JP2016094203A - 計量キャップ - Google Patents

計量キャップ Download PDF

Info

Publication number
JP2016094203A
JP2016094203A JP2014229625A JP2014229625A JP2016094203A JP 2016094203 A JP2016094203 A JP 2016094203A JP 2014229625 A JP2014229625 A JP 2014229625A JP 2014229625 A JP2014229625 A JP 2014229625A JP 2016094203 A JP2016094203 A JP 2016094203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measuring
supply port
cap
lid
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014229625A
Other languages
English (en)
Inventor
野口 裕雄
Hiroo Noguchi
野口  裕雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2014229625A priority Critical patent/JP2016094203A/ja
Publication of JP2016094203A publication Critical patent/JP2016094203A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【課題】
2度も容器全体を倒立させずに計量や排出が可能であって、かつ、計量する量を変えることができる計量キャップを得ること。
【解決手段】
粉末あるいは粒体を収納する容器に接合するキャップであって、少なくとも計量部(2)と蓋(3)からなると共に、計量部が計量部周縁(22)と供給口(21)とを備え、計量部は椀状で、計量部周縁の中央に筒状の上記供給口が配置し、これらが下部で接続され、かつ、計量部周縁の上面を開閉自在に蓋が密封し、供給口は下面が開いて容器本体の開口部を着脱可能に構成され、かつ、この下面に容器本体の開口部(11)を接合して内容物を容器本体からキャップに供給する機能を有しており、供給口の下面に容器本体の開口部を接合した時、供給口周縁の高さが容器本体の開口部周縁より高い位置にあることを特徴とする計量キャップ(20)。
【選択図】図1

Description

本発明は、砂糖、胡椒、塩、粉末コーヒー、粉末ココア、粉末調味料などの粉体や粒体を収納する容器に用いるキャップで、簡単に計量することが可能な計量キャップに関する。
砂糖、胡椒、塩、粉末コーヒー、粉末ココア、粉末調味料など、粉体や粒体を収納する容器に用いるキャップは、単に小さな穴を開けた中栓を内部に入れ、キャップは液体を収納するキャップと大きな違いは無かった。
しかし、ふんだんに使用される粉体や粒体を計量する場合、小さじや大さじなどの計量スプーンでいちいち計量することは面倒であり、しかも、液体と違って、計量の誤差が出易い問題がある。
以上の問題に対し、特許文献1では、
口頸部を起立する容器体と、上記口頸部内面へ嵌合させた計量栓とからなり、該計量栓は、上記口頸部の上端面へ係合させたフランジ状頂壁内周縁から口頸部内面へ嵌合させて嵌着筒を垂下し、該嵌着筒下端から内向きフランジを介して上方小径のテーパ状筒を起立する固定筒と、上記フランジ状頂壁後面に肉薄ヒンジを介して開閉可能に付設され、かつ上記フランジ状頂壁上面に載置されて上記固定筒上面を閉塞する頂板の外周部下面から、嵌着筒の上部内面へ着脱自在に嵌合させて係止筒を、かつ上記テーパ状筒上方の頂板部分下面からテーパ状筒上端部を下部内へ遊挿させて計量筒を、それぞれ垂下し、かつ上記係止筒と計量筒との間の頂板部分には、略等間隔に小連結部分を複数残して収納物排出孔を穿設した回動部材とで形成したことを特徴とする定量振出し容器を提案している。
しかし、この定量振出し容器は、容器を一旦倒立状態にし、排出と計量部への充填を同時に行い、それから直立状態に戻して次に排出する粉量を計量する構造で、一定量しか出すことができない。
しかも、確実に計量するには、一旦容器全体を倒立させ、その後正立させ、かつ、再度倒立させる必要があり、容量が大きく、重い内容物の場合、かなり面倒である。
さらに、完全な倒立状態にすれば計量部へ充填されるが、完全に倒立しなくても、排出がされれば、計量部への充填が不十分であっても、使用者には計量の状態を認識でき難く、計量が安定しない問題があった。
特許第3537931号公報
