JPH0427800Y2 - - Google Patents

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JPH0427800Y2
JPH0427800Y2 JP1986150527U JP15052786U JPH0427800Y2 JP H0427800 Y2 JPH0427800 Y2 JP H0427800Y2 JP 1986150527 U JP1986150527 U JP 1986150527U JP 15052786 U JP15052786 U JP 15052786U JP H0427800 Y2 JPH0427800 Y2 JP H0427800Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、容器の内容液を所定量づつ注出する
ことができる定量注出栓に係り、特に初めて容器
内容液を計量する際にも正確な計量を行える定量
注出栓に関するものである。
「従来の技術」 従来より、この種の液体定量注出栓として第1
3図に示すものが知られている。
この液体定量注出栓1は、容器2の口部3に嵌
め込まれる有底中空体状の栓本体4の中空部分
が、その開口部分から底部4a方向に延びる隔壁
5で仕切られ、この隔壁5で仕切られた栓本体4
の開口部分の一方が天板6で閉止されたものであ
る。栓本体4の中空部分は、底部4a側の液貯留
部7と、隔壁5で仕切られかつ天板6で閉じられ
た計量部8と、隔壁5で仕切られかつ外気に連通
する注出通路部9とに区分されている。また、栓
本体4の周壁10には、上記計量部8に連通する
空気口11と液流入口12が穿設されている。こ
れら空気口11と液流入口12のうち、液流入口
12は天板6寄りに、空気口11は底部4a寄り
に設けられている。
つぎに、この液体定量注出栓1によつて容器2
の内容液を規定量ずつ注出する操作手順を説明す
る。
(計量操作) まず第14図に示すように、容器2を倒立させ
ると、容器2内の内容液が液流入口12から計量
部8に流入する。この内容液の計量部8への流入
は、外気が空気口11を介して容器2内に流入す
ることによつて円滑に進行する。そして、計量部
8に流入した内容液が空気口11を閉塞した時
点、すなわち、第15図に示すように、内容液の
液面aが空気口11の上端(倒立状態において)
に達した時点で、内容液の計量部8への流入が停
止し、これにより内容液は所定の量(規定量)に
計量される。
(移動操作) このように計量された内容液は、容器2を起立
させることによつて、第16図に示すように、液
貯留部7に移動される。
(排出操作) この後、液体定量注出栓1の注出通路部9側が
下方になる方向に容器2を傾けると、注出通路部
9を通じて液貯留部7の内容液が排出される。
「考案が解決しようとする問題点」 この種の液体定量注出栓1が装着された容器
は、第13に示すように、さらに密閉用キヤツプ
13が装着された状態で販売に供される。
ところが、上記従来の液体定量注出栓1にあつ
ては、密閉用キヤツプ13が装着された状態で輸
送等に供され、その際に振動や正倒立を繰り返し
受けると注出栓1の液貯留部7や注出通路部9に
まで内容液が流入してしまい、その結果、初回に
注出される内容液量が規定量よりもかなり多くな
つてしまう問題があつた。
すなわち、上記従来の注出栓1が取り付けられ
た容器2に密閉用キヤツプ13を装着して輸送に
供すると、取り扱いによつては第17図に示すよ
うな横臥状態や、第18図に示すような倒立状態
が繰り返される。すると、注出栓1の内部には空
気口11及び液流入口12を介して内容液が流入
する。このように流入した内容液は、容器2を起
立させても第19図に示すように計量部8に在る
内容液が容器2に戻るのみで、液貯留部7および
排出通路部9に流入した内容液はそのまま残留す
る。その結果、容器2から内容液を初めて注出す
る際には、液貯留部7および注出通路部9に残留
した内容液が注出されることとなり、内容液の注
出量が規定量よりもかなり多くなる問題がある。
また、この残留した内容液の液面は密閉用キヤ
ツプ13の内面にまで達しているので、内容液を
使用するために密閉用キヤツプ13を取り外す
と、内容液がこぼれ出て、容器2外面が汚され、
不衛生である問題があつた。
「問題点を解決するための手段」 そこで、本考案にあつては、容器内と栓本体内
を連通すると共に気泡が液の表面張力に抗して入
り込まないほどに充分に流通抵抗が大きく、かつ
栓本体内側の開口が上記隔壁の先端縁の最も天板
寄りの部分よりも底部側に配置されたドレイン通
路を栓本体に設けることによつて、上記問題点の
解決を図つた。
「作用」 輸送時に液体定量注出栓内に流入した内容液
は、容器を正立させるとドレイン通路を介して容
器内に戻る。このドレイン通路の栓本体内側の開
口は隔壁の先端縁の最も天板寄りの部分よりも底
部側に配置されているので、栓内の内容液が容器
