JP2003011995A - 逆止弁付プラスチック製チューブ容器 - Google Patents

逆止弁付プラスチック製チューブ容器

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JP2003011995A
JP2003011995A JP2001199669A JP2001199669A JP2003011995A JP 2003011995 A JP2003011995 A JP 2003011995A JP 2001199669 A JP2001199669 A JP 2001199669A JP 2001199669 A JP2001199669 A JP 2001199669A JP 2003011995 A JP2003011995 A JP 2003011995A
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浩昭 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内容物に対して耐腐食性等の対応が出来、廃
棄処分やコストの面で優れ、空気溜まりを作らず、内部
の圧力変化に機敏に対応して弁開閉がなされる逆弁付プ
ラスチック製チューブ容器を提供する。 【解決手段】 ガスバリアー性を有するプラスチック製
チューブ2と、この口部3を密封するガスバリアー性シ
ール材4と、この上に載置し口部3に気密に載置したド
ーム型の逆止弁5とからなる逆止弁付プラスチック製チ
ューブ容器。この容器の口部3には、着脱可能で逆止弁
5を装着している中キップ6と、中キャップ6に着脱自
在で逆止弁5を覆うカバーキャップ7が付設されている
ことが好ましい。使用に際しては、チューブ2の内容物
8の使用時にシール材4を除去して、口部3に逆止弁を
気密に着座させ、予め内部に空気溜まりを生じさせず
に、内容物8の使用前にはチューブ2内に空気を入れ
ず、逆止弁5の素材自体及び形状が有する復力との相乗
により、チューブ2内が加圧から減圧に転じる直前にス
リット20を閉じて外部と遮断し空気を内部に入れない
機構になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内容物を押し出し
た後の空気の逆流を阻止し、空気による内容物の変質を
防ぐ逆止弁付プラスチック製チューブ容器に関し、詳し
くは、ガスバリアー性を有するプラスチック製チューブ
の口部をガスバリアー性シール材にて密封し、その上に
中キャップに装着した逆止弁を外付けして、内容物の使
用時に口部からガスバリアー性シール材を除去し、口部
に逆止弁を気密に着座させて、内部に空気溜まりを生じ
させない逆止弁付プラスチック製チューブ容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、空気に触れると変質する物質が内
容物となっているチューブ容器としては、ガスバリアー
性に優れ、内容物を押し出した後、そのままの形状を維
持して(塑性変形をして)外気をチューブ容器内に吸い
込まないなどの理由から、アルミニウム、錫、鉛等の金
属製のものが多く用いられてきた。しかしながら、上記
の金属製チューブ容器は、内容物の性状によっては、腐
食等により使用できない場合があり、さらに、使用後の
廃棄処分の面やコストの面から、次第に主としてポリオ
レフィン系フィルムなどの多層積層体からなるプラスチ
ック製チューブ容器に代わりつつある。
【0003】ところが、このプラスチック製チューブ容
器は、耐腐食性、廃棄処分やコストの面で優れているも
のの、内容物を押し出した後の塑性変形が余り成され
ず、その復元力により、エアバック性、つまり容器内部
に押し出した内容物の量に相当する分の空気を呼び込ん
でしまうという特性がある。チューブ容器のこのような
特性は、例えば、染毛剤のような内容物が空気に触れる
と反応して変色してしまものの場合は、変色や変性によ
って商品価値を著しく損ねてしまうという問題がある。
さらに、プラスチックの種類によっては、ガスバリアー
性が低く、壁面を空気が透過してプラスチック製チュー
ブ容器内に入り込んで内容物に触れ変色させてしまうと
いう問題もある。
【0004】そのような理由から、プラスチック製チュ
ーブ容器は、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのポリ
オレフィンとガスバリアー性の高いポリアミドとの積層
体や、ポリエステルやポリオレフィンにアルミナや酸化
珪素などの金属酸化物を蒸着したフィルムを使用するこ
とで、ガスバリアー性を確保し、さらにその口部に別製
作の逆止弁を取り付けることで、内容物を押し出した後
の復元力による空気の呼び込みを阻止し、空気と内容物
との接触を避けて内容物の変質を防いでいる。
【0005】例えば、図12に示すように、プラスチッ
クシートaにプラスチック製チューブbの口部cに合わ
せて十字状スリットdを打ち抜くことで形成した逆止弁
eを、口部cにヒートシールして、さらにその逆止弁e
上に易剥離性バリアーフィルムfを積層した逆止弁付プ
ラスチック製チューブ容器gが知られている(特開平1
1−105896号公報参照)。
【0006】この逆止弁付プラスチック製チューブ容器
gは、逆止弁e上の易剥離性バリアーフィルムfを剥が
し、プラスチック製チューブbを手指で押圧して内部圧
力を上昇させて、逆止弁eの十字状スリットdを開き内
容物を押し出すことで使用する。手指の押圧を止めると
プラスチック製チューブbの復元力により、空気を吸い
込もうとするが、プラスチック製チューブb内が加圧状
態から減圧状態に移行する過程で、逆止弁eの復元力に
より十字状スリットdが閉じて、空気をプラスチック製
チューブb内に呼び込まず、内容物と空気とが接触する
ことはない。
【0007】また、図13、14に示すように、エラス
トマー成形体iに貫通状の切れ目jを入れて構成した弁
部材kを液流出路hに嵌合し、この弁部材kを自由状態
で外方に対して凹面状lをなす逆止弁付プラスチック製
チューブ容器g1が知られている(特開平7−2805
6号公報参照)。さらに、図15、16に示すように、
弁部材kの十字状の切れ目jが使用により、必要以上に
切り裂かれ内容物が大量に注出されるのを止めるため
に、十字状の切れ目jの終端部あるいはその延長線上に
略直角に横切る切り込みmを形成した逆止弁を使用する
ラスチック製チューブ容器も知られている(特開平11
−105903号公報参照)。さらに、2液混合型の染
毛剤用の容器として、ビニール製を採用したチューブ容
器が知られている(実用新案登録第2596247公報
参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た逆止弁付プラスチック製チューブ容器gは、逆止弁e
がプラスチックシートaに口部cに合わせて十字状スリ
ットdを打ち抜くことで形成したものであるため、逆止
弁eの開閉がプラスチックシートaの素材としての弾性
による復元力のみに依存するから、内容物との関係で逆
止弁eの開閉がスムーズにいかずに不安定となり、特に
逆止弁eの閉鎖がスムーズにいかないと、内容物と空気
とが触れる機会が増え、内容物が例えば染毛剤などの場
合には、本来乳白色のものが空気と反応して茶褐色など
に変色することになる。さらに、逆止弁eを構成するプ
ラスチックシートaがガスバリアー性でないため、特に
保管が長期にわたった場合に逆止弁eから空気が透過し
て内部に侵入し、染毛剤の使用前から一部変色したもの
となり、ユーザーに悪影響を及ぼす虞がある。
【0009】これを防ぐために、図17に示すように、
逆止弁eを外方に対して凸な形状にして、素材による復
元力にプラスして形状による復元力を付加させ、プラス
チック製チューブbの口部cを易剥離性バリアーフィル
ムfにてシールする逆止弁付プラスチック製チューブ容
器g2が考えられる。しかし、凸形状の逆止弁eとの間
に空気溜まりnが出来、この空気溜まりn内の空気がガ
スバリアー性でない逆止弁eを透過して、染毛剤oと空
気とが触れ、やはり染毛剤oの使用前から一部変色した
ものとなってしまい、商品価値を著しく損ねてしまうこ
とがある。
【0010】また、上記の逆止弁付プラスチック製チュ