上記問題に鑑みて、2度も容器全体を倒立させずに計量や排出が可能であって、かつ、計量する量を変えることができる計量キャップを得ることが、本発明の課題である。
本発明の請求項1の計量キャップは、
粉末あるいは粒体を収納する容器に接合するキャップであって、
少なくとも計量部と蓋からなると共に、計量部が計量部周縁と供給口とを備えて構成されており、
計量部は椀状であり、この計量部周縁の中央に筒状の上記供給口が配置されていて、
この両者が下部で接続されており、かつ、計量部周縁の上面を開閉自在に前記蓋が密封しており、
供給口はその下面が開いていて、この下面に容器本体の開口部を着脱可能に構成されており、かつ、この下面に容器本体の開口部を接合することにより、内容物を容器本体からキャップに供給する機能を有しており、
供給口の下面に容器本体の開口部を接合した時、供給口周縁の高さが容器本体の開口部周縁より高い位置にあることを特徴とする計量キャップである。
また、本発明の請求項2の計量キャップは、計量部の供給口周縁高さは、計量部周縁よりも低いことを特徴とする請求項1に記載の計量キャップである。
また、本発明の請求項3の計量キャップは、計量部は、少なくとも外周が透視可能であることを特徴とする請求項2に記載の計量キャップである。
また、本発明の請求項4の計量キャップは、計量部は、外周囲に計量目盛りを設けたことを特徴とする請求項2又は3に記載の計量キャップである。
また、本発明の請求項5の計量キャップは、蓋が計量部周縁にヒンジで開閉可能に接合していることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の計量キャップである。
また、本発明の請求項6の計量キャップは、少なくとも蓋の一部が反転し、キャップの容積を可変できることを特徴とする請求項1に記載の計量キャップである。
また、本発明の請求項7の計量キャップは、計量部の供給口高さは、開口部周縁よりも高いことを特徴とする請求項6に記載の計量キャップである。
また、本発明の請求項8の計量キャップは、反転する内壁の一部が供給口、あるいは容器の開口部に当接し、計量部が閉鎖可能であることを特徴とする請求項6又は7に記載の計量キャップである。
また、本発明の請求項9の計量キャップは、蓋と計量部を結合したことを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の計量キャップである。
本発明の計量キャップは、単に一度容器全体を倒立させてから正立させるだけで計量でき、そのままキャップを外して、キャップ内部の内容物だけを排出できるので、容量が大きな容器であっても、手間が少なく、計量や排出が可能である。その上、内容物を確認しながら計量できるので、排出量を調整し易い。
さらに、蓋が反転して容量を可変することによって、キャップ内部から内容物を排出し易いなど、優れた計量キャップである。
本発明の計量キャップの実施形態1において、内容物を計量する前の状態と、内容物を計量部に充填中の状態を示す縦断面図である。 本発明の計量キャップの実施形態1で、計量部に充填した内容物を計量する状態と、計量した内容物を排出している状態を示す縦断面図である。 本発明の計量キャップの実施形態1において、計量キャップを容器から分離させた状態を示す斜視図である。 本発明の計量キャップの実施形態2において、内容物を計量部に充填中の状態と、計量の状態を示す縦断面図である。 本発明の計量キャップの実施形態2において、内容物を計量後、弾性キャップで開口部を塞いだ状態と、計量キャップ全体を容器から外す状態を示す縦断面図である。 本発明の計量キャップの実施形態2において、内容物を計量した計量キャップ全体を容器から外した後、計量キャップの上下を反転させ、計量キャップ内部の内容物をお湯の中で振り出している状態を示す縦断面図である。
以下、本発明の計量キャップにおける実施の形態例について、図を用いて詳細に説明する。
図1は、実施形態1における計量キャップを容器本体1に嵌合した図で、図1−1は、内容物を計量する前の、容器開口部11と、計量部2と蓋3との位置関係を示す縦断面図である。
本発明の計量キャップ20は、計量部2と蓋3とからなる。
計量部2は、筒状の計量部周縁22を有しており、また、この計量部周縁22の中央に筒状の供給口21を有しており、これら計量部周縁22と供給口21とは、その下部で接続されている。また、蓋3は計量部周縁22の上面を開閉自在に配置されている。図1−1は内容物計量前の縦断面図で、蓋3は計量部周縁22の上面を密封している。そして、これら計量部周縁22、供給口21及び蓋3で囲まれた空間が計量領域200である。
筒状供給口21の下面は開いており、容器本体1の開口部11をこの筒状供給口21の下面に差し込み、両者を接合している。これら両者を接合するため、供給口21の下方内面にはネジ突起やネジ凹部あるいは嵌合突起が設けられており、これらを使用して、容器本体1と計量部2とは脱着可能に接合されている。なお、後述するように、容器本体1に計量部2を接合したままこの両者を逆さに倒すことで、この開口部11と筒状供給口21とを通して内容物を計量領域200に充填することができる。
また、供給口21の上端は、計量部周縁22の高さよりも低く設定されていると共に、蓋3の中央部をドーム状の屋根33として、両者の間に隙間を設けている。
蓋3は、下方に計量部3と嵌合して密閉するインナーリング31を有し、外周周縁一端に計量部と係合するヒンジ30が設けられ、かつ、外周周縁の他端には鍔32が設けられている。さらに、蓋3中央に供給口21を塞がないように突起したドーム状の屋根33を設けている。
計量部2の外周には計量目盛り23が付けてある。図のように計量目盛りは彫刻であってもよいが、印刷であっても、シボ加工であってもかまわない。もちろん、計量数字を彫刻したり、印刷したりしてもよい。
図1−2は、内容物を計量部に内容物4を充填中の、容器開口部11と、計量部2と蓋3との位置関係を示す縦断面図である。
計量キャップ20と容器本体1を嵌合させたまま、全体を逆さに倒して、計量キャップ20に内容物4を充填している。
内容物4は、容器本体1から開口部11と供給口21を通り、そのまま、計量部2と蓋3とで形成される計量領域200に充填される。
供給口21は蓋3に設けられたドーム状の屋根33によって一定の隙間が設けられているので、内容物4の粉体や粒体が流れても、直ぐには止まらず、計量領域200の供給周縁部211の高さまで充填は続く。
しかし、内容物4は供給周縁部211の高さまで充填されると、粉体や粒体の抵抗にあって、充填が止まる。
図2−1は、内容物4を充填した容器全体を正立させた状態を示す。
計量キャップ20に充填された内容物4は、重力によって計量部2下側に集まる。
この時、容器全体を振ることで、供給周縁部211よりも高く内容物を振り上げ、計量し
た内容物4を容器1に戻して、計量部の周囲に設けられた目盛り23に合わせた量に調整することが出来る。この為、計量部は内容物の状態が見えるように、透明、もしくは半透明にして、透視可能にしておくことが良い。もちろん、全体が透明であれば、充填時の内容物の状況も見やすく、スムースに計量、排出作業が可能である。
また、この段階で計量するので、内容物が外部にこぼれる恐れも無く、例えば、風が吹いている所でも、舞い上がらず、安心して、確実に計量できる。
なお、この時、供給周縁部211を計量部周縁22より充分低くしておく必要がある。もし、計量部周縁22より、供給周縁部211が高いと、計量される容量が著しく少なくなってしまう問題や、次工程で蓋を開けた時に、計量部周縁22から内容物がこぼれる恐れもある。
計量するには、計量目盛23を確認し、多いようだったら、容器全体を振って、計量位置まで内容物の量を調整する。
図2−2は、計量し終わった内容物4を、計量キャップ20から排出する方法を示している。
まず、計量し終わった計量キャップ20は、嵌合している容器本体1の開口部11から外す。
次に、鍔32を引き上げて蓋3を開ける。蓋3と計量部2はヒンジ30で繋がっているので、ヒンジ30を支点にして開けるので、計量部2の上面を全開させることが出来る。この為、計量部2を傾ければ、容易に内容物4は排出することが出来る。
計量キャップから内容物を排出する時、計量キャップ20は、容器本体1の開口部11から外されているので、たとえ、容器の容量が大きく、内容物も比重が大きくても、計量キャップ20と計量された内容物だけなので、重量も小さく、容器全体を傾けるのとは違い、簡単に排出が可能である。
排出し終わった計量キャップ20は、そのまま、開口部11に嵌め直して、再度計量しても良いし、あるいは、蓋3を嵌めて、内容物を保存しても問題が無い。
図3は、以上の実施形態1の斜視図で、蓋3が付いたコップ状の計量キャップ20になっているので、扱い易い。特に計量の目盛りが、全周に設けても良い。全周に突起があれば、計量キャップ20が開口部11から抜きやすい利点と、傾いても正確に計量できるなどのメリットがある。
図4は、実施形態2における計量キャップ20への充填と、計量の図面である。
実施形態2の計量キャップは、蓋が、反転してキャップ容量を可変できるキャップである。計量部と蓋は嵌合されたものであっても、一体に作られたものであってもかまわない。図4−1は、計量キャップに充填している状況を示す図で、この蓋30はゴムやエラストマーで出来ている。
供給口21、あるいは開口部11から内容物4が計量キャップ20に充填される。
この容器を倒立した充填時には、内容物が粉体、あるいは粒体なので、供給口21、あるいは開口部11から先には流れ出ない。その為、それらの高さまでしか充填しない。
