JP5577856B2 - 車両用シートの折り畳み式オットマン装置 - Google Patents
車両用シートの折り畳み式オットマン装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5577856B2 JP5577856B2 JP2010126703A JP2010126703A JP5577856B2 JP 5577856 B2 JP5577856 B2 JP 5577856B2 JP 2010126703 A JP2010126703 A JP 2010126703A JP 2010126703 A JP2010126703 A JP 2010126703A JP 5577856 B2 JP5577856 B2 JP 5577856B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- ottoman
- vehicle seat
- leg
- leg holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
Description
ここで、車両用シートに着座した着座者は、脚をシートクッションの前方の車体フロア面に置いた姿勢で着座しているが、車両用シートから立ち上がるときには、着座者は、着座者自身の脚をできる限り臀部に近い位置(踵を引いた姿勢)に引き寄せて、上体を前にかがめて立ち上がる。
ここで、一般的な車両用シートの形状は、シートクッションの座面部は、前方部位が盛り上がって形成されており、後方部位が臀部を載置するためにへこんで形成されており、着座者の上体が後方のシートバックにもたれかかりやすくなっている。そのため、着座者自身の脚がシートクッションから離れた位置にあると、立ち上がるときの筋力がより一層必要となってしまう。また、車高の低い車体構造の車両用シートにあっては、低姿勢での着座姿勢となり、車体フロア面に対するシートクッション上の臀部の高さ位置と、車体フロア面上の足の高さ位置の差がほとんどないため、車両用シートから立ち上がるときの筋力がより一層必要となる。
先ず、第1の発明は、脚載せとなるオットマン本体を、シートクッションの前部に折り畳んで垂直方向姿勢として格納させる格納位置と、前記シートクッションの前方側に張り出して前記オットマン本体を使用する使用位置と、の間を移動可能とされる車両用シートの折り畳み式オットマン装置において、前記脚載せとなるオットマン本体を前記格納位置と使用位置との間を作動させるために折り畳み可能に装備されたリンク機構の先端リンク部材として該オットマン本体を支持する脚保持リンクが配設されており、該脚保持リンクによる前記オットマン本体の支持は、該オットマン本体を脚保持リンクに対して前記リンク機構の作動方向に揺動可能とする角度変化機構により揺動可能に支持されており、かつ、該角度変化機構による支持は、前記オットマン本体の前記格納位置状態の際に垂直方向の下端位置となる部位が前記脚保持リンクに対して揺動できる支持構成とされており、前記オットマン本体が格納位置となる際に該オットマン本体の垂直方向の下端位置となる部位を格納位置方向への戻し作動方向に強制的に追込み揺動させて保持する作動部材が該オットマン本体に対して配設されていることを特徴とする。
先ず、上記第1の発明の車両用シートの折り畳み式オットマン装置によれば、着座者の脚とオットマン本体の角当たりの発生を防ぎ着座者の不快感を抑制することができる。また、オットマン本体が、格納位置に位置する状態において、シートクッションの前部の下方における車体フロア面に、着座者の足を載置可能とするスペースを設けることができる。そのため、着座者は、このスペースを使って着座者自身の脚を臀部に近い位置(踵を引いた姿勢)に引き寄せて立ち上がることができる。
次に、上記第2の発明の車両用シートの折り畳み式オットマン装置によれば、オットマン本体の上端位置の部位うち、オットマン本体の着座者の脚を支持する面とは反対の裏面側を押圧する押圧部位が、リンク機構に配置形成されているため、新たな部品を必要とせず、製造コストを抑制することができる。
ここで、本発明を実施するための形態について説明する前に、本発明にかかる車両用シートの折り畳み式オットマン装置を適用することのできる前提構成としての第1の形式例から第6の形式例の車両用シートの折り畳み式オットマン装置を説明する。なお、この第1の形式例から第6の形式例の車両用シートの折り畳み式オットマン装置については、別途、特許出願がなされている。
始めに、第1の形式例の車両用シートの折り畳み式オットマン装置の構成について、図1〜図8を用いて説明する。各図において、矢印で示すFWD、UPRは車両用シート10の前方、上方を示している。なお、この第1の形式例においては、この車両用シート10の前部に備えられた折り畳み式オットマン装置20の構成に特徴を有しており、その他の部分については特に変更を要しないのでその説明は省略することがある。第1の形式例の車両用シート10の折り畳み式オットマン装置20は、車両の1列目の座席、2列目や3列目に配設される後部座席の何れにおいても採用されるものである。図1に図示されるように、第1の形式例における車両用シート10は、車両の2列目に配設される後部座席における構成を示したものである。
