JP6576622B2 - 注出容器 - Google Patents

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本発明は、内容物を収容する容器本体に注出キャップを装着した注出容器につき、特に、内容物の逆止弁を備える注出容器に関するものである。
化粧水などの化粧料や、シャンプーやリンス或いは液体石鹸、また食品調味料や薬品などを収容する注出容器としては、容器本体に装着される注出キャップの内側に、容器本体内につながる注出口を閉鎖する一方、容器本体を傾けたり押圧したりすることでこの注出口を開放して内容物の注出を可能とする逆止弁を設けたものがある(例えば特許文献1参照)。
ところで特許文献1においては、未使用時における容器本体の密封性を確実に確保するべく、シール片で容器の口部を覆った上で注出キャップを装着している。このため使用開始時においては、シール片を剥ぎ取るために注出キャップを容器本体の口部から取り外す必要がある。
未使用時での容器本体の密封性を確保しつつ、使用開始時においても注出キャップを取り外す必要がないものとしては、例えば特許文献2に記載されるような、プルリングの引き起こしによって、注出筒の内側に設けた密閉壁を除去することで内容物の開口を形成する抜栓式キャップが知られている。このため、シール片の替わりに特許文献2の密閉壁を適用すれば、注出キャップを取り外す手間を省くことが可能になる。
特開2003−12011号公報 特開2010−105732号公報
しかし、特許文献1の注出容器に特許文献2の密閉壁を適用する場合には、周囲の温度変化や容器本体への押圧、転倒等によって容器本体の内圧が高まると、内容物が逆止弁を越えて流出し、その内容物が逆止弁と密閉壁との間に溜まってしまう可能性がある。この場合、密閉壁を除去すると、溜まった内容物が周囲に飛散してしまう恐れがある。このため、このような内容物の飛散を確実に防止することが望まれていた。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、密閉壁を除去する際に内容物の飛散を確実に防止することができる、新規の注出容器を提案するところにある。
本発明は、内容物を収容する容器本体と、該容器本体の口部開口を覆う隔壁と、該隔壁に設けた内容物の流出口を閉鎖、開放する逆止弁と、該隔壁及び該逆止弁を内側に収めて該容器本体の口部周壁に保持されるとともに内容物を外界に向けて注出する注出筒を有する注出キャップとを備える注出容器であって、
前記注出キャップは、前記注出筒の内面に一体連結され破断予定溝に沿う引きちぎりによって前記流出口と該注出筒とを連通させる密閉壁を備え、
該密閉壁は、前記逆止弁に当接して該流出口を閉鎖する押さえ部を有する注出容器である。
前記逆止弁は、前記隔壁と前記注出キャップとの間で保持される環状壁と、該環状壁の内面に連結片を介して一体連結され前記流出口を覆う弁体とを備え、
前記押さえ部は、該弁体に弾性的に当接する弾性片であることが好ましい。
前記弾性片は、前記弁体の中心軸を中心として複数設けられていることが好ましい。
前記隔壁は、前記容器本体の内側に向けて伸延して先端に前記流出口を備える筒状部を有し、前記逆止弁は、該筒状部内を移動可能な移動弁体であり、前記押さえ部は、該筒状部の伸延する向きに沿って延在する棒状部であることが好ましい。
前記筒状部は、該筒状部の伸延する向きに沿って延在して前記移動弁体を案内する縦リブを有し、該縦リブは、該移動弁体の前記注出筒側への抜け出しを阻止する突起を有することが好ましい。
本発明では、注出キャップに設けた密閉壁に、逆止弁に当接して該流出口を閉鎖する押さえ部を設けているので、周囲の温度変化や容器本体への押圧によって容器本体の内圧が高まっても、流出口は閉鎖したままで維持される。このため、密閉壁を除去しても内容物が飛散することがなくなる。
逆止弁を、隔壁と注出キャップとの間で保持される環状壁と、環状壁の内面に連結片を介して一体連結され前記流出口を覆う弁体とを備えるものとし、押さえ部を、弁体に弾性的に当接する弾性片とする場合は、流出口をより確実に閉鎖することができ、また、弾性片で弁体を変形させることがなくなる。
弾性片を、弁体の中心軸を中心として複数設ける場合は、弾性片が弁体に対して均等に当接することになるので、流出口の閉鎖が一層確実なものとなる。
隔壁に、容器本体の内側に向けて伸延して先端に流出口を備える筒状部を設け、逆止弁を、筒状部内を移動可能な移動弁体とし、押さえ部を、筒状部の伸延する向きに沿って延在する棒状部とする場合は、移動弁体に当接する棒状部によって移動弁体を不動状態で維持することができるので、流出口を確実に閉鎖することができる。
筒状部に、この筒状部の伸延する向きに沿って延在して移動弁体を案内する縦リブを設け、この縦リブに、移動弁体の注出筒側への抜け出しを阻止する突起を設ける場合は、移動弁体のスムーズな移動が確保されるとともに、容器本体を傾倒姿勢に変位させても移動弁体が抜け落ちてしまうことがない。
本発明に従う注出容器の一実施形態を示す、側面視での断面図である。 図1に示すX−Xに沿う断面図である。 図1に示す注出容器から密閉壁を引きちぎった後、容器本体を傾倒姿勢に変位させて内容物を注出する状況を示す断面図である。 本発明に従う注出容器の他の実施形態を示す、側面視での断面図である。 図4に示す注出容器から密閉壁を引きちぎった後、容器本体を傾倒姿勢に変位させて内容物を注出する状況を示す断面図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。なお、本明細書、特許請求の範囲、及び要約書において、「上」とは、容器本体を水平面上に載置した姿勢(正立姿勢)において、容器本体の底部に対して口部開口が位置する側であり、「下」とは、その反対側である。
図1における符号100は、本発明に従う注出容器の一実施形態を示している。注出容器100は、容器本体1を備えている。本実施形態の容器本体1は、容器本体1の外殻を形成する外層体2と、外層体2の内側に設けられる内層体3とを備えている。
外層体2は、図示を省略する底部、及びこの底部に連結する胴部を備えている。また外層体2は、胴部に連結するとともに上方に向けて縮径する肩部2aと、肩部2aに連結する円筒状の口部周壁2bを備えている。口部周壁2bは、上方に向けて開口する口部開口2cを備えていて、その外面には、径方向外側に向けて突出する凸部2dが設けられている。外層体2は合成樹脂製であって、胴部は可撓性を有し復元自在となっている。なお図示は省略するが、外層体2の底部には、内層体3との相互間に外気を導入する外気導入孔が設けられている。
内層体3は、その内側に内容物Nを収容する収容空間Sを備えている。内層体3は薄肉の合成樹脂製であって、減容変形自在となっている。
本実施形態における外層体2及び内層体3は、相互に相溶性が低い合成樹脂を剥離可能に積層させたものである。このような外層体2及び内層体3は、外層体2の合成樹脂素材と内層体3の合成樹脂素材とが積層されたパリソンを、ブロー成形することによって得ることができる。他にも、外層体2の合成樹脂素材と内層体3の合成樹脂素材とを積層させた試験管状のプリフォームを準備し、このプリフォームを2軸延伸ブロー成形して形成してもよい。また、外層体及び内層体を個別に形成し、その後、内層体を外層体内に装着してもよい。
符号4は、口部開口2cを覆う隔壁を示す。隔壁4は、その中央部を貫通する内容物の流出口4aと、流出口4aの径方向外側において上方に向けて開放する下部溝部4bとを備えている。また下部溝部4bの径方向外側に設けられる周壁4cは、外層体2との間で内層体3を挟み込んで、これらの間からの内容物Nの漏れ出しを阻止している。また隔壁4の外縁部には、上方に向けて延在する外側周壁4dが設けられている。
符号5は、流出口4aを閉鎖、開放する内容物の逆止弁を示す。逆止弁5は、円筒状になる環状壁5aと、環状壁5aの内面に一体連結する連結片5bと、流出口4aを覆うとともに連結片5bに一体連結する円板状の弁体5cとを備えている。本実施形態の逆止弁5は、環状壁5aと弁体5cとを、径方向に直線的に延在する1つの連結片5bを介してつないだ、いわゆる一点弁の形態をなしている。なお、連結片5bは複数であってもよく、また、環状壁5aと弁体5cとの隙間において周方向に延在するものであってもよい。
符号6は、隔壁4と逆止弁5とを内側に収めて容器本体1(外層体2)に保持される注出キャップを示す。注出キャップ6は、外層体2の口部周壁2bを取り囲む円筒状の外周壁6aと、外周壁6aの上端から径方向内側に向けて延在する天壁6bとを備えている。外周壁6aの内面には、口部周壁2bに設けた凸部2dに係合する凹部6a1が設けられていて、注出キャップ6は、打栓によって外層体2に保持される。なお、注出キャップ6は、凸部2d及び凹部6a1に替えて、口部周壁2bに雄ねじを設け外周壁6aに雌ねじを設けて、外層体2にねじ込むことで保持するようにしてもよい。
天壁6bの下面には、下部溝部4bに対応する位置で下方に向けて開放する上部溝部6cが設けられている。これにより逆止弁5は、環状壁5aの下部を下部溝部4bに挿入し、環状壁5aの上部を上部溝部6cに挿入して、隔壁4と注出キャップ6との間で位置決め保持される。
また天壁6bの上面には、上方に向けて延在する注出筒6dが設けられている。また注出筒6dの上部には、内容物Nの液切れ性を高めるために、外周側に湾曲するリップが設けられている。
注出筒6dの径方向内側には、注出筒6dの内面に一体連結する平板状の密閉壁6eが設けられている。密閉壁6eには、図示の例では下方に向けて開放した形態となる環状の破断予定溝6fが設けられている。密閉壁6eの上面には、破断予定溝6fの内側から上方に向けて延在する支柱6gが設けられていて、支柱6gには環状になるプルリング6hが設けられている。
また密閉壁6eの下面には、逆止弁5に当接して流出口4aを閉鎖する押さえ部が設けられている。本実施形態の押さえ部は、弁体5cに弾性的に当接する弾性片である。弾性片は、種々の形態(屈曲状、蛇腹状等)を取り得るが、本実施形態では、弁体5cに対して突出する向き(上方から下方に向かって弁体5cの中心軸Mから離れる向き)に湾曲して、その先端部を弁体5cに弾性的に当接させる湾曲片6iとして設けている。このような形態となる湾曲片6iによれば、曲率半径が小さくなる向きに撓みやすいため、その先端部を弁体5cに対して弾性的に押し当てることができる。また湾曲片6iは、任意の数、及び任意の配置で設けることができるが、本実施形態では図2に示すように合計3つ設けていて、弁体5cの中心軸M(外層体2の中心軸に一致する)から等距離に、かつ中心軸Mに対して等しい角度Aで配置している。なお湾曲片は、上方から下方に向かって弁体5cの中心軸Mに近づく向きに湾曲するものであってもよい。
符号7は、蓋体を示す。蓋体7は、円板状の頂壁7aの縁部を取り囲む蓋体周壁7bを備えていて、ヒンジ7cを介して注出キャップ6に一体連結している。蓋体周壁7bには、中心軸Mを挟んでヒンジ7cに対向する位置に、径方向外側に向けて突出して蓋体7を開閉する際に指を掛ける部位となる指掛け部7dが設けられている。また頂壁7aには、蓋体7を閉めた際に注出筒6dの内面に気密に当接する環状のシール壁7eが設けられている。なお蓋体は、ヒンジを設けずに注出キャップと分離し、ねじやアンダーカットで注出キャップに装着するようにしてもよい。
このような構成になる注出容器100は、隔壁4の上面に着座する弁体5cに対し、湾曲片6iの先端部を弁体5cの上面に弾性的に当接させることができるので、流出口4aは弁体5cで閉鎖されたままになる。このため、周囲の温度変化や外層体2への押圧によって収容空間Sの内圧が高まっても、内容物Nが弁体5cと密閉壁6eとの相互間に流れ込むことがない。
使用開始に当たっては、プルリング6hを引き上げることで、密閉壁6eを破断予定溝6fに沿って引きちぎることができる。そして、図3に示すように外層体2を傾倒姿勢に変位させて外層体2の胴部を押圧すると、収容空間Sの内圧が高まって弁体5cが隔壁4から離反し、流出口4aが開放されて、内容物Nを注出させることができる。
注出後、外層体2への押圧を解除することによって収容空間Sの内圧は元の状態に戻るため、流出口4aは再び閉鎖される。このため、保管時において、収容空間Sに収容された内容物Nと空気との接触を避けることができる。なお、外層体2には上述した外気導入孔が設けられているので、外層体2がそれ自身の可撓性でもって復元する際には、この外気導入孔から内層体3との相互間に外気を導入することができる。これによって内層体3を減容させたまま、外層体2のみが復元する。
次に、本発明に従う注出容器の他の実施形態について、図4、図5を参照しつつ説明する。なお、上述した実施形態と実質的に同一になる部位については、同一の符号を付して説明を省略する。
図4に示す注出容器200は、注出容器100の隔壁4に替えて隔壁8を備えている。隔壁8は、その中央部において、収容空間Sに向けて中心軸Mに沿って伸延する円筒状の筒状部8aを備えている。筒状部8aには、収容空間Sに向かって縮径する縮径部8bが設けられていて、縮径部8bの先端には内容物Nが流れる流出口8cが設けられている。また、筒状部8aの内面には、中心軸Mに沿って伸延する縦リブ8dが複数設けられている。縦リブ8dの上方には、径方向内側に向かって突出する突起8eが設けられている。
隔壁8は、筒状部8aから径方向外側に向かって上方に傾斜している。隔壁8の上面には、注出キャップ6の上部溝部6cに挿入される内側周壁8fと、隔壁4の外縁部から上方に向けて延在する外側周壁8gが設けられている。また隔壁8の下面に設けられる環状のシール部8hは、外層体2との間で内層体3を挟み込んで、これらの間からの内容物Nの漏れ出しを阻止している。
