JP2019043555A - 二重容器用キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】若干の固形物を含んだ内容物を収容しても、収容空間Sへの外気の侵入を抑制する二重容器用キャップを提供する。【解決手段】本発明に係る二重容器用キャップ1は、注出孔14aを有するキャップ本体10と、内層体3と注出孔14aとの間に設けられ、内層体3内の圧力上昇によって開放される第1逆止弁31と、第1逆止弁31と注出孔14aとの間に設けられ、内層体3内の圧力上昇によって開放される第2逆止弁43とを備え、キャップ本体10は、上キャップ10bと下キャップ10aとを備え、第1逆止弁31はスリット弁31aを有し、キャップ本体10と一体成形される弁固定部23に支持され、第2逆止弁43は、弾性アーム43bによって支持される逆止弁弁体43aと、逆止弁弁体43aが着座する弁座33とを有し、第1逆止弁31と第2逆止弁43との間には、残留内容物の一部が貯留される内容物貯留空間Lが設けられていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、二重容器の口部に装着されて内容物を注出させる二重容器用キャップであって、特に固形物を含んだ内容物を注出するのに適したものに関する。
従来、内容物を収容する容器本体の口部に吐出口を備えた吐出キャップを装着した構成を有し、容器本体の胴部を押圧(スクイズ)することで、容器本体に収容されている内容物を吐出口から所望の量だけ吐出させることができるようにした吐出容器が知られている。
また、このような吐出容器として、容器本体から吐出口を通した内容物の吐出を許容する一方、内容物や外気の容器本体内への流入を阻止する逆止弁を設けた構成のものが知られている。
例えば特許文献1には、容器本体を外層体の内側に減容変形可能な内層体を収容した二重容器に構成するとともに、吐出キャップ(キャップ本体)と中栓(支持中栓)との間にスリット弁構造の逆止弁(吐出弁)を設けた構成の吐出容器が記載されている。
このような構成の吐出容器では、容器本体の胴部を押圧して内容物を吐出させた後、胴部の押圧を解除すると、逆止弁により吐出口から容器本体に向けた内容物や外気の流入が阻止されるとともに、吐出キャップに設けた吸気口から外層体と内層体との間に外気を導入して内層体を減容変形させたまま外層体を元の形状に復元させることができるので、内容物を外気と置換させることなく吐出させ、これにより容器本体の内部に残った内容物を空気と触れづらくしてその劣化や変質を抑制することができる。
特開2013−95455号公報
ところで、上記のような吐出容器は、醤油や化粧料等の液状の内容物を収容する用途に用いられる場合が多いが、例えばソースや味噌などの、若干の固形物を含んだ内容物や、具入りの内容物を収容する用途に用いたいという要望もある。
しかしながら、上記従来の吐出容器は、単独のスリット弁構造で逆止弁を構成しているため、内容物を吐出した際に、スリット弁を構成するスリットに、内容物に含まれる固形物が挟まってスリット弁が閉じなくなる虞がある。そして、このように吐出後においてスリットが開いたままとなった場合には、外気が内容物の収容空間側に侵入して内容物の劣化や変質につながる虞がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とするものであり、その目的は、若干の固形物を含んだ内容物を収容しても、収容空間への外気の侵入を抑制することができる二重容器用キャップを提供することにある。
本発明の二重容器用キャップは、
内容物を収容する内層体と該内層体を収容するスクイズ可能な外層体とを備える二重容器本体に装着する二重容器用キャップであって、
前記内層体からの内容物を注出する注出孔を有し、前記二重容器本体の口部に装着されるキャップ本体と、
前記内層体と前記注出孔との間の流路に設けられ、閉塞状態において前記内層体からの内容物の流出を遮断する一方、前記外層体のスクイズによる前記内層体内の圧力上昇によって開放状態となり前記内層体からの内容物を通過させる第1逆止弁と、
該第1逆止弁と前記注出孔との間の流路に設けられ、閉塞状態において前記内層体からの内容物の流出を遮断する一方、前記外層体のスクイズによる前記内層体内の圧力上昇によって前記第1逆止弁と共に開放状態となり前記内層体からの内容物を通過させる第2逆止弁と
を備え、
前記キャップ本体は、前記注出孔を有する上キャップと、前記口部に装着される下キャップとを備え、
前記第1逆止弁は、スリット弁を有し、
前記スリット弁は、前記キャップ本体の外周壁と一体成形されている弁固定部に支持されており、
前記第2逆止弁は、外周側端部が弾性アームによって支持される逆止弁弁体と、該第2逆止弁の閉塞状態において該逆止弁弁体が着座する弁座とを有し、
前記第1逆止弁と前記第2逆止弁との間には、内容物の吐出後に残留内容物の一部が貯留される内容物貯留空間が設けられていることを特徴とする二重容器用キャップである。
また、本発明の二重容器用キャップは、上記構成において、前記スリット弁は、押圧部により下方から押圧されることで隙間を有していることが好ましい。
また、本発明の二重容器用キャップは、上記構成において、前記スリット弁は、上に凸となるドーム形状を有し、該スリット弁の外周端は、前記弁固定部によって下方及び外周方向への変位が規制されていることが好ましい。
また、本発明の二重容器用キャップは、上記構成において、前記注出孔が、弱化部を介してキャップ本体に連結された除去部により閉塞されており、前記除去部には該除去部を前記キャップ本体から除去するための摘み部が一体に設けられていることが好ましい。
また、本発明の二重容器用キャップは、上記構成において、前記上キャップは、前記下キャップの内周面に嵌合することで前記下キャップとの隙間をシールするインナーリングを有することが好ましい。
また、本発明の二重容器用キャップは、上記構成において、前記キャップ本体には、前記外層体のスクイズ解除による復元に伴い、前記外層体と前記内層体との間の空間に外気を導入する外気導入孔が設けられており、
前記外気導入孔に連通し、前記外層体のスクイズ解除による復元に伴って開放される外気導入弁を有することが好ましい。
また、本発明の二重容器用キャップは、上記構成において、前記内層体から前記注出孔への内容物の流路を取り囲む環状壁を更に備え、前記第2逆止弁は、前記環状壁の内周面に一体に設けられ、前記外気導入弁は、前記環状壁の外周面に一体に設けられていることが好ましい。
本発明の二重容器用キャップによれば、若干の固形物を含んだ内容物を収容しても、収容空間への外気の侵入を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る二重容器用キャップの断面図である。 本発明の一実施形態に係る二重容器用キャップを構成する第1逆止弁(スリット弁)及び弁固定部を示す底面図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態である二重容器用キャップ1が、これに適合する二重容器本体2に装着された状態を示す。二重容器用キャップ1は、キャップ本体10、逆止弁組体30、結合弁40、及び蓋体50を有している。二重容器本体2は、内層体3、及び外層体4で構成されている。キャップ本体10は、二重容器本体2の口部周壁4aに装着される外周壁11を有する下キャップ10aと、後述する注出孔14aを有する上キャップ10bから構成されている。上キャップ10bの周壁17の上端部には、ヒンジ53hを介して蓋体50が一体に設けられている。なお、本明細書、特許請求の範囲、要約書および図面では、蓋体50が位置する側を上方(図1における上側)とし、二重容器本体2が位置する側を下方(図1における下側)とする。
まず、二重容器本体2について説明する。本実施形態では、二重容器本体2は、内層体3の合成樹脂素材と外層体4の合成樹脂素材とを積層して形成されるパリソンに対し、押出しブロー成形を行うことによって積層剥離容器を形作っている。そして、二重容器本体2を構成する内層体3の材料にはエチレン―ビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)又はナイロンを用いている。また、外層体4の材料には、低密度ポリエチレン(LDPE)又は高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)を用いており、特にLDPEを用いた場合には高いスクイズ性を付与することができる。しかし、この態様に限定されず、例えば試験管状のプリフォームから二軸延伸ブロー成形を行うことによって積層剥離容器を形成する場合には、内層体3の材料にはポリプロピレン(PP)を用い、外層体4の材料にはポリエチレンテレフタレート(PET)を用いてもよい。また、内層体3及び外層体4の材料には、相互に相溶性が低い他の樹脂を用いることができ、積層剥離容器の成形方法も限定されない。更に、二重容器本体2は、積層剥離容器ではなく、外層体4と内層体3とを個別に形成して組み付けるものであってもよい。また、図示は省略するが、内層体3と外層体4との間に、上下方向に延在して内層体3と外層体4とを部分的に接合する、1本或いは複数本の接着帯を設けてもよい。
内層体3は、減容変形可能に形成されるものであって、本実施形態では、積層状態で形成された二重容器本体2に対し、外層体4から剥離させることで得られるものである。内層体3は、その内側に内容物を収容する収容空間Sと、この収容空間Sにつながる上部開口3aを備えている。
外層体4は、円筒状の口部周壁4a(口部)に、復元自在な可撓性を有する図示しない胴部、及び胴部の下端を閉鎖する図示しない底部を連結したものである。口部周壁4aの外周面には雄ねじ部4bを設けている。また、口部周壁4aには、内層体3との相互間に空気を取り込むための貫通孔4cを設けていて、更に、口部周壁4aの外周面には、上下方向に雄ねじ部4bを切り欠く溝部4dを設けている。
次に、二重容器用キャップ1を構成するキャップ本体10について説明する。キャップ本体10は、上述のように、口部周壁4aに装着される外周壁11を有する下キャップ10aと、注出孔14aを有する上キャップ10bから構成されている。下キャップ10aは、口部周壁4aを取り囲む外周壁11を備えていて、外周壁11の内周面には、口部周壁4aの雄ねじ部4bに対応する雌ねじ部12aが形成されている。また、外周壁11の上部に形成され外周壁11よりも外径が小さく(肉厚を薄く)形成された嵌合筒部11aには、後述する上キャップ10bの周壁17にアンダーカット係合させるための突起部11bが設けられている。
外周壁11の内周面から径方向内側に向かって、内層体3の上部開口3aを覆う隔壁21が形成されている。隔壁21は、注出孔14aと内層体3との間に配置されると共に、二重容器本体2の上部開口3aに気密に当接し、上部開口3aを閉塞している。隔壁21の径方向中央には、後述するスリット弁31aの下方及び径方向外側への変位を拘束する弁固定部23が形成されている。なお、隔壁21及び弁固定部23については、後ほど詳述する。
次に、キャップ本体10を構成する上キャップ10bについて説明する。上キャップ10bは、下キャップ10aの嵌合筒部11aに嵌合する周壁17と、周壁17の上端に一体に連結された頂壁13とを有している。また、頂壁13の上面中央には、注出筒14が設けられており、注出筒14の内周面には、内容物を注出する注出孔14aが形成されている。二重容器用キャップ1の未使用状態において、注出孔14aは、図1に示すように、弱化部19dを介して上キャップ10b(キャップ本体10)に連結された除去部19により閉塞されている。除去部19の上面には、上方に引っ張ることで除去部19を上キャップ10bから引きちぎって除去するための摘み部19bが一体に設けられている。頂壁13の下面には、同心二重配置となる一対の上部嵌合壁15が設けられている。更に、上部嵌合壁15より径方向外側には、頂壁13を貫通する外気導入孔16を設けている。本実施形態では、周方向の複数箇所に外気導入孔16を設けている。このように構成することで、頂壁13上に溢れた内容物が、一つの外気導入孔16を塞いでも、他の外気導入孔16から外気を取り込むことができる。なお、外周壁11の下端は口部周壁4aと気密に当接していて、口部周壁4aと外周壁11との間には、貫通孔4cに通じる通気路Tが設けられている。
本実施形態では、上下方向に雄ねじ部4bを切り欠く溝部4dを通気路Tとして用いるように構成しているが、この態様には限定されない。溝部4dを設けず、雄ねじ部4bと雌ねじ部12aの隙間を通気路Tとして用いてもよい。
また、本実施形態では、外気導入孔16をキャップ本体10の頂壁13に設けると共に貫通孔4cを口部周壁4aに設けて外気を外層体4と内層体3の間の空間に導入するように構成したが、この態様には限定されない。例えば、二重容器本体2の底部のピンチオフ部のスリットから外層体4と内層体3の間の空間に外気を導入するなどしてもよい。
下キャップ10aの径方向内側には、上述のように、内層体3の上部開口3aを覆う隔壁21が形成されている。
本実施形態において、隔壁21は、下キャップ10aの外周壁11と一体形成されており、隔壁21の上面には、円筒形状を有する嵌合壁25と、嵌合壁25の径方向内側に形成された内嵌合壁25aが設けられている。嵌合壁25の内周面には、後述する結合弁40の環状壁41が嵌合可能に構成されている。また、隔壁21の内周端から下方に向かって、側壁23c及び底壁23bにより構成された弁固定部23が設けられている。弁固定部23は、下キャップ10aの外周壁11と一体成形されている。そして、弁固定部23により区画形成される領域には、後述する第1逆止弁31と弁座33とが一体成形された逆止弁組体30が配置されている。側壁23cの径方向外側には、外層体4との間で内層体3を挟み込む環状のシール壁26が設けられている。なお、隔壁21の外周縁部(外周壁との連結部)には、通気路Tと外気導入孔16とを連通させる少なくとも1つの連通孔27が設けられている。図1の例では、一対の連通孔27が対向配置されているが、個数や位置はこれに限定されない。
第1逆止弁31は、中央に十字形状のスリットが設けられ上に凸となるドーム形状を有するスリット弁31aが、上方に延びる側壁31bを介して円環形状のスリットベース31cと連結されている。そして、第1逆止弁31は、スリットベース31cの外側端から垂下する嵌合周壁31dと側壁31bとで形成される嵌合溝31eに内嵌合壁25aが嵌合することで、下キャップ10aに対して固定されている。弁固定部23の底壁23b及び側壁23cがスリット弁31aの外周端近傍に配置されており、スリット弁31aの下方及び外周方向への変位を規制している。スリット弁31aは、弁固定部23によって支持されている。
弁固定部23の底壁23bには、図2に示すアーム23fを介して上方に突出する押圧部23aが設けられている。押圧部23aは、スリット弁31aを下方から押圧して、スリットを僅かに開かせるために設けられている。これによって、スリット弁31aのスリット同士が張り付いて開かなくなることがない。なお、本実施形態では、1本のアーム23f上に押圧部23aを形成するように構成したが、この態様には限定されない。底壁23bに形成された開孔を通じて内容物が通過可能であればよく、例えばアームを十字形状に形成したり、アームを設ける代わりに底壁23bに複数の貫通孔を形成するように構成してもよい。
スリットベース31cの上面の内周端には、上方に向かってやや縮径しながら延びる弁座33が設けられている。後述する第2逆止弁43は、逆止弁アーム43bにより弾性支持された逆止弁弁体43aが弁座33の上面に着座することによって閉塞状態となる。そして、弁座33の内周面は、内層体3の内部と注出孔14aとを連通する連通口33aを構成している。
注出孔14aと第1逆止弁31との間には、第2逆止弁43が設けられている。第2逆止弁43は、図1に示すように、結合弁40の一部として、円筒状の環状壁41の径方向内側に設けられている。第2逆止弁43は、円板状の逆止弁弁体43aの外周縁の3箇所を逆止弁アーム43bによって支持された構造を有する、いわゆる三点弁である。そして、逆止弁弁体43aが弁座33の上面に当接することにより、第2逆止弁43は閉塞状態となる。なお、逆止弁弁体43aの上面には、蓋体50の閉塞時に、逆止弁弁体43aの上方への変位を規制する突部などの部材が設けられていてもよい。
外層体4のスクイズによって内層体3内の圧力が高まると、まず、第1逆止弁31のスリット弁31aが上方に弾性変形してスリットが開き、第1逆止弁31と第2逆止弁43との間の内容物貯留空間L内の圧力が高まる。その圧力によって、逆止弁アーム43bの弾性力に抗して逆止弁弁体43aが図1の上方に持ち上げられ、弁座33から離間することによって第2逆止弁43は開放状態となる。外層体4のスクイズが解除されると、内層体3内の圧力が低下し、スリット弁31aは閉塞する。また、内層体3内の圧力低下に伴い内容物貯留空間L内の圧力も低下するため、逆止弁弁体43aは、自重及び逆止弁アーム43bの弾性力等によって再び弁座33に当接し、第2逆止弁43は閉塞する。
第1逆止弁31と第2逆止弁43との間に設けられた、図1に示す内容物貯留空間Lは、内容物を吐出する際に内容物の流路となる他、内容物の吐出後に残留した内容物の一部が内容物貯留空間Lに貯留されることで第1逆止弁31のスリット弁31aを覆い、封止する。すなわち、内容物貯留空間Lに貯留された内容物によっていわゆる液シールを構成し、内層体3への外気の侵入を抑制することができる。
なお、第1逆止弁31は、例えばシリコンゴムやエラストマー等の軟材質により構成することができる。また、第2逆止弁43は、例えば低密度ポリエチレン(LDPE)等の樹脂材料により構成することができる。
本実施形態においては、スリット弁31aは、上に凸形状を有するドーム形状としたが、この態様に限定されるものではなく、例えば下に凸形状を有するようにしてもよいし、平面形状としてもよい。また、スリット弁31aに形成されるスリットは、十字形状以外の例えば曲線からなる形状でもよく、また本数も1本、又は3本以上であってもよい。
また、本実施形態においては、第2逆止弁43を構成する逆止弁弁体43aを円板状部材で構成したが、この態様には限定されず、矩形形状等を有する部材であってもよい。また、第2逆止弁43は、必ずしも三点弁である必要はなく、弁体が1箇所で支持された一点弁や、弁体が2本又は4本の弾性アームで支持された二点弁や四点弁など、内層体3内の正圧によって開放される様々な弁を用いることができる。
環状壁41の径方向外側には、図1に示すように、外気導入弁45が設けられている。外気導入弁45は、環状壁41の径方向外側に、円環状且つ薄肉の弁体45aをなして形成されている。弁体45aは、内周側端部を環状壁41の外周面に連結させると共に、外周側端部をキャップ本体10の頂壁13の下面から垂下するインナーリング18の下端に着座させることにより、外気導入孔16を閉塞する。
なお、本実施形態では、第2逆止弁43及び外気導入弁45を環状壁41と一体に設けるように構成したが、この態様には限定されず、例えば、第2逆止弁43と外気導入弁45とを別体で設けてもよい。また、第2逆止弁43及び外気導入弁45は、環状壁41以外のものに固定されていてもよい。
本実施形態では、図1に示すように第2逆止弁43をキャップ本体10に対して取り付けた際、環状壁41の下部が嵌合壁25の内周面で嵌合保持され、環状壁41の上部が一対の上部嵌合壁15で嵌合保持されるようになっている。これにより、図1に示すように、環状壁41の径方向内側には、連通口33aと注出孔14aとを連通させて内容物の流路を形成する内側空間K1が区画形成され、環状壁41の径方向外側には、外気導入孔16と連通孔27とを連通させて空気の流路を形成する外側空間K2が区画形成される。
蓋体50は、図1に示すように、上キャップ10bの周壁17にヒンジ53hを介して連結されており、注出孔14a及び外気導入孔16を覆い隠すことができる。より詳細には、蓋体50は、平板状の上壁52と、上壁52の外縁部に連結するとともにその外周面が周壁17に連なる形状となる蓋体周壁53とを備えている。蓋体周壁53の下部の内周面には、上キャップ10bの頂壁13上面から上方且つ径方向外側に向かって延びる突出部13aにアンダーカット係合する係合突部53bが設けられている。また、上壁52の下面には、蓋体50を閉めた際に注出筒14の内側に入り込んで注出孔14aをシールする筒状のシール筒54が設けられている。蓋体周壁53におけるヒンジ53hと対向する周方向位置には、図1に示すように把持部53aが形成されている。把持部53aは、利用者が把持部53aを把持しながら蓋体50をヒンジ53h周りに回動させることで蓋体50を開放させることができる。
なお、蓋体50は、本実施形態のようにヒンジ53hを介してキャップ本体10の上キャップ10bと一体成形し、キャップ本体10に対してアンダーカット係合させる態様の他、ねじ部を設けてキャップ本体10に対してねじ係合により固定するように構成しても打栓形式により固定するように構成してもよく、その形態は種々選択可能である。
上記のように構成される二重容器用キャップ1から内容物を吐出するにあたっては、利用者は、図1の状態から把持部53aを把持しながら蓋体50をヒンジ53h周りに回転させて突出部13aと係合突部53bとのアンダーカット係合を解除する。このとき、注出筒14の内周面に当接していたシール筒54も注出筒14から離間し、注出筒14の上端が開放された状態となる。この状態で、上キャップ10bに弱化部19dを介して連結された除去部19、及び除去部19の上面に形成された摘み部19bが露出する。
次に利用者は、図1に示す摘み部19bを上方に引っ張ることで薄肉部として形成された弱化部19dを引きちぎり、除去部19を上キャップ10bから取り除く。これによって、注出孔14aが開放され、内容物を吐出可能な状態となる。
蓋体50を開けて注出孔14aを開放させた後、二重容器本体2を起立姿勢から傾倒姿勢に姿勢変更して、外層体4の胴部を押圧(スクイズ)する。これにより、内層体3と外層体4との間の空気を介して、又は直接に内層体3内が加圧される。なお、外層体4の胴部を押圧しているときは、貫通孔4c、通気路T、及び連通孔27を通じて弁体45aにも下方から圧力がかかるため、外気導入弁45は閉塞状態に維持される。従って、外層体4を押圧しても、内層体3と外層体4との間の空気が外気導入孔16から漏れ出すことはなく、内層体3内への加圧が阻害されることはない。そして、内層体3内の正圧が、第1逆止弁31のスリット弁31aを変形させてスリットを開放状態とするため、第1逆止弁31と第2逆止弁43との間の内容物貯留空間L内の圧力も高まる。内容物貯留空間L内の正圧によって第2逆止弁43の逆止弁弁体43aが弁座33から持ち上げられ、第2逆止弁43も開放状態となる。内容物はスリット弁31aの開放したスリットを通って内容物貯留空間L内に侵入し、更に逆止弁弁体43aと弁座33との隙間を通過した後、内側空間K1を経由して注出孔14aから外部に注出される。
所要量の内容物を注出した後、利用者は、外層体4の胴部への押圧を解除する。これによって内層体3内の正圧が外気圧へと戻り、内層体3内の圧力低下に連動して内容物貯留空間L内の圧力も下がる。これによって、第1逆止弁31のスリット弁31aが閉塞すると共に、第2逆止弁43の逆止弁弁体43aも弁座33に当接して閉塞する。なお、第1逆止弁31と第2逆止弁43はほぼ同時に閉塞するが、各弁の閉塞のタイミングは、各弁体の剛性等によって変わるものと考えられる。第1逆止弁31と第2逆止弁43が閉塞すると、吐出されずに残留した内容物の一部が内容物貯留空間L内に貯留されることによって、液シールが構成される。すなわち、内容物に含まれる固形物が逆止弁弁体43aと弁座33との間に挟まって第2逆止弁43が完全に閉塞しないような場合であっても、内容物貯留空間L内に貯留された内容物がシール材の役割を果たして第1逆止弁31のスリット弁31aを覆う。このため、注出孔14aからの外気が内容物貯留空間Lを通過して内層体3内に侵入することがない。また、第1逆止弁31のスリット弁31aに固形物が挟まってスリットに隙間が生じた場合であっても、例えば内容物に一定以上の粘性があれば、内容物貯留空間L内に貯留されている内容物は隙間を通って収容空間S内に戻ることがない。従って、内容物が内容物貯留空間L内に維持されるため、液シールを保つことができる。
また、胴部への押圧の解除によって、外層体4は、それ自身の復元力により元の形状に戻ろうとするため、内層体3と外層体4との間の空間は負圧となる。これによって、貫通孔4c、通気路T、及び連通孔27を通じて外気導入弁45の下方も負圧となるため、弁体45aは下方に引かれて外気導入弁45は開放状態になる。外気導入弁45の開放に伴い、外気導入弁45に連通する外気導入孔16から空気が流入し、外側空間K2、連通孔27、及び通気路Tを経由して、貫通孔4cより外層体4と内層体3の間の空間に空気が導入される。これにより、内層体3を減容変形させたまま外層体4が復元することができる。
なお、本実施形態では、スリット弁31aが注出孔14a側に凸となるドーム形状を有しているため、内層体3内が正圧となった場合にスリット弁31aに引張応力が作用してスリットを開放させる方向の力が作用する。一方、内層体3内の正圧が解除されると、スリット弁31aは、自らの剛性によって元の形状へと復元してスリットを閉塞させる。しかも、先述のようにスリット弁31aの外周端は、弁固定部23によって下方向及び外周方向への変位が規制されているため、スリットが下方向に開いてしまうのを抑制する。つまり、第1逆止弁31は、内容物が内層体3から注出孔14aに向かう方向には開き易く、注出孔14aから内層体3に向けて逆流しようとする方向には開き難くなるように構成されている。従って、胴部をスクイズするのにかかる力を低減できると共に、内容物貯留空間L内の内容物が内層体3内に移動し難くして液シールの効果を高めることができる。
以上のように、本実施形態では、内層体3と注出孔14aとの間に、スリット弁31aを有する第1逆止弁31と、三点弁構成の逆止弁弁体43aを有する第2逆止弁43とを設け、第1逆止弁31と第2逆止弁43の間に内容物貯留空間Lを設けるようにした。この構成によって、内容物貯留空間L内に残留する内容物によって液シールが構成されるので、例えば具材等の固形物を含む内容物を使用して第2逆止弁43に固形物が詰まっても、内容物貯留空間L内の残留内容物が外気を遮断して収容空間S内に入れないようにすることができる。特に、本実施形態では、キャップ本体10が、注出孔14aを有する上キャップ10bと、口部周壁4aに装着される下キャップ10aとを備えるようにしたので、キャップ本体10の基本機能を変えることなく、二重容器本体2の口部周壁4aの仕様に合わせて係合部(雌ねじ部12a)の仕様を容易に変更することができる。また、スリット弁31aは、キャップ本体10の外周壁11と一体成形されている弁固定部23に支持されている。これによって部品点数を削減し、二重容器用キャップ1の組立工数を削減することができる。そして、第1逆止弁31に固形物が詰まってスリットに隙間が生じても、例えば内容物に一定以上の粘性があれば隙間から内容物が流入することがないので、液シールを維持することができる。特に収容空間Sに近い第1逆止弁31をスリット弁31aで構成することによって、胴部の押圧の解除によって確実に第1逆止弁31を閉塞して外気を遮断することができる。また、第2逆止弁43をスリット弁ではなく、開放し易い三点弁等で構成することにより、内容物を注出させるために必要な胴部の押圧力を低減することができる。なお、本願発明は、例えばパスタソース、ピザソース、ウスターソース、とんかつソース等のソース類、ケチャップ、マヨネーズ、ドレッシング及び液味噌などの具入り液体調味料類を含む、若干の固形物を含んだ内容物を収容する用途に用いることができる。特に比較的粘度の高い内容物を収容する場合に液シール性が高まり、顕著な効果を奏する。
また、本実施形態では、スリット弁31aは、押圧部23aにより下方から押圧されることで隙間を有しているように構成した。これによって、内容物がスリット弁31aに付着し固化することでスリット同士が張り付いて開かなくなってしまう不具合を抑制することができる。
また、本実施形態では、第1逆止弁31のスリット弁31aは、上に凸となるドーム形状を有し、スリット弁31aの外周端が弁固定部23によって下方及び外周方向への変位が規制されるようにした。この構成によって、第1逆止弁31が内層体3内の正圧によって開放し易くなる一方、内層体3内の正圧が解除された際には、内容物が内層体3から注出孔14aに向かう方向に開き難くすることができる。
また、本実施形態では、注出孔14aは、弱化部19dを介して上キャップ10b(キャップ本体10)に連結された除去部19により閉塞され、除去部19には除去部19を上キャップ10bから除去するための摘み部19bが一体に設けられている。これによって、未使用状態において注出孔14aを確実に閉塞する一方、摘み部19bを引っ張って除去部19を取り除くという簡便な操作によって注出孔14aを開放状態にして内容物を吐出可能な状態にすることができる。
また、本実施形態では、上キャップ10bは、下キャップ10aの内周面に嵌合することで下キャップ10aとの隙間をシールするインナーリング18を有するように構成した。これによって、上キャップ10bと下キャップ10aとのシール性を向上させることができる。
また、本実施形態では、キャップ本体10には、外層体4のスクイズ解除による復元に伴い、外層体4と内層体3との間の空間に外気を導入する外気導入孔16が設けられており、外気導入孔16に連通し、外層体4のスクイズ解除による復元に伴って開放される外気導入弁45を有するように構成した。これによって、胴部のスクイズ時には、弁体45aにも下方から圧力がかかるため、外気導入弁45は閉塞状態に維持され、内層体3と外層体4との間の空気が漏れ出すことはなく、内層体3内への加圧が阻害されることはない。他方、胴部の押圧を解除すれば、外層体4の復元力により、内層体3と外層体4との間の空間は負圧となる。これによって、外気導入弁45は開放状態になるため、外気導入孔16から空気が容易に流入し、内層体3を減容変形させたまま外層体4が復元することができる。
また、本実施形態によれば、環状壁41に対して第2逆止弁43及び外気導入弁45を一体に設けたので、部品点数を削減し、二重容器用キャップ1の組立工数を削減することができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部に含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば、本実施形態では、キャップ本体10が上キャップ10bと下キャップ10aから構成されるようにしたが、この態様には限定されず、上キャップ10bと下キャップ10aが一体形成されるように構成してもよい。
本発明によれば、若干の固形物を含んだ内容物を収容しても、収容空間Sへの外気の侵入を抑制することができる二重容器用キャップ1を提供することが可能となる。
1 二重容器用キャップ
2 二重容器本体
3 内層体
