JP2508814Y2 - 乳母車用買物かご - Google Patents

乳母車用買物かご

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JP2508814Y2
JP2508814Y2 JP8454489U JP8454489U JP2508814Y2 JP 2508814 Y2 JP2508814 Y2 JP 2508814Y2 JP 8454489 U JP8454489 U JP 8454489U JP 8454489 U JP8454489 U JP 8454489U JP 2508814 Y2 JP2508814 Y2 JP 2508814Y2
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武彦 高橋
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は乳母車用の買物かご、特に乳母車の座床部下
面に装着して使用することができる買物かごに関する。
〔技術の背景〕
乳母車の座床部下面に物品収納用のかご(買物かご)
を装着し、ショッピングをした商品を前記買物かごに収
容できるよう構成することは従来より公知となってい
る。
これらの買物かごは、座床部の下面に固定的に取付け
る構造としたものや、或いは、座床部の下面後方に位置
させた構造とされている。(買物かごが座床部の下面後
方に位置する構造としたものの場合、乳母車を使用して
いる場合には買物かごが座床部の下面に移動して収納で
きるように構成しているものもある。) 従来より使用されている乳母車用の買物かごは、かご
自体の高さが低く、物品の収容量が比較的小さなものと
して構成されていたため、座床部の下面とかごの上面と
の間に十分な隙間が確保されており、買物をした物品を
出し入れするのに格別不便を感じることはなかった。
これらの効果は、買物かごが座床部の下面後方に取付
けられる構造とした場合でも同様であり、たとえ乳母車
の背当部を後部方向に限度一杯まで倒した場合でも(フ
ルリクライニングした場合でも)、リクライニングした
背当部の下面(背面下部)と買物かごの上面との間には
品物の出し入れを行うのに十分な隙間が確保されてい
た。
しかしながら、近時に至り物品の収容量を増やすため
に背丈の高い大型の買物かごを使用することが要望され
るようになると、座床部の下面に固定的に買物かごを取
付けることは物品の出し入れのスペースが確保できない
ため物理的に不可能となり、また、座床部の下面後方に
買物かごを引出せるようにした構造の場合でも、背当部
を限度一杯まで倒すと(フルリクライニングさせると)
第2図に二点鎖線で示すように背当部の下面と買物かご
の上面との間に物品を出し入れするための空間がなくな
ってしまうという問題が生じ、この状態で無理に物品を
出し入れしようとすれば、リクライニングさせている背
当部を、物品を出し入れするのに十分な角度だけ起立さ
せる操作を必要とすることとなり、その都度背当部に凭
れている幼児に無理な姿勢の変更を強いるという欠点が
あった。
〔考案の目的〕
本考案は上記した問題に対応しようとするものであ
り、乳母車に取付けている買物かごの上部に取付けた枠
体、特にその枠体の後半部が必要に応じて下方に折り曲
げできるよう構成し、これによって買物かごが座床部の
下面に固定的に取付けられている場合でも、或いは、座
床部の下面後方に取付けられている買物かごの上面に背
当部が倒されている場合でも、それらの構造体に影響さ
れることなく自由に物品を出し入れすることができるよ
う構成した乳母車用の買物かごを提供することを目的と
している。
また、本考案の他の目的は枠杆の折り曲げ操作及び復
帰のための操作が簡単であり、しかも、それらの作動が
極めて正確に行なえるように構成した乳母車用の買物か
ごを提供しようとするものである。
〔考案の要点〕
本考案は、乳母車の座床部下面、或いは、座床部の下
面後方に取付ける買物かごであって、前記する買物かご
は、小さい網目をもったネット状の布帛、或いは折り畳
み易い軟質布帛等を用いて深い筒状に形成するととも
に、底面部には硬質材からなる底板を取付けた物品収容
体と、前記物品収容体の開口部周縁に取付けられ、コ字
状の二つの枠杆を枢軸により枢着して長方形に形成され
た枠体とによって構成し、前記二つの枠杆のうち取付け
時において後部に位置する枠杆は前記枢軸を中心軸とし
て下方へ回動自在にした乳母車用の買物かごの構造を考
案の要点としている。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
