JPH0743025Y2 - 吹上げポンプ付き容器 - Google Patents

吹上げポンプ付き容器

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JPH0743025Y2
JPH0743025Y2 JP1989146904U JP14690489U JPH0743025Y2 JP H0743025 Y2 JPH0743025 Y2 JP H0743025Y2 JP 1989146904 U JP1989146904 U JP 1989146904U JP 14690489 U JP14690489 U JP 14690489U JP H0743025 Y2 JPH0743025 Y2 JP H0743025Y2
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JP
Japan
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sliding contact
fitted
tubular
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container
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彰 西上
哲三 中村
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は粘性を有する液体用の吸上げポンプ付き容器に
関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の吸上げポンプ付き容器の一例として、実
開昭61−153772号公報に記載した吸上げポンプ付き容器
が知られている。
これは、第5図に示したように、筒状本体1の上端部を
天板4で閉鎖すると共に、下端開口部に可動底蓋43を摺
動自在に嵌入し、前記天板4には、吸引孔5を設けると
ともに、弾性体で形成された第1逆止弁6を設け、さら
に、筒部50を立設して、筒部50に弾性体で形成された帽
状の加圧部17を被冠装着し、さらに、筒部50の一側に吐
出孔51を穿設して、この吐出孔51部分に続く吐出管18を
天板4に立設し、吐出孔51部分に加圧部17と一体の第2
逆止弁19を設けた構造をしたものである。
そして、加圧部17を押してから離すと、吸引孔5から筒
状本体1内の練り歯磨等が加圧部17内へと吸い込まれ、
再度加圧部17を押すと、第1逆止弁6が閉じ、第2逆止
弁19が開いて加圧部17内の練り歯磨が吐出管18から注出
される。そして、筒状本体1内の練り歯磨の量が少なく
なるにつれて負圧により可動底蓋43が上昇するものであ
る。
また、実開昭63−40377号公報に記載された可変定量注
出容器がある。
前記可変定量注出容器は、上部にポンプ式の注出部を設
けた筒状の容器本体に、可動底蓋である弁体を嵌入した
ものである。
そして、前記弁体の外周に、前記容器本体の内面に摺接
する環状摺接部を設け、前記容器本体の下端部に底蓋を
嵌着し、この底蓋の筒状部の上端部で前記弁体の環状摺
接部の下端部を支承するものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
第5図に示す従来の吸上げポンプ付き容器は、比較的簡
単な構成で内容液の注出ができ便利である。
しかしながら、前記吸上げポンプ付き容器は、搬送時等
に可動底蓋43が、筒状本体1の下端部に滑り落ちる虞れ
があり、さらに、筒状本体1内の内容物が筒状本体1内
の可動底蓋43の間から外部に漏出する虞れがある。
そして、前記実開昭63−40377号公報に記載された可変
定量注出容器は、容器本体の下端部に底蓋を嵌着してい
るので、弁体が脱落する虞れがなく、さらに、容器本体
の内容物が外部に漏出する虞れがないものである。
そして、容器本体に内容物を充填した後、容器本体の下
部に嵌入する弁体を、底蓋の筒状の支承部材で押し込
み、弁体を水平状に嵌入できるものである。
しかしながら、前記可変定量注出容器は、容器本体内に
弁体と底蓋を嵌入するものであるので、容器本体内の弁
体と底蓋が占める容積については、内容物が当然のこと
として充填できない。
そこで、前記内容物を充填できない容積を小さくするた
め、弁体の環状摺接部の縦方向の長さを短くすると、弁
体が容器本体内を摺動するとき傾くことがあり、その後
の弁体の摺動に支障が生ずる虞れがある。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、可動底蓋
を底キャップで筒状本体内に押し込んで、可動底蓋を筒
状本体の下部に水平状に嵌入できる吸上げポンプ付き容
器の前記可動底蓋の環状摺接部を縦長に形成しても、な
お、筒状本体下部の内容物を充填できない部分が小さく
できるようにすることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は筒状本体1の上部にポンプ体15を設けると共
に、前記筒状本体1内に可動底蓋43を摺動可能に嵌入し
て、内容物を外部に注出できるように形成した吸上げポ
ンプ付き容器において、 前記可動底蓋43の下部に環状摺接部40を設け、この環状
摺接部40の上端部と下端部に、前記筒状本体1の内面に
摺接する上端環状摺接片40aと下端環状摺接片40bを設
け、前記筒状本体1の下端部に、底キャップ44を嵌合止
着し、この底キャップ44には、前記筒状本体1の下部に
嵌入された前記可動底蓋43の環状摺接部40の内側に挿入
されて、前記可動底蓋43を支承する筒状の支承部材47を
設けて吸上げポンプ付き容器とした。
〔作用〕
本考案は、筒状本体1を倒立させて、筒状本体1内に内
容物を充填した後、可動底蓋43を筒状本体1内に嵌入
し、さらに、前記筒状本体1の下端部に底キャップ44を
嵌合して筒状の支承部材47で、前記可動底蓋43を押し込
む。
そうすると、可動底蓋43は前記筒状本体1の下部に水平
状に嵌入され、装着される。
そして、前記筒状の支承部材47は、可動底蓋43の環状摺
接部40の内側に挿入されて、前記可動底蓋43に当接する
ので、可動底蓋43が可動時に傾かないように環状摺接部
