JPS6217410Y2 - - Google Patents

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JPS6217410Y2
JPS6217410Y2 JP1981187359U JP18735981U JPS6217410Y2 JP S6217410 Y2 JPS6217410 Y2 JP S6217410Y2 JP 1981187359 U JP1981187359 U JP 1981187359U JP 18735981 U JP18735981 U JP 18735981U JP S6217410 Y2 JPS6217410 Y2 JP S6217410Y2
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JP
Japan
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chamber
contents
container
movable part
stopper
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JP1981187359U
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JPS5891548U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は粉体、顆粒及び小粒の錠剤などを定量
排出し、その排出量を可変することが出来る栓体
に関するものである。
<従来の技術> 従来技術としては、例えば実公昭38−4088号公
報に記載されているものがある。すなわち、外体
イ、内体ロより構成され、外観筒状で上端外周に
数個の小凹部3,3′を有する鍔部4を有しかつ
容器外方に開放している取出口5および斜上方に
拡いている斜板6を有する小室Aを設けてなる外
体イに嵌入する内体ロは、同じく外観筒状で上端
外周に前記小凹部3,3′に嵌入する数個の小突
片7,7′を有しかつ容器内方に開放している取
入口8および斜板6上面の適宜個所に向つて垂下
してなる垂下板9を有する小室Bを設けてなり、
該小室Bは、前記小室Aと互に間隙10で連通し
ておりさらに小室B内には粉末等の案内をする斜
板11を頂面12より斜下方に拡いて設けてなる
定量排出中栓である。
<考案が解決しようとする問題点> しかし、上記定量排出中栓は、容器の正倒立に
より、内容物が小室Bから小室Aへ移動する際、
取入口8より内容物が容器内へ戻つてしまう恐れ
があり、これにより計量精度が悪くなるという問
題点がある。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、上記問題点を解決するためになされ
たもので、可動部、固定部及び可変蓋部とからな
り、可動部は遮断板と複数の小室からなる計量室
とが連設されており、該遮断板の両脇には側板が
設けられ、固定部は前記小室にそれぞれ対応する
通路によつて区分された排出口とストツパーを有
し、前記可動部と固定部を介して回動自在に組立
てられ、かつ開方口を有する可変蓋部より前記固
定部の排出口を開閉できるようにしたことを特徴
とする定量栓体である。
<作用> 容器を傾けると、容器内の内容物は、可動部と
固定部により形成される小室(以下計量予備室と
いう)に入り、次に容器を元の垂直状態に戻す
と、前記計量予備室内の内容物は、計量室へ移動
する。この時、回動自在な前記可動部は、常に、
内容物が計量予備室から計量室へ移動する傾きを
有しているので、内容物は、計量予備室から計量
室へ確実に移動し、前述の問題点は解決される。
そして、再度容器を傾けると計量室内の内容物
は、排出口を通つて排出され、またこれと同時に
容器内の内容物は計量予備室へ入る。以後これら
一連の動作がくり返される。
<実施例> 本考案を図面を用いて詳細に説明する。
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は本考案の定量栓体Aの組立斜視図で、第
2図、第3図は定量栓体Aを容器開口部に取り付
けて、それぞれ容器を傾けている場合と正立させ
ている場合の状態を示す断面図で、第4図と第5
図は定量排出量を可変した場合の比較図である。
本考案の定量栓体Aは固定部1と可動部2と可
変蓋部3とから構成されて居り、固定部1は排出
口4を有する前蓋壁5に可動部2を支える支点部
6と可動部2の傾きを制御するストツパー7と容
器開口部Bに嵌合させる為の外周壁8が連設され
て居り、該前蓋壁5には可変蓋部3を嵌合させる
為の孔9が設けられている。また可動部2は内容
物を容器内から分離する為の遮断板10とこの遮
断板10に連設された計量室11と該遮断板10
の両脇に連設された側板12と前記固定部1の支
点部6に嵌合される側板12に突設された凸部1
3と前記ストツパー7に当つて可動部2の傾きを
制御する該遮断板10に連設された角棒14と該
遮断板10の計量室11と反対側端に両側板12
の一部分にまたがつて連設された後壁15とから
成る。
ここで、固定部1の排出口4は周囲を側壁16
によつて可動部2及び前蓋壁5で囲まれた計量予
備室aと遮断されて居り、側壁16の下端に連設
された底板17には内容物を計量室11から排出
口4に出す為の窓18が設けられている。窓18
の形や大きさは計量室11の開口部19と同じに
しておく。すなわち第2図の如く容器を傾けると
計量室11の開口部19が底板17に当たり、計
量室11と排出口4は連通し、計量室11内で計
量された内容物は排出口4から排出され、かつ排
出口4及び計量室11内は計量予備室aや容器内
と遮断される為、計量予備室a内や容器内の内容
物が直接排出されることがない構造である。
さらに排出量を可変する為に、第1図の如く計
量室11内は必要に応じていくつかの小分板20
が連設され、計量予備室aから流れ落ちてくる内
容物がそれぞれの小室bに分離されて捕獲され
る。また側壁16内には計量室11の開口部19
が底板17に当つた時に小分板20が位置するの
と同一位置に排出口4から窓18に至る区分板2
1を設け、分離された各小室b内の内容物がそれ
ぞれ別の通路cを通つて排出される。従つて可変
蓋部3で通路cの排出口4側を塞ぐ数を変えるこ
とで、排出量を変えることができる。すなわち塞
がれた通路cの内容物は容器内に戻ることにな
る。本実施例では本定量栓体の中心から放射状に
小分板20及び区分板21を設け可変蓋部3を回
転して調整する方法を記したが、可変蓋部をスラ
イドさせるなど他の方法も可能である。図面に示
した実施例においては、可変蓋部3は一部に開放
口dを有するデイスク状で、下面の中央に前蓋壁
5の孔9に嵌合する突起部23が設けてあり、そ
の先端を大きく形成し使用中に固定部2からはず
れない様に、しかも手で回転可能な様に該突起部
23と孔9が嵌合される。
また、可変蓋部3の周側面25にはローレツト
を設けておき、可変蓋部3の回動を容易にするこ
とが好ましい。
開放口dは前記排出口4の形状に加えて、可変
蓋部3を回転させた時に、前記区分板21の位置
に合うような縁開口部24を設け、排出口4より
広い面積に開いておく。従つて計量された内容物
を全で排出する場合は第4図に示すように、可変
蓋部3を回動させて、第4図に示すような位置と
し、排出口4を全開するようにし、また一部を排
出する場合には第5図に示すように可変蓋部3を
回動させ、排出口4を一部閉鎖して使用する。
次に第2図において、計量された内容物が排出
されている間に、計量予備室a内に流入口eから
容器内の内容物が流入し満たされた状態となり、
容器を元の正立状態に戻すことによつて、可動部
2は支点部6と凸部13の嵌合から成る支点によ
つて第3図の如く傾き、遮断板10に連設された
角棒14がストツパー7に当つて止まる。
この作動は可動部2の凸部13が計量室11か
ら遠い位置にあり、可動部2の自重と計量予備室
a内の内容物の荷重によつて行なわれる為、何ら
特別な仕掛を必要とせず、例えば支点部6を穴あ
るいは凹部形状として凸部13との嵌合の動き
が、空の状態でスムーズに動くようにするだけで
良い。また顆粒などが可動部分と固定部分の隙間
に入り込み、作動しなくなる事を防ぐ為の側板1
2は、計量予備室aの形状をそのままの形で計量
室11と一体で回動させることで効果が上がり、
例えば外周壁6を該栓体1全体を被う長さにし、
可動部2の作動範囲に外周壁8がある場合でも内
容物の詰りはなく、該栓体Aが角型であつても可
動部2の動きを良好にすることは可能である。さ
らに側板12は計量予備室a内に分離される内容
物量を多くする為に可動部2の動きに対してどこ
にも接触しない最大の大きさを取ることで、内容
物が側板12の小口22と側壁16の平面などの
間に挟まれない様に薄くするか、小口22の角を
落しておく必要がある。
第3図において、計量予備室aに分離された内
容物は可動部2が傾くことによつて遮断板10を
滑り落ち計量室11の小室bに入り込む。該遮断
板10の傾きは、水平に対して大き過ぎると内容
物が開口部19を飛び越える為25度ぐらいまでと
し、内容物によつて調整する。さらにストツパー
7は角棒14の面に対して線で当たる形にし、顆
粒などが挟まらないようにすることと、当たる位
置をできるだけ上方にすることで安定した作動が
得られる。また計量室11より計量予備室aの容
積を大きくしておき、計量室11が内容物で満た
され、余部分が容器内に戻る事で一定の計量がで
き、使用時に容器を傾けると計量室11が中身と
の重さで容器と共には回らずほぼその位置に留
り、容器と共に傾く底板17の方が開口板19に
当つて、通路cと連通し、排出される。
<考案の効果> 本考案の定量栓体は、計量室、及び計量予備室
が回動自在であるので、傾けた容器を元の垂直状
態に戻す時、可動部は、常に内容物が計量予備室
から計量室へ移動する傾きの状態に保たれるの
で、計量予備室から容器内へ内容物が戻ることは
なく、より正確な計量ができる。
また、部品数が3個と少く可変蓋部3を回動す
るだけで、使用者の好みによつて、排出量が選択
でき、しかも小分板20及び正分板21の作用に
より選択された定量が正確に行なわれる等、実用
上の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は本考案の定量栓体の分解斜視図、第2,
3図は定量栓体を容器に取り付けたもので、第2
図は容器を傾けた状態を示す断面図、第3図は容
器を元に戻して正立させた状態の断面図、第4,
5図は排出量可変を示すもので、第4図は最大の
定量排出を行なう可変蓋部の位置を示す平面図、
第5図は一部の定量排出を行なう可変蓋部の位置
を示す平面図である。 1……固定部、2……可動部、3……可変蓋
部、4……排出口、5……前蓋壁、6……支点
部、7……ストツパー、8……外周壁、9……
孔、10……遮断板、11……計量室、12……
側板、13……凸部、14……角棒、15……後
壁、16……側壁、17……底板、18……窓、
19……開口部、20……小分板、21……区分
板、22……小口、23……突起部、24……縁
開口部、25……周側面、a……計量予備室、b
……小室、c……通路、d……開放口、e……流
入口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可動部、固定部及び可変蓋部とからなり、可動
    部は遮断板と複数の小室からなる計量室とが連設
    されており、該遮断板の両脇には側板が設けら
    れ、固定部は前記小室にそれぞれ対応する通路に
    よつて区分された排出口とストツパーを有し、前
    記可動部と固定部を介して回動自在に組立てら
    れ、かつ開方口を有する可変蓋部より前記固定部
    の排出口を開閉できるようにしたことを特徴とす
    る定量栓体。
JP18735981U 1981-12-16 1981-12-16 定量栓体 Granted JPS5891548U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18735981U JPS5891548U (ja) 1981-12-16 1981-12-16 定量栓体

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JP18735981U JPS5891548U (ja) 1981-12-16 1981-12-16 定量栓体

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Publication Number Publication Date
JPS5891548U JPS5891548U (ja) 1983-06-21
JPS6217410Y2 true JPS6217410Y2 (ja) 1987-05-06

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ID=29990089

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JP18735981U Granted JPS5891548U (ja) 1981-12-16 1981-12-16 定量栓体

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07116480B2 (ja) * 1984-08-29 1995-12-13 花王株式会社 計量器内蔵容器入り超濃縮粒状洗剤製品
JPH0624364Y2 (ja) * 1988-09-30 1994-06-29 凸版印刷株式会社 可変計量栓体
JPH0635954Y2 (ja) * 1988-11-09 1994-09-21 凸版印刷株式会社 可変計量栓体
JPH0627572Y2 (ja) * 1989-12-25 1994-07-27 花王株式会社 液体計量体

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JPS5891548U (ja) 1983-06-21

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