JPH0213314Y2 - - Google Patents
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- JPH0213314Y2 JPH0213314Y2 JP11011284U JP11011284U JPH0213314Y2 JP H0213314 Y2 JPH0213314 Y2 JP H0213314Y2 JP 11011284 U JP11011284 U JP 11011284U JP 11011284 U JP11011284 U JP 11011284U JP H0213314 Y2 JPH0213314 Y2 JP H0213314Y2
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- Japan
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- mouth
- container
- liquid
- injection
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 66
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 49
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 49
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 239000003599 detergent Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、液体洗剤等の液体の一振出し毎の振
出量(注出量)を略所定量とする液体定量注出容
器に関する。
出量(注出量)を略所定量とする液体定量注出容
器に関する。
正立と倒立とを繰り返すことにより液体を定量
づつ注出する液体定量注出容器に関する従来技術
を開示するものとしては、実開昭55−21997号公
報があり、この液体定量注出容器は、上部に開口
部を有する収容容器と、該収容容器の口頚部内に
設けた底壁部及び上端側を開口させて該底壁部の
中央部に上方に起立させて設けた注入管を有する
貯留体と、周囲に注出口を有する天板部及び該天
板部の中央部下部に上記注入管を囲んで設けた筒
状部からなる計量体とから構成されている。
づつ注出する液体定量注出容器に関する従来技術
を開示するものとしては、実開昭55−21997号公
報があり、この液体定量注出容器は、上部に開口
部を有する収容容器と、該収容容器の口頚部内に
設けた底壁部及び上端側を開口させて該底壁部の
中央部に上方に起立させて設けた注入管を有する
貯留体と、周囲に注出口を有する天板部及び該天
板部の中央部下部に上記注入管を囲んで設けた筒
状部からなる計量体とから構成されている。
しかしながら、従来の技術においては、貯留体
の底壁部を収容容器の口頚部より下方に設けた場
合には、上記収容容器が空になるまで液体を注出
することができないため、上記底壁部を収容容器
の口頚部内に設けており、上記収容容器の口頚部
が充分の長さを有していない場合には上記の如き
貯留体を設けられないと云う問題があつた。
の底壁部を収容容器の口頚部より下方に設けた場
合には、上記収容容器が空になるまで液体を注出
することができないため、上記底壁部を収容容器
の口頚部内に設けており、上記収容容器の口頚部
が充分の長さを有していない場合には上記の如き
貯留体を設けられないと云う問題があつた。
本考案は、下記の液体定量注出容器を提供する
ことにより、従来の液体定量注出容器の課題を解
決したものである。
ことにより、従来の液体定量注出容器の課題を解
決したものである。
上部に開口部を有し、口頚部の横断面積が胴部
の横断面積より小さい形状の収容容器と、 該収容容器の口頚部内又はその下部近傍内に位
置し該口頚部の中心軸をほぼ中心としてほぼ放射
状に注入溝を設けた底壁部及び上端部を開口させ
て該底壁部の中央部に上方に起立させ上記口頚部
の軸心に位置させて設けた注入管を有し、且つ上
記収容容器の口頚部に、その外側に上記収容容器
の蓋体を嵌合可能に嵌挿される、上記口頚部の長
さよりも長い貯留体と、 周囲に注出口を有する天板部及び該天板部の中
央部下部に上記注入管を囲んで設けた筒状部から
なる計量体と、 上記注入管の外周部に設けた空気置換管と を具備し、上記収容容器の正立と倒立とを繰り返
すことにより、上記収容容器内から上記注入管を
介して上記計量体内に注入した液体を、上記注出
口さら定量づつ注出させる液体定量注出容器。
の横断面積より小さい形状の収容容器と、 該収容容器の口頚部内又はその下部近傍内に位
置し該口頚部の中心軸をほぼ中心としてほぼ放射
状に注入溝を設けた底壁部及び上端部を開口させ
て該底壁部の中央部に上方に起立させ上記口頚部
の軸心に位置させて設けた注入管を有し、且つ上
記収容容器の口頚部に、その外側に上記収容容器
の蓋体を嵌合可能に嵌挿される、上記口頚部の長
さよりも長い貯留体と、 周囲に注出口を有する天板部及び該天板部の中
央部下部に上記注入管を囲んで設けた筒状部から
なる計量体と、 上記注入管の外周部に設けた空気置換管と を具備し、上記収容容器の正立と倒立とを繰り返
すことにより、上記収容容器内から上記注入管を
介して上記計量体内に注入した液体を、上記注出
口さら定量づつ注出させる液体定量注出容器。
本考案の液体定量注出容器は、その使用に際
し、まず、液体定量注出容器を倒立させると、収
容容器1内の液体Wは、注入管12を経て計量体
3の計量室14内に注入され、計量室14内の液
面位が上昇して空気置換管13の上端部13′を
塞いで空気の置換が行われなくなると停止し、そ
の結果、計量室14内に所定量の液体Wが収容さ
れる。
し、まず、液体定量注出容器を倒立させると、収
容容器1内の液体Wは、注入管12を経て計量体
3の計量室14内に注入され、計量室14内の液
面位が上昇して空気置換管13の上端部13′を
塞いで空気の置換が行われなくなると停止し、そ
の結果、計量室14内に所定量の液体Wが収容さ
れる。
次いで、液体定量注出容器を正立すると、計量
室14内の液体Wは、貯留体2の貯留室15内に
流入し、注入管12内には逆流せず、計量された
所定量のまま貯留室15内に流入する。この流入
は、貯留室15内液面位が上昇して計量体3の筒
状部3″の下端部に接して空気の置換が行われな
くなると停止する。
室14内の液体Wは、貯留体2の貯留室15内に
流入し、注入管12内には逆流せず、計量された
所定量のまま貯留室15内に流入する。この流入
は、貯留室15内液面位が上昇して計量体3の筒
状部3″の下端部に接して空気の置換が行われな
くなると停止する。
最後に、再び液体定量注出容器を倒立すると、
貯留室15内に収容された所定量の液体Wは、注
出口11から注出される。
貯留室15内に収容された所定量の液体Wは、注
出口11から注出される。
また、本考案の定量注出容器においては、注入
管12を収容容器1の口頚部の軸心に設けてあ
り、その外側に計量室(計量体)14を設けてあ
り、収容容器1の口頚部より該容器の液体収容部
側に突出している貯留体2の底壁部2′に、収容
容器1の口頚部の中心軸をほぼ中心としてほぼ放
射状に注入溝2を設け、該注入溝2から上記
注入管12に液体を注入し得る様になしてあり、
収容容器1の内壁部と貯留体2との間の液体Wを
注入管12に流入させることができるため、収容
容器1内の液体Wの注出に際しては、該液体Wを
計量室14内に全量注入できる。
管12を収容容器1の口頚部の軸心に設けてあ
り、その外側に計量室(計量体)14を設けてあ
り、収容容器1の口頚部より該容器の液体収容部
側に突出している貯留体2の底壁部2′に、収容
容器1の口頚部の中心軸をほぼ中心としてほぼ放
射状に注入溝2を設け、該注入溝2から上記
注入管12に液体を注入し得る様になしてあり、
収容容器1の内壁部と貯留体2との間の液体Wを
注入管12に流入させることができるため、収容
容器1内の液体Wの注出に際しては、該液体Wを
計量室14内に全量注入できる。
以下、本考案の液体定量注出容器を図面に示す
実施例について説明する。
実施例について説明する。
第1図は、本考案の液体定量注出容器の一実施
例の縦断面図を示すもので、同図において、1
は、上部に開口部を有し、口頚部の横断面積が胴
部の横断面積より小さい形状の収容容器、2は、
収容容器1の口頚部内又はその下部近傍内に略水
平に位置する底壁部2′と、この底壁部2′の中央
部に起立させて一体的に設けた注入管12と、上
記底壁部2′の外周縁部に起立させて一体的に設
けた筒状部2″と上記底壁部2′に上記注入管12
の中心軸ほぼ中心としてほぼ放射状に設けた注入
溝2とからなる貯留体、3は、周囲に注出口1
1を有する天板部3′と、この天板部3′の中央部
下部に上記注入管12を囲んで結合した筒状部
3″とからなる計量体であり、本考案の液体定量
