JP2018002003A - フロアリッド - Google Patents

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Abstract

【課題】起立状態における安定性を高めることができるフロアリッドを提供する。【解決手段】フロアリッド1は、第1ボード10と、第1ボード10の後端部12に第1ヒンジ50を介して回動可能に接続された第2ボード20と、第2ボード20の第1ボード10と接続された一端部22とは反対側の他端部23に第2ヒンジ60を介して回動可能に接続された第3ボード30と、第1ボード10の上方に配置されたフラップ40とを備えている。フロアリッド1は、第2ボード20及び第3ボード30が水平となるように展開され収納凹部3aを覆う展開状態と、第2ボード20及び第3ボード30が起立するように折り畳まれ収納凹部3aを開放する折り畳み状態とに変更可能に構成されている。折り畳み状態において、第3ボード30の先端部33は、フラップ40とシートバック2aの背面2bとの間に挿入されて保持されている。【選択図】図7

Description

本発明は、フロアリッドに関する。
従来、荷物等を収納可能な収納凹部を車両後部のラゲッジルームの床面に設けた車両が開発されている。収納凹部は、フロアリッドにより開閉可能に覆われている。
従来のフロアリッドとしては、例えば複数枚のボードを展開及び折り畳み可能に形成したものが知られている(特許文献1参照)。特許文献1のフロアリッドは、床面に固定された第1ボードと、第1ボードの後端部にヒンジ接続された第2ボードと、を備えている。また、フロアリッドは、第2ボードの第1ボードと接続された端部とは反対側の端部にヒンジ接続された第3ボードと、第1ボードの前端部にヒンジ接続され第1ボードに対して傾斜する第4ボードと、を備えている。
収納凹部を開放する際には、第2ボード及び第3ボードを第1ボードの上面側に位置するように谷折り状に折り畳んで、第3ボードの先端部を第1ボードの上面に当接することによって、第2ボード及び第3ボードを第1ボードに対して逆V字形状に起立させている。
特許第4625832号公報
しかし、特許文献1の発明では、第1ボードの上面との間の摩擦力を利用して第3ボードの車両前後方向の移動を抑制しているため、摩擦力よりも大きな外力が作用すると、第3ボード及び第2ボードが折り畳み状態から展開状態へと移行する虞がある。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、起立状態における安定性を高めることができるフロアリッドを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、リヤシートの車両後方に位置するラゲッジルームの床面に形成され上方に開口する収納凹部を開閉可能に覆うフロアリッドであって、前記床面に設置された第1ボードと、前記第1ボードの後端部に第1ヒンジを介して回動可能に接続された第2ボードと、前記第2ボードの前記第1ボードと接続された端部とは反対側の端部に第2ヒンジを介して回動可能に接続された第3ボードと、前記第1ボードの上方に配置されたフラップと、を備えている。フロアリッドは、前記第2ボード及び前記第3ボードが展開され、前記収納凹部を覆う展開状態と、前記展開状態において、前記第1ボード、前記第2ボード及び前記第3ボードが上方に臨む面を上面とすると、前記第3ボードが前記第2ボードの上面側へと前記第2ヒンジを基点に回動すると共に、前記第2ボードが前記第1ボードの上面側へと前記第1ヒンジを基点に回動することで、前記第2ボード及び前記第3ボードが起立するように折り畳まれ、前記収納凹部を開放する折り畳み状態と、に変更可能に構成されている。前記折り畳み状態において、前記第3ボードの前記第2ボードと接続された端部とは反対側の先端部は、前記フラップと前記リヤシートの背面との間に挿入されて保持されている。
本発明によれば、折り畳み状態において、第3ボードの先端部はフラップとリヤシートの背面との間に挿入されて保持されていることにより、起立状態におけるフロアリッドの安定性を高めることができる。これにより、収納凹部を開放する状態を好適に維持することが可能となり、荷物の出し入れが容易となるため、収納凹部の利便性が向上する。
また、前記第2ヒンジは、前記折り畳み状態において前記第2ボードの上面と前記第3ボードの上面とが成す角度が所定角度以下になることを規制することが好ましい。
