JPH07116480B2 - 計量器内蔵容器入り超濃縮粒状洗剤製品 - Google Patents
計量器内蔵容器入り超濃縮粒状洗剤製品Info
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- JPH07116480B2 JPH07116480B2 JP59180084A JP18008484A JPH07116480B2 JP H07116480 B2 JPH07116480 B2 JP H07116480B2 JP 59180084 A JP59180084 A JP 59180084A JP 18008484 A JP18008484 A JP 18008484A JP H07116480 B2 JPH07116480 B2 JP H07116480B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は超濃縮粒状洗剤製品に関し、更に詳しくは、持
ち運びやすく、置き場所をあまりとらず、洗剤の計量と
洗濯槽の投入が片手でワンタッチで出来るといった非常
に消費者便益性の高い計量器内蔵容器入り超濃縮粒状洗
剤製品に関する。
ち運びやすく、置き場所をあまりとらず、洗剤の計量と
洗濯槽の投入が片手でワンタッチで出来るといった非常
に消費者便益性の高い計量器内蔵容器入り超濃縮粒状洗
剤製品に関する。
[従来の技術及び問題点] 従来市販されている衣料用粉末洗剤はその殆どが嵩密度
が0.2〜0.4g/cm3の噴霧乾燥粉末で、洗濯一回当たりの
標準使用量も水30に対して40g前後のものである。そ
の結果洗濯一回当たりの標準使用容量は水30に対して
100〜200cm3であり、容量200cm3程度のコップ又はカッ
プ等で計量し、使用するのが一般的であった。又、小売
単位も洗濯60回〜100回分を第4図に示す如き紙箱(カ
ートン)9に入れたものが主流で、重量にして2.5kg/4.
5kg、容量にして6,000cm3〜20,000cm3と非常に嵩高で重
く、買物かごに入らないなど持ち運びや置き場所に不便
なものであった。さらには洗濯機への洗剤の投入方法
も、いちいち箱ごと持ち上げて直接洗濯槽に振り出した
り、箱からコップ等に振り出してある程度計量して用い
たり、又、バケツ等他の容器に洗剤を移し替えてそこか
らカップなどですくって計量して使用されているが、前
述のように嵩高で重い箱をいちいち持ち上げて直接洗濯
槽に洗剤を振り出すには多大な労力を要し、洗剤の計量
性も著しく悪く、箱からコップ等に振り出して計量する
には労力はもとより箱の振り出し口10の開口面積が比較
的大きいためと粉末の嵩密度が小さい為粉末が飛散しや
すくコップ内に計量しずらく、また他の容器に移し替え
てそこからカップですくって計量する場合でも、移し替
える労力と容器の無駄はもとより、カップですくう時に
洗剤が直接肌に触れたりするなど、夫々に様々な欠点が
あった。
が0.2〜0.4g/cm3の噴霧乾燥粉末で、洗濯一回当たりの
標準使用量も水30に対して40g前後のものである。そ
の結果洗濯一回当たりの標準使用容量は水30に対して
100〜200cm3であり、容量200cm3程度のコップ又はカッ
プ等で計量し、使用するのが一般的であった。又、小売
単位も洗濯60回〜100回分を第4図に示す如き紙箱(カ
ートン)9に入れたものが主流で、重量にして2.5kg/4.
5kg、容量にして6,000cm3〜20,000cm3と非常に嵩高で重
く、買物かごに入らないなど持ち運びや置き場所に不便
なものであった。さらには洗濯機への洗剤の投入方法
も、いちいち箱ごと持ち上げて直接洗濯槽に振り出した
り、箱からコップ等に振り出してある程度計量して用い
たり、又、バケツ等他の容器に洗剤を移し替えてそこか
らカップなどですくって計量して使用されているが、前
述のように嵩高で重い箱をいちいち持ち上げて直接洗濯
槽に洗剤を振り出すには多大な労力を要し、洗剤の計量
性も著しく悪く、箱からコップ等に振り出して計量する
には労力はもとより箱の振り出し口10の開口面積が比較
的大きいためと粉末の嵩密度が小さい為粉末が飛散しや
すくコップ内に計量しずらく、また他の容器に移し替え
てそこからカップですくって計量する場合でも、移し替
える労力と容器の無駄はもとより、カップですくう時に
洗剤が直接肌に触れたりするなど、夫々に様々な欠点が
あった。
従来このような粉末洗剤の決てを解消すべく様々な工夫
がなされている。例えば特開昭53−43710号公報には自
由流動性で高嵩密度の粒状洗剤を第5図に示す如きプラ
スチックボトル11に入れた例が開示されているが、ボト
ル頭部の振り出し口12が円状でねじ込み式キャップ13に
より蓋がされており、そのキャップにより内容洗剤を計
量して使用するものであった。しかし、このボトルによ
るキャップ計量は内容洗剤を高嵩密度することにより、
全体の容積及び洗濯一回当たりの使用容量を少なくする
メリットはあるが、計量操作を両手を用いて行わなけれ
ばならず、振り出し口の開口面積が比較的大きく(7cm2
以上)キャップの開口面積に近いため、キャップ計量の
際に洗剤をキャップからあふれさせたりして計量誤差を
生じ易いものであった。このような高嵩密度の洗剤の計
量においては少量の計量容量誤差が全体に対する割合と
しては結果的に大きな誤差となり無駄な使い過ぎや量不
足を招き易い欠点があった。
がなされている。例えば特開昭53−43710号公報には自
