JP6746228B2 - 計量カップ付き液体容器 - Google Patents

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Description

本発明は、内容液を収容する容器本体と内容液を計量するための計量カップとを備えた計量カップ付き液体容器に関する。
従来から、洗濯用の液体洗剤や柔軟剤、入浴剤等の液体を内容液として収容する容器として、内容液の収容空間を備えた容器本体の口部にノズルを備えたノズルキャップが装着されるとともに、このノズルキャップを計量カップで閉塞した構成の計量カップ付き液体容器が知られている(例えば特許文献1参照)。このような計量カップ付き液体容器では、容器本体から計量カップを取り外し、取り外した計量カップにノズルから吐出させた内容液を所望の目盛に達するまで注ぐことで、所望量の内容液を容器本体から取り出すことができる。また、容器本体の胴部を押圧することで、容器本体内に垂下された吸上げ管を通して容器本体の口部に装着された計量室に内容液を注ぐことで、所望量の内容液を計量する容器も知られている(例えば特許文献2参照)。
特開2010−126232号公報 特開平09−240714号公報
計量カップ付き液体容器に収容される液体洗剤や柔軟剤、入浴剤等の液体は、洗濯物や洗濯に使用される水の量、あるいは浴槽に満たした湯の量などに応じて、その使用量が、例えば10ml〜40ml程度の範囲で複数段階に細かく設定されている。そのため、計量カップ付き液体容器は、内容液を複数段階に細かく計量できる構成とされるのが好ましい。
しかしながら、上記従来の計量カップ付き液体容器のように、容器本体から取り外した計量カップに内容液を注いで計量を行うものでは、内容液の計量を複数段階に細かく設定可能な構成とすることは困難であり、また、計量を目視で行う必要があるので、その計量作業も難しいという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、内容液を所望量に容易かつ正確に計量することができる計量カップ付き液体容器を提供することにある。
本発明の計量カップ付き液体容器は、内容液の収容空間に連なる口部を備えたスクイズタイプの容器本体と、内容液を吐出するノズルを備え、前記容器本体の口部に装着されるノズルキャップと、前記ノズルの基端に接続されて前記収容空間の底部に向けて延びるパイプと、底壁に貫通孔を備え、該貫通孔に前記ノズルを挿通させて前記ノズルキャップに着脱自在に装着される計量カップと、前記ノズルを挿通可能であるとともに前記ノズルキャップから前記計量カップが取り外されたときに前記貫通孔を閉塞するスリット弁と、を有し、前記計量カップを前記ノズルに沿って上下に移動させることにより該計量カップの計量容量を変更可能であり、前記ノズルキャップが前記計量カップを内側に収容するガイド筒部を有し、前記ガイド筒部の内周面に該ガイド筒部の上端からの長さが相違する複数の縦溝が周方向に間隔を空けて設けられるとともに、前記計量カップの外周面に何れかの前記縦溝に選択的に係合する縦リブが設けられていることを特徴とする。
本発明の計量カップ付き液体容器は、上記構成において、前記ガイド筒部の外周面の複数の前記縦溝のそれぞれに対応した周方向位置に、該縦溝に対応した計量容量が表示されているのが好ましい。
本発明の計量カップ付き液体容器は、上記構成において、前記ノズルキャップに着脱自在に装着されて前記ノズルの吐出口と前記計量カップの開口とを閉塞する閉塞キャップをさらに備えるのが好ましい。
本発明によれば、内容液を所望量に容易かつ正確に計量することができる計量カップ付き液体容器を提供することができる。
本発明の一実施の形態である計量カップ付き液体容器の要部を拡大して示す半断面図である。 図1に示す計量カップを、容器本体から取り外した状態で示す半断面図である。 図1に示すガイド筒部の横断面図である。 図1に示す計量カップ付き液体容器を、計量カップを最小の計量容量にセットした状態で示す半断面図である。
以下、図面を参照して本発明をより詳細に例示説明する。
図1に示す本発明の一実施の形態である計量カップ付き液体容器1は、例えば洗濯用の液体洗剤や柔軟剤、入浴剤等の液体を内容液として収容する用途に用いられるものであり、容器本体10、ノズルキャップ20、計量カップ30及び閉塞キャップ40を備えている。なお、計量カップ付き液体容器1に収容する内容液は、洗濯用の液体洗剤や柔軟剤、入浴剤に限らず、種々の液体とすることができる。