注出容器においては、上記注入管12は、上記計
量体3の天板部3′近傍まで延設されており、こ
の天板部3′近傍において計量体3内に開口して
いる。
例の縦断面図を示すもので、同図において、1
は、上部に開口部を有し、口頚部の横断面積が胴
部の横断面積より小さい形状の収容容器、2は、
収容容器1の口頚部内又はその下部近傍内に略水
平に位置する底壁部2′と、この底壁部2′の中央
部に起立させて一体的に設けた注入管12と、上
記底壁部2′の外周縁部に起立させて一体的に設
けた筒状部2″と上記底壁部2′に上記注入管12
の中心軸ほぼ中心としてほぼ放射状に設けた注入
溝2とからなる貯留体、3は、周囲に注出口1
1を有する天板部3′と、この天板部3′の中央部
下部に上記注入管12を囲んで結合した筒状部
3″とからなる計量体であり、本考案の液体定量
注出容器においては、上記注入管12は、上記計
量体3の天板部3′近傍まで延設されており、こ
の天板部3′近傍において計量体3内に開口して
いる。
実施例について更に詳述すると、上記注出口1
1は、第2図に示す如く、上記計量体3の天板部
3′の周囲に4個穿設されており、天板部3′の最
外周縁部は、第1図に示す如く、貯留体2の筒状
部2″の上縁部に結合されている。又、計量体3
の筒状部3″は、貯留体2の注入管12、底壁部
2′及び筒状部2″と間隔をあけて固定されてお
り、その下端部は中心に向かつて絞られている。
そして、計量体3の筒状部3″の下端部から下方
の貯留体2が貯留室15となつている。
1は、第2図に示す如く、上記計量体3の天板部
3′の周囲に4個穿設されており、天板部3′の最
外周縁部は、第1図に示す如く、貯留体2の筒状
部2″の上縁部に結合されている。又、計量体3
の筒状部3″は、貯留体2の注入管12、底壁部
2′及び筒状部2″と間隔をあけて固定されてお
り、その下端部は中心に向かつて絞られている。
そして、計量体3の筒状部3″の下端部から下方
の貯留体2が貯留室15となつている。
また、上記貯留体2は、その筒状部2″が上記
収容容器1の口頚部の内壁に密着するように該口
頚部内に嵌合されており、又、その底壁部2′に
設けられた注入溝2は、第3図に示す如く、3
個設けられており、該注入溝2の上面21は何
れも上記貯留体2の周縁部から中央部に向けて上
方に傾斜している。又、上記注入管12の外周部
に空気置換管13が設けられており、その上端部
13′は計量体3内に達し、上記注入管12の上
端部より下方で開口されており、その下端部1
3″は底壁部2′或いは注入溝2の上面21によ
つて閉塞されているが、底壁部2′によつて閉塞
された空気置換管13の下端部13″の一部には
空気孔13が3個(図では断面形状のため1個
のみ示されている)設けられている。空気置換管
13の上端部13′から上方で注入管12の周囲
かつ計量体3内は、計量室14となつている。
収容容器1の口頚部の内壁に密着するように該口
頚部内に嵌合されており、又、その底壁部2′に
設けられた注入溝2は、第3図に示す如く、3
個設けられており、該注入溝2の上面21は何
れも上記貯留体2の周縁部から中央部に向けて上
方に傾斜している。又、上記注入管12の外周部
に空気置換管13が設けられており、その上端部
13′は計量体3内に達し、上記注入管12の上
端部より下方で開口されており、その下端部1
3″は底壁部2′或いは注入溝2の上面21によ
つて閉塞されているが、底壁部2′によつて閉塞
された空気置換管13の下端部13″の一部には
空気孔13が3個(図では断面形状のため1個
のみ示されている)設けられている。空気置換管
13の上端部13′から上方で注入管12の周囲
かつ計量体3内は、計量室14となつている。
尚、上記計量体における天板部3′と筒状部
3″は、一体的に形成することができ、その場合、
これらを硬質プラスチツクで形成すると筒状部
3″の下端部の絞り込みが比較的困難なので、こ
の絞り込みの容易な軟質プラスチツクで形成する
のが好ましい。又、上記注出口11の数、大きさ
は本考案の液体定量注出容器で用いる液体に応じ
適宜決定される。又、注入溝2の上面21は上
記貯留体2の周縁部から中央部に向けて上方に傾
斜してなくてもよいが、若干の傾斜を付けること
が好ましく、更には、上記収容容器1が空になる
まで液体を注出することができるように、注入溝
2の上面21を収容容器1の口頚部内に設ける
ことが望ましい。又、上記注入溝2と空気孔1
3とは3個に限られるものでなく、この注入溝
2の幅は等間隔でなくても良く、例えば中央部
から周縁部に向けて末広りであつても良く、又、
この空気孔13は長孔等でも良い。又、収容容
器1の口頚部の外側には、注出口11を閉鎖可能
なキヤツプ(図示せず)を螺合できるようになつ
ている。
3″は、一体的に形成することができ、その場合、
これらを硬質プラスチツクで形成すると筒状部
3″の下端部の絞り込みが比較的困難なので、こ
の絞り込みの容易な軟質プラスチツクで形成する
のが好ましい。又、上記注出口11の数、大きさ
は本考案の液体定量注出容器で用いる液体に応じ
適宜決定される。又、注入溝2の上面21は上
記貯留体2の周縁部から中央部に向けて上方に傾
斜してなくてもよいが、若干の傾斜を付けること
が好ましく、更には、上記収容容器1が空になる
まで液体を注出することができるように、注入溝
2の上面21を収容容器1の口頚部内に設ける
ことが望ましい。又、上記注入溝2と空気孔1
3とは3個に限られるものでなく、この注入溝
2の幅は等間隔でなくても良く、例えば中央部
から周縁部に向けて末広りであつても良く、又、
この空気孔13は長孔等でも良い。又、収容容
器1の口頚部の外側には、注出口11を閉鎖可能
なキヤツプ(図示せず)を螺合できるようになつ
ている。
第1図に示す本考案の液体定量注出容器は、上
述の如く構成されているため、その使用に際し、
まず、第4図に示す如く該液体定量注出容器を倒
立すると、収容容器1内の液体Wは、注入管12
を経て計量体3の計量室14内に注入される。こ
の注入は、計量室14内の液面位が上昇して空気
置換管13の上端部13′を塞いて空気の置換が
行われなくなると停止し、結果として、計量室1
4内に所定量の液体Wが収容される。
述の如く構成されているため、その使用に際し、
まず、第4図に示す如く該液体定量注出容器を倒
立すると、収容容器1内の液体Wは、注入管12
を経て計量体3の計量室14内に注入される。こ
の注入は、計量室14内の液面位が上昇して空気
置換管13の上端部13′を塞いて空気の置換が
行われなくなると停止し、結果として、計量室1
4内に所定量の液体Wが収容される。
次いで、第5図に示す如く液体定量注出容器を
正立すると、計量室14内の液体Wは、貯留体2
の貯留室15内に流入し、この時、注入管12が
前述の如く計量体3の天板部3′近傍まで延設さ
れているため、注入管12内には逆流せず、計量
された所定量のまま貯留室15内に流入する。こ
の流入は、貯留室15内液面位が上昇して計量体
3の筒状部3″の下端部に接して空気の置換が行
われなくなると停止する。
正立すると、計量室14内の液体Wは、貯留体2
の貯留室15内に流入し、この時、注入管12が
前述の如く計量体3の天板部3′近傍まで延設さ
れているため、注入管12内には逆流せず、計量
された所定量のまま貯留室15内に流入する。こ
の流入は、貯留室15内液面位が上昇して計量体
3の筒状部3″の下端部に接して空気の置換が行
われなくなると停止する。
尚、貯留室15の容積が計量室14の容積より
大きい場合には、計量室14内から流入する液体
Wは計量体3の筒状部3″の下端部まで液面位が
上昇することなく、この流入が完了する。
大きい場合には、計量室14内から流入する液体
Wは計量体3の筒状部3″の下端部まで液面位が
上昇することなく、この流入が完了する。
そして最後に、第6図に示す如く再び液体定量
注出容器を倒立すると、貯留室15内に収容され
た液体Wは、注出口11から注出される。尚、こ
の時、収容容器1内の液体Wは、第4図の場合と
同様に、計量室14内に注入される。
注出容器を倒立すると、貯留室15内に収容され
た液体Wは、注出口11から注出される。尚、こ
の時、収容容器1内の液体Wは、第4図の場合と
同様に、計量室14内に注入される。
従つて、上記液体定量注出容器によれば、正立
と倒立とを繰り返すことによつて、毎回貯留室1
5内に収容されている所定量の液体を注出口11
から注出することができる。
と倒立とを繰り返すことによつて、毎回貯留室1
5内に収容されている所定量の液体を注出口11
から注出することができる。
そして、上述の操作を繰り返すと、底壁部2′
が収容容器1の口頚部内に位置していなくても、
第7図に示す如く、収容容器1内の液体Wは注入
溝2から実質上収容容器1内が空になるまで注
出される。尚、注入溝2の上面21を収容容器
1の口頚部内に位置させて設けることにより、収
容容器1内の液体Wは計量室14内に全量注出す
ることができる。
が収容容器1の口頚部内に位置していなくても、
第7図に示す如く、収容容器1内の液体Wは注入