ーブ容器g1は、逆止弁を使用するが、内容物を押し出
した後に、弁部材kが外方に対して凹面状をなす逆止弁
により、液だれを防止しつつ積極的に空気をチューブ容
器g1内部に導入して、押し出しによる変形を回復しす
るためのものであり、逆止弁の使われ方が逆である。さ
らに、上記の逆止弁付プラスチック製チューブ容器gで
は、上述したチューブ容器g1の機能に加えて、弁部材
kの十字状の切れ目jの終端部あるいはその延長線上に
略直角に横切る切り込みmを形成して、十字状の切れ目
jが必要以上に切り裂かれないようにし、内容物が大量
に注出されるのを止めるためのものである。そして、上
記チューブ容器g2は、単に、2液混合型の染毛剤用の
容器として、プラスチックであるビニール製を採用した
ことだけを示すものに過ぎない。
【0011】そこで、本発明の目的は、内容物の多様性
に対して耐腐食性等の対応が出来、廃棄処分やコストの
面で優れており、塑性変形が余り成されないプラスチッ
ク製であっても、製造過程で空気溜まりを作ることな
く、使用過程でも逆止弁が内部の圧力変化に機敏に対応
して弁開閉がスムーズになされる逆止弁付プラスチック
製チューブ容器を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案されたものであって、下記の構成から
なることを特徴とするものである。すなわち、本発明に
よれば、ガスバリアー性を有するプラスチック製チュー
ブと、該プラスチック製チューブの口部を密封するガス
バリアー性シール材と、該ガスバリアー性シール材上
に、前記口部に気密に載置した逆止弁とからなる逆止弁
付プラスチック製チューブ容器が提供される。
【0013】また、本発明によれば、チューブ容器口部
に着脱可能で前記逆止弁を装着するキャップを有する上
記逆止弁付プラスチック製チューブ容器が提供される。
【0014】また、本発明によれば、前記逆止弁は、柔
軟性且つ弾力性を有する熱可塑性の素材にて構成され、
プラスチック製チューブの口部に上記ガスバリアー性シ
ール材を介して気密に着座した状態で外方に凸な形状で
あると共に先端部分にスリットを有してなる上記逆止弁
付プラスチック製チューブ容器が提供される。
【0015】また、本発明によれば、前記逆止弁は、そ
のスリットを予め型による成形時に形成されたものであ
る上記逆止弁付プラスチック製チューブ容器が提供され
る。
【0016】また、本発明によれば、前記逆止弁の素材
は、エラストマーである上記逆止弁付プラスチック製チ
ューブ容器が提供される。
【0017】また、本発明によれば、前記プラスチック
チューブ容器は、防湿性樹脂層を含む積層体から構成さ
れている上記逆止弁付プラスチック製チューブ容器が提
供される。
【0018】また、本発明によれば、前記プラスチック
製チューブは、外側から内側にむけて、オレフィン系樹
脂外側層/ガスバリアー性樹脂層/環状オレフィン系共
重合体層/オレフィン系樹脂内側層の層構成をなす上記
逆止弁付プラスチック製チューブ容器が提供される。
【0019】また、本発明によれば、前記プラスチック
製チューブの内容物は、染毛剤である上記逆止弁付プラ
スチック製チューブ容器が提供される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。図1は本発明の実施形態を示す
逆止弁付プラスチック製チューブ容器の縦断面図、図2
は図1のA部における他の実施形態を示す断面図であ
る。本発明の逆止弁付プラスチック製チューブ容器1の
基本的構成は、図9に示されるように、ガスバリアー性
を有するプラスチック製チューブ2と、このプラスチッ
ク製チューブ2の口部3を密封するガスバリアー性シー
ル材4と、このガスバリアー性シール材4上に、前記口
部3に気密に載置した逆止弁5とから構成される。この
逆止弁付プラスチック製チューブ容器の一実施形態にお
いては、前記口部3に着脱可能で逆止弁5を装着してい
る中キャップ6と、この中キャップ6および口部3の少
なくともいずれか一方に着脱自在で逆止弁5を覆うカバ
ーキャップ7が付設されている。
【0021】このようにすることによって、使用に際し
ては、プラスチック製チューブ2の内容物8の使用時に
口部3からガスバリアー性シール材4を除去して、口部
3に逆止弁5を気密に着座させ、プラスチック製チュー
ブ2の内部に予め空気溜まりを生じさせないようにした
ものである。そして、このプラスチック製チューブ2の
口部3に逆止弁5を装着した中キャップ6およびこの逆
止弁5を覆うカバーキャップ7を装着状態で、プラスチ
ック製チューブ2の底部から内容物8、例えば、染毛剤
を充填した後、その底部を密封して最終製品とするもの
である。
【0022】前記プラスチック製チューブ2は、一端に
口部3を有し、他端に内容物8たる染毛剤を充填するた
めの底部を有し、さらにガスバリアー性を有する素材に
て構成されていれば、その壁面の層構成には特に限定が
ない。通常、ガスバリアー性層、例えばアルミニウム等
の金属箔、エチレン−ビニルアルコール共重合体等の樹
脂層を熱可塑性樹脂、例えば、オレフィン系樹脂の低密
度ポリエチレン(LDPE)によりはさみ込み、ガスバ
リアー性を付与したものが使用される。また、上記層構
成には、防湿性樹脂層、例えば環状オレフィン系共重合
体層が含まれていてもよい。
【0023】特に、染毛剤等の酸素を極端に嫌うものが
内容物8である場合には、このプラスチック製チューブ
2は、外側から内側にむけて、オレフィン系樹脂外側層
/ガス(空気ないし酸素)バリアー性樹脂層/環状オレ
フィン系共重合体層/オレフィン系樹脂内側層の層構成
をなすものが好ましく使用される。この際、ガスバリア
ー性樹脂層と環状オレフィン系共重合体層は入れ替わっ
ていてもよく、外側から内側にむけて、オレフィン系樹
脂外側層/環状オレフィン系共重合体層/ガスバリアー
性樹脂層/オレフィン系樹脂内側層の層構成であっても
よい。また、環状オレフィン系共重合体層とガスバリア
ー性樹脂層との間に酸素吸収性樹脂層を含んでいても良
い。これらの層は、各層間に熱接着性がある場合は熱接
着し、ない場合は各層間に接着剤層を設けて一体化す
る。
【0024】オレフィン系樹脂外側層および内側層は、
例示すれば、低・中・高密度ポリエチレン、線状低密度
ポリエチレン、アイソタクティックポリプロピレン、シ
ンジオタクティックポリプロピレン、エチレン−プロピ
レン共重合体、ポリブテン−1、ポリ4−メチル−1−
ペンテン、エチレン−ブテン−1共重合体、プロピレン
−ブテン−1共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン
−1共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、イオン
架橋オレフィン共重合体(アイオノマー)、エチレン−
アクリル酸エステル共重合体等があり、これらは単独で
も、2種以上のブレンドでも良い。
【0025】環状オレフィン系共重合体層は、水分によ
るガスバリアー性樹脂層における空気中の酸素のバリア
ー性の低下を防止する働きをなすものであり、オレフィ
ンと環状オレフィンとの非晶質ないし低結晶性共重合体
(COC)が挙げられる。オレフィンとしては、エチレ
ンが好適であるが、他にプロピレン、1−ブテン、1−
ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、3−メチル1
−ペンテン、1−デセン等の炭素数3ないし20のα−
オレフィンが単独あるいはエチレンとの組み合わせで使
用される。一方、環状オレフィンとしては、エチレン系
不飽和結合とビシクロ環とを有する脂環族炭化水素化合
物、特に、ビシクロ〔2、2、1〕ヘプト−2−エン骨
格を有する炭化水素化合物である。
【0026】ガス(酸素)バリアー性樹脂層は、低いガ
ス(空気ないし酸素)透過係数および吸湿性を有し且つ
熱可塑性樹脂が使用される。例示すれば、上記したエチ
レン−ビニルアルコール共重合体が最適であるが、これ
に限定することなく、ナイロン6、ナイロン6・6、ナ
イロン6/6・6共重合体、メタキシリレンアジパミ
ド、ナイロン6,10、ナイロン11、ナイロン12、
ナイロン13等のポリアミド類が使用される。
【0027】酸素吸収性樹脂層は、酸化性樹脂と遷移金
属系触媒との樹脂組成物や熱可塑性樹脂と酸素吸収剤と
の樹脂組成物が使用される。ここで、酸化性樹脂とは遷
移金属系触媒の作用により、空気中の酸素により酸化を
受ける樹脂である。例えば、炭素側鎖(a)を含み、
且つ主鎖は側鎖にカルボン酸基、カルボン酸無水物基、
カルボン酸エステル基、カルボン酸アミド基およびカル
ボニル基からなる群より選択された少なくとも1個の官
能基(b)を含む樹脂、ポリアミド樹脂、エチレン
系不飽和基含有重合体等が使用される。また、遷移金属
系触媒は、酸化性樹脂の酸化反応の触媒となるものであ
り、遷移金属の有機酸塩あるいは有機錯塩等である。そ
の例としては、鉄、コバルト、ニッケル、銅、銀、錫、
チタン、ジルコニウム、バナジウム、クロム、マンガン
等を挙げることが出来るが、これらのうちコバルトが酸
素吸収速度が大きく特に好適である。さらに、酸素吸収
剤は、従来からある略全てを使用できるが、還元性で実
質的に水に溶けないものが好ましく、還元性鉄、還元性
亜鉛、還元性錫粉、酸化第一鉄、四三酸化鉄、炭化鉄、
珪素鉄、鉄カルボニル、水酸化鉄等の単独は組み合わせ
たものを主成分としたものが使用される。また、多価フ
ェノールを骨格内に有する高分子化合物、例えば、多価
フェノール含有フェノール・アルデヒド樹脂も使用でき
る。
【0028】前記プラスチック製チューブ2の口部3
は、その外周面にネジ10が刻設され、このネジ10に
沿うネジ11が中キャップ6の内周面に刻設されて、口
部3に前記中キャップ6がねじ込まれてゆき螺着出来る
ようになっている。そして、上述の通り、口部3の端面
3a上にガスバリアー性シール材4が貼られ、底部から
内容物8を充填したのち、底部を閉じればプラスチック
製チューブ2内全体がガスバリアー性を有することにな
り、空気(酸素)が内部に入り込み、内容物8と触れる
ことがなくなる。
【0029】前記中キャップ6は、内筒12と外筒13
との二重筒状をなし、さらに内筒12の端面に同心的に
ノズル14が延設され、このノズル14に前記逆止弁5
が装着されてなる。この内筒12の内周面に前記ネジ1
1が刻設され、中キャップ6がプラスチック製チューブ
2の口部3に着脱可能に螺着出来、外筒13の外周面に
嵌合突起15が設けられている。
【0030】したがって、同様に、内筒16と外筒17
との二重筒状をなしている前記カバーキャップ7は、そ
の外筒17の内周面に設けられた嵌合凹部18が嵌合突
起15に嵌合し、上記ノズル14の外径よりやや小さく
形成された内筒16の内周面がノズル14の外周面に嵌
められ、中キャップ6とカバーキャップ7との間の気密
性を保持すると共に、中キャップ6からカバーキャップ
7が簡単に離脱することがないようになっている。
【0031】中キャップ6およびカバーキャップ7の材
質は、プラスチック製チューブ2の外装材と同様に熱可
塑性樹脂、例えば、オレフィン系樹脂の低密度ポリエチ
レン(LDPE)が使用されるが、これに限定されず、
内容物8に対して耐腐食性を有し、加工性が良く、経済
性に富み、ガスバリアー性もなるべく併せ持つものが望
ましい。なお、図2に示すような中キャップ6aの形状
でも良く、この中キャップ6aは、外筒13とは別に上
部外筒19を延設して、この上部外筒19に突起9aを
設け、カバーキャップ7を着脱自在に嵌めるようにした
ものである。
【0032】前記逆止弁5は、フランジ5aとドーム部
5bとからなり、前記中キャップ6の内筒12の端面に
同心的に延設したノズル14の内周面に密着且つ離脱し
ないように嵌められ、プラスチック製チューブ2の口部
3に気密に着座した状態で、外方に凸な形状であると共
に、ドーム部5bにスリット20を有し、かつ柔軟性お
よび弾力性を有する素材にて構成してなるものである。
この逆止弁5の外方に向かって凸の形状の例として、こ
の実施形態ではドーム型としているが、この形状に限定
されるものではない。
【0033】基本的には球面を有しているのが望ましい
が、例えば、円錐型、円錐台型、角錐型、角錐台型等で
も良い。要はスリット20が逆止弁5の素材自体が有す
る復元力に、形状が有する復元力が加算されるような外
