JPS6238774Y2 - - Google Patents

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JPS6238774Y2
JPS6238774Y2 JP1981075781U JP7578181U JPS6238774Y2 JP S6238774 Y2 JPS6238774 Y2 JP S6238774Y2 JP 1981075781 U JP1981075781 U JP 1981075781U JP 7578181 U JP7578181 U JP 7578181U JP S6238774 Y2 JPS6238774 Y2 JP S6238774Y2
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JP
Japan
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container
top wall
spout
powder
outside air
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JP1981075781U
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JPS57187679U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、パウダー等の粉噴出容器に係る。
「従来の技術」 この種の粉噴出容器として実公昭47−28800号
公報に記載の考案が知られている。該容器は、弾
性圧搾可能な胴部付き容器体口部に、噴出孔付き
口栓を嵌合させ、かつその口栓から噴出孔と連通
するパイプを容器体内に垂設させると共に、その
噴出孔と容器体上部内方とを連通する通路を設け
て、上記胴部圧搾による容器体内の高圧化によ
り、容器体内収納の粉末を容器体内高圧空気と共
に噴出させるものである。
「考案が解決しようとする問題点」 上記従来の容器は、胴部復元のための外気吸入
を上記噴出孔からだけ行うために、又該噴出孔は
粉噴出量との関係であまり大きく出来ないから、
例えば連続噴出すると胴部の復元に時間を要する
欠点があつた。
本案はこのような欠点を除去しようとするもの
で、上記噴出孔とは異る場所に外気吸入弁を設
け、かつ該外気吸入弁を設けた場合に予想され
る、侵入粉末による該弁の故障を防止し、もつて
粉の連続噴出が可能とするものである。
「問題点を解決するための手段」 噴出孔9穿設部分と異る口栓頂壁部分の裏面に
外気吸入弁13を設けて該弁孔14を頂壁に穿設
させると共に、頂壁裏面から外気吸入弁を囲成す
る下端面開口の筒部20を垂設させて、該筒部の
下端開口面に、通気性を有すると共に粉通過の防
止を可能とする網状フイルタ21を張設させた。
「作用」 キヤツプ28を外して第1図のように回動キヤ
ツプの窓孔25を噴出孔と連通させて胴部2を圧
搾すると、容器体内の粉29は容器体内の高圧化
によつて流出パイプ12を通つて通路11から噴
出される空気と共に噴出孔9から噴出される。次
に胴部を離すと、その弾性復元によつて容器体内
は負圧化するため、外気導入溝26、外気吸入弁
13、フイルタ21を通つて外気が容器体内に入
り、胴部は急速に復元する。尚容器体を倒立させ
て胴部を圧搾すれば、流出パイプ12を通つて空
気が、又通路11を通つて粉が噴出されることと
なる。このように容器体を倒立させても、又不使
用時、容器体が倒れる等しても、フイルタ21が
筒部20の下端面に張設させてあるから、粉29
が筒部20内に入り、外気吸入弁13に付着して
その弁機能を妨げることはない。又フイルタに付
着した粉は、外気吸入の際、容器体内に落される
こととなる。
「実施例」 1は合成樹脂製の容器体で、2は該容器体の胴
部、3は該胴部上端に付設された肩部で、該肩部
内周縁からはキヤツプ螺合を可能とした口頚部4
が起立させてある。該容器体は弾性に抗して胴部
2を圧搾でき、該圧搾を離すと胴部は弾性復元す
るよう設けておく。
上記口頚部内には口栓5の周壁6下半部が嵌着
させてある。該口栓は頂壁8周縁から周壁を垂設
させたもので、周壁中間部には容器体口頂面へ係
合させた外向きフランジ7が突出させてある。頂
壁は、頂板部周縁から下方を大径とするテーパ状
壁部を突出させて形成するとよい。頂壁8の一
部、好ましくは上記テーパ状壁部に噴出孔9を穿
設させ、該噴出孔の頂壁内面側周縁からパイプ嵌
合筒10が垂設させてある。該パイプ嵌合筒の内
壁面には第2図が示すように通路11,11を縦
設させる。又パイプ嵌合筒には流出パイプ12の
上端部を嵌着させ、該パイプ下端は容器体底壁に
近接させて容器体内に垂設させる。
頂壁の他部、好ましくは頂板部の裏面には吸入
弁13を設け、該弁の弁孔14を頂壁に穿設させ
る。該吸入弁は図示例のように形成させればよ
い。即ち、頂壁周縁から周壁15を垂設させた弾
性部材16を設け、その頂壁に第2図が示すよう
な舌片状の弁体17を形成させる。該弁体は、一
部を頂壁との連結部18とし、他周縁部は頂壁と
の切離し線19で囲成させればよい。又下端面開
口の筒部20を口栓頂壁の裏面から垂設させ、該