図2及び図3に図示されるように、リンク機構22の構成である脚保持リンク42がベース部材32に垂下した姿勢で畳み込まれて格納された位置において、間隔変化手段60の電動モータ62(駆動手段)の駆動力が及ぼされると、この駆動力がボールねじ軸68に駆動伝達されて、脚保持リンク42の一端部42a側にある連結ピンP6と、第2の可動リンク36の他端部36b(図2参照)に構成された連結ピンP9との間隔が小さくなる作動力に変換される。そして、連結ピンP6が第2の連結リンク52の長孔52cのうち第2の連結リンク52の一端部52a側に当接した位置から第2の連結リンク52の他端部52b側に当接する位置に向かって移動する。そうすると、図5に図示されるように、脚保持リンク42は連結ピンP7を中心に時計回り方向に回転し、脚保持リンク42に支持されたオットマン本体40をシートクッション12の前方側へ起こし上げて展開する。また、連結ピンP7の位置における脚保持リンク42と第1の連結リンク50の間には、ねじりコイルばねSP2が介挿されており、脚保持リンク42が格納位置20Aとなる方向の附勢力F2が及ぼされている。オットマン本体40は、このねじりコイルばねSP2の附勢力F2に抗してシートクッション12の前方側へ起こし上げられて展開される。
図5に図示される状態から、このオットマン本体40をシートクッション12の前方側へスライド移動させるためには、リンク機構22の脚保持リンク42を前方に移動させる必要がある。ここで、リンク機構22の四節リンク機構30をシートクッション12の前方側に張り出す位置に移動させると共に、四節リンク機構30の移動に伴って、第1の可動リンク34と一体的関係とされる第1の連結リンク50をシートクッション12の前方側に張り出すことで、脚保持リンク42を移動させている。
図6に図示されるように、この四節リンク機構30は、ベース部材32に垂下した姿勢で畳み込まれて格納された位置において、間隔変化手段60の電動モータ62(駆動手段)の駆動力が及ぼされると、この駆動力がボールねじ軸68に駆動伝達されて、第2の可動リンク36の他端部36b(図2参照)に構成された連結ピンP9と連結ピンP6との間隔が小さくなる作動力に変換される。そして、連結ピンP9がベース部材32に対して移動することで、第2の可動リンク36は連結ピンP1を中心に時計回り方向に回転してベース部材32に対して可動する。そうすると、第2の可動リンク36と互いにリンク連結された四節リンク機構30はシートクッション12(図1参照)の前方側に張り出す位置に移動し、これと共に、第1の連結リンク50がシートクッション12(図1参照)の前方側に張り出す。また、第2の可動リンク36とベース部材32との間には、渦巻きばねSP1が介挿されており、四節リンク機構30が格納位置20Aとなる方向(図2の図示上、半時計周り方向)に附勢されており、四節リンク機構30は、この渦巻きばねSP1の附勢力F1に抗して移動する構成となっている。
次に、この第2の形式例に係る車両用シートの折り畳み式オットマン装置を図9から図11にしたがって説明する。図9から図11に図示されるように、この第2の形式例に係る車両用シートの折り畳み式オットマン装置220は、リンク機構222が、第1の形式例のリンク機構22の各リンク構成と共通であるが、第1の形式例の渦巻きばねSP1(第1の附勢手段)とねじりコイルばねSP2(第2の附勢手段)の構成に換えて、渦巻きばねSP3(第1の附勢手段)とねじりコイルばねSP4(第2の附勢手段)が構成されている。この二つの附勢力の強弱は、第1の形式例とは異なっている。なお、上記第1の形式例と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略することがある。以後の各形式例も同様とする。
図9に図示されるように、オットマン本体40は、格納位置220Aの状態から、電動モータ62(駆動手段)が駆動して間隔変化手段60によって連結ピンP6と連結ピンP9の間隔が変化されると、渦巻きばねSP3(第1の附勢手段)の附勢力F3に抗して四節リンク機構30が作動すると共に、ねじりコイルばねSP4(第2の附勢手段)の附勢力F4に抗して脚保持リンク42も作動する。そのため、オットマン本体40は、格納位置220Aの位置からシートクッション12の前方側に起こし上げられる作動と、前方移動する作動が同時に行われる。
次に、この発明の第3の形式例に係る車両用シートの折り畳み式オットマン装置を図12にしたがって説明する。本発明に係る車両用シートの折り畳み式オットマン装置は、リンク機構の各リンクの長さ、連結ピンの位置は適宜変更ができるものである。図12に図示されるように、第3の形式例に係る車両用シートの折り畳み式オットマン装置320は、リンク機構322の第1の連結リンク350が、長尺の板状部材で形成されており、第1の可動リンク334とが交わる部位が一直線状に一体形成されたものである。これに伴って、第2の可動リンク336及び、第2の連結リンク352の長さが異なると共に、連結ピンP3からP5及びP9の位置が異なるが第1の形式例及び第2の形式例のリンク機構22、222の各リンク構成と実質的に共通したものである。このように、第3の形式例の車両用シートの折り畳み式オットマン装置によれば、第1の形式例及び第2の形式例と同様の作用効果を得られる。
次に、この発明の第4の形式例に係る車両用シートの折り畳み式オットマン装置を図13から図17にしたがって説明する。本発明に係る車両用シートの折り畳み式オットマン装置は、第2の連結リンクの連結は、四節リンク機構のいずれか一つの可動リンクと連結されるものであればよい。図13から図17に図示されるように、第4の形式例に係る車両用シートの折り畳み式オットマン装置420のリンク機構422は、第2の連結リンク452が、四節リンク機構430の第3の可動リンク438に連結されており、また連結ピンP5の位置が異なる。この第2の連結リンク452の連結構成以外は、第1の形式例及第2の形式例の各リンク構成と実質的に共通している。
図13から図17に図示されるように、この第4の形式例は、第1の形式例及び第2の形式例とリンクの連結構成が異なるため、オットマン本体40の格納位置420A(図13参照)の位置から使用位置420B(図15から図17参照)までの作動軌跡は異なるものの、第1の形式例と同様に小柄な着座者M1の快適支持領域Z1(図15参照)から大柄な着座者M3の快適支持領域Z3(図17参照)までの快適支持領域Zを通過していく構成とされている。このように、第4の形式例の車両用シートの折り畳み式オットマン装置によれば、第1の形式例及び第2の形式例と同様の作用効果を得られる。
次に、この第5の形式例に係る車両用シートの折り畳み式オットマン装置を図18にしたがって説明する。第5の形式例に係る車両用シートの折り畳み式オットマン装置520のリンク機構522は、は、第3の形式例と第4の形式例を組み合わせた構成のものである。図18に図示されるように、この第5の形式例は、第3の形式例と同様に、第1の連結リンク550が、長尺の板状部材で形成されており、第1の可動リンク534とが交わる部位が一直線状に一体形成されている。更に、第4の形式例と同様に、第2の連結リンク552が、四節リンク機構530の第3の可動リンク538に連結されており、また連結ピンP5の位置が異なる。このように、第5の形式例の車両用シートの折り畳み式オットマン装置によれば、第1の形式例及び第2の形式例と同様の作用効果を得られる。
次に、この第6の形式例に係る車両用シートの折り畳み式オットマン装置を図19にしたがって説明する。
上記した第1の形式例から第5の形式例においては、第1の連結リンクが、その一端が四節リンク機構の可動リンク同士の連結点で支持されると共にいずれか一つの可動リンクと一体的関係とする構成とするものであった。詳しくは、第1の連結リンク50、350、550と第1の可動リンク34、334、534とが交わる部位が屈曲した略L字状(第1の形式例、第2の形式例及び第4の形式例)又は一直線状に一体形成(第3の形式例及び第5の形式例)されている。これに対し、図19に図示されるように、第6の形式例に係る車両用シートの折り畳み式オットマン装置620のリンク機構622は、第1の連結リンク650の一端が四節リンク機構630の第1の可動リンク634と第2の可動リンク636が連結される連結ピンP3で支持されている。さらに、第1の連結リンク650の端部は、歯形形状に形成されており、四節リンク機構630の可動リンクのうち第3の可動リンク638の端部が、第1の連結リンク650の歯形形状に対応する歯形形状に形成されており、両者が噛合連結された関係とされている。
このように、第6の形式例の車両用シートの折り畳み式オットマン装置によれば、第1の形式例及び第2の形式例と同様の作用効果を得られる。また、第6の形式例は、構造が複雑になるが、四節リンク機構630がシートクッション12の前方側に張り出した作動の際、第1の連結リンク650と第3の可動リンク638の相対回動は、一定の角度ピッチによって回動する。そのため、快適支持領域Z(図4から図8参照)に対して、ねらった作動軌跡を忠実に実現しやすいという作用効果を得ることができる。
オットマン本体740は、連結ピンP8によって脚保持リンク742と回転可能に軸連結(角度変化機構)されて支持されており、オットマン本体740を脚保持リンク742に対してリンク機構722の作動方向に揺動可能に支持されている。これにより、オットマン本体740は、格納位置720Aの状態の際に垂直方向の下端位置となる部位740aが脚保持リンク742に対して揺動できる支持構成とされている。また、オットマン本体740は、格納位置720Aとなる際にオットマン本体740の垂直方向の下端位置となる部位を格納位置720A方向への戻し作動方向に強制的に追込み揺動させて保持される構成となっている。
この格納位置720Aに位置する垂直方向姿勢のオットマン本体740の上端位置の部位うち、オットマン本体740の着座者の脚を支持する面とは反対の裏面側740bを押圧する押圧部位751(作動部材)が、リンク機構722に配置形成されている。
詳しくは、リンク機構722の第1の連結リンク750において、この第1の連結リンク750の長手方向に直交する方向に突き出し状に形成された押圧部位751が一体形成されている。この押圧部位751は、リンク機構722が、それぞれのリンクの長さ方向を縦向きとなるように、ベース部材32に垂下した姿勢で畳み込まれて格納された状態において、シートクッション12の前方側に突き出される配置構成とされている。これにより、押圧部位751は、オットマン本体740が、格納位置720A方向へ移動することによって、オットマン本体740の連結ピンP8より上方側、かつ、裏面側740bを押圧する。こうして、格納位置720Aに位置する縦向きとなる垂直方向姿勢のオットマン本体740における連結ピンP8より上方側、かつ、裏面側740bを押圧することで、オットマン本体740の垂直方向の下端位置となる部位740aを格納位置720A方向への戻し作動方向に強制的に追込み揺動させて保持される構成とされている。
この実施例2は、実施例1のオットマン本体740が脚保持リンク742を連結ピンP8によって脚保持リンク742と回転可能に軸連結されている構成に変更を加えたものである。すなわち、この実施例2に係る車両用シートの折り畳み式オットマン装置820のリンク機構822は、脚保持リンク842を固定リンクとし、この脚保持リンク842に対向する位置のリンクをオットマン本体840とし、このオットマン本体840と脚保持リンク842との間が、第1の支持リンク844と第2の支持リンク846によって台形の構造でリンク連結された四節リンク機構843を備えている。これにより、オットマン本体840が脚保持リンク842に対して前後方向(換言すれば、リンク機構822の作動方向)に揺動可能な構成とされている。
、脚保持リンク42の回動部位と第2の可動リンク36の間に装備されるものについて示した。しかしながら、本発明の車両用シート折り畳み式オットマン装置は、回動可能とされた脚保持リンクの回動部位と、前記第1の連結リンクと連結された可動リンク以外の前記四節リンク機構の他の一つの可動リンクとの間に、該両者の相対的間隔を一つの駆動手段により変化させることのできる間隔変化手段として構成されるものであればよい。すなわち、間隔変更手段の構成としては、ラックとピニオンの構成のものであってもよいし、ワイヤーケーブルの巻き取り構成によるものでもよい。なお、電動モータは、ボールねじ軸に対して直交に配設されたものを示したが並行に配設したものでもよい。またボールねじ軸が固定されて、取付ブラケットに連結固定された電動モータ側がボールねじ軸間を移動する構成のものを示したが、ボールねじ軸側を電動モータで軸回転させて、このボールねじ軸に螺合したボールナットと一体となったスライダを取付ブラケットと連結して作動させるものであってもよい。また、間隔変化手段の連結は、第1の連結リンクと連結された可動リンク以外の前記四節リンク機構の他の一つの可動リンクとの間であればよいので、実施例1で例示すると、第3の可動リンクであってもよい。
12 シートクッション
12F クッションフレーム
14 シートバック
16 車体フロア面
20 折り畳み式オットマン装置
20A 格納位置
20B 使用位置
22 リンク機構
30 四節リンク機構
32 ベース部材
34 第1の可動リンク
36 第2の可動リンク
36a 第2の可動リンクの一端部
36b 第2の可動リンクの他端部
38 第3の可動リンク
38a 第3の可動リンクの一端部
38b 第3の可動リンクの他端部
40 オットマン本体
42 脚保持リンク
42a 脚保持リンクの一端部
42b 脚保持リンクの他端部
50 第1の連結リンク
50b 第1の連結リンクの他端部
52 第2の連結リンク
52a 第2の連結リンクの一端部
52b 第2の連結リンクの他端部
52c 長孔
60 間隔変化手段
62 電動モータ(駆動手段)
64 減速機
66 取付ブラケット
68 ボールねじ軸
68a ボールねじ軸の一端部
68b ナット
220 折り畳み式オットマン装置
220A 格納位置
220B 使用位置
222 リンク機構
320 折り畳み式オットマン装置
322 リンク機構
334 第1の可動リンク
336 第2の可動リンク
350 第1の連結リンク
352 第2の連結リンク
420 折り畳み式オットマン装置
420A 格納位置
420B 使用位置
422 リンク機構