このようにすると、折り畳み状態において第2ボードと第3ボードが重なり合うことなく適切な角度を保ったまま起立できるため、起立状態におけるフロアリッドの安定性をより一層高めることができる。
また、本発明は、前記フラップと前記リヤシートの背面とを連結し、柔軟性を有する連結部材をさらに備えていることが好ましい。前記連結部材は、前記リヤシートの起立位置において、車両前方へ向かうにつれて下方に傾斜して、前記リヤシートとの間で前記第3ボードの先端部を保持することが好ましい。前記連結部材は、前記リヤシートが起立位置から前倒位置へと移行したときに、車両前方へ向かうにつれて上方に傾斜するように変形して、前記第3ボードを車両後方へ向けて押し上げて前記第2ボードを展開するように構成されていることが好ましい。
このようにすると、リヤシートの前倒動作に連動させて第2ボードを展開状態に自動的に戻すことができる。
また、前記連結部材は、前記リヤシートが起立位置から前倒位置へと移行したときに、車両前方へ向かうにつれて上方に傾斜するように変形して、前記第3ボードを車両後方へ向けて押し上げて前記第2ボード及び前記第3ボードを展開するように構成されていることが好ましい。
このようにすると、リヤシートの前倒動作に連動させてフロアリッドを展開状態に自動的に戻すことができる。
また、前記課題を解決するために、本発明は、リヤシートの車両後方に位置するラゲッジルームの床面に形成され上方に開口する収納凹部を開閉可能に覆うフロアリッドであって、前記収納凹部の前側を開閉可能に覆う前側ボードと、前記前側ボードの端部に回動可能に接続され、前記収納凹部の後側を開閉可能に覆う後側ボードと、前記前側ボードの前記後側ボードと接続された端部とは反対側の端部に接続され、前記前側ボードを回動可能に支持する支持部材と、を備えている。フロアリッドは、前記前側ボード及び前記後側ボードが展開され、前記収納凹部を覆う展開状態と、前記展開状態において、前記前側ボード及び前記後側ボードが上方に臨む面を上面とすると、前記後側ボードが前記前側ボードの上面側へと回動すると共に、前記前側ボードが前記支持部材の上面側へと回動することで、前記前側ボード及び前記後側ボードが起立するように折り畳まれ、前記収納凹部を開放する折り畳み状態と、に変更可能に構成されている。フロアリッドは、前記折り畳み状態において、前記リヤシートと協働して前記後側ボードを保持する保持部を備えている。
本発明によれば、折り畳み状態において、後側ボードはリヤシートと保持部とで保持されていることにより、起立状態におけるフロアリッドの安定性を高めることができる。これにより、収納凹部を開放する状態を好適に維持することが可能となり、荷物の出し入れが容易となるため、収納凹部の利便性が向上する。
本発明に係るフロアリッドによれば、起立状態における安定性を高めることができる。
本発明の実施形態に係るフロアリッドの展開状態を示す自動車の斜視図である。 図1の状態からフロアリッドの一部を折り畳んだ状態を示す斜視図である。 図2の状態からフロアリッドの全部を折り畳んだ状態を示す斜視図である。 図1のIV−IV線断面図である。 図4の部分拡大断面図である。 図4の状態からフロアリッドの一部を折り畳んだ状態を示す断面図である。 図5の状態からフロアリッドの全部を折り畳んだ状態を示す断面図である。 シートバックが起立位置から前倒位置へと移行したときのフロアリッドの動作を説明するための断面図である。 シートバックが起立位置から前倒位置へと移行したときのフロアリッドの動作を説明するための断面図である。 シートバックが起立位置から前倒位置へと移行したときのフロアリッドの動作を説明するための断面図である。 変形例に係るフロアリッドの展開状態を示す断面図である。 他の変形例に係るフロアリッドの展開状態を示す断面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。なお、方向を説明する際は、運転者からみた前後左右上下に基づいて説明する。また、「車幅方向」は「左右方向」と同義である。
図1に示すように、車両である自動車Vは、リヤシート2と、リヤシート2よりも車両後方の床面を形成するリヤフロアパネル3と、リヤフロアパネル3の左右の端部から上方へ延設されたリヤインナパネル4(右側のみ図示)と、を備えている。また、自動車Vは、図示せぬ後部ドアにより開閉可能に覆われる後部開口5と、ルーフ6と、フロアリッド1と、を備えている。
自動車Vの車体後部には、荷物を収納可能なラゲッジルームRが設けられている。ラゲッジルームRは、リヤシート2の車両後方に位置している。ラゲッジルームRは、リヤシート2、左右のリヤインナパネル4及びルーフ6に囲まれて形成されている。リヤシート2のシートバック2aは、可倒式シートバックである。
図2及び図3に示すように、リヤフロアパネル3は、ラゲッジルームRの床面を形成する部材である。リヤフロアパネル3には、上方に開口する収納凹部3aが形成されている。収納凹部3aは、荷物L(図4参照)を収容する部位である。収納凹部3aの内部には、前後及び左右に十字状に延在する仕切壁3bが形成されている。この仕切壁3bによって収納凹部3aが4つの空間に仕切られている。
収納凹部3aの左右外側には、収納凹部3aの開口面よりも一段高い段差部3cが形成されている。リヤフロアパネル3の上面のうち収納凹部3aよりも車両前方部位には、平坦面3dが形成されている。なお、仕切壁3bを具備しない収納凹部3aの内部に、仕切壁を具備する別体の収納ボックスを設置して2層構造にしてもよい。収納凹部3aを仕切壁3bのない単一空間にしてもよいし、4つ以外の複数空間に仕切るようにしてもよい。
フロアリッド1は、収納凹部3aを開閉可能に上方から覆う蓋部材である。フロアリッド1は、収納凹部3aを覆う状態において、左右の段差部3c,3cの間に嵌め込まれている。フロアリッド1は、第1ボード10と、第2ボード20と、第3ボード30と、フラップ40と、第1ヒンジ50と、第2ヒンジ60と、連結部材70と、を備えている。
フロアリッド1は、図1に示す第2ボード20及び第3ボード30が水平となるように展開され収納凹部3aを覆う展開状態となる。また、フロアリッド1は、図3に示す第2ボード20及び第3ボード30が逆V字形状に起立するように折り畳まれ収納凹部3aを開放する折り畳み状態となる。すなわち、フロアリッド1は、収納凹部3aを覆う展開状態と、収納凹部3aを開放する折り畳み状態とに変更可能に構成されている。以下の説明では、展開状態において、第1ボード10、第2ボード20及び第3ボード30が上方に臨む面を上面とし、下方に臨む面を下面とする。
ボード10〜30及びヒンジ50〜60は、同種の樹脂材料により一体的に形成されている。ボード10〜30の板厚寸法及び車幅方向に沿う長さ寸法は、本実施形態では同等に形成されている。なお、ボード10〜30の各寸法を異なるようにしてもよい。
図4に示すように、第1ボード10は、リヤフロアパネル3の上面に設置された板状部材である。第1ボード10は、リヤフロアパネル3の上面のうち収納凹部3aよりも車両前方の平坦面3dに水平に設置されている。第1ボード10は、リヤフロアパネル3に着脱不能又は着脱可能に設置される。第1ボード10は、平坦面3dとフラップ40との間に上下に挟み込まれて設置されている。第1ボード10は、車幅方向に長尺な横長矩形状を呈する。第1ボード10及び第1ヒンジ50は、リヤフロアパネル3に対して第2ボード20を回動可能に支持しており、特許請求の範囲の「支持部材」を構成している。
第2ボード20は、収納凹部3aの前半部を開閉可能に覆う板状部材である。第2ボード20は、第1ボード10の後端部12に第1ヒンジ50を介して回動可能(折り曲げ可能)に接続されている。第2ボード20は、車幅方向に長尺な横長矩形状を呈する。第2ボード20は、第1ボード10と接続された一端部22と、一端部22とは反対側の他端部23とを有している。第2ボード20は、特許請求の範囲の「前側ボード」を構成している。
第3ボード30は、収納凹部3aの後半部を開閉可能に覆う板状部材である。第3ボード30は、第2ボード20の他端部23に第2ヒンジ60を介して回動可能(折り曲げ可能)に接続されている。第3ボード30は、車幅方向に長尺な横長矩形状を呈する。第3ボード30は、第2ボード20と同一の形状かつ大きさからなる。第2ボード20及び第3ボード30の前後方向に沿う幅寸法は、第1ボード10よりも大きく形成されている。
第3ボード30は、第2ボード20と接続された一端部32と、一端部32とは反対側の先端部33とを有している。図7に示す折り畳み状態において、第3ボード30の先端部33は、フラップ40及び連結部材70と、シートバック2aの背面2bとの間の隙間Gに挿入されて保持されている。第3ボード30の先端部33は、連結部材70の表面に当接している。第3ボード30は、特許請求の範囲の「後側ボード」を構成している。
フラップ40は、第1ボード10の上方かつリヤシート2寄りに配置された板状部材である。フラップ40は、第1ボード10とリヤシート2との間の段差を緩和する役割を果たしている。フラップ40は、第1ボード10に対して傾斜して配置されている。フラップ40は、車両前方へ向かうにつれて上り傾斜している。フラップ40と第1ボード10とが成す角度は、鋭角となっている。フラップ40の前端は、第1ボード10の前端と車両前後方向において略同位置に配置されている。フラップ40の後端は、第1ボード10の上面11に当接している。なお、フラップ40は、第1ボード10に対して垂直に配置されてもよい。
フラップ40は、ボード10〜30とは異種の樹脂材料であって、比較的硬質の樹脂材料で形成されている。フラップ40は、車幅方向に長尺な横長矩形状を呈する。フラップ40の幅寸法は、ボード10〜30よりも小さく形成されている。フラップ40の車幅方向に沿う長さ寸法は、ボード10〜30よりも大きく形成されている(図1参照)。フラップ40の左右の端部は、ボード10〜30よりも左右外側に突出している。突出部位の下面には、断面略コ字状を呈する固定部41が一体的に形成されている。フラップ40は、固定部41を介してリヤフロアパネル3の段差部3c上に固定されている。
図5に示すように、第1ヒンジ50及び第2ヒンジ60は、インテグラルヒンジであって、ボード10〜30の板厚よりも薄肉に形成された部位である。第1ヒンジ50及び第2ヒンジ60は、フロアリッド1の下面のみを断面三角形状(逆V字形状)に切り欠いて形成されている。なお、第1ヒンジ50及び第2ヒンジ60は、フロアリッド1の上下両面を切り欠いて形成されてもよい。
第1ヒンジ50は、前後一対の第1傾斜壁51,51と、第1傾斜壁51,51同士の間に位置する第1回動中心部52とを有している。一対の第1傾斜壁51,51は、展開状態において上方へ向かうにつれて相互に接近するように傾斜している。第1ヒンジ50は、折り畳み状態において第1ボード10の上面11と第2ボード20の上面21とが成す角度θ1が所定角度以下になることを規制する機能を備える(図7参照)。すなわち、第1ヒンジ50によって第1ボード10に対する第2ボード20の回動可能角度(折り曲げ可能角度)が規制されている。回動可能角度は、第1ヒンジ50の切欠き深さ(板厚)や第1傾斜壁51,51同士の間の角度等を調節することで規定される。
第2ヒンジ60は、前後一対の第2傾斜壁61,61と、第2傾斜壁61,61同士の間に位置する第2回動中心部62とを有している。一対の第2傾斜壁61,61は、展開状態において上方へ向かうにつれて相互に接近するように傾斜している。第2ヒンジ60は、折り畳み状態において第2ボード20の上面21と第3ボード30の上面31とが成す角度θ2が所定角度以下になることを規制する機能を備える(図6、図7参照)。すなわち、第2ヒンジ60によって第2ボード20に対する第3ボード30の回動可能角度(折り曲げ可能角度)が規制されている。回動可能角度は、第2ヒンジ60の切欠き深さ(板厚)や第2傾斜壁61,61同士の間の角度等を調節することで規定される。
連結部材70は、フラップ40の上端とシートバック2aの背面2bの下部側とを連結する部材である。連結部材70は、柔軟性(可撓性)を有するシート状の部材であり、例えば布等からなる。連結部材70は、フラップ40の全長に亘って車幅方向に延在している。連結部材70は、シートバック2aの起立位置において弛んだ状態になると共に、車両前方へ向かうにつれて下方に傾斜している。連結部材70は、フロアリッド1の折り畳み状態かつシートバック2aの起立位置において、シートバック2aとの間で第3ボード30の先端部33を挟み込んで保持している(図7参照)。連結部材70は、特許請求の範囲の「保持部」を構成している。
連結部材70は、後記するようにシートバック2aが起立位置から前倒位置へと移行したときに張った状態になると共に、車両前方へ向かうにつれて上方に傾斜するように変形可能に構成されている(図8参照)。連結部材70は、シートバック2aが起立位置から前倒位置へと移行したときに、第3ボード30を車両後方へ向けて押し上げて第2ボード20及び第3ボード30を水平に展開する機能を備えている。
本実施形態に係るフロアリッド1は、基本的に以上のように構成されるものであり、次に、図4、図6、図7を参照してフロアリッド1の折り畳み動作について説明する。シートバック2aが起立位置にある場合を前提に説明を行う。シートバック2aの起立位置においては、連結部材70は弛んだ状態になると共に、車両前方へ向かうにつれて下方に傾斜している。シートバック2aは、上方へ向かうにつれて後方に傾斜している。
図4に示すフロアリッド1の展開状態では、第2ボード20及び第3ボード30が水平となるように展開され、3枚のボード10〜30が車両前後方向に沿って直線状に並んでいる。展開状態では、フロアリッド1により収納凹部3a全体が覆われている(全閉状態)。
図6に示すように、展開状態から第3ボード30を第2ボード20の上面21側へと第2ヒンジ60を基点に回動させると、第3ボード30のみが車両前方に折り畳まれる一部折り畳み状態となる。一部折り畳み状態では、収納凹部3aの後半部が開放される(半開状態)。一部折り畳み状態では、第2ヒンジ60により第2ボード20に対する第3ボード30の回動可能角度が規制される。このため、第3ボード30は第2ボード20に対して所定の角度を保ったまま第2ボード20の上方に位置する状態となる。第2ボード20の上面21と第3ボード30の上面31とが成す角度θ2は、鋭角となっている。
図7に示すように、一部折り畳み状態から第2ボード20を第1ボード10の上面11側へと第1ヒンジ50を基点に回動させると、第2ボード20及び第3ボード30が車両前方に折り畳まれる折り畳み状態となる。折り畳み状態では、収納凹部3a全体が開放される(全開状態)。
折り畳み状態では、フラップ40及び連結部材70とシートバック2aの背面2bとの隙間Gに第3ボード30の先端部33を挿入する。このとき、第3ボード30の先端部33は、シートバック2aの背面2bと連結部材70とに当接しており、シートバック2aと連結部材70との間に挟み込まれて保持される。また、第3ボード30は、シートバック2aの背面2bに沿って傾斜している。これにより、第3ボード30の車両前後方向の移動が規制され、第2ボード20及び第3ボード30は、逆V字形状(三角形状)に起立する。
次に、図8乃至図10を参照して、シートバック2aが起立位置から前倒位置へと移行したときのフロアリッド1の展開動作(復帰動作)について説明する。
図8に示すように、フロアリッド1の折り畳み状態においてシートバック2aを起立位置から前倒位置へと移行すると、連結部材70は張った状態になると共に車両前方へ向かうにつれて上方に傾斜するように変形する。これにより、連結部材70に当接している第3ボード30が車両後方へ向けて押し上げられる。
図8及び図9に示すように、第3ボード30が車両後方へ向けて押し上げられると、まず第2ボード20が収納凹部3a側へと第1ヒンジ50を基点に回動し、第2ボード20が車両後方に展開される。このとき、第2ボード20により収納凹部3aの前半部が覆われ、第3ボード30は第2ボード20に対して所定の角度を保ったまま第2ボード20の上方に位置する状態となる。
図9及び図10に示すように、第2ボード20がラゲッジルームRの床面上に落下したときの反動(勢い)により、第3ボード30が収納凹部3aの後半部へと第2ヒンジ60を基点に回動し、第3ボード30が車両後方に展開される。すなわち、第2ボード20及び第3ボード30が水平となるように展開する。このとき、第3ボード30により収納凹部3aの後半部も覆われ、収納凹部3a全体が覆われた状態となる。なお、シートバック2aの前倒動作に連動させて少なくとも第2ボード20を展開状態に自動的に戻すことができればよい。
以上説明した本実施形態によれば、折り畳み状態において、第3ボード30の先端部33はフラップ40及び連結部材70とシートバック2aの背面2bとの間の隙間Gに挿入されて保持されていることにより、起立状態におけるフロアリッド1の安定性を高めることができる。これにより、収納凹部3aを開放する状態を好適に維持することが可能となり、荷物Lの出し入れが容易となるため、収納凹部3aの利便性が向上する。
また、本実施形態によれば、第2ヒンジ60は、折り畳み状態において第2ボード20の上面21と第3ボード30の上面31とが成す角度θ2が所定角度以下になることを規制する。これにより、折り畳み状態において第2ボード20と第3ボード30が重なり合うことなく適切な角度を保ったまま起立できるため、起立状態におけるフロアリッド1の安定性をより一層高めることができる。
また、本実施形態によれば、連結部材70は、シートバック2aが起立位置から前倒位置へと移行したときに、第2ボード20及び第3ボード30を車両後方へ向けて押し上げて第2ボード20を水平に展開するように構成されている。これにより、シートバック2aの前倒動作に連動させて第2ボード20及び第3ボード30を展開状態に自動的に戻すことができる。このため、シートバック2aを前倒させてラゲッジルームRの床面上に荷物を載せる際に、シートバック2aの前倒動作とフロアリッド1の展開動作とを効率良く同時に行うことができる。
以上、本実施形態に係るフロアリッド1について、図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、ボード10〜30とヒンジ50〜60を一体で形成したが、ボード10〜30を別体で形成し、さらに別体のヒンジで相互に接続するようにしてもよい。
また、実施形態では、連結部材70を備えたが、連結部材70を省略してもよい。この場合、第3ボード30の先端部33をフラップ40の前端に当接し、フラップ40とシートバック2aとの間に挟み込んで保持してもよい。この場合には、フラップ40が特許請求の範囲の「保持部」に相当する。
また、実施形態では、第2ボード20を回動可能に支持する支持部材として第1ボード10及び第1ヒンジ50を使用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、支持部材の構成は適宜変更してよい。
例えば、第1ボード10及び第1ヒンジ50に代えて、図11に示す支持部材80を使用してもよい。本変形例に係るフロアリッド1は、収納凹部3aの前側(前半部)を開閉可能に覆う前側ボードとしての第2ボード20と、収納凹部3aの後側(後半部)を開閉可能に覆う後側ボードとしての第3ボード30と、第2ボード20を回動可能に支持する支持部材80とを備えている。支持部材80は、軸部材81と、接続部材82とを備えている。
軸部材81は、第2ボード20の回動中心となる部材である。軸部材81は、車幅方向に延設された円柱状(棒状)を呈する。軸部材81は、展開状態においてフラップ40と第2ボード20との間に配置されている。軸部材81は、平坦面3d及び段差部3cに対して上方に離間している。軸部材81の車幅方向の両端部は、リヤインナパネル4(図1参照)に回動不能に固定されている。
接続部材82は、第2ボード20と軸部材81とを接続する部材である。接続部材82は、例えば柔軟性を具備する布からなる。接続部材82の一端部82aは、第2ボード20の上面21の一端部22側に固定されている。接続部材82の他端部82bは、軸部材81の外周面に摺接可能に巻き付けられている。
第2ボード20を支持部材80の軸部材81上へと回動させると、接続部材82が軸部材81の外周面を摺接しながら、第2ボード20が軸部材81を基点に回動する。以上説明した本変形例によっても、実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、第1ボード10及び第1ヒンジ50に代えて、図12に示す支持部材90を使用してもよい。本変形例に係るフロアリッド1は、収納凹部3aの前側(前半部)を開閉可能に覆う前側ボードとしての第2ボード20と、収納凹部3aの後側(後半部)を開閉可能に覆う後側ボードとしての第3ボード30と、リヤフロアパネル3に対して第2ボード20を回動可能に支持する支持部材90とを備えている。
支持部材90は、第2ボード20とは別体のヒンジからなる。支持部材90は、リヤフロアパネル3の平坦面3dと第2ボード20の一端部22とを接続している。支持部材90は、回動軸91と、前固定部92と、後固定部93とを備えている。
回動軸91は、第2ボード20の回動中心となる部位である。回動軸91は、展開状態において第2ボード20の前方であって、平坦面3d及び段差部3cの上方に配置されている。
前固定部92は、回動軸91の外周面下部側から車両前方へ向けて延設された板状部位である。前固定部92は、平坦面3d上に固定されている。
後固定部93は、回動軸91の外周面上部側から車両後方へ向けて延設された板状部位である。後固定部93は、第2ボード20の上面21の一端部22側に固定されている。
第2ボード20を支持部材90の前固定部92上へと回動させると、第2ボード20が回動軸91を基点に回動する。以上説明した本変形例によっても、実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
V 自動車
1 フロアリッド
2 リヤシート
2a シートバック
2b 背面
3 リヤフロアパネル(床面)
3a 収納凹部
10 第1ボード(支持部材)
11 上面
20 第2ボード
21 上面
30 第3ボード
31 上面
33 先端部
40 フラップ(保持部)
50 第1ヒンジ(支持部材)
60 第2ヒンジ
70 連結部材(保持部)
80 支持部材
81 軸部材
82 接続部材
90 支持部材
R ラゲッジルーム
L 荷物
θ2 角度

Claims (5)

  1. リヤシートの車両後方に位置するラゲッジルームの床面に形成され上方に開口する収納凹部を開閉可能に覆うフロアリッドであって、
    前記床面に設置された第1ボードと、
    前記第1ボードの後端部に第1ヒンジを介して回動可能に接続された第2ボードと、
    前記第2ボードの前記第1ボードと接続された端部とは反対側の端部に第2ヒンジを介して回動可能に接続された第3ボードと、
    前記第1ボードの上方に配置されたフラップと、を備えており、
    前記第2ボード及び前記第3ボードが展開され、前記収納凹部を覆う展開状態と、
    前記展開状態において、前記第1ボード、前記第2ボード及び前記第3ボードが上方に臨む面を上面とすると、前記第3ボードが前記第2ボードの上面側へと前記第2ヒンジを基点に回動すると共に、前記第2ボードが前記第1ボードの上面側へと前記第1ヒンジを基点に回動することで、前記第2ボード及び前記第3ボードが起立するように折り畳まれ、前記収納凹部を開放する折り畳み状態と、に変更可能に構成されており、
    前記折り畳み状態において、前記第3ボードの前記第2ボードと接続された端部とは反対側の先端部は、前記フラップと前記リヤシートの背面との間に挿入されて保持されていることを特徴とするフロアリッド。
  2. 前記第2ヒンジは、前記折り畳み状態において前記第2ボードの上面と前記第3ボードの上面とが成す角度が所定角度以下になることを規制することを特徴とする請求項1に記載のフロアリッド。
  3. 前記フラップと前記リヤシートの背面とを連結し、柔軟性を有する連結部材をさらに備えており、
    前記連結部材は、前記リヤシートの起立位置において、車両前方へ向かうにつれて下方に傾斜して、前記リヤシートとの間で前記第3ボードの先端部を保持し、前記リヤシートが起立位置から前倒位置へと移行したときに、車両前方へ向かうにつれて上方に傾斜するように変形して、前記第3ボードを車両後方へ向けて押し上げて前記第2ボードを展開するように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフロアリッド。
  4. 前記連結部材は、前記リヤシートが起立位置から前倒位置へと移行したときに、車両前方へ向かうにつれて上方に傾斜するように変形して、前記第3ボードを車両後方へ向けて押し上げて前記第2ボード及び前記第3ボードを展開するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のフロアリッド。
  5. リヤシートの車両後方に位置するラゲッジルームの床面に形成され上方に開口する収納凹部を開閉可能に覆うフロアリッドであって、
    前記収納凹部の前側を開閉可能に覆う前側ボードと、
    前記前側ボードの端部に回動可能に接続され、前記収納凹部の後側を開閉可能に覆う後側ボードと、
    前記前側ボードの前記後側ボードと接続された端部とは反対側の端部に接続され、前記前側ボードを回動可能に支持する支持部材と、を備えており、
    前記前側ボード及び前記後側ボードが展開され、前記収納凹部を覆う展開状態と、
    前記展開状態において、前記前側ボード及び前記後側ボードが上方に臨む面を上面とすると、前記後側ボードが前記前側ボードの上面側へと回動すると共に、前記前側ボードが前記支持部材の上面側へと回動することで、前記前側ボード及び前記後側ボードが起立するように折り畳まれ、前記収納凹部を開放する折り畳み状態と、に変更可能に構成されており、
    前記折り畳み状態において、前記リヤシートと協働して前記後側ボードを保持する保持部を備えていることを特徴とするフロアリッド。
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