JP6896342B2 - 二重容器用キャップ - Google Patents
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Description
内容物を収容する内層体と該内層体を収容するスクイズ可能な外層体とを備える二重容器本体に装着する二重容器用キャップであって、
前記内層体からの内容物を注出する注出孔を有し、前記二重容器本体の口部に装着されるキャップ本体と、
前記内層体と前記注出孔との間の流路に設けられ、閉塞状態において前記内層体からの内容物の流出を遮断する一方、前記外層体のスクイズによる前記内層体内の圧力上昇によって開放状態となり前記内層体からの内容物を通過させる第1逆止弁と、
該第1逆止弁と前記注出孔との間の流路に設けられ、閉塞状態において前記内層体からの内容物の流出を遮断する一方、前記外層体のスクイズによる前記内層体内の圧力上昇によって前記第1逆止弁と共に開放状態となり前記内層体からの内容物を通過させる第2逆止弁と
を備え、
前記キャップ本体は、前記注出孔を有する上キャップと、前記口部に装着される下キャップとを備え、
前記第1逆止弁は、スリット弁を有し、
前記スリット弁は、前記キャップ本体の外周壁と一体成形されている弁固定部に支持されており、
前記第2逆止弁は、外周側端部が弾性アームによって支持される逆止弁弁体と、該第2逆止弁の閉塞状態において該逆止弁弁体が着座する弁座とを有し、
前記第1逆止弁と前記第2逆止弁との間には、内容物の吐出後に残留内容物の一部が貯留される内容物貯留空間が設けられており、
前記スリット弁は、押圧部により下方から押圧されることで隙間を有していることを特徴とする二重容器用キャップである。
前記外気導入孔に連通し、前記外層体のスクイズ解除による復元に伴って開放される外気導入弁を有することが好ましい。
2 二重容器本体
3 内層体
3a 上部開口
4 外層体
4a 口部周壁(口部)
4b 雄ねじ部
4c 貫通孔
4d 溝部
10 キャップ本体
10a 下キャップ
10b 上キャップ
11 外周壁
11a 嵌合筒部
11b 突起部
12a 雌ねじ部
13 頂壁
13a 突出部
14 注出筒
14a 注出孔
15 上部嵌合壁
16 外気導入孔
17 周壁
18 インナーリング
19 除去部
19b 摘み部
19d 弱化部
21 隔壁
23 弁固定部
23a 押圧部
23b 底壁
23c 側壁
23f アーム
25 嵌合壁
25a 内嵌合壁
26 シール壁
27 連通孔
30 逆止弁組体
31 第1逆止弁
31a スリット弁
31b 側壁
31c スリットベース
31d 嵌合周壁
31e 嵌合溝
33 弁座
33a 連通口
40 結合弁
41 環状壁
43 第2逆止弁
43a 逆止弁弁体
43b 逆止弁アーム
45 外気導入弁
45a 弁体
50 蓋体
52 上壁
53 蓋体周壁
53a 把持部
53b 係合突部
53h ヒンジ
54 シール筒
K1 内側空間
K2 外側空間
L 内容物貯留空間
S 収容空間
T 通気路
Claims (6)
- 内容物を収容する内層体と該内層体を収容するスクイズ可能な外層体とを備える二重容器本体に装着する二重容器用キャップであって、
前記内層体からの内容物を注出する注出孔を有し、前記二重容器本体の口部に装着されるキャップ本体と、
前記内層体と前記注出孔との間の流路に設けられ、閉塞状態において前記内層体からの内容物の流出を遮断する一方、前記外層体のスクイズによる前記内層体内の圧力上昇によって開放状態となり前記内層体からの内容物を通過させる第1逆止弁と、
該第1逆止弁と前記注出孔との間の流路に設けられ、閉塞状態において前記内層体からの内容物の流出を遮断する一方、前記外層体のスクイズによる前記内層体内の圧力上昇によって前記第1逆止弁と共に開放状態となり前記内層体からの内容物を通過させる第2逆止弁と
を備え、
前記キャップ本体は、前記注出孔を有する上キャップと、前記口部に装着される下キャップとを備え、
前記第1逆止弁は、スリット弁を有し、
前記スリット弁は、前記キャップ本体の外周壁と一体成形されている弁固定部に支持されており、
前記第2逆止弁は、外周側端部が弾性アームによって支持される逆止弁弁体と、該第2逆止弁の閉塞状態において該逆止弁弁体が着座する弁座とを有し、
前記第1逆止弁と前記第2逆止弁との間には、内容物の吐出後に残留内容物の一部が貯留される内容物貯留空間が設けられており、
前記スリット弁は、押圧部により下方から押圧されることで隙間を有していることを特徴とする二重容器用キャップ。 - 前記スリット弁は、上に凸となるドーム形状を有し、該スリット弁の外周端は、前記弁固定部によって下方及び外周方向への変位が規制されている、請求項1に記載の二重容器用キャップ。
- 前記注出孔は、弱化部を介してキャップ本体に連結された除去部により閉塞されており、前記除去部には該除去部を前記キャップ本体から除去するための摘み部が一体に設けられている、請求項1又は2に記載の二重容器用キャップ。
- 前記上キャップは、前記下キャップの内周面に嵌合することで前記下キャップとの隙間をシールするインナーリングを有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の二重容器用キャップ。
- 前記キャップ本体には、前記外層体のスクイズ解除による復元に伴い、前記外層体と前記内層体との間の空間に外気を導入する外気導入孔が設けられており、
前記外気導入孔に連通し、前記外層体のスクイズ解除による復元に伴って開放される外気導入弁を有する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の二重容器用キャップ。 - 前記内層体から前記注出孔への内容物の流路を取り囲む環状壁を更に備え、前記第2逆止弁の前記逆止弁弁体は、前記環状壁の内周面に一体に設けられ、前記外気導入弁は、前記環状壁の外周面に一体に設けられている、請求項5に記載の二重容器用キャップ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017164498A JP6896342B2 (ja) | 2017-08-29 | 2017-08-29 | 二重容器用キャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019043555A JP2019043555A (ja) | 2019-03-22 |
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Family Applications (1)
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2017
- 2017-08-29 JP JP2017164498A patent/JP6896342B2/ja active Active
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