JP2638915B2 - 自動車用冷却装置 - Google Patents

自動車用冷却装置

Info

Publication number
JP2638915B2
JP2638915B2 JP10177088A JP10177088A JP2638915B2 JP 2638915 B2 JP2638915 B2 JP 2638915B2 JP 10177088 A JP10177088 A JP 10177088A JP 10177088 A JP10177088 A JP 10177088A JP 2638915 B2 JP2638915 B2 JP 2638915B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling water
engine
heat riser
circulation path
thermostat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10177088A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01273822A (ja
Inventor
政彦 高木
敏彦 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP10177088A priority Critical patent/JP2638915B2/ja
Publication of JPH01273822A publication Critical patent/JPH01273822A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2638915B2 publication Critical patent/JP2638915B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P7/00Controlling of coolant flow
    • F01P7/14Controlling of coolant flow the coolant being liquid
    • F01P7/16Controlling of coolant flow the coolant being liquid by thermostatic control
    • F01P7/165Controlling of coolant flow the coolant being liquid by thermostatic control characterised by systems with two or more loops

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Temperature-Responsive Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車用冷却装置に関し、特に、エンジン用
冷却水の放熱構造に関する。
(従来の技術) 周知のように、自動車用エンジンにあっては、エンジ
ンの過熱を防止するために、放熱器であるラジエータと
の間で冷却水を循環させることが行われている。
ところで、近年にあっては、エンジンのシリンダ内に
送り込まれる吸気を暖ためて、燃料の霧化を促進するた
めに、エンジンから排出される冷却水の熱を利用するこ
とが行われている。
第3、4図は上述した吸気加熱構造の一例を示す平面
視的な模型図であり、同図において、エンジン1に対す
る吸気側には、吸気管(図示されず)の近傍にエンジン
から排出される冷却水の熱を吸気に伝達する伝熱室を形
成されたヒートライザ2が配置されており、このヒート
ライザ2に対する冷却水の入口にはサーモスタット3が
設けてある。このサーモスタット3は、エンジンからの
冷却水の出口側に位置し、第5図示のように、例えば、
内部にワックス等の熱膨張率の高い熱媒体を封入し、こ
の熱媒体が膨張・基の態位へ収縮することで内部に有す
るピストンを移動させて冷却水の進路を決めるようにな
っており、第5図のものは、第5図(A)示のように、
冷却水の温度が高くなる温態時に、ヒートライザ2への
循環路が閉じられるボトムバイパス式とされている。
そして、このようなサーモスタットを用いた冷却構造
においては、例えば、冷却水の温度が比較的低い冷態時
にはサーモスタット3におけるヒートライザ2側への循
環路が形成され、第3図において実線矢印で示すよう
に、サーモスタット3によって、ラジエータ4からエン
ジン1に流入した冷却水がサーモスタット3に向け排出
され、このサーモスタット3によって、ラジエータ4へ
は還流させないで、エンジン1とヒートライザ2内およ
びキャブレータ5への循環路が設定される。従ってこの
冷態時には、ラジエータ4を用いる場合に得られる放熱
効果を小さくしてエンジンの暖気立上りを早めている。
そして、ヒートライザ2内では、エンジン1との間での
冷却水の受け渡しが行われているので、ヒートライザ2
内の冷却水の温度も早く上昇し、吸気の加熱が円滑に行
われる。
一方、冷却水が所定温度に達した温態時には、サーモ
スタット3により、エンジン1からの冷却水をラジエー
タ4に還流する循環路と、キャブレータ5に少量の冷却
水を流す流路とが設定され、ヒートライザ2での冷却水
の循環は行われない。
なお、第3、4図において符号6はウォータポンプを
示している。
(発明が解決しようとする課題) とろこで、上述したような冷却構造にあっては、第4
図において説明したように、温態時には、ヒートライザ
2内の冷却水が停滞した状態となるため、例えば、排気
ガス浄化を目的として吸気内に排気ガスを還流させるEG
R制御を行った場合、EGRパイプ7内を流れる排気ガスに
よって、ヒートライザ2が加熱されるので、ヒートライ
ザ2内部の冷却水の温度が上昇してしまい、結果とし
て、吸気温を高めることになり、これによって、シリン
ダ内への吸気の充填効率を悪化させエンジンの出力不足
を招く虞れがある。
そこで、本発明の目的は、従来の冷却構造の問題に鑑
み、特に、温態時にヒートライザへの冷却水の循環を停
止する型式のサーモスタットを用いた場合に、吸気側で
の弊害の発生を防止することのできるエンジンの冷却装
置を得ることにある。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、本発明は、ヒートライザへ
の冷却水の循環路を、サーモスタットを介した循環路と
は別に設け、その循環路の入口に冷却水の温度に応じて
開閉するサーモバルブを設け、このサーモバルブを、冷
却水が所定温度に達して時点に開放させることを提案す
るものである。
(作 用) 本発明によれば、サーモスタットにおけるヒートライ
ザ側への冷却水の循環路が閉じられた場合、サーモバル
ブを開放することで冷却水の循環を可能にし、これによ
って、ヒートライザ内での冷却水の異常上昇を阻止す
る。
(実 施 例) 以下、第1図および第2図において本発明の実施例の
詳細を説明する。
第1図は、本発明実施例による冷却装置の全体構成を
示す第3図相当の模型図であり、第3図に示したものと
同じ構造部品については同符号で示してある。
本実施例の特徴は、サーモスタットによるとは別に、
ウォータポンプとヒートライザとの間に新たな冷却水の
循環路を設け、この循環路におけるヒートライザ側に冷
却水の温度に応じて開閉するサーモバルブを設けた点に
ある。
すなわち、ラジエータ4からの冷却水をエンジン1に
流入させるウォータポンプ6には、エンジン1側への流
路とは別にヒートライザ2に向け延びる今一つの循環路
11が接続されている。そして、この循環路11の一端側
は、サーモバルブ12を介してヒートライザ2に接続され
ており、このサーモバルブ12は、詳細な構造は示さない
が、サーモスタット3においてヒートライザ2への冷却
水の循環路が閉じられる温態時に開放するようにしてあ
る。
本実施例は以上のような構造であるから、冷却水の温
度が低い冷態時には、サーモスタット3におけるヒート
ライザ2への循環路が開放され、そしてサーモバルブ12
におけるヒートライザ2への循環路は閉じられる。従っ
て、冷却水の循環経路は、第1図中、実線矢印で示すよ
うに、第3図に示した場合と同様に、ラジエータへの冷
却水の還流を行なわないで、エンジン1とヒートライザ
2およびキャブレータ5との間で設定され、冷却水の温
度上昇並びに吸気温の上昇を促進する。
一方、冷却水の温度が所定温度に達し、サーモスタッ
ト3におけるヒートライザ2への循環路が閉じられる
と、サーモバルブ12におけるヒートライザ2への循環路
が開放される。従って、この状態では、第2図に示すよ
うに、ウォータポンプ6から送り出される冷却水は、エ
ンジン1側へ、そしてサーモバルブ12を介してヒートラ
イザ2へ流入する。従って、温態時には、サーモスタッ
ト3からヒートライザ2への冷却水の循環が行われなく
ても、サーモバルブ12を介してラジエータ4からの冷却
後の冷却水が供給されることになる。
(発明の効果) 以上、本発明によれば、本来、エンジンの冷却水の循
環制御に用いられるサーモスタットにおいてヒートライ
ザへの冷却水の供給が停止された場合にあっても、今一
つの循環路を開放することによって冷却水の循環を可能
にし、これによって、吸気を温めるために用いられるヒ
ートライザの過熱を防止して、吸気温を一定に保ち、吸
気の充填効率を下げないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例によるエンジンの冷却装置の全体
構成を示す平面視的模型図、第2図は第1図に示した装
置の作用を説明するための第1図相当の模型図、第3図
は従来の冷却装置の全体構成を示す第1図相当の模型
図、第4図は第3図に示した装置の作用を説明するため
の第3図相当の模型図、第5図は第3図におけるサーモ
スタットの一例を示す断面図である。 1……エンジン、2……ヒートライザ、3……サーモス
タット、4……ラジエータ、10……冷却装置、11……今
一つの新たな循環路、12……サーモバルブ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンとラジエータとの間に形成される
    冷却水の循環路の途中に冷却水の温度に応じて上記冷却
    水の流動方向を設定するサーモスタットを備え、そのサ
    ーモスタットによる冷却水の流動方向の一つに、吸気を
    温めるためのヒートライザを配置したエンジンの冷却装
    置において、 上記ヒートライザと上記エンジン側での冷却水の循環路
    との間に今一つの新たな冷却水の循環路を設け、この循
    環路における上記ヒートライザへの入口側に上記ヒート
    ライザ内の冷却水の温度に応じて開閉されるサーモバル
    ブを設けたことを特徴とするエンジンの冷却装置。
JP10177088A 1988-04-25 1988-04-25 自動車用冷却装置 Expired - Lifetime JP2638915B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10177088A JP2638915B2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25 自動車用冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10177088A JP2638915B2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25 自動車用冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01273822A JPH01273822A (ja) 1989-11-01
JP2638915B2 true JP2638915B2 (ja) 1997-08-06

