JPH0640121Y2 - 粘性流体注出容器 - Google Patents

粘性流体注出容器

Info

Publication number
JPH0640121Y2
JPH0640121Y2 JP10472687U JP10472687U JPH0640121Y2 JP H0640121 Y2 JPH0640121 Y2 JP H0640121Y2 JP 10472687 U JP10472687 U JP 10472687U JP 10472687 U JP10472687 U JP 10472687U JP H0640121 Y2 JPH0640121 Y2 JP H0640121Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
top plate
cap
piston
fitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10472687U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6411969U (ja
Inventor
孝 市原
章義 梅原
茂雄 飯塚
忠雄 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Lion Corp
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp, Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Lion Corp
Priority to JP10472687U priority Critical patent/JPH0640121Y2/ja
Publication of JPS6411969U publication Critical patent/JPS6411969U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0640121Y2 publication Critical patent/JPH0640121Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、収容してある練り歯磨き等の粘性流体をポン
プ機構によりノズルから注出しうるようにした粘性流体
注出容器に関する。
〔従来の技術〕
従来、練歯磨等の粘性流体を注出する粘性体注出容器と
しては、第4図に示した構造のものが知られている。こ
れは、中央に吸込孔91を穿設してある天板92で上端を
閉じるとともに下端を開口した筒状本体81、この筒状
本体81の下端開口から内部に液密かつ摺動自在に嵌入さ
れる可動底蓋82、筒状本体81の上端に嵌合され、前記
吸込孔91を開閉する第1逆止弁93を一体成型してあり、
この第1逆止弁93を囲んでシリンダ94を立設し、かつ、
シリンダ94の下端部一側に形成した連通孔95に続く第1
ノズル96をシリンダ94に並んで立設してある内装体83、
前記シリンダ94内に液密かつ摺動自在に嵌入されたピ
ストン84、前記第1ノズル96内に内装した第2逆止弁
85、前記内装体83を覆うように筒状本体81の上端に取
り付けられ、上部中央にシリンダ94に続くガイド管97を
設けてあるとともに、ガイド97管の周囲に環状凹部98を
設けてあり、さらに、前記第1ノズル96に連結される第
2ノズル99を一側に起立して設けてあるキャップ86、
前記環状凹部98内に摺動自在に嵌入され、前記ガイド管
97内に挿入されて先端がピストン84に連結するロッド10
0を中央に垂設してある押ボタン87、環状凹部98内に
設けられ、押ボタン87とともにピストン84を上方へ付勢
するスプリング88、を内容物注出のための必須要件とし
て備えており、その他にも、第2ノズル99先端の注出
口99aを塞ぐ栓体89、キャップ85を覆うオーバーキャ
ップ90を備えている。
そして、押ボタン87の押圧によるピストン84の下降とそ
の解除後のスプリング88によるピストン84の上昇の繰り
返しで、ポンプ作用がなされ、筒状本体81内の内容物が
注出され、それに伴い筒状本体81内が負圧化して可動底
蓋82が上昇するようになっている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このような従来のものでは、シリンダ94を有す
る内装体83を、筒状本体81あるいはキャップ86とは別部
材にし、さらに、第2逆止弁85を単一の部材としたの
で、構造が複雑で、部品数が多くなり、組み立ても容易
でなく、高価になるという問題がある。
本考案は、このような問題を解決するためになされたも
ので、構造をできるだけ簡単にして部品点数を減らし、
組み立てを容易にするとともに、安価な粘性流体注出容
器とすることを技術的課題とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記技術的課題を解決するために、本考案は次のような
構造とした。
すなわち、本考案の粘性流体注出容器は、上端を天板11
で閉じ下端を開口した筒状本体1を備え、この筒状本体
1の下端開口から筒状本体1内に可動底蓋2を液密かつ
摺動自在に嵌入し、前記天板11の中央に吸込孔13を穿設
するとともに、この吸込孔13を開閉する第1逆止弁14と
吸込孔13を取り巻く起立筒15とを天板11に一体に設け、
さらに、天板11を覆うように筒状本体1にキャップ3を
取り付け、このキャップ3の中央に、上下両端を開口し
その下端が前記起立筒15に嵌入するシリンダ31を設け、
このシリンダ31の下端部一側に連通孔32を設け、この連
通孔32を開閉する第2逆止弁16を、前記起立筒15の一側
を切り欠いた部分に天板11と一体に設け、また、連通孔
32に続く注出ノズル33をキャップ3の一側に起立して設
け、キャップ3の上部にシリンダ31の上部を取り巻く環
状凹部34を形成し、シリンダ31内にピストン4を液密か
つ摺動自在に嵌入するとともに、このピストン4に連結
して前記環状凹部34内に摺動自在に嵌入する押ボタン5
を設け、さらに、環状凹部34内に設けたスプリング6で
押ボタン5とともにピストン4を上方へ付勢したことを
特徴とする構造である。
〔作用〕
本考案では、押ボタン5の押圧とその解除により、シリ
ンダ31内をピストン4が上下動してポンプ作用をし、そ
れにより内容物が注出ノズル33から注出される。
そして、本考案では、第1逆止弁14と第2逆止弁16を容
器本体1と一体化し、シリンダ31をキャップ3と一体化
しているので、部品点数として、最低、筒状本体1、
可動底蓋2、キャップ3、ピストン4、押ボタ
ン5、スプリング6、の6つにすることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。
上端を天板11で閉じ下端を開口した筒状本体1が形成さ
れており、天板11の周囲には周壁12が立設されていると
ともに、天板11の中央に吸込孔13が穿設されて、この吸
込孔13部分に吸込孔13を開閉する第1逆止弁14が天板11
に一体成型されている。さらに、吸込孔13を囲んで起立
筒15が立設されており、この起立筒15の一側が切り欠か
れてその部分に第2逆止弁16が天板11と一体になって形