方に凸な形状であれば良い。すなわち、逆止弁が外方に
向かって凸の形状であると、素材自体が有する復元力に
形状が有する復元力が加わって、プラスチック製チュー
ブ2内が加圧から減圧に転じる際、逆止弁5のスリット
20が速やかに閉じて外部と遮断し空気を内部に入れな
くなるからである。また、このスリット20は、この実
施形態では十字状であるが、これに限定されず、一本線
状でも、Y字状でも良く、要は前記プラスチック製チュ
ーブ2内が加圧状態の時素早く開き、減圧状態の時素早
く閉じ、所定の開口面積を確保できるものであればよ
い。
【0034】本発明の逆止弁5は、その成形後にスリッ
ト20をカッター等により後加工するのではなく、図5
に示すように、所定寸法の長さおよび巾のスリットを成
形できる金型にて、予め成形時にスリット20を形成し
ておくことが特徴である。このスリット20は、型成形
であるから精度が良く、そして、予め開けておいた巾の
狭いスリット20、例えば0.2mm程度の巾のスリッ
ト20であれば、図6に示すように、金型から逆止弁5
を離脱させる際の離型抵抗ならびにプラスチック素材の
収縮により矢線方向に径変形して閉じるため、スリット
20が常時閉の逆止弁5を得ることが出来る。したがっ
て、スリット20をカッター等により形成する後加工の
工程が不要になるというメリットもある。
【0035】この逆止弁5の材質は、内容物8の性状に
対応出来、さらに適度の柔軟性、適度の弾力性を有し素
材としての復元性があれば、特に限定されるものではな
い。この適度の柔軟性は、プラスチック製チューブ2の
口部3に逆止弁5を気密に着座させるのに必要となり、
適度の弾力性は、既に述べた通り、プラスチック製チュ
ーブ2内が加圧から減圧に転じる際、スリット20が速
やかに閉じるための復元力源として必要となるものであ
る。この材質を例示すれば、エラストマー、ポリプロピ
レン、LLDPE,LDPE,VLPEなどのポリエチ
レン、軟質塩化ビニル、エチレン−プロピレンゴム(E
PDM)などが例示されるが、中でも、エラストマーが
逆止弁5の材質として特に好適である。
【0036】また、中キャップ6と逆止弁5とは、内容
物8の種類により、図7、8に示すような形状としても
良い。図7は逆止弁5のドーム部5bを長くして、内容
物8を押し出す先端長さhを長くしたものであり、図8
は内筒12の端面に延設したノズル14を長くして、内
容物8を押し出す先端長さhを長くしたものである。そ
して、中キャップ6と逆止弁5との関係は、図1、7、
8に示す実施形態のどれを選択するかは、内容物8の種
類により、さらにこれら以外のものでも良い。
【0037】また、本発明のプラスチック製チューブ
は、内容物に特に限定はないが、ガスバリアー性に最大
の注意を払っていることから、空気と接触することを嫌
うものに対してその有効性を発揮することが出来、特
に、空気中の酸素と接触することにより変色する染毛剤
用として好適である。この染毛剤は、2液を混合して発
色させるタイプのものが多くある。
【0038】次に、上記構成になる逆止弁付プラスチッ
ク製チューブ容器1の機能について説明する。まず、内
容物8、例えば、染毛剤の性状に適切に対応できる材質
のプラスチック製チューブ2およびガスバリアー性シー
ル材4を選択し、その口部3の端面をガスバリアー性シ
ール材によって密封し、開いている底部から空気(酸
素)が入らないようにして染毛剤を充填し底部を密封す
る。したがって、染毛剤は図9に示すように、ガスバリ
アー性の高いプラスチック製チューブ2およびガスバリ
アー性シール材4により、空気が入る余地がなく完全に
包囲されている。
【0039】次に、上記染毛剤の性状に適切に対応でき
る材質および形状の逆止弁5を選択し、中キャップ6の
ノズル14に嵌着しその状態で、染毛剤入りプラスチッ
ク製チューブ2の口部3に螺着し、さらに、中キャップ
6の外筒11にカバーキャップ7を嵌着して、最終製品
とする。
【0040】ユーザーは、使用に際して、まず、逆止弁
付プラスチック製チューブ容器1のカバーキャップ7を
外し、さらに中キャップ6も外して、プラスチック製チ
ューブ2の口部3に貼られたガスバリアー性シール材4
を裸出する。プラスチック製チューブ2内から染毛剤が
飛び出さないように注意をしながら、口部3からガスバ
リアー性シール材4を剥がし、直ちに中キャップ6を口
部3にかなり強く螺着して、ガスバリアー性シール材4
を剥がした後の口部3の端面3a上に逆止弁5を気密に
着座させる。
【0041】その後、プラスチック製チューブ2を手指
で押せば、プラスチック製チューブ2内が加圧状態とな
り、逆止弁5のスリット20が素材自体および形状が有
する復元力に抗して開き(図10参照)、染毛剤が出て
くる。所要量の染毛剤を出した後、手指による押圧を止
めれば、プラスチック製チューブ2内が加圧状態からさ
らに減圧状態に移行してゆくが、上記復元力の相乗によ
り、減圧状態に移行する直前にスリット20が閉じ(図
11の点線で示す位置)、さらに、プラスチック製チュ
ーブ2の復元力によって実線で示す位置に移動して、強
く閉じることになって、空気がプラスチック製チューブ
2内に入ることがなく、さらに、カバーキャップ7を嵌
める。したがって、この逆止弁付プラスチック製チュー
ブ容器1によれば、製造過程は無論、最終ユーザーの消
費に際しても、充填状態の内容物たる染毛剤が空気に触
れることが無く、空気による染毛剤の変色、あるいは変
質を避けることが出来、最終ユーザーに悪影響を及ぼす
ことがない。
【0042】以上、本発明の実施形態を説明したが、具
体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲での変更や組み合わせは適宜なし得るものと理
解すべきである。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
プラスチック製チューブの底部から内容物を充填して
も、プラスチック製チューブ内に空気溜まりを作らず、
口部はガスバリアー性シール材にて密封されて空気を入
れず、内部圧力が加圧状態になると、逆止弁が開き内容
物を外部に排出でき、減圧状態になると、逆止弁が閉じ
外部と遮断し空気を内部に入れることがない。したがっ
て、プラスチック製であるから、内容物の多様性に対し
て耐腐食性等の対応が出来、廃棄処分やコストの面で優
れ、消費過程で空気による弊害がないことはもちろんの
こと、製造過程でも空気による着色等の弊害がない効果
がある。また、本発明の逆止弁は、型成形のため高精度
のスリットを形成し、型から離脱させる際の離型抵抗、
プラスチック素材の収縮により、予め開けておいたスリ
ットが閉じて、常時閉の逆止弁を得ることができる。し
たがって、精度の高いスリットによりより弁開閉が確実
となり、その分内容物に悪影響を及ぼさず、且つ別途ス
リットを形成する工程がなくなり、逆止弁を容易に製造
できコストダウンになる。また、本発明によれば、内容
物が易酸化性物質であっても、空気(酸素)がプラスチ
ック製チューブを透過することがなく、内部に空気溜ま
りを作らず、逆止弁が内部の圧力変化に対して応答性良
く開閉して、使用時にも内部に空気を入れない。したが
って、製造過程はもちろんのこと、最終ユーザーの消費
に際しても、充填状態の内容物たる易酸化性物質が空気
に触れることがなく、空気による易酸化性物質の変色な
いし変質を避けることが出来、最終ユーザーに商品価値
の高い製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す逆止弁付プラスチック
製チューブ容器の縦断面図である。
【図2】図1のA部における他の実施形態を示す断面図
である。
【図3】本発明の実施形態の逆止弁を示す縦断面図であ
る。
【図4】本発明の実施形態の逆止弁を示す裏面図であ
る。
【図5】本発明の実施形態の逆止弁の製造状態を示す図
3のB−Bに沿う断面図である。
【図6】本発明の実施形態の逆止弁の製造状態を示す図
3のB−Bに沿う断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態の逆止弁付プラスチック
製チューブ容器の縦断面図である。
【図8】本発明の他の実施形態の逆止弁付プラスチック
製チューブ容器の縦断面図である。
【図9】本発明の実施形態の逆止弁付プラスチック製チ
ューブ容器の使用状態を示す縦断面図である。
【図10】本発明の実施形態の逆止弁の作動状態を示す
縦断面図である。
【図11】本発明の実施形態の逆止弁の作動状態を示す
縦断面図である。
【図12】従来例の縦断面図である。
【図13】従来例の縦断面図である。
【図14】従来例の平面図である。
【図15】従来例の平面図である。
【図16】従来例の半裁断面図である。
【図17】従来例の縦断面図である。
【符号の説明】
1,g,g1,g2 逆止弁付プラスチック製チ
ューブ容器 2,b プラスチック製チューブ 3,c 口部 3a 端面 4 ガスバリアー性シール材 5,e 逆止弁 5a フランジ 5b ドーム部 6,6a 中キャップ 7 カバーキャップ 8 内容物 10,11 ネジ 12,16 内筒 13,17 外筒 14 ノズル 15 嵌合突起 18 嵌合凹部 19 上部外筒 19a 突起 20 スリット a プラスチックシート d 十字状スリット f 易剥離性バリアーフィルム h 液流出路 i エラストマー成形体 j 切れ目 k 弁部材 l 凹面状 m 切り込み n 空気溜まり o 染毛剤
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 47/44 B65D 47/44 E 51/18 51/18 A 53/00 53/00 A Fターム(参考) 3E065 AA01 BA14 BB03 CA09 DA04 DA11 DA14 DB01 FA20 GA10 3E084 AA03 AA12 AA24 AB06 BA03 BA08 CA01 CB02 CC03 DA01 DB12 DC03 FA09 FB02 GA04 GB04 GB08 HA01 HC03 HC08 HD01 LA01 LA17 LB02 LB07 LC02 LD01 LD13 LD18 LG04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスバリアー性を有するプラスチック製
    チューブと、該プラスチック製チューブの口部を密封す
    るガスバリアー性シール材と、該ガスバリアー性シール
    材上に、前記口部に気密に載置した逆止弁とからなる逆
    止弁付プラスチック製チューブ容器。
  2. 【請求項2】 チューブ容器口部に着脱可能で前記逆止
    弁を装着するキャップを有する請求項1記載の逆止弁付
    プラスチック製チューブ容器。
  3. 【請求項3】 前記逆止弁は、柔軟性且つ弾力性を有す
    る熱可塑性の素材にて構成され、プラスチック製チュー
    ブの口部に上記ガスバリアー性シール材を介して気密に
    着座した状態で外方に凸な形状であると共に先端部分に
    スリットを有してなる請求項1または2記載の逆止弁付
    プラスチック製チューブ容器。
  4. 【請求項4】 前記逆止弁は、そのスリットを予め型に
    よる成形時に形成されたものである請求項3記載の逆止
    弁付プラスチック製チューブ容器。
  5. 【請求項5】 前記逆止弁の素材は、エラストマーであ
    る請求項1ないし4のいずれか1項記載の逆止弁付プラ
    スチック製チューブ容器。
  6. 【請求項6】 前記プラスチックチューブ容器は、防湿
    性樹脂層を含む積層体から構成されている請求項1ない
    し5のいずれか1項記載の逆止弁付プラスチック製チュ
    ーブ容器。
  7. 【請求項7】 前記プラスチック製チューブは、外側か
    ら内側にむけて、オレフィン系樹脂外側層/ガスバリア
    ー性樹脂層/環状オレフィン系共重合体層/オレフィン
    系樹脂内側層の層構成をなす請求項1ないし6のいずれ
    か1項記載の逆止弁付プラスチック製チューブ容器。
  8. 【請求項8】 前記プラスチック製チューブの内容物
    は、染毛剤である請求項1ないし7のいずれか1項記載
    の逆止弁付プラスチック製チューブ容器。
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