JPH08133325A - 液体注出容器 - Google Patents

液体注出容器

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JPH08133325A
JPH08133325A JP6270821A JP27082194A JPH08133325A JP H08133325 A JPH08133325 A JP H08133325A JP 6270821 A JP6270821 A JP 6270821A JP 27082194 A JP27082194 A JP 27082194A JP H08133325 A JPH08133325 A JP H08133325A
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liquid
pouring
container
cylinder
storage
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JP6270821A
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Masato Hanaoka
正人 花岡
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 注出筒及び/又は計量キャップから滴下した
液体を収容容器内に還流させずに回収貯留しておき、回
収貯留液体を次回の注出時に収容容器内に逆流させずに
収容容器内の液体と共に注出し得る液体注出容器を提供
すること。 【構成】 仕切板13から突出し且つ下端部に液体の流
出口15を有する注出筒12と、注出筒12との間に液
体回収空間4を設けて注出筒12に仕切板13で結合し
た外周壁部11と、液体回収空間4から回収される液体
を貯留する貯留部14とを備えた注出具1、及び外周壁
部11の上部内側に嵌着される計量キャップ2を具備
し、注出筒12の内壁に流出口15より流出する液体の
注出を案内する一対の案内壁17を設け、収容容器内の
液体を一対の案内板17間を通して注出し得るようにす
ると共に、回収貯留された貯留部14における液体を一
対の案内壁17の外側面に沿って注出し得るようにして
あることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体注出容器、詳しく
は、注出筒及び/又は計量キャップから滴下した液体を
収容容器内に還流させずに回収貯留しておき、回収貯留
液体を、収容容器内の液体の次回の注出時に収容容器内
に逆流させずに収容容器内の液体と共に注出し得る液体
注出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】液垂れを防止しつつ液体洗剤等を注出す
る従来の液体注出容器としては、特公昭63-44631号公報
に記載されたものが知られている。特公昭63-44631号公
報に記載された液体注出容器は、仕切板から上向きに突
出し且つ下端部に収容容器からの液体の流出口を有する
注出筒と、該注出筒との間に液体回収空間を設けて該注
出筒を囲繞し且つ該注出筒に上記仕切板で結合した外周
壁部と、上記液体回収空間から回収される液体を貯留す
る貯留部とを備えた注出具、及び該注出具の上方から上
記外周壁部の上部内側に嵌着される計量キャップを具備
してなるものである。そして、この液体注出容器によれ
ば、一応、一旦貯留された回収液体が、未注出の収容容
器内の液体に混入することがないという効果が奏され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
63-44631号公報に記載の液体注出容器においては、上記
流出口の周囲全周に亘って上記貯留部が設けられている
ため、液体の注出(上記注出筒より上記計量キャップ等
に注ぐこと)時直前及び直後に、上記流出口から流出
(上記収容容器内から該収容容器外に流れ出ること)し
た液体の一部が、上記注出筒から注出されずに上記貯留
部に還流し、該貯留部が還流液体で一杯になってしま
う。この状態で上記計量キャップを上記注出具に戻す
と、上記計量キャップの内面に付着した液体が更に上記
貯留部に還流するため、上記貯留部内の還流液体が溢れ
て上記収容容器内に混入する惧れが生じる。
【0004】また、特公昭63-44631号公報には、図9に
