JPH0339408Y2 - - Google Patents

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JPH0339408Y2
JPH0339408Y2 JP1986070520U JP7052086U JPH0339408Y2 JP H0339408 Y2 JPH0339408 Y2 JP H0339408Y2 JP 1986070520 U JP1986070520 U JP 1986070520U JP 7052086 U JP7052086 U JP 7052086U JP H0339408 Y2 JPH0339408 Y2 JP H0339408Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、液体洗剤、柔軟仕上げ剤などの内容
液を所定量ずつ精度良く注出できる液体定量排出
容器に関するものである。
「従来の技術」 内容液を所定量ずつ注出できる容器として、内
容液を計量する計量室と、計量された内容液を一
時貯留する貯留室とからなる定量排出栓が設けら
れたものがある。そのような容器として、実開昭
61−26056号公報や実開昭53−68449号公報で提案
されたものがある。
実開昭61−26056号公報で提案された容器は、
第14図に示すように、容器本体1の口部に定量
排出栓2が設けられたものである。この定量排出
栓2は、貯留体3と計量体4とからなるものであ
る。貯留体3は、貯留室3aを形成するもので、
上部が開口した略有底筒状に形成されている。こ
の貯留体3の底部3bには注入管3cが立設され
ている。また計量体4は、計量室4aを形成する
もので、周囲に注出口4b…を有する天板部4c
とこの天板部4cの中央部下部に上記注入管3c
を囲むように設けられた筒状部4dとから形成さ
れている。この筒状部4dの下端は全周に亙つて
上記貯留室3aに連通する連通口4eとされてい
る。また、上記注入管3cの外周には空気置換管
5が設けられている。
この容器から内容液を注出するには、まず第1
5図に示すようにように、容器を倒立させる。す
ると、容器本体1内の内容液が注入管3cを介し
て計量室4aに流入する。この内容液の流入は、
流入した内容液が空気置換管5を閉塞した時点で
終了し、計量室4aには、所定量の内容液が貯え
られることとなる。
この後、容器を起立させると計量室4a内の内
容液が連通口4eを介して貯留室3aに流入し、
ついで容器を傾けると注出口4bから内容液が注
出される。
一方、実開昭53−68449号公報で提案された容
器は、第16図に示すように、定量排出栓2の上
部に計量室4aが設けられ、その下部に貯留室3
aが設けられたものである。定量排出栓2の側部
には、容器本体1内と計量室4aとを連通する液
流路6が設けられている。そして、上記計量室4
aと貯留室3aを連通する連通口4eは、液流入
路6側に設けられている。また、定量排出栓2の
上面には注出口4bが設けられており、この注出
口4bと貯留室3aとは注出路7によつて連通さ
れている。
この定量排出容器にあつても、容器を倒立さ
せ、ついで起立させ、傾けることによつて、計量
室4aで内容液を計量し、ついで一時貯留室3a
に貯留し、注出することができる。
「考案が解決しようとする問題点」 このような、従来の液体定量排出容器にあつて
は、空気置換管5あるいは液流入路6が閉塞され
ると、内容液と空気との置換が停止するので、容
器本体1から計量室4aへの内容液流入が終了
し、これにより内容液の計量が行なわれる。
ところが、このような従来の容器では、容器本
体1がポリエチレンなどの軟質材料で形成されて
いると、内容液と外気の置換が停止しても、液の
自重や過度の押圧により容器本体1の変形を伴つ
て、さらにある量の内容液が計量室4aに流入し
てしまう。しかも、この量は、容器に残留する内
容液量等によつて変動するため、従来の容器は計
量精度に劣る問題があつた。また、このような傾
向は、同じ材質でも、容量の大きな容器や肉薄容
器の場合により著しくなる。従つて、上記従来の
容器にあつては、容器本体1が変形し得るもので