由流動性で高嵩密度の粒状洗剤を第5図に示す如きプラ
スチックボトル11に入れた例が開示されているが、ボト
ル頭部の振り出し口12が円状でねじ込み式キャップ13に
より蓋がされており、そのキャップにより内容洗剤を計
量して使用するものであった。しかし、このボトルによ
るキャップ計量は内容洗剤を高嵩密度することにより、
全体の容積及び洗濯一回当たりの使用容量を少なくする
メリットはあるが、計量操作を両手を用いて行わなけれ
ばならず、振り出し口の開口面積が比較的大きく(7cm2
以上)キャップの開口面積に近いため、キャップ計量の
際に洗剤をキャップからあふれさせたりして計量誤差を
生じ易いものであった。このような高嵩密度の洗剤の計
量においては少量の計量容量誤差が全体に対する割合と
しては結果的に大きな誤差となり無駄な使い過ぎや量不
足を招き易い欠点があった。
その他、一定量の洗剤を水不溶性不識布、水不溶性フィ
ルム、水透過性不識布、水溶性フィルム又は水溶性カプ
セル等にパックした例が公開特許公報や公開実用新案公
報等に数多く開示されているが、これらはいずれも消費
者にとって計量操作と計量の無駄(計量による過不足)
を省く利点を有するが、パックするために本来洗剤に不
要な成分を用いなければならない等の欠点、無駄があ
り、特に水不溶性の材でパックしたものはそれ自体が洗
濯時にゴムとなつて取り除かれなければならないという
欠点があった。
ルム、水透過性不識布、水溶性フィルム又は水溶性カプ
セル等にパックした例が公開特許公報や公開実用新案公
報等に数多く開示されているが、これらはいずれも消費
者にとって計量操作と計量の無駄(計量による過不足)
を省く利点を有するが、パックするために本来洗剤に不
要な成分を用いなければならない等の欠点、無駄があ
り、特に水不溶性の材でパックしたものはそれ自体が洗
濯時にゴムとなつて取り除かれなければならないという
欠点があった。
[問題点を解決するための手段〕 本発明者らはこれらの状況に鑑み、その各々の欠点を解
消し、消費者便益性の高い優れた粒状洗剤を提供すべく
鋭意研究を重ねた結果、優れた超濃縮粒状洗剤を優れた
内部計量器付容器に入れて用いることを見いだし本発明
に到達した。
消し、消費者便益性の高い優れた粒状洗剤を提供すべく
鋭意研究を重ねた結果、優れた超濃縮粒状洗剤を優れた
内部計量器付容器に入れて用いることを見いだし本発明
に到達した。
即ち、本発明は超濃縮粒状洗剤を特定構造の計量器を内
蔵した容器に入れたことを特徴とする消費者便益性の高
い計量器内蔵容器入り超濃縮粒状洗剤製品を提供するも
のである。
蔵した容器に入れたことを特徴とする消費者便益性の高
い計量器内蔵容器入り超濃縮粒状洗剤製品を提供するも
のである。
具体的には、本発明は、超濃縮粒状洗剤を、傾動、正立
により内部の洗剤を振り出すための容器に充填してな
り、該容器が傾動時に洗剤を振り出すと同時に次回分の
洗剤を充填するための計量器を備えており、 前記計量器は、傾動時に洗剤を保持空間へと一定量流入
させる流入口と、正立時に前記保持空間の下方にあって
前記保持空間内に流入された洗剤を受容する底部と、該
底部に受容された洗剤を傾動時に振り出すための振り出
し口と、前記流入口と前記振り出し口の間にあって傾動
時に洗剤が容器内部から振り出し口へと直接移動するの
を防止する固定的に設けられた仕切板とを有することを
特徴とする計量器内蔵容器入り超濃縮粒状洗剤製品を提
供するものである。
により内部の洗剤を振り出すための容器に充填してな
り、該容器が傾動時に洗剤を振り出すと同時に次回分の
洗剤を充填するための計量器を備えており、 前記計量器は、傾動時に洗剤を保持空間へと一定量流入
させる流入口と、正立時に前記保持空間の下方にあって
前記保持空間内に流入された洗剤を受容する底部と、該
底部に受容された洗剤を傾動時に振り出すための振り出
し口と、前記流入口と前記振り出し口の間にあって傾動
時に洗剤が容器内部から振り出し口へと直接移動するの
を防止する固定的に設けられた仕切板とを有することを
特徴とする計量器内蔵容器入り超濃縮粒状洗剤製品を提
供するものである。
本発明で使用出来る超濃縮粒状洗剤は、従来公知の方
法、例えば粉末状の界面活性剤と洗剤ビルダーを乾式混
合する方法(特開昭53−36508号公報)、高濃度の界面
活性剤を含むスラリーを乾燥後造粒する方法(特開昭48
−61511号公報)、無機物組成で水性スラリーを調製
し、噴霧乾燥により得られた洗剤ビルダー基本ビーズに
液状の非イオン界面活性剤を吸蔵させる方法(特開昭53
−43710号公報)などによって得ることができる。
法、例えば粉末状の界面活性剤と洗剤ビルダーを乾式混
合する方法(特開昭53−36508号公報)、高濃度の界面
活性剤を含むスラリーを乾燥後造粒する方法(特開昭48
−61511号公報)、無機物組成で水性スラリーを調製
し、噴霧乾燥により得られた洗剤ビルダー基本ビーズに
液状の非イオン界面活性剤を吸蔵させる方法(特開昭53
−43710号公報)などによって得ることができる。
超濃縮粒状洗剤は自由流動性であり、嵩密度が0.5g/cm3
以上、洗濯一回当たりの標準使用量が水30に対し30g
以下であるのが望ましい。
以上、洗濯一回当たりの標準使用量が水30に対し30g
以下であるのが望ましい。
しかしながら、上記の方法によって得られた超濃縮粒状
洗剤は、従来の噴霧乾燥法によって得られた低密度の洗
剤に比べて溶解性が劣っており、又、乾式混合法では洗
剤粉末の流動性が悪く、界面活性剤として非イオン界面
活性剤をベースとするものは日本の選択条件に於いて、
消費者に好まれる豊な泡立ちを示す配合組成とするのが
難しい。
洗剤は、従来の噴霧乾燥法によって得られた低密度の洗
剤に比べて溶解性が劣っており、又、乾式混合法では洗
剤粉末の流動性が悪く、界面活性剤として非イオン界面
活性剤をベースとするものは日本の選択条件に於いて、
消費者に好まれる豊な泡立ちを示す配合組成とするのが
難しい。
そこで、本発明者等は更に検討した結果、特開昭59−16
4609号明細書(昭和59年8月6日出願)に開示された洗
剤、即ち洗剤組成を構成する成分中の有機成分の一部又
は全部が連続相となって無機成分の粒子をその中に分散
包含している粒子からなり、有機成分が陰イオン界面活
性剤、無機成分が粉末状のアルカリであり、且つ有機成
分と無機成分の比率が重量比で1/3〜3/1である高密度の
粉末洗剤が本発明に最適であることを見いだした。
4609号明細書(昭和59年8月6日出願)に開示された洗
剤、即ち洗剤組成を構成する成分中の有機成分の一部又
は全部が連続相となって無機成分の粒子をその中に分散
包含している粒子からなり、有機成分が陰イオン界面活
性剤、無機成分が粉末状のアルカリであり、且つ有機成
分と無機成分の比率が重量比で1/3〜3/1である高密度の
粉末洗剤が本発明に最適であることを見いだした。
該洗剤は例えば未中和の陰イオン界面活性剤を必須成分
とする有機成分と、粉末状のアルカリを必須成分とする
無機成分を、場合により少量の水分と共に混合すること
により、陰イオン界面活性剤が中和され連続相となって
無機成分をその中に分散包含する塊状混合物を作り、そ
れを好ましくは粒径40〜2000μm、望ましくは125〜150
0μmに粉砕する方法によって得ることができる。又、
更に前記塊状混合物の粉砕時又はその後に最終洗剤成分
の一部を混合することもできるが、この場合には塊状混
合物の割合は最終洗剤組成物の30%以上好ましくは50%
以上にすることが望ましい。
とする有機成分と、粉末状のアルカリを必須成分とする
無機成分を、場合により少量の水分と共に混合すること
により、陰イオン界面活性剤が中和され連続相となって
無機成分をその中に分散包含する塊状混合物を作り、そ
れを好ましくは粒径40〜2000μm、望ましくは125〜150
0μmに粉砕する方法によって得ることができる。又、
更に前記塊状混合物の粉砕時又はその後に最終洗剤成分
の一部を混合することもできるが、この場合には塊状混
合物の割合は最終洗剤組成物の30%以上好ましくは50%
以上にすることが望ましい。
該洗剤有機成分中の必須成分である陰イオン界面活性剤
としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシ
アルキレンアルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、ア
ルキル又はアルケニル硫酸塩、オレフィンスルホン酸
塩、アルカンスルホン酸塩、飽和又は不飽和カルボン酸
塩、ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエー
テルカルボン酸塩、α−スルホ脂肪酸塩又はそのエステ
ル、アミノ酸型界面活性剤、アシルアミノ酸型界面活性
剤等が挙げられる。有機成分中陰イオン界面活性剤の配
合量は80%以上であることが望ましい。
としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシ
アルキレンアルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、ア
ルキル又はアルケニル硫酸塩、オレフィンスルホン酸
塩、アルカンスルホン酸塩、飽和又は不飽和カルボン酸
塩、ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエー
テルカルボン酸塩、α−スルホ脂肪酸塩又はそのエステ
ル、アミノ酸型界面活性剤、アシルアミノ酸型界面活性
剤等が挙げられる。有機成分中陰イオン界面活性剤の配
合量は80%以上であることが望ましい。
その他、場合により上記の如き陰イオン界面活性剤と同
時に添加されて連続相となる有機成分を構成するものと
して、ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエ
ーテル、高級脂肪酸アルカノールアミド、蔗糖脂肪酸エ
ステル、脂肪酸グリセリンモノエステル、アルキルアミ
ンオキサイド、カルボ又はスルホベタイン型界面活性
剤、リン酸エステル径界面活性剤等が挙げられる。
時に添加されて連続相となる有機成分を構成するものと
して、ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエ
ーテル、高級脂肪酸アルカノールアミド、蔗糖脂肪酸エ
ステル、脂肪酸グリセリンモノエステル、アルキルアミ
ンオキサイド、カルボ又はスルホベタイン型界面活性
剤、リン酸エステル径界面活性剤等が挙げられる。
これら有機成分の洗剤組成中の配合量は10〜75%、好ま
しくは15〜60%である。
しくは15〜60%である。
洗剤粉末の連続相を形成する有機成分中に分散包含され
る無機成分は炭酸ソーダ、セスキ炭酸ソーダ、ケイ酸ソ
ーダなどの粉末状のアルカリを必須成分とするが、その
他芒硝などの中和塩や、オルトリン酸塩、ピロリン酸
塩、トリポリリン酸塩などのリン酸塩やアルミノケイ酸
塩も含むことができる。無機成分の洗剤中の配合量は10
〜75%、好ましくは15〜60%である。
る無機成分は炭酸ソーダ、セスキ炭酸ソーダ、ケイ酸ソ
ーダなどの粉末状のアルカリを必須成分とするが、その
他芒硝などの中和塩や、オルトリン酸塩、ピロリン酸
塩、トリポリリン酸塩などのリン酸塩やアルミノケイ酸
塩も含むことができる。無機成分の洗剤中の配合量は10
〜75%、好ましくは15〜60%である。
その他該粉末洗剤には、従来一般に使用されるカチオン
界面活性剤、二価金属イオ補足剤、再汚染防止剤、漂白
剤、酵素、青味付剤、ケーキング防止剤、酸化防止剤、
螢光染料、光活性化漂白剤、香料などを配合することが
できる。
界面活性剤、二価金属イオ補足剤、再汚染防止剤、漂白
剤、酵素、青味付剤、ケーキング防止剤、酸化防止剤、
螢光染料、光活性化漂白剤、香料などを配合することが
できる。
又、本発明に用いられる計量器内蔵容器は計量器が洗剤
流入口と振り出し口を有し、計量された洗剤の容器外部
への振り出しと同時に次回分の洗剤の計量がなされるも
のが好ましい。このような計量器内蔵容器の一実施例を
第1図に、又、内蔵される計量器の一実施例を第2図に
示す。計量器1は容器2の洗剤振り出し口にあり、取り
外しできるもので、底部6が容器2の傾動方向に傾斜し
ていることが更に好ましい。第1図、第2図では、底部
6が傾斜して計量器1の振り出し口3の外面が容器2の
内面に接しており、且つ振り出し口側の面4が流入口側
の面5より長くなっている。計量器内蔵容器2はプラス
チック又は紙類で構成され、片手で持ち易い大きさと形
状を有し、内蔵された計量器の一振りで振り出すことの
できる計量容量が洗濯一回当たりの標準使用量又はその
1/2,1/3又は1/4量であり、更に該容器の洗剤振り出し口
の開口面積が2cm2以下で、振り出し口の蓋7が片手で開
けることのできるワンタッチ式又はスライドキャップ式
になっていることが望ましい。
流入口と振り出し口を有し、計量された洗剤の容器外部
への振り出しと同時に次回分の洗剤の計量がなされるも
のが好ましい。このような計量器内蔵容器の一実施例を
第1図に、又、内蔵される計量器の一実施例を第2図に
示す。計量器1は容器2の洗剤振り出し口にあり、取り
外しできるもので、底部6が容器2の傾動方向に傾斜し
ていることが更に好ましい。第1図、第2図では、底部
6が傾斜して計量器1の振り出し口3の外面が容器2の
内面に接しており、且つ振り出し口側の面4が流入口側
の面5より長くなっている。計量器内蔵容器2はプラス
チック又は紙類で構成され、片手で持ち易い大きさと形
状を有し、内蔵された計量器の一振りで振り出すことの
できる計量容量が洗濯一回当たりの標準使用量又はその
1/2,1/3又は1/4量であり、更に該容器の洗剤振り出し口
の開口面積が2cm2以下で、振り出し口の蓋7が片手で開
けることのできるワンタッチ式又はスライドキャップ式
になっていることが望ましい。
このような本発明の計量器内蔵容器は第3図に示すよう
な計量機構により洗剤粒子8を簡単に計量することがで
きる。図中太線の矢印→で示したのは洗剤粒子の流れで
ある。(a)は計量器内にまだ洗剤粒子が入っていない
状態であるが、(b)のように傾けることにより容器2
内の洗剤が計量器1の背部の開口部分から計量器頭部に
入る。この時、仕切板Fにより傾動時に洗剤が容器内部
から振り出し口へと直接移動するのを防止できる。次い
で(c)のように容器をもとに起こすと、計量器頭部に
入った洗剤が計量器底部に充填される。そこから更に容
器を傾けると(d)のように計量器底部のほぼ斜線部分
の容量の洗剤粒子が容器外部に振り出されると同時に
(b)で示したのと同じ様にして次の洗剤が計量器頭部
に充填され、次ぎに(e)のように容器を起こすと
(c)で示したのと同じく次の洗剤が計量器底部に充填
される。あとは(d)と(e)の繰り返しにより容器を
一回傾けるだけで一定容量の洗剤粒子が振り出せるわけ
である。
な計量機構により洗剤粒子8を簡単に計量することがで
きる。図中太線の矢印→で示したのは洗剤粒子の流れで
ある。(a)は計量器内にまだ洗剤粒子が入っていない
状態であるが、(b)のように傾けることにより容器2
内の洗剤が計量器1の背部の開口部分から計量器頭部に
入る。この時、仕切板Fにより傾動時に洗剤が容器内部
から振り出し口へと直接移動するのを防止できる。次い
で(c)のように容器をもとに起こすと、計量器頭部に
入った洗剤が計量器底部に充填される。そこから更に容
器を傾けると(d)のように計量器底部のほぼ斜線部分
の容量の洗剤粒子が容器外部に振り出されると同時に
(b)で示したのと同じ様にして次の洗剤が計量器頭部
に充填され、次ぎに(e)のように容器を起こすと
(c)で示したのと同じく次の洗剤が計量器底部に充填
される。あとは(d)と(e)の繰り返しにより容器を
一回傾けるだけで一定容量の洗剤粒子が振り出せるわけ
である。
該計量器は取り外しができる。従って製品製造時は容器
に洗剤を充填後、該計量器を取りつけることができ、消
費者にとっても一度該計量器付の製品を購入すれば、次
からは計量器なしの同一の容器の製品を購入し、計量器
を付け替えて使用すれば良い。又、該計量器内蔵容器は
本発明に用いられる容器の一例であり、同一の機能を有
するものであれば第1図に示す形に限定されるものでは
ないが、該計量器は第3図の(a)に示したように、計