筒部内に弾性部材16を嵌着させ、弁体17で弁
孔14を閉塞させる。
上記筒部20は、弾性部材周壁15よりも長く
形成させておき、該筒部下端面に、通気性を有
し、粉通過の防止を可能とする網状フイルタ21
を張設する。該フイルタは300メツシユ程度とす
ればよい。
上記口栓頂壁には、更に振出し孔22を穿設さ
せてもよい。該振出し孔を穿設させる場合は、口
栓頂壁の中心を円中心として、噴出孔9が位置す
る円と同一円周上に位置させて設ける。又口栓外
面には回動キヤツプ23を回動可能に嵌合させ
る。該回動キヤツプは頂壁24内面によつて上記
噴出孔9および振出孔22を閉塞するものとする
が、その頂壁一部には窓孔25を設けて、該キヤ
ツプを回動させることで噴出孔および振出し孔と
を連通させることが可能に設けておく。更に該回
動キヤツプ内面には、第3図が示すように外気導
入溝26を設け、既述口栓の外気吸入弁の弁孔1
4に外気が導入出来るように設けておく。尚27
は口栓周壁の外面に周設させた突条6aを嵌合さ
せるために周壁内面に周設させた凹溝であり、突
条6aとの係合によつて回動キヤツプの抜出しを
防止させたものである。又28はキヤツプであ
る。
「考案の効果」 本案は既述構成とするもので、外気吸入弁を設
けたから連続噴出が可能となり、粉噴出の際或い
は容器転倒の際には容器体内の粉が口栓の周壁6
内に入るが、外気吸入弁13は筒部20内に嵌合
させて設けてあり、かつ該筒部下端には網状のフ
イルタ21が張設してあるから、口栓周壁内の粉
はその筒部内に入ることはなく、外気吸入弁の弁
体等に付着しないから、該付着に基因する外気吸
入弁の故障がなく、又フイルタに付着した粉は、
容器体内へ外気吸込みの際、その吸込み空気によ
つて容器体内に落されることとなり、よつて外気
吸入が不良となることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案粉噴出容器の縦断面図、第2図は
第1図−線を矢示方向にみた横断面図、第3
図は第1図−線を矢示方向にみた縦断面図で
ある。 1……容器体、5……口栓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性圧搾が可能に設けた胴部2を有する合成樹
    脂製容器体1と、該容器体の口部に周壁6を嵌合
    させ、該周壁上端には頂壁8を張設させた口栓5
    とを有し、該口栓頂壁の一部には、噴出孔9を穿
    設させて該噴出孔に連通する流出パイプ12を頂
    壁裏面から容器体内下方まで垂設させると共に噴
    出孔と容器体の上端内方とを連通する通路11を
    流出パイプの上端部側方に設けた粉噴出容器にお
    いて、頂壁の他部裏面には外気吸入弁13を設け
    て該弁孔14を頂壁に穿設させると共に頂壁裏面
    から上記外気吸入弁13を囲成する下端面開口の
    筒部20を垂設させて、該筒部の下端開口面に、
    通気性を有すると共に粉通過の防止を可能とする
    網状フイルタ21を張設させたことを特徴とする
    粉噴出容器。
JP1981075781U 1981-05-27 1981-05-27 Expired JPS6238774Y2 (ja)

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JP1981075781U JPS6238774Y2 (ja) 1981-05-27 1981-05-27

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JP1981075781U JPS6238774Y2 (ja) 1981-05-27 1981-05-27

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JPS57187679U JPS57187679U (ja) 1982-11-29
JPS6238774Y2 true JPS6238774Y2 (ja) 1987-10-02

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ID=29871503

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6190668B2 (ja) * 2013-08-30 2017-08-30 株式会社吉野工業所 注出キャップ
JP6489669B1 (ja) 2018-10-30 2019-03-27 ルアン株式会社 スクイズ容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS406376Y1 (ja) * 1962-06-29 1965-04-24
JPS578947Y2 (ja) * 1974-02-27 1982-02-20

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JPS57187679U (ja) 1982-11-29

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