JPS6157699A - 計量器内蔵容器入り超濃縮粒状洗剤製品 - Google Patents

計量器内蔵容器入り超濃縮粒状洗剤製品

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JPS6157699A
JPS6157699A JP59180084A JP18008484A JPS6157699A JP S6157699 A JPS6157699 A JP S6157699A JP 59180084 A JP59180084 A JP 59180084A JP 18008484 A JP18008484 A JP 18008484A JP S6157699 A JPS6157699 A JP S6157699A
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granular detergent
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は超濃縮粒状洗剤製品に関し、更に詳しくは、持
ち運びやすく、置き場所をあまりとらず、洗剤の計量と
洗濯槽への投入が片手でワンタッチで出来るといった非
常に消費者便益性の高い計量器内蔵容器入り超濃縮粒状
洗剤製品に関する。
[従来の技術及び問題点] 従来市販されている衣料用粉末洗剤はその殆どが嵩密度
が0.2〜0.4g/crAの噴霧乾燥粉末で、洗濯一
回当たりの標準使用量も水306に対して40g前後の
ものである。その結果洗濯一回当たりの標準使用容量は
水30Jに対して100〜200ciであり、容量20
0ci程度のコツプ又はカップ等で計量し、使用するの
が一般的であった。又、小売単位も洗濯60回〜100
回分を第4図に示す如き紙箱(カートン)9に入れたも
の。
が主流で、重量にして2.5kg〜4.5kg 、容量
にして6,000 crd〜20,000CrAと非常
に嵩高で重く、買物かとに入らないなど持ち運びや置き
場所に不便なものであった。さらには洗濯機への洗剤の
投入方法も、いちいち箱ごと持ち上げて直接洗濯槽に振
り出したり、箱からコツプ等に振り出しである程度計量
して用いたり、又、バケツ等他の容器に洗剤を移し替え
てそこから力・ノブなどですくって計量して使用されて
いるが、前述のように嵩高で重い箱をいちいち持ち上げ
て直接洗濯槽に洗剤を振り出すには多大な労力を要し、
洗剤の計量性も著しく悪く、箱からコ・ノブ等に振り出
して計量するには労力はもとより箱の振り出し口10の
開口面積が比較的大きいためと粉末の嵩密度が小さい為
粉末が飛散しやすくコツプ内に計量しずらく、また他の
容器に移し替えてそこからカップですくって計量する場
合でも、移し替える労力と容器の無駄はもとより、カッ
プですくう時に洗剤が直接肌に触れたりするなど、夫々
に様々な欠点があった。
従来このような粉末洗剤の欠点を解消すべく様々な工夫
がなされている。例えば特開昭53−43710号公報
には自由流動性で高嵩密度の粒状洗剤を第5図に示す如
きプラスチックボトル11に入れた例が開示されている
が、ボトル頭部の振り出し口12が円状でねじ込み式キ
ャップ13により蓋がされており、そのキャップにより
内容洗剤を計量して使用するものであった。しかし、7
このボトルによるキャップ計量は内容洗剤を高嵩密度に
することにより、全体の容積及び洗濯一回当たりの使用
容量を少なくするメリットはあるが、計量操作を両手を
用いて行わなければならず、振り出し口の開口面積が比
較的大きく(7cJ以上)キャップの開口面積に近いた
め、キャップ計量の際に洗剤をキャップからあふれさせ
たりして計量誤差を生じ易いものであった。
このような高嵩密度の洗剤の計量においては少量の計量
容量誤差が全体に対する割合としては結果的に大きな誤
差となり無駄な使い過ぎや量不足を招き易い欠点があっ
た。
その他、一定量の洗剤を水不溶性不織布、水不溶性フィ
ルム、水透過性不織布、水溶性フィルム又は水溶性カプ
セル等にパンクした例が公開特許公報や公開実用新案公
報等に数多く開示されているが、これらはいずれも消費
者にとって計量操作と計量の無駄(計量による過不足)
を省く利点を有するが、パックするために本来洗剤に不
要な成分を用いなければならない等の欠点、無駄があり
、特に水不溶性の材でパックしたものはそれ自体が洗濯
時にゴミとなって取り除かれなければならないという欠
点があった。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らはこれらの状況に鑑み、その各々の欠点を解
消し、消費者便益性の高い優れた粒状洗剤を提供すべく
鋭意研究を重ねた結果、優れた超濃縮粒状洗剤を優れた
内部計量器付容器に入れて用いることを見いだし本発明
に到達した。
即ち、本発明は超濃縮粒状洗剤を計量器を内蔵した容器
に入れたことを特徴とする消費者便益性の高い計量器内
蔵容器入り超濃縮粒状洗剤製品を提供するものである。
本発明で使用出来る超濃縮粒状洗剤は、従来公知の方法
、例えば粉末状の界面活性剤と洗剤ビルグーを乾式混合
する方法(特開昭53−36508号公報)、高濃度の
界面活性剤を含むスラIJ +を乾燥後造粒する方法(
特開昭48−61511号公報)、無機物組成で水性ス
ラリーを調製し、噴霧乾燥により得られた洗剤ビルグー
基体ビーズに液状の非イオン界面活性剤を吸蔵させる方
法(特開昭53−43710号公報)などによって得る
ことができる。
超濃縮粒状洗剤は自由流動性であり、嵩密度が0.5g
/c+d以上、洗濯一回当たりの標準使用量が水301
に対し30g以下であるのが望ましい。
しかしながら、上記の方法によって得られた超濃縮粒状
洗剤は、従来の噴霧乾燥法によって得られた低密度の洗
剤に比べ溶解性が劣っており、又、乾式混合法では洗剤
粉末の流動性が悪く、界面活性剤として非イオン界面活
性剤をベースとするものは日本の洗濯条件に於いて、消
費者に好まれる豊な泡立ちを示す配合組成とするのが難
しい。
そこで、本発明者等は更に検討した結果、特願昭59−
164609号明細書く昭和59年8月6日出願)に開
示された洗剤、即ち洗剤組成を構成する成分中のf機成
骨の一部又は全部が連続相となって無機成分の粒子をそ
の中に分散包含している粒子からなり、有機成分が陰イ
オン界面活性剤、無機成分が粉末状のアルカリであり、
且つ有機成分と無機成分の比率が重量比で1/3〜3/
1である高密度の粉末洗剤が本発明に最適であることを
見いだした。  。
該洗剤は例えば未中和の陰イオン界面活性剤を必須成分
とする有機成分と、粉末状のアルカリを必須成分とする
無機成分を、場合により少量の水分と共に混合すること
により、陰イオン界面活性剤が中和され連続相となって
無機成分をその中に分散包含する塊状混合物を作り、そ
れを好ましくは粒径40〜2000μm、望ましくは1
25〜1500μmに粉砕する方法によって得ることが
できる。又、更に前記塊状混合物の粉砕時又はその後に
最終洗剤成分の一部を混合することもできるが、この場
合には塊状混合物の割合は最終洗剤組成物の30%以上
好ましくは50%以上にすることが望ましい。
該洗剤有機成分中の必須成分である陰イオン界面活性剤
としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシ
アルキレンアルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、ア
ルキル又はアルケニル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩
、アルカンスルホン酸塩、飽和又は不飽和カルボン酸塩
、ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテ
ルカルボン酸塩、α−スルホ脂肪酸塩又はそのエステル
、アミノ酸型界面活性剤、アシルアミノ酸型界面活性剤
等が挙げられる。有機成分中陰イオン界面活性剤の配合
量は80%以上であることが望ましい。
その他、場合により上記の如き陰イオン界面活性剤と同
時に添加されて連続相となる有機成分を構成するものと
して、ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエ
ーテル、高級脂肪酸アルカノールアミド、蔗糖脂肪酸エ
ステル、脂肪酸グリセリンモノエステル、アルキルアミ
ンオキサイド、カルボ又はスルホベタイン型界面活性剤
、リン酸エステル系界面活性剤等が挙げられる。
これら有機成分の洗剤組成中の配合量は10〜75%、
好ましくは15〜60%である。
洗剤粉末の連続相を形成する有機成分中に分散包含され
る無機成分は炭酸ソーダ、セスキ炭酸ソーダ、ケイ酸ソ
ーダなどの粉末状のアルカリを必須成分とするが、その