示されるような、上記流出口15’を上記注出筒12’
に接するように設け、上述の液体注出容器に比べて、液
体の注出後に上記貯留部14’が還流液体で一杯になら
ないようになした液体注出容器も記載されているが、こ
のような液体注出容器によっても、図9及び図10にお
いて矢示されるように、液体の注出時直前に上記貯留部
14’に貯留されている還流液体が上記収容容器3’内
に逆流し未注出の液体に混入してしまう惧れがある。ま
た、上記計量キャップは、使用後に、消毒用の塩素等の
種々の化学物質を含む水道水で洗浄される場合が多い。
そして、このような水道水が、上記収容容器内の液体の
品質劣化を著しく促進することになる。
【0005】従って、本発明の目的は、注出筒及び/又
は計量キャップから滴下した液体を収容容器内に還流さ
せずに回収貯留しておき、回収貯留液体を、収容容器内
の液体の次回の注出時に収容容器内に逆流させずに収容
容器内の液体と共に注出し得る液体注出容器を提供する
ことにある。特に、計量キャップを水道水で洗浄した場
合においても、計量キャップから滴下した水道水が、収
容容器内の液体の次回注出時に収容容器内に逆流せずに
収容容器内の液体と共に注出し得る液体注出容器を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、仕切板13か
ら上向きに突出し且つ下端部に収容容器3からの液体の
流出口15を有する注出筒12と、該注出筒12との間
に液体回収空間4を設けて該注出筒12を囲繞し且つ該
注出筒12に上記仕切板13で結合した外周壁部11
と、上記液体回収空間4から回収される液体を貯留する
貯留部14とを備えた注出具1、及び該注出具1の上方
から上記外周壁部11の上部内側に嵌着される計量キャ
ップ2を具備してなる液体注出容器において、上記注出
筒12の内壁に上記流出口15より流出する液体の注出
を案内する一対の案内壁17,17を設け、収容容器3
内の液体の注出を一対の上記案内板17,17間を通し
て注出し得るようにすると共に、上記液体回収空間4か
ら回収貯留された上記貯留部14における液体を、一対
の上記案内壁17,17の外側面に沿って注出し得るよ
うにしてあることを特徴とする液体注出容器を提供する
ことにより上記目的を達成したものである。
【0007】
【作用】本発明の液体注出容器によれば、液体注出容器
の表面を汚損することなく、また、注出筒及び/又は計
量キャップから滴下した液体は、貯留部に回収貯留され
て、収容容器内の液体の次回の注出時に収容容器内の液
体と共に一対の案内壁の外側面に沿って収容容器内の液
体と完全に隔離された状態で注出されるため、収容容器
内の液体の品質劣化の原因となり易い水道水を含んでい
る可能性の高い貯留液体は、収容容器内に収容されてい
る未注出の液体に逆流混入することはない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の液体注出容器の一実施例を図
面を参照して説明する。図1は、収容容器を省略して示
す、本実施例の縦断面図、図2は、本実施例における注
出具を上方から見た斜視図、図3は、本実施例における
注出具を下方から見た斜視図、図4は、本実施例におけ
る注出具の平面図、図5は、本実施例の縦断面図であ
る。
【0009】本実施例の液体注出容器は、図1に示され
るように、仕切板13から上向きに突出し且つ下端部に
収容容器3からの液体の流出口15を有する注出筒12
と、該注出筒12との間に液体回収空間4を設けて該注
出筒12を囲繞し且つ該注出筒12に上記仕切板13で
結合した外周壁部11と、上記液体回収空間4から回収
される液体を貯留する貯留部14とを備えた注出具1、
及び該注出具1の上方から上記外周壁部11の上部内側
に嵌着される上記計量キャップ2を具備してなり、これ
らの構成は、従来の液体注出容器と同様である。
【0010】而して、本実施例の液体注出容器において
は、図1及び図2に示されるように、上記注出筒12の
内壁に上記流出口15より流出する液体の注出を案内す
る一対の案内壁17,17を設け、収容容器3内の液体
の注出を一対の上記案内板17,17間を通して注出し
得るようにすると共に、上記液体回収空間4から回収貯
留された上記貯留部14における液体を、一対の上記案
内壁17,17の外側面に沿って注出し得るようにして
ある。
【0011】本実施例について更に詳しく説明する。上
記注出具1は、図5に示されるように、上部に開口部を
有する上記収容容器3の口頚部32に嵌着し得るような
上記外周壁部11を有している。そして、図1及び図2
に示されるように、この上記外周壁部11の内側には、
該外周壁部11との間に液体回収空間4を設けて上向き
に突出させた上記注出筒12が設けられており、上記外
周壁部11と上記注出筒12とは上記仕切板13で結合
されている。また、上記注出筒12の内側の下部で且つ
上記流出口15の外側には、上記液体回収空間4の下方
における上記仕切板13上を回収通路16として上記液
体回収空間4から回収される液体の貯留部14が設けら
れている。
【0012】上記外周壁部11は、図1及び図5に示さ
れるように、その内側下方に固定装置11a,11b,
11cが設けられている。上記固定装置11aは、上記
計量キャップ2の側壁21の外側面に設けられた固定装
置21aと係合するためのもので、ねじ山で形成されて
いる。上記固定装置11bは、上記収容容器3の上記口
頚部32の外側面に設けられた固定装置32aと係合す
るためのもので、上記固定装置11a同様ねじ山で形成
されている。上記固定装置11cは、上記計量キャップ
2を取外すために回転させた際に、この回転に追随して
上記注出具1も回転して上記固定装置11b,32aの
係合が緩んでしまうのを防止するためのもので、後述の
如くラチェット歯で形成されている。
【0013】上記注出筒12は、図1及び図2に示され
るように、その上端縁12aが上記外周壁部11よりも
上方に突出されており、上記注出筒12には、注出方向
(図2の矢印参照)と略反対側の方向においてその上端
部から上記仕切板13に達する軸方向の切り離し部12
bが形成さており、該切り離し部12bによって、上記
貯留部14と上記回収通路16とが連通されている。上
記注出筒12の内壁には、上記上端縁12aから上記貯
留部14の上記流出口15側の内側壁14aに亘って、
一対の上記案内壁17,17が形成されている。一対の
上記案内壁17,17の間隔D(図4参照)は、先端部
では5mm〜10mmが好ましく、5mm未満である
と、注出時に上記収容容器内の液体が一対の該案内壁1
7,17を乗り越えて、注出終了時に上記貯留部14が
還流液体で一杯になってしまい、10mmを越えると、
注出時に上記収容容器3内の液体と上記貯留部14内の
還流液体とが一体となって注出されず、3か所から注出
されるようになってしまうため、上記計量キャップ2へ
の注出時や雑巾等への直接塗布時に非常に使い難いもの
となってしまう。また、上記間隔Dは、先端部で狭く、
基部(上記流出口15に近い側)で広くなっているのが
注ぐ際の液の出方の点で好ましい。
【0014】上記仕切板13は、図1及び図2に示され
るように、すり鉢状の形態を有しており、該仕切板13
の上記回収通路16には、上記注出筒12の中心軸線に
向けて液体の粘性等の性質に応じた下り勾配が付けられ
ている。上記仕切板13の下面には、凸条13aが環状
に設けられており、上記収容容器3と上記注出具1との
間から内容液が漏出するのを防止している。
【0015】上記貯留部14は、図1、図2及び図4に
示されるように、上記注出筒12の内側で且つ上記流出
口15の外側に略U字状に形成されており、その容積は
回収された液体を貯留する容積以上となっている。上記
貯留部14の上記内側壁14aの上端の高さは、上記貯
留部14の外側壁14bの上端の位置よりも低く形成さ
れている。上記内側壁14aの上端の高さが、上記外側
壁14bの上端の位置よりも高く形成されていると、誤
って液体注出容器全体を転倒させてしまった時に、還流
液体の液面が、上記貯留部14より高くなり上記液体回
収空間4にまで上がってしまい、液体の注出時に液体が
上記注出筒12の上記上端縁12aからだけではなく上
記外周壁部の上端縁からも注出されてしまうことにな
り、上記液体注出容器の該側面を汚損するだけでなく、
2か所から注出されることになり、非常に不便なものと
なってしまう。
【0016】上記流出口15は、図1、図3及び図5に
示されるように、略楕円状の開口形状を有しており、該
流出口15の開口形状をこのようにすることにより、注
出の際にその長手方向の一方から液体が流出され、他方
が空気置換孔として有効に作用するので、上記収容容器
3内の液体の流出が円滑に行われる。また、上記流出口
15には、十文字形状の流量規制板18が設けられてお
り、上記収容容器3内の液体が流出する際に、その流量
を規制して液体が脈動したり液体が出すぎたりするのを
防止することができる。
【0017】上記計量キャップ2は、図1に示されるよ
うに、全体としてコップ状に形成され、上記側壁21と
天壁22とから構成されている。上記側壁21には、上
記注出具1の上記固定装置11aと上述の如く係合す
る、ねじ山からなる上記固定装置21aが設けられてい
る。そして、この上記固定装置21aの上部には上記側
壁21の外側面から外側に突出する肩部21cが形成さ
れており、該肩部21cは、上記固定装置11a,21
a間に異物が混合するのを防止する効果がある。また、
上記側壁21の下端部21bは、上記計量キャップ2と
上記仕切板13との間から内容液が漏出するのを防止す
るシールリングとして構成されている。
【0018】上記収容容器3は、図5に示されるよう
に、その側方に把手31が設けられ、容易に注出動作が
できるようになっている。上記把手31を設けた場合、
上記注出筒12の上記切り離し部12bの方向を規制し
ないと、切り離し部12bから回収液体が注出される惧
れがあるので、上記切り離し部12bは、上記注出筒1
2の中心軸線と上記把手31の中心線とを結ぶ直線上に
位置させることが好ましが、実用上は上記直線に対して
左右約30度の範囲に位置させる程度で差し支えない。
この角度は、上記固定装置11b及び上記固定装置32
aそれぞれのねじ山の取付位置を調整して、上記注出具
1と上記収容容器3との係合を調整することにより達成
できる。
【0019】上記収容容器3における上記口頚部32の
下部外側面に設けられた上記固定装置32bと、上記注
出具1における上記外周壁部11の下端部に設けられた
上記固定装置11cとは、図7に示す如く、ラチェット
歯で形成されており、これらの噛合で上記注出具1を上
記収容容器3に係止するようになっている。この係止
は、図8に示す如く、上記固定装置11cをラチェット
歯で形成せずに、ラチェット歯で形成した上記固定装置
32bの先端における直径よりも上記外周壁部11の内
径を僅かに小さくすることによっても行うことができ
る。尚、本実施例においては、ラチェット歯は全周に亘
って形成してあるが、円周の一部分にのみ設けても良
い。
【0020】上述の如く構成された図1〜図5に示す液
体注出容器の使用に際しては、先ず、上記収容容器3の
中に液体を入れ、上記注出具1と上記計量キャップ2と
を密封状態まで螺合させる。次いで、上記計量キャップ
2を取外し、図6に示す如く液体を上記注出筒12から
注出する。図6は、上記計量キャップ2を用いて計量す
る場合を示しているが、必ずしも上記計量キャップ2を
用いて計量する必要はない。所望量の液体を注出した
ら、上記収容容器3を直立姿勢に戻し上記注出筒12か
らの注出を終了させる。
【0021】この際、上記注出筒12の上記上端縁12
aから、上記注出筒12の外側面を伝って滴下した液体
の一部は、上記回収通路16を経て上記貯留部14に回
収貯留される。次に、上記計量キャップ2を逆転して
(場合によっては水道水で洗浄して逆転して)上記注出
具1の上に戻し、密封状態まで螺合する。上記計量キャ
ップ2の内面に付着した液体も上記回収通路16を経
て、上記収容容器3内に逆流せずに上記貯留部14に貯
留される。
【0022】上記貯留部14に回収貯留された還流液体
は、上記収容容器3内の液体の次回の注出時に、該収容
容器3から一対の上記案内壁17,17間を通して注出
される液体と共に、一対の上記案内壁17,17の外側
面に沿って注出される。この注出の際、上記注出筒12
の上記上端縁12aが上記外周壁部11の上端縁より突
出されているため、上記注出筒12からの注出液体が液
体回収空間4に流入することはなく、また、上記収容容
器3内からの液体と上記貯留部14からの還流液体と
は、一対の上記案内壁17,17により完全に隔離され
ているため、上記注出具1において混じり合うことがな
い。
【0023】本実施例の液体注出容器は上述の如く構成
されており、液体注出容器の表面を汚損することなく、
また、注出筒及び/又は計量キャップから滴下した液体
を、貯留部に回収貯留し、収容容器内の液体の次回の注
出時に収容容器内の液体と共に一対の案内壁の外側面に
沿って収容容器内の液体と完全に隔離された状態で注出
するため、収容容器内の液体の品質劣化の原因となり易
い水道水を含んでいる可能性の高い貯留液体を、収容容
器内に収容されている未注出の液体に逆流混入させるこ
とがない。
【0024】本発明は上記実施例に制限されるものでは
なく、例えば、一対の上記案内板17,17は、上記注
出筒12の上記上端縁12aから形成されることが好ま
しいが、注出時に還流液体が上記収容容器3内に逆流し
ない程度の範囲に設けられていれば良い。また、上記流
出口15の開口形状は、菱形等の多角形状としても良
く、上記流量規制板18は設けられなくても良い。ま
た、上記計量キャップ2の側壁の内側面に液体計量のた
めの水準を示す表示を具備させることもでき、透明又は
比較的透明半透明の材料で上記計量キャップ2を形成す
れば、側壁の外側面に液体計量のための水準を示す表示
を具備させることもできる。また更に、ねじ山を用いた
上述の如き種々の固定装置において、ねじ山の一部を切
欠することにより通気孔を設けることもできる。更にま
た、上記収容容器3は、上記注出具1と係合でき且つそ
の内部に液体を収容し得る構造としてあれば任意の構造
とすることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明の液体注出容器によれば、注出筒
及び/又は計量キャップから滴下した液体を収容容器内
に還流させずに回収貯留しておき、回収貯留液体を次回
の収容容器内の液体の注出時に収容容器内に逆流させず
に収容容器内の液体と共に注出することができる。特
に、計量キャップを水道水で洗浄した場合においても、
計量キャップから滴下した水道水が、収容容器内の液体
の次回注出時に収容容器内に逆流せずに収容容器内の液
体と共に注出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】収容容器を省略して示す、本発明の液体注出容
器の一実施例の縦断面図である。
【図2】本発明の液体注出容器の一実施例における注出
具を上方からみた斜視図である。
【図3】本発明の液体注出容器の一実施例における注出
具を下方からみた斜視図である。
【図4】本発明の液体注出容器の一実施例における注出
具の平面図である。
【図5】本発明の液体注出容器の一実施例の縦断面図で
ある。
【図6】本発明の液体注出容器の一実施例を、その使用
態様(注出時)と共に示す縦断面図である。
【図7】本発明の液体注出容器の一実施例における注出
具と収容容器との係合態様の一例を示す横断面図であ
る。
【図8】本発明の液体注出容器の一実施例における注出
具と収容容器との係合態様の別の一例を示す拡大横断面
図である。
【図9】従来の液体注出容器を、その使用態様(注出直
前の状態)と共に示す縦断面図である。
【図10】従来の液体注出容器を、その使用態様(注出
直前の状態)と共に示す斜視図である。
【符号の説明】
1 注出具 11 外周壁部 12 注出筒 13 仕切板 14 貯留部 15 流出口 17 案内壁 2 計量キャップ 3 収容容器 4 液体回収空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕切板13から上向きに突出し且つ下端
    部に収容容器3からの液体の流出口15を有する注出筒
    12と、該注出筒12との間に液体回収空間4を設けて
    該注出筒12を囲繞し且つ該注出筒12に上記仕切板1
    3で結合した外周壁部11と、上記液体回収空間4から
    回収される液体を貯留する貯留部14とを備えた注出具
    1、及び該注出具1の上方から上記外周壁部11の上部
    内側に嵌着される計量キャップ2を具備してなる液体注
    出容器において、 上記注出筒12の内壁に上記流出口15より流出する液
    体の注出を案内する一対の案内壁17,17を設け、収
    容容器3内の液体の注出を一対の上記案内板17,17
    間を通して注出し得るようにすると共に、上記液体回収
    空間4から回収貯留された上記貯留部14における液体
    を、一対の上記案内壁17,17の外側面に沿って注出
    し得るようにしてあることを特徴とする液体注出容器。
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