430 四節リンク機構
438 第3の可動リンク
452 第2の連結リンク
520 折り畳み式オットマン装置
522 リンク機構
530 四節リンク機構
534 第1の可動リンク
538 第3の可動リンク
550 第1の連結リンク
552 第2の連結リンク
620 折り畳み式オットマン装置
622 リンク機構
630 四節リンク機構
634 第1の可動リンク
638 第3の可動リンク
650 第1の連結リンク
720 折り畳み式オットマン装置
720A 格納位置
720B 使用位置
722 リンク機構
740 オットマン本体
740a オットマン本体の垂直方向の下端位置となる部位
740b オットマン本体の裏面側
742 脚保持リンク
750 第1の連結リンク
751 押圧部位
753 シート外面構造
820 折り畳み式オットマン装置
822 リンク機構
840 オットマン本体
842 脚保持リンク
843 四節リンク機構
844 第1の支持リンク
846 第2の支持リンク
M 着座者
M1 小柄な着座者
M2 中柄な着座者
M3 大柄な着座者
P1〜P9 連結ピン
SP1 渦巻きばね
SP2 ねじりコイルばね
SP3 渦巻きばね
SP4 ねじりコイルばね
F1 渦巻きばねSP1の附勢力
F2 ねじりコイルばねSP2の附勢力
F3 渦巻きばねSP3の附勢力
F4 ねじりコイルばねSP4の附勢力
Z 快適支持領域
Z1 小柄な着座者の快適支持領域
Z2 中柄な着座者の快適支持領域
Z3 大柄な着座者の快適支持領域
FWD 前方
UPR 上方
Claims (2)
- 脚載せとなるオットマン本体を、シートクッションの前部に折り畳んで垂直方向姿勢として格納させる格納位置と、該格納位置のオットマン本体をシートクッションの前方側へ起こし上げて展開されると共に前記シートクッションの前方側に張り出して前記オットマン本体を使用する使用位置と、の間を移動可能とされる車両用シートの折り畳み式オットマン装置において、
前記脚載せとなるオットマン本体を前記格納位置と使用位置との間を作動させるために折り畳み可能に装備されたリンク機構の先端リンク部材として該オットマン本体を支持する脚保持リンクが配設されており、
該脚保持リンクによる前記オットマン本体の支持は、該オットマン本体を脚保持リンクに対して前記リンク機構の作動方向に揺動可能とする角度変化機構により揺動可能に支持されており、かつ、該角度変化機構による支持は、前記オットマン本体の前記格納位置状態の際に垂直方向の下端位置となる部位が前記脚保持リンクに対して揺動できる支持構成とされており、
前記オットマン本体が格納位置となる際に該オットマン本体の垂直方向の下端位置となる部位を格納位置方向への戻し作動方向に強制的に追込み揺動させて保持する作動部材が該オットマン本体に対して配設されている構成として、前記格納位置に位置する垂直方向姿勢のオットマン本体の上端位置の部位うち、前記オットマン本体の着座者の脚を支持する面とは反対の裏面側を押圧する押圧部位が、前記リンク機構に配置形成されており、
前記オットマン本体が、格納位置方向へ移動することによって、前記押圧部位が前記オットマン本体の上端位置の部位、かつ、裏面側を押圧することで、前記追込み揺動がされる構成であることを特徴とする車両用シートの折り畳み式オットマン装置。 - 請求項1に記載の車両用シートの折り畳み式オットマン装置であって、
前記リンク機構は、前記シートクッションの前部に固定されたベース部材と、前記脚保持リンクと、の間にリンク連結され、前記脚保持リンクと相対回動可能に軸連結される連結リンクを有しており、
前記押圧部位は、前記連結リンクの長手方向に直交する方向に突き出し状に形成されていることを特徴とする車両用シートの折り畳み式オットマン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010126703A JP5577856B2 (ja) | 2010-06-02 | 2010-06-02 | 車両用シートの折り畳み式オットマン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010126703A JP5577856B2 (ja) | 2010-06-02 | 2010-06-02 | 車両用シートの折り畳み式オットマン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011250985A JP2011250985A (ja) | 2011-12-15 |
JP5577856B2 true JP5577856B2 (ja) | 2014-08-27 |
Family
