JP6827750B2 - スロープ装置 - Google Patents
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Description
しかし、同公報に開示する脚部構造は、大型になりやすく、複数のスロープ部材を積み重ねるように収納する際には、脚部がその障害になる恐れがあった。
本明細書では、傾斜したスロープ面を形成した場合に下段側、例えば路面,地面等に接地する側を前方と表現する。
本発明においてスロープ装置を使用する際には、脚部をスロープ部材の裏面側に起立させて、スロープ面の上段側を支持することになる。
収納する際には、スロープ装置の脚部をスロープ部材の後方側にスロープ面に沿って略水平に延在するように折り畳むことになる。
よって、収納時には、例えば図1(c)に示すようにスロープ部材と脚部とが概ねフラット状態になる。
このようにすると、使用時にはスロープ部材の取付部が取付ブラケットと支持ブラケットとの間に挟まれたサンドイッチ構造になるので、スロープ部材と脚部との連結部の強度,剛性向上を図ることができる。
ここでパネル体は、スロープ面を形成したものであって、1つのパネル材に限定されるものではなく、複数の部材を連結してスロープ面を形成してもよい。
レール部は、パネル体の通路方向のサイドに沿ってこのパネル体に固定することで、スロープ面の剛性を向上させるための部材である。
このレール部は、脱輪防止等を目的としたスロープ面からの立上げ部を有してもよい。
このように、スロープ装置の使用時にスロープ部材の取付部の裏面を支持する支持ブラケットが同時にレール部の後方側端部を下側から支えることになり、スロープ部材の支持剛性が向上する。
この場合に、取付ブラケットと支持ブラケットの軸着部回転中心は前記脚部の前後方向の起立中心線に対して後方側にオフセットさせてあるのが好ましい。
このようにすると、スロープ面を形成するパネル体の下面と支持ブラケットとの間の隙を小さくすることができ、スロープ面に加わる負荷を直接的に脚部に伝達させることができる。
また、収納時には図1(c)に示すように、脚部をスロープ部材の後方に向けて略水平に折り畳むことができる。
図1にスロープ装置の使用状態と、収納(折り畳み)状態を示し、脚部付近の拡大図を図2に、分解図を図3,図4に示す。
スロープ部材10は1つのスロープでもよく、図1にはスロープ10A,10Bがスライド伸縮する例を示す。
例えば、図3に示すようにパネル体11Aとその両側の通路方向に沿った端部に取り付けたレール部13,14からなり、パネル体11Aの後端部にプレート状の取付部12を形成してある。
また、パネル体11A,11Bは一枚の部材に限定されるものでなく、複数の部材を連結してパネル体としてもよい。
レール部13,14は、パネル体11Aの剛性アップを目的としたものであり、例えばレール部13にて説明すると、パネル体11Aの端部を上下一対のつば部で形成した溝部に嵌合させたレール本体部13aと、このレール本体部13aから立設した脱輪防止用の立上げ部13bを形成した例になっている。
後述するように、例えば複数のスロープ部材10をレール部を介して折り畳み可能に左右方向に連結する場合には、立上げ部13bの無いレール部を用いる。
また、本実施例では、パネル体11A及び取付部12,レール部13,14をアルミニウム合金にて製作した例となっている。
取付ブラケット22は、ベース部22aとその左右端部を上方に折り曲げて形成したヒンジ部22bからなり、このヒンジ部に軸孔22cを設けてある。
ベース部22aには、固定孔22d,22dを設け、スロープ部材10の取付部12の固定孔12a,12aに表面(上側)からリベット22e,22eを用いて固定する。
その状態を図5(a),(b)に示す。
支持ブラケット21は、左右両側の端部から支持ヒンジ部21a,21aを立設し、この支持ヒンジ部21a,21aに軸孔21b,21bを形成してある。
図5(b),(c)に示すように、取付ブラケット22の軸孔22cと支持ブラケット21の軸孔21bとを合せ、段付きの取付リベット21cを用いて回転可能に軸着する。
この際に、図6に示すように軸孔による脚部の回転中心Oが脚部の支柱脚21dの前後方向の中心線Cに対して、使用状態で後方に寸法d1だけオフセットさせてある。
これにより、使用時には取付ブラケット22と支持ブラケット21との間にスロープ部材の取付部12が挟み込まれるようにスロープ部材を支持することになるとともに、スロープ部材10のレール部の後方先端部の下部13cの下側に廻り込むように、支持ブラケット21の上面が位置することになる。
また、スロープ面を形成するパネル体11Aの下面11bと、支持ブラケット21の上面とのスキd2も僅かになる。
保持アーム23のコ字形状の基部23b側を、パネル体11Aの下面に取り付けた連結ブラケット24のスライド部24aにスライド可能に取り付けてある。
一方、保持アームの両側のアーム端部23aを脚部20の左右の支柱脚21dの内側の保持孔に差し込み、回動連結してある。
連結ブラケット24のスライド部24aの両端部付近には、保持凹部24b,24cを形成し、この保持凹部に保持アーム23の基部23bが入り込むことで、図7に示すように脚部の起立状態と水平状態を保持する。
保持アームは、脚部の起立状態と水平方向の収納状態をそれぞれ保持するためのものであり、保持構造はこれに限定されない。
図8(a)は、他のスロープ部材1の先端部をスロープ部材10の取付部12に載置し、後方側に連続的にスロープ面を形成することができる。
図8(b)は、スロープ部材10のレール本体部13aに沿って、他のスロープ装置2を1つ又は複数連結して使用する例である。
複数のパネル体をレール本体部13aを介して相互に折り畳み可能に連結した場合に、脚部を使用状態にしたままでは積み重ねたり、パネル体同士が重なるように折り畳むことができないが、本発明では脚部を水平方向に折り畳むことができるので、積み重ねたり、パネル体同士が重なるように折り畳むことができる。
11A パネル体
12 取付部
13 レール部
14 レール部
20 脚部
21 支持ブラケット
21d 支柱脚
21e 接地部
22 取付ブラケット
23 保持フレーム
C 起立中心線
O 回転中心
Claims (4)
- スロープ部材と、前記スロープ部材の後端部に折り畳み可能な脚部とを備え、
前記スロープ部材は後端部に取付部を有し、前記取付部に取付ブラケットを固定してあり、
前記取付ブラケットの左右端部を前記脚部に設けた支持ブラケットに軸着してあり、
使用時は前記脚部を前記スロープ部材の裏面側に起立状態にし、収納時は前記脚部を前記スロープ部材の後方に延在させるものであり、
前記取付ブラケットは、前記スロープ部材の取付部の表側に固定してあり、使用時は前記取付ブラケットと前記支持ブラケットの間に前記スロープ部材の取付部が位置するものであることを特徴とするスロープ装置。 - 前記スロープ部材はパネル体と、前記パネル体の通路方向端部に沿って設けたレール部を有し、使用時には前記支持ブラケットの上面が前記レール部の下部に廻り込むものであることを特徴とする請求項1記載のスロープ装置。
- 前記取付ブラケットと支持ブラケットの軸着部回転中心は前記脚部の前後方向の起立中心線に対して後方側にオフセットさせてあることを特徴とする請求項1又は2に記載のスロープ装置。
- 前記取付ブラケットと支持ブラケットは前記スロープ部材の取付部の強度よりも強く設定してあることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスロープ装置。
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