JP2561921Y2 - 液体定量注出容器 - Google Patents
液体定量注出容器Info
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- JP2561921Y2 JP2561921Y2 JP2581992U JP2581992U JP2561921Y2 JP 2561921 Y2 JP2561921 Y2 JP 2561921Y2 JP 2581992 U JP2581992 U JP 2581992U JP 2581992 U JP2581992 U JP 2581992U JP 2561921 Y2 JP2561921 Y2 JP 2561921Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical portion
- container body
- cylindrical
- container
- hole
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は液体定量注出容器に関す
る。
る。
【０００２】
【考案が解決しようとする課題】使用時一定量の液体を
必要とする場合、従来は液体を収納する容器体とは別に
計量カップを用意しておき、使用の都度カップに定量の
液体を計量して使用する方法が極一般に行われている。
必要とする場合、従来は液体を収納する容器体とは別に
計量カップを用意しておき、使用の都度カップに定量の
液体を計量して使用する方法が極一般に行われている。
【０００３】しかしながら、この様な方法では種々の不
都合があり、例えば、計量カップを紛失してしまった
り、計量の都度カップを洗わなければならない為面倒で
あったり、計量に時間がかかり面倒であったりしてい
る。
都合があり、例えば、計量カップを紛失してしまった
り、計量の都度カップを洗わなければならない為面倒で
あったり、計量に時間がかかり面倒であったりしてい
る。
【０００４】本考案は、この様な従来容器の欠点を解消
するとともに、素早く，簡単に液の定量注出が行える液
体計量注出容器を提案することを目的とするものであ
る。
するとともに、素早く，簡単に液の定量注出が行える液
体計量注出容器を提案することを目的とするものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案容器は上記課題を
解決するため、胴部４より口頚部５を起立した容器体２
と、該容器体２に嵌着固定させた計量注出栓３とからな
り、上記注出栓３は、容器体口頚部５外周に嵌着させた
嵌合筒部９を底壁10裏面中央より垂設した筒状をなすと
ともに、頂壁12中央に窓孔13を穿設し、且つ、底壁10中
央に上端を開口した案内筒14を下方に垂下させてなる栓
本体６と、上記栓本体周壁11内面下端に外周縁を摺動可
能に嵌合させた下向き受け皿16を筒壁周面より外向きフ
ランジ状に突設するとともに、上記窓孔13に上端を摺動
自在に嵌合させ、且つ、下端を上記案内筒14内に摺動可
能に貫通して下方へ垂下させた筒部15を設けて上下動自
在に装着した作動部材７と、該部材７の筒部15下端開口
を閉塞して固着させるとともに、容器体の正・倒立反転
に伴い作動部材７を上下動させる錘８とからなり、上記
筒部15外周下部に受け皿16内から筒部15下端部に至る凹
溝17を縦設するとともに、受け皿16内の筒部15に受け皿
16と筒部15内を連通する小透孔18を穿設させ、且つ、筒
部15下端部に吸気用透孔19を穿設させて構成した。
解決するため、胴部４より口頚部５を起立した容器体２
と、該容器体２に嵌着固定させた計量注出栓３とからな
り、上記注出栓３は、容器体口頚部５外周に嵌着させた
嵌合筒部９を底壁10裏面中央より垂設した筒状をなすと
ともに、頂壁12中央に窓孔13を穿設し、且つ、底壁10中
央に上端を開口した案内筒14を下方に垂下させてなる栓
本体６と、上記栓本体周壁11内面下端に外周縁を摺動可
能に嵌合させた下向き受け皿16を筒壁周面より外向きフ
ランジ状に突設するとともに、上記窓孔13に上端を摺動
自在に嵌合させ、且つ、下端を上記案内筒14内に摺動可
能に貫通して下方へ垂下させた筒部15を設けて上下動自
在に装着した作動部材７と、該部材７の筒部15下端開口
を閉塞して固着させるとともに、容器体の正・倒立反転
に伴い作動部材７を上下動させる錘８とからなり、上記
筒部15外周下部に受け皿16内から筒部15下端部に至る凹
溝17を縦設するとともに、受け皿16内の筒部15に受け皿
16と筒部15内を連通する小透孔18を穿設させ、且つ、筒
部15下端部に吸気用透孔19を穿設させて構成した。
【０００６】
【作用】図１の状態から容器体胴部４を持って容器を倒
立させると、錘８の作用で作動部材７が下降する。この
際、容器体２内の液は凹溝17を通って受け皿16上方の栓
本体６内へ注入され、一方、作動部材筒部15の開口より
該筒部15内を通り通気用透孔19を介して容器体２内に置
換空気が導入される。作動部材７の受け皿16が栓本体頂
壁12裏面まで下降すると、案内筒14により吸気用透孔19
が閉塞され、受け皿16上方の栓本体６内に略定量の液が
収納される。尚、この際、液の表面張力で小透孔18から
は筒部15内への液の漏出は無い。
立させると、錘８の作用で作動部材７が下降する。この
際、容器体２内の液は凹溝17を通って受け皿16上方の栓
本体６内へ注入され、一方、作動部材筒部15の開口より
該筒部15内を通り通気用透孔19を介して容器体２内に置
換空気が導入される。作動部材７の受け皿16が栓本体頂
壁12裏面まで下降すると、案内筒14により吸気用透孔19
が閉塞され、受け皿16上方の栓本体６内に略定量の液が
収納される。尚、この際、液の表面張力で小透孔18から
は筒部15内への液の漏出は無い。
【０００７】次いで図２の状態から例えば手の平で筒部
15下端を押し上げると、受け皿16上方の栓本体６内が加
圧されるため、栓本体６内の略定量の液が小透孔18を介
して筒部15下端開口より注出される。
15下端を押し上げると、受け皿16上方の栓本体６内が加
圧されるため、栓本体６内の略定量の液が小透孔18を介
して筒部15下端開口より注出される。
【０００８】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【０００９】図１及び図２は本考案の一実施例を示すも
ので、図中１は液体定量注出容器を示す。該容器１は、
容器体２と計量注出栓３とから構成している。
ので、図中１は液体定量注出容器を示す。該容器１は、
容器体２と計量注出栓３とから構成している。
【００１０】容器体２は合成樹脂等で形成し、筒状胴部
４より口頚部５を起立して構成している。
４より口頚部５を起立して構成している。
【００１１】また、計量注出栓３は、更に栓本体６と、
作動部材７と、錘８とから構成している。
作動部材７と、錘８とから構成している。
【００１２】上記栓本体６は、合成樹脂等により形成さ
れ、容器体口頚部５外周に嵌着させた嵌合筒部９により
容器体２に装着固定させたもので、底壁10裏面中央より
上記嵌合筒部９を垂設するとともに、底壁10周縁より円
筒状の周壁11を立設させ、且つ、周壁11上端縁より中心
に向かって上昇するテーパ板状の頂壁12を延設してお
り、底壁10により容器体口頚部５上端開口を閉塞して構
成している。上記頂壁12の中心部には円形の窓孔13を穿
設させ、また、底壁10の中心部に上端を開口するととも
に、下端開口を下方へ垂下させた案内筒14を設けて構成
している。
れ、容器体口頚部５外周に嵌着させた嵌合筒部９により
容器体２に装着固定させたもので、底壁10裏面中央より
上記嵌合筒部９を垂設するとともに、底壁10周縁より円
筒状の周壁11を立設させ、且つ、周壁11上端縁より中心
に向かって上昇するテーパ板状の頂壁12を延設してお
り、底壁10により容器体口頚部５上端開口を閉塞して構
成している。上記頂壁12の中心部には円形の窓孔13を穿
設させ、また、底壁10の中心部に上端を開口するととも
に、下端開口を下方へ垂下させた案内筒14を設けて構成
している。
【００１３】上記作動部材７は、合成樹脂等により形成
され、上端を栓本体６の上記窓孔13より若干突出させて
摺動自在に嵌合させるとともに、下端を上記案内筒14を
摺動自在に貫通してその下方へ垂下させた中空円筒状の
筒部15を有し、該筒部15の外周面より外向きフランジ状
に突設した下向きの受け皿16外周を栓本体周壁11内周面
に摺動自在に嵌合させている。受け皿16の皿板部16a は
栓本体頂壁12と同様の傾斜を有するテーパ板状をなし、
この受け皿16の栓本体６内の上下動幅により作動部材７
の上下動を規制している。また、筒部15外周下部に容器
体２正立状態で受け皿16内と容器体２内とを連通すると
ともに、容器体倒立状態で案内筒14により容器体２内へ
の連通を遮断される凹溝17を複数縦設させている。
され、上端を栓本体６の上記窓孔13より若干突出させて
摺動自在に嵌合させるとともに、下端を上記案内筒14を
摺動自在に貫通してその下方へ垂下させた中空円筒状の
筒部15を有し、該筒部15の外周面より外向きフランジ状
に突設した下向きの受け皿16外周を栓本体周壁11内周面
に摺動自在に嵌合させている。受け皿16の皿板部16a は
栓本体頂壁12と同様の傾斜を有するテーパ板状をなし、
この受け皿16の栓本体６内の上下動幅により作動部材７
の上下動を規制している。また、筒部15外周下部に容器
体２正立状態で受け皿16内と容器体２内とを連通すると
ともに、容器体倒立状態で案内筒14により容器体２内へ
の連通を遮断される凹溝17を複数縦設させている。
【００１４】更に、筒部15上下方向中央部に受け皿16内
と筒部15内とを連通する複数の小透孔18を穿設させ、筒
部15の下端部には複数の吸気用透孔19を穿設させてい
る。
と筒部15内とを連通する複数の小透孔18を穿設させ、筒
部15の下端部には複数の吸気用透孔19を穿設させてい
る。
【００１５】錘８は、金属等により形成した球状をな
し、上記筒部15下端開口を閉塞して筒部15に接着等の適
宜手段により固着されたもので、容器体２正立状態から
倒立状態へ、或いはその逆への反転に際し、この錘８の
作用で作動部材７が栓本体６に対して上下動する如く構
成している。
し、上記筒部15下端開口を閉塞して筒部15に接着等の適