3a 上部開口
4 外層体
4a 口部周壁(口部)
4b 雄ねじ部
4c 貫通孔
4d 溝部
10 キャップ本体
10a 下キャップ
10b 上キャップ
11 外周壁
11a 嵌合筒部
11b 突起部
12a 雌ねじ部
13 頂壁
13a 突出部
14 注出筒
14a 注出孔
15 上部嵌合壁
16 外気導入孔
17 周壁
18 インナーリング
19 除去部
19b 摘み部
19d 弱化部
21 隔壁
23 弁固定部
23a 押圧部
23b 底壁
23c 側壁
23f アーム
25 嵌合壁
25a 内嵌合壁
26 シール壁
27 連通孔
30 逆止弁組体
31 第1逆止弁
31a スリット弁
31b 側壁
31c スリットベース
31d 嵌合周壁
31e 嵌合溝
33 弁座
33a 連通口
40 結合弁
41 環状壁
43 第2逆止弁
43a 逆止弁弁体
43b 逆止弁アーム
45 外気導入弁
45a 弁体
50 蓋体
52 上壁
53 蓋体周壁
53a 把持部
53b 係合突部
53h ヒンジ
54 シール筒
K1 内側空間
K2 外側空間
L 内容物貯留空間
S 収容空間
T 通気路

Claims (7)

  1. 内容物を収容する内層体と該内層体を収容するスクイズ可能な外層体とを備える二重容器本体に装着する二重容器用キャップであって、
    前記内層体からの内容物を注出する注出孔を有し、前記二重容器本体の口部に装着されるキャップ本体と、
    前記内層体と前記注出孔との間の流路に設けられ、閉塞状態において前記内層体からの内容物の流出を遮断する一方、前記外層体のスクイズによる前記内層体内の圧力上昇によって開放状態となり前記内層体からの内容物を通過させる第1逆止弁と、
    該第1逆止弁と前記注出孔との間の流路に設けられ、閉塞状態において前記内層体からの内容物の流出を遮断する一方、前記外層体のスクイズによる前記内層体内の圧力上昇によって前記第1逆止弁と共に開放状態となり前記内層体からの内容物を通過させる第2逆止弁と
    を備え、
    前記キャップ本体は、前記注出孔を有する上キャップと、前記口部に装着される下キャップとを備え、
    前記第1逆止弁は、スリット弁を有し、
    前記スリット弁は、前記キャップ本体の外周壁と一体成形されている弁固定部に支持されており、
    前記第2逆止弁は、外周側端部が弾性アームによって支持される逆止弁弁体と、該第2逆止弁の閉塞状態において該逆止弁弁体が着座する弁座とを有し、
    前記第1逆止弁と前記第2逆止弁との間には、内容物の吐出後に残留内容物の一部が貯留される内容物貯留空間が設けられていることを特徴とする二重容器用キャップ。
  2. 前記スリット弁は、押圧部により下方から押圧されることで隙間を有している、請求項1に記載の二重容器用キャップ。
  3. 前記スリット弁は、上に凸となるドーム形状を有し、該スリット弁の外周端は、前記弁固定部によって下方及び外周方向への変位が規制されている、請求項1又は2に記載の二重容器用キャップ。
  4. 前記注出孔は、弱化部を介してキャップ本体に連結された除去部により閉塞されており、前記除去部には該除去部を前記キャップ本体から除去するための摘み部が一体に設けられている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の二重容器用キャップ。
  5. 前記上キャップは、前記下キャップの内周面に嵌合することで前記下キャップとの隙間をシールするインナーリングを有する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の二重容器用キャップ。
  6. 前記キャップ本体には、前記外層体のスクイズ解除による復元に伴い、前記外層体と前記内層体との間の空間に外気を導入する外気導入孔が設けられており、
    前記外気導入孔に連通し、前記外層体のスクイズ解除による復元に伴って開放される外気導入弁を有する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の二重容器用キャップ。
  7. 前記内層体から前記注出孔への内容物の流路を取り囲む環状壁を更に備え、前記第2逆止弁は、前記環状壁の内周面に一体に設けられ、前記外気導入弁は、前記環状壁の外周面に一体に設けられている、請求項6に記載の二重容器用キャップ。
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