に排出されてゆくと空気口及び液流入口を介して
栓内に流入する容器内の空気が隔壁の先端縁の下
を潜つて注出通路部側にも流入し得る状態とな
る。その結果、注出通路部に在る内容液も、ドレ
イン通路を介して容器内に円滑に戻る。
このドレイン通路は気泡が液の表面張力に抗し
て入り込まないほどに充分に流通抵抗が大きいの
で、計量時にドレイン通路を介して外気が容器に
流入することはない。従つて、空気口の位置によ
つて規定される内容液量がドレイン通路を設けた
ことによつて変動することはない。
「実施例」 以下、図面を参照して本考案の液体定量注出栓
を詳しく説明する。尚、上記従来例と同一構成部
分には同一符号を付して、説明を簡略化する。
第1図は、本考案の液体定量注出栓の第1実施
例が装着された容器を示すもので、図中符号20
は液体定量注出栓である。
この液体定量注出栓20は、栓本体4が筒部材
21と底部材22とによつて形成されている。筒
部材21は円筒状のもので、その中空部分にはそ
の中心軸に沿つて隔壁5が設けられている。また
筒部材21の周壁21aには空気口11と液流入
口12が穿設されている。底部材22は栓本体4
の底部4aを形成するもので、略ドーム状に形成
されている。この底部材22の周壁部分22a
は、上記筒部材21の内側に嵌め込まれている。
この底部材22の周壁部分22aの外周には筒部
材21の下端面に当接するフランジ部22bが設
けられている。
この底部材22と筒部材21とからなる栓本体
4にはドレイン通路23が設けられている。ドレ
イン通路23は、液体定量注出栓20内に残留す
る内容液を容器2に返送するためのものである。
この例の注出栓20のドレイン通路23は、筒部
材21と接する底部材22のフランジ部22b上
面から周壁部分22aの上端にかけて設けられた
溝によつて形成されている。
このドレイン通路23は、倒立状態において気
泡が液の表面張力に抗して入り込まないほどに充
分な抵抗を持つように形成されている。そのよう
なドレイン通路23は、その目的に合うように横
断面積を小さくしたり、その通路長を長くした
り、あるいは通路を曲げて設定することによつて
形成することができる。この例の注出栓20のド
レイン通路23は、細くかつ長く形成されてい
る。このドレイン通路23の横断面積と長さは、
内容液の粘性等を考慮して定められる。
このドレイン通路23の栓本体4内側の開口
(以下、単に開口と略称する)23aは、上記隔
壁5の先端縁5aよりも底部4a側に配置されて
いる。この例の注出栓20では、計量部8で計量
された規定量の内容液を液貯留部7に移動させた
ときその内容液が示す液面レベルbと同一の高さ
に、ドレイン通路23の開口23aが設けられて
いる。
次に、この液体定量注出栓20の操作について
説明する。
まず、この液体定量注出栓20が取り付けられ
た容器2に密封用キヤツプ13を装着して、これ
を販売に供する為に輸送すると、輸送時に受けた
正倒立の繰り返しなどによつて、第2図に示すよ
うに、容器2の内容液が流入して注出栓20内が
内容液で満たされる。
この容器2を起立させると、空気口11と液流
入空気口12とを介して注出栓20内にある内容
液の一部が容器に戻るが、第3図に示すように、
空気口11から注出通路部9側の部分に流入した
内容液はそのまま残留する。
本考案の注出栓20では、ドレイン通路23が
設けられているので第4図に示すように、残留し
た内容液がドレイン通路23を介して徐々に容器
2に排出される。この際、注出栓20内には容器
2の上部にある空気が空気口11及び液流入口1
2を介して流入する。そして、計量部8側の液面
は徐々に低下する。
ドレイン通路23の開口23aは、隔壁5の先
端縁5aよりも底部4a寄りに設けられているの
で、計量部8側の液面は隔壁5の先端縁5aより
も下方に達する。すると、第5図に示すように、
空気口11等から流入する容器2内の空気が隔壁
5の下を潜つて注出通路部9側に流入するので、
注出通路部9側の内容液がドレイン通路23から
容器2に排出される。そして、最終的には第6図
に示すように、ドレイン通路23の開口23aの
位置に液面が達するまで、内容液が排出される。
このドレイン通路23の開口23aは隔壁5の先
端縁5aよりも底部4a寄りに設けられているの
で、液体定量注出栓20に残留する内容液は、液
貯留部7に在るもののみとなる。
この実施例の注出栓20ではドレイン通路23
の開口23aが、規定量の内容液が示す液面レベ
ルbと等しい位置に設けられているので、残留す
る内容液は規定量と等しい量となる。従つて、こ
の実施例の注出栓20では、初回使用時に、容器
2を注出栓20の注出通路部分9側に傾ける排出
操作を直接行つても、規定量の内容液を注出する
ことができる。
また、本発明の液体定量注出栓にあつては、上
述のように輸送時等に栓内に流入した内容液が排
出され、内容液の液面が密閉用キヤツプ13から
充分離間するので、密閉用キヤツプ13を取り外
した際に内容液がこぼれることがない。
2回目以降の注出操作は従来の液体定量注出栓
1と同様である。
(計量操作) まず計量操作時には、第7図に示すように、容
器を倒立させる。すると容器2の内容液が液流入
口12を介して注出栓20の計量部8に流入す
る。また、空気口11を介して外気が容器2内に
流入する。そして、第8図に示すように、流入し
た内容液によつて空気口11が閉塞され、外気が
容器2内に流入し得なくなると、内容液の計量部
8への流入が停止し計量が終了する。
この際、ドレイン通路23は、流体の流通抵抗
が大であるように形成されているので、ドレイン
通路23が空気口として働くことはない。この実
施例の注出栓20では、特にドレイン通路23が
長く形成されており、内容液が詰まつてドレイン
通路23が閉塞され易いので、ドレイン通路23
を介して外気が流通するのを確実に阻止できる。
(移動操作) 計量動作が終了したのち、第9図に示すように
容器2を起立させると、計量部8の内容液は液貯
留部7に移動する。
この移動操作時において、この実施例の注出栓
20ではドレイン通路23の開口23aが液貯留
部7に移動された規定量の内容液の液面レベルb
と等しい高さに設けられているので、計量された
内容液がドレイン通路23から容器2内に戻るこ
とは全くない。
このように液貯留部7に内容液を移動する移動
操作を行つた後、注出栓20の注出通路部9側が
下方になるように容器2を傾ける排出操作を行な
うと、計量した規定量の内容液を注出することが
できる。
「他の実施例」 第10図は本考案の液体定量注出栓の第2実施
例を示すものである。この実施例の注出栓20で
はドレイン通路23が、栓本体4の周壁10を単
に横に貫通するように設けられている。このドレ
イン通路23は流体の流通抵抗を大きくするため
に、空気口11に比較してかなり小径に形成され
ている。
この実施例の液体定量注出栓20にあつても、
上記第1実施例のものと同様の作用効果を得るこ
とができる。
第11図は、本考案の第3実施例を示すもので
ある。この例の注出栓20にあつては、隔壁5の
先端部の両側にスリツト24,24が形成されて
いる。このスリツト24,24は注出栓20の計
量機能に影響を与えない程度の深さ及び幅に形成
されている。また、この例の注出栓20にあつて
は、ドレイン通路23の開口23aが、スリツト
24の上端Y、すなわち隔壁5の先端縁5aの最
も天板6寄りの位置よりも底部4a寄りに設けら
れる。
この実施例の液体定量注出栓にあつては、上記
実施例と同様の作用効果を得られる他に、栓内を
満たした内容液が容器2内に戻る際、容器2内か
ら空気口11等を介して注出栓20の計量部8に
流入する空気が、スリツト24,24を介して注
出通路部9側に容易に流入し得るので、注出通路
部9側に在る内容液の容器2への還流がより円滑
に行なわれる利点がある。
第12図は、本考案の液体定量注出栓の第4実
施例を示すものである。本考案の注出栓に設けら
れるドレイン通路23の開口23aは、液流入口
12に対して注出栓20の周方向にずれた位置に
配置されても良く、この実施例では液流入口12
に対して180°ずれた位置、すなわち液貯留部7の
注出通路部9側にドレイン通路23の開口23a
が設けられている。
この実施例の注出栓にあつては、上記第1実施
例と同様の作用効果を得ることができる他、液流
入口12からずれた位置にドレイン通路23が設
けられているので、ドレイン通路23を介しての
外気の流通をより確実に阻止でき、計量の精度を
より向上できる。
なお、上記第1実施例の液体定量注出栓20に
あつては、規定量の内容液が液貯留部7で示す液
面レベルbと同一の高さにドレイン通路23の開
口23aが設けられているが、本考案の液体定量
注出栓にあつては、ドレイン通路23の開口23
aを液面レベルbより下方あるいは上方に設けて
も良い。しかし、計量間隔があいているようなと
きには、液面レベルbよりも下にドレイン通路2
3が開口していると、ドレインン通路23を通じ
て液が徐々に容器2内へ戻つてしまうために、好
ましくはない。
ドレイン通路23の開口23aを液面レベルbよ
り下方に設けた場合には、初回使用時に、内容液
が規定量よりも少ないうえ、通常の操作時に液貯
留部7に流入した内容液がドレイン通路23から
流出する可能性があるという問題点があるが、ド
レイン通路23は流体の流通抵抗が大きくなるよ
うに形成されているので、2回目以降の通常に行
なわれる操作時間内では液貯留部7から内容液が
流出しても内容液量の減量は殆ど問題無い程度に
することができる。
また、ドレイン通路23の開口23aを液面レ
ベルbより上方で、かつ隔壁5先端縁5aよりも
下に設けた場合にあつては、初回に注出される内
容液量が規定量よりも若干多目になるが、排出通
路部9に在つた内容液は容器2内に排出されるう
え、通常液貯留部7は、計量部8で計量された内
容液を一時貯留するように規定量にほぼ相当する
大きさに形成されているので、従来の排出栓1に
比較して、初回に注出される液量はかなり規定量
に近似した量となる。
さらに、上記第1実施例の液体定量注出栓20
にあつてはドレイン通路23が底部材22に設け
られた溝によつて形成されていたが、第1実施例
の注出栓20のように栓本体4が筒部材21と底
部材22とによつて形成されたものにあつては、
筒部材21の底部材22が接する部分に溝を設け
ることによつてもドレイン通路23を形成できる
ことは勿論である。
「実験例」 第1図に示した構造の液体定量注出栓を試作し
て、本考案の効果を確認した。
容器2には内容積が430mlのものを用い、6ml
ずつ注出できるように注出栓20を設計した。設
けたドレイン通路23の横断面の幅は0.5mm、深
さは0.3mmであつた。またドレイン通路23の長
さは、10mmであつた。
まず容器2に、アルコール15%入り水ベースの
洗口剤を350ml充填した。この容器2を30秒間づ
つ倒立状態、横臥状態に置いた後、起立させて10
分間放置した。
この後、密閉用キヤツプ13を外したところ、
内容液の流出は無かつた。ついで、容器2を傾け
て注出栓20内の内容液を排出させたところほぼ
規定量である6mlの内容液が注出された。
続いて、通常の操作を繰り返して、各回に注出
される内容液量を計つた。その結果、注出される
内容液量のバラツキは、+0.5ml〜−0.5mlの範囲
で、ドレイン通路23を設けない液体定量注出栓
の性能と同等であつた。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案の液体定量注出栓
はドレイン通路が設けられてなるものなので、輸
送時などに受けた取り扱いによつて栓内が内容液
で満たされても、栓内の内容液は正立状態で店頭
に陳列した際に容器内に戻る。
従つて、本考案によれば、容器の内容液を使用
するために密閉用キヤツプを取り外す際に、内溶
液が漏れて容器を汚す恐れが全く無く、また初回
注出時にもより正確な量の内容液を注出すること
ができる、衛生的でかつ計量精度の優れた液体定
量注出栓を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の液体定量注出栓の第1実施例
が装着された容器を示す断面図、第2図ないし第
6図は1実施例の液体定量注出栓の作用を説明す
るための断面図、第7図ないし第9図は第1実施
例の注出栓の通常の操作を説明するための断面
図、第10図ないし第12図はそれぞれ本考案の
液体定量注出栓の第2ないし第4実施例が装着さ
れた容器を示す断面図、第13図は従来の液体定
量注出栓が装着された容器を示す断面図、第14
図ないし第16図は従来の注出栓の通常の操作を
説明するための断面図、第17図ないし第19図
は従来の注出栓の問題点を説明するための断面図
である。 2……容器、3……口部、4……栓本体、4a
……底部、5……隔壁、5a……先端縁、6……
天板、7……液貯留部、8……計量部、9……排
出通路部、10……周壁、11……空気口、12
……液流入口、20……液体定量注出栓、23…
…ドレイン通路、23a……栓本体内側の開口
(開口)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 容器の口部に嵌め込まれる有底中空体状の栓
    本体の中空部分が、栓本体の開口部分から底部
    方向に延びる隔壁で仕切られ、この隔壁で仕切
    られた栓本体の開口部分の一方が天板で閉止さ
    れて、栓本体の中空部分に、底部側の液貯留部
    と、隔壁で仕切られかつ天板で閉じられた計量
    部と、隔壁で仕切られかつ外気に通じる開口を
    有する注出通路部とが形成され、さらに、栓本
    体の周壁に上記計量部に連通する空気口と液流
    入口とが栓本体の底部寄りと天板寄りとにそれ
    ぞれ設けられた液体定量注出栓において、 容器内と栓本体内とを連通すると共に気泡が
    液の表面張力に抗して入り込まないほどに充分
    に流通抵抗が大きく、かつ栓本体内側の開口が
    上記隔壁の先端縁の最も天板寄りの部分よりも
    底部側に配置されたドレイン通路が上記栓本体
    に設けられたことを特徴とする液体定量注出
    栓。 (2) 上記栓本体が筒状の筒部材とこの筒部材に嵌
    め込まれて底部を形成する底部材とによつて形
    成され、上記ドレイン通路がこれら筒部材と底
    部材とが互いに接する部分の一方あるいは両方
    に設けられた溝によつて形成されたことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の液
    体定量注出栓。
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