Family

ID=14309455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10177088A Expired - Lifetime JP2638915B2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25 自動車用冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2638915B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01273822A (ja) 1989-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SE8504046L (sv) Kylanordning for forbrenningsmotor
JP7253898B2 (ja) 車両用冷却システムの制御方法
US6758171B2 (en) Engine cooling system with two thermostats
US6830016B2 (en) System and method for cooling an engine
US6499442B2 (en) Integral water pump/electronic engine temperature control valve
JPH11117739A (ja) 内燃機関の冷却水循環装置
CN109236450A (zh) 一种发动机的冷却系统、控制方法及发动机
JP2638915B2 (ja) 自動車用冷却装置
US3085558A (en) Preheater for carburetor inlet air
JP3344288B2 (ja) 内燃機関の冷却水循環構造
JP2705389B2 (ja) エンジンの冷却装置
JP7122949B2 (ja) 流量制御装置、これを含む冷却システムおよびその制御方法
KR100227552B1 (ko) 강제 순환식 수냉 엔진의 냉각장치
GB2234343A (en) Engine cooling system
JPH05157006A (ja) エンジンの排熱回収装置
JPS6114588Y2 (ja)
JPS597139Y2 (ja) 車両用エンジンの冷却機構
KR100394854B1 (ko) 이지알 쿨러를 이용한 히터성능 향상장치
KR100515656B1 (ko) 엔진의 2계통 냉각 시스템
RU2202700C2 (ru) Система охлаждения двигателя внутреннего сгорания
KR19980051956A (ko) 냉각 시스템
JPS60128968A (ja) 内燃機関の吸気加熱装置
KR0123488Y1 (ko) 엔진 냉각수의 유량조절장치
JPH0332751Y2 (ja)
JP2003074348A (ja) 内燃機関の冷却装置