容器本体10は、合成樹脂材料により、内側に内容液の収容空間11を備える胴部12と、収容空間11に連なる口部13とを備えたボトル形状に形成されている。容器本体10は、胴部12が弾性変形可能なスクイズタイプとなっており、胴部12をスクイズ(圧搾)することにより収容空間11に収容されている内容液を後述するパイプ24及びノズル22を通じて、口部13から容器本体10の外部に向けて吐出させることができる。図示する場合では、口部13は円筒状に形成されているが、例えば楕円筒状や角筒状など筒状であれば他の形状に形成することもできる。
ノズルキャップ20は、合成樹脂材料により、装着キャップ部21、ノズル22及びガイド筒部23が一体に形成された構成となっている。装着キャップ部21は略円板状の蓋部21aと蓋部21aの外周縁に連なる筒状部21bとを有する有頂筒状に形成されている。筒状部21bの内周面には雌ねじ21cが設けられ、この雌ねじ21cが口部13の外周面に設けられた雄ねじ13aにねじ結合することにより、装着キャップ部21つまりノズルキャップ20は容器本体10の口部13に装着されている。筒状部21bの下端部の内周面には回転止め溝21dが設けられており、ノズルキャップ20が口部13に装着された状態において口部13の根元部分に設けられた回転止めリブ14が回転止め溝21dに係合している。これにより、ノズルキャップ20は口部13に対して回り止めされ、口部13から容易に取り外されないようになっている。
図示する場合では、ノズルキャップ20は口部13にねじ結合によって装着される構成となっているが、これに限らず、例えばアンダーカット等の他の手段により口部13に装着される構成とすることもできる。この場合、口部13の形状に合わせて、筒状部21bを例えば楕円筒状や角筒状などの他の形状に形成することもできる。
ノズル22は収容空間11に収容されている内容液を容器本体10の外部に向けて吐出する部分である。ノズル22は、外径が一様であるとともに口部13の軸方向と同軸の細長い円筒状に形成されており、蓋部21aの軸心から上方に向けて真っ直に突出している。ノズル22の上端には天壁22aが一体に設けられ、この天壁22aの周りに、内容液を吐出するための複数の吐出口22bが周方向に等間隔に並ぶとともに径方向外側に向けて開口して設けられている。なお、ノズル22の吐出口22bは、少なくとも1つ設けられていればよい。また、ノズル22の吐出口22bの形状は、天壁22aの周りに設けられる形状に限らず、種々変更可能である。
ノズル22は、外径が一様のものに限らず、後述するスリット弁32によってノズル22の外周面をシール可能な形状であれば、長手方向に向けて外径が変化する形状とすることもできる。また、計量カップ30が計量位置にあるときにスリット弁32が接触しないノズル22の先端部は、例えばテーパ状、多段状など種々の形状に形成することができる。この場合、計量カップ30の着脱性を考慮して、ノズル22を先端に向けて外径が縮径する形状とするのが好ましい。
蓋部21aの下面には、ノズル22と同軸の円筒状に形成されて収容空間11に向けて突出する嵌合筒21eが一体に設けられている。嵌合筒21eにはパイプ24が嵌合固定され、このパイプ24はノズル22の基端に接続されている。詳細は図示しないが、パイプ24の下端は容器本体10の収容空間11の底部にまで延びている。したがって、胴部12をスクイズすることで、容器本体10を起立姿勢(胴部12よりも口部13が上方となる姿勢)としたまま、収容空間11の内部に収容されている内容液を、その残量が残り少なくなってもパイプ24を介してノズル22から容器本体10の外部に向けて吐出させることができる。なお、パイプ24を、ノズル22及び嵌合筒21eと一体に形成した構成とすることもできる。
ガイド筒部23は、装着キャップ部21の筒状部21bと等しい外径を有する円筒状に形成され、筒状部21bやノズル22と同軸となって筒状部21bの上端に連ねて設けられている。ガイド筒部23の蓋部21aから上方に向けた突出高さは、ノズル22の蓋部21aから上方に向けた突出高さよりも若干高くなっており、ガイド筒部23の内側は計量カップ30を収容するスペースとなっている。
計量カップ30は、合成樹脂材料により、底壁30aと底壁30aの外周縁に連なる円筒状の周壁30bとを備えた有底筒状(カップ形状)に形成されている。周壁30bの外径はガイド筒部23の内径と同等または僅かに小さくなっており、その開口端(上端)は径方向外側に向けて曲げられている。また、周壁30bの開口端の下側には周壁30bから径方向外側に突出する環状突起30cが一体に設けられている。
