JPH0587257U - エンジンの補助空気供給装置 - Google Patents

エンジンの補助空気供給装置

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JPH0587257U
JPH0587257U JP6239791U JP6239791U JPH0587257U JP H0587257 U JPH0587257 U JP H0587257U JP 6239791 U JP6239791 U JP 6239791U JP 6239791 U JP6239791 U JP 6239791U JP H0587257 U JPH0587257 U JP H0587257U
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JP
Japan
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auxiliary air
valve
engine
passage
hot water
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Pending
Application number
JP6239791U
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English (en)
Inventor
直子 阿佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンの暖機時に燃料の霧化を良好にし、
安定燃焼状態を維持する。 【構成】 暖機時の吸気を通過させる補助空気弁7に、
長手方向に伸びる温水通路22を設け、エンジン冷却水
を流通させて該補助空気弁7を加熱することにより、該
補助空気弁7を通る空気を昇温させ、燃料の霧化を促進
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、暖機運転の際に、スロットル弁をバイパスする補助空気通路を介し て空気を供給するようにした、エンジンの補助空気供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンの始動時には、吸気系全般が低温であるため、スロットル弁にアイシ ングが生じたり、燃料の霧化が不充分で吸気通路の内面に付着し易く、シリンダ 内の燃焼が不安定になる不都合が生じ易い。アイシング防止手段としては、例え ば実公平2−48691号公報、実公昭53−12359号公報等に示される、 エンジンの冷却水を利用して主吸気通路を加熱する手段が知られているが、始動 用の補助空気通路をもつエンジンでは、該手段を用いても、寒冷時には補助空気 が低温のため燃料の霧化状態は改善されない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、補助空気を加熱することにより霧化を促進して始動性を向上するこ とを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案における前記課題の解決手段は、主吸気通路に設けたスロットル弁の上 流側と下流側から一対の補助空気通路を外部に開口させたスロットルボディと、 該スロットルボディに取付けられ、エンジンの冷却水温に応じて伸縮する感熱部 で弁体を移動させて、前記補助空気通路を通る空気量を調整する補助空気弁とを 有するエンジンの補助空気供給装置において、前記補助空気弁のハウジングに、 前記弁体と平行に伸びる温水通路を設け、前記感熱部を通るエンジンの冷却水を 該温水通路を経て流出させることを特徴とする。
【0005】
【作用】 以上の構成により、補助空気弁の感温部を加熱するためのエンジンの冷却水は 、該補助空気弁の温水通路内を通って該補助空気弁を加熱し、これを通過する補 助空気を加熱するから、燃料の霧化状態が向上する。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。図1、図2において1はス ロットルボディ、2は主吸気通路、3はスロットル弁で吸気Aの吸入量を制御す る。スロットル弁3において最大の回転半径Rをもつ最大回転半径部3a側でス ロットルボディ1の外面に平坦な取付け面4が形成され、スロットル弁3の上流 及び下流から該取付け面4に開口する補助空気通路5、6が設けられ、該取付け 面4に補助空気弁7が固定されている。
【0007】 補助空気弁7のハウジング8は、弁部ハウジング8aと感熱部ハウジング8b よりなり、弁部ハウジング8aの空間9内に弁体10を支持する支持部材11と 弁座12aをもつ弁座部材12が固定され、弁体10の後端に止着したばね受け 13と支持部材11の段部との間にコイルばね14が介設されて開弁方向の圧力 を作用させている。そして、前記補助空気通路5は補助空気通路15で弁座12 aの上流に連通し、補助空気通路6は補助空気通路16で弁座12aの下流に連 通している。
【0008】 弁部ハウジング8aの前端の開口は蓋板17で閉じられ、他側の端壁18には 外側から感熱体19が螺着され、その作動部19aが弁体10の後端に当接して いる。また、弁部ハウジング8aの上面には水室20の半部をなす凹部21が設 けられ、これに連通する温水通路22が弁体10と略平行に設けられ、該温水通 路22は、感熱部ハウジング8aの内部に直接開口すると共に、該内部を経て流 入口23に連通している。そして、前記凹部21と連続する凹部24がスロット ルボディ1に凹設され、両凹部21と24によって前記水室20が形成されてお り、凹部24には流出口25が設けられている。
【0009】 エンジンが始動すると、冷却水温が徐々に上昇して温水となり、流入口23か ら感熱部ハウジング8b内に流入したのち、温水通路22、水室20を経て流出 する。この温水の経路のうち温水通路22は、弁体10の長手方向に沿って設け られていて長さが大なるため、温水は、該温水通路22中を通過中にハウジング 8と熱交換して補助空気弁7を昇温させる。このため、補助空気通路5、16か ら流入した補助空気は、補助空気弁7を通過中に昇温してシリンダ中に流入する ことができ、該補助空気中に噴射される燃料も加熱されて霧化が促進されるため 、始動後速かに燃料供給量を減少させても暖機運転中に安定した燃焼が行なわれ る。そして、冷却水温が充分に高くなると、弁体10は弁座12aを閉じて暖機 運転を終了する。
【0010】
【考案の効果】
以上のように本考案は、補助空気弁のハウジングに弁体と平行に伸びる長い温 水通路を形成したので、エンジン冷却水のもつ熱を該補助空気弁に伝え、該補助 空気弁を通る補助空気を昇温させることができるから、該補助空気中に噴射され る燃料の霧化を良好にし、暖機運転を安定したものとすることができる効果を奏 する。
【0011】 更に、補助空気弁を加熱するための温水通路を感熱部ハウジング内に開口させ て、該感熱部から温水を流入させるようにしたから、該温水通路に温水を供給す るための配管を別個に設ける必要がなく、部品点数を少なくして装置を小型化で きる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例の縦断面図
【図2】 図1のII−II線断面図
【符号の説明】
1 スロットルボディ 2 主吸気通路 3 ス
ロットル弁 5、6、15、16 補助空気通路 7 補
助空気弁 10 弁体 19 感熱部 20
水室 22 温水通路 23 流入口 24
流出口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主吸気通路に設けたスロットル弁の上流
    側と下流側から一対の補助空気通路を外部に開口させた
    スロットルボディと、該スロットルボディに取付けら
    れ、エンジンの冷却水温に応じて伸縮する感熱部で弁体
    を移動させて、前記補助空気通路を通る空気量を調整す
    る補助空気弁とを有するエンジンの補助空気供給装置に
    おいて、前記補助空気弁のハウジングに、前記弁体と平
    行に伸びる温水通路を設け、前記感熱部を通るエンジン
    の冷却水を該温水通路を経て流出させることを特徴とす
    るエンジンの補助空気供給装置。
JP6239791U 1991-08-07 1991-08-07 エンジンの補助空気供給装置 Pending JPH0587257U (ja)

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JPH0587257U true JPH0587257U (ja) 1993-11-26

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ID=13198967

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6117249U (ja) * 1984-07-02 1986-01-31 株式会社神戸製鋼所 プレス機のフレ−ム装置
JPS6411969U (ja) * 1987-07-08 1989-01-23

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6117249U (ja) * 1984-07-02 1986-01-31 株式会社神戸製鋼所 プレス機のフレ−ム装置
JPS6411969U (ja) * 1987-07-08 1989-01-23

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