他芒硝などの中和塩や、オルトリン酸塩、ピロリン酸塩
、トリポリリン酸塩などのリン酸塩やアルミノケイ酸塩
も含むことができる。無機成分の洗剤中の配合量は10
〜75%、好ましくは15〜60%である。
その他該1)未洗剤には、従来一般に使用されるカヂオ
ン界面活性剤、二価全屈イオン捕捉剤、再汚染防止剤、
漂白剤、酵素、青味付剤、ケーキング防止剤、酸化防止
剤、螢光染料、光活性化漂白剤、香料などを配合するこ
とができる。
又、本発明に用いられる計量器内蔵容器は計量器が洗剤
流入口と振り出し口を有し、計量された洗剤の容器外部
への振り出しと同時に次回分の洗剤の計量がなされるも
のが好ましい。このような計量器内蔵容器の一実施例を
第1図に、又、内蔵される計量器の一実施例を第2図に
示す。計量器1は容器2の洗剤振り出し口にあり、取り
外しできるもので、計量器1の振り出し口3側の外面が
容器2の内面に接しており、かつ振り出し口側の面4が
流入口側の面5より長くなるよう計量器の底部6が傾斜
しているものが更に好ましい。計量器内蔵容器2はプラ
スチック又は紙類で構成され、片手で持ち易い大きさと
形状を有し、内蔵された計量器の−振りで振り出すこと
のできる計量容量が洗濯一回当たりの標準使用量又はそ
の1/2.l/3又は1/4量であり、更に該容器の洗
剤振り出し口の開口面積が2cd以下で、振り出し口の
蓋7が片手で開けることのできるワンタッチ式又はスラ
イドキャップ式になっていることが望ましい。
このような本発明の計量器内蔵容器は第3図に示すよう
な計量機構により洗剤粒子8をN単に計量することがで
きる。図中太線の矢印→で示したのは洗剤粒子の流れで
ある。(alは計量器内にまだ洗剤粒子が入っていない
状態であるが、(b)のように傾けることにより容器2
内の洗剤が計量器1の背部の開口部分から計量器頭部に
入り、次いで(C)のように容器をもとに起こすと、計
量器頭部に入った洗剤が計量器底部に充填される。そこ
から更に容器を傾けると(dlのように計1器底部のほ
ぼ斜線部分の容量の洗剤粒子が容器外部に振り出される
と同時に(b)で示したのと同じ様にして次の洗剤が計
量器頭部に充填され、次ぎに+e+のように容器を起こ
すとfclで示したのと同じく次の洗剤が計量器底部に
充填される。あとは(d)と(e)の繰り返しにより容
器を一回傾けるだけで一定容量の洗剤粒子が振り出せる
わけである。
該計量器は取り外しができる。従って製品製造時は容器
に洗剤を充填後、該計量器を取りつけることができ、消
費者にとっても一度該計量器付の製品を購入すれば、次
からは計量器なしの同一の容器の製品を購入し、計量器
を付は替えて使用すれば良い。又、該計量器内蔵容器は
本発明に用いられる容器の一例であり、同一の機能を有
するものであれば第1図に示す形に限定されるものでは
ないが、該計量器は第3図の(a)に示したように、計
量器の背面の開口部の上端から上の部分Aと、振り出し
口側の側面B。
C及びDが容器内面に近接しており、且つ計量器の底面
Eが図のように傾斜していることにより、容器内部の洗
剤粒子を最後まで容易に無駄なく振り出すことが出来る
という利点がある。
又、第3図の(a)のCの部分に傾斜を設け、BとDの
部分との段差を付けることによって計量器底部の洗剤を
より容易に振り出し口から流出させられるようになって
いる。
[発明の効果] 本発明の超濃縮粒状洗剤製品はこのような条件を兼ね備
えることによって、例えば、洗濯60回分を詰めた製品
形態としては、重量にして2kg以下、容量にして4.
000 c1+1以下となり、消費者が片手で十分取り
扱えるサイズになり、洗濯機への洗剤投入も、洗剤が直
接肌に触れることもなく、片手で楽に無駄なく行うこと
ができる。
又、−振りで振り出される計量容量が標準使用量である
場合は標準洗濯をする消費者にとっては最も労力が少な
くて済み、標準使用量の1/2.1/3.1/4の量と
なるにつれて振り出す回数は多くなるが、洗濯物の量が
変わったり、繰り返し洗いをしたりするなど洗濯条件の
変化に対応して洗剤量を調整しやすくなる利点が生じる
。又、振り出し口の開口面積を2 ant以下と小さく
することによって、洗剤粒子の飛散を著AES  :ポ
リオキシエチレンアルキル硫酸ソーダ(炭素数14〜1
5. EO=1.5 )AOS  :α−オレフィンス
ルホン酸ソーダ(炭素数16〜18) *2非イオン界面活性剤は次に示した物の一種を用いた
ポリオキシエチレンアルキルエーテル (炭素数12〜16. EO= 1〜30)*3少量添
加物とは例えば酵素、香料等である。
灰剋■翌灰 零  法;ゼオライト以外の部分をFM−NES−12
0型ネスコニーダー(富士産業()1)に供給し、中和
、混練する。その後ゼ オライトの一部を加えてハンマーミ ルにより粉砕し、更に残りを加えシ ュギミキサーにより混合し、洗剤粒 子を得る。
従来法1;水性スラリーを調整し、ドラムドライヤーに
て乾燥し、その後スクリュ ー押出造粒機により造粒し洗剤粒子 を得る。
従来法2;無機粉体に液状の非イオン界面活性剤又は粉
末状の陰イオン界面活性剤 をレディゲミキサーにより乾式混合 し、洗剤粒子を得る。
従来法3;水性スラリーを調整し、噴霧乾燥により洗剤
粒子を得る。
従来法4;無機物組成で水性スラリーを調整し、噴霧乾
燥により得られた無機物粒子 に液状の非イオン界−面部性剤を吸蔵 して洗剤粒子を得る。
遥皿方豊 (1)外 観;洗剤粒子の集合体を目視し、粉状か粒状
か判定。
(2)比 重;JIS K−3362の方法によって測
定。
(3)流動性; JIS K−3362による粉末比重
測定器を100cJの洗剤粒子が落下する時間。
(4)溶醒性;イオン交換水11を10°Cに保ちマグ
ネチックスタラーで緩やかに攪拌 しておき、洗剤1.33 gを添加する。
3分後洗剤液を目視判定する。
○:はぼ完全に溶けている。
Δ:少し洗剤が残っている。
×:かなり洗剤が残っている。
(5)標準使用重量; 表中の洗剤Aは従来洗濯1回当た りの標準使用11ffiが水30!に対して40gとし
て市販されている洗剤の代 表例であるが、これを基準としてこ れとほぼ同等の洗浄力を示す水30g に対する洗剤重量を測定し、各々の 標準使用重量とした。
(6)標準使用容量; 標準使用重量を各々の比重で割っ た値。
(7)泡立ち性; 家庭用電気洗濯機にて、各々の標 準使用量にて洗濯し、泡立ちのゆた かさを目視判定した。洗剤Aの泡立 ちを基準とする。
O:洗剤Aとほぼ同等。
△:洗洗剤上りやや劣る。
×:洗剤Aよりかなり劣る。
表中、洗剤Aは従来量も多(市販されている洗剤の代表
例である。洗剤B及びCは非イオン性界面活性剤主体の
洗剤で、その組成2では、従来法2及び4以外の製法で
は製造困難である。
又、洗剤り、E、F及びGの組成3は従来法4以外の製
法では製造可能である。洗剤Aに比較して、洗剤B−G
はいずれも洗濯1回当たりの標準使用重量が少なく、い
わゆる濃縮洗剤であるが標準使用容量で見ると洗剤Fは
比重が小さいため比較的大きく、この意味では洗剤B、
C。
D、E及びGの方がtFil縮化度が高い。又、洗剤B
、C,D及びEは溶解性がやや劣り、更に洗剤B及びE
は流動性が著しく悪く、洗剤B及びCは泡立ち性も悪い
以上のことから本発明に用いられる洗剤Gが標準使用容
量の非常に少ない濃縮粒状洗剤として最も優れているこ
とがわかる。
実施例2 実施例1の表2中の比較的良好な流動性を示す洗剤A、
C,D、F及びGについて、各々標準使用量の60回分
をカートン、キャンプ計量ボトル、計量器内蔵ボトルの
それぞれに充填した時の容器の必要容量と洗濯1回分の
標準使用量の計量性について表3に示した。
表    3 以下、表3の各項目について説明する。
(11容器の必要容量 表2に示した各洗剤の標準使用容量を60倍し、60回
分の洗剤容量を算出した後、その洗剤の充填率を約8割
とした時に必要な容器の容量を求めた。
(2)計量性 第4図に示すカートン、第5図に示すキャップ計量ボト
ル及び第1図に示す計量器内蔵ボトルを用いて計量性を
評価した。計量の方法はカートンの場合は、振り出し口
より200ccのカップに振り出して自分量で計量し、
キャンプ計量ボトルの場合は、キヤ・7プ内の所定位置
に目印の線を引き、その線を目安に計量し、計量器内蔵
ボトルの場合は第2図に示した所定容量の計量器をボト
ル頭部に第1図の如く内蔵し、転倒計量した。計量性の
評価は、上記の方法で5名のパネラ−がそれぞれ10回
ずつ計量しその重量を測定し標準使用重量に対する計量
重量誤差を算出し判定した。又、計量時に洗剤粒子がカ
ップ又はキャップの外へ飛fikするかどうかといった
洗剤粒子の飛fik性についても同時に判定した。これ
らの判定基準を以下に示す。
計量重量誤差の判定基準 ○:計■重■誤差が±5%以下。
Δ;〃〃    ±5〜±20%。
×:〃〃   ±20%以上。
洗剤粒子の飛散性の判定基準 無 印:飛散なし。
* 印:時々飛散有り。
**印:たびたび飛散有り。
以上のように洗剤C,D及びGは容器の必要容量が小さ
く、従ってよりコンパクトな製品形態が可能である。又
、カートンからの力・ノブ計量やキャンプ計量ボトルの
場合の計量性は、洗剤A及びFのような比重の小さいも
のよりも、洗剤C,D及びGのような比重の大きいもの
の方がかえって計量重量誤差が大きくなるが、一定容量
が振り出せる計量器内蔵ボトルの場合はいずれも計量重
量誤差が小さく良好な計量性を示した。しかし、同一容
量の計量器を用いた場合は、洗剤A及びFのような使用
容量の大きい洗剤は転倒計量回数が多くなり、かえって
労力がかかる欠点がある。又、カートン及びキャップ計
量ボトルの場合は計量操作に両手が必要であり、カップ
又はキャップへ振り出す際の洗剤粒子の飛散の問題があ
る。耐飛散性は洗剤C1D及びGのように比重の大きい
粒状洗剤は比較的良いが、洗剤A及びFのような比重の
小さい洗剤は悪い。計量器内蔵ボトルの場合は振り出し
口の開口面積が比較的小さいことと洗濯槽へ直接振り出
せる利点があるため飛1に性の問題は全くない。
以上述べた実施例1及び2より洗剤Gで例示される超濃
縮粒状洗剤を計量器内蔵ボトルで例示される容器に入れ
ることにより、非常に優れた消費者便益性の高い超濃縮
粒状洗剤製品を提供できることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の計量器内蔵容器の一実施例を示す略示
断面図、第2図はその中に内蔵されている計量器の斜視
図、第3図はこの容器の計量機構を示す図、第4図及び
5図は従来用いられている容器の例であり、第4図はカ
ートンの斜視図、第5図はキャップ計量ボトルの断面図
である。 1:計量器   2:計量器内蔵容器 ・ 3:振り出し口 7:蓋 8:洗剤粒子  9:カートン 10:振り出し口 11:キャンプ計量ボトル12:振
り出し口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、超濃縮粒状洗剤を計量器を内蔵した容器に入れたこ
    とを特徴とする計量器内蔵容器入り超濃縮粒状洗剤製品
    。 2、計量器が洗剤流入口と振り出し口を有し、計量され
    た洗剤の容器外部への振り出しと同時に次回分の洗剤の
    計量がなされるものである特許請求の範囲第1項記載の
    超濃縮粒状洗剤製品。 3、計量器が容器の洗剤振り出し口にあり、取り外しで
    きるものである特許請求の範囲第2項記載の超濃縮粒状
    洗剤製品。 4、計量器の振り出し口側の外面が容器の内面に接して
    おり、かつ振り出し口側の面が流入口側の面より長くな
    るよう計量器の底部が傾斜しているものである特許請求
    の範囲第3項記載の超濃縮粒状洗剤製品。 5、計量器が標準使用量又はその1/2、1/3又は1
    /4量を計量できるものである特許請求の範囲第4項記
    載の超濃縮粒状洗剤製品。 6、容器がプラスチック又は紙類で構成され、片手で持
    てるものである特許請求の範囲第1項ないし第5項のい
    ずれか一項に記載の超濃縮粒状洗剤製品。 7、容器の洗剤振り出し口の開口面積が2cm^2以下
    である特許請求の範囲第6項記載の超濃縮粒状洗剤製品
    。 8、容器の洗剤振り出し口の蓋が片手で開けることので
    きるものである特許請求の範囲第7項記載の超濃縮粒状
    洗剤製品。 9、超濃縮粒状洗剤が自由流動性であり、かつ嵩密度0
    .5g/cm^2以上、洗濯一回当たり標準使用量が水
    30lに対し30g以下である特許請求の範囲第1項な
    いし第8項のいずれか一項に記載の超濃縮粒状洗剤製品
    。 10、超濃縮粒状洗剤が、洗剤組成を構成する成分中の
    有機成分の一部又は全部が連続相となって無機成分の粒
    子をその中に分散包含している粒子からなり、且つ有機
    成分が陰イオン界面活性剤、無機成分が粉末状のアルカ
    リを必須成分とし、有機成分と無機成分の比率が重量比
    で1/3〜3/1である特許請求の範囲第9項記載の超
    濃縮粒状洗剤製品。
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