計量カップ30の底壁30aの軸心には、底壁30aから上方に向けて突出する挿通筒部30dが一体に設けられており、この挿通筒部30dの上端開口は底壁30aを貫通する貫通孔31となっている。貫通孔31の内径はノズル22の外径よりも大きくなっており、ノズル22は貫通孔31に挿通されて底壁30aを貫通している。すなわち、計量カップ30は、貫通孔31にノズル22を挿通させつつ、周壁30bの外周面をガイド筒部23の内周面に摺接させながらガイド筒部23の内側に挿入されることで、ガイド筒部23の内側に収容された状態でノズルキャップ20に装着されている。
計量カップ30は、図1に示す位置から、ノズル22が貫通孔31に挿通された状態に維持される範囲内で、ノズル22に沿って上下に移動自在である。計量カップ30をノズル22に沿って上下に移動させることにより、計量カップ30の底壁30aからノズル22に設けられた吐出口22bの下端までの高さを変更して、計量カップ30により計量される内容液の量つまり計量カップ30の計量容量を変更することができる。
また、計量カップ30をさらに上方に引き上げてノズル22を貫通孔31から離脱させることで、計量カップ30をノズルキャップ20から取り外すことができる。このように、計量カップ30はノズルキャップ20に着脱自在に装着されている。
挿通筒部30dの内側にはスリット弁32が装着されている。スリット弁32は、合成ゴムやエラストマー等の弾性体により、固定筒部32aと、固定筒部32aの上端に連なる弁本体部32bが一体に形成された構成を有し、固定筒部32aが挿通筒部30dの内側に嵌合固定されることにより底壁30aに装着されている。図2に示すように、弁本体部32bは、通常状態においては、下方に向けて凸となる湾曲壁状に形成されており、貫通孔31の開口全体を下方側から覆っている。また、弁本体部32bには、その軸心において互いに交差して十字形状を成す2本のスリット32cが設けられている。
なお、スリット弁32は、固定筒部32aと弁本体部32bとが、例えば2色成形等によって互いに異なる材質で形成されたものとすることもできる。また、スリット弁32は、固定筒部32aを挿通筒部30dの外側に嵌合固定し、弁本体部32bにより貫通孔31の開口全体を上方側から覆う構成とすることもできる。さらに、弁本体部32bは、下方に向けて凸となる湾曲壁状に限らず、例えば、平坦な板状や上方に凸となる湾曲壁状など、貫通孔31を覆うことができる形状であれば種々の形状とすることができる。
図1に示すように、ノズル22は、スリット32cを押し開いて弁本体部32bを貫通している。すなわち、計量カップ30がノズルキャップ20に装着された状態では、ノズル22はスリット32cを押し開いた状態で貫通孔31に挿通されている。このとき、ノズル22によりスリット32cが押し開かれた弁本体部32bはノズル22の外周面に当接するので、貫通孔31とノズル22との間の隙間は弁本体部32bにより閉塞された状態とされる。一方、計量カップ30がノズルキャップ20から取り外されると、図2に示すように、弁本体部32bは自身の弾性力によりスリット32cが閉じられた元の形状に復帰し、貫通孔31は弁本体部32bにより閉塞される。
本実施の形態においては、スリット弁32を、弁本体部32bに十字形状を成す2本のスリット32cを備えた構成のものとしたが、これに限らず、ノズル22を挿通可能であり且つ貫通孔31を閉塞可能なスリット32cを弁本体部32bに有するものであれば、例えば、弁本体部32bに真っ直ぐな1本のスリット32cのみを有する構成のものや、弁本体部32bに、その軸心において互いに交差する3本以上のスリット32cを有する構成のものなどを採用することもできる。
図3に示すように、ガイド筒部23の内周面には4本の縦溝25a〜25dが周方向に等しい間隔を空けて設けられている。図1に縦溝25aを例示するように、それぞれの縦溝25a〜25dはガイド筒部23の上端から下方に向けてガイド筒部23の軸方向に沿って延びており、その上端からの長さは互いに相違している。なお、それぞれの縦溝25a〜25dの周方向幅(溝幅)及び径方向の深さ(溝深さ)は互いに同一である。
一方、計量カップ30の周壁30bの外周面には1本の縦リブ33が一体に設けられている。図2に示すように、縦リブ33は、環状突起30cから下方に向けて周壁30bの軸方向に沿って延びており、その環状突起30cからの長さは、一番長い縦溝25aの長さと略同一とされている。この縦リブ33は、ガイド筒部23の内周面に設けられた縦溝25a〜25dの何れかに選択的に係合することができる。なお、縦リブ33を一番長い縦溝25aに係合させたときには、環状突起30cがガイド筒部23の上端に載置された状態となる。