成されている。
また、この筒状本体1の下端開口から筒状本体1内に可
動底蓋2が液密かつ摺動自在に嵌入されている。この可
動底蓋2は円板21に周囲に筒状本体1の内壁に液密に摺
接するフランジ22を設けたものである。
さらに、前記周壁12に嵌合して天板11の上方を覆うキャ
ップ3が取り付けられている。このキャップ3の中央に
は、上下両端を開口したシリンダ31が設けられ、このシ
リンダ31の下端は前記起立筒15内に嵌合して天板11に当
接し、その結果、前記吸込孔13を取り巻くようになって
いる。そして、このシリンダ31の下端部一側には、前記
第2逆止弁16に対応して連通孔32が設けられ、第2逆止
弁16に開閉されるようになっている。また、連通孔32に
続いて注出ノズル33がキャップ3の一側に起立して設け
られている。この注出ノズル33先端の注出口33aは、傾
斜した弧状にカットされている。また、キャップ3の上
部には、シリンダ31の上部を取り巻いて環状凹部34が形
成されている。
そして、シリンダ31内にはピストン4が液密かつ摺動自
在に嵌入されていて、このピストン4に連結して前記環
状凹部34内に摺動自在に嵌入する押ボタン5が設けられ
ている。押ボタン5は、環状凹部34の外側内壁面の上部
に突設した第1環状突部34aと、押ボタン5の下端外周
に突設した第2環状突部5aとの係合によりその抜け止め
がなされている。
さらに、環状凹部34内にコイルスプリング6が設けら
れ、このコイルスプリング6により押ボタン5とともに
ピストン4が上方へ付勢されている。
そして、キャップ3を内包するように、オーバーキャッ
プ7がキャップ3に着脱自在に外嵌されている。そし
て、オーバーキャップ7の外嵌時に、注出ノズル33先端
の注出口33aがオーバーキャップ7の内壁面に当接して
塞がれるようオーバーキャップ7の上部一側に注出口33
aの傾斜に合わせて弧状に傾斜して凹んだ凹部71が設け
られている。
このように、この実施例では、注出口33aがオーバーキ
ャップ3に塞がれているため、従来例のように栓体89を
注出口33aに嵌合する必要は無い。
なお、オーバーキャップ7において、凹部71は第2図の
ようにオーバーキャップ7の全周にわたって形成しても
良いし、また、第3図に示したように、凹部71の代わり
に、オーバーキャップ7の内面に弧状の垂下片72を垂設
しても良い。
次に、この実施例の注出容器の動作を説明する。
まず、コイルスプリング6に抗して押ボタン5を押す
と、押ボタン5が下降するのに伴ってピストン4がシリ
ンダ31内を下降する。
次に、押ボタン5の押圧を解除すると、コイルスプリン
グ6の弾発力で押ボタン5が上昇し、それに伴いピスト
ン4が上昇する。よって、シリンダ31内が負圧化し、第
2逆止弁16が閉じ、第1逆止弁14が開いて吸込孔13から
筒状本体1内の練歯磨等がシリンダ31内に吸引される。
これに伴い、筒状本体1内が負圧化するので、練歯磨等
の流出した分だけ可動底蓋2が上昇する。
再度押ボタン5を押すと、第1逆止弁14が閉じ、第2逆
止弁16が開いてシリンダ31内の練歯磨等が注出ノズル33
から注出される。
この粘性流体注出容器においては、第1逆止弁14と第2
逆止弁16を容器本体1と一体化し、シリンダ31をキャッ
プ3と一体化したので、部品点数は、部品点数は、筒
状本体1、可動底蓋2、キャップ3、ピストン
4、押ボタン5、コイルスプリング6の6つであ
り、構造も簡単であるから組み立ても容易である。
〔考案の効果〕
本考案では、部品点数を最小6つと、従来に比べて少な
くでき、また、構造も簡単にでき、組み立ても容易にす
ることができるので、安価に製造でき、しかも、メンテ
ナンスも容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す断面図、第2図はオ
ーバーキャップの他の例を示す断面図、第3図はオーバ
ーキャップの別の例を示す断面図、第4図は従来例を示
す断面図である。 1……筒状本体、2……可動底蓋、3……キャップ、4
……ピストン4、5……押ボタン、6……スプリング、
11……天板、13……吸込孔、14……第1逆止弁、16……
第2逆止弁、31……シリンダ、32……連通孔、33……注
出ノズル、34……環状凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 斎藤 忠雄 東京都江東区大島3丁目2番6号 株式会 社吉野工業所内 (56)参考文献 実開 昭60−33048(JP,U) 実開 昭61−153774(JP,U) 実開 昭62−33574(JP,U) 実開 昭63−158881(JP,U) 実開 昭62−188472(JP,U) 実開 昭60−50154(JP,U) 実開 昭52−4357(JP,U) 実公 昭56−53007(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端を天板11で閉じ下端を開口した筒状本
    体1を備え、この筒状本体1の下端開口から筒状本体1
    内に可動底蓋2を液密かつ摺動自在に嵌入し、前記天板
    11の中央に吸込孔13を穿設するとともに、この吸込孔13
    を開閉する第1逆止弁14と吸込孔13を取り巻く起立筒15
    とを天板11に一体に設け、さらに、天板11を覆うように
    筒状本体1にキャップ3を取り付け、このキャップ3の
    中央に、上下両端を開口しその下端が前記起立筒15に嵌
    入するシリンダ31を設け、このシリンダ31の下端部一側
    に連通孔32を設け、この連通孔32を開閉する第2逆止弁
    16を、前記起立筒15の一側を切り欠いた部分に天板11と
    一体に設け、また、連通孔32に続く注出ノズル33をキャ
    ップ3の一側に起立して設け、キャップ3の上部にシリ
    ンダ31の上部を取り巻く環状凹部34を形成し、シリンダ
    31内にピストン4を液密かつ摺動自在に嵌入するととも
    に、このピストン4に連結して前記環状凹部34内に摺動
    自在に嵌入する押ボタン5を設け、さらに、環状凹部34
    内に設けたスプリング6で押ボタン5とともにピストン
    4を上方へ付勢したことを特徴とする粘性流体注出容
    器。
JP10472687U 1987-07-08 1987-07-08 粘性流体注出容器 Expired - Lifetime JPH0640121Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10472687U JPH0640121Y2 (ja) 1987-07-08 1987-07-08 粘性流体注出容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10472687U JPH0640121Y2 (ja) 1987-07-08 1987-07-08 粘性流体注出容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6411969U JPS6411969U (ja) 1989-01-23
JPH0640121Y2 true JPH0640121Y2 (ja) 1994-10-19

Family

ID=31336697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10472687U Expired - Lifetime JPH0640121Y2 (ja) 1987-07-08 1987-07-08 粘性流体注出容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0640121Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0587257U (ja) * 1991-08-07 1993-11-26 本田技研工業株式会社 エンジンの補助空気供給装置
JPH0587258U (ja) * 1991-08-07 1993-11-26 本田技研工業株式会社 エンジンの吸気装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6411969U (ja) 1989-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4886193A (en) Container closure cap with metering appliance
JPH0617738Y2 (ja) 粘性流体注出容器
JPH0640121Y2 (ja) 粘性流体注出容器
JP2575244Y2 (ja) クリーム状物注出容器
JPH0338149Y2 (ja)
JPH0627576Y2 (ja) 注出容器
JPS6016522Y2 (ja) キャップ付定量栓
JP2500828Y2 (ja) 吸上げポンプ付き容器
JPH0739816Y2 (ja) 注出ポンプ付キャップ
JP2527482Y2 (ja) クリーム状物注出容器
JPH0743025Y2 (ja) 吹上げポンプ付き容器
JP2575276Y2 (ja) クリーム状物注出容器
JPH076111Y2 (ja) クリ−ム状物注出容器
JPH0617740Y2 (ja) クリーム状物注出容器
JPH0113083Y2 (ja)
JPH0131151Y2 (ja)
JP2532156Y2 (ja) クリーム状物注出容器
JPH078463Y2 (ja) 吐出容器
JPH0331738Y2 (ja)
KR200282747Y1 (ko) 화장품용기용 펌프의 승강작동장치
JPH089010Y2 (ja) 注出装置付容器
JP3916839B2 (ja) ポンプ式液体注出容器
JP4096388B2 (ja) ポンプ式注出容器
JPH0226851Y2 (ja)
JPH0722987U (ja) 積層型容器