総括的にBで示す乳母車は公知のものであり、前脚杆
a、後脚杆b、手押し杆c及び肘掛け杆dにより躯体を
構成している。
躯体を構成する前脚杆aと後脚杆bはその上端部を肘
掛け杆dの先端部に開閉自在に枢着するとともに、後脚
杆bの長さ方向における中間部上方から起立させた支承
杆eの上端部によって肘掛け杆dの後端部を支承させて
いる。
fは、前脚杆a,a及び後脚杆b,bにそれぞれ差し渡すよ
うに取付けた座床部であり、その後端部には背当部gが
傾斜角度の調節を自在とするよう起伏自在に枢着させて
いる。
総括的にAで示す買物かごは、枠体1と、この枠体1
に開口部周縁部を取付けた適宜深さの物品収容体2とに
よって構成している。
枠体1は、平面形状がコ字状となるように形成された
二つの枠杆11,11′を、その開放端部を折り曲げ自在に
枢着することにより全体として平面形状が四角い枠体と
なるよう構成している。
二つの枠杆11,11′を一つの枠体として形成するため
の組合せ手段には各種の方法が考えられるが、実施例に
おいては、一方の枠杆11の端部中央部を切欠することに
よって二股状に形成すると共に、他方の枠杆11′の端部
を幅の細い凸字状体として形成し、この幅の細い凸字状
部分を二股状部分に嵌挿したのち、枢軸3によって枢支
させるようにしている。
12は一方の枠杆11の二股状部に形成した横長の透孔で
あり二つの枠杆11,11′を枢支した枢軸3が摺動できる
ようにしており、これによって後方に位置する枠杆11′
を後方に所定長さだけ摺動させて折り曲げ下降させるこ
とができるようにしている。
なお、前記した枢軸3は枠杆11′の先端部に対しては
固定的に取付けられており、その固定部の両端部から外
側に突出している軸杆部分が枠杆11の透孔12に摺動自在
に嵌挿されるものである。
4は枠杆11′の傾斜限界を維持するための支軸であ
り、併せて枢軸3の引き戻し用スプリング5の取付け杆
の機能を持たせている。
6,6′は一方の枠杆11′の先端部に形成した係止凹部
であり枠杆11′が水平状態を維持している場合には上方
に形成された係止凹部6が支軸4に係合して係止状態を
維持し、枠杆11′が折り畳み傾斜されている場合には下
方に形成した係止凹部6′が係止用の支軸4と嵌合する
ように図っている。
図中7,7は枠杆11の先端部上面に形成した嵌合突起で
あり、座床部fの下面に形成した支承嵌合部71,71に嵌
合させて支承するようにしている。
なお買物かごAを乳母車に取付けるための構造は特に
限定するものではなく、例えば、第1図例示のように座
床部fの下面後端部に突出した状態として固定的に取付
ける場合や、座床部fの下面に固定的に取付ける場合
(図示しない)のほか、座床部fの下面に位置させてお
いたものを必要に応じて座床部fの下面後方に引き出せ
るよう摺動自在に構成することもできる。
また、実施例において固定状態にある枠杆11と、可動
状態にある枠杆11′との間に形成した各種の機構部(例
えば二股状部と凸字状部等)の形成位置は互いに逆方向
となるように形成すること等も自由である。
更にまた、枠体1の構造も図示例示のように二つのコ
字状枠杆11,11′の組合せに限定される必要はなく、例
えば、全体の平面形状がコ字状枠杆によって構成されて
おり、このコ字状枠杆の一部が起伏できるように構成し
たものや、或いは平行する二本の枠杆に物品収容体2を
吊り下げ、この二本の枠杆の中央部を起伏できるように
構成する等各種の構造に自由に変更することができる。
物品収容体2は小さい網目をもったネット状の布帛、
或いは折り畳み易い軟質布帛等を用いて深い筒状に形成
するものであり、底面部には硬質材からなる底板21が取
付けられている。
底板21の底面部後方にはステップ板hに形成した嵌合
孔iに嵌合させるための係止突起22が突出形成されてい
る。
〔考案の操作〕
上記のように構成した本考案は以下のように操作す
る。
(1) 通常の状態において、買物かごAを構成する枠
体1は、一方の枠杆11の先端に取付けている支軸4と、
二つの枠杆11,11′の先端部に嵌挿している枢軸3との
間に差し渡したスプリング5の収縮力によって互いに引
き寄せあう力が作用している。
またこの場合、後方に位置している枠杆11′の先端に
形成している係止凹部6が枠杆11に取付けている支軸4
に嵌合することによって二つの枠杆11及び11′全体が水
平な状態を維持するようになっている。
(2) 上記のような水平状態を維持している買物かご
Aに物品を出し入れする場合には、枠体1を構成する後
方の枠杆11′を第4図に矢印イで示す方向に引出すこと
により、後方に位置する枠杆11′の先端に形成した係止
凹部6と支軸4との係合を開放させ、これによって枠杆
11′の起伏を可能とする態勢を作る。
次いで、枠杆11′を第4図に矢印ロで示す方向に押し
下げることによって後半部の枠杆11′全体が下方に傾斜
させられるようになる。
(3) 下方に傾斜させられた枠杆11′は傾斜が進むに
従って枠杆11′の先端部に形成したもう一方の係止凹部
6′が支軸4に嵌合する位置に達するようになり、嵌合
位置に達すると同時に傾斜の進行が停止させられ、物品
の出し入れのための十分な空間が形成される。(第5
図、第6図参照) (4) 物品の出し入れが完了した場合には、傾斜状態
にある枠杆11′を前記と同様に後方に引出すことによっ
て係止凹部6′と支軸4との係合を開放させる。
次いで、枠杆11′を第4図に矢印ロで示す方向と逆方
向に起立させる。
上方に起立させられた枠杆11′は水平な状態まで復帰
すると同時にスプリング5の収縮力によって枠杆11方向
に引き寄せられる結果係止凹部6が支軸4と嵌合し、枠
体1全体の水平状態が維持されるようになる。
〔考案の効果〕
上記のように構成した本考案の効果は以下の通りであ
る。
(1) 買物かごAを構成する枠体1の後半の枠杆11′
を起伏可能に構成したので、買物かごAが座床部fの下
面に近接して取付けられている場合や、フルリクライニ
ングされている背当部gの背面に近接した状態で取付け
られている場合でも、枠体1を構成する後半の枠杆11′
部分を下方に傾斜させることによって物品を出し入れす
るための空間を簡単に形成することが可能となり、従来
の買物かごでは達成することのできなかった優れた効果
を発揮することが可能となった。
(2) 枠杆1の折畳み操作及び復帰のための操作が極
めて簡単、且つ正確である。
(3) 背当部がフルリクライニングされた状態となっ
ている場合でも、背当部gを起立させる必要がないの
で、物品を出し入れする際に背当部に凭れている幼児に
不快感を与えることがない。
(4) 枠体1の一部を傾斜させることによって買物か
ごAの上面に物品を出し入れするための空間が形成され
るようになったので、従来構造では全く不可能とされて
いた座床部下面に形状の大きな買物かごを固定的に取付
けることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであり、第1図は買物か
ごを座床部下面後方に取付けた状態で示す乳母車の側面
図、第2図は同上図の側面図、第3図は買物かごを示す
斜視図、第4図は同上図における二つの枠杆の係止部を
示すため枠杆の中央部を縦断した拡大側面図、第5図は
同上図において後方の枠杆を折り曲げ(倒伏させ)た状
態を示すため中央部を縦断した拡大側面図、第6図は同
上図における買物かご全体の側面図、第7図は買物かご
の平面図、第8図は同上図における円弧部を示す拡大断
面図である。 B……乳母車、f……座床部、g……背当部、A……買
物かご、1……枠体、11,11′……枠杆、12……透孔、
2……物品収容体、21……底板、22……係止突起、3…
…枢軸、4……支軸、5……スプリング、6,6′……係
止凹部、7……嵌合突起、71……支承嵌合部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】乳母車の座床部下面、或いは、座床部の下
    面後方に取付ける買物かごであって、前記する買物かご
    は、小さい網目をもったネット状の布帛、或いは折り畳
    み易い軟質布帛等を用いて深い筒状に形成するととも
    に、底面部には硬質材からなる底板を取付けた物品収容
    体と、前記物品収容体の開口部周縁に取付けられ、コ字
    状の二つの枠杆を枢軸により枢着して長方形に形成され
    た枠体とによって構成し、前記二つの枠杆のうち取付け
    時において後部に位置する枠杆は前記枢軸を中心軸とし
    て下方へ回動自在にしたことを特徴とする、乳母車用の
    買物かご。
  2. 【請求項2】二つの枠杆は、その接続部分において互い
    に少許の長さだけ重合できるようにして枢着され、二つ
    の枠杆を枢着する枢軸は一方の枠杆に固定され、他方の
    枠杆に形成した横長の透孔に沿って前後に摺動可能に設
    けられたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の乳母車用買物かご。
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JPH0324969U JPH0324969U (ja) 1991-03-14
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