JPH09301392A - 流動体計量キャップ - Google Patents

流動体計量キャップ

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JPH09301392A
JPH09301392A JP8143604A JP14360496A JPH09301392A JP H09301392 A JPH09301392 A JP H09301392A JP 8143604 A JP8143604 A JP 8143604A JP 14360496 A JP14360496 A JP 14360496A JP H09301392 A JPH09301392 A JP H09301392A
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JP
Japan
Prior art keywords
top wall
peripheral wall
cap
measuring cap
wall portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP8143604A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamitsu Nozawa
孝光 野沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 注出口部材付き容器体、ないし注出口部材を
有しない容器体へ嵌合させる計量キャップを、少量計量
する場合にも、又大量計量する場合にも、共に便利であ
るよう設けた。 【解決手段】 頂壁22外周から垂下する周壁23の下部外
面へ下向き段部24a を設けて該段部下方の周壁部分を、
容器体口頸部等内面への嵌合部25に形成すると共に、上
記頂壁22の左右方向一半部を、段差形成壁部22a を挾ん
で高頂壁部22b に、他半を低頂壁部22c にそれぞれ形成
し、又上記周壁に流動体収納量表示用目盛り27を表示
し、更に透明ないし半透明の合成樹脂材で一体成形し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器体内収納の流動
体、主として液体を計量できるよう設けたキャップに関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば実開平6-3859号が示すように、容
器体と、該容器体口頸部に周壁を嵌合させた注出口部材
と、該部材に嵌合させた計量キャップとで形成し、容器
体内収納液取出しの際は、計量キャップを外して該キャ
ップ内へ上記収納液を入れ、使用できるよう設けてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の計量キャッ
プは、頂壁外周から周壁を垂下して形成し、該周壁は上
下同径としてその周壁外面に流動体計測用の目盛りを付
設している。ところでこのような目盛りによる計量キャ
ップの場合、該計量キャップ内へ流動体を流入し、周壁
に設けた目盛りの位置に、キャップ内へ入れた流動体の
液面等を一致させることで計量を行うが、一般に上記目
盛りと計量のためにキャップ内へ収納された流動体の液
面等とを正確には一致させることが困難であり、多少の
読み取り上の誤差が生ずることを避けることが出来な
い。比較的大径の計量キャップでは、上記目盛り読み取
り上の誤差が僅かであっても流動体の量としては結果的
には比較的大量の誤差を来たすこととなる。これに対し
て小径の計量キャップでは上記計量誤差を少くすること
が出来るものの、計量キャップ全体の容量が少いために
何回も計量を行わなければならない不便があった。
【0004】請求項1記載の計量キャップは、その上部
の内径、つまり計量キャップ倒立時における下部内径を
小さくすることで、計量誤差を少くし、又上記キャップ
倒立時の上部内径はその下部よりも大として大量の計量
も可能とすることで、上記従来の欠点を除去するもので
ある。又請求項2記載の計量キャップは、該キャップで
の計量の際、該キャップを倒立させた状態で台上等へ載
置できるよう、そのキャップ上面に接地面を形成したも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段として、頂壁
22外周から垂下する周壁23の下部外面に下向き段部24a
を設けて、該下向き段部下方の周壁部分を容器体口頸部
2内面、ないし該口頸部に嵌合させた注出口部材5の周
壁6上部内面へ嵌合させる嵌合部25に形成すると共に、
上記頂壁22の左右方向一半部を段差形成壁部22a を挾ん
で、高頂壁部22b に、他半部を低頂壁部22c に、それぞ
れ形成し、又上記周壁23に流動体収納量表示用目盛り27
を表示し、更に透明ないし半透明の合成樹脂材で一体成
形した。
【0006】第2の手段として、上記第1の手段を有す
ると共に、低頂壁部22c から、上記高頂壁部22b 上面と
同一高さの脚板26を起立し、これ等脚板および高頂壁部
の各上面で、キャップ倒立時における接地面を形成し
た。
【0007】
【発明の実施の形態】1は容器体で、肩部を介して口頸
部2を起立している。上記容器体へは、注出口部材5を
嵌合させている。該部材は容器体口頸部外面に周壁6下
半を螺合させ、かつ中間やや上方の周壁部分内面に付設
した内向きフランジ状壁7から内筒8を垂下し、該内筒
下端に付設した内向きフランジ9内周縁の一半部から半
管状の注出案内10を周壁6よりも高く起立している。又
上記内向きフランジ内周縁下面からは下端内面に液体制
御用フランジ状部11を付設した短管12を垂下する。更に
上記内向きフランジ9の外周部下面からは、容器体口頸
部内面へ嵌合させてシール筒13を垂下する。
【0008】上記注出口部材5の周壁6上部内面へは、
本発明の流動体計量キャップ21を螺合させている。該キ
ャップは頂壁22外周から周壁23を垂下し、その周壁下部
外面に外向きフランジ24を付設し、該フランジ下方の周
壁部分を雄ねじを有する嵌合部25として、注出口部材5
の周壁6上部内面へ螺合させている。
【0009】上記頂壁22は、段差形成壁部22a を挾ん
で、その左右方向一半部を高頂壁部22b に、他半部を低
頂壁部22c に、それぞれ形成する。図示実施形態では、
図2が最も明確に示すように、上記低頂壁部22c 前後方
向中間部から半径方向へ脚板26を起立しており、該脚板
上面は高頂壁部22b 上面と同一高さとし、該キャップを
図3のように倒立させ、台上等へ載置したときそれ等脚
板上面と高頂壁部22b 上面とが接地面を形成して倒立状
態でも起立可能に形成している。該脚板は倒立させた状
態で起立できるよう設けたものであるから、複数平行に
起立させてもよく、又低壁部22c の外縁に沿って半円状
に起立させてもよい。周壁23には流動体収納量表示用目
盛り27を表示する。
【0010】図示実施形態では、周壁23下部に外向きフ
ランジ24を付設したが、該外向きフランジはその下面が
形成する下向き段部24a を注出口部材周壁6の上端面な
いし容器体口頸部の上端面へ係合させるためのものであ
るから、嵌合部25を小外径として下向き段部だけで形成
してもよい。又その下向き段部24a 下方の嵌合部25を雄
ねじ筒としたが、該雄ねじ筒に代えて通常の筒部として
注出口部材周壁6の上部内面へ嵌合させてもよく、又注
出口部材5を設けず、直接容器体口頸部の内面へ螺合又
は嵌合させるよう設けてもよい。
【0011】計量キャップ21は透明ないし半透明の合成
樹脂材で一体成形する。計量キャップ21を使用する際
は、図1が示す閉塞状態からキャップ21を外し、図3が
示すように倒立させて該キャップ内へ容器体1内の流動
体を注入する。該倒立状態でキャップ下部内は段差形成
壁部22a を挾んで高頂壁部22b 側が低く、低頂壁部22c
側が高くなっているから、流動体はまずその低部内を満
たした後、低頂壁部22c 側上方へも貯められることとな
る。
【0012】脚板26を設けた場合は、上記キャップ内へ
の流動体注入を、机上ないし台上等へキャップを倒立状
態に載置させて行うことが出来る。計量後は該キャップ
内流動体を他の容器等に移し、再び図1のように注出口
部材5へ、ないし容器体口頸部へ嵌合させて閉蓋する。
【0013】
【発明の効果】本発明は既述構成とするものであり、請
求項1記載の計量キャップの場合は、キャップ頂壁22の
左右方向一半部を、段差形成壁部22a を挟んで高頂壁部
22b に、他半部を低頂壁部22c に、それぞれ形成したか
ら、該キャップ倒立時において、高頂壁部22b 側のキャ
ップ内下端部は小内径部を、低頂壁部22c よりも上方の
キャップ内部分は大径部を形成することとなり、よって
小量計量の場合は上記小内径部を利用することで目盛り
27読取り時の誤差を少くしてほぼ正確に計量できると共
に、大量計量の場合は大内径部分で計量することで、計
量回数を少くすることが出来る。又キャップ周壁23の下
部外面には下向き段部24a を設けてその下方周壁部分を
容器体口頸部内面等への嵌合部25としたから、又上記下
向き段部24a を容器体口頸部上端面等への係合部とし、
かつ嵌合部25を口頸部等の内面へ嵌合させるよう設けた
から、計量キャップ内、特に嵌合部25の下部内面に埃等
が付着することを防止して、計量キャップ内面を衛生的
に保つことが出来る。
【0014】請求項2記載の場合は、上記請求項1記載
の計量キャップが有する効果のほか、計量キャップ頂壁
22の低頂壁部22c から高頂壁部22b 上面と同一高さの脚
板26を起立して、これ等脚板および高頂壁部22b の上面
でキャップ倒立時における接地面を形成したから、計量
キャップを倒立させた状態でそのまま台上等へ起立させ
ることが出来、よって該計量キャップ内への流動体の注
入を台上等へ載置させたままで行うことが出来、又流動
体を入れたままでその計量キャップを台上等へ載置でき
る便利がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 注出口部材付き容器体へ、嵌合させた状態で
示す、本発明計量キャップの断面図である。
【図2】 図1キャップの斜視図である。
【図3】 倒立状態で示す、図1キャップの斜視図であ
る。
【符号の説明】
21…流動体計量キャップ 24a …下向き段部 25…嵌合部 26…脚板 27…目盛り

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂壁22外周から垂下する周壁23の下部外
    面に下向き段部24aを設けて、該下向き段部下方の周壁
    部分を容器体口頸部2内面、ないし該口頸部に嵌合させ
    た注出口部材5の周壁6上部内面へ嵌合させる嵌合部25
    に形成すると共に、 上記頂壁22の左右方向一半部を段差形成壁部22a を挾ん
    で、高頂壁部22b に、他半部を低頂壁部22c に、それぞ
    れ形成し、 又上記周壁23に流動体収納量表示用目盛り27を表示し、 更に透明ないし半透明の合成樹脂材で一体成形したこと
    を特徴とする流動体計量キャップ。
  2. 【請求項2】 低頂壁部22c から、上記高頂壁部22b 上
    面と同一高さの脚板26を起立し、これ等脚板および高頂
    壁部の各上面で、キャップ倒立時における接地面を形成
    したことを特徴とする請求項1記載の流動体計量キャッ
    プ。
JP8143604A 1996-05-13 1996-05-13 流動体計量キャップ Pending JPH09301392A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999061334A1 (fr) * 1998-05-22 1999-12-02 Yoshino Kogyosho Co., Ltd. Bouchon interieur et coiffe pour reservoirs d'injection de liquide et element de montage servant a fixer cette coiffe au bouchon interieur
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