あると計量誤差が大きく、計量精度が悪い不満が
あつた。
「問題点を解決するための手段」 そこで本考案の液体定量排出容器にあつては、
定量排出栓内を、上部に一次計量室が位置し下部
に二次計量室が位置するように上下仕切り壁で仕
切ると共に、この上下仕切り壁に、該定量排出栓
の上記排出路に対向する側壁の近傍であり、かつ
二次計量室に流入した内容液により閉塞される高
さに位置するように二次計量機能を発揮する連通
孔を設け、前記一次計量室は容器本体と二次計量
室とにのみ連通している状態に形成することによ
つて上記問題点の解決を図つた。
「作用」 本考案の容器から内容液を注出するためには、
まず容器を倒立させる。すると、一次計量工程が
開始される。一次計量工程では、流液路を介して
容器本体内の内容液と外気との置換が行なわれ、
一次計量室に容器本体内の内容液が流入する。一
次計量室に流入した内容液が流液路を閉塞する
と、容器本体内への外気流入が阻まれるので、一
次計量室への内容液流入が停止する。ただし、こ
の工程で計量される内容液量は、容器本体内にあ
る内容液の量や容器本体に変形による内圧変化等
が強く影響してかなり変動する。
一次計量工程が終了した後、容器を起立させる
と二次計量工程が始まる。容器を起立させる際
に、一次計量室にあつた内容液の若干が流液路か
ら容器本体内に戻る場合もあるが、その大部分は
連通孔を介して二次計量室へ流入する。他方二次
計量室へ流入する内容液量に応じた外気が同連通
孔を介して一次計量室に流入する。そして二次計
量室に流入した内容液の液面が上昇して連通孔が
閉塞され一次計量室への外気流入が阻まれると、
一次計量室から二次計量室への内容液流入が停止
して二次計量工程が終了する。そして、二次計量
室には、より設定値に近い正確な量の内容液が収
容される。
二次計量工程終了後、容器を排出路の側に傾け
ると、二次計量室で計量された内容液が排出路か
ら注出される(注出工程)。このとき一次・二次
計量室内にある内容液はおのおの排出路側に移動
する。そして、排出路に対向する側壁の近傍に設
けられた連通孔から直ちに離れる。従つて本考案
の液体定量排出容器では、この注出工程の際に、
一次、二次計量室間で内容液が移動するのを回避
できる。
「実施例」 以下、図面を参照して本考案の液体定量排出容
器を詳しく説明する。
第1図は、本考案の液体定量排出容器の第一実
施例を示すもので、図中符号10は容器本体であ
る。この容器本体10の上部の口部10aには、
定量排出栓11が取付けられている。
この定量排出栓(以下、排出栓と略称する)1
1には、一次計量室12と、二次計量室13が設
けられている。
一次計量室12は、排出栓11の上部に設けら
れている。この一次計量室12の内容積は、この
容器から一回に注出しようとする内容液量に余裕
空間を加えた大きさに設定されている。この余裕
空間は、一次計量室12に予定よりも多い内容液
が流入した場合にも、それを収容し得るように設
ける空間である。この一次計量室12の余裕空間
の体積は、容器本体10が変形し易いものほど大
きく設定することが望ましい。即ち、シリンダボ
トルよりも楕円ボトルの場合に余裕空間を大に、
またポリ塩化ビニルやポリエチレンテレフタレー
トやガラス製の硬質ボトルよりもポリエチレンや
ポリプロピレン製の軟質ボトルの場合に余裕空間
を大に設定する必要がある。
この一次計量室12の下部には、二次計量室1
3が設けられている。この例の容器では、一次計
量室12の真下に二次計量室13が設けられてい
る。二次計量室13は、この容器から一回に注出
される内容液量に相当する広さに形成されてい
る。
この一次計量室12と二次計量室13とは、仕
切り壁14によつて仕切られている。この仕切り
壁14は、一次計量室12の底面および二次計量
室13の天面を形成している。
仕切り壁14には、一次計量室12と二次計量
室13とを連通する連通孔15が設けられてい
る。この連通孔15は、該排出栓11の後述する
排出路16と対向する側壁近傍に寄せて設けられ
ている。また、この連通孔15は、一次計量室1
2から二次計量室13に流入した内容液によつて
液封される高さ位置に設けられている(第4図参
照)。
二次計量室13には二次計量室13と外気とを
連通する排出路16が連設されている。この排出
路16は、上記連通孔15と反対側の位置に設け
られている。この例では、二次計量室13の左側
部に連通せしめられており、一次計量室12の側
壁に沿つて上方に延びるように設けられている。
上記一次計量室12と容器本体10とは、一次
計量室12内に進出する流液路17によつて連通
されている。この例の容器には、流液路17が液
パイプ17aによつて形成されている。液パイプ
17aは、二次計量室13の底部13aの中央に
立設されており、そこから一次計量室12の上部
近傍まで延びている。この例の容器では、一次計
量室12の上部を閉じる天板部12aとこの液パ
イプ17a間の距離hが一次計量時の理想液レベ
ルとなり、これにより一次計量室12で計量する
液量が概略定められている。
そして、前記一次計量室12は、前記容器本体
10に連通する流液路17と前記二次計量室13
に連通する連通孔15以外には開口が存在しない
状態に形成されている。
次に、この液体定量排出容器の作動を第2図な
いし第5図に沿つて説明する。
この容器から内容液を注出するには、まず、第
2図に示すように容器を倒立させる。容器は倒立
させると一次計量工程が開始される。一次計量工
程では、流液路17を介して容器本体10内の内
容液と外気との置換が行なわれ、一次計量室12
に容器本体10内の内容液が流入する。一次計量
室12に流入した内容液が流液路17を閉塞する
と、容器本体10内への外気の流入が阻止される
ので、一次計量室12への内容液流入が終了す
る。
この後、容器本体10の変形等に伴い、更に内
容液が一次計量室12に流入した場合は、一次計
量室12の内容液量は、第3図に示すように、理
想レベルhよりも上昇する。この余分に流入した
内容液の量は、一定しないので、一次計量時の誤
差となる。
一次計量工程が終了した後、容器を起立させる
と、二次計量工程が始まる。容器を起立させる際
に若干に内容液が流液路17から容器本体10に
戻る場合もあるが、大部分は連通孔15を介して
二次計量室13に流入する。そして一次計量室1
2には、連通孔15を介して外気が流入する。二
次計量室13に流入した内容液の液面が上昇し
て、第4図に示すように、連通孔15が閉塞され
ると、一次計量室12から二次計量室13への内
容液の流入が停止する。そして、一部の内容液は
一次計量室12に残留し、二次計量室13には所
定量の内容液が貯留され、二次計量工程が終了す
る。
この後、第5図に示すように、排出路16のあ
る側に容器を傾けると、一次計量室12、二次計
量室13にある内容液が排出路16の側に移動す
る。すると、この容器では定量排出栓11の排出
路16に対向する側壁近傍に連通孔15が設けら
れているので、計量室12,13内の内容液は連
通孔15から直ちに離れる。これにより一次計量
室12と二次計量室13間での内容液の移動は回
避される。
この後、同じ方向に更に容器を傾けると二次計
量室13の内容液が排出路16から排出される。
一次計量室12内の残留液は、次回に計量される
内容液の一部となる。
このようにこの液体定量排出容器では、一次・
二次計量室12,13を連通する連通孔15が二
次計量室13で計量される内容液によつて閉塞さ
れる高さ位置に形成されており、かつ一次計量室
12が容器本体10に連通する流液路17および
二次計量室13に連通する連通孔15以外の開口
を持たない状態に形成されているので、連通孔1
5が閉塞された時点で一次計量室12から二次計
量室13への内容液流入が停止し、容器本体10
内の液の自重や容器本体10の変形等の影響を受
けない正確な量の内容液が二次計量室13に計量
される。
その上にこの定量排出容器では、一次・二次計
量室12,13を上下に仕切る仕切り壁14に連
通孔15を設けることとしたので、排出路16と
対向する側壁に極近接した位置に連通孔15を穿
設できた。そしてこのような位置に連通孔15を
配置することにより、注出時、排出路16側に容
器を傾けたとき、一次計量室12および二次計量
室13の内容液が即座に連通孔15から離れるよ
うになすことができた。よつてこの定量排出容器
によれば、注出工程の際に、一次、二次計量室1
2,13間での内容液の移動を回避でき、注出工
程時に計量誤差が生じるのを防止できる。
「他の実施例」 第6図ないし第11図は、本考案の液体定量排
出容器の他の実施例を示すもので、上記実施例と
同一構成部分には、同一符号を符して説明を簡略
化する。
第6図に示す液体定量排出容器は、排出路16
の両側に内容液の排出を円滑にするための補助流
路を連設したものである。
この例の液体定量排出容器にあつては、二次計
量室13からの内容液の排出がより円滑に行なわ
れる利点がある。
第7図に示す液体定量排出容器は、流液路17
をなす液パイプ17aの側壁に空気流入口17b
が穿設されたものである。
この例の液体定量排出容器にあつては、容器本
体10から一次計量室12に内容液が流入する
際、外気が空気流入口17bを介して流入するの
で、内容液と外気の置換がより円滑に行なわれる
利点がある。
なおこの例の液体定量排出容器では、一次計量
工程での理想液レベルhが空気流入口17bの下
端となる。
第8図に示す液体定量排出容器は、液パイプ1
7aに沿つて空気流入管17cが設けられたもの
である。空気流入管17cは、液パイプ17aよ
りも細径のもので、空気流入管17cの一次計量
室12側の一端は、液パイプ17aの端部よりも
下がつた位置に設けられている。また、空気流入
管17cの他端は、二次計量室13の底部13a
よりも突出されている。
この例の液体定量排出容器にあつては、空気流
入管17cを介して容器本体10内に外気が流入
し、流液路17を介して容器本体10内の内容液
が一次計量室12に流入することとなる。このよ
うに内容液と外気の置換が、それぞれ専用の経路
を介して行なわれるので、この容器では一次計量
工程時の外気と内容液の置換がより円滑に行なわ
れる利点がある。
第9図に示す液体定量排出容器は、一次計量室
12と二次計量室13間を仕切る仕切り壁14の
排出路16側の部分が、斜めに傾斜せしめられた
ものである。
この例の容器では、二次計量室13から排出路
16への内容液の流れがスムーズなので、内容液
の排出がより円滑に行なわれる利点がある。
第10図に示す液体定量排出容器は、一次・二
次計量室12,13間の仕切り壁14が連通孔1
5側から排出路16側にかけて排出路16の開口
端側に向かつて漸次上昇するように形成されてい
る。
この例の容器にあつては、仕切り壁14が漸次
傾斜せしめられているので、一次・二次計量室1
2,13間で外気・内容液の置換が行なわれる
際、その最終段階においても仕切り壁14と液面
aとの間に外気の流通路が十分確保される。従つ
て、この容器では、二次計量工程が円滑に行なわ
れる利点がある。
第11図に示す液体定量排出容器は、仕切り壁
14に穿設された連通孔15が液流用連通路15
bと空気流通用連通路15aとに機能別に区分し
て設けられたものである。空気流通用連通路15
aは、仕切り壁14に一次計量室12側に向かつ
て立設されている。
この例の容器にあつては、液流通用連通路15
bを介して二次計量室13に内容液が流入する一
方、空気流通用連通路15aを介して一次計量室
12に外気が流入するので、一次・二次計量室1
2,13間の外気・内容液の置換がより円滑に行
なわれる利点がある。
「実施例」 第1図に示した本考案の液体定量排出容器を試
作して、排出量の安定性を調べた。比較のために
第14図に示した従来の定量排出容器についても
同様の試験に供した。
試験に供した本考案の容器と従来のタイプの容
器は共に、容量が1700mlの塩化ビニル樹脂製ボト
ルからなるもので、その定量排出機構は一回の排
出量が7mlに設定されたものである。
これらの容器に、水と界面活性剤との混合溶液
を充填した後、容器の倒立、起立を繰り返し、各
回に排出される内容液の重量を測定した。
本考案の容器の結果を第12図に、従来の容器
の結果を第13図にそれぞれ示す。
第12図の結果から判るように、本考案の容器
では、内容液の計量を最後まで安定して行うこと
ができた。なお、計量誤差は標準偏差σで0.278
であつた。これに対して、従来の容器では、計量
のバラツキが大きく、しかも内容液の残量が減少
するとそのバラツキがさらに激しくなつた。
「考案の効果」 以上説明したように本考案の液体定量排出容器
は、定量排出栓内を、上部に一次計量室が位置し
下部に二次計量室が位置するように上下仕切り壁
で仕切ると共に、この上下仕切り壁に、該定量排
出栓の上記排出路に対向する側壁の近傍であり、
かつ二次計量室に流入した内容液により閉塞され
る高さに位置するように二次計量機能を発揮する
連通孔を設け、前記一次計量室は容器本体と二次
計量室とにのみ連通している状態に形成されたも
のである。
このような構成を有する本考案の液体定量排出
容器では、一次・二次計量室を連通する連通孔が
二次計量室で計量される内容液によつて閉塞され
る高さ位置に形成されており、しかも前記一次計
量室は容器本体と二次計量室とにのみ連通してい
る状態に形成されているので、二次計量時、一次
計量室への外気流入は二次計量室と連通する連通
孔のみを介して行なわれる。そして二次計量室に
流入した内容液によつて連通孔が閉塞されると一
次計量室への外気流入が不能となり、この結果、
一次計量室から二次計量室への内容液流入が停止
し、容器本体内の液の自重や容器本体の変形等の
影響を受けない正確な量の内容液が二次計量室に
計量される。
その上に本考案の定量排出容器では、一次・二
次計量室を上下に仕切る仕切り壁に連通孔を設け
ることとしたので、排出路と対向する側壁に極近
接した位置に連通孔を穿設できた。そしてこのよ
うに排出路に対向する側壁の近傍に連通孔を配置
することにより、注出時に排出路側に容器を傾け
ると、一次計量室および二次計量室の内容液が即
座に連通孔から離れるようになすことができた。
従つて本考案によれば、注出工程の際に、一次、
二次計量室間での内容液の移動を回避でき、注出
工程時に計量誤差が生じるのを防止できる定量排
出容器を得ることができる。
よつて、本考案の液体定量排出容器によれば、
容器本体が軟質に形成されていても、正確な計量
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案の液体定量排出容器の一
実施例を示すもので、aは平面図、bは断面図、
第2図ないし第5図は同実施例の作動を説明する
ための断面図、第6図は本考案の液体定量排出容
器の第二実施例を示す平面図、第7図ないし第1
1図はそれぞれ本考案の液体定量排出容器の他の
実施例を示す断面図、第12図および第13図は
実験で調べた容器の排出量の安定性を示すグラ
フ、第14図a,bは従来の液体定量排出容器の
第一の例を示すもので、aは平面図、bは断面
図、第15図は同例の作動を説明するための断面
図、第16図は従来の液体定量排出容器の第二の
例を示す断面図である。 10……容器本体、11……定量排出栓、12
……一次計量室、13……二次計量室、14……
仕切り壁、15……連通孔、16……排出路、1
7……流液路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内容液を収容する容器本体の上部に装着された
    定量排出栓が、一次計量室と二次計量室とを備
    え、一次計量室と上記容器本体内とを連通する流
    液路が一次計量室に進出するように設けられ、二
    次計量室に外気と連通する排出路が連設されてな
    るものである液体定量排出容器において、 上記定量排出栓内を、上部に一次計量室が位置
    し下部に二次計量室が位置するように上下仕切り
    壁で仕切ると共に、 この上下仕切り壁に、該定量排出栓の上記排出
    路に対向する側壁の近傍であり、かつ二次計量室
    に流入した内容液により閉塞される高さに位置す
    るように二次計量機能を発揮する連通孔を設け、
    前記一次計量室は容器本体と二次計量室とにのみ
    連通している状態に形成したことを特徴とする液
    体定量排出容器。
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