宜手段により固着されたもので、容器体２正立状態から
倒立状態へ、或いはその逆への反転に際し、この錘８の
作用で作動部材７が栓本体６に対して上下動する如く構
成している。
【００１６】また、上記各凹溝17の最下端部及び各吸気
用透孔19は、筒部15の最下端より若干上方に位置させ、
容器体２を倒立させて図２に示す如く受け皿16が栓本体
頂壁12位置まで移動した際に、案内筒14により閉塞され
る如く構成している。
用透孔19は、筒部15の最下端より若干上方に位置させ、
容器体２を倒立させて図２に示す如く受け皿16が栓本体
頂壁12位置まで移動した際に、案内筒14により閉塞され
る如く構成している。
【００１７】尚、図中20はパッキンを示す。
【００１８】
【考案の効果】以上説明した如く本考案容器は、既述構
成としたことにより、容器体を倒立させ突出した注出筒
部を押し上げるという簡単な操作により略定量の液を注
出することが出来るため使用上頗る便利である。
成としたことにより、容器体を倒立させ突出した注出筒
部を押し上げるという簡単な操作により略定量の液を注
出することが出来るため使用上頗る便利である。
【００１９】また、従来の様に計量カップを紛失した
り、計量の都度カップを洗わなければならない等の不便
はなく、しかも注出に当たって迅速な処理を行えるもで
ある。
り、計量の都度カップを洗わなければならない等の不便
はなく、しかも注出に当たって迅速な処理を行えるもで
ある。
【図１】本考案容器の一実施例を示す要部縦断面図であ
る。
る。
【図２】同実施例の容器倒立状態を示す要部縦断面図で
ある。
ある。
２ 容器体 ３ 計量注出栓 ６ 栓本体 ７ 作動部材 ８ 錘 13 窓孔 14 案内筒 15 筒部 16 受け皿 17 凹溝 18 小透孔 19 吸気用透孔
Claims (1)
- 【請求項１】胴部４より口頚部５を起立した容器体２
と、該容器体２に嵌着固定させた計量注出栓３とからな
り、上記注出栓３は、容器体口頚部５外周に嵌着させた
嵌合筒部９を底壁10裏面中央より垂設した筒状をなすと
ともに、頂壁12中央に窓孔13を穿設し、且つ、底壁10中
央に上端を開口した案内筒14を下方に垂下させてなる栓
本体６と、上記栓本体周壁11内面下端に外周縁を摺動可
能に嵌合させた下向き受け皿16を筒壁周面より外向きフ
ランジ状に突設するとともに、上記窓孔13に上端を摺動
自在に嵌合させ、且つ、下端を上記案内筒14内に摺動可
能に貫通して下方へ垂下させた筒部15を設けて上下動自
在に装着した作動部材７と、該部材７の筒部15下端開口
を閉塞して固着させるとともに、容器体の正・倒立反転
に伴い作動部材７を上下動させる錘８とからなり、上記
筒部15外周下部に受け皿16内から筒部15下端部に至る凹
溝17を縦設するとともに、受け皿16内の筒部15に受け皿
16と筒部15内を連通する小透孔18を穿設させ、且つ、筒
部15下端部に吸気用透孔19を穿設させてなることを特徴
とする液体定量注出容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2581992U JP2561921Y2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 液体定量注出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2581992U JP2561921Y2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 液体定量注出容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0577044U JPH0577044U (ja) | 1993-10-19 |
| JP2561921Y2 true JP2561921Y2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=12176476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2581992U Expired - Fee Related JP2561921Y2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 液体定量注出容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2561921Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7399052B2 (ja) * | 2020-08-31 | 2023-12-15 | 株式会社吉野工業所 | 注出器 |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP2581992U patent/JP2561921Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0577044U (ja) | 1993-10-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |