JP6148220B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートに係り、特に、折り畳み可能な車両用シートにおけるシートベルトの摩耗を抑制することが可能な車両用シートに関する。
車体フロアに形成された収納位置に収納可能な車両用シートは既に周知であり、その中には、車両の後部座席に相当する車両用シートであって、後方に跳ね上がって車体フロアの後方に設けられた凹部に収納可能な車両用シートが存在する(例えば、特許文献1参照)。
車両用シートを収納するための機構としては、車両用シートのシートクッションと車体フロアとの間を連結し車体フロアに対して回動する回動リンクが知られている。この回動リンクによる回動軸を中心とした回動動作により、シートクッションが収納位置に向かって移動することとなる。
特開2014−172485号公報
ここで、特許文献1に記載された車両用シートにおいては、シートベルトのバックル側のウェビングが、シートベルトアンカーとしてのブラケットによって、回動リンクに固定されている。
そして、回動リンクは、回動することによってシートクッションに近接又は離間する。このため、回動リンクに固定されたウェビングは、回動リンクがシートクッションに近接したときには弛み、回動リンクがシートクッションに離間したときには伸張することとなる。
このため、ウェビングは、回動リンクの回動に応じて、緩み又は伸長することによって、回動リンク(特に軸端部)に触れて、擦り切れて損傷してしまうことがあった。
そして、ウェビングと回動リンクとの接触を防止するような別個の部材を回動リンクに取り付けると、その取付作業により製造効率が低下することがあった。また、その部材が他の部材と干渉することによって、回動リンクの回動を阻害してしまうことがあった。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、回動リンクにシートベルトのウェビングが触れることを防止して、その損傷を抑制することが可能な車両用シートを提供することにある。
他の目的としては、ウェビングの損傷を抑制することができるとともに、他の部材との干渉を回避して円滑な回動を実現できる車両用シートを提供することにある。
さらに他の目的として、ウェビングの損傷を抑制することが可能であり取り付けが容易である部材を備える車両用シートを提供することにある。
前記課題は、本発明の車両用シートによれば、シートクッションと、該シートクッションの下方に配置された回動リンクと、を備え、該回動リンクが前記シートクッションに近接する向きに回動することで折り畳み可能な車両用シートであって、前記回動リンクの側壁部には、前記車両用シートの着座者が装着するシートベルトをロック状態にするためのバックルを、ウェビングを介して保持するバックル保持部と、前記回動リンクから離間した位置で前記ウェビングと当接し、前記ウェビングと前記回動リンクとの接触を抑制する、前記バックル保持部とは別の部位である接触抑制部と、が設けられていることにより解決される。
上記構成によれば、回動リンクの側壁部に、接触抑制部が設けられていることにより、回動リンクから離間した位置でウェビングと当接してウェビングと回動リンクとの接触を抑制することができる。
前記回動リンクの回動軸の端部は、前記車両用シートの幅方向において前記回動リンクの前記側壁部を貫通しており、前記接触抑制部は、前記回動軸の端部から離間した位置で前記ウェビングと当接し、前記ウェビングと前記回動軸の端部との接触を抑制するようにすると好ましい。
上記構成によれば、接触抑制部が、回動軸の端部から離間した位置でウェビングと当接することで、ウェビングが接触することにより摩耗しやすい回動リンクの回動軸の端部とウェビングとの接触を抑制することができる。
また、前記接触抑制部は、線状部材から成るものであってもよい。
上記構成によれば、占有スペースの小さい線状部材を接触抑制部として用いることで、他の部材との干渉を避けることができ、簡単に取り付けることが可能となる。
さらに、前記線状部材は、前記側壁部に端部を固定されて前記回動リンクの回動軸の端部と前記ウェビングとの間に配置されるように曲がって形成されていると好ましい。
上記構成によれば、線状部材が曲がって形成されていることにより、回動軸の端部とウェビングとの接触を防止するのに必要な部分のみを側壁部から突出させるようにして、スペースを有効活用することができる。
また、前記ウェビングは、前記側壁部に設けられた前記バックル保持部に固定され、前記シートクッションに形成されたスリットを貫通して配置されており、前記バックル保持部及び前記スリットは、前記接触抑制部よりも前記回動リンクの中心軸側に形成されていてもよい。
このように、着座者を保持するために決定されたスリット位置、及びシートの安定支持のために決定された回動リンクのバックル保持部の位置が、接触抑制部よりも回動リンクの中心軸側に形成されている場合であっても、接触抑制部によってウェビングが回動リンクに触れることを抑制できる。
また、個の前記ウェビングが、前記回動リンクにおいて対向する前記側壁部壁面に固定されており、前記回動リンクの回動軸の端部と2個の前記ウェビングとの間のそれぞれに前記接触抑制部が形成されていると好ましい。
このように、2個のウェビングが、回動リンクにおいて対向する側壁部壁面に固定されていることで、例えば前突時に、2個のウェビングから回動リンクを引く力が生じるときに、回動リンクの側壁部にバランスよく負荷がかかり効率的に力を受けることができる。さらに、1個の回動リンクによって、2個のウェビングをまとめて効率良く支持できるようになる。
また、前記側壁部には、リンクカバーが取り付けられており、該リンクカバーの端部は、前記接触抑制部のシート幅方向外側の拡がりに沿うように形成され、前記端部が、前記接触抑制部の一部を覆っていると好ましい。
また、前記リンクカバーは、前記ウェビングの一部を覆うように形成されていると好ましい
本発明によれば、回動リンクにシートベルトのウェビングが触れることを防止して、その損傷を抑制することが可能な車両用シートを提供することができる。
また、本発明によれば、占有スペースの小さい線状部材を接触抑制部として用いることで、他の部材との干渉を避けることができ、簡単に取り付けることが可能となる。
また、本発明によれば、線状部材が曲がって形成されていることにより、回動軸の端部とウェビングとの接触を防止するのに必要な部分のみを側壁部から突出させるようにして、スペースを有効活用することができる。
また、本発明によれば、回動リンクの側壁部にバランスよく負荷をかけることができ、効率的に力を受けることができる。さらに、1個の回動リンクによって、2個のウェビングをまとめて効率良く支持できるようになる。
また、本発明によれば、リンクカバーによってウェビングの拡がりを抑え、回動軸の端部に触れてウェビングが摩耗することを防止できる
本発明の実施形態に係る車両用シートを折り畳む状態を説明する模式図である。 車両用シートを下側から見た模式図である。 回動リンクにおけるウェビングの固定部位を拡大して示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る車両用シートについて図面を参照しながら説明する。ここで、図1は、本発明の実施形態に係る車両用シート(以下、単にシート)Sを折り畳む状態を説明する模式図、図2は、シートSを下側から見た模式図、図3は、回動リンク20におけるウェビング30a,30bの固定部位を拡大して示す図である。
なお、以下の説明において、前後方向とは、車両の前後方向(全長方向)を意味し、車両用シートの前後方向に相当する。また、幅方向とは、車両の左右方向(横幅方向)を意味し、車両用シートの幅方向に相当する。
本実施形態に係るシートSは、車両の後部座席を構成するものであり、図1に示すように、後方に折り畳み可能に構成されるものである。
シートSは、着座部S1を備えており、着座部S1は、乗員が着座するシートクッション1、乗員を背側から支えるシートバック2を備える。そして、シートSの後方には車体フロアTに形成された凹型の収納スペースT1が設けられている。この収納スペースT1の内部が収納位置に相当し、各シートSは、収納スペースT1に収納可能となるように構成されている。
シートSの収納動作について概説すると、シートSが収納前の状態、すなわち、図1において実線で示す着座可能状態(使用状態ともいう。)にあるときに乗員が不図示の操作ストラップを引っ張ると、シートバック2が前傾して着座部S1が折り畳まれるようになる。その後、折り畳まれた着座部S1は、図1に二点鎖線で示すように、後方に沈み込む方向へ移動する。そして、最終的には、収納スペースT1内にシートS全体が格納される。
このように、着座部S1を収納スペースT1内に向けて移動させる構成として、図2に示すように、シートSは、3つのリンク部材(回動リンク20、外側リンク22及びガイドリンク23)とシートクッション1の持ち上げをアシストする付勢力を有するピストンダンパ24とを備える。
回動リンク20、外側リンク22、ガイドリンク23及びピストンダンパ24は、収納スペースT1側に取り付けられるフロア側ベース部材T3と、シートクッション1とにそれぞれの端部を回動可能に取り付けられている。
特に、回動リンク20は、図3に示すように、シートクッション1の骨格の一部をなす後部フレーム1aに回動軸21bによって回動可能に取り付けられている。詳細には、回動軸21bは、シート幅方向に延在する後部フレーム1aから略前方に延在するように溶接された一対のステー1bに、垂直、つまり、後部フレーム1aに略平行に取り付けられている。
また、回動リンク20のシート幅方向にある両方の側壁部21aのそれぞれには、シートSの使用状態において前方に膨出するように略C字状に曲げられて形成され、回動リンク20の中心軸からシート幅方向外側に拡がるようにワイヤー21dが溶接されている。
ワイヤー21dは、本発明に係る線状部材及び接触抑制部に相当し、後述するウェビング30a,30bと回動軸21bとの接触を防止するためのものである。
特に、ワイヤー21dは、上記のように線状を成し、曲げられて形成されている。このため、ワイヤー21dによれば、その占有スペースが小さくなることで他の部材との干渉を避けつつ、回動軸21bの端部とウェビング30a,30bとの接触を防止するのに必要な部分のみを側壁部21aから突出させることができる。
さらに、ワイヤー21dは、ウェビング30a,30bと回動軸21bとの接触を抑制するために、回動軸21bよりも上方まで延在して側壁部21aに取り付けられている。
また、回動リンク20には、ワイヤー21dの一部から回動リンク20のフロア側ベース部材T3に接続された端部側までを覆うようにリンクカバー21eが取り付けられている。
リンクカバー21eは、シートクッション1の後部フレーム1a側の端部におけるシートクッション1に近接する側に切欠き21fを有する。この切欠き21fによって後述するウェビング30a,30bが取り付けられる部位が露出していることで、その取付作業が容易となる。
また、リンクカバー21eは、ワイヤー21dのシート幅方向外側への拡がりに沿うように、その端部21gが拡げられて形成されている。リンクカバー21eは、このように端部21gが拡げられてワイヤー21dを覆うことで、ウェビング30a,30bの撓みによるシート幅方向外側の拡がりを抑制することができる。
そして、回動リンク20のシート幅方向にある両方の側壁部21aのそれぞれには、回動軸21bよりもフロア側ベース部材T3側に、ボルト30e、ナット30fによってブラケット30dが取り付けられている。
ブラケット30dは、本発明に係るバックル保持部に相当し、シートベルト30のウェビング30a,30bを回動リンク20に取り付けるためのものである。ブラケット30dは、クランク型に屈曲した板状から成り、ウェビング30a,30bが通される通し孔30gを有する。
なお、回動リンク20のサイズ(太さ)は、外側リンク22及びガイドリンク23のサイズ(太さ)に比べて大きい。ここで、例えば車両の前突時に、ウェビング30a,30bのブラケット30dの取付対象には、シートベルト30から大きな荷重が加わることとなる。このため、ウェビング30a,30bのブラケット30dの取付対象は、外側リンク22やガイドリンク23等よりもサイズが大きく剛性の高い回動リンク20であることが望ましい。
そして、2個のウェビング30a,30bは、ブラケット30dを介して、回動リンク20における対向する側壁部21aに固定されている。このため、例えば車両の前突時に、2個のウェビング30a,30bから回動リンク20を引く力が生じるときに、回動リンク20の側壁部21aにバランスよく負荷がかかり効率的に力を受けることができる。さらに、1個の回動リンク20によって、2個のウェビング30a,30bをまとめて効率良く支持できるようになる。
回動リンク20の近傍にあるシートクッション1には、上下面を貫通するスリット10a,10bが幅方向に間隔をおいて形成されている。
このスリット10a,10bは、先端側にバックル30cを接続されたウェビング30a,30bの基端側を回動リンク20に固定するために、ウェビング30a,30bをシートクッション1に挿通させるためものである。
スリット10aは、スリット10aを通るウェビング30aに接続されたバックル30cの引き出し位置の関係上、シート幅方向において、回動軸21bの一方の端部よりも回動リンク20の中心軸側に形成されている。
このように形成されたスリット10aにウェビング30aを通し、例えばワイヤー21dか形成されていない回動リンク20の側壁部21aにブラケット30dによってウェビング30aを固定すると、回動軸21bの一方の端部にウェビング30aが触れてしまうことがある。
特に、シートSを使用状態から収納状態に変更するときには、回動リンク20がシートクッション1に近づくために、回動リンク20に固定されたウェビング30aが撓み大きくなる。このため、ウェビング30aと回動軸21bの一方の端部が接触していると摩擦力が加わり、ウェビング30aが摩耗してしまうことがある。
一方、回動リンク20の側壁部21aにワイヤー21dが取り付けられている場合には、ウェビング30aは回動軸21bの一方の端部と離間した位置でワイヤー21dに当接することとなる。このため、シートSが使用状態と収納状態との相互に切り替わる場合であっても、ウェビング30aが回動軸21bの一方の端部に接触することを防止することができる。
特に、この機能は、シート幅方向において、ウェビング30aが引き出されるスリット10aが回動軸21bよりも回動リンク20の中心軸側にあり、ウェビング30aにおけるブラケット30dとの接続部が回動軸21bよりも回動リンク20の中心軸側にあっても発揮される。つまり、ワイヤー21dによれば、着座者をシートベルト30によって支持するために必然的に決定されるスリット10aの位置の影響を受けずに、ウェビング30aが回動軸21bに触れることを防止することができる。
また、スリット10bは、スリット10bを通るウェビング30bに接続されたバックル30cの引き出し位置の関係上、シート幅方向において、回動リンク20の中心軸に対して回動軸21bの他方の端部よりも外側に形成されている。
このように形成されたスリット10bにウェビング30bを通し、回動リンク20の側壁部21aにウェビング30bを固定した場合に、ウェビング30aと異なり、回動軸21bの他方の端部にウェビング30bが触れない状態になることもある。理由としては、ウェビング30aが通るスリット10aと異なり、スリット10bは、シート幅方向において回動軸21bの端部よりも外側に形成されているためである。
しかしながら、上記のように、シートSを収納状態にする際には、回動リンク20がシートクッション1に近づくことで撓んだウェビング30bが、回動軸21bの他方の端部に触れて、摩擦力が加わり、ウェビング30bが摩耗してしまうことがある。
このため、回動リンク20の側壁部21aにワイヤー21dが取り付けられていることで、シートSを使用状態と収納状態との相互に切り替える場合であっても、ワイヤー21dがウェビング30bに当接することによるウェビング30bの摩耗を防止することができる。
上記の実施形態には、主として本発明の車両用シートについて説明した。しかし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
例えば、本発明に係る接触抑制部としてワイヤーを用いるものとして説明したが、回動軸に離間した位置で当接することで、回動軸の端部との接触を回避できればよく、ワイヤーに限らず、板状や突出したブロック状のものであってもよい。
また、上記実施形態においては、ワイヤーによってウェビングとの接触を抑制する対象は回動リンクの回動軸の端部であるものとして説明した。回動軸の端部は他の部位よりも突出しているために、このような構成とすることがウェビングの摩耗を防ぐのに最も効果的である。
さらに、回動リンクにおける回動軸の端部以外の部位にエッジがある場合に、これにウェビングが接触する場合にも摩耗が生じ得るため、この部位にも触れない構成にするとより好適となる。
S シート
S1 着座部
T 車体フロア
T1 収納スペース
T3 フロア側ベース部材
1 シートクッション
1a 後部フレーム
1b ステー
2 シートバック
10 スリット
20 回動リンク
21a 側壁部
21b 回動軸
21d ワイヤー(線状部材、接触抑制部)
21e リンクカバー
21f 切欠き
21g 端部
22 外側リンク
23 ガイドリンク
24 ピストンダンパ
30 シートベルト
30a,30b ウェビング
30c バックル
30d ブラケット(バックル保持部)
30e ボルト
30f ナット
30g 通し孔

Claims (8)

  1. シートクッションと、該シートクッションの下方に配置された回動リンクと、を備え、該回動リンクが前記シートクッションに近接する向きに回動することで折り畳み可能な車両用シートであって、
    前記回動リンクの側壁部には、
    前記車両用シートの着座者が装着するシートベルトをロック状態にするためのバックルを、ウェビングを介して保持するバックル保持部と、
    前記回動リンクから離間した位置で前記ウェビングと当接し、前記ウェビングと前記回動リンクとの接触を抑制する、前記バックル保持部とは別の部位である接触抑制部と、が設けられていることを特徴とする車両用シート。
  2. 前記回動リンクの回動軸の端部は、前記車両用シートの幅方向において前記回動リンクの前記側壁部を貫通しており、
    前記接触抑制部は、前記回動軸の端部から離間した位置で前記ウェビングと当接し、前記ウェビングと前記回動軸の端部との接触を抑制することを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記接触抑制部は、線状部材から成るものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用シート。
  4. 前記線状部材は、前記側壁部に端部を固定されて前記回動リンクの回動軸の端部と前記ウェビングとの間に配置されるように曲がって形成されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用シート。
  5. 前記ウェビングは、前記側壁部に設けられた前記バックル保持部に固定され、前記シートクッションに形成されたスリットを貫通して配置されており、
    前記バックル保持部及び前記スリットは、前記接触抑制部よりも前記回動リンクの中心軸側に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の車両用シート。
  6. 個の前記ウェビングが、前記回動リンクにおいて対向する前記側壁部壁面に固定されており、
    前記回動リンクの回動軸の端部と2個の前記ウェビングとの間のそれぞれに前記接触抑制部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の車両用シート。
  7. 前記側壁部には、リンクカバーが取り付けられており、
    リンクカバーの端部は、前記接触抑制部のシート幅方向外側の拡がりに沿うように形成され、
    前記端部が、前記接触抑制部の一部を覆うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の車両用シート。
  8. 前記リンクカバーは、前記ウェビングの一部を覆うように形成されていることを特徴とする請求項7に記載の車両用シート。
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