40を縦長に形成しても、可動底蓋43と底キャップ44が挿
入される筒状本体1下部の内容物を充填できない容積は
増加しない。
〔実施例〕
第1図内至第4図は本考案の一実施例の吸上げポンプ付
き容器を示すものである。
この実施例は下端部が開口された円筒状の筒状本体1の
上端部を天板4で閉鎖し、筒状本体1の下端部近くに
は、内容物の充填時に内容物と可動底蓋43間に存在する
空気を排出するための縦溝9が設けてあり、この筒状本
体1の下部は、筒状本体1の中央部より大径に形成さ
れ、係合段部10が形成されている。
そして、この筒状本体1内には、可動底蓋43が上下摺動
可能に嵌入してあり、この可動底蓋43は、肉厚に形成し
た筒状部41が設けてあり、この筒状部41の下端部には、
フランジ状部41aを介して前記筒状本体1に摺接する環
状摺接部40が一体に設けてある。
前記環状摺接部40は、前記フランジ状部41aに近い位置
の上方に突出して、前記筒状本体1の内面に摺接する上
端環状摺接片40aと、前記フランジ状部41aから遠い位置
の下方に突出して、前記筒状本体1の内面に摺接する下
端環状摺接片40bを備えている。
さらに、前記筒状部41の上部には、肉薄に形成した第1
環状板39aが設けてあり、この第1環状板39aの内縁から
上方に突出した第2環状部39bが設けてあり、この第2
環状部39bの内縁から、円形の中央部39cが上方に突出し
て設けてあり、前記可動底蓋43を撓み易くしている。
さらに、前記筒状本体1の下端部には、底キャップ44が
嵌着され、この底キャップ44は、外筒45が前記筒状本体
1の下端部に外嵌され、前記外筒45の上端に設けた係止
段部46が、前記筒状本体1の係合段部10に係合して止着
されている。
この底キャップ44には円筒状に形成した支承部材47が立
設してあり、この支承部材47は、前記筒状本体1の下部
に嵌入された前記可動底蓋43の環状摺接部40の内側に挿
入されて、前記筒状部41の下端面に当接するように形成
してある。
前記筒状本体1の天板4には吸引孔5と、吸引孔5内の
逆流を防ぐ第1逆止弁6を設け、筒状本体1の上部の第
2嵌着筒部3には、天板4を覆うポンプ体15の下部の嵌
着用筒部16を嵌着し、第2固定リング23で固定してい
る。
ポンプ体15には帽状の弾性変形可能な加圧部17を形成
し、加圧部17内は、吸引側連通路7で、吸引孔5に連通
させてあり、そして、吸引孔5の上部のポンプ体15は、
第2固定リング23と一体に形成された閉塞板24で閉塞さ
れている。
また、ポンプ体15には、吐出側連通路8で加圧部17内と
連通する吐出管18を立設すると共に、吐出管18からの逆
流を防ぐ第2逆止弁19が設けてある。
吐出管18には、前記閉塞板24と一体に形成された連結管
25が嵌着されている。
そして、前記筒状本体1の上部の第1嵌着筒部2には第
1固定リング35が嵌着して固定され、この第1固定リン
グ35によって、押ボタン36の外周筒部37が、筒状本体1
に上下動可能に挿着されており、押ボタン36は突子38で
加圧部17の上面に当接している。
そして、前記吐出管18に嵌着された連結管25には、吐出
管18と連通する注出管30を回動可能に嵌着し、注出管30
には水平方向の側方に延びるノズル管31を連接し、ノズ
ル管31は、内容物を注出する突出位置で、第4図に示す
ように、先端部が筒状本体1の外方に突出し、180度回
動させた収納位置で、第1図に示すように先端部が筒状
本体1の外方に突出しない長さに成形してあり、またノ
ズル管31は収納位置で押ボタン36の上部に位置するよう
に形成しさらに、栓32が嵌着してある。また、ノズル管
31の外側からキャップ42が被嵌され、第1嵌着筒部2が
嵌着されている。
〔考案の効果〕
本考案は、吸上げポンプ付き容器の筒状本体1の下端部
に、底キャップ44を嵌合止着し、この底キャップ44に
は、可動底蓋43の環状摺接部40の内側に挿入されて、前
記可動底蓋43を支承する筒状の支承部材47を設けたもの
である。
したがって、本考案は可動底蓋43が、摺動時に筒状本体
1内で傾いて摺動に支障が生じないように、環状摺接部
40を縦長に形成しても、底キャップ44の支承部材47は、
環状摺接部40の内側に挿入されて可動底蓋43に当接して
支承しているので、可動底蓋43と底キャップ44の筒状本
体1内で占める容積は増大せず、環状摺接部40の縦方向
の長さの短いものと同様に、多量の内容物を充填できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の不使用状態の断面図で第2
図のI−I線の位置で切断した図、第2図はその筒状本
体の平面図、第3図はその断面図で第2図のIII−III線
の位置で切断した要部の図、第4図はその使用できる状
態にある斜視図、第5図は従来例の断面図である。 1……筒状本体、15……ポンプ体、40……環状摺接部、
40a……上端環状摺接片、40b……下端環状摺接片、43…
…可動底蓋、44……底キャップ、47……支承部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状本体1の上部にポンプ体15を設けると
    共に、前記筒状本体1内に可動底蓋43を摺動可能に嵌入
    して、内容物を外部に注出できるように形成した吸上げ
    ポンプ付き容器において、 前記可動底蓋43の下部に環状摺接部40を設け、この環状
    摺接部40の上端部と下端部に、前記筒状本体1の内面に
    摺接する上端環状摺接片40aと下端環状摺接片40bを設
    け、前記筒状本体1の下端部に、底キャップ44を嵌合止
    着し、この底キャップ44には、前記筒状本体1の下部に
    嵌入された前記可動底蓋43の環状摺接部40の内側に挿入
    されて、前記可動底蓋43を支承する筒状の支承部材47を
    設けた吸上げポンプ付き容器。
JP1989146904U 1989-12-20 1989-12-20 吹上げポンプ付き容器 Expired - Fee Related JPH0743025Y2 (ja)

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