この時、蓋の反転可能なドーム状の反転部330は、外側に起き上がっている状態で保持している。
この図では容器の開口部11の先端は、計量キャップの供給口21で覆われているが、必ずしも覆っていなくてもかまわない。ただ、このように、開口部11の先端を、供給口21で覆うと、容器と供給口の嵌合部分に内容物が付着し難いなどのメリットがある。
また、実施形態2に使用する容器本体は、実施形態1と同じでも良いが、図4−1で示すように、ブローボトルでも良い。
図4−2は、計量キャップに内容物を充填した後、容器全体を正立させた状態である。計量キャップの蓋側に充填された計量内容物40は、正立させることで、計量部3側に移
動する。
この時、容器の開口部11が供給周縁部211よりも高いと、計量内容物40が供給周縁部211より高い位置まで入ってしまい、それでも、内容物は容器側に戻ることが出来ない恐れがある。
その場合、計量キャップ20を容器から外した場合、計量内容物40がこぼれ落ちてしまい、計量した内容物が減り、計量の意味がなくなってしまう。
そこで、計量部の供給口高さは、開口部周縁よりも確実に高いようにする。それによって、この図のように、容器の開口部11の先端を、計量キャップの供給口21で覆ってしまうと、確実に供給口高さは、開口部周縁よりも高くすることができる。
できれば、計量部の全体容量から供給口容積を引いた容量の半分になる高さよりも、供給口高さbが高いことが好ましい。なぜなら、供給口高さbが、計量部の全体容量から供給口容積を引いた容量の半分になる高さより低いと、計量部容量の半分以上に充填されてしまう。それは、この図4−2のように正立させた時に、内容物の高さが、供給口高さよりも高くなってしまう。もちろん、供給口高さよりも内容物が高く入っていれば、軽く容器全体を振ることで、供給口や開口部から、高さ以上に入っていた内容物を戻すことが出来る。しかし、内部が見にくい事、手間が掛かる、ドーム状の反転部330が単に反転しただけでは供給口を覆えず、更に押してつぶす必要があるなどの問題が発生しかねないからである。
図5−1は、充填・計量後、蓋のドーム状反転部330を指で押し下げて、反転させた状態を示す。
蓋30は弾性体であるゴムやエラストマーで出来ていて、反転させた反転部330は供給周縁部211に接し、計量室を容器内部から隔離する。
図5−2は、反転部330が反転させ、計量室を容器内部から隔離した状態で、容器100の開口部11から計量キャップ20を外す工程を示す。
この実施形態2では、ネジで容器と嵌合しているので、計量キャップ全体を回転させて外している。
図6−1は、計量された計量キャップを上下反対にして、供給口21を上側に移動した状態を示す。
ここで、反転部330を押している指を外し、反転部が元の位置に戻る。すると、計量内容物40は、供給口のまわりに収納されていたが、計量内容物40は下側になった反転部330近傍に落下する。
図6−2は、計量内容物40を収納している計量キャップの反転部330から、内容物を排出する例を示す。
例えば、入浴剤などの内容物の場合、湯中に内容物を収納している計量キャップを入れる。湯の中で、計量キャップの反転部330を上下に動かし、計量キャップの容量を変化させると、内部に入ってきた湯と内容物が混ざり、それを続けると、次第に内容物が拡散されて、供給口21から内容物を排出できる。
排出し終わった計量キャップ20は、乾燥させて、再度容器の開口部に戻す。
図6−3で示すように、実施形態2においても、反転部のみ2色成形でエラストマーにした蓋300を製造したり、計量部2を透明樹脂で製造すれば、周囲に目盛り23を設け、計量することができる。
実施形態1に用いられる計量部2や蓋3は透明の樹脂、例えばアクリロニトリル・スチレン樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、環状ポリオレフィン樹脂などで成形されている。ス
モークを掛けた透明着色樹脂でもかまわない。ヒンジ部は、成形ヒンジとして記載したが、嵌合でヒンジを作ってもかまわない。
本発明の計量キャップの実施形態2に使用される計量部2は射出成形で製造することができる。
実施形態1と同じように、計量部2は透明な樹脂、例えばアクリロニトリル・スチレン樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、環状ポリオレフィン樹脂、直鎖状ポリエチレン樹脂、エチレン・ポリプロピレン共重合樹脂などで成形する。また、剛性もあることが好ましい。さらに、無色でなく、スモークを掛けた透明着色樹脂でもかまわないし、混入率が低くければ、不透明樹脂と混ざったマーブル調の樹脂成形品であってもかまわない。
基本的には、実施形態2の計量部2は、射出成形で製造できる。
本発明の計量キャップで、実施形態2における蓋3も射出成形や圧縮成形で製造することができる。もちろん、計量部もヒンジで繋ぎ、一体で作ることも可能である。
反転部33に用いられる弾性体は、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン・ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴムなどのゴム類、ポリエステル系エラストマー、スチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ウレタン系エラストマーなどの熱可塑性エラストマー類であってもかまわない。
そして、図6−3でも図示したように、蓋3の反転部330のみ熱可塑性エラストマーにし、他の部分を透明樹脂の2色射出成形であってもかまわない。
実施形態2の計量キャップをゴムやエラストマーで一体に作ってもかまわない。それらは、ブロー成形や回転成形でも作ることが出来る。
本発明に使用される容器本体1は、紙製であっても、プラスチックの成形品であってもかまわない。いずれであっても、内面に使用される材料としては、内容物によって犯されない樹脂であって、容器全体としては、剛性がある材料が良い。
紙を基材とする容器本体の場合、内面は低密度ポリエチレンなどを貼り合せたものが好ましく、開口部を有する固定蓋110は、ホットメルトなどで接着するなどの方法が考えられる。
もし、射出成形であれば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン・プロピレン共重合体、アクリロニトリル、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合樹脂などが考えられる。その場合、容器本体1の開口部と固定蓋110の下端にアンダーカットを設け、嵌合させる。
もちろん、実施形態2で示したように、ブロー成形容器であってもかまわないし、射出ブロー成形、延伸ブロー成形のボトルであってもかまわない。
本発明の計量キャップは、以上のようなものであり、本発明の計量キャップは、容器全体を倒立させ、内容物4は開口部11を通って、毎回、計量部2に充填されるが、通常はそのままで一定の量を計量できるだけではなく、排出量を必要な量に調整する計量も可能な計量キャップである。
しかも、一度容器を倒立させる必要はあるが、何回も倒立する必要はなく、計量後は、計量キャップ2を容器本体から外し、排出可能なので、重い内容物であっても、手間が少ないなど、本発明のメリットは大きい。
1・・・・・・・・・容器本体
11・・・・・・・・開口部
2・・・・・・・・・計量部
20・・・・・・・・計量キャップ
200・・・・・・・計量領域
21・・・・・・・・供給口
211・・・・・・・供給周縁部
212・・・・・・・嵌合部
22・・・・・・・・計量部周縁
23・・・・・・・・計量目盛
3・・・・・・・・・蓋
30・・・・・・・・ヒンジ
31・・・・・・・・インナーリング
32・・・・・・・・鍔
4・・・・・・・・・内容物
40・・・・・・・・計量内容物

Claims (9)

  1. 粉末あるいは粒体を収納する容器に接合するキャップであって、
    少なくとも計量部と蓋からなると共に、計量部が計量部周縁と供給口とを備えて構成されており、
    計量部は椀状であり、この計量部周縁の中央に筒状の上記供給口が配置されていて、
    この両者が下部で接続されており、かつ、計量部周縁の上面を開閉自在に前記蓋が密封しており、
    供給口はその下面が開いていて、この下面に容器本体の開口部を着脱可能に構成されており、かつ、この下面に容器本体の開口部を接合することにより、内容物を容器本体からキャップに供給する機能を有しており、
    供給口の下面に容器本体の開口部を接合した時、供給口周縁の高さが容器本体の開口部周縁より高い位置にあることを特徴とする計量キャップ。
  2. 計量部の供給口周縁高さは、計量部周縁よりも低いことを特徴とする請求項1に記載の計量キャップ。
  3. 計量部は、少なくとも外周が透視可能であることを特徴とする請求項2に記載の計量キャップ。
  4. 計量部は、外周囲に計量目盛りを設けたことを特徴とする請求項2又は3に記載の計量キャップ。
  5. 蓋が計量部周縁にヒンジで開閉可能に接合していることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の計量キャップ。
  6. 少なくとも蓋の一部が反転し、キャップの容積を可変できることを特徴とする請求項1に記載の計量キャップ。
  7. 計量部の供給口高さは、開口部周縁よりも高いことを特徴とする請求項6に記載の計量キャップ。
  8. 反転する内壁の一部が供給口、あるいは容器の開口部に当接し、計量部が閉鎖可能であることを特徴とする請求項6又は7に記載の計量キャップ。