溝2から実質上収容容器1内が空になるまで注
出される。尚、注入溝2の上面21を収容容器
1の口頚部内に位置させて設けることにより、収
容容器1内の液体Wは計量室14内に全量注出す
ることができる。
第8図は、本考案の別の実施例を示すもので、
この実施例の液体定量注出容器は、計量体3の天
板部3′の最外周縁部上に環状舌片16を一体的
に設けて液体注出時の液切れを向上させた以外
は、第1図に示す実施例と全く同様に構成されて
いる。尚、第8図中、16′は収容容器1の口頚
部の外側に設けられるキヤツプ(図示せず)との
コンタクトリングであり、これにより液洩れを防
止できる。
この実施例の液体定量注出容器は、計量体3の天
板部3′の最外周縁部上に環状舌片16を一体的
に設けて液体注出時の液切れを向上させた以外
は、第1図に示す実施例と全く同様に構成されて
いる。尚、第8図中、16′は収容容器1の口頚
部の外側に設けられるキヤツプ(図示せず)との
コンタクトリングであり、これにより液洩れを防
止できる。
また、第9図は、本考案の更に別の実施例を示
すもので、この実施例の液体定量注出容器は、貯
留体2の筒状部2″の外周部に突起17を円周状
に設けて貯留体2の筒状部2″と収容容器1の口
頚部との間から液体が漏出するのを防止した以外
は、第1図に示す実施例と全く同様に構成されて
いる。
すもので、この実施例の液体定量注出容器は、貯
留体2の筒状部2″の外周部に突起17を円周状
に設けて貯留体2の筒状部2″と収容容器1の口
頚部との間から液体が漏出するのを防止した以外
は、第1図に示す実施例と全く同様に構成されて
いる。
以上、本考案の液体定量注出容器の実施例を
種々説明したが、これらの実施例における液体定
量注出容器は、収容容器1に、これを除く部材に
より構成される液体定量注出装置を装着して構成
されており、このように構成するのが好ましい
が、本考案の液体定量注出容器は、これらに制限
されるものではない。例えば、注入管12は天板
部3′近傍まで延設されていなくとも良く、又、
計量体の筒状体3″の下端部が中心に向かつて絞
られていなくても良い。
種々説明したが、これらの実施例における液体定
量注出容器は、収容容器1に、これを除く部材に
より構成される液体定量注出装置を装着して構成
されており、このように構成するのが好ましい
が、本考案の液体定量注出容器は、これらに制限
されるものではない。例えば、注入管12は天板
部3′近傍まで延設されていなくとも良く、又、
計量体の筒状体3″の下端部が中心に向かつて絞
られていなくても良い。
本考案の液体定量注出容器は、貯留体の底壁部
に、口頚部の横断面積が胴部の横断面積より小さ
い形状の収容容器の口頚部の中心軸をほぼ中心と
してほぼ放射状に注入溝を設けたものであり、上
記収容容器の口頚部が充分な長さを有していない
場合であつても、上記注入溝の上面を収容容器の
口頚部内に設けることにより、収容容器内の液体
を計量室内に全量抽出でき、しかも上記貯留体
は、上記収容容器の口頚部に嵌挿されており、該
口頚部の外側に、上記収容容器の蓋体を上記貯留
体を覆つて嵌合できるからこの種の従来品に比べ
コストがほとんど上昇しないこと等と相俟ち極め
て実用的価値の高いものである。
に、口頚部の横断面積が胴部の横断面積より小さ
い形状の収容容器の口頚部の中心軸をほぼ中心と
してほぼ放射状に注入溝を設けたものであり、上
記収容容器の口頚部が充分な長さを有していない
場合であつても、上記注入溝の上面を収容容器の
口頚部内に設けることにより、収容容器内の液体
を計量室内に全量抽出でき、しかも上記貯留体
は、上記収容容器の口頚部に嵌挿されており、該
口頚部の外側に、上記収容容器の蓋体を上記貯留
体を覆つて嵌合できるからこの種の従来品に比べ
コストがほとんど上昇しないこと等と相俟ち極め
て実用的価値の高いものである。
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図
はその計量体の平面図、第3図はその貯留体の第
1図上A−A線図、第4図はその使用に際し倒立
させた状態を示すその縦断面図、第5図は第4図
の状態から正立した状態を示すその縦断面図、第
6図は第5図の状態から倒立させた状態を示すそ
の縦断面図、第7図は、本考案の液体全量注出効
果を説明するための倒立状態を示す縦断面図、第
8図は本考案の別の実施例の縦断面図、第9図は
本考案の更に別の実施例の縦断面図である。 1……収容容器、2……貯留体、2′……底壁
部、2……注入溝、3……計量体、3′……天
板、3″……筒状部、11……注出口、12……
注入管、13……空気置換管、14……計量室、
15……貯留室。
はその計量体の平面図、第3図はその貯留体の第
1図上A−A線図、第4図はその使用に際し倒立
させた状態を示すその縦断面図、第5図は第4図
の状態から正立した状態を示すその縦断面図、第
6図は第5図の状態から倒立させた状態を示すそ
の縦断面図、第7図は、本考案の液体全量注出効
果を説明するための倒立状態を示す縦断面図、第
8図は本考案の別の実施例の縦断面図、第9図は
本考案の更に別の実施例の縦断面図である。 1……収容容器、2……貯留体、2′……底壁
部、2……注入溝、3……計量体、3′……天
板、3″……筒状部、11……注出口、12……
注入管、13……空気置換管、14……計量室、
15……貯留室。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上部に開口部を有し、口頚部の横断面積が胴
部の横断面積より小さい形状の収容容器と、 該収容容器の口頚部内又はその下部近傍内に
位置し該口頚部の中心軸をほぼ中心としてほぼ
放射状に注入溝を設けた底壁部及び上端部を開
口させて該底壁部の中央部に上方に起立させ上
記口頚部の軸心に位置させて設けた注入管を有
し、且つ上記収容容器の口頚部に、その外側に
上記収容容器の蓋体を嵌合可能に嵌挿される、
上記口頚部の長さよりも長い貯留体と、 周囲に注出口を有する天板部及び該天板部の
中央部下部に上記注入管を囲んで設けた筒状部
からなる計量体と、 上記注入管の外周部に設けた空気置換管と を具備し、上記収容容器の正立と倒立とを繰り
返すことにより、上記収容容器内から上記注入
管を介して上記計量体内に注入した液体を、上
記注出口から定量づつ注出させる液体定量注出
容器。 (2) 注入溝の上面が上記収容容器の口頚部内に設
けられている、実用新案登録請求の範囲第(1)項
記載の液体定量注出容器。 (3) 注入溝の上面が上記貯留体の周縁部から中央
部に向けて上方に傾斜している、実用新案登録
請求の範囲第(1)項又は第(2)項記載の液体定量注
出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11011284U JPS6126056U (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 液体定量注出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11011284U JPS6126056U (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 液体定量注出容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6126056U JPS6126056U (ja) | 1986-02-17 |
JPH0213314Y2 true JPH0213314Y2 (ja) | 1990-04-12 |
Family
ID=30669242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11011284U Granted JPS6126056U (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 液体定量注出容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6126056U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0650367Y2 (ja) * | 1988-05-31 | 1994-12-21 | 株式会社吉野工業所 | 定量注出具 |
WO2014021164A1 (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-06 | WATANABE Ryuutarou | 升蓋容器 |
-
1984
- 1984-07-20 JP JP11011284U patent/JPS6126056U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6126056U (ja) | 1986-02-17 |
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