JPH0558662U - 液体定量注出容器 - Google Patents
液体定量注出容器Info
- Publication number
- JPH0558662U JPH0558662U JP504192U JP504192U JPH0558662U JP H0558662 U JPH0558662 U JP H0558662U JP 504192 U JP504192 U JP 504192U JP 504192 U JP504192 U JP 504192U JP H0558662 U JPH0558662 U JP H0558662U
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- JP
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- cap
- liquid
- support shaft
- container
- measuring chamber
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポンプの支軸を上下動させるという極めて簡
単な操作により略定量の液を注出させることが出来る液
体定量注出容器を提案する。 【構成】 容器体口頸部2bにノズル付きの装着キャップ
8を嵌合させるとともに、該キャップ8の頂壁5裏面よ
り吸い込み弁13付きの有底筒状をなす計量室9を垂設さ
せた。又、計量室内を上下に区画するとともに、周縁を
計量室内に液密且つ所定幅の上下動が可能に嵌合させた
吐出弁21付き区画壁16を設け、該区画壁16をキャップ頂
壁を上下動可能に貫通する支軸15下端に連結して構成し
た。
単な操作により略定量の液を注出させることが出来る液
体定量注出容器を提案する。 【構成】 容器体口頸部2bにノズル付きの装着キャップ
8を嵌合させるとともに、該キャップ8の頂壁5裏面よ
り吸い込み弁13付きの有底筒状をなす計量室9を垂設さ
せた。又、計量室内を上下に区画するとともに、周縁を
計量室内に液密且つ所定幅の上下動が可能に嵌合させた
吐出弁21付き区画壁16を設け、該区画壁16をキャップ頂
壁を上下動可能に貫通する支軸15下端に連結して構成し
た。
Description
【0001】
本考案は液体定量注出容器に関する。
【0002】
使用時に一定量の液体を必要とする場合、従来は液体を収納する容器体とは別 に計量カップを用意しておき、使用の都度カップに定量の液を計量して使用する 方法が極一般に行われている。
【0003】 しかしながら、この様な方法では種々の不都合があり、例えば、計量の都度カ ップを洗わなければならない為面倒であったり、計量カップを紛失してしまった り、又、計量に時間が掛る等が挙げられる。
【0004】 本考案はこの様な従来の容器の欠点を解消した優れた液体定量注出容器を提案 するものである。
【0005】
本考案容器は上記課題を解決する為、胴部2aより口頸部2bを起立させた容器体 2と、上記口頸部2b外周に嵌合させた周壁4上端縁より頂壁5を延設させるとと もに、頂壁5中央部を上方へ突出させた突出部6前面より前方へ注出ノズル7を 突設してなるノズル付き装着キャップ8と、該キャップ8の頂壁5裏面より容器 体内へ垂設するとともに、上記注出ノズル7と連通する有底筒状の計量室9と、 該計量室9の底壁9a中央部に設けた吸い込み弁13を介して上端を計量室9内と連 通させて装着するとともに、下端を容器体胴部内へ垂下させた吸い上げパイプ14 と、上記キャップ8の突出部頂壁6aを上下動可能且つ液密に貫通して上端をキャ ップ8上方へ突出させた支軸15と、該支軸15下端より延設させて計量室9内を上 下に区画するとともに、外周縁を上記計量室9内面に液密且つ所定幅の上下動が 可能に嵌合させた区画壁16と、上記区画壁16に設けた吐出弁21とから構成した。
【0006】
図1の状態から、支軸15を最上部まで引き上げると、区画壁16上方の計量室9 内の液がノズル7より注出される。一方、その際、区画壁16下方の計量室9内は 負圧化して、容器体2内の液が吸い上げパイプ14から吸い込み弁13を介して吸い 上げられる。
【0007】 次いで、図2の状態から支軸15を押し下げると区画壁16下方の計量室9内が加 圧されて吸い込み弁13が閉じた状態で吐出弁21が開き、区画壁16が最下降状態に 至るまでに、区画壁16上方に略一定量の液が注出される。
【0008】 従って、支軸15の所定幅上下動により常時略定量の液がノズル16より注出され る。
【0009】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0010】 図1及び図2は本考案の一実施例を示し、図中1は液体定量注出容器を示す。 該容器1は、胴部2aより口頸部2bを起立してなる容器体2と、該容器体2に装着 させた注出ポンプ3とから構成している。上記注出ポンプ3は、容器体口頸部2b 外周に螺着させた円筒状周壁4上端縁より頂壁5を延設するとともに、頂壁5中 央部を上方へ円形状に突出させた突出部6を形成し、該突出部6前面より前方へ ノズル7を突設してなるノズル付きキャップ8を有している。
【0011】 又、装着キャップ頂壁5の裏面中央より有底円筒状の計量室9を容器体内に垂 設し、該計量室9内と上記ノズル7とを上記突出部6内を介して連通させている 。この計量室底壁9a中央に穿設させた透孔周縁より下方に弁体支持筒部10を垂設 させ、該筒部10内下端縁より内向きフランジ状に突設させた弁座11上に玉弁12を 載置させて吸い込み弁13を形成している。
【0012】 又、この弁体支持筒部10外周に上端を嵌着固定させて下端を容器体内下端部に 垂下させた吸い上げパイプ14を装着している。
【0013】 又、装着キャップ8の上記突出部6の頂壁部6a中央を上下動可能に貫通して上 端をキャップ上方に突出させた支軸15を設け、該支軸15下端には上記計量室9内 を上下に区画する区画壁16を一体に延設している。この区画壁16の周縁には環状 ピストン17を突設し、該ピストン17を計量室9の周壁9b内周面に液密且つ摺動可 能に嵌合させている。又、区画壁16の一部に穿設した透孔周縁より弁体支持筒部 18を垂設するとともに、該筒部18内下端に突設した弁座19上に玉弁20を載置して 吐出弁21を形成している。又上記突出部6内上端に嵌着固定したリング状の取り 付け基部22a 内周縁よりテーパ部22b を突設してなるシール部材22を設けて、テ ーパ部22b 内周縁を支軸15外周に液密且つ摺動可能に嵌合させている。
【0014】 又、本実施例においては、計量室底壁9a周縁に凹設した凹溝22上面と上記環状 ピストン17との間にコイルスプリング24を介在させて区画壁16及び支軸15を常時 上方に付勢させるとともに、装着キャップ頂壁5上面に設けた係止レバー25によ り、支軸15を最下降状態に係止可能に構成している。
【0015】 この係止レバー25は、装着キャップ8の突出部頂壁6a上面後部に屈曲が可能で 且つ所定位置への弾性復元が可能に立設した支持基板25a 上部より前後へそれぞ れ係止板部25b 及び押圧板部25c を突設して構成しており、係止板部25b 先端で 上記支軸15外周の所定位置に突設した突条26上面を係止することにより、支軸15 を最下降状態に係止する様構成している。
【0016】 尚、上記各部材は全て合成樹脂にて形成する。
【0017】
以上説明した如く本考案容器は、既述構成としたことにより、支軸を押し下げ るという極めて簡単な操作により略定量の容器体内液体を注出することが出来使 勝手が良い。
【0018】 又、計量機構が容器体内に組み込まれているため、計量の都度計量カップを洗 う等の面倒がなく、この点においても使用上至極便利である。
【図1】本考案容器の一実施例を示す要部切り欠き要部
半断面図である。
半断面図である。
【図2】同実施例の区画壁引き上げ状態を示す要部切り
欠き要部半断面図である。
欠き要部半断面図である。
【図3】本考案の他の実施例の要部斜視図である。
2 容器体 7 注出ノズル 8 装着キャップ 9 計量室 13 吸い込み弁 14 吸い上げパイプ 15 支軸 16 区画壁 21 吐出弁
Claims (1)
- 【請求項1】 胴部2aより口頸部2bを起立させた容器体
2と、上記口頸部2b外周に嵌合させた周壁4上端縁より
頂壁5を延設させるとともに、頂壁5中央部を上方へ突
出させた突出部6前面より前方へ注出ノズル7を突設し
てなるノズル付き装着キャップ8と、該キャップ8の頂
壁5裏面より容器体内へ垂設するとともに、上記注出ノ
ズル7と連通する有底筒状の計量室9と、該計量室9の
底壁9a中央部に設けた吸い込み弁13を介して上端を計量
室9内と連通させて装着するとともに、下端を容器体胴
部内へ垂下させた吸い上げパイプ14と、上記キャップ8
の突出部頂壁6aを上下動可能且つ液密に貫通して上端を
キャップ8上方へ突出させた支軸15と、該支軸15下端よ
り延設させて計量室9内を上下に区画するとともに、外
周縁を上記計量室9内面に液密且つ所定幅の上下動が可
能に嵌合させた区画壁16と、上記区画壁16に設けた吐出
弁21とからなることを特徴とする液体定量注出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992005041U JP2566694Y2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 液体定量注出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992005041U JP2566694Y2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 液体定量注出容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0558662U true JPH0558662U (ja) | 1993-08-03 |
JP2566694Y2 JP2566694Y2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=11600356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992005041U Expired - Fee Related JP2566694Y2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 液体定量注出容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2566694Y2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014129129A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 容器用吐出器 |
JP2017180805A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 株式会社吉野工業所 | 定量吐出バルブ |
JP2018002203A (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-11 | 株式会社吉野工業所 | 吐出器 |
JP2018002202A (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-11 | 株式会社吉野工業所 | 吐出器 |
JP2020019526A (ja) * | 2018-07-31 | 2020-02-06 | 株式会社吉野工業所 | ポンプ |
JP2020104940A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | 株式会社吉野工業所 | 吐出器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS642758U (ja) * | 1987-06-26 | 1989-01-10 |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP1992005041U patent/JP2566694Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS642758U (ja) * | 1987-06-26 | 1989-01-10 |
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JP2017180805A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 株式会社吉野工業所 | 定量吐出バルブ |
JP2018002203A (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-11 | 株式会社吉野工業所 | 吐出器 |
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JP2020104940A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | 株式会社吉野工業所 | 吐出器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2566694Y2 (ja) | 1998-03-30 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |