JPH0635954Y2 - 可変計量栓体 - Google Patents
可変計量栓体Info
- Publication number
- JPH0635954Y2 JPH0635954Y2 JP1988146525U JP14652588U JPH0635954Y2 JP H0635954 Y2 JPH0635954 Y2 JP H0635954Y2 JP 1988146525 U JP1988146525 U JP 1988146525U JP 14652588 U JP14652588 U JP 14652588U JP H0635954 Y2 JPH0635954 Y2 JP H0635954Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- canopy
- chamber
- measuring chamber
- dividing plate
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、容器の定量栓体に関するもので、洗剤、洗濯
助剤、肥料、薬品、医薬品などの粉体や顆粒状の内容物
に対する容器に装着し、内容物の使用分量だけを簡単に
取り出せる構造を有し、特に計量値を変えられるように
したものである。
助剤、肥料、薬品、医薬品などの粉体や顆粒状の内容物
に対する容器に装着し、内容物の使用分量だけを簡単に
取り出せる構造を有し、特に計量値を変えられるように
したものである。
〈従来の技術〉 従来この種の定量栓体として、出願人は実開昭60-15425
2号、実開昭61-117153号に示されるものを提案している
がこれらは何れも基本的な構造は同じで側面に流入口を
有するカップ状の本体部と、天蓋、縦板および傾斜板と
から成る仕切部とを嵌合させることにより前記本体部内
を排出口、予備室および計量室に区画形成し、該計量室
の排出口側に凹陥部を設けた構造となっている。
2号、実開昭61-117153号に示されるものを提案している
がこれらは何れも基本的な構造は同じで側面に流入口を
有するカップ状の本体部と、天蓋、縦板および傾斜板と
から成る仕切部とを嵌合させることにより前記本体部内
を排出口、予備室および計量室に区画形成し、該計量室
の排出口側に凹陥部を設けた構造となっている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、上記従来の定量栓体はあくまでも決められた１
つの分量を測ることしかできず、洗剤や医薬品等のよう
に使用量がその都度変化する内容物を計量する際に不便
であるという問題があった。
つの分量を測ることしかできず、洗剤や医薬品等のよう
に使用量がその都度変化する内容物を計量する際に不便
であるという問題があった。
かといって上記実開昭61-117153号の構造の栓体の計量
室に仕切板を設けただけでは，容器を正立状態に戻す際
に少しでも傾いていると，下側に位置する計量室ほど多
く流れ込み，仕切られた計量室ごとに入る量に偏りが生
じてしまい，定められた計量精度が落ちるという問題が
あった。
室に仕切板を設けただけでは，容器を正立状態に戻す際
に少しでも傾いていると，下側に位置する計量室ほど多
く流れ込み，仕切られた計量室ごとに入る量に偏りが生
じてしまい，定められた計量精度が落ちるという問題が
あった。
一方分量を変えられる計量栓体としては実開昭58-91548
号に示されるものが公知であるが、この定量栓体は計量
部材が固定部と可動部とから構成されており、計量予備
室に入った内容物を計量室に移動させるために固定部の
支点部を支点として可動部を下方に回動させる必要があ
り、計量予備室から計量室へと内容物が移動する際に容
器内へこぼれてしまうおそれがあり、正確な計量ができ
ないことがあるという問題があった。
号に示されるものが公知であるが、この定量栓体は計量
部材が固定部と可動部とから構成されており、計量予備
室に入った内容物を計量室に移動させるために固定部の
支点部を支点として可動部を下方に回動させる必要があ
り、計量予備室から計量室へと内容物が移動する際に容
器内へこぼれてしまうおそれがあり、正確な計量ができ
ないことがあるという問題があった。
そこで本考案は上記問題点を解決し、計量する分量を適
宜変えられる計量栓体であって、かつ簡単な構造で常に
正確に計量でき、容器を正立状態に戻す際に傾いていて
も計量精度を落とすことなく計量できる計量栓体を提供
することを課題とする。
宜変えられる計量栓体であって、かつ簡単な構造で常に
正確に計量でき、容器を正立状態に戻す際に傾いていて
も計量精度を落とすことなく計量できる計量栓体を提供
することを課題とする。
〈課題を解決するための手段〉 側面に流入口を有するカップ状の本体部，振出口を有す
る天蓋，該天蓋から垂下する縦板及び傾斜板とから成
り，前記本体部を前記天蓋の振出口に対応する排出口，
予備室，及び計量室に区画形成する区画壁，および前記
天蓋の上に装着されるキャップとから成り，前記傾斜板
には計量室に向かう方向にリブを設け，計量室内の前記
リブの延長線上に分割板を設け，さらに該分割板に対応
して排出口を区画する分割板を設けるとともに，前記キ
ャップにも振出口を設け，前記天蓋に対して回転自在と
して成る可変計量栓体。
る天蓋，該天蓋から垂下する縦板及び傾斜板とから成
り，前記本体部を前記天蓋の振出口に対応する排出口，
予備室，及び計量室に区画形成する区画壁，および前記
天蓋の上に装着されるキャップとから成り，前記傾斜板
には計量室に向かう方向にリブを設け，計量室内の前記
リブの延長線上に分割板を設け，さらに該分割板に対応
して排出口を区画する分割板を設けるとともに，前記キ
ャップにも振出口を設け，前記天蓋に対して回転自在と
して成る可変計量栓体。
〈作用〉 本考案によれば，区画壁の傾斜板にリブを設けたので，
容器を正立状態に戻して内容物を予備室から計量室へと
移動させる際に，計量室の仕切られた各小室に均等に案
内される。よって容器が傾いていたり，内容物の残量が
少なくなっていても各小室に入る量に偏りが生じること
がない。
容器を正立状態に戻して内容物を予備室から計量室へと
移動させる際に，計量室の仕切られた各小室に均等に案
内される。よって容器が傾いていたり，内容物の残量が
少なくなっていても各小室に入る量に偏りが生じること
がない。
〈実施例〉 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
まず、第１図は本実施例の構成部材を示す斜視図であ
り、側面に流入口（１）を有するカップ状の本体部
（２）、振出口（16）を有する天蓋（15）、該天蓋（1
5）から垂下する縦板（３）及び傾斜板（４）とから成
り、第２図に示すように本体部内を排出口（５）、予備
室（６）及び計量室（７）に区画形成する区画壁
（８）、および天蓋（15）の上に装着される振出口（1
1）を有するキャップ（10）とから成り、前記計量室
（７）には分割板（12）を設け、該分割板（12）の延長
線上に傾斜板（４）に前記分割板（12）の数に合わせて
リブ（13）を設け、前記本体部（２）内には排出口
（５）を区画する分割板（14）を設けるとともに、前記
キャップ（10）は天蓋（15）に対して回動自在となって
いる。
り、側面に流入口（１）を有するカップ状の本体部
（２）、振出口（16）を有する天蓋（15）、該天蓋（1
5）から垂下する縦板（３）及び傾斜板（４）とから成
り、第２図に示すように本体部内を排出口（５）、予備
室（６）及び計量室（７）に区画形成する区画壁
（８）、および天蓋（15）の上に装着される振出口（1
1）を有するキャップ（10）とから成り、前記計量室
（７）には分割板（12）を設け、該分割板（12）の延長
線上に傾斜板（４）に前記分割板（12）の数に合わせて
リブ（13）を設け、前記本体部（２）内には排出口
（５）を区画する分割板（14）を設けるとともに、前記
キャップ（10）は天蓋（15）に対して回動自在となって
いる。
次に使用方法について説明すると区画壁（８）を本体部
内に篏込み、これを内容物の収納された容器本体の開口
部（図示せず）に嵌めて固定し、その上にキャップ（1
0）を被せて固定する。内容物取り出しに当たってはま
ず、キャップ（10）のを円周方向に回して天蓋（15）の
振出口（16）を閉じた状態にして容器本体を逆さにする
と内容物が本体部（２）の流入口（１）から予備室
（７）内に流入する。この後、容器本体を正立状態に戻
すと、内容物は計量室（７）内に落下する。このとき、
傾斜板（４）には計量室（７）の分割板（12）に到るリ
ブ（13）が設けられているので内容物はリブ（13）に案
内されて計量室（７）の分割板（12）により区画された
各室に落下する。
内に篏込み、これを内容物の収納された容器本体の開口
部（図示せず）に嵌めて固定し、その上にキャップ（1
0）を被せて固定する。内容物取り出しに当たってはま
ず、キャップ（10）のを円周方向に回して天蓋（15）の
振出口（16）を閉じた状態にして容器本体を逆さにする
と内容物が本体部（２）の流入口（１）から予備室
（７）内に流入する。この後、容器本体を正立状態に戻
すと、内容物は計量室（７）内に落下する。このとき、
傾斜板（４）には計量室（７）の分割板（12）に到るリ
ブ（13）が設けられているので内容物はリブ（13）に案
内されて計量室（７）の分割板（12）により区画された
各室に落下する。
従って，この容器を正立状態に戻して内容物を予備室か
ら計量室へと移動させる際に，計量室の仕切られた各小
室に均等に案内される。よって容器が傾いていたり，内
容物の残量が少なくなっていても各小室に入る量に偏り
が生じることがない。
ら計量室へと移動させる際に，計量室の仕切られた各小
室に均等に案内される。よって容器が傾いていたり，内
容物の残量が少なくなっていても各小室に入る量に偏り
が生じることがない。
次いでキャップ（10）を必要とする内容物の量に応じて
円周方向に回転させて本体部（２）の所望の分割板（1
4）の上端に位置させて必要とする量の内容物の収納さ
れた計量室と分割板（12）で区画された小室と振出口
（11）（16）とを連通させて再び、容器本体を振出口
（11）（16）が下になるように傾けると必要量だけの内
容物を取り出すことができる。このとき、容器本体内の
内容物は流入口（１）から予備室（６）に流入されるの
で次の計量の準備ができることになる。
円周方向に回転させて本体部（２）の所望の分割板（1
4）の上端に位置させて必要とする量の内容物の収納さ
れた計量室と分割板（12）で区画された小室と振出口
（11）（16）とを連通させて再び、容器本体を振出口
（11）（16）が下になるように傾けると必要量だけの内
容物を取り出すことができる。このとき、容器本体内の
内容物は流入口（１）から予備室（６）に流入されるの
で次の計量の準備ができることになる。
〈考案の効果〉 以上述べたように，本考案は，計量する分量を適宜変え
られる計量栓体であって，かつ簡単な構造で常に正確に
計量でき，容器を正立状態に戻す際に傾いていても計量
精度を落とすことなく計量できる計量栓体であるという
実用上優れたものである。
られる計量栓体であって，かつ簡単な構造で常に正確に
計量でき，容器を正立状態に戻す際に傾いていても計量
精度を落とすことなく計量できる計量栓体であるという
実用上優れたものである。
第１図は本考案の一実施例の構成部材を示す斜視図、第
２図は同じ本体部と区画壁とを組合わせた状態を示す断
面図、第３図は同じく平面図である。 （１）……流入口、（２）……本体部 （３）……縦板、（４）……傾斜板 （５）……排出口、（６）……予備室 （７）……計量室、（８）……区画壁 （10）……キャップ、（12）（14）……分割板 （13）……リブ、（15）……天蓋
２図は同じ本体部と区画壁とを組合わせた状態を示す断
面図、第３図は同じく平面図である。 （１）……流入口、（２）……本体部 （３）……縦板、（４）……傾斜板 （５）……排出口、（６）……予備室 （７）……計量室、（８）……区画壁 （10）……キャップ、（12）（14）……分割板 （13）……リブ、（15）……天蓋
Claims (1)
- 【請求項１】側面に流入口を有するカップ状の本体部，
振出口を有する天蓋，該天蓋から垂下する縦板及び傾斜
板とから成り，前記本体部を前記天蓋の振出口に対応す
る排出口，予備室，及び計量室に区画形成する区画壁，
および前記天蓋の上に装着されるキャップとから成り，
前記傾斜板には計量室に向かう方向にリブを設け，計量
室内の前記リブの延長線上に分割板を設け，さらに該分
割板に対応して排出口を区画する分割板を設けるととも
に，前記キャップにも振出口を設け，前記天蓋に対して
回転自在として成る可変計量栓体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988146525U JPH0635954Y2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | 可変計量栓体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988146525U JPH0635954Y2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | 可変計量栓体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0266453U JPH0266453U (ja) | 1990-05-18 |
| JPH0635954Y2 true JPH0635954Y2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=31416099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988146525U Expired - Fee Related JPH0635954Y2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | 可変計量栓体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635954Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6629164B2 (ja) * | 2016-10-07 | 2020-01-15 | レインボー薬品株式会社 | 容器用ヘッド及び容器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5891548U (ja) * | 1981-12-16 | 1983-06-21 | 凸版印刷株式会社 | 定量栓体 |
| JPS61117153U (ja) * | 1985-01-09 | 1986-07-24 |
-
1988
- 1988-11-09 JP JP1988146525U patent/JPH0635954Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0266453U (ja) | 1990-05-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |