JPH0544300Y2 - - Google Patents

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JPH0544300Y2
JPH0544300Y2 JP8939787U JP8939787U JPH0544300Y2 JP H0544300 Y2 JPH0544300 Y2 JP H0544300Y2 JP 8939787 U JP8939787 U JP 8939787U JP 8939787 U JP8939787 U JP 8939787U JP H0544300 Y2 JPH0544300 Y2 JP H0544300Y2
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JP
Japan
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cylinder
piston
container body
liquid
container
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JP8939787U
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JPS63199956U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、例えば液状洗剤等をほゞ定量宛注出で
きるようにした、定量液体注出容器に係る。
「従来の技術」 この種容器として、例えば本出願人が有する実
公昭51−29820号公報の容器がある。
該容器は、口頸部を起立する容器体と、その口
頸部上端内へ嵌着させた吸上げパイプ付き栓と、
上記口頸部外面へ頂壁周縁から垂設した周壁を螺
合させ、その頂壁中央部に穿設した弁孔周縁から
吸上げ筒を起立し、更に上記周壁から吸上げ筒よ
りも高くシリンダを起立する主部材と、上記吸上
げ筒を出入させる下面開口穴を底面に有して、そ
の吸上げ筒を出入させることでシリンダ内を上下
動させるピストンとを有し、上記主部材を吸上げ
パイプ付き栓に対してやゝ上昇させた状態からシ
リンダに対してピストンを引上げると、シリンダ
内が負圧化することで吸上げパイプ、弁孔、吸上
げ筒を通り、容器体内液体がシリンダ内へ吸上げ
られて吸上げ筒の高さまで溜められ、該状態から
容器を傾け、シリンダ上部に設けた注出口から排
出するものであつた。
「考案が解決しようとする問題点」 実公昭51−29820号の従来のこの種容器は、余
分にシリンダ内へ吸上げされた液体を吸上げパイ
プを介して容器体内に戻すことで計量するため、
又吸上げパイプは液体吸上げの必要上余り太くで
きないことから計量に時間を要する欠点があつ
た。又ピストン引上げの際、シリンダからピスト
ンを抜出すと再嵌合が面倒となり、抜出さない場
合は吸上げられた液体を直接眼でみることが出来
難いための不安感もある。
本案はそのような欠点を除去すると共に使い勝
手のよい定量液体注出容器を提案するものであ
る。
「問題点を解決するための手段」 口頸部2を起立する容器体1と、上記口頸部に
上部を固定させて容器体内に垂設したシリンダ4
と、該シリンダ内へ上下動可能に嵌合させたピス
トン部12からピストン棒14を起立し、該ピス
トン棒上端に指掛け環13を付設したピストン部
材15とを有し、上記シリンダ底部に第1吸込み
弁8を設けて該吸込み弁から吸上げパイプ9を容
器体内底部まで垂設すると共に、シリンダ周壁の
上部には容器体内と連通する液体流出孔5を穿設
し、上記ピストン部に第2吸込み弁11を設け
た。
「作用」 第1図の状態からキヤツプ22を外し、指掛け
環13を介してピストン部材15を引き上げる
と、シリンダ4内が負圧化することで、吸上げパ
イプ9および第1吸込み弁8を通つて容器体内液
体がシリンダ内に吸込まれ、該状態から再びピス
トン部材15を押下げると、第1吸込み弁8が閉
じ、又ピストン部12に設けた第2吸込み弁11
が開いてシリンダ内液体はピストン部12上へ移
動し、余分の液体はシリンダ上部に穿設した液体
流出孔5から容器体内に戻され、このようにして
シリンダ内には所定量液体が貯められる。該状態
から容器体を傾け、上記シリンダ内に貯められた
液体を取出す。このように、ピストン部材を上下
させることで液体計量ができる。
「実施例」 1は口頸部2を起立する合成樹脂製の容器体で
ある。
上記口頸部の上端面に、筒部3上端に付設した
外向きフランジを係合させ、かつ筒部上部の外面
を口頸部内面へ水密に嵌合させてシリンダ4が垂
設させてある。該シリンダの上記筒部は上部を大
径に、その下方をテーパ部を介して小径としてお
り、そのテーパ部の一部に液体流出孔5を穿設
し、筒部下端の底壁中央部を開口して該開口部か
ら嵌合筒6を垂設し、該嵌合筒の中間部に球体7
を弁体とする第1吸込み弁8を形成し、かつその
嵌合筒下部内へ吸上げパイプ9の上端部を嵌着し
て該パイプ下端を容器体内底部まで垂設してい
る。尚上記テーパ部下端には係合突子10…を付
設している。
上記シリンダ内へは、上下動自在に、第2吸込
み弁11付きのピストン部12が嵌合させてあ
り、該ピストン部中心からは上端に指掛け環13
を付設したピストン棒14を起立している。これ
等ピストン部とピストン棒とがピストン部材15
を形成する。図示のようにピストン部とピストン
棒とは別部材を連結して形成させてもよい。ピス
トン部の中心下面からは、上記球体7を弁座に圧
接するための押え片12aを垂設している。第2
吸込み弁11はピストン部12の平板部に設けれ
ばよい。該第2吸込み弁は、図示の玉弁のほか、
弁孔上面を弾性舌片で閉塞させた弁としてもよ
い。
図示例にあつては、上記ピストン棒のガイドを
兼用するキヤツプ嵌合用部材16を容器体口部に
嵌着している。該部材は頂壁17周縁から垂設し
た周壁18を容器体口頸部外面に螺合させ、頂壁
中央部を開口して該開口周縁から起立するガイド
筒19内へ上記ピストン棒14を上下動自在に挿
通させ、又頂壁外周との間に小間〓をおいて嵌合
短筒20を起立し、該嵌合短筒と上記ガイド筒1
9との間に、複数の透孔21…を穿設している。
図示例では更にキヤツプ22を有し、該キヤツ
プは外筒23と内筒24とを頂壁25から垂設し
ており、外筒23は上記キヤツプ嵌合用部材16
の周壁18上部へその下端部を螺合させ、かつ内
筒24下端部は上記嵌合短筒20の内面へ水密に
嵌合させている。
「考案の効果」 本案は既述構成としたから、作用の欄で述べた
ように、指掛け環13を利用してシリンダ4に対
してピストン部材15を上下動させるだけで計量
された所定量の液体をピストン部上方のシリンダ
内へ溜めることが出来、そのまゝ容器体を傾ける
ことで注出できるから液体の定量注出を迅速に行
うことが出来、又シリンダ周壁に上部に容器体内
と連通する液体流出孔5を穿設したから、従来の
ように計量により余つた液体を吸上げパイプを介
して容器体内へ戻さなくてよく、又吸上げパイプ
は第1吸込み弁8から垂設したから該吸上げパイ
プ内に空気が入るおそれがなく、よつてシリンダ
内への液体吸上げを効率的に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案容器要部の縦断面図、第2図はキ
ヤツプを除いた状態で示す平面図である。 1……容器体、4……シリンダ、15……ピス
トン部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 口頸部2を起立する容器体1と、上記口頸部に
    上部を固定させて容器体内に垂設したシリンダ4
    と、該シリンダ内へ上下動可能に嵌合させたピス
    トン部12からピストン棒14を起立し、該ピス
    トン棒上端に指掛け環13を付設したピストン部
    材15とを有し、上記シリンダ底部に第1吸込み
    弁8を設けて該吸込み弁から吸上げパイプ9を容
    器体内底部まで垂設すると共に、シリンダ周壁の
    上部には容器体内と連通する液体流出孔5を穿設
    し、上記ピストン部に第2吸込み弁11を設けた
    ことを特徴とする定量液体注出容器。
JP8939787U 1987-06-10 1987-06-10 Expired - Lifetime JPH0544300Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8939787U JPH0544300Y2 (ja) 1987-06-10 1987-06-10

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JP8939787U JPH0544300Y2 (ja) 1987-06-10 1987-06-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63199956U JPS63199956U (ja) 1988-12-22
JPH0544300Y2 true JPH0544300Y2 (ja) 1993-11-10

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ID=30948351

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JP8939787U Expired - Lifetime JPH0544300Y2 (ja) 1987-06-10 1987-06-10

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JPS63199956U (ja) 1988-12-22

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