図1に示すように、ガイド筒部23の外周面の縦溝25a〜25dに対応した4箇所の周方向位置に、それぞれ縦溝25a〜25dに対応した計量容量を示す表示34を設けることもできる。表示34は、例えばリブ状の突起ないし印刷等により、計量容量を示す数値として表示することができる。計量カップ30に設けられた縦リブ33を、当該計量容量を示す表示34に対応した周方向位置にある縦溝25a〜25dに係合させることで、計量カップ30を、ノズル22に対して当該表示34に対応した計量容量となる上下方向位置に保持させることができる。
図1に示すように、閉塞キャップ40は、合成樹脂材料により、ガイド筒部23よりも大径の円筒状に形成された装着筒部40aと、平坦な板状に形成されて装着筒部40aの上端に一体に設けられた頂壁40bとを有する有頂筒状に形成されている。装着筒部40aの内周面には雌ねじ40cが一体に設けられており、この雌ねじ40cをガイド筒部23の外周面に形成された雄ねじ23aにねじ結合させることにより、閉塞キャップ40はガイド筒部23つまりノズルキャップ20に着脱自在に装着されている。
閉塞キャップ40の頂壁40bの下面には、外側シール筒部40dと内側シール筒部40eとが互いに同軸となって一体に設けられている。閉塞キャップ40がノズルキャップ20に装着されると、外側シール筒部40dが計量カップ30の周壁30bの開口端における内周面に嵌合するとともに内側シール筒部40eがノズル22の先端における外周面に嵌合して、ノズル22の吐出口22bと計量カップ30の開口とが閉塞キャップ40により閉塞される。一方、閉塞キャップ40がノズルキャップ20から取り外されると、ノズル22の吐出口22bと計量カップ30の開口とが外部に露出し、内容液を計量カップ30で計量可能な状態となる。
このような構成の計量カップ付き液体容器1は、流通時等においては、図1に示すように、計量カップ30は、縦リブ33を一番長さの長い縦溝25aに係合させた状態でノズルキャップ20に装着されるとともに、ノズルキャップ20に装着された閉塞キャップ40によりノズル22の吐出口22bと計量カップ30の開口とが閉塞された状態とされる。これにより、ノズル22から内容液を外部に流出させることなく、計量カップ付き液体容器1を搬送等することができる。
一方、計量カップ付き液体容器1から所望量の内容液を計量カップ30により計量して取り出す場合には、まず、閉塞キャップ40をノズルキャップ20から取り外す。そして、次に、計量カップ30をノズル22に沿って所望の計量容量となる上下方向位置にまで移動させる。このとき、スリット弁32の弁本体部32bがノズル22の外周面に弾性的に当接することにより、貫通孔31とノズル22との間が液密に保持される。
本実施の形態では、計量カップ30をノズルキャップ20から取り外し、所望の計量容量に対応した縦溝25a〜25dに計量カップ30の縦リブ33を係合させることで、計量カップ30を容易且つ正確に所望量の計量容量を有する上下方向位置に設定することができる。例えば、図4に示すように、計量カップ30の縦リブ33を、ガイド筒部23に設けられた一番長さが短い縦溝25dに、その下端が縦溝25dの下端に当接するように係合させることにより、計量カップ30の計量容量を4種類の計量容量の中で一番小さい計量容量(例えば10ml)に容易且つ確実に設定することができる。同様の手順で、計量カップ30の縦リブ33の下端を、ガイド筒部23に設けられた他の縦溝25a〜25cの下端に当接するように係合させることにより、計量カップ30の計量容量を4種類の計量容量の中の所望の計量容量(例えば20ml、30mlまたは40ml)に容易且つ確実に設定することができる。このとき、ガイド筒部23の外周面に設けられた表示34を参照しつつ縦リブ33を所望の縦溝25a〜25dに係合させるようにすれば、当該計量容量の設定作業をより容易に行うことができる。
計量カップ30を所望の計量容量となる上下方向位置としたならば、次に、容器本体10を起立姿勢としたまま胴部12をスクイズし、ノズル22の吐出口22bから計量カップ30に向けて内容液を吐出させる。内容液の吐出は、計量カップ30の内部における内容液の液面がノズル22の吐出口22bよりも上方に位置するまで行う。このとき、ノズル22の外周面と貫通孔31の内周面との間はスリット弁32の弁本体部32bで閉塞されているので、計量カップ30に収容された内容液が貫通孔31から計量カップ30の外部に漏れ出すことが防止される。