  9. 蓋と計量部を結合したことを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の計量キャップ。
JP2014229625A 2014-11-12 2014-11-12 計量キャップ Pending JP2016094203A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014229625A JP2016094203A (ja) 2014-11-12 2014-11-12 計量キャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014229625A JP2016094203A (ja) 2014-11-12 2014-11-12 計量キャップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016094203A true JP2016094203A (ja) 2016-05-26

Family

ID=56070570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014229625A Pending JP2016094203A (ja) 2014-11-12 2014-11-12 計量キャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016094203A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014129111A (ja) * 2012-11-30 2014-07-10 Yoshino Kogyosho Co Ltd 注出ノズル
JP2019026285A (ja) * 2017-07-26 2019-02-21 ライオン株式会社 計量キャップ及び容器
JP2019100830A (ja) * 2017-11-30 2019-06-24 株式会社吉野工業所 計量キャップ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014129111A (ja) * 2012-11-30 2014-07-10 Yoshino Kogyosho Co Ltd 注出ノズル
JP2019026285A (ja) * 2017-07-26 2019-02-21 ライオン株式会社 計量キャップ及び容器
JP2019100830A (ja) * 2017-11-30 2019-06-24 株式会社吉野工業所 計量キャップ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR900000264B1 (ko) 주둥이가 있는 분배 용기 및 그 뚜껑
US8534502B2 (en) Dispenser for powdered foodstuffs
JP2016094203A (ja) 計量キャップ
JP2016084160A (ja) 計量キャップ
AU2006237711B2 (en) Closure arrangement
US2834519A (en) Dispenser cap
JP6366465B2 (ja) 二重容器
US20120160798A1 (en) Healthy Pour Serving Size Cap
JP2008260575A (ja) スプーンと容器
JP6746228B2 (ja) 計量カップ付き液体容器
KR101740663B1 (ko) 환제 내장용 음료 용기 마개
KR20130004528U (ko) 수납공간이 분리된 혼합용기
JP6132231B2 (ja) 注出容器
JP4962953B2 (ja) 計量注出容器
KR200483377Y1 (ko) 분말, 곡물과 같은 식품류 사용 편의성을 갖춘 트위스트캡 보관용기
CN210902722U (zh) 一体化粉状物定量盛取装置
ES1237594U (es) Dosificador de líquidos adaptable a envases procesados
JP7387221B2 (ja) 錠剤容器
KR20140115554A (ko) 정량토출 용기
ES2698200A1 (es) Dosificador de líquidos adaptable a envases procesados y a otros
JP2015221681A (ja) 粉粒体計量機能付容器
JP7362211B2 (ja) 錠剤容器
JP6808462B2 (ja) 計量吐出容器
JP3212013B2 (ja) 液体計量キャップ
JPH08217118A (ja) 液体計量キャップ