JP6674488B2 - 車両用スロープ - Google Patents
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Description
図1に示すように、本発明の実施形態に係る車両用スロープ1は、車体2の後部開口3を介して、車体2の床壁部4と、床壁部4よりも低い車外の地面Gとの間に架設されることによって、対象物(車椅子等)を車内と車外との間で移動可能とする。
複数の板体10は、後記する展開状態において、対象物(車椅子等)が当該板体10の上面を移動可能な金属製部材である。1段目の板体10Aの基端部は、車体2の床壁部4に対して回動可能に軸支されている。2段目の板体10Bは、1段目の板体10Aに対してスライドレール20A,20Bを介して、当該板体10Aに重ね合わせられた状態と当該板体10Aの先端部方向へ引き出された状態との間をスライド可能に設けられている。3段目の板体10Cは、2段目の板体10Bに対してスライドレール20B,20Cを介して、当該板体10Bに重ね合わせられた状態と当該板体10Bの先端部方向へ引き出された状態との間をスライド可能に設けられている。
図2に示すように、サイドレール20は、板体10の幅方向両端部に沿って延設される金属製又は樹脂製部材である。なお、図2では、板体10の右端部に沿って延設されるサイドレール20のみが図示されている。
図2及び図6(a)に示すように、回動体30は、本体部31と、本体部31から突出する一対のシャフト部32,32と、を備える。本体部31は、板体10及びサイドレール20のスライド移動を支援する部位であって、球形状又は楕円球形状(図2では、球形状)を呈する。一対のシャフト部32,32は、本体部31の回転軸(図2及び図6における一点鎖線参照)を構成するように、一直線上に配置されている。シャフト部32の先端部は、先細の円錐形状を呈する。
車両用スロープ1は、摩擦部50(51A,52A,53A,54A,51B,52B,53B,54B)を備える。摩擦部50は、当接する部材との間で摩擦抵抗を生じることによって、車両用スロープ1の操作荷重を調節するための部材である。かかる摩擦部50は、ブラシ、樹脂製又はゴム製の板状部材等によって実現可能である。
図1に示すように、車両用スロープ1は、錘部60B,60Cを備える。錘部60Bは、2段目の板部10B及び/又はサイドレール20Bの先端部の一面(展開状態における下面)に取り付けられている。錘部60Cは、3段目の板部10C及び/又はサイドレール20Cの先端部の一面(展開状態における下面)に取り付けられている。
利用者が車両用スロープ1を使用する場合には、利用者は、板体10A〜10Cが互いに重ね合わせられた状態の車両用スロープ1を車外に回動させる。続いて、利用者は、板体10A〜10Cの先端部が板体10A〜10Cの基端部よりも下方に位置する状態において、板体10Cを先端部側に引っ張ることによって、板体10Cを板体10Bから引き出すとともに板体10Bを板体10Aから引き出す。
続いて、回動体30の配置例について、サイドレール20Aとサイドレール20Bとの間に配置する場合を例にとって説明する。以下の説明は、サイドレール20B,20Cの間に配置される回動体30Bに関しても同様である。図3(a)(b)に示す例では、複数の回動体30は、展開状態におけるサイドレール20Aとサイドレール20Bとのラップ代の範囲内において、サイドレール20Aに取り付けられている。すなわち、複数の回動体30は、サイドレール20Aの先端部側において、サイドレール20Bのスライド方向に配列されている。
続いて、回動体30の形状例について、サイドレール20Aとサイドレール20Bとの間に配置する場合を例にとって説明する。以下の説明は、サイドレール20B,20Cの間に配置される回動体30Bに関しても同様である。なお、図6及び図7において、摩擦体52A,53A,54Aは、省略されている。図6(a)に示すように、回動体30の本体部31は、球形状を呈する構成であってもよい。
したがって、車両用スロープ1は、隣接する一対のサイドレール20,20間のスライド支援機構によって、2段以上の板体10を互いに引き出す際の操作荷重を低減することができる。すなわち、車両用スロープ1は、利用者による当該車両用スロープ1の操作(展開操作)を好適に支援することができる。
したがって、車両用スロープ1は、スライド支援機構を回動体30によって構成することによって、当該車両用スロープ1の幅方向の小型化を実現することができる。
また、車両用スロープ1は、回動体30の回動軸が板体10の幅方向に対して傾斜しているので、2段以上の板体10を互いに引き出す際の操作荷重を好適に低減することができる。すなわち、車両用スロープ1は、利用者による当該車両用スロープ1の展開操作を好適に支援することができる。
したがって、車両用スロープ1は、回動体30が他のサイドレール20の1面のみと当接する場合と比較して、2段以上の板体10を互いに引き出す際の操作荷重をより好適に低減することができる。すなわち、車両用スロープ1は、利用者による当該車両用スロープ1の展開操作をより好適に支援することができる。
したがって、車両用スロープ1は、摩擦部50を備えることによって、板体10及びサイドレール20の自重による意図しない引き出し方向へのスライド移動を抑制することができる。
したがって、車両用スロープ1は、錘部60B,60Cが対象物の乗降に邪魔になることなく、板体10及びサイドレール20の引き出し方向へのスライド移動を好適に支援することができる。
2 車体
3 後部開口
4 床壁部
5 バックドア
10,10A,10B,10C 板体
20,20A,20B,20C サイドレール
30,30A,30B 回動体(スライド支援機構)
40A,40B テーパローラ(スライド支援機構)
50,51A,51B,52A,52B,53A,53B,54A,54B 摩擦部
60B,60C 錘部
Claims (3)
- 互いに相対的にスライド移動可能な2段以上の板体と、
前記板体の幅方向端部に設けられるサイドレールと、
一の前記サイドレールと隣接する他の前記サイドレールとの相対的なスライド移動を支援するスライド支援機構と、
を備え、
前記スライド支援機構は、
本体部と、前記本体部から突出する一対のシャフト部と、を有する回動体を備え、
前記回動体の前記本体部は、一の前記サイドレールに対して前記シャフト部によって回動可能に軸支されるとともに、一の前記サイドレールと隣接する他の前記サイドレールに対して当接し、
前記回動体の回動軸は、2段以上の前記板体が車体と車外との間に架設された状態において、一の前記サイドレールに対して、車幅方向外方に向かうにつれて上方へ行くように傾斜する軸であり、
前記回動体の前記本体部は、前記回動軸を極とした場合における異なる緯度の2か所で他の前記サイドレールの異なる2面と当接する
ことを特徴とする車両用スロープ。 - 隣接する2段の前記板体が相対的にスライド移動する際に、隣接する2段の前記板体、前記サイドレール又は前記スライド支援機構に対して摩擦抵抗を生じる摩擦部を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用スロープ。 - 2段以上の前記板体及び前記サイドレールのうち、前記車体に取り付けられている前記板体及び前記サイドレール以外の前記板体及び前記サイドレールのいずれかに設けられる錘部を備え、
前記錘部は、2段以上の前記板体が前記車体と車外との間に架設された状態における、前記板体及び前記サイドレールのいずれかの下面に設けられている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用スロープ。
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