筒状部8aの内側には、本実施形態では球状になる移動弁体9が設けられている。移動弁体9は、外層体2が正立姿勢の状態では縮径部8bに着座して、流出口8cを閉鎖している。また外層体2を傾倒姿勢に変位させると、筒状部8aは、縦リブ8dに案内されつつ、その自重でもって移動するため、流出口8cを開放することができる。
注出キャップ6は、上述した平板状の密閉壁6eに替えて、隔壁8に向けて凸状になる密閉壁6jを備えている。また密閉壁6jの中央部には、押さえ部として、上述した湾曲片6iに替えて棒状部6kが設けられている。棒状部6kは中心軸Mに沿って延在していて、縮径部8bに着座する移動弁体9に当接している。本実施形態の棒状部6kは中実状であるが、中空状のものを用いることも可能である。
このような構成になる注出容器200は、棒状部6kが縮径部8bに着座する移動弁体9に当接するので、流出口8cは移動弁体9で閉鎖されたままになる。このため、収容空間Sの内圧が高まっても、内容物Nが密閉壁6eに至ることがない。このため、密閉壁6eを除去する際の内容物Nの飛散を防止することができる。
プルリング6hを引き上げて密閉壁6jを引きちぎった後は、図5に示すように外層体2を傾倒姿勢に変位させて外層体2の胴部を押圧する。この際、移動弁体9は縮径部8bから移動して流出口8cは開放されているため、収容空間Sの内容物Nは、流出口8cを通り抜け、隣り合う縦リブ8d間の隙間を通って注出筒6dから注出される。なお、注出後は外層体2を正立姿勢に変位させれば、移動弁体9は、その自重でもって再び縮径部8bに着座するので流出口8cを閉鎖することができる。
本発明に従う注出容器は、これらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に従う範囲で種々の変更が可能である。例えば、外気導入孔は、外層体の胴部に設けてもよい。また外層体の口部周壁に貫通孔を設けるとともに、注出キャップにこの貫通孔に通じる外気導入孔を設けてもよい。また、容器本体は外層体と内層体とを備える二重容器として説明したが、内層体を省略して外層体内に内容物を直接収容するものであってもよい。更に、上述した湾曲片に替えて、中心軸に沿って直線状に延在する押さえ部を弁体に当接させることも可能である。なお、押さえ部は少なくとも1つ設けてあればよく、弁体の構造に合わせて複数設けてもよい。また移動弁体は柱状であってもよい。
本発明によれば、逆止弁に当接する押さえ部によって流出口を閉鎖することができるので、密閉壁を除去する際の内容物の飛散が確実に防止できる新規の注出容器を提供することができる。
1:容器本体
2:外層体
2a:肩部
2b:口部周壁
2c:口部開口
2d:凸部
3:内層体
4:隔壁
4a:流出口
4b:下部溝部
4c:周壁
4d:外側周壁
5:逆止弁
5a:環状壁
5b:連結片
5c:弁体
6:注出キャップ
6a:外周壁
6a1:凹部
6b:天壁
6c:上部溝部
6d:注出筒
6e:密閉壁
6f:破断予定溝
6g:支柱
6h:プルリング
6i:湾曲片(弾性片、押さえ部)
6j:密閉壁
6k:棒状部(押さえ部)
7:蓋体
7a:頂壁
7b:蓋体周壁
7c:ヒンジ
7d:指掛け部
7e:シール壁
8:隔壁
8a:筒状部
8b:縮径部
8c:流出口
8d:縦リブ
8e:突起
8f:内側周壁
8g:外側周壁
8h:シール部
9:移動弁体(逆止弁)
100:注出容器
200:注出容器
A:角度
M:中心軸
N:内容物
S:収容空間

Claims (2)

  1. 内容物を収容する容器本体と、該容器本体の口部開口を覆う隔壁と、該隔壁に設けた内容物の流出口を閉鎖、開放する逆止弁と、該隔壁及び該逆止弁を内側に収めて該容器本体の口部周壁に保持されるとともに内容物を外界に向けて注出する注出筒を有する注出キャップとを備える注出容器であって、
    前記注出キャップは、前記注出筒の内面に一体連結され破断予定溝に沿う引きちぎりによって前記流出口と該注出筒とを連通させる密閉壁を備え、
    該密閉壁は、前記逆止弁に当接して該流出口を閉鎖する押さえ部を有し、
    前記逆止弁は、前記隔壁と前記注出キャップとの間で保持される環状壁と、該環状壁の内面に連結片を介して一体連結され前記流出口を覆う弁体とを備え、
    前記押さえ部は、前記弁体が前記隔壁に支持されていない領域で該弁体に弾性的に当接する弾性片である注出容器。
  2. 前記弾性片は、前記弁体の中心軸を中心として複数設けられている請求項1に記載の注出容器。
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