量器の背面の開口部の上端から上の部分Aと、振り出し
口側の側面B,C及びDが容器内面に近接しており、且つ
計量器の底面Eが図のように容器の傾動方向に傾斜して
いることにより、容器内部の洗剤粒子を最後まで容易に
無駄なく振り出すことが出来るという利点がある。又、
第3図の(a)のCの部分に傾斜を設け、BとDの部分
との段差を付けることによって計量器底部の洗剤をより
容易に振り出し口から流出させられるようになってい
る。
に洗剤を充填後、該計量器を取りつけることができ、消
費者にとっても一度該計量器付の製品を購入すれば、次
からは計量器なしの同一の容器の製品を購入し、計量器
を付け替えて使用すれば良い。又、該計量器内蔵容器は
本発明に用いられる容器の一例であり、同一の機能を有
するものであれば第1図に示す形に限定されるものでは
ないが、該計量器は第3図の(a)に示したように、計
量器の背面の開口部の上端から上の部分Aと、振り出し
口側の側面B,C及びDが容器内面に近接しており、且つ
計量器の底面Eが図のように容器の傾動方向に傾斜して
いることにより、容器内部の洗剤粒子を最後まで容易に
無駄なく振り出すことが出来るという利点がある。又、
第3図の(a)のCの部分に傾斜を設け、BとDの部分
との段差を付けることによって計量器底部の洗剤をより
容易に振り出し口から流出させられるようになってい
る。
[発明の効果] 本発明の超濃縮粒状洗剤製品はこのような条件を兼ね備
えることによって、例えば、洗濯60回分を詰めた製品形
態としては、重量にして2kg以下、容量にして4,000cm3
以下となり、消費者が片手で十分取り扱えるサイズにな
り、洗濯機への洗剤投入も、洗剤が直接肌に触れること
もなく、片手で楽に無駄なく行うことができる。又、一
振りで振り出される計量容量が標準使用量である場合は
標準洗濯をする消費者にとっては最も労力が少なくて済
み、標準使用量の1/2、1/3、1/4の量となるにつれて振
り出す回数は多くなるが、洗濯物の量が変わったり、繰
り返し洗いをしたりするなど洗濯条件の変化に対応して
洗剤量を調整しやすくなる利点が生じる。又、振り出し
口の開口面積を2cm2以下と小さくすることによって、洗
剤粒子の飛散を著しく低減することができる。
えることによって、例えば、洗濯60回分を詰めた製品形
態としては、重量にして2kg以下、容量にして4,000cm3
以下となり、消費者が片手で十分取り扱えるサイズにな
り、洗濯機への洗剤投入も、洗剤が直接肌に触れること
もなく、片手で楽に無駄なく行うことができる。又、一
振りで振り出される計量容量が標準使用量である場合は
標準洗濯をする消費者にとっては最も労力が少なくて済
み、標準使用量の1/2、1/3、1/4の量となるにつれて振
り出す回数は多くなるが、洗濯物の量が変わったり、繰
り返し洗いをしたりするなど洗濯条件の変化に対応して
洗剤量を調整しやすくなる利点が生じる。又、振り出し
口の開口面積を2cm2以下と小さくすることによって、洗
剤粒子の飛散を著しく低減することができる。
以上のように本発明は前述の従来品の欠点を全て解消し
た理想的な消費者便益性を有する超濃縮粒状洗剤製品を
提供するものである。
た理想的な消費者便益性を有する超濃縮粒状洗剤製品を
提供するものである。
本発明の超濃縮粒状洗剤製品は衣料用に限らず、内容物
が自由流動性を有する粒状あるいは粉末状の製品に関し
ては全て適用することができる。
が自由流動性を有する粒状あるいは粉末状の製品に関し
ては全て適用することができる。
[実施例] 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本
発明はこれらの実施例によって限定されるものではな
い。
発明はこれらの実施例によって限定されるものではな
い。
実施例1 表1の配合組成を有する洗剤を以下に示す方法により製
造し、表2のA〜Gの粉末又は粒状洗剤を得、その物性
を評価した。結果を表2に示す。
造し、表2のA〜Gの粉末又は粒状洗剤を得、その物性
を評価した。結果を表2に示す。
洗剤の製法 本 法;ゼオライト以外の部分をFM−NES−120型ネスコ
ニーダー(富士産業(株))に供給し、中和、混練す
る。その後ゼオライトの一部を加えてハンマーミルによ
り粉砕し、更に残りを加えシュギミキサーにより混合
し、洗剤粒子を得る。
ニーダー(富士産業(株))に供給し、中和、混練す
る。その後ゼオライトの一部を加えてハンマーミルによ
り粉砕し、更に残りを加えシュギミキサーにより混合
し、洗剤粒子を得る。
従来法1;水性スラリーを調整し、ドラムドライヤーにて
乾燥し、その後スクリュー押出造粒機により造粒し洗剤
粒子を得る。
乾燥し、その後スクリュー押出造粒機により造粒し洗剤
粒子を得る。
従来法2;無機粉体に液状の非イオン界面活性剤又は粉末
状の陰イオン界面活性剤をレディゲミキサーにより乾式
混合し、洗剤粒子を得る。
状の陰イオン界面活性剤をレディゲミキサーにより乾式
混合し、洗剤粒子を得る。
従来法3;水性スラリーを調整し、噴霧乾燥により洗剤粒
子を得る。
子を得る。
従来法4;無機物組成で水性スラリーを調整し、噴霧乾燥
により得られた無機物粒子に液状の非イオン界面活性剤
を吸蔵して洗剤粒子を得る。
により得られた無機物粒子に液状の非イオン界面活性剤
を吸蔵して洗剤粒子を得る。
評価方法 (1)外 観;洗剤粒子の集合体を目視し、粉状か粒状
か判定。
か判定。
(2)比 重;JIS K−3362の方法によって測定。
(3)流動性;JIS K−3362による粉末比重測定器を100c
m3の洗剤粒子が落下する時間。
m3の洗剤粒子が落下する時間。
(4)溶解性;イオン交換水1を10℃に保ちマグネチ
ックスタラーで緩やかに撹拌しておき、洗剤1.33gを添
加する。3分後洗剤液を目視判定する。
ックスタラーで緩やかに撹拌しておき、洗剤1.33gを添
加する。3分後洗剤液を目視判定する。
○:ほぼ完全に溶けている。
△:少し洗剤が残っている。
×:かなり洗剤が残っている。
(5)標準使用重量; 表中の洗剤Aは従来洗濯1回当たりの標準使用重量が水
30に対して40gとして市販されている洗剤の代表例で
あるが、これを基準としてこれとほぼ同等の洗浄力を示
す水30に対する洗剤重量を測定し、各々の標準使用重
量とした。
30に対して40gとして市販されている洗剤の代表例で
あるが、これを基準としてこれとほぼ同等の洗浄力を示
す水30に対する洗剤重量を測定し、各々の標準使用重
量とした。
(6)標準使用容量; 標準使用重量を各々の比重で割った値。
(7)泡立ち性; 家庭用電気洗濯機にて、各々の標準使用量にて洗濯し、
泡立ちのゆたかさを目視判定した。洗剤Aの泡立ちを基
準とする。
泡立ちのゆたかさを目視判定した。洗剤Aの泡立ちを基
準とする。
○:洗剤Aとほぼ同等。
△:洗剤Aよりやや劣る。
×:洗剤Aよりかなり劣る。
表中、洗剤Aは従来最も多く市販されている洗剤の代表
例である。洗剤B及びCは非イオン性界面活性剤主体の
洗剤で、その組成2では、従来法2及び4以外の製法で
は製造困難である。又、洗剤D,E,F及びGの組成3は従
来法4以外の製法では製造可能である。洗剤Aに比較し
て、洗剤B〜Gはいずれも洗濯1回当たりの標準使用重
量が少なく、いわゆる濃縮洗剤であるが標準使用容量で
見ると洗剤Fは比重が小さいため比較的大きく、この意
味では洗剤B,C,D,E及びGの法が濃縮化度が高い。又、
洗剤B,C,D及びEが溶解性がやや劣り、更に洗剤B及び
Eは流動性が著しく悪く、洗剤B及びCは泡立ち性も悪
い。
例である。洗剤B及びCは非イオン性界面活性剤主体の
洗剤で、その組成2では、従来法2及び4以外の製法で
は製造困難である。又、洗剤D,E,F及びGの組成3は従
来法4以外の製法では製造可能である。洗剤Aに比較し
て、洗剤B〜Gはいずれも洗濯1回当たりの標準使用重
量が少なく、いわゆる濃縮洗剤であるが標準使用容量で
見ると洗剤Fは比重が小さいため比較的大きく、この意
味では洗剤B,C,D,E及びGの法が濃縮化度が高い。又、
洗剤B,C,D及びEが溶解性がやや劣り、更に洗剤B及び
Eは流動性が著しく悪く、洗剤B及びCは泡立ち性も悪
い。
以上のことから本発明に用いられる洗剤Gが標準使用容
量の非常に少ない濃縮粒状洗剤として最も優れているこ
とがわかる。
量の非常に少ない濃縮粒状洗剤として最も優れているこ
とがわかる。
実施例2 実施例1の表2中の比較的良好な流動性を示す洗剤A,C,
D,F及びGについて、各々標準使用量の60回分をカート
ン、キャップ計量ボトル、計量器内蔵ボトルのそれぞれ
に充填した時の容器の必要容量と先端1回分の標準使用
量の計量性について表3に示した。
D,F及びGについて、各々標準使用量の60回分をカート
ン、キャップ計量ボトル、計量器内蔵ボトルのそれぞれ
に充填した時の容器の必要容量と先端1回分の標準使用
量の計量性について表3に示した。
以下、表3の各項目について説明する。
(1)容器の必要容量 表2に示した各洗剤の標準使用容量を60倍し、60回分の
洗剤容量を算出した後、その洗剤の充填率を約8割とし
た時に必要な容器の容量を求めた。
洗剤容量を算出した後、その洗剤の充填率を約8割とし
た時に必要な容器の容量を求めた。
(2)計量性 第4図に示すカートン、第5図に示すキャップ計量ボト
ル及び第1図に示す計量器内蔵ボトルを用いて計量性を
評価した。計量の方法はカートンの場合は、振り出し口
より200ccのカップに振り出して目分量で計量し、キャ
ップ計量ボトルの場合は、キャップ内の所定位置に目印
の線を引き、その線を目安に計量し、計量器内蔵ボトル
の場合は第2図に示した所定容量の計量器をボトル頭部
に第1図の如く内蔵し、転倒計量した。計量性の評価
は、上記の方法で5名のパネラーがそれぞれ10回ずつ計
量しその重量を測定し標準使用重量に対する計量重量誤
差を算出し判定した。又、計量時に洗剤粒子がカップ又
はキャップの外へ飛散するかどうかといった線粒子の飛
散性についても同時に判定した。これらの判定基準を以
下に示す。
ル及び第1図に示す計量器内蔵ボトルを用いて計量性を
評価した。計量の方法はカートンの場合は、振り出し口
より200ccのカップに振り出して目分量で計量し、キャ
ップ計量ボトルの場合は、キャップ内の所定位置に目印
の線を引き、その線を目安に計量し、計量器内蔵ボトル
の場合は第2図に示した所定容量の計量器をボトル頭部
に第1図の如く内蔵し、転倒計量した。計量性の評価
は、上記の方法で5名のパネラーがそれぞれ10回ずつ計
量しその重量を測定し標準使用重量に対する計量重量誤
差を算出し判定した。又、計量時に洗剤粒子がカップ又
はキャップの外へ飛散するかどうかといった線粒子の飛
散性についても同時に判定した。これらの判定基準を以
下に示す。
計量重量誤差の判定基準 ○:計量重量誤差が±5%以下。
△: 〃 〃 ±5〜±20% ×: 〃 〃 ±20%以上。
洗剤粒子の飛散性の判定基準 無 印:飛散なし。
* 印:時々飛散有り。
**印:たびたび飛散有り。
以上のように洗剤C,D及びGは容器の必要容量が小さ
く、従ってよりコンパクトな製品形態が可能である。
又、コートンからのカップ計量やキャップ計量ボトルの
場合の計量性は、洗剤A及びFのような比重の小さいも
のよりも、洗剤C,D及びGのような比重の大きいものの
法がかえって計量重量誤差が大きくなるが、一定容量が
振り出せる計量器内蔵ボトルの場合はいずれも計量重量
誤差が小さく良好な計量性を示した。しかし、同一容量
の計量器を用いた場合は、洗剤A及びFのような使用容
量の大きい洗剤は転倒計量回数が多くなり、かえって労
力がかかる欠点がある。又、カートン及びキャップ計量
ボトルの場合は計量操作に両手が必要であり、カップ又
はキャップへ振り出す際の洗剤粒子の飛散の問題があ
る。耐飛散性は洗剤C,D及びGのように比重の大きい粒
状洗剤は比較的良いが、洗剤A及びFのような比重の小
さい洗剤は悪い。計量器内蔵ボトルの場合は振り出し口
の開口面積が比較的小さいことと洗濯槽へ直接振り出せ
る利点があるため飛散性の問題は全くない。
く、従ってよりコンパクトな製品形態が可能である。
又、コートンからのカップ計量やキャップ計量ボトルの
場合の計量性は、洗剤A及びFのような比重の小さいも
のよりも、洗剤C,D及びGのような比重の大きいものの
法がかえって計量重量誤差が大きくなるが、一定容量が
振り出せる計量器内蔵ボトルの場合はいずれも計量重量
誤差が小さく良好な計量性を示した。しかし、同一容量
の計量器を用いた場合は、洗剤A及びFのような使用容
量の大きい洗剤は転倒計量回数が多くなり、かえって労
力がかかる欠点がある。又、カートン及びキャップ計量
ボトルの場合は計量操作に両手が必要であり、カップ又
はキャップへ振り出す際の洗剤粒子の飛散の問題があ
る。耐飛散性は洗剤C,D及びGのように比重の大きい粒
状洗剤は比較的良いが、洗剤A及びFのような比重の小
さい洗剤は悪い。計量器内蔵ボトルの場合は振り出し口
の開口面積が比較的小さいことと洗濯槽へ直接振り出せ
る利点があるため飛散性の問題は全くない。
以上述べた実施例1及び2より洗剤Gで例示される超濃
縮粒状洗剤を計量器内蔵ボトルで例示される容器に入れ
ることにより、非常に優れた消費者便益性の高い超濃縮
粒状洗剤製品を提供できることがわかる。
縮粒状洗剤を計量器内蔵ボトルで例示される容器に入れ
ることにより、非常に優れた消費者便益性の高い超濃縮
粒状洗剤製品を提供できることがわかる。
第1図は本発明の計量器内蔵容器の一実施例を示す略示
断面図、第2図はその中に内蔵されている計量器の斜視
図、第3図はこの容器の計量機構を示す図、第4図及び
5図は従来用いられている容器の例であり、第4図はカ
ートンの斜視図、第5図はキャップ計量ボトルの断面図
である。 1:計量器、2:計量器内蔵容器 3:振り出し口、7:蓋 8:洗剤粒子、9:カートン 10:振り出し口、11:キャップ計量ボトル 12:振り出し口、13:仕切板
断面図、第2図はその中に内蔵されている計量器の斜視
図、第3図はこの容器の計量機構を示す図、第4図及び
5図は従来用いられている容器の例であり、第4図はカ
ートンの斜視図、第5図はキャップ計量ボトルの断面図
である。 1:計量器、2:計量器内蔵容器 3:振り出し口、7:蓋 8:洗剤粒子、9:カートン 10:振り出し口、11:キャップ計量ボトル 12:振り出し口、13:仕切板
Claims (3)
- 【請求項1】超濃縮粒状洗剤を、傾動、正立により内部
の洗剤を振り出すための容器に充填してなり、該容器が
傾動時に洗剤を振り出すと同時に次回分の洗剤を充填す
るための計量器を備えており、 前記計量器は、傾動時に洗剤を保持空間へと一定量流入
させる流入口と、正立時に前記保持空間の下方にあって
前記保持空間内に流入された洗剤を受容する底部と、該
底部に受容された洗剤を傾動時に振り出すための振り出
し口と、前記流入口と前記振り出し口の間にあって傾動
時に洗剤が容器内部から振り出し口へと直接移動するの
を防止する固定的に設けられた仕切板とを有することを
特徴とする計量器内蔵容器入り超濃縮粒状洗剤製品。 - 【請求項2】前記底部が前記容器の傾動方向に傾斜して
いる特許請求の範囲第1項記載の超濃縮粒状洗剤製品。 - 【請求項3】前記超濃縮粒状洗剤が、嵩密度0.5g/cm3以
上、洗濯一回当たり標準使用量が水30に対し30g以下
であり、洗剤組成を構成する成分中の有機成分の一部又
は全部が連続相となって無機成分の粒子をその中に分散
包含している粒子からなり、且つ有機成分が陰イオン界
面活性剤、無機成分が粉末状のアルカリを必須成分と
し、有機成分と無機成分の比率が重量比で1/3〜3/1であ
る特許請求の範囲第1項又は第2項記載の超濃縮粒状洗
剤製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59180084A JPH07116480B2 (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | 計量器内蔵容器入り超濃縮粒状洗剤製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59180084A JPH07116480B2 (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | 計量器内蔵容器入り超濃縮粒状洗剤製品 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10133737A Division JPH1170984A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 計量器内蔵容器入り超濃縮粒状洗剤製品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6157699A JPS6157699A (ja) | 1986-03-24 |
JPH07116480B2 true JPH07116480B2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=16077166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59180084A Expired - Lifetime JPH07116480B2 (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | 計量器内蔵容器入り超濃縮粒状洗剤製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07116480B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61117153U (ja) * | 1985-01-09 | 1986-07-24 | ||
JPS62198250U (ja) * | 1986-06-10 | 1987-12-17 | ||
JP2542521B2 (ja) * | 1987-12-17 | 1996-10-09 | ライオン株式会社 | 容器入り高嵩密度粒状洗剤 |
JPH0248566U (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-04 | ||
JPH01179856U (ja) * | 1988-12-23 | 1989-12-25 | ||
JP4866627B2 (ja) * | 2006-02-24 | 2012-02-01 | 花王株式会社 | 粉末洗剤組成物 |
EP1918362A1 (en) * | 2006-10-16 | 2008-05-07 | The Procter & Gamble Company | Low builder, highly water-soluble, low-density solid laundry detergent composition |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4220606Y1 (ja) * | 1965-12-06 | 1967-11-30 | ||
JPS492754U (ja) * | 1972-04-11 | 1974-01-11 | ||
JPS4933048U (ja) * | 1972-06-26 | 1974-03-23 | ||
JPS4995037U (ja) * | 1972-12-01 | 1974-08-16 | ||
JPS5219794U (ja) * | 1975-07-31 | 1977-02-12 | ||
ZA775371B (en) * | 1976-09-29 | 1979-04-25 | Colgate Palmolive Co | Bottled particulate detergent |
JPS53125567U (ja) * | 1977-03-15 | 1978-10-05 | ||
JPS55156817A (en) * | 1979-05-25 | 1980-12-06 | Hitoya Kawasumi | Weighing device for powder, granule and granular material |
JPS55176121U (ja) * | 1979-06-06 | 1980-12-17 | ||
JPS5847720U (ja) * | 1981-09-26 | 1983-03-31 | 凸版印刷株式会社 | 定量栓体 |
JPS5891548U (ja) * | 1981-12-16 | 1983-06-21 | 凸版印刷株式会社 | 定量栓体 |
JPS58177364U (ja) * | 1982-05-20 | 1983-11-28 | 凸版印刷株式会社 | 定量栓体 |
JPS597126U (ja) * | 1982-07-03 | 1984-01-18 | 小川 宗「あ」 | 洗剤定量取出容器 |
JPS60154252U (ja) * | 1984-03-22 | 1985-10-15 | 凸版印刷株式会社 | 定量栓体 |
JPH07116470B2 (ja) * | 1984-08-06 | 1995-12-13 | 花王株式会社 | 高密度の粉末洗剤 |
-
1984
- 1984-08-29 JP JP59180084A patent/JPH07116480B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6157699A (ja) | 1986-03-24 |
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