JP2521994Y2 - 計量液体注出容器 - Google Patents
計量液体注出容器Info
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- JP2521994Y2 JP2521994Y2 JP1990058225U JP5822590U JP2521994Y2 JP 2521994 Y2 JP2521994 Y2 JP 2521994Y2 JP 1990058225 U JP1990058225 U JP 1990058225U JP 5822590 U JP5822590 U JP 5822590U JP 2521994 Y2 JP2521994 Y2 JP 2521994Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- pipe
- top wall
- measuring
- peripheral
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、計量液体注出容器に係る。
「従来の技術」 この種容器として、容器体口部へコップ状の計量部を
装着させ、該計量部の底壁を水密に貫通して上部を計量
部内へ起立し、かつ下端を容器体底部へ垂設した注出パ
イプを設け、上記容器体胴部を弾性圧搾することで、容
器体内液体を上記注出パイプを通して上記計量部内へ注
出させ、次いで容器体胴部を解放することで、注出パイ
プ上端よりも上方の計量部内液体を注出パイプを介して
容器体内へ吸戻して計量するよう形成したものが知られ
ている。
装着させ、該計量部の底壁を水密に貫通して上部を計量
部内へ起立し、かつ下端を容器体底部へ垂設した注出パ
イプを設け、上記容器体胴部を弾性圧搾することで、容
器体内液体を上記注出パイプを通して上記計量部内へ注
出させ、次いで容器体胴部を解放することで、注出パイ
プ上端よりも上方の計量部内液体を注出パイプを介して
容器体内へ吸戻して計量するよう形成したものが知られ
ている。
「考案が解決しようとする課題」 上記従来容器は、予め設定された特定の量しか計量で
きないため、使用量を適宜変更する必要があるもの、例
えば、水薬等の収納容器としては不適当であった。
きないため、使用量を適宜変更する必要があるもの、例
えば、水薬等の収納容器としては不適当であった。
本案は、種々異なる量を容易に計量できるよう設ける
ことで、上記不都合を解消した。
ことで、上記不都合を解消した。
「課題を解決するための手段」 弾性圧搾可能な胴部を有し、かつ口頚部２を起立する
容器体１と、 上記口頚部２の上端開口を第１頂壁４で閉塞して、該
第１頂壁から垂下する第１周壁５を口頚部２外面へ嵌合
させ、また、第１頂壁４中央に穿設した透孔10の周縁か
ら上端面閉塞の第１管部12を、かつ第１頂壁４の外周後
部から半筒状壁部６を、それぞれ起立し、更に、上記透
孔10と連通して容器体内底部へパイプ14を垂下する受筒
部材３と、 上記第１頂壁４の外周部に下端部を回動可能に嵌合さ
せた第２周壁18の後部外面を上記半筒状壁部６内面へ当
接させ、かつその第２周壁18の下部に内向きフランジ状
底壁19を形成して、該内向きフランジ状底壁のフランジ
孔周縁から起立する第２管部20を上記第１管部12外面に
嵌合させた計量筒17とからなり、 上記第１管部12と第２管部20とにそれぞれ第1,第２縦
割溝11,21を、上記受筒部材３に対する計量筒17の回動
により、上記両縦割溝を介して第１管部12内と計量筒17
内とが異なる高さの位置で連通可能に穿設し、 また、計量筒17の第２周壁18前部外面に指示板27を付
設し、上記受筒部材３に対して計量筒17を回動させたと
き、上記指示板27の側面が上記半筒状壁部６の一側縁へ
係合して、このとき、上記第１縦割溝11が第２管部20の
壁面で閉塞可能に形成した。
容器体１と、 上記口頚部２の上端開口を第１頂壁４で閉塞して、該
第１頂壁から垂下する第１周壁５を口頚部２外面へ嵌合
させ、また、第１頂壁４中央に穿設した透孔10の周縁か
ら上端面閉塞の第１管部12を、かつ第１頂壁４の外周後
部から半筒状壁部６を、それぞれ起立し、更に、上記透
孔10と連通して容器体内底部へパイプ14を垂下する受筒
部材３と、 上記第１頂壁４の外周部に下端部を回動可能に嵌合さ
せた第２周壁18の後部外面を上記半筒状壁部６内面へ当
接させ、かつその第２周壁18の下部に内向きフランジ状
底壁19を形成して、該内向きフランジ状底壁のフランジ
孔周縁から起立する第２管部20を上記第１管部12外面に
嵌合させた計量筒17とからなり、 上記第１管部12と第２管部20とにそれぞれ第1,第２縦
割溝11,21を、上記受筒部材３に対する計量筒17の回動
により、上記両縦割溝を介して第１管部12内と計量筒17
内とが異なる高さの位置で連通可能に穿設し、 また、計量筒17の第２周壁18前部外面に指示板27を付
設し、上記受筒部材３に対して計量筒17を回動させたと
き、上記指示板27の側面が上記半筒状壁部６の一側縁へ
係合して、このとき、上記第１縦割溝11が第２管部20の
壁面で閉塞可能に形成した。
「作用」 第１図が示す状態から、第２図が示すように蓋板８を
開蓋し、容器体１胴部を弾性圧搾すると、容器体内液体
がパイプ14、第１管部12、第1,第２縦割溝11,21を通っ
て計量筒17内へ流入する。該状態から容器体１胴部を解
放すると、第1,第２縦割溝11,21両下端縁のうち、いず
れか高い方の下端縁を基準として、その下端縁よりも上
方の液体が容器体内へ吸い戻され、所定の位置まで水位
が低下すると、液体の吸い戻しが停止し、計量が終了す
るから、容器体を傾けてその計量液体を注出する。計量
する液体の量を変更する場合は、受筒部材３に対して計
量筒17を回動させて、両縦割溝11,21の連通部分下端縁
の高さを変える。
開蓋し、容器体１胴部を弾性圧搾すると、容器体内液体
がパイプ14、第１管部12、第1,第２縦割溝11,21を通っ
て計量筒17内へ流入する。該状態から容器体１胴部を解
放すると、第1,第２縦割溝11,21両下端縁のうち、いず
れか高い方の下端縁を基準として、その下端縁よりも上
方の液体が容器体内へ吸い戻され、所定の位置まで水位
が低下すると、液体の吸い戻しが停止し、計量が終了す
るから、容器体を傾けてその計量液体を注出する。計量
する液体の量を変更する場合は、受筒部材３に対して計
量筒17を回動させて、両縦割溝11,21の連通部分下端縁
の高さを変える。
「実施例」 １は、弾性圧搾可能な胴部を有し、かつ口頚部２を起
立する容器体である。
立する容器体である。
上記口頚部２には、受筒部材３が嵌合させてある。該
受筒部材は、上記口頚部２の上端開口を第１頂壁４で閉
塞して、該第１頂壁の周縁から垂下する第１周壁５を口
頚部２外面に螺合させている。また、第１頂壁４の外周
後部からは半筒状壁部６を起立して、該半筒状壁部上端
にいわゆる三点ヒンジ７を介して蓋板８を付設し、該蓋
板の下面中央部から嵌合筒９を垂下している。また、上
記第１頂壁４の中央部には、透孔10を穿設し、該透孔周
縁から上端面閉塞かつ上方側部に第１縦割溝11を有する
第１管部12を起立している。また、上記第１頂壁４の下
面中央部から、透孔10と連通するパイプ嵌合筒13を垂下
し、かつ該パイプ嵌合筒内へ上部を嵌合させてパイプ14
の下端部を容器体内底部まで垂下している。更に、第１
頂壁４外周部には凹溝15を周設して、該凹溝の側壁上端
に第１係合突部16を周設し、また更に、その凹溝外方の
第１頂壁部分の上面に、第２図が示すように計量目盛り
4a,4b,4cを付設している。
受筒部材は、上記口頚部２の上端開口を第１頂壁４で閉
塞して、該第１頂壁の周縁から垂下する第１周壁５を口
頚部２外面に螺合させている。また、第１頂壁４の外周
後部からは半筒状壁部６を起立して、該半筒状壁部上端
にいわゆる三点ヒンジ７を介して蓋板８を付設し、該蓋
板の下面中央部から嵌合筒９を垂下している。また、上
記第１頂壁４の中央部には、透孔10を穿設し、該透孔周
縁から上端面閉塞かつ上方側部に第１縦割溝11を有する
第１管部12を起立している。また、上記第１頂壁４の下
面中央部から、透孔10と連通するパイプ嵌合筒13を垂下
し、かつ該パイプ嵌合筒内へ上部を嵌合させてパイプ14
の下端部を容器体内底部まで垂下している。更に、第１
頂壁４外周部には凹溝15を周設して、該凹溝の側壁上端
に第１係合突部16を周設し、また更に、その凹溝外方の
第１頂壁部分の上面に、第２図が示すように計量目盛り
4a,4b,4cを付設している。
17は計量筒であり、該計量筒は、上記凹溝15内へ下端
部を回動可能に嵌合させ、かつ後部外面を上記半筒状壁
部６内面へ当接させた第２周壁18を有し、該第２周壁下
部に内向きフランジ状底壁19を形成して、該内向きフラ
ンジ状底壁のフランジ孔内周縁から上記第１管部12外面
に嵌合させた第２管部20を起立している。該第２管部に
は、第２縦割溝21が穿設してあり、該第２縦割溝は、第
２図が示すように、下部横巾に比して上部横巾を、その
溝の一方側面に上向き段部22を設けることで大としてい
る。また、第２周壁18上端部に形成した第２頂壁23中央
部に注出孔24を穿設し、該注出孔の周縁から起立する短
筒部25内面へ上記嵌合筒９外面を嵌合させている。更
に、上記第２周壁18の下端外面には第２係合突部26を周
設し、該第２係合突部を既述第１係合突部16の下面に乗
越え不能に係合させている。また更に、上記第２周壁18
の前部外面には、指掛け兼用の指示板27を付設し、上記
受筒部材３に対して計量筒17を回動させたとき、上記指
示板27の側面が既述半筒状壁部６の一側縁へ係合して、
このとき、上記受筒部材３の第１縦割溝11が第２管部20
の壁面で閉塞可能に形成し、また更に、その指示板27を
上記計量目盛り4a,4bと合致させることで、計量される
液体の量を知ることができる。尚、計量筒17は透明とす
ることが望ましい。
部を回動可能に嵌合させ、かつ後部外面を上記半筒状壁
部６内面へ当接させた第２周壁18を有し、該第２周壁下
部に内向きフランジ状底壁19を形成して、該内向きフラ
ンジ状底壁のフランジ孔内周縁から上記第１管部12外面
に嵌合させた第２管部20を起立している。該第２管部に
は、第２縦割溝21が穿設してあり、該第２縦割溝は、第
２図が示すように、下部横巾に比して上部横巾を、その
溝の一方側面に上向き段部22を設けることで大としてい
る。また、第２周壁18上端部に形成した第２頂壁23中央
部に注出孔24を穿設し、該注出孔の周縁から起立する短
筒部25内面へ上記嵌合筒９外面を嵌合させている。更
に、上記第２周壁18の下端外面には第２係合突部26を周
設し、該第２係合突部を既述第１係合突部16の下面に乗
越え不能に係合させている。また更に、上記第２周壁18
の前部外面には、指掛け兼用の指示板27を付設し、上記
受筒部材３に対して計量筒17を回動させたとき、上記指
示板27の側面が既述半筒状壁部６の一側縁へ係合して、
このとき、上記受筒部材３の第１縦割溝11が第２管部20
の壁面で閉塞可能に形成し、また更に、その指示板27を
上記計量目盛り4a,4bと合致させることで、計量される
液体の量を知ることができる。尚、計量筒17は透明とす
ることが望ましい。
「考案の効果」 本案は上記構成とするものであり、受筒部材３の第１
管部12と計量筒17の第２管部20とにそれぞれ第1,第２縦
割溝11,21を、受筒部材３に対する計量筒17の回動によ
り、それ等両縦割溝11,21を介して第１管部12内と計量
筒17内とが異なる高さの位置で連通可能に穿設したら
か、異なる量を正確かつ容易に計量することができ、ま
た、計量筒17の第２周壁18前部外面に指示板27を付設
し、受筒部材３に対して計量筒17を回動させたとき、指
示板27の側面が受筒部材３の半筒状壁部６の一側縁へ係
合して、このとき、受筒部材３の第１縦割溝11が計量筒
17の第２管部20壁面で閉塞可能に形成したから、第１縦
割溝11を容易かつ確実に閉塞させることができ、不用意
な液体漏出を容易に防止できる。更に、計量筒17の第２
周壁18下部に形成した内向きフランジ状底壁19のフラン
ジ孔周縁から第２管部20を起立したから、それ等第２周
壁18,内向きフランジ状底壁19および第２管部20の壁面
が囲む部分に計量液体が満たされることとなり、よっ
て、計量筒17の第２周壁18下端を受筒部材３の第１頂壁
４外周部に水密に嵌合させる必要がないので、受筒部材
３に対して計量筒17を円滑に回動させることができ、使
い勝手がよい。
管部12と計量筒17の第２管部20とにそれぞれ第1,第２縦
割溝11,21を、受筒部材３に対する計量筒17の回動によ
り、それ等両縦割溝11,21を介して第１管部12内と計量
筒17内とが異なる高さの位置で連通可能に穿設したら
か、異なる量を正確かつ容易に計量することができ、ま
た、計量筒17の第２周壁18前部外面に指示板27を付設
し、受筒部材３に対して計量筒17を回動させたとき、指
示板27の側面が受筒部材３の半筒状壁部６の一側縁へ係
合して、このとき、受筒部材３の第１縦割溝11が計量筒
17の第２管部20壁面で閉塞可能に形成したから、第１縦
割溝11を容易かつ確実に閉塞させることができ、不用意
な液体漏出を容易に防止できる。更に、計量筒17の第２
周壁18下部に形成した内向きフランジ状底壁19のフラン
ジ孔周縁から第２管部20を起立したから、それ等第２周
壁18,内向きフランジ状底壁19および第２管部20の壁面
が囲む部分に計量液体が満たされることとなり、よっ
て、計量筒17の第２周壁18下端を受筒部材３の第１頂壁
４外周部に水密に嵌合させる必要がないので、受筒部材
３に対して計量筒17を円滑に回動させることができ、使
い勝手がよい。
第１図は、本案容器の半断面図、第２図は、蓋板を開蓋
した状態で示す斜視図である。 ３……受筒部材、17……計量筒
した状態で示す斜視図である。 ３……受筒部材、17……計量筒
Claims (1)
- 【請求項１】弾性圧搾可能な胴部を有し、かつ口頚部２
を起立する容器体１と、 上記口頚部２の上端開口を第１頂壁４で閉塞して、該第
１頂壁から垂下する第１周壁５を口頚部２外面へ嵌合さ
せ、また、第１頂壁４中央に穿設した透孔10の周縁から
上端面閉塞の第１管部12を、かつ第１頂壁４の外周後部
から半筒状壁部６を、それぞれ起立し、更に、上記透孔
10と連通して容器体内底部へパイプ14を垂下する受筒部
材３と、 上記第１頂壁４の外周部に下端部を回動可能に嵌合させ
た第２周壁18の後部外面を上記半筒状壁部６内面へ当接
させ、かつその第２周壁18の下部に内向きフランジ状底
壁19を形成して、該内向きフランジ状底壁のフランジ孔
周縁から起立する第２管部20を上記第１管部12外面に嵌
合させた計量筒17とからなり、 上記第１管部12と第２管部20とにそれぞれ第1,第２縦割
溝11,21を、上記受筒部材３に対する計量筒17の回動に
より、上記両縦割溝を介して第１管部12内と計量筒17内
とが異なる高さの位置で連通可能に穿設し、 また、計量筒17の第２周壁18前部外面に指示板27を付設
し、上記受筒部材３に対して計量筒17を回動させたと
き、上記指示板27の側面が上記半筒状壁部６の一側縁へ
係合して、このとき、上記第１縦割溝11が第２管部20の
壁面で閉塞可能に形成したことを特徴とする計量液体注
出容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990058225U JP2521994Y2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 計量液体注出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990058225U JP2521994Y2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 計量液体注出容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0416165U JPH0416165U (ja) | 1992-02-10 |
| JP2521994Y2 true JP2521994Y2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=31583641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990058225U Expired - Fee Related JP2521994Y2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 計量液体注出容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2521994Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2518593Y2 (ja) * | 1992-06-02 | 1996-11-27 | 株式会社王子度器製作所 | 巻 尺 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60157674U (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-21 | ライオン株式会社 | 液体用可変定量排出容器 |
| JPS6311338U (ja) * | 1986-07-09 | 1988-01-25 |
-
1990
- 1990-05-31 JP JP1990058225U patent/JP2521994Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0416165U (ja) | 1992-02-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |