JP6956061B2 - 車両用収納構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用収納構造に関する。
特許文献1には、車両における収納構造の一例として、コンソールボックス本体上に袋状の収納部を配置したコンソールボックス構造が記載されている。
特開2003−112575号公報
特許文献1に記載のコンソールボックス構造では、袋状の収納部の深さが一定で深いため、例えば小物が収納された場合には取り出しにくいという問題があった。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、物品に応じて収納スペースを変更することが可能な車両用収納構造を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するために、本発明の車両用収納構造は、互いに対向するように延設される一対の支持部と、物品が載置可能となるように一対の前記支持部間に架設されるとともに、一対の前記支持部間の間隔よりも大きい長さを呈する可撓部と、前記可撓部に設けられる仕切部と、前記仕切部を一対の前記支持部の間に係止可能な係止部と、一方の前記支持部の下方に設けられており、他方の前記支持部を回動可能に支持する回動支持部と、を備えることを特徴とする。
本発明によると、車両用収納構造において、物品に応じて収納スペースを変更することができる。
本発明の第一の実施形態に係る車両用収納構造が適用された車室を模式的に示す正面図である。 本発明の第一の実施形態に係る車両用収納構造を模式的に示す図であり、第二の収納状態(トレーモード)を示す斜視図である。 本発明の第一の実施形態に係る車両用収納構造を模式的に示す図であり、格納状態を示す斜視図である。 可撓部及び仕切部を示す斜視図である。 本発明の第一の実施形態に係る車両用収納構造を模式的に示す図であり、(a)は第一の収納状態(ラックフルモード)を示す断面図、(b)は第二の収納状態(トレーモード)を示す断面図、(c)は第三の収納状態(ラックハーフモード)を示す断面図である。 本発明の第二の実施形態に係る車両用収納構造を模式的に示す図であり、第一の収納状態(ラックフルモード)を示す断面図である。 本発明の第三の実施形態に係る車両用収納構造を模式的に示すであり、使用状態を示す断面図である。
本発明の実施形態について、本発明の車両用収納構造を車両の運転席と助手席との間に適用した場合を例にとり、図面を参照して詳細に説明する。説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、各図中に矢印で示される「前後」は、車体前後方向を示し、「上下」は、車体上下方向を示し、「左右」は、運転席から見た左右方向(車幅方向)を示している。
<第一の実施形態>
図1に示すように、本発明の第一の実施形態に係る車両用収納構造1Aは、車両の車室の床面2上であって、運転席(右の車両用シート)3Xの座面部3X1と助手席3Y(左の車両用シート)の座面部3Y1との間に設けられている。
図2及び図3(主に図2)に示すように、車両用収納構造1Aは、前後一対の脚部10,10と、前後一対の縦辺部20,20と、支持部30と、U字状部40と、前後一対の回動軸部50,50と、前後一対の回動規制部60,60と、前後一対の辺部係止部70,70と、前後一対の磁石部80,80と、可撓部90と、仕切部100と、前後一対の第一の係止部110、110と、前後一対の第二の係止部120,120と、を備える。
<脚部>
脚部10は、床面2に固定されており、正面視L字形状を呈する金属製又は樹脂製の部材である。脚部10は、床面2に沿う底壁部11と、底壁部11の車幅方向端部(右端部)から上方に延設される側壁部12と、底壁部11及び側壁部12の前後端部にそれぞれ設けられるフランジ部13,13と、を一体に備える。底壁部11は、ボルト締結等によって床面2に着脱可能に固定されている。フランジ部13は、底壁部11から上方に延設されるとともに、側壁部12から車幅方向(右方)に延設されている。
<縦辺部>
縦辺部20は、脚部10に固定されて上下方向に延設される金属製又は樹脂製の部材である。縦辺部20は、前後方向に延設される側壁部21と、側壁部21の前端部から車幅方向(右方)に延設される前壁部22と、側壁部21の後端部から車幅方向(右方)に延設される後壁部23と、を一体に備える。すなわち、縦辺部20は、平面視で側壁部21を底面とする溝形状を呈する。かかる溝形状の上端部は、開口端となっている。縦辺部20の下端部は、脚部10の側壁部12及びフランジ部13,13内に配置されており、側壁部21の下端部は、脚部10の側壁部12に溶接(脚部10及び縦辺部20が金属製である場合)等によって接合されている。
<支持部>
支持部30は、前後方向に延びる円柱形状又は円筒形状を呈する金属製又は樹脂製の部材である。支持部30は、前後一対の縦辺部20,20の上端部間に架設されている。支持部30の前端部は、前の縦辺部20の後壁部23に取り付けられており、支持部30の後端部は、後の縦辺部20の前壁部22に取り付けられている。
<U字状部>
U字状部40は、パイプを側面視でU字状(コ字状)に屈曲形成した金属製又は樹脂製の部材である。U字状部40は、前後方向に延設される前後辺部41と、前後辺部41の前後端部からそれぞれ直交する方向に延設される前後一対の側辺部(辺部)42,42と、を一体に備える。前後辺部41は、一方の支持部30との間に可撓部90が架設される他方の支持部である。側辺部42の先端部は、回動軸部50によって、縦辺部20の下端部に対して回動可能に支持されている。前後辺部41の長さは、支持部30の長さと略同一に設定されており、側辺部42の長さは、縦辺部20よりも大きく設定されている。
<回動軸部>
回動軸部50は、縦辺部20の下端部における前壁部22及び後壁部23間に架設されるとともに、U字状部40の側辺部42の先端部が取り付けられる金属製又は樹脂製の部材(ヒンジ)である。
回動軸部50は、U字状部40の前後辺部(他方の支持部)41が一方の支持部30に対して回動する際の回動中心を構成する。
<回動規制部>
回動規制部60は、縦辺部20及びU字状部40の側辺部42の高さ方向中間部に架設される金属製(磁性体)の部材(ステー)である。回動規制部60は、U字状部40の回動範囲の一方を、前後辺部41が支持部30と同じ高さになる位置までに規制する。回動規制部60は、長板形状を呈するブラケット61及びブラケット62を備える。ブラケット61の長手方向一端部は、縦辺部20の溝部内において、支持部30及び回動軸部50の間となる前壁部22又は後壁部23(前の縦辺部20においては後壁部23、後の縦辺部20においては前壁部22)に回動可能に支持されている。ブラケット61の長手方向他端部は、ブラケット62の長手方向一端部に回動可能に支持されている。ブラケット62の長手方向他端部は、前後辺部41及び回動軸部50の間となる側辺部42に回動可能に支持されている。
回動規制部60は、ブラケット61,62の連結部位が下側となるV字に屈曲可能に構成されている。回動規制部60は、ブラケット61,62が直線状に展開された状態で、U字状部40の前後辺部(他方の支持部)41が一方の支持部30の横(同じ高さ)に位置するように、前後辺部41の回動を規制する。また、回動規制部60は、ブラケット61,62が重なるように折り畳まれた状態で、U字状部40の側辺部42を回動規制部60自身とともに縦辺部20内に位置させる。
すなわち、回動軸部50及び回動規制部60の組み合わせは、一方の支持部30の下方に設けられており、他方の支持部である前後辺部41を回動可能に支持する回動支持部の一例である。
<辺部係止部>
辺部係止部70は、縦辺部20の上端部に設けられる樹脂製の部材である。辺部係止部70は、側壁部21に装着(冠着)される側部71と、前壁部22に装着(冠着)される前部72と、後壁部23に装着(冠着)される後部73と、前部72又は後部73(前の辺部係止部70においては前部72、後の辺部係止部70においては後部73)との間に側辺部42を着脱可能に係止可能な係止片部74と、を一体に備える。係止片部74は、平面視で、側辺部42の外周面に沿う円弧形状部分を有し、前部72又は後部73と協働して側辺部42を挟持する。
<磁石部>
磁石部80は、縦辺部20の高さ方向中間部に設けられている。磁石部80は、格納状態における回動規制部60を磁力によって固定する。
<可撓部>
図2から図4に示すように、可撓部90は、物品(図5参照)が載置可能となるように、支持部30とU字状部40の前後辺部41との間に架設される、可撓性を有する布状部材である。可撓部90の長さ方向一端部は、閉断面を構成するように縫製されており、かかる閉断面に支持部30が挿通されている。可撓部90の長さ方向他端部は、閉断面を構成するように縫製されており、かかる閉断面にU字状部40の前後辺部41が挿通されている。可撓部90の前後長は、支持部30及び前後辺部41の長さよりも若干短く設定されており、可撓部90の長さ(左右長)は、支持部30と前後辺部41との間隔よりも十分に長く設定されている。
また、可撓部90の長さ方向中間部は、閉断面を構成するように縫製されており、かかる閉断面に後記する仕切部100が挿通されている。可撓部90の上面における仕切部100の近傍には、取っ手91が設けられている。
ここで、床面2から支持部30までの高さをH、支持部30と使用状態における前後辺部41との間隔をWとすると(H>W)、可撓部90の長さ(左右長)は、2H以上2H+W未満に設定されていることが望ましい。また、可撓部90の長さ方向他端部(前後辺部41側端部)と仕切部100との間の長さは、Wよりもやや大きく設定されている。また、可撓部90の長さ方向一端部(支持部30側端部)と仕切部100との間の長さは、可撓部90の長さ方向他端部(前後辺部41側端部)と仕切部100との間の長さよりも大きく設定されている。すなわち、可撓部90の長さは、2Wよりも大きく設定されていることが望ましい。
<仕切部>
図2及び図3に示すように、仕切部100は、後記する第一の係止部110又は第二の係止部120に係止されることによって、可撓部90のうち物品を収納する部位を仕切るための部材である。本実施形態において、仕切部100は、可撓部90の長さ方向中間部に前後方向に延びるように設けられる金属製又は樹脂製の棒状部材である。仕切部100は、当該仕切部100から可撓部90の長さ方向両端部の一方までの長さが支持部30と前後辺部41との間隔W以上となる位置に設けられている。仕切部100の長さは、可撓部90の幅(前後長)よりも大きく、かつ、支持部30及び前後辺部41の長さよりも小さく設定されている。仕切部100の前端部は、可撓部90から前方に突出しており、仕切部100の後端部は、可撓部90から後方に突出している。
<第一の係止部>
第一の係止部110は、支持部30の近傍において仕切部100を係止可能な金属製又は樹脂製のフックである。第一の係止部110は、支持部30の前後両端部から格納状態における前後辺部41に向かって立設されている。
<第二の係止部>
第二の係止部120は、前後辺部41の近傍において仕切部100を係止可能な金属製又は樹脂製のフックである。第二の係止部120は、格納状態において前後辺部41の前後両端部から支持部30に向かって立設されている。
第一の係止部110及び第二の係止部120は、後記する収納状態(使用状態)で、支持部30及び前後辺部41における互いに対向する位置に設けられている。すなわち、前の第一の係止部110は、前の第二の係止部120と横に並んで対向するように設けられており、後の第一の係止部110は、後の第二の係止部120と横に並んで対向するように設けられている。
<下側の前後辺部>
また、車両用収納構造1Aは、前後辺部130を備える。前後辺部130は、支持部30と同様に、前後方向に延びる円柱形状又は円筒形状を呈する金属製又は樹脂製の部材である。前後辺部130は、前後一対の縦辺部20,20の下端部間に架設されている。前後辺部130の前端部は、前の縦辺部20の後壁部23に取り付けられており、前後辺部130の後端部は、後の縦辺部20の前壁部22に取り付けられている。かかる前後辺部130は、車両用収納構造1A全体の強度を向上するためのものである。
≪使用例≫
続いて、本発明の第一の実施形態に係る車両用収納構造1Aの使用例について、図5を参照して説明する。U字状部40が縦辺部20から展開された状態、すなわち、前後辺部41が支持部30の横に位置する状態において、運転者P1又は乗員P2は、取っ手91を持って可撓部90を操作することによって、当該可撓部90を図5(a)に示す第一の収納状態、図5(b)に示す第二の収納状態、図5(c)に示す第三の収納状態のいずれかに切り替えることができる。
≪第一の収納状態(使用状態:ラックフルモード)≫
図5(a)に示すように、U字状部40が展開された状態において、仕切部100が第一の係止部110にも第二の係止部120にも係止されていない場合には、可撓部90は、最も深い第一の収納状態(ラックフルモード)となる。すなわち、可撓部90の全体が、物品A1を収納するラックとして機能する。かかる状態において、運転席3Xに座っている運転者P1及び助手席3Yに座っている乗員P2は、比較的大きい物品(例えば、バッグ等)A1を可撓部90上に載置し、収納することができる。
≪第二の収納状態(使用状態:トレーモード)≫
図5(b)に示すように、U字状部40が展開された状態において、仕切部100が第二の係止部120に係止されている場合には、可撓部90は、最も浅い第二の収納状態(トレーモード)となる。すなわち、可撓部90のうち、長さ方向一端部と仕切部100との間が、物品A2を収納するトレーとして機能する。かかる状態において、運転席3Xに座っている運転者P1及び助手席3Yに座っている乗員P2は、比較的小さい物品(例えば、携帯端末、手帳等)A2を可撓部90上に載置し、収納することができる。
なお、第二の収納状態において、可撓部90のうち、長さ方向他端部(前後辺部41)と仕切部100(第二の係止部120)との間は、物品A3(例えば、雑誌、地図帳、カタログといった書籍等)を収納する収納部として機能することも可能である。
≪第三の収納状態(使用状態:ラックハーフモード)≫
図5(c)に示すように、U字状部40が展開された状態において、仕切部100が第一の係止部110に係止されている場合には、可撓部90は、第一の収納状態及び第二の収納状態の中間の深さを呈する第三の収納状態(ラックハーフモード)となる。すなわち、可撓部90のうち、長さ方向他端部と仕切部100との間が、物品A4を収納する比較的浅いラックとして機能する。かかる状態において、運転席3Xに座っている運転者P1及び助手席3Yに座っている乗員P2は、中間の大きさの物品(例えば、小さめのバッグ等)A4を可撓部90上に載置し、収納することができる。
なお、第三の収納状態において、可撓部90のうち、長さ方向一端部(支持部30)と仕切部100(第一の係止部110)との間は、物品A5(例えば、携帯端末機器等)を収納する収納部として機能することも可能である。
≪格納状態(非使用状態)≫
前記した各収納状態(使用状態)において、U字状部40は、回動規制部60によって、当該U字状部40の回動軸部50周りにおける縦辺部20から離間する方向への回転が規制されている。運転者P1がU字状部40を後方から見て反時計回りに回転させると、U字状部40は、回動軸部50周りに回転し、側辺部42が縦辺部20内に格納されるとともに前後辺部41が支持部30よりも上方(本実施形態では、真上)に位置し、U字状部40及び可撓部90は、図2に示す格納状態(非使用状態)となる。縦辺部20内に格納された側辺部42は、辺部係止部70によって固定される。また、折り畳まれて縦辺部20内に格納された回動規制部60は、磁石部80によって固定される。かかる状態において、図1に示す運転席3Xと助手席3Yとの間には、乗員P2が移動可能なスペースが生じる(ウォークスルー)。
なお、かかる格納状態において、仕切部100は、第一の係止部又は第二の係止部120(特に、第二の係止部120)に係止されていることが望ましい。これにより、可撓部90が床面2に接触することを好適に防止することができる。
一方、格納状態(非使用状態)において、運転者P1がU字状部40を後方から見て時計回りに回転させると、U字状部40は、回動軸部50周りに回転し、回動規制部60が進展した位置で停止し、U字状部40及び可撓部90は、収納状態(使用状態)となる。続
本発明の第一の実施形態に係る車両用収納構造1Aは、互いに対向するように延設される一対の支持部30,41と、物品が載置可能となるように一対の前記支持部30,41間に架設されるとともに、一対の前記支持部30,41間の間隔よりも大きい長さを呈する可撓部90と、前記可撓部90に設けられる仕切部100と、前記仕切部100を一対の前記支持部30,41の間に係止可能な係止部110,120と、一方の前記支持部30の下方に設けられており、他方の前記支持部41を回動可能に支持する回動支持部50,60と、を備えることを特徴とする。
したがって、車両用収納構造1Aは、仕切部100が係止部110,120に係止されている状態と係止されていない状態とで可撓部90の深さが変わるので、物品に応じて収納スペースを変更することができる。また、車両用収納構造1Aは、支持部41が支持部30周りに回動可能であるので、非使用時には格納されてスペースを空けることができる。
また、車両用収納構造1Aは、他方の前記支持部41から延設される一対の辺部42,42を備え、前記回動支持部50,60は、、一対の前記辺部42,42の先端部を回動中心とするように設けられていることを特徴とする。
したがって、車両用収納構造1Aは、簡易な構造で支持部41を回動可能とすることができる。
また、車両用収納構造1Aは、他方の前記支持部41が、一方の前記支持部30の横に間隔を開けて位置して前記可撓部90に物品が載置可能な状態と、一方の前記支持部30よりも上方に位置する格納状態と、の間を回動可能に前記回動支持部50,60によって支持されていることを特徴とする。
したがって、車両用収納構造1Aは、非使用時にはよりコンパクトに格納されてスペースを好適に空けることができる。
また、車両用収納構造1Aは、一方の前記支持部30から下方に延設される一対の縦辺部20,20と、前記格納状態で、一対の前記辺部42,42を一対の前記縦辺部20,20に係止させる辺部係止部70と、を備えることを特徴とする。
したがって、車両用収納構造1Aは、格納状態における支持部41及び辺部42,42が振動等によって回動することを防止し、格納状態を好適に維持することができる。
また、車両用収納構造1Aは、前記回動支持部50,60が、前記辺部42と前記縦辺部20とに架設されて他方の前記支持部41の回動範囲を規制する回動規制部60を備え、前記格納状態で、前記回動規制部60を前記縦辺部20に固定する磁石部80を備えることを特徴とする。
したがって、車両用収納構造1Aは、格納状態における回動規制部60が振動等によってぶらつくことを防止し、異音の発生等を好適に防止することができる。
また、車両用収納構造1Aは、一対の前記縦辺部20,20が、平面視で溝形状を呈し、一対の前記辺部42,42は、前記格納状態で、それぞれ一対の前記縦辺部20,20に収容されることを特徴とする。
したがって、車両用収納構造1Aは、非使用時にはさらにコンパクトに格納されてスペースをより好適に空けることができる。
また、車両用収納構造1Aは、前記係止部110,120が、前記可撓部90に物品が載置可能な状態で、一対の前記支持部30,41において対向する位置にそれぞれ設けられていることを特徴とする。
したがって、車両用収納構造1Aは、係止部110,120が支持部30,40の両方に設けられているので、収納スペースの可変性を向上することができる。また、車両用収納構造1Aは、係止部110,120が対向する位置に設けられているので、単一の仕切部100を係止部110,120のどちらにも好適に係止させることができる。
また、車両用収納構造1Aは、前記可撓部90が、前記仕切部100が両方の前記係止部110,120に係止されていない状態では、最も深い第一の収納状態となり、前記仕切部100が他方の前記支持部41側の前記係止部120に係止されている状態では、最も浅い第二の収納状態となり、前記仕切部100が一方の前記支持部30側の前記係止部110に係止されている状態では、前記第一の収納状態と前記第二の収納状態との間の深さを呈する第三の収納状態となることを特徴とする。
したがって、車両用収納構造1Aは、可撓部90が第一の収納状態(ラックフルモード)、第二の収納状態(トレーモード)及び第三の収納状態(ラックハーフモード)を切り替えることができるので、物品の大きさ及び形状に応じた収納スペースを提供することができる。
また、車両用収納構造1Aは、左右一対の車両用シート3X,3Yの間に設けられており、一対の前記支持部30,41は、車両の前後方向に延設されることを特徴とする。
したがって、車両用収納構造1Aは、左右一対の車両用シート3X,3Yの間に設けられているので、左右の乗員に対して可変の収納スペースを提供することができる。特に、車両用収納構造1Aは、非使用時には格納されてスペースを空けることができ、例えばウォークスルーを実現することができる。
また、車両用収納構造1Aは、互いに対向するように延設される一対の支持部30,41と、物品が載置可能となるように一対の前記支持部30,41間に架設されるとともに、一対の前記支持部30,41間の間隔よりも大きい長さを呈する可撓部90と、一対の前記支持部30,41に対する前記可撓部90の深さを変更する深さ変更部(本実施形態では、仕切部100及び係止部110,120)と、一方の前記支持部30の下方に設けられており、他方の前記支持部41を回動可能に支持する回動支持部50,60と、を備えることを特徴とする。
したがって、車両用収納構造1Aは、物品に応じて収納スペースを変更することができる。また、車両用収納構造1Aは、支持部41が支持部30周りに回動可能であるので、非使用時には格納されてスペースを空けることができる。
<第二の実施形態>
続いて、本発明の第二の実施形態に係る車両用収納構造について、第一の実施形態に係る車両用収納構造1Aとの相違点を中心に説明する。
図6に示すように、本発明の第二の実施形態に係る車両用収納構造1Bにおいて、可撓部90は、第一の実施形態よりも長く設定されている。すなわち、U字状部40が展開された状態において、仕切部100が第一の係止部110にも第二の係止部120にも係止されていない第一の収納状態(ラックフルモード)である場合に、可撓部90の車幅方向中間部は、床面2に当接している。かかる構成によると、物品A6の荷重を床面2に逃がすことができるため、物品A6が重いものである場合にも、好適な収納が可能となる。なお、図示を省略するが、U字状部40が展開された状態において、仕切部100が第一の係止部110に係止されている第三の収納状態(ラックハーフモード)である場合に、可撓部90は、床面2から離間している。
本発明の第二の実施形態に係る車両用収納構造1Bは、第一の収納状態において、可撓部90が床面2に当接するので、物品A6の荷重を床面2で支えることができる。
<第三の実施形態>
続いて、本発明の第三の実施形態に係る車両用収納構造について、第一の実施形態に係る車両用収納構造1Aとの相違点を中心に説明する。
図7に示すように、本発明の第三の実施形態に係る車両用収納構造1Cは、可撓部90の取っ手91、仕切部100、第一の係止部110及び第二の係止部120を省略した構造となっている。また、車両用収納構造1Cにおいて、支持部30は、前後の縦辺部20,20に対して回動可能に構成されている。すなわち、車両用収納構造1Cは、支持部30を回動させて当該支持部30に対する可撓部90の巻回量を変更することによって、前記したラックフルモード(二点鎖線)とトレーモード(実線)との中間の状態を連続的に採用することができる。
本発明の第三の実施形態に係る車両用収納構造1Cは、互いに対向するように延設される一対の支持部30,41と、物品が載置可能となるように一対の前記支持部30,41間に架設されるとともに、一対の前記支持部30,41間の間隔よりも大きい長さを呈する可撓部90と、一対の前記支持部30,41に対する前記可撓部90の深さを変更する深さ変更部(本実施形態では、回動可能な支持部30)と、一方の前記支持部30の下方に設けられており、他方の前記支持部41を回動可能に支持する回動支持部50,60と、を備えることを特徴とする。
したがって、車両用収納構造1Cは、物品に応じて収納スペースを変更することができる。また、車両用収納構造1Cは、支持部41が支持部30周りに回動可能であるので、非使用時には格納されてスペースを空けることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、可撓部90の前端部と前の側辺部42との間、及び、可撓部90の後端部と後の側辺部42との間に、それぞれ紐、ネット等が架設されている構成であってもよい。この場合には、物品が可撓部90と側辺部42との間から脱落することを防止することができる。
また、車両用収納構造は、運転席3X又は助手席3Yと後部座席との間に設けられる構成であってもよい。この場合には、車両用収納構造は、支持部30及び前後辺部41が車幅方向に延設される姿勢で設置される。また、車両用収納構造は、3列シートの車両における2列目の左右の座席間に設けられる構成であってもよい。
また、仕切部100と係止部110,120との係止手法は、前記したものに限定されず、例えば係止部110,120が支持部30及び/又は前後辺部41から延設される突起であり、仕切部100がフック形状を呈する構成であってもよい。
また、仕切部100及び係止部110,120は、可撓部90の長さ方向と直交する方向の一方のみに設けられる構成であってもよい。
また、仕切部100は、可撓部90において、支持部30よりも前後辺部41に近い部位に設けられる構成であってもよい。この場合には、前記実施形態とは反対に、仕切部100が第一の係止部110に係止された状態で、物品収納構造は第二の収納状態となり、仕切部100が第二の係止部120に係止された状態で、物品収納構造は第一の収納状態となる。
1A,1B,1C 物品収納構造
20 縦辺部
30 支持部(一方の支持部、深さ変更部)
41 前後辺部(他方の支持部)
42 側辺部(辺部)
50 回動軸部(回動支持部)
60 回動規制部(回動支持部)
70 辺部係止部
80 磁石部
90 可撓部
100 仕切部(深さ変更部)
110 第一の係止部(係止部、深さ変更部)
120 第二の係止部(係止部、深さ変更部)

Claims (10)

  1. 互いに対向するように延設される一対の支持部と、
    物品が載置可能となるように一対の前記支持部間に架設されるとともに、一対の前記支持部間の間隔よりも大きい長さを呈する可撓部と、
    前記可撓部に設けられる仕切部と、
    前記仕切部を一対の前記支持部の間に係止可能な係止部と、
    一方の前記支持部の下方に設けられており、他方の前記支持部を回動可能に支持する回動支持部と、
    を備えることを特徴とする車両用収納構造。
  2. 他方の前記支持部から延設される一対の辺部を備え、
    前記回動支持部は、一対の前記辺部の先端部を回動中心とするように設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用収納構造。
  3. 他方の前記支持部は、一方の前記支持部の横に間隔を開けて位置して前記可撓部に物品が載置可能な状態と、一方の前記支持部よりも上方に位置する格納状態と、の間を回動可能に前記回動支持部によって支持されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両用収納構造。
  4. 一方の前記支持部から下方に延設される一対の縦辺部と、
    前記格納状態で、一対の前記辺部を一対の前記縦辺部に係止させる辺部係止部と、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の車両用収納構造。
  5. 前記回動支持部は、前記辺部と前記縦辺部とに架設されて他方の前記支持部の回動範囲を規制する回動規制部を備え、
    前記格納状態で、前記回動規制部を前記縦辺部に固定する磁石部を備える
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両用収納構造。
  6. 一対の前記縦辺部は、平面視で溝形状を呈し、
    一対の前記辺部は、前記格納状態で、それぞれ一対の前記縦辺部に収容される
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の車両用収納構造。
  7. 前記係止部は、前記可撓部に物品が載置可能な状態で、一対の前記支持部において対向する位置にそれぞれ設けられている
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の車両用収納構造。
  8. 前記可撓部は、
    前記仕切部が両方の前記係止部に係止されていない状態では、最も深い第一の収納状態となり、
    前記仕切部が他方の前記支持部側の前記係止部に係止されている状態では、最も浅い第二の収納状態となり、
    前記仕切部が一方の前記支持部側の前記係止部に係止されている状態では、前記第一の収納状態と前記第二の収納状態との間の深さを呈する第三の収納状態となる
    ことを特徴とする請求項7に記載の車両用収納構造。
  9. 左右一対の車両用シートの間に設けられている請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の車両用収納構造であって、
    一対の前記支持部は、車両の前後方向に延設される
    ことを特徴とする車両用収納構造。
  10. 互いに対向するように延設される一対の支持部と、
    物品が載置可能となるように一対の前記支持部間に架設されるとともに、一対の前記支持部間の間隔よりも大きい長さを呈する可撓部と、
    一対の前記支持部に対する前記可撓部の深さを変更する深さ変更部と、
    一方の前記支持部の下方に設けられており、他方の前記支持部を回動可能に支持する回動支持部と、
    を備えることを特徴とする車両用収納構造。
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