JP6871826B2 - 折畳式ハンドカート - Google Patents
折畳式ハンドカート Download PDFInfo
- Publication number
- JP6871826B2 JP6871826B2 JP2017162893A JP2017162893A JP6871826B2 JP 6871826 B2 JP6871826 B2 JP 6871826B2 JP 2017162893 A JP2017162893 A JP 2017162893A JP 2017162893 A JP2017162893 A JP 2017162893A JP 6871826 B2 JP6871826 B2 JP 6871826B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- folding
- frame
- vertical frame
- hand cart
- elongated hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 claims description 6
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 20
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000013213 extrapolation Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Handcart (AREA)
Description
そのため、縦フレームを支持フレームに対して近接方向に折り畳むべく、ベースフレームを支持フレームに対して回動させたとき、支持フレームの内挿部材をその場に維持したまま外挿部材のみを上方にスライドさせることができる。そして、車輪を接地させた状態で前部キャスター及び後部キャスターを車輪に隣接配置させて、運搬車を前後方向に折り畳むことができる。
しかし、上記構成は、前後のキャスターの中央に大径の車輪を設け、この車輪が設置させたまま運搬車のフレームを中央の支持フレームに向かって前後方向に折り畳むことができるが、構造が複雑となる。また前後のキャスターだけで運搬車の横幅となる左右方向に折り畳むことはできなかった。
折畳式ハンドカートの前方の第1縦枠と後方の第2縦枠と両者間に一体に掛け渡された上枠とからなるサイドフレームを左右一対に設け、各第1縦枠と第2縦枠の下部にキャスターを設けており、左右の第2縦枠間に取り付けられて左右のサイドフレーム間の横幅を広げる展開位置と狭める折畳位置とに平行移動させる平行リンク部材と、左右のサイドフレーム間で第1縦枠間および第2縦枠間にそれぞれ横架されて折畳可能な左右一対の折畳構成部材を設けた折畳式ハンドカートにおいて、
一対のサイドフレーム間に上下多段に折畳構成部材および棚板を設けており、
該棚板が、前後の第1縦枠と第2縦枠の間に水平に掛け渡された側枠と、
該側枠に折畳構成部材の一方の端部が枢着され、他方の先端側は前記展開位置で相互に重なり合う位置まで延びる重合片部が形成され、一方の折畳構成部材の重合片部には作動軸が突設され、他方の折畳構成部材の重合片部には前記作動軸が前記展開位置から折畳位置まで変位可能に拘束する長孔が穿設されており、
前後に対峙する折畳構成部材が棚板の枠部材となり、該前後の枠部材に底面構成部材が固定されて一方の棚板が形成されていることを特徴とする。
請求項2の発明では、
長孔を有する折畳構成部材には、展開姿勢で、作動軸を有する折畳構成部材の重合片部の底面を支持する支承片が突設されていることを特徴とする。
請求項3の発明では、
折畳構成部材の展開位置で枢軸が長孔の先端側に嵌合し、前記長孔は基端側が下降傾斜しており、折畳構成部材の折畳位置で枢軸が長孔の基端側に嵌合し、前記長孔は先端側が上向きに傾斜してなることを特徴とする。
前記長孔を有する折畳構成部材には、展開姿勢で、作動軸を有する折畳構成部材の重合片部の底面を支持する支承片を突設しておけば、簡単な構成で展開時に折畳構成部材のロックを行うこともできる。
本実施例では左右のサイドフレーム2,2’は同一構造からなっており、他方のサイドフレーム2’の同一構造には同一符号に「’」を付して説明を省略する。
即ち、サイドフレーム2は、上部にハンドル杆Hを有し、下部にキャスター3を取り付けた上下に延びる第1縦枠21と、該第1縦枠21と前後に対峙し下部にキャスター3を取り付けた第2縦枠22と、該第2縦枠22と前記第1縦枠21間に前後に掛け渡された上枠23とを有している。
本実施例で平行リンク部材4は、前記左右一対のサイドフレーム2、2’にX字状に掛け渡されて、両端が前記サイドフレーム2、2’に枢着P1、P2(P1’、P2’)され、中央の交差個所が枢軸P3により枢着されている(図1参照)。
この平行リンク部材4は、左右のサイドプレート2、2’を縦向きで中央に向かって平行移動させるリンク構造からなっていればよく、図示例のリンク構造に限らない。
折畳式ハンドカート1の折畳乃至展開の作動は、左右のサイドフレーム2,2’間に横架された左右一対のプレート状の折畳構成部材5、6によって行われる。
本実施例では、一方(図中左側)の折畳構成部材5の端部が一方(図中左側)のサイドフレーム2の側枠24に枢着P11されており、他方(図中右側)の折畳構成部材6の端部は、他方(図中右側)のサイドフレーム2’の側枠24に枢着P12されている。
そして、一方の重合片部5aは、先端の下部が縦方向に幅広く形成され、その幅広個所5bに先端(折畳式ハンドカート1の中央)から基端(第1縦枠21)に向かって下降傾斜する長孔7が穿設されている。
他方の重合片部6aには、前記長孔7に嵌挿され、長孔7に沿って摺動可能な枢軸9が固定されており、先端が長孔7方向に向かって突出しており長孔7に沿って摺動可能に嵌合する。
上記一方の側枠24には前記一方の折畳構成部材5の基端が枢着P11されており、他方の側枠24’には前記他方の折畳構成部材6の基端P12が枢着されている。
本実施例では、前記折畳構成部材5,6は、棚板10の前後の枠部材を兼用しているが、この発明では棚板10とは別体であってもよい・
この棚板10の前後の枠部材を兼ねる折畳構成部材5,6は、側枠24、24’の前方側と後方側にセットで取り付けられており、対向する折畳構成部材5,5と6、6間に前後方向に延びる底面構成部材の一例としての底枠11が固定されており、前後の折畳構成部材5と5,6と6とを連動可能に連結している。
上記底枠は図示例では杆材からなっているが、板材からなって前後の折畳構成部材5または6の底面を塞ぐものでもよい。
また、本実施例では、上記棚板10は、同一構造で、上下2段に設けられているが、一段でも複数段でもよい。
これに伴い、平行リンク部材4を介して、左右のサイドプレート2、2’が平行を維持しながら相互に中央に向かって変位する。
枢軸9に対して長孔7は枢軸9の真上に延びる位置を超えて反対側に傾斜した状態に変位するので、折畳構成部材5,6は展開方向に変位しにくくなり、折畳式ハンドカート1は折畳位置となる。
また、ハンドルは第1縦枠、第2縦枠に個別に設けたが、両縦枠間に掛け渡されて、使用時には展開し、収納時には折畳まれる構造であってもよい。
また、前記実施例ではストッパ片を一方の折畳構成部材に設けたが、展開姿勢で一対の折畳構成部の基端側の下降を拘束するように少なくとも一方の第1縦枠に設けてもよい。
あるいは、展開姿勢の時、枢軸は傾斜する長孔の上端で衝合し、折畳姿勢の時、枢軸は長孔の下端で衝合するので、ストッパとしても機能しているので、ストッパ片を設けなくてもい。
その他、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
2、2’ サイドフレーム
3 キャスター
4 平行リンク部材
5,6 左右一対の折畳構成部材
5a,6a 重合片部
5b 幅広個所
7 長孔
8 ストッパ片
9 枢軸
10 棚板
11 底面構成部材の一例としての底枠
21 第1縦枠
22 第2縦枠
23 上枠
24 側枠
Claims (3)
- 折畳式ハンドカートの前方の第1縦枠と後方の第2縦枠と両者間に一体に掛け渡された上枠とからなるサイドフレームを左右一対に設け、各第1縦枠と第2縦枠の下部にキャスターを設けており、左右の第2縦枠間に取り付けられて左右のサイドフレーム間の横幅を広げる展開位置と狭める折畳位置とに平行移動させる平行リンク部材と、左右のサイドフレーム間で第1縦枠間および第2縦枠間にそれぞれ横架されて折畳可能な左右一対の折畳構成部材を設けた折畳式ハンドカートにおいて、
一対のサイドフレーム間に上下多段に折畳構成部材および棚板を設けており、
該棚板が、前後の第1縦枠と第2縦枠の間に水平に掛け渡された側枠と、
該側枠に折畳構成部材の一方の端部が枢着され、他方の先端側は前記展開位置で相互に重なり合う位置まで延びる重合片部が形成され、一方の折畳構成部材の重合片部には作動軸が突設され、他方の折畳構成部材の重合片部には前記作動軸が前記展開位置から折畳位置まで変位可能に拘束する長孔が穿設されており、
前後に対峙する折畳構成部材が棚板の枠部材となり、該前後の枠部材に底面構成部材が固定されて一方の棚板が形成されていることを特徴とする折畳式ハンドカート。 - 長孔を有する折畳構成部材には、展開姿勢で、作動軸を有する折畳構成部材の重合片部の底面を支持する支承片が突設されていることを特徴とする請求項1に記載の折畳式ハンドカート。
- 折畳構成部材の展開位置で枢軸が長孔の先端側に嵌合し、前記長孔は基端側が下降傾斜しており、折畳構成部材の折畳位置で枢軸が長孔の基端側に嵌合し、前記長孔は先端側が上向きに傾斜してなることを特徴とする請求項1に記載の折畳式ハンドカート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017162893A JP6871826B2 (ja) | 2017-08-25 | 2017-08-25 | 折畳式ハンドカート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017162893A JP6871826B2 (ja) | 2017-08-25 | 2017-08-25 | 折畳式ハンドカート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019038433A JP2019038433A (ja) | 2019-03-14 |
JP6871826B2 true JP6871826B2 (ja) | 2021-05-12 |
Family
ID=65725227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017162893A Active JP6871826B2 (ja) | 2017-08-25 | 2017-08-25 | 折畳式ハンドカート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6871826B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112172888B (zh) * | 2020-10-12 | 2022-10-14 | 青岛鑫展工具制造有限公司 | 一种可折叠工具车 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55145062A (en) * | 1979-04-27 | 1980-11-12 | Zoujirushi Bebii Kk | Back rest tilting device for baby car |
JPS5833149B2 (ja) * | 1980-12-02 | 1983-07-18 | 葛西株式会社 | 乳母車の座席 |
JPS5858972U (ja) * | 1981-10-16 | 1983-04-21 | アップリカ葛西株式会社 | 乳母車の後脚 |
JPH0719948Y2 (ja) * | 1988-08-09 | 1995-05-10 | コンビ株式会社 | 幼児用家具類における幌の折り畳み及び展開機構 |
JPH0445174U (ja) * | 1990-08-22 | 1992-04-16 | ||
JP3141594U (ja) * | 2008-02-28 | 2008-05-08 | 高浜工業株式会社 | 無人運搬台車 |
JP3187235U (ja) * | 2013-09-05 | 2013-11-14 | 金沢車輌株式会社 | 台車 |
JP2016154736A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 株式会社モリタ製作所 | ブレーキ付運搬車及び移動型x線撮影装置 |
-
2017
- 2017-08-25 JP JP2017162893A patent/JP6871826B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019038433A (ja) | 2019-03-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
USRE46150E1 (en) | Three-fold three-wheel golf bag cart folding device | |
US6722293B2 (en) | Foldable table frame | |
US10703399B2 (en) | Folding trailer for a wagon | |
US7410185B2 (en) | Foldable stroller frame assembly | |
US9150233B2 (en) | Foldable cart | |
JP3224070U (ja) | 台車 | |
JP2018020754A (ja) | テールゲートを備える折畳み式ワゴン | |
JP5432787B2 (ja) | 折り畳み式乳母車 | |
JP2006335355A (ja) | 折りたたみ可能な支持構造 | |
US20070102892A1 (en) | Collapsible stand for machine | |
US10414424B2 (en) | Stroller frame | |
JP2012183847A (ja) | 乳母車 | |
CN110001733A (zh) | 婴儿推车 | |
JP6871826B2 (ja) | 折畳式ハンドカート | |
JP3494630B2 (ja) | 折り畳み式ベビーカー | |
JP5729810B2 (ja) | 折畳み自立型ペットカート | |
JP2006290213A (ja) | 折畳式ベビーカー。 | |
CN208646946U (zh) | 一种推车 | |
JP2017100481A (ja) | 台車 | |
EP1755333A2 (en) | Pram | |
CN104326006B (zh) | 儿童伞把车 | |
JP3740056B2 (ja) | 折り畳み机 | |
US3709514A (en) | Foldable golf cart | |
KR20190102565A (ko) | 접이식 핸드카트 | |
JP7072895B2 (ja) | 折畳み型コンテナ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190405 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200123 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200129 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20200327 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200601 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201207 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210331 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210416 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6871826 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |