JP3494630B2 - 折り畳み式ベビーカー - Google Patents
折り畳み式ベビーカーInfo
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- JP3494630B2 JP3494630B2 JP2001149795A JP2001149795A JP3494630B2 JP 3494630 B2 JP3494630 B2 JP 3494630B2 JP 2001149795 A JP2001149795 A JP 2001149795A JP 2001149795 A JP2001149795 A JP 2001149795A JP 3494630 B2 JP3494630 B2 JP 3494630B2
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- JP
- Japan
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- pair
- rods
- leg
- rod
- stroller
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62B—HAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
- B62B7/00—Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators
- B62B7/04—Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators having more than one wheel axis; Steering devices therefor
- B62B7/06—Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators having more than one wheel axis; Steering devices therefor collapsible or foldable
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62B—HAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
- B62B2205/00—Hand-propelled vehicles or sledges being foldable or dismountable when not in use
- B62B2205/26—Arrangements for standing up in folded position
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62B—HAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
- B62B9/00—Accessories or details specially adapted for children's carriages or perambulators
- B62B9/20—Handle bars; Handles
- B62B9/206—Handle bars; Handles with two separate bars, i.e. not interconnected
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Carriages For Children, Sleds, And Other Hand-Operated Vehicles (AREA)
- Handcart (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、幼児を乗せて移動
に用いる折り畳み式ベビーカーに関するものである。
に用いる折り畳み式ベビーカーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、前輪を支持する前脚杆が上方
へ回動されて手押し杆と略平行に折り畳まれるベビーカ
ーは、折り畳まれることにより前後方向にスリム化する
ので、手軽に使用されている。このスリム化と併せて、
手押し杆の上部に設けられた持ち手が傘の柄のような形
状をしていることから、この折り畳み式ベビーカーは一
般にアンブレラタイプと通称されている。この折り畳み
式ベビーカーは、折り畳み後も、持ち手を持って手押し
杆を押し引きすれば、地面側に残った後輪を回転させて
容易に移動させることができる。
へ回動されて手押し杆と略平行に折り畳まれるベビーカ
ーは、折り畳まれることにより前後方向にスリム化する
ので、手軽に使用されている。このスリム化と併せて、
手押し杆の上部に設けられた持ち手が傘の柄のような形
状をしていることから、この折り畳み式ベビーカーは一
般にアンブレラタイプと通称されている。この折り畳み
式ベビーカーは、折り畳み後も、持ち手を持って手押し
杆を押し引きすれば、地面側に残った後輪を回転させて
容易に移動させることができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この折
り畳み式ベビーカーは、折り畳み後に使用しないときに
は、接地するのが後輪だけなので、自立させることがで
きず、横に倒しておくか、壁などにもたれかけておくし
かなかった。横に倒しておく場合、屋外ではベビーカー
が汚れ、屋内ではベビーカーの汚れが室内を汚す。ま
た、壁などに保たれかけておく場合、やはり壁などが汚
れるし、また、少しの外力や振動が加わっただけで転倒
し、ベビーカーやその周りの物を破損するという問題が
ある。
り畳み式ベビーカーは、折り畳み後に使用しないときに
は、接地するのが後輪だけなので、自立させることがで
きず、横に倒しておくか、壁などにもたれかけておくし
かなかった。横に倒しておく場合、屋外ではベビーカー
が汚れ、屋内ではベビーカーの汚れが室内を汚す。ま
た、壁などに保たれかけておく場合、やはり壁などが汚
れるし、また、少しの外力や振動が加わっただけで転倒
し、ベビーカーやその周りの物を破損するという問題が
ある。
【０００４】本発明の目的は、前脚杆が上方へ回動され
て手押し杆と略平行に折り畳まれた際に、自立させるこ
とができる折り畳み式ベビーカーを提供することにあ
る。
て手押し杆と略平行に折り畳まれた際に、自立させるこ
とができる折り畳み式ベビーカーを提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、一対の手押し杆の下端部に一対の前輪を
支持する一対の前脚杆が該前脚杆の上端部において第１
軸着部で回動可能に軸着され、一対の手押し杆の下部で
あって下端部よりやや上側に一対の後輪を支持する一対
の後脚杆が該後脚杆の上端部において第２軸着部で回動
可能に軸着され、不使用時に、一対の前脚杆を一対の手
押し杆との前記第１軸着部を中心にして上方へ回動させ
て一対の手押し杆と略平行に折り畳むと、これと連動し
て、一対の後脚杆が一対の手押し杆との前記第２軸着部
を中心にして下方へ回動されて一対の手押し杆と略平行
に折り畳まれ、さらに、一対の前脚杆及び一対の後脚杆
がそれぞれ幅方向にも接近して折り畳まれる折り畳み式
ベビーカーにおいて、前記折り畳み後に前輪が手押し杆
から見て前方にある一方、後輪が手押し杆から見て後方
にあるため、折り畳んだベビーカーの重心が手押し杆か
ら見て前輪側に該前輪の重さによってずれるようになっ
ており、後脚杆の下部に自立脚が手押し杆から見て前方
の地面であって前記折り畳みにより持ち上がった前輪側
の下方地面へ繰り出し接地可能に設けられ、前記折り畳
み後に自立脚を前記前輪側の下方地面へ繰り出し接地さ
せることにより、折り畳んだベビーカーを前記重心のず
れにも拘わらず垂立に近い状態で自立させるようにした
ことを特徴とする。
決するために、一対の手押し杆の下端部に一対の前輪を
支持する一対の前脚杆が該前脚杆の上端部において第１
軸着部で回動可能に軸着され、一対の手押し杆の下部で
あって下端部よりやや上側に一対の後輪を支持する一対
の後脚杆が該後脚杆の上端部において第２軸着部で回動
可能に軸着され、不使用時に、一対の前脚杆を一対の手
押し杆との前記第１軸着部を中心にして上方へ回動させ
て一対の手押し杆と略平行に折り畳むと、これと連動し
て、一対の後脚杆が一対の手押し杆との前記第２軸着部
を中心にして下方へ回動されて一対の手押し杆と略平行
に折り畳まれ、さらに、一対の前脚杆及び一対の後脚杆
がそれぞれ幅方向にも接近して折り畳まれる折り畳み式
ベビーカーにおいて、前記折り畳み後に前輪が手押し杆
から見て前方にある一方、後輪が手押し杆から見て後方
にあるため、折り畳んだベビーカーの重心が手押し杆か
ら見て前輪側に該前輪の重さによってずれるようになっ
ており、後脚杆の下部に自立脚が手押し杆から見て前方
の地面であって前記折り畳みにより持ち上がった前輪側
の下方地面へ繰り出し接地可能に設けられ、前記折り畳
み後に自立脚を前記前輪側の下方地面へ繰り出し接地さ
せることにより、折り畳んだベビーカーを前記重心のず
れにも拘わらず垂立に近い状態で自立させるようにした
ことを特徴とする。
【０００６】ここで、一対の前脚杆及び一対の後脚杆
は、それぞれ前記折り畳み時に幅方向にも接近して折り
畳まれるように構成される。これにより、前記折り畳み
による前後方向のスリム化だけでなく、幅方向のスリム
化も達成でき、自立した際のベビーカーの占有スペース
をさらに小さくできる。
は、それぞれ前記折り畳み時に幅方向にも接近して折り
畳まれるように構成される。これにより、前記折り畳み
による前後方向のスリム化だけでなく、幅方向のスリム
化も達成でき、自立した際のベビーカーの占有スペース
をさらに小さくできる。
【０００７】また、自立脚は、手押し杆から見て前記
折り畳みにより持ち上がった前輪とは反対側の下方地面
へ繰り出し接地可能に設けられることも考えられるが、
本発明では、手押し杆から見て前記折り畳みにより持
ち上がった前輪側の下方地面へ繰り出し接地可能に設け
られる。の場合にはベビーカーをある程度傾斜して自
立させなければならないが、の場合にはベビーカーを
垂立に近い状態で自立させることができ、占有スペース
をさらに小さくできるからである。
折り畳みにより持ち上がった前輪とは反対側の下方地面
へ繰り出し接地可能に設けられることも考えられるが、
本発明では、手押し杆から見て前記折り畳みにより持
ち上がった前輪側の下方地面へ繰り出し接地可能に設け
られる。の場合にはベビーカーをある程度傾斜して自
立させなければならないが、の場合にはベビーカーを
垂立に近い状態で自立させることができ、占有スペース
をさらに小さくできるからである。
【０００８】の差異は、前脚杆が上方へ回動されて
手押し杆と略平行に折り畳まれた際に、ベビーカーの重
心が、手押し杆から見て前輪側に、該前輪の重さによっ
てずれることに起因する。上記のように自立脚を設け
た場合、この重心のずれに対応するために、前輪が後輪
の略真上に来るようにベビーカーを傾斜させる必要があ
る。しかし、上記のように自立脚を設けた場合、前輪
の略真下に自立脚を位置させることができるので、ベビ
ーカー（手押し杆）をほとんど傾斜させなくてもすむの
である。
手押し杆と略平行に折り畳まれた際に、ベビーカーの重
心が、手押し杆から見て前輪側に、該前輪の重さによっ
てずれることに起因する。上記のように自立脚を設け
た場合、この重心のずれに対応するために、前輪が後輪
の略真上に来るようにベビーカーを傾斜させる必要があ
る。しかし、上記のように自立脚を設けた場合、前輪
の略真下に自立脚を位置させることができるので、ベビ
ーカー（手押し杆）をほとんど傾斜させなくてもすむの
である。
【０００９】また、自立脚は、一対の後脚杆のそれぞれ
の下部に設けられてもよいが、一対の後脚杆のうち一方
の後脚杆の下部に設けられていてもよい。後者の場合、
繰り出し接地の操作が一つの自立脚だけで済むからであ
る。また、後者の場合、一方の後脚杆に設けられた自立
脚の接地部が、他方の後脚杆に向けて延びた形状である
ことが好ましい。より安定して自立させることができる
からである。
の下部に設けられてもよいが、一対の後脚杆のうち一方
の後脚杆の下部に設けられていてもよい。後者の場合、
繰り出し接地の操作が一つの自立脚だけで済むからであ
る。また、後者の場合、一方の後脚杆に設けられた自立
脚の接地部が、他方の後脚杆に向けて延びた形状である
ことが好ましい。より安定して自立させることができる
からである。
【００１０】また、自立脚の繰り出し接地は、使用者が
手動により自立脚を繰り出してその接地部を接地させる
ように構成してもよいし、前記折り畳みと連動して（特
に、後脚杆が下方へ回動されて手押し杆と略平行に折り
畳まれるのと連動して）、自動的に自立脚が繰り出して
その接地部が接地するように構成してもよい。
手動により自立脚を繰り出してその接地部を接地させる
ように構成してもよいし、前記折り畳みと連動して（特
に、後脚杆が下方へ回動されて手押し杆と略平行に折り
畳まれるのと連動して）、自動的に自立脚が繰り出して
その接地部が接地するように構成してもよい。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施した折り畳み
式ベビーカーの形態例について、図面を参照して説明す
る。本実施形態の折り畳み式ベビーカー１は、自立脚を
除き折り畳みベビーカーとしては公知のものである。
式ベビーカーの形態例について、図面を参照して説明す
る。本実施形態の折り畳み式ベビーカー１は、自立脚を
除き折り畳みベビーカーとしては公知のものである。
【００１２】図２に全体構成を示すように、折り畳み式
ベビーカー１の一対の手押し杆２，２の上部には傘の柄
のような形状をした持ち手２ａ，２ａが設けられてい
る。手押し杆２，２の下端部には斜め前下方へ延びる一
対の前脚杆３，３がそれぞれ折り畳みのために第１軸着
部で回動可能に軸着され、各前脚杆３、３の下端部には
一組の前輪４，４がそれぞれ取り付けられている。手押
し杆２，２の下部であって前記前脚杆３，３の軸着部よ
りやや上側には、斜め後下方へ延びる一対の後脚杆５，
５がそれぞれ折り畳みのために第２軸着部で回動可能に
軸着され、各後脚杆５の下端部には一組の後輪６，６が
それぞれ取り付けられている。
ベビーカー１の一対の手押し杆２，２の上部には傘の柄
のような形状をした持ち手２ａ，２ａが設けられてい
る。手押し杆２，２の下端部には斜め前下方へ延びる一
対の前脚杆３，３がそれぞれ折り畳みのために第１軸着
部で回動可能に軸着され、各前脚杆３、３の下端部には
一組の前輪４，４がそれぞれ取り付けられている。手押
し杆２，２の下部であって前記前脚杆３，３の軸着部よ
りやや上側には、斜め後下方へ延びる一対の後脚杆５，
５がそれぞれ折り畳みのために第２軸着部で回動可能に
軸着され、各後脚杆５の下端部には一組の後輪６，６が
それぞれ取り付けられている。
【００１３】一方の前脚杆３の途中部と該前脚杆３の後
に位置する後脚杆５とは反対側の後脚杆５の途中部との
間、及び、他方の前脚杆３の途中部と該前脚杆３の後に
位置する後脚杆５とは反対側の後脚杆５の途中部との間
には、互いに中央部で交差して回動可能に軸着された一
対の第１クロスバー８，８が掛け渡されるとともにバー
端部において各杆に回動可能に軸着されている。また、
一方の手押し杆２の上部と該手押し杆２の後に位置する
後脚杆５とは反対側の後脚杆５の途中部との間、及び、
他方の手押し杆２の上部と該手押し杆２の後に位置する
後脚杆５とは反対側の後脚杆５の途中部との間には、互
いに中央部で交差して回動可能に軸着された一対の第２
クロスバー９，９が掛け渡されるとともにバー端部にお
いて各杆に回動可能に軸着されている。
に位置する後脚杆５とは反対側の後脚杆５の途中部との
間、及び、他方の前脚杆３の途中部と該前脚杆３の後に
位置する後脚杆５とは反対側の後脚杆５の途中部との間
には、互いに中央部で交差して回動可能に軸着された一
対の第１クロスバー８，８が掛け渡されるとともにバー
端部において各杆に回動可能に軸着されている。また、
一方の手押し杆２の上部と該手押し杆２の後に位置する
後脚杆５とは反対側の後脚杆５の途中部との間、及び、
他方の手押し杆２の上部と該手押し杆２の後に位置する
後脚杆５とは反対側の後脚杆５の途中部との間には、互
いに中央部で交差して回動可能に軸着された一対の第２
クロスバー９，９が掛け渡されるとともにバー端部にお
いて各杆に回動可能に軸着されている。
【００１４】図２→図３→図１の変化で示すように、折
り畳み時に、前脚杆３，３が上方へ回動されて手押し杆
２，２と略平行に折り畳まれると、これと連動する第１
クロスバー８，８及び第２クロスバー９，９の引張作用
により、自動的に後脚杆５，５が下方へ回動されて手押
し杆２，２と略平行に折り畳まれるとともに、第１クロ
スバー８，８及び第２クロスバー９，９の交差角度が変
化する作用により、自動的に一対の前脚杆３，３及び一
対の後脚杆５，５がそれぞれ幅方向にも接近して折り畳
まれるようになっている。
り畳み時に、前脚杆３，３が上方へ回動されて手押し杆
２，２と略平行に折り畳まれると、これと連動する第１
クロスバー８，８及び第２クロスバー９，９の引張作用
により、自動的に後脚杆５，５が下方へ回動されて手押
し杆２，２と略平行に折り畳まれるとともに、第１クロ
スバー８，８及び第２クロスバー９，９の交差角度が変
化する作用により、自動的に一対の前脚杆３，３及び一
対の後脚杆５，５がそれぞれ幅方向にも接近して折り畳
まれるようになっている。
【００１５】なお、一対の前脚杆３，３の下部間には例
えば軟質樹脂製の足置き台７が掛け渡されている。ま
た、前脚杆３と後脚杆５との間には一対の座面支え杆１
０，１０が掛け渡され、該座面支え杆１０，１０と一対
の手押し杆２，２とには例えば布製又は樹脂シート製の
座面部１１が取り付けられている。また、一対の手押し
杆２，２にはひさし支え杆１２，１２が回動可能に軸着
され、該ひさし支え杆１２，１２には布製又は樹脂シー
ト製のひさし１３が取り付けられている。
えば軟質樹脂製の足置き台７が掛け渡されている。ま
た、前脚杆３と後脚杆５との間には一対の座面支え杆１
０，１０が掛け渡され、該座面支え杆１０，１０と一対
の手押し杆２，２とには例えば布製又は樹脂シート製の
座面部１１が取り付けられている。また、一対の手押し
杆２，２にはひさし支え杆１２，１２が回動可能に軸着
され、該ひさし支え杆１２，１２には布製又は樹脂シー
ト製のひさし１３が取り付けられている。
【００１６】さて、本実施形態の折り畳み式ベビーカー
１は、後脚杆５，５の下部に例えばプラスチック製の自
立脚２０が地面へ繰り出し接地可能に設けられていると
ころに特徴がある。ここに述べる自立脚２０の形態は例
示であって適宜変更できる。
１は、後脚杆５，５の下部に例えばプラスチック製の自
立脚２０が地面へ繰り出し接地可能に設けられていると
ころに特徴がある。ここに述べる自立脚２０の形態は例
示であって適宜変更できる。
【００１７】自立脚２０は、後脚杆５に固定された脚支
持部２３に対し、先端に接地部２１を取り付けた脚幹２
２が例えばリベット２４で回動可能に軸着されて構成さ
れている。脚幹２２は、該リベット２４を支点として、
上向きと下向きの２つの状態となるように回動できる。
自立脚２０の非使用時には、脚支持部２３の上方固定部
２５が自立脚２０を上向きに挟み込んで固定する。ま
た、自立脚２０の使用時（繰り出し設置時）には、脚支
持部２３の下方固定部２６が自立脚２０を下向きに挟み
込んで固定し、このとき接地部２１が接地する。
持部２３に対し、先端に接地部２１を取り付けた脚幹２
２が例えばリベット２４で回動可能に軸着されて構成さ
れている。脚幹２２は、該リベット２４を支点として、
上向きと下向きの２つの状態となるように回動できる。
自立脚２０の非使用時には、脚支持部２３の上方固定部
２５が自立脚２０を上向きに挟み込んで固定する。ま
た、自立脚２０の使用時（繰り出し設置時）には、脚支
持部２３の下方固定部２６が自立脚２０を下向きに挟み
込んで固定し、このとき接地部２１が接地する。
【００１８】接地部２１は脚幹２２の下端から、脚幹２
２の径より大きい幅を持って、取り付け側の後脚杆５か
ら、他方の後脚杆５に向けて延びた形状（図示例では長
円形）に形成され、その長さは折り畳んだ際の一対の後
脚杆５，５の間隔に対して０．５倍〜１倍の長さとなっ
ている。
２の径より大きい幅を持って、取り付け側の後脚杆５か
ら、他方の後脚杆５に向けて延びた形状（図示例では長
円形）に形成され、その長さは折り畳んだ際の一対の後
脚杆５，５の間隔に対して０．５倍〜１倍の長さとなっ
ている。
【００１９】本実施形態の折り畳み式ベビーカー１は、
不使用時に、前記の通り、前脚杆３，３を上方へ回動さ
せて手押し杆２，２と略平行に折り畳み、これと連動し
て、後脚杆５，５が下方へ回動されて手押し杆２，２と
略平行に折り畳まれ、また、一対の前脚杆３，３及び一
対の後脚杆５，５がそれぞれ幅方向にも接近して折り畳
まれた後、自立脚２０を地面へ繰り出し接地させること
により、後輪６，６と自立脚２０との三点支持により折
り畳み式ベビーカー１を自立させることができる。この
ため、不使用時の占有スペースをさらに小さくでき、前
述した従来例におけるベビーカーや屋内が汚れるとか、
転倒でベビーカーや周りの物が破損するとかという問題
を解消することができる。
不使用時に、前記の通り、前脚杆３，３を上方へ回動さ
せて手押し杆２，２と略平行に折り畳み、これと連動し
て、後脚杆５，５が下方へ回動されて手押し杆２，２と
略平行に折り畳まれ、また、一対の前脚杆３，３及び一
対の後脚杆５，５がそれぞれ幅方向にも接近して折り畳
まれた後、自立脚２０を地面へ繰り出し接地させること
により、後輪６，６と自立脚２０との三点支持により折
り畳み式ベビーカー１を自立させることができる。この
ため、不使用時の占有スペースをさらに小さくでき、前
述した従来例におけるベビーカーや屋内が汚れるとか、
転倒でベビーカーや周りの物が破損するとかという問題
を解消することができる。
【００２０】また、自立脚２０は、手押し杆２，２から
見て前記折り畳みにより持ち上がった前輪４，４側の下
方地面へ繰り出し接地可能に設けられているため、前述
の通り、折り畳み式ベビーカー１を垂立に近い状態で自
立させることができ、占有スペースをさらに小さくでき
る。
見て前記折り畳みにより持ち上がった前輪４，４側の下
方地面へ繰り出し接地可能に設けられているため、前述
の通り、折り畳み式ベビーカー１を垂立に近い状態で自
立させることができ、占有スペースをさらに小さくでき
る。
【００２１】なお、本発明は前記実施形態の構成に限定
されず、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しな
い範囲で適宜変更して具体化することもできる。 （１）自立脚２０の材料は、金属製にするなど、適宜変
更できる。 （２）自立脚２０の非使用時の状態として、図４（ａ）
に示すように、脚支持部２３に水平方向で固定する様式
にしたり、図４（ｂ）に示すように、後脚杆に脚支持部
２３としての杆を固定し、脚幹２２を例えばリベット２
４で回転可能に軸着する。
されず、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しな
い範囲で適宜変更して具体化することもできる。 （１）自立脚２０の材料は、金属製にするなど、適宜変
更できる。 （２）自立脚２０の非使用時の状態として、図４（ａ）
に示すように、脚支持部２３に水平方向で固定する様式
にしたり、図４（ｂ）に示すように、後脚杆に脚支持部
２３としての杆を固定し、脚幹２２を例えばリベット２
４で回転可能に軸着する。
【００２２】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る折り
畳み式ベビーカーは、前脚杆が上方へ回動されて手押し
杆と略平行に折り畳まれた際に、自立させることができ
るという優れた効果を奏する。
畳み式ベビーカーは、前脚杆が上方へ回動されて手押し
杆と略平行に折り畳まれた際に、自立させることができ
るという優れた効果を奏する。
【図１】本発明の実施形態に係る折り畳み式ベビーカー
を使用時に展開した状態の斜視図である。
を使用時に展開した状態の斜視図である。
【図２】同ベビーカーを不使用時に折り畳む途中の斜視
図である。
図である。
【図３】同ベビーカーを不使用時に折り畳んだ状態の斜
視図である
視図である
【図４】同実施形態の変更例を示し、（ａ）脚幹を横向
きに固定した場合の斜視図、（ｂ）脚支持部の代わりに
杆を用いた場合の斜視図である。
きに固定した場合の斜視図、（ｂ）脚支持部の代わりに
杆を用いた場合の斜視図である。
１ ベビーカー
２ 手押し杆
３ 前脚杆
５ 後脚杆
２０ 自立脚
２１ 接地部
２２ 脚幹
２３ 脚支持部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平１−297372（ＪＰ，Ａ)
特開 昭52−131333（ＪＰ，Ａ)
実開 平５−64043（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭51−80858（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭51−84049（ＪＰ，Ｕ)
特公 昭57−8740（ＪＰ，Ｂ１)
実公 昭51−6845（ＪＰ，Ｙ１)
実公 昭52−35815（ＪＰ，Ｙ１)
実公 平３−9498（ＪＰ，Ｙ２)
実公 平７−36867（ＪＰ，Ｙ２)
実公 昭57−28698（ＪＰ，Ｙ２)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B62B 7/08
B62B 9/10
Claims (2)
- 【請求項１】 一対の手押し杆（２）の下端部に一対の
前輪（４）を支持する一対の前脚杆（３）が該前脚杆の
上端部において第１軸着部で回動可能に軸着され、 一対の手押し杆（２）の下部であって下端部よりやや上
側に一対の後輪（６）を支持する一対の後脚杆（５）が
該後脚杆の上端部において第２軸着部 で回動可能に軸着
され、 不使用時に、一対の前脚杆（３）を一対の手押し杆
（２）との前記第１軸着部を中心にして上方へ回動させ
て一対の手押し杆（２）と略平行に折り畳むと、これと
連動して、一対の後脚杆（５）が一対の手押し杆（２）
との前記第２軸着部を中心にして下方へ回動されて一対
の手押し杆（２）と略平行に折り畳まれ、さらに、一対
の前脚杆（３）及び一対の後脚杆（５）がそれぞれ幅方
向にも接近して折り畳まれる折り畳み式ベビーカーにお
いて、 前記折り畳み後に前輪（４）が手押し杆（２）から見て
前方にある一方、後輪（６）が手押し杆（２）から見て
後方にあるため、折り畳んだベビーカーの重心が手押し
杆（２）から見て前輪（４）側に該前輪の重さによって
ずれるようになっており、 後脚杆（５）の下部に自立脚（２０）が手押し杆（２）
から見て前方の地面であって前記折り畳みにより持ち上
がった前輪（４）側の下方地面へ繰り出し接地可能に設
けられ、前記折り畳み後に自立脚（２０）を前記前輪
（４）側の下方地面へ繰り出し接地させることにより、
折り畳んだベビーカーを前記重心のずれにも拘わらず垂
立に近い状態で自立させるようにしたことを特徴とする
折り畳み式ベビーカー。 - 【請求項２】 前記自立脚（２０）における地面に接地
する接地部（２１）が、一方の後脚杆（５）から他方の
後脚杆（５）に向けて延びた形状であり、その長さは折
り畳んだ際の一対の後脚杆（５）の間隔に対して０．５
倍〜１倍である請求項１記載の折り畳み式ベビーカー。
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