上がる切り欠き端縁とを組み合わせたものを例として示したが、水平切り欠き端縁と垂直切り欠き端縁とを組み合わせて段階的に切り込んだ、例えば、図5に示すような階段形状をなすもの、あるいはその他任意の形状を有するものを適宜適用することが可能であり、図示のものに限定されることはない。
また、符号6は、栓体本体1の筒体1cの周壁でその廻りに沿って形成された矩形状の開口部である。開口部6は、長孔4の上部につながっており、該長孔4の幅寸法よりも広い幅寸法に設定されている。
また、符号7は、内装体2の筒体2bに形成された切り欠き部である。切り欠き部7は、切り欠き端縁7aにより形成されるものであって切り欠き開放部5の上部につながっており、該切り欠き開放部5の上部の幅寸法よりも広い幅寸法に設定され、該開口部6と協働して空気置換用の導通口Mを形成している。
内装体2による計量を終えた時点で該内装体2を回転させることにより導通口Mは、図6に示すように、内装体2の筒体2bの周壁にて閉塞され、これに追随して長孔4も閉塞されることとなり、計量に係わる内容物のみが内装体2内に留まることになる。この状態で容器Bを傾動、反転姿勢に保持したとしても容器B内の内容物が内装体2に流れ込むことはない。
また、符号8は、内装体2の筒体2bと、栓体本体1の筒体1cとの相互間に設けられ、該内装体2の一方向のみの回転を許容するラチェット式の逆回転防止機構である。
逆回転防止機構8としては、例えば、内装体2の筒体2bの外周壁および栓体本体1の筒体1cの内周壁にそれぞれ周方向に沿って間隔をおいて配列された凸部8a、8bによって構成することができる。
凸部8a、8bにそれぞれ互いに対面する傾斜面を設け、この傾斜面を利用して凸部8a、8bが相互に乗り越えることにより内装体2の回転を可能とし、該凸部8a、8bの傾斜面とは反対側に起立壁を設け、その起立壁を相互に当接させることにより逆向きの回転を防止する。かかる逆回転防止機構8によれば、内装体2の不用意な逆向きの回転が阻止され、計量された内容物の容器B内への漏れ出しを回避することができる。
逆回転防止機構8を構成する凸部8a、8bを複数個配列しておき、予め設定された計量容量に対応した位置で内装体2を停止、位置決めすることにより内容物を所定の容量に正確に計量することが可能となる。内装体2による計量を図4(a)〜(d)に示すように四段階で変更する場合には、凸部8a、8bのうちのいずれか一方を4個とし、もう一方を1個とすればよい。
また、符号9は、栓体本体1の上部開放端1bの近傍に位置する周壁に設けられた窓孔である。該窓孔9は、内装体2の筒体2bの周壁の外面(外周壁)あるいはキャップ3の外面、とくに、栓体本体1の内部に入り込む下側部分の外面を部分的に露出させるものであり、その露出部分に例えば、内装体2の計量容量に対応する数値を表示しておくことにより内容物を所望の容量に設定することができる。例えば、図4(a)において10g(10ml)の計量が可能である場合には、窓孔9に10gと表示し、図4(b)において16g(16ml)の計量が可能である場合には、窓孔9に16gと表示し、図4(c)において20g(20ml)の計量が可能である場合には、窓孔9に20gと表示し、さらに図4(d)において24g(24ml)の計量が可能である場合には、窓孔9に24gと表示する。
さらに、符号10は、栓体本体1の底壁部1aの中心部に設けられた貫通孔、符号11は、内装体2の底壁部2aの下面に設けられた二つ割の例で示した係止爪部である。係止爪部11を貫通孔10に嵌合させることにより内装体2は、栓体本体1の内側で回転可能かつ、引き抜け不能に保持されることになる。
図7(a)〜(c)は、本発明にしたがう計量注出栓を備えた容器Bを正位姿勢、傾動姿勢および反転姿勢にそれぞれ保持した状態を示した図である。
本発明にしたがう計量注出栓を用いて容器B内の内容物を計量するには、まず、キャップ3の蓋体3eを閉じた状態に保持するとともに、内装体2の計量容量が所定の計量容量となるように該内装体2を回転させて長孔4の開放長さL(垂直高さh)を所定の長さに設定し、容器Bを傾動若しくは反転姿勢に保持する一方、該容器Bをすぐさま正位姿勢に戻す。この動作により容器B内の内容物は長孔4および切り欠き開放部5を通して内装体2内に流れ込み、垂直高さhの分だけ内装体2内に留まることになる。
そして次に、内装体2を回転させて図6に示すように、長孔4および導通口Mを閉塞させたのち、キャップ3の蓋体3eを開放して容器Bを再び傾動若しくは反転姿勢に保持する。これにより、内装体2内の内容物、すなわち、計量された内容物のみがキャップ3の注出口3bから注出されることになる。
