JP4446333B2 - ノズル付き容器 - Google Patents

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Description

本発明はノズル付き容器に関する。
注出栓付き容器として、容器体の口頸部内に特殊構成の栓部材を嵌着して内容物を切れ良く滴下できるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記容器は、容器体の口頸部に筒状の栓本体を嵌着し、この栓本体内に球状の弁体を上下動可能に遊嵌している。栓本体内周下部には弁座となる突条を突周設するとともに、栓本体内周上部には上昇を抑制する突条を突周設し、更に上部の突条部分に縦溝を形成している。そして、容器体胴部を圧搾することにより弁体を上部の突条に圧接し、縦溝を介して少量の液を外部に注出する如く構成している。
特開2002−39409号公報
上記容器体の栓本体は、その上部にノズル孔を穿設し、該ノズル孔下方の筒部分下部内へ周設した弁座内へ強制押込みさせて弁座上方の弁室内へ玉弁を嵌合させるから作成が面倒となり、又玉弁は材質と直径によりその重量が定まるために注出液体の粘性により弁の開閉が不確実となるおそれもあった。又滓が弁室内通路に詰まったような場合の除去も困難であった。
本発明は上記のような容器を作り易く、又弁体を柱状としてその長さを変えることで材質を変えなくてもその重量を変えることが容易であるよう、又分解、組付けを容易とすることを主目的とするものである。
第1の手段として下部内面に内向きフランジ状弁座5を有する口頸部4を起立する容器体1と、上記弁座5上へ載置されて、口頸部4内へ上下動自在に嵌合する弁体11と、上記口頸部の上端部内へ、下端筒部21a を嵌合させて起立するノズル21とからなり、上記弁体11は、柱状部12上端から上向き段部15を介して突出する上方棒部16の先端を溝18付きの球面状部17として形成するとともに、柱状部12下端から下向き段部13を介して突出する下方棒部14の先端を溝18付きの球面状部17として形成し、下向き段部13を弁座5上へ接して吐出弁を形成するとともに、弁孔6内へ下方棒部14を垂下し、容器体倒立等による摺動で上方棒部16がノズル下部へ接したとき、溝18を介して容器体1内とノズル孔25とが連通可能に形成するとともに、下方棒部14の下部が弁孔6内へ位置するよう設けた。
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に上記上方棒部16を、上向き段部15を介してノズル21の下部内面へ遊挿可能に形成して、それ等上向き段部上面から上方棒部16外面へ連続させて溝18を穿設した。
本発明によれば、弁体11は容器体口頸部4内へ、下方棒部14を下方に位置させて落とせばよく、又弁体を口頸部内へ入れた後にノズル21の下端筒部21a を口頸部4の上端部内へ嵌合させればよく、よってそれ等容器体、弁体、ノズルの組付け分解を容易に行うことが出来、又弁体11は柱状部12下端面から下方棒部を垂下させるから、その全体の上下方向長さを変えることで、軽量の、又重い弁体とすることが容易で、収納液体の粘性に応じてその重量を変えることが容易であり、容器体倒立時等による摺動で球面状部17がノズル下端へ接したとき、その球面状部へ穿設した溝18が容器体内とノズル孔25とを連通するよう設けたから、少量液体の注出が容易となる。
また、弁体11が上下方向へ摺動しても下方棒部14は弁座5が形成する弁孔6から外れることはなく、よって容器体正倒立時において弁体の上下動が不正確になることはない。更に、弁体11はその両端のうち、いずれを下方として容器体口頸部内へ落し込みしてもよく、よってその弁体取付け操作が容易である。
第2の手段のようにすることで、容器体倒立時における弁体上面とノズル下端との係合を確実とすることが出来る。つまり容器体倒立時ノズル下端面へ弁体の上向き段部13が係合するが、該係合状態で上向き段部13へ穿設した溝18部分が容器体内とノズル孔内とを連通することとなり、このような連通状態での、ノズル下端面への弁体係合を確実とすることが出来る。
以下図1から図3が示す第1実施形態について説明すると、1は容器体であり、胴部2上端から肩部3を介して口頸部4を起立し、その口頸部下端内面に内向きフランジ状に弁座5を付設している。その弁座が囲むフランジ状孔部分が弁孔6を形成する。容器体胴部は弾性圧搾可能に形成するとよく、該容器はチューブ容器としてもよい。口頸部4の上端部は小外径部となし、又該小外径部の下部外面へは係合凹溝を周設し、該凹溝下方の口頸部部分外面へはキャップ螺合用雄ねじを周設している。
11は、上記口頸部4内へ落し込みする弁体で、該弁体は、容器体口頸部内径よりもやや小外径とした横断面円形の柱状部12下端面から、上記弁座5上へ載置させる下向き段部13を介して下方棒部14を垂下し、又柱状部上端面からは上向き段部15を介して上方棒部16を起立している。それ等両棒部の先端面は図3が示すように球面状部17に形成し、又その球面状部中心から両棒部基端まで複数の溝18を縦設している。上記下向き段部13と弁座5とが吐出弁19を形成する。
21はノズルで、その下端筒部21a は容器体口頸部4の上部内へ水密に嵌合させ、又その嵌合部分上端からは外方張出し部22を介して嵌合筒23を垂下し、該嵌合筒23を口頸部の小外径部外面へ嵌合させ、嵌合筒下端内面へ周設した係合突条を既述凹溝内へ嵌合させて、ノズル21が上方抜出ししないよう設けている。該ノズルは上部小径としており、その上端やや下方内面には内向きフランジ24を付設している。ノズル孔25も上部小内径で下部大内径としている。
既述下端筒部21a の下端面と弁体11の上端面との間には小間隙が形成されるよう設けてあり、図2が示すように容器体1を倒立させると、弁体11が下降して上方棒部16の上部がノズル孔25の下端部内へ入り、又下方棒部14はその下端部を残して口頸部4内へ入り、よって上方棒部16外面に設けた溝18を介して容器体内とノズル孔25内とが連通するよう設けている。
31はキャップで、そのキャップ内へノズル21を入れた状態でキャップ周壁下部を容器体口頸部外面へ螺合可能とし、該螺合時にキャップ頂板32から垂下する筒状栓33をノズルの上端部内へ嵌合できるよう設けている。
図4は弁体11の変形例を示すもので、図3の場合は上方からみて溝18を十字形状に設けているに対して、図4は一字形状とするものである。その溝を巾狭とし、かつ浅くし、溝数を少なくすることで液体注出量を少量化できる。
上記構成において、容器体内へ液体を収納させておき、キャップ31を外して図2のように倒立ないし下向きに傾斜させると、上方棒部16上部がノズル孔25の下端部内へ入り、よって容器体内液体は弁孔6を通って口頸部4内へ入り、又上方棒部外面の溝18内を通り、更にノズル孔25内を通って注出される。容器体胴部2を弾性圧搾すれば注出液体は加圧されて噴出することとなる。容器体をチューブ容器とすれば外気流入を不能とできる。
既述実施形態では弁体11を上下対称としたが、必ずしも対称である必要はなく、非対称とする場合は、下方棒部14下端を溝を有しない非球面とし、又上方の上向き段部を除去して柱状部12上端面を溝付きの球面状とすることが出来る。
図5と図6とは第2実施形態を示す。第1実施形態と同一部分については同一符号を付することで説明を省略し、相違部分についてだけ説明すると、既述口頸部4下端内面の内向きフランジ状弁座5を、口頸部4内へ水密に嵌合させた嵌合筒41の下端内面へ付形し、その嵌合筒上端に付設した外向きフランジ42を口頸部4の上端面上へ係合させ、その口頸部上端面と、ノズル21の外方張出し部22との間で挟持させている。又上方棒部16外面へ穿設した溝18は、上方棒部16基端から更に上向き段部15上を通って該上向き段部外縁へ開口させている。上方棒部16はノズル21の下部内面へ遊挿可能とする。
よって図6が示すように容器体倒立で弁体11の上向き段部15上面がノズル下端面へ接し、該上向き段部が有する溝8部分を介して容器体内とノズル孔25内とが連通する。
上記上向き段部15は図7の変形例が示すようにテーパ状に形成してもよく、更に柱状部12上端から弁体上端までを上方小径の棒状とし、その棒部外面へ溝8を穿設してもよい。
上記のように形成する場合、嵌合筒41は容器口頸部の一部を形成することとなる。
尚各部材はそれぞれ合成樹脂材で一体成形したものである。
本発明容器の半断面図である。 キャップを外し、かつ容器体を倒立させた状態で示す、要部拡大断面図である。 図1容器に使用する弁体の斜視図である。 図3弁体の変形例を示す斜視図である。 第2実施形態で示す容器の半断面図である。 図5容器を倒立させて示す、要部拡大断面図である。 図6容器の弁体を変形例で示す断面図である。
符号の説明
1 容器体 4 口頸部
5 弁座 6 弁孔
11 弁体 12 柱状部
13 下向き段部 14 下方棒部
15 上向き段部 16 上方棒部
17 球面状部 18 溝
21 ノズル 25 ノズル孔

Claims (2)

  1. 下部内面に内向きフランジ状弁座5を有する口頸部4を起立する容器体1と、上記弁座5上へ載置されて、口頸部4内へ上下動自在に嵌合する弁体11と、上記口頸部の上端部内へ、下端筒部21a を嵌合させて起立するノズル21とからなり、上記弁体11は、柱状部12上端から上向き段部15を介して突出する上方棒部16の先端を溝18付きの球面状部17として形成するとともに、柱状部12下端から下向き段部13を介して突出する下方棒部14の先端を溝18付きの球面状部17として形成し、下向き段部13を弁座5上へ接して吐出弁を形成するとともに、弁孔6内へ下方棒部14を垂下し、容器体倒立等による摺動で上方棒部16がノズル下部へ接したとき、溝18を介して容器体1内とノズル孔25とが連通可能に形成するとともに、下方棒部14の下部が弁孔6内へ位置するよう設けたことを特徴とするノズル付き容器。
  2. 上記上方棒部16を、上向き段部15を介してノズル21の下部内面へ遊挿可能に形成して、それ等上向き段部上面から上方棒部16外面へ連続させて溝18を穿設したことを特徴とする請求項1記載のノズル付き容器。
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