JPH0634295Y2 - 定量栓体 - Google Patents

定量栓体

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JPH0634295Y2
JPH0634295Y2 JP1988128845U JP12884588U JPH0634295Y2 JP H0634295 Y2 JPH0634295 Y2 JP H0634295Y2 JP 1988128845 U JP1988128845 U JP 1988128845U JP 12884588 U JP12884588 U JP 12884588U JP H0634295 Y2 JPH0634295 Y2 JP H0634295Y2
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JP
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container
measuring chamber
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chamber
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明彦 小宮山
秀幸 長岡
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は粉体や顆粒状の内容物を定量排出する栓体に関
するものである。
<従来技術> 従来、この種の定量栓体として出願人は実開昭60−1542
52号、実開昭61−117153号に示されるものを提案してい
るが、これらは何れも基本的な構造は同じで第4図に示
すように側面に流入口(a)を有するカップ状の本体部
(b)と、天蓋(c)、縦板(d)および傾斜板(e)
とから成る仕切部(f)とを嵌合させることにより前記
本体部内を排出口(g)、予備室(h)および計量室
(i)に区画形成し、該計量室(i)の排出口側に凹陥
部(j)を設けた構造となっている。
<考案が解決しようとする課題> しかし、上記従来の定量栓体を粉末洗剤等を収納した容
器と組み合わせて使う場合、まず、容器を逆さにし内容
物を流入口(a)から予備室(h)内に流入させ、容器
を正立状態に戻して計量室(i)の中に内容物を落下さ
せ、次いで容器を傾けて排出口(g)から一定量の内容
物を排出するようになっている。
ところで、上記内容物の一定量の計量は計量室(i)の
断面積とその深さでほぼ決定されことになる。しかし、
容器(k)の口径と胴径の差が第4図のように比較的大
きく、計量室(i)の外壁と容器(k)の胴壁との間隔
(l)(つまり、内容物の流入口への流路)が広い場合
は問題にならないが、間隔(l)が狭い場合は内容物の
流入口(a)への流れが悪く、計量値にばらつきが生じ
るという問題がある。
また、内容物の残留が少ない場合、計量室(d)の底面
が水平であると、容器を逆さにしたときに底面に内容物
が載ってしまい、流入口(a)の方へ流れないという現
象が起こる。
本考案は上記従来技術の問題点を解消することを課題と
する。
<課題を解決するための手段> 本考案は上記課題を解決するために考えられたもので、
容器開口部に取付ける定量栓体において側面に流入口を
有するカップ状の本体部と、天蓋、縦板および傾斜板と
から成る仕切部とを嵌合させることにより前記本体部内
を排出口、予備室および計量室に区画形成し、該計量室
の排出口側に凹陥部を設けて成り、該計量室の外側面に
凹嵌部から斜め上方に向かって延び流入口に至る長さの
案内溝を設けたことを特徴とする定量栓体である。
<作用> 本考案によれば,計量時に容器を逆さにすると,計量室
の外側面に凹嵌部から斜め上方に向かって延び流入口に
至る長さの案内溝を伝って内容物が流入口に流れ込む。
<実施例> 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の第一の実施例の構成を示す斜視図であ
り、側面に流入口(1)を有するカップ状の本体部
(2)と、天蓋(3)、縦板(4)および傾斜板(5)
とから成る仕切部(6)とを嵌合させることにより本体
部(2)内を、第2図に示すように排出口(7)、予備
室(8)および計量室(9)に区画形成し、該計量室
(9)の排出口(7)側に凹陥部(10)を設けてあり、
計量室の外側面に,凹嵌部(10)から斜め上方に向かっ
て延び流入口(1)に至る長さの案内溝(11)を設けた
ものである。
なお、第1図における(12)は仕切部(6)を覆う上蓋
であり、該上蓋(12)には開口(13)が設けられてお
り、上蓋(12)の回転により前記排出口(7)を開閉で
きるようになっている。
また、第2図は第1図の定量栓体を容器(14)の口部
(15)に仕切部(6)の周壁(16)を螺子嵌合により組
み合せた状態を示している。
使い方はまず、容器(14)に粉末洗剤等の内容物を充填
した後、仕切部(6)と本体部(2)とを組み合せた状
態で容器(14)の口部(15)に嵌合させる。計量すると
きは上蓋(12)を回転して排出口(7)を塞いだ状態に
して容器を逆さにし、続いて容器を正立状態に戻す。こ
の後、上蓋(12)を回転して排出口(7)を開放状態に
して容器(14)を傾けると計量室(9)内の内容物が排
出口(7)から注出される。
なお、第3図は本実施例の逆さにしたときの内容物が計
量部の外側面の凹嵌部から流入口(1)へ向かう流れを
示したもので矢印がその流れ方を示している。
さらに本体部(2)の底面(17)を水平ではなく、凹陥
部(10)から流入口(1)に向けて傾斜状に設けると、
特に内容物の残留が少ない場合でも容器を逆さにしたと
きに内容物が本体部の底部に載ることがなく、内容物の
流入口がさらに円滑に行われる。
<考案の効果> 本考案は以上のような構成から成っているので,計量時
に容器を逆さにすると,内容物が計量室の外側面に形成
された案内溝を伝って流入口に流れ込み予備室に入る。
よって口径と胴径との差が小さい容器に用いた場合にも
内容物が移動する流路を確保され,容器本体内から内容
物を確実に流入口へと誘導することができて計量精度が
落ちることなく正確に計量できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の構成部材を示す斜視図、第2
図は同じく容器と組み合せた状態を示す断面図、第3図
は本考案の実施例の内容物の流入口への流れを示す説明
図、第4図は従来技術を示す断面図である。 (1)…流入口、(2)…本体部 (3)…天蓋、(4)…縦板 (5)…傾斜板、(6)…仕切部 (7)…排出口、(8)…予備室 (9)…計量室、(10)…凹陥部 (11)…案内溝、(12)…上蓋 (13)…開口、(14)容器 (15)…口部、(16)…周壁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器開口部に取付ける定量栓体において,
    側面に流入口を有するカップ状の本体部と,天蓋,縦板
    および傾斜板とから成る仕切部とを嵌合させることによ
    り前記本体部内を排出口,予備室および計量室に区画形
    成し,該計量室の排出口側に凹嵌部を設けて成り,該計
    量室の外側面に凹嵌部から斜め上方に向かって延び流入
    口に至る長さの案内溝を設けたことを特徴とする定量栓
    体。
JP1988128845U 1988-09-30 1988-09-30 定量栓体 Expired - Fee Related JPH0634295Y2 (ja)

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JPH0248568U JPH0248568U (ja) 1990-04-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5330072A (en) * 1976-08-31 1978-03-20 Shin Meiwa Ind Co Ltd Filter cylinder for vacuum dehydrator
JPS61117153U (ja) * 1985-01-09 1986-07-24
JPH0339408Y2 (ja) * 1986-05-10 1991-08-20

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JPH0248568U (ja) 1990-04-04

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