とくに、図4(d)に示すような状態(計量容量が最大の場合)で計量するにあたっては、容器B内の内容物が導通口Mを通して流入することになるため、該導通口Mの上方、すなわち、キャップ3の側に、内装体2で計量される容量と同等容量以上の空間を設けておくのがよく、これにより、空気置換を阻害することなしに内容物の迅速な計量が可能となる。なお、導通口Mの上方に空間を設けることができない場合には、導通口Mを形成する開口部6を栓体本体1の底壁部1aの側に、また、切り欠き部7を内装体2の底壁部2aの側にそれぞれ形成し、導通口Mの上方に内装体2による計量容量と同等容量以上の空間を確保するのが好ましい。
本発明にしたがう計量注出栓は、長孔4の上部、切り欠き開放部5の上部に導通口Mが形成されており、長孔4と切り欠き開放部5によって形成された開口部分を通して容器B内の内容物が内装体2内に流入することから、効率的な空気置換のもとに迅速かつ、正確な計量が行え、計量を終えたのちにおいては、容器Bの内部と内装体2によって形成される計量室とは確実に遮断することができるため内装体2に余計な内容物が流入することはない。
本発明によれば、容器内の内容物の必要量を、迅速かつ正確に計量可能な使い勝手のよい計量注出栓が提供できる。
1 栓体本体
1a 底壁部
1b 上部開放端
1c 筒体
1d 筒体
2 内装体
2a 底壁部
2b 筒体
3 キャップ
3a 筒体
3a1 段差
3b 注出口
3c 天板
3d ヒンジ
3e 蓋体
3e1 環状帯
4 長孔
5 切り欠き開放部
5a 切り欠き端縁
6 開口部
7 切り欠き部
7a 切り欠き端縁
8 逆回転防止機構
8a 凸部
8b 凸部
9 窓孔
10 貫通孔
11 係止爪部
L 開放長さ
M 導通口
f リップ

Claims (7)

  1. 上部開放端を有し、容器の口頚部の内側に着脱自在に吊り下げ保持される栓体本体と、該上部開放端を通して該栓体本体の内側に回転可能に装着される内装体とを備え、該容器を傾動若しくは反転姿勢に保持する一方、正位姿勢に戻すことにより容器内の内容物を該内装体に注入して計量するとともに、該容器を再び傾動若しくは反転姿勢に保持することにより該内装体にて計量された内容物を該内装体の上部に設けられたキャップの注出口から注出する計量注出栓であって、
    前記栓体本体の周壁に、その底部から上部開放端に向けて開放され、かつ前記容器内につながる長孔を設け、
    前記内装体の周壁に、該内装体を回転させることによって該栓体本体の長孔に連通可能な切り欠き開放部を設け、
    該内装体の切り欠き開放部は、該内装体の回転にしたがって該栓体本体の長孔の開放長さを連続的または断続的に変動させて該内装体の計量容量を任意に変更し得る切り欠き端縁を有することを特徴とする計量注出栓。
  2. 前記切り欠き端縁は、前記内装体の周壁に沿い該内装体の上方から下方に向けて漸次に切り込まれた螺旋形状をなす切り欠き端縁を含むものである、ことを特徴とする請求項1に記載した計量注出栓。
  3. 前記切り欠き端縁は、前記内装体の周壁に沿い該内装体の上方から下方に向けて段階的に切り込まれた階段形状をなすものである、ことを特徴とする請求項1に記載した計量注出栓。
  4. 前記栓体本体は、前記長孔の上部につながり該栓体本体の周壁の廻りに沿って形成された開口部を有し、前記内装体は、前記切り欠き開放部の上部につながり該開口部と協同して空気置換用の導通口を形成する切り欠き部を有し、該導通口は、該内装体による計量を終えた時点で該内装体を回転させることにより該内装体の周壁にて閉塞されるものである、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載した計量注出栓。
  5. 前記内装体と前記栓体本体との相互間には、該内装体の一方向のみの回転を許容するラチェット式の逆回転防止機構を有する、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載した計量注出栓。
  6. 前記栓体本体の上部開放端の近傍に位置する周壁には、前記内装体の周壁の外面または前記キャップの外面を部分的に露出させる窓孔が設けられている、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載した計量注出栓。
  7. 前記栓体本体の底壁部の中心部には、貫通孔が設けられており、前記内装体の底壁部の下面には、該貫通孔に嵌合して該内装体を回転可能かつ、引き抜け不能に保持する係止爪部が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載した計量注出栓。
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