ID=45415446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010126703A Expired - Fee Related JP5577856B2 (ja) | 2010-06-02 | 2010-06-02 | 車両用シートの折り畳み式オットマン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5577856B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108778222A (zh) * | 2017-01-16 | 2018-11-09 | 大东电机工业株式会社 | 座椅式按摩器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2556679Y2 (ja) * | 1991-03-27 | 1997-12-08 | 天龍工業株式会社 | 乗物用座席におけるレグレストの支持構造 |
JP2006006718A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | Aisin Seiki Co Ltd | オットマン装置 |
-
2010
- 2010-06-02 JP JP2010126703A patent/JP5577856B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108778222A (zh) * | 2017-01-16 | 2018-11-09 | 大东电机工业株式会社 | 座椅式按摩器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011250985A (ja) | 2011-12-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4190553B2 (ja) | 車両用シート装置 | |
JP5087975B2 (ja) | 車両用シート | |
KR101738062B1 (ko) | 레그레스트의 구조 | |
US10744909B2 (en) | Height adjustment apparatus of vehicle seat | |
JP6060826B2 (ja) | シートバック連動式オットマン装置 | |
TWI476122B (zh) | 座椅構造 | |
JP4825612B2 (ja) | 車両用シート装置 | |
JP2009279952A (ja) | シートクッション長可変の車両用シート | |
KR101307281B1 (ko) | 차량 시트용 레그 레스트 장치 | |
CN110316029A (zh) | 车辆座椅 | |
RU2721430C2 (ru) | Узел сиденья транспортного средства (варианты) | |
JP6097999B2 (ja) | 車両用乗員移乗装置 | |
JP5577856B2 (ja) | 車両用シートの折り畳み式オットマン装置 | |
JP4785584B2 (ja) | 車両用シートのオットマン構造 | |
JP5521791B2 (ja) | 車両用シートの折り畳み式オットマン装置 | |
JP5862458B2 (ja) | 車両用シートのオットマン装置 | |
JP2002186540A (ja) | 電動オットマン装置 | |
JP5381092B2 (ja) | 車両のシート装置 | |
JP2007222470A (ja) | 車両用シート装置 | |
JP6056525B2 (ja) | シートバック連動式オットマン装置 | |
JP5609601B2 (ja) | オットマン装置 | |
JP2008149858A (ja) | 車両用シート装置 | |
JP2009279960A (ja) | シートクッション長可変の車両用シート | |
JP6602220B2 (ja) | 車両用シート | |
JP5578054B2 (ja) | オットマン装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140204 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140403 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140507 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140520 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140610 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140623 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5577856 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |