JP6383241B2 - 車両用シート - Google Patents
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Description
上記の構成によれば、外縁部材の下端部に形状復元部材としての可撓性プレートを配置している。これにより、回動部材が当接部分から離れたときに外縁部分の形状を容易に復元させることが可能となる。
上記の構成では、可撓性プレートが幅方向において窪み部を跨ぐように延びている。これにより、回動部材が当接部分から離れたときに外縁部分の形状を効果的に復元させることが可能となる。
上記の構成では、シートクッションの淵部分のうち、他の回動部材の前方に位置する前端部に、外縁部分の形状を保持するためにクッション材に形成された保持部が配置されている。そして、前端部には、他の回動部分を挟む位置に少なくとも2つの窪み部が設けられ、窪み部の間に上述の保持部が設けられている。このように窪み部の間に保持部が設けられていることで、窪み部が連続して設けられている構成に比べて、シートクッションの前端部における表皮材の形状(厳密には、外縁部分の形状)を良好に保つことが可能となる。
上記の構成では、当接部分の位置に応じて形状復元部材の幅が変化する。つまり、上記の構成では、当接部分の位置の違いを考慮して適切なサイズの形状復元部材を配置することになっている。この結果、シートクッションの淵部(具体的には外縁部分)の意匠性をより的確に確保することが可能である。
上記の構成では、シートクッションの淵部に複数存する当接部分のうち、一の当接部分には、複数のリンク(第二リンク及び第三リンク)が当接する。また、複数のリンクの各々の回動軸の位置が互いに異なっており、車両用シートが折り畳み状態にあるときには、一方のリンクの回動軸が他方のリンクの回動軸よりもシートクッションに近くなっている。このような構成であれば、上記の一の当接部分におけるリンク当接時の押し潰れ量が、第一リンクと当接する他の当接部分における押し潰れ量よりも大きくなる。また、一の当接部分が有する形状復元部材の幅は、他の当接部分が有する形状復元部材の幅よりも小さくなっている。すなわち、上記の構成では、複数の当接部分のうち、リンク当接時の押し潰れ量がより大きくなる当接部分において、形状復元部材の幅をより小さくしている。これにより、リンク当接時の押し潰れ量がより大きくなる当接部分は、リンク当接時により変形し易くなり、この結果、シートの折り畳みをよりスムーズに行うことが可能となる。
また、本発明の車両用シートによれば、外縁部材の下端部に形状復元部材としての可撓性プレートを配置することで、回動部材が当接部分から離れたときに外縁部分の形状を容易に復元させることが可能となる。
また、本発明の車両用シートによれば、回動部材が当接することによって表皮材の外縁部分に及ぶ影響、例えば外側表皮材における皺の発生を軽減し、外縁部分の意匠性を向上させることが可能となる。
また、本発明の車両用シートによれば、可撓性プレートがシート幅方向において窪み部を跨ぐように延びていることで、回動部材が当接部分から離れたときに外縁部分の形状を効果的に復元させることが可能となる。
また、本発明の車両用シートによれば、シートクッションの淵部のうち、他の回動部材の前方に位置する前端部において、他の回動部分を挟む位置に少なくとも2つの窪み部を設ける共に、窪み部の間に保持部を設けることで、前端部における表皮材の形状を良好に保つことが可能となる。
また、本発明の車両用シートによれば、シートクッションの淵部における当接部分の位置の違いを考慮して適切なサイズの形状復元部材を配置することで、シートクッションの淵部の意匠性をより的確に確保することが可能である。
また、本発明の車両用シートによれば、シートクッションの淵部に設けられた複数の当接部分のうち、リンク当接時の押し潰れ量がより大きくなる当接部分がリンク当接時により変形し易くなり、その分、シートの折り畳みをよりスムーズに行うことが可能となる。
以下、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、前後方向とは、車両の前後方向を意味し、車両用シートの前後方向に相当する。また、幅方向とは、車両の左右方向(横幅方向)を意味し、車両用シートの幅方向に相当する。また、以下の説明において、幅方向の内側(以下、単に内側ともいう)とは、幅方向における一端側、具体的には、車両の幅方向中央に近い側を意味する。同様に、幅方向の外側(以下、単に外側とも言う)とは、幅方向における他端側、具体的には、車両の幅方向中央から離れている側を意味する。
ちなみに、以下に説明する各部材の位置や姿勢等は、特に断る場合を除き、車両用シートが使用状態、すなわち、着座可能状態にあるときの位置や姿勢等を指すものである。
シートSが着座可能状態(図1に図示の状態)にあるときに乗員が不図示の操作ストラップを引っ張ると、図2に示すように、シートバック2が前傾してシートクッション1上に折り重なるようになる。その後、二つ折り状態となったシート本体S1は、後述するシート収納機構4の動作により、図2及び3に示すように後方に沈み込むように移動(回動)する。最終的に、二つ折りのシート本体S1及びシート収納機構4、すなわち、本シートS全体は、図4に示すように収納スペースT1内に収納されるようになる。図2乃至4は、本シートSの収納手順を示した図である。なお、シート収納時、本シートSの状態は図2、3、4の順に遷移する。
上記の実施形態では、本発明の車両用シートの構成について具体例を挙げて説明した。ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
S1 シート本体
T 車体フロア
T1 収納スペース
T2 ストライカ
T3 取り付けブラケット
1 シートクッション
1a シートクッションフレーム
1b、1c、1d 固定ブラケット
2 シートバック
3 ヘッドレスト
4 シート収納機構
10 フットリンク
10a フランジ部
10b ロック機構
10c フットリンク用回動軸
20 回動リンク(回動部材)
21 内側リンク
21a 内側リンク用回動軸
21b 連結軸
22 外側リンク
22a 外側リンク用回動軸
22b 連結軸
22i 延出ブラケット
23 ガイドリンク
23a ガイドリンク用回動軸
23b 連結軸
24 ピストンダンパ(回動部材)
25 中継部材
26a,26b 軸固定具
30 クッションパッド(クッション材)
31 垂下部
32A,32B 当接部分
33 窪み部
34 保持部
35 表皮材
36 外側表皮材
37 内側表皮材
38 可撓性プレート
38A 第一プレート
38B 第二プレート
Claims (6)
- シートクッションの下方に配置された回動部材が前記シートクッションに近接する向きに回動することで折り畳み可能な車両用シートであって、
前記シートクッションの淵部は、下方に突出したクッション材と、該クッション材を覆う表皮材と、を備え、
前記淵部中、前記車両用シートが折り畳み状態にあるときに前記回動部材が当接する当接部分は、
前記クッション材に設けられ、前記淵部において前記当接部分以外に位置する部分よりも前記クッション材の下方への突出量が小さくなった窪み部と、
該窪み部を覆う前記表皮材のうち、下方に延出した外縁部分に設けられ、前記回動部材が前記当接部分から離れたときに前記外縁部分の形状を復元させる形状復元部材と、を有することを特徴とする車両用シート。 - 前記窪み部は、前記淵部に備えられた前記クッション材の下端部を切り欠いて形成され、
前記形状復元部材は、前記外縁部分の下端部に配置された可撓性プレートによって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。 - 前記形状復元部材は、前記車両用シートの幅方向に沿って延びた可撓性プレートによって構成され、
前記幅方向において前記可撓性プレートの両端の内側に前記窪み部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用シート。 - 前記シートクッションの前方部の下方位置には、前記車両用シートを折り畳む際に前記回動部材と共に回動する他の回動部材が配置され、
前記淵部のうち、前記他の回動部材の前方に位置する前端部は、該前端部を覆う前記表皮材のうちの前記外縁部分の形状を保持するために前記クッション材に設けられた保持部を有し、
該保持部における前記クッション材の下方への突出量は、前記窪み部における前記クッション材の下方への突出量よりも大きく、
前記車両用シートの幅方向において前記他の回動部材を挟む位置に前記窪み部が設けられており、かつ、前記窪み部同士の間に前記保持部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の車両用シート。 - 前記淵部において互いに異なる箇所に複数の前記当接部分が設けられており、
複数の前記当接部分の各々は、可撓性プレートによって構成されている前記形状復元部材を有し、
複数の前記当接部分のうち、一の当接部分が有する前記形状復元部材の幅は、他の当接部分が有する前記形状復元部材の幅よりも小さくなっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の車両用シート。 - 前記他の当接部分は、前記車両用シートの幅方向において前記シートクッションの一端側にて前記回動部材である第一リンクと当接し、
前記一の当接部分は、前記幅方向において前記シートクッションの他端側にて前記回動部材である第二リンク及び第三リンクと当接し、
前記第一リンク、前記第二リンク及び前記第三リンクは、それぞれ、前記幅方向に沿う回動軸によって回動自在に支持されており、
前記第二リンク及び前記第三リンクの双方は、前記幅方向において隣り合い、
前記車両用シートが折り畳み状態にあるとき、前記双方の各々の前記回動軸のうち、一方の回動軸が他方の回動軸よりも前記シートクッションに近い位置にあることを特徴とする請求項5に記載の車両用シート。
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