計量カップ30の内部における内容液の液面がノズル22の吐出口22bよりも上方になったならば、胴部12のスクイズを解除する。胴部12のスクイズを解除すると、ノズル22の吐出口22bを超えた余分な液体がノズル22を通して容器本体10の収容空間11に戻され、計量カップ30には所望の容量に計量された内容液のみが残される。計量カップ30に残された計量された内容液は、容器本体10とともに計量カップ30を傾けることで、所望の場所に向けて注出することができる。計量カップ30に残された計量された内容液は、計量カップ30をノズルキャップ20から取り外して所望の場所に注出することもできる。この場合においても、計量カップ30がノズルキャップ20から取り外されると、貫通孔31がスリット弁32の弁本体部32bにより閉塞されるので、貫通孔31から内容液が漏れ出すことが防止される。
内容液の注出が完了すると、縦リブ33が一番長さの長い縦溝25aに係合する位置として計量カップ30をノズルキャップ20に装着し、次いで閉塞キャップ40によりノズル22と計量カップ30を閉塞する。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態においては、ガイド筒部23の内周面に4本の縦溝25a〜25dを設けるようにしているが、これに限らず、ガイド筒部23の内周面に設ける縦溝の本数、形状、長さ(計量容量)は種々変更可能である。
また、前記実施の形態においては、ガイド筒部23の内周面に互いに長さの相違する4本の縦溝25a〜25dを設けるとともに計量カップ30の外周面に1本の縦リブ33のみを設けるようにしているが、これに限らず、例えば、ガイド筒部23の内周面に同一長さの縦溝25a〜25dを周方向に180度位相をずらして2本ずつ設け、計量カップ30の外周面に周方向に180度位相をずらして2本の縦リブ33を設けるなど、縦溝25a〜25dと縦リブ33の係合により計量カップ30の上下方向位置を設定できる構成であれば、縦溝25a〜25dの本数や縦リブ33の本数は種々変更可能である。
1 計量カップ付き液体容器
10 容器本体
11 収容空間
12 胴部
13 口部
13a 雄ねじ
14 回転止めリブ
20 ノズルキャップ
21 装着キャップ部
21a 蓋部
21b 筒状部
21c 雌ねじ
21d 回転止め溝
21e 嵌合筒
22 ノズル
22a 天壁
22b 吐出口
23 ガイド筒部
23a 雄ねじ
24 パイプ
25a 縦溝
25b 縦溝
25c 縦溝
25d 縦溝
30 計量カップ
30a 底壁
30b 周壁
30c 環状突起
30d 挿通筒部
31 貫通孔
32 スリット弁
32a 固定筒部
32b 弁本体部
32c スリット
33 縦リブ
34 表示
40 閉塞キャップ
40a 装着筒部
40b 頂壁
40c 雌ねじ
40d 外側シール筒部
40e 内側シール筒部

Claims (3)

  1. 内容液の収容空間に連なる口部を備えたスクイズタイプの容器本体と、
    内容液を吐出するノズルを備え、前記容器本体の口部に装着されるノズルキャップと、
    前記ノズルの基端に接続されて前記収容空間の底部に向けて延びるパイプと、
    底壁に貫通孔を備え、該貫通孔に前記ノズルを挿通させて前記ノズルキャップに着脱自在に装着される計量カップと、
    前記ノズルを挿通可能であるとともに前記ノズルキャップから前記計量カップが取り外されたときに前記貫通孔を閉塞するスリット弁と、を有し、
    前記計量カップを前記ノズルに沿って上下に移動させることにより該計量カップの計量容量を変更可能であり、
    前記ノズルキャップが前記計量カップを内側に収容するガイド筒部を有し、
    前記ガイド筒部の内周面に該ガイド筒部の上端からの長さが相違する複数の縦溝が周方向に間隔を空けて設けられるとともに、前記計量カップの外周面に何れかの前記縦溝に選択的に係合する縦リブが設けられていることを特徴とする計量カップ付き液体容器。
  2. 前記ガイド筒部の外周面の複数の前記縦溝のそれぞれに対応した周方向位置に、該縦溝に対応した計量容量が表示されている、請求項に記載の計量カップ付き液体容器。
  3. 前記ノズルキャップに着脱自在に装着されて前記ノズルの吐出口と前記計量カップの開口とを閉塞する閉塞キャップをさらに備える、請求項1または2に記載の計量カップ付き液体容器。
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