JPH0544301Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0544301Y2
JPH0544301Y2 JP9815287U JP9815287U JPH0544301Y2 JP H0544301 Y2 JPH0544301 Y2 JP H0544301Y2 JP 9815287 U JP9815287 U JP 9815287U JP 9815287 U JP9815287 U JP 9815287U JP H0544301 Y2 JPH0544301 Y2 JP H0544301Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measuring chamber
container body
liquid
guide tube
primary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9815287U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS642758U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9815287U priority Critical patent/JPH0544301Y2/ja
Publication of JPS642758U publication Critical patent/JPS642758U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0544301Y2 publication Critical patent/JPH0544301Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、大形の液体石けん用容器等に適用さ
れる密閉形液体定量注出容器に関する。
「従来の技術」 従来の液体石けん用容器は、例えばキヤツプ兼
用の計量カツプを備え、使用時には容器体を持ち
上げ傾けて液体を計量カツプに注いで計量してい
る。
「考案が解決しようとする問題点」 容器容量が2程度の場合には問題がないが、
容量が例えば営業用のように20〜30等の大形に
なるとかなりの重量があり、このような大形容器
を液注出のたびに持ち上げ傾けるのは容易ではな
い。
本考案は、容器頂部に操作用の把持リングを設
け、この把持リングの引き上げ、押下げ操作で液
の計量、排出を行なう構成とし、注ぎ時に容器を
持ち上げ傾ける必要のないようにした密閉形液体
定量注出容器を得るにある。
「問題点を解決するための手段」 本考案の密閉形液体定量注出容器は、液体収納
用の容器体1と、この容器体1の口頸部5に密閉
栓状に内装固定され、底部から吸込み弁6を通し
て吸上げ管7を容器体1内下方に連通垂下し、か
つ一部に吸気弁8を設けた上面開放の1次計量室
2と、前記口頸部5に外嵌固定されて上方に案内
筒9を延設し、この案内筒9基部一側から液排出
用のノズル管10を貫通突設した案内部材3と、
頂板11裏面の周縁部からは前記案内筒9に内嵌
したノズル管10口を塞ぐ周壁12を垂下し、中
心部からは下部に割り溝13を設けた支持管14
を垂下し、この支持管14下端で、周縁を前記1
次計量室2内壁面に圧接する弾性周壁15とした
底板16を支持し、この底板16中心部に1次計
量室2に連通する透孔17を明けてこの透孔17
に吐出弁18を配設し、頂板11上面に操作用の
把持リング19を設けた昇降可能な密閉形の2次
計量室4とで構成している。
「作用」 上記において、始動の当初においては、第1図
の状態から把持リング19を介し22次計量室4を
第2図の如く引き上げる。すると、1次計量室2
が負圧化するので、容器体1内の液は吸込み弁6
を開弁して吸上げ管7を通し1次計量室2内に吸
上げられる。このとき、吸気弁8が開弁し、ノズ
ル管10を介し外気が容器体1内に吸気し、容器
体1内負圧を防止する。
つぎに、把持リング19を介し2次計量室4を
第2図の状態から第1図の状態に押下げる。する
と、1次計量室2内の液は2次計量室4で加圧さ
れ、従つて吐出弁18を開弁して2次計量室4内
に流入する。しかし、2次計量室4は周壁12が
ノズル管10口を塞ぐので、2次計量室4内の液
は外部に排出されない。これが運転サイクル時の
常時の状態である。
つぎに、再び把持リング19を介し2次計量室
4を引き上げると、前述したように容器体1内液
が1次計量室2内に吸上げられるが、このときノ
ズル管10が開通するので2次計量室4内液が外
部に排出されることになる。
こ後は、把持リング19を介し2次計量室4を
押下げて1次計量室2内液をこの2次計量室4に
移注し、2次計量室4を引き上げて1次計量と外
部排出を行なう動作の繰返しとなる。
「実施例」 容器体1は、頂部に1に縮径した口頸部5を有
し、この口頸部5外面にねじを形成している。
1次計量室2はカツプ形の形状であり、上部を
斜め外上に拡開し、この拡開部上端に設けた外向
きフランジ20を前記口頸部5口頂面に掛け止め
してこの口頂部を塞ぐようき口頸部5に内装固定
されている。また底板中心部に短管21を貫通垂
設し、この短管21内中途に球状の吸込み弁6を
配置し、また短管21下部に容器体1内下方に垂
下する吸上げ管7を連通固定し、そして上部拡開
部に数個の孔22を明け、この孔22外面側にこ
の孔22を塞ぐ吸気弁8を設けている。これら吸
気弁8は、上側一端を外向きフランジ20と口頸
部5口頂面間に挟んである。
案内部材3は、前記口頸部5外面に螺合した下
部周壁23頂部から前記外向きフランジ20、吸
気弁8の上端を圧接固定する内向きフランジ24
を設け、この内向きフランジ24から上方に案内
筒9を立設し、この案内筒9基部一側からノズル
管10を外方に貫通突出している。前記内向きフ
ランジ24の内端から段形の内方に垂下し、2次
計量室4の引き上げ上限位置を定めるストツパ2
5を設け、このストツパ25に周方向とびとびに
割り溝26を入れている。
2次計量室4は、頂板11裏面の周縁からは前
記案内筒9外面に螺合する取付け周壁27を、そ
の内側からは案内筒9の内嵌する周壁12を、ま
た中心部からは下部の割り溝13を入れた長い支
持管14をそれぞれ垂設し、この支持管14下端
に底板16を取付け固定している。底板16の周
縁には断面弧状の弾性周壁15を設け、この弾性
周壁15を前記1次計量室2の内壁面に圧接させ
液密に収納してあり、またこの底板16の中心部
には1次計量室2に連通する孔17を明け、この
孔17に球状の吐出弁18を設け、この中心部か
ら立設した取付け用短管28を前記支持管14下
端に粗面により挿嵌固定して取付け、頂板11上
面に操作用の楕円状の把持リング19を立設し、
昇降可能に配設してある。
この実施例では、2次計量室4は取付け周壁2
7を螺合し、従つて螺進させることにより押下
げ、螺退することにより引き上げる例を示してい
るが、例えば適当な摩擦抵抗を付与して案内部材
3に嵌合装着してもよい。
上記各部は合成樹脂材で成形製作される。
「考案の効果」 上記した如く本考案では、容器体1の口頸部5
部分に密閉栓状に吸上げ弁6付きの1次計量室2
を固定し、また口頸部5から上方に、一側に液排
出用のノズル管10を貫通突設した案内筒9を立
設し、この案内筒9に、吐出弁18にて1次計量
室2に連通する密閉形の2次計量室4を昇降可能
に内嵌し、把持リング19によりこの2次計量室
4を引き上げ、押下げすることにより液体の1次
計量と排出、そして2次計量を行なわせるように
したので、容器を持ち上げて傾けて液注出を行な
う必要がなく、従つて重量の重い大形容器に好適
な密閉形液体定量注出容器が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案密閉形液体定量注出
容器の縦断面図を示し、第1図は2次計量室の押
下げ状態の図、第2図は2次計量室の引き下げ状
態の図である。 1……容器体、2……1次計量室、3……案内
部材、4……2次計量室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体収納用の容器体1と、この容器体1の口頸
    部5に密閉栓状に内装固定され、底部から吸込み
    弁6を通して吸上げ管7を容器体1内下方に連通
    垂下し、かつ一部に吸気弁8を設けた上面開放の
    1次計量室2と、前記口頸部5に外嵌固定されて
    上方に案内筒9を延設し、この案内筒9基部一側
    から液排出用のノズル管10を貫通突設した案内
    部材3と、頂板11裏面の周縁部からは前記案内
    筒9に内嵌しノズル管10口を塞ぐ周壁12を垂
    下し、中心部からは下部に割り溝13を設けた支
    持管14を垂下し、この支持管14下端で、周縁
    を前記1次計量室2内壁面に圧接する弾性周壁1
    5とした底板16を支持し、この底板16中心部
    に1次計量室2に連通する透孔17を明けてこの
    透孔17に吐出弁18を配設し、頂板11上面に
    操作用の把持リング19を設けた昇降可能な密閉
    形の2次計量室4とからなる密閉形液体定量注出
    容器。
JP9815287U 1987-06-26 1987-06-26 Expired - Lifetime JPH0544301Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9815287U JPH0544301Y2 (ja) 1987-06-26 1987-06-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9815287U JPH0544301Y2 (ja) 1987-06-26 1987-06-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS642758U JPS642758U (ja) 1989-01-10
JPH0544301Y2 true JPH0544301Y2 (ja) 1993-11-10

Family

ID=31324159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9815287U Expired - Lifetime JPH0544301Y2 (ja) 1987-06-26 1987-06-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0544301Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0670186B1 (en) * 1990-12-04 2000-03-01 Yoshino Kogyosho Co., Ltd. Liquid spraying vessel
DE69027333T2 (de) * 1990-12-04 1996-10-10 Yoshino Kogyosho Co Ltd Flüssigkeits-sprühbehälter
JP2566694Y2 (ja) * 1992-01-13 1998-03-30 株式会社吉野工業所 液体定量注出容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS642758U (ja) 1989-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0544301Y2 (ja)
JPH0454926Y2 (ja)
JP2504304Y2 (ja) 液体定量注出器
JP3667497B2 (ja) 液体定量注出容器
JPH0615851Y2 (ja) 計量コップ付き注出容器
JP2575244Y2 (ja) クリーム状物注出容器
JP2566693Y2 (ja) 液体定量注出容器
JP2599928Y2 (ja) 液体計量容器
JPS6016522Y2 (ja) キャップ付定量栓
JP2599924Y2 (ja) 計量カップ付き容器
JP2590387Y2 (ja) クリーム状物注出容器
JP2568984Y2 (ja) 液体定量注出容器
JPH0644842Y2 (ja) 液体定量分配器
JP2528335Y2 (ja) クリーム状物注出容器
JPS604931Y2 (ja) 液体注出容器
JPH0348048Y2 (ja)
JPH0213314Y2 (ja)
JPS6242921Y2 (ja)
JPH0544300Y2 (ja)
JPH0423810Y2 (ja)
JP2561921Y2 (ja) 液体定量注出容器
JPS5811711Y2 (ja) 液洩れ防止栓
JPH0535087Y2 (ja)
JPH0511177Y2 (ja)
JPH0743025Y2 (ja) 吹上げポンプ付き容器