JP6664361B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents
鞍乗り型車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6664361B2 JP6664361B2 JP2017187471A JP2017187471A JP6664361B2 JP 6664361 B2 JP6664361 B2 JP 6664361B2 JP 2017187471 A JP2017187471 A JP 2017187471A JP 2017187471 A JP2017187471 A JP 2017187471A JP 6664361 B2 JP6664361 B2 JP 6664361B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- windshield
- saddle
- type vehicle
- screen
- ride type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
Description
第1変形例に係る車両10は、図4に示すように、スクリーン14A(風防部材)の移動構造と、収納ポケット56のリッド60の開閉構造と、を相互に連動させるように構成した点で、上記の車両10と異なる。具体的には、後側風防部72の回動を実現する風防用軸受け部76と、収納ポケット56のリッド60を開閉自在に連結しているポケット用ヒンジ部62との間に機械的に連動する機構部78が設けられている。なお、スクリーン14Aの構成は、上述した実施形態のスクリーン14と同じである。
図5Aに示す第2変形例に係る車両10は、走行中に、第1位置X1に配置された後側風防部72の回動を防止するロック機構84を備えた点で、他の車両10と異なる。例えば、ロック機構84は、スクリーン14Bの後側風防部72の後側付近に設けられた係合孔84aに、車体12に設けられたフック84bを引っ掛ける構造を採用し得る。
図5Bに示す第3変形例に係るスクリーン14Cは、風防用軸受け部76(ヒンジ機構)を、前側風防部64の後側縁部64aの上端部に設け、後側風防部72の前側縁部72aの上端部を回動可能に連結している。これにより、後側風防部72は、風防用軸受け部76を基点に前側風防部64に対して大きく回動することになり、パネル48の被覆箇所54(図2参照)をより大きく露出させることが可能となる。要するに、スクリーン14Cの回動を実施する風防用軸受け部76の構成(設置位置や構造等)は、特に限定されるものではない。
図5Cに示す第4変形例に係るスクリーン14Dは、複数の部材に分割された構成ではなく、その全体が移動(回動)可能な構成となっている。すなわち、風防部材は、一部が移動するだけでなく、全体が一体的に移動する構成でもよい。これにより、スクリーン14Dは、被覆箇所54をより一層大きく露出させることが可能となる。この場合、スクリーン14Dの回動基点となる風防用軸受け部76は、その設置位置について限定されず、スクリーン14Dの後方側に設けられ、前側を開放する構成でもよい。
図5Dに示す第5変形例に係るスクリーン14Eは、後側風防部75が固定である一方で、前側風防部67が後側風防部75に対し相対移動(回動)可能な構成となっている。つまり、このスクリーン14Eでは、後側風防部75が第1風防部(固定側)に相当し、前側風防部67が第2風防部(可動側)に相当する。このように構成しても、前側風防部67が被覆箇所54を露出することで、この部分に対するユーザのアクセスを容易化することができる。
図6Aに示す第6変形例に係るスクリーン14Fは、前側風防部67と後側風防部72の両方が移動(回動)可能な構成となっている。例えば、前側風防部67と後側風防部72の境界部分から、両部が観音開きのように開くことで、被覆箇所54を大きく露出可能とする。また、回動した前側風防部67や後側風防部72は、スクリーン14Fを分割しているので、周辺環境に対して大きなスペースをとることを抑制することができる。
図6Bに示す第7変形例に係るスクリーン14Gは、スクリーン14G全体のうち側方の一部分(側方風防部86:第2風防部)が、他の固定部分87(第1風防部)に対して相対移動(回動)する構成となっている。例えば、側方風防部86は、ユーザが乗車又は下車する左側に設けられる。このように構成しても、側方風防部86は、第1位置X1に位置した際に風防の役割を果たし、第1位置X1から側方に移動して第2位置X2に位置した際に、被覆箇所54(収納ポケット56)を良好に露出することができる。
図6Cに示す第8変形例に係るスクリーン14Hは、後側風防部72が前側風防部64に対してスライド移動可能な構成となっている。例えば、後側風防部72を変位させるスライド機構88は、フロントカウル32にレール88aを設け、後側風防部72にこのレール88aに沿ってガイドされるガイド体88bを設けることで実現し得る。レール88aには、ガイド体88bの移動範囲を規定する規制機構が設けられているとよい。
図6Dに示す第9変形例に係るスクリーン14Iは、前側風防部64、中間風防部90及び後側風防部92の3つに分割され、前側風防部64に対し中間風防部90及び後側風防部92が相対的にスライド可能(所謂、テレスコープ型)となっている。このように構成されることで、スクリーン14Iは、被覆箇所54をより大きく露出することができる。要するに、本発明において、スクリーン14、14A〜14Iを構成する部品の数(分割数)は特に限定されるものではない。
14、14A〜14I…スクリーン 26…前部構造
32…フロントカウル 48…パネル
48a…配置面部 48b…上面部
50…計器装置 54…被覆箇所
56…収納ポケット 60…リッド
64、67…前側風防部 64a、72c…後側縁部
70…後方部位 72、75、92…後側風防部
74…第2空間部 74a…第2開放部
76…風防用軸受け部 78…機構部
X1…第1位置 X2…第2位置
Claims (8)
- 計器装置(50)よりも前方に風防部材(14、14A〜14C、14H、14I)を備えた鞍乗り型車両(10)であって、
前記計器装置(50)の前方にフロントカウル(32)が設けられ、
前記風防部材(14、14A〜14C、14H、14I)は、
前記フロントカウル(32)に対して固定される第1風防部(64)と、
前記第1風防部(64)に対して相対移動可能な第2風防部(72、90、92)と、を含み、
前記第2風防部(72、90、92)の前側縁部は、常に前記第1風防部(64)に重なるように配置される
ことを特徴とする鞍乗り型車両(10)。 - 請求項1記載の鞍乗り型車両(10)において、
前記第2風防部(72、92)は、前記計器装置(50)に近接した第1位置(X1)と、前記計器装置(50)から離間した第2位置(X2)との間を移動可能であり、且つ前記第1位置(X1)において前記第1風防部(64)よりも後側に配置されている
ことを特徴とする鞍乗り型車両(10)。 - 請求項2記載の鞍乗り型車両(10)において、
前記第2風防部(72)は、前記第1風防部(64)に対して回動可能に構成されている
ことを特徴とする鞍乗り型車両(10)。 - 請求項3記載の鞍乗り型車両(10)において、
前記第2風防部(72)は、前記風防部材(14、14A)の幅方向両側且つ下側に設けられた軸受け部(76)を基点に回動する
ことを特徴とする鞍乗り型車両(10)。 - 請求項4記載の鞍乗り型車両(10)において、
前記第1風防部(64)は、前記第1位置(X1)において前記第2風防部(72)に対して滑らかに連続し、前記第2風防部(72)の回動時に、前記第2風防部(72)との非接触を維持する後方部位(70)を有する
ことを特徴とする鞍乗り型車両(10)。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両(10)において、
前記計器装置(50)と前記風防部材(14、14A〜14C、14H、14I)の間には、収納物を収納可能な収納ポケット(56)が設けられている
ことを特徴とする鞍乗り型車両(10)。 - 計器装置(50)よりも前方に風防部材(14A〜14I)を備えた鞍乗り型車両(10)であって、
前記風防部材(14A〜14I)は、少なくとも一部が前記計器装置(50)に対して相対移動可能に構成され、
前記計器装置(50)と前記風防部材(14A〜14I)の間には、収納物を収納可能な収納ポケット(56)が設けられ、
前記収納ポケット(56)は、収納空間を開閉可能なリッド(60)を備え、
前記風防部材(14A〜14I)の移動に追従して、前記リッド(60)が開閉動作を行う機構部(78)を有する
ことを特徴とする鞍乗り型車両(10)。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両(10)において、
前記風防部材(14、14A〜14I)のうち移動する部分は、該風防部材(14、14A〜14I)の全体面積の20%以上である
ことを特徴とする鞍乗り型車両(10)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017187471A JP6664361B2 (ja) | 2017-09-28 | 2017-09-28 | 鞍乗り型車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017187471A JP6664361B2 (ja) | 2017-09-28 | 2017-09-28 | 鞍乗り型車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019059425A JP2019059425A (ja) | 2019-04-18 |
JP6664361B2 true JP6664361B2 (ja) | 2020-03-13 |
Family
ID=66178462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017187471A Active JP6664361B2 (ja) | 2017-09-28 | 2017-09-28 | 鞍乗り型車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6664361B2 (ja) |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4418954A1 (de) * | 1994-05-31 | 1995-12-07 | Bayerische Motoren Werke Ag | Einrichtung zum Verstellen eines Windschildes für Fahrzeuge |
US6293606B1 (en) * | 2000-07-19 | 2001-09-25 | Harley-Davidson Motor Company | Adjustable motorcycle windshield |
JP2009046098A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-05 | Imasen Electric Ind Co Ltd | 乗物用可動風防装置 |
JP4952622B2 (ja) * | 2008-03-11 | 2012-06-13 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車のスクリーン装置 |
JP2010013024A (ja) * | 2008-07-04 | 2010-01-21 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両の風防装置 |
DE102012211182A1 (de) * | 2012-06-28 | 2014-04-03 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Verstelleinrichtung zum Verstellen eines Windschilds |
JP6022875B2 (ja) * | 2012-09-28 | 2016-11-09 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両の携帯型情報端末の取付構造 |
JP6171322B2 (ja) * | 2012-12-12 | 2017-08-02 | スズキ株式会社 | 車輌の風防装置 |
JP6070327B2 (ja) * | 2013-03-22 | 2017-02-01 | スズキ株式会社 | スクリーン可変構造 |
JP5913412B2 (ja) * | 2014-03-26 | 2016-04-27 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両の風防装置 |
JP6367263B2 (ja) * | 2016-01-08 | 2018-08-01 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両の風防装置 |
-
2017
- 2017-09-28 JP JP2017187471A patent/JP6664361B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019059425A (ja) | 2019-04-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5378250B2 (ja) | 鞍乗型車両の力ウリング構造 | |
JP2007245866A (ja) | 自動二輪車 | |
JP5629245B2 (ja) | ステップフロアを有する車両 | |
JP2014043208A (ja) | 鞍乗り型車両の収納構造 | |
JP6664361B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
TWI363718B (en) | Storage box structure of scooter type vehicle | |
EP1958861B1 (en) | Vehicle | |
JP2001063657A (ja) | 自動二輪車の収納装置 | |
JP5937460B2 (ja) | 鞍乗り型車両の携帯端末収納構造 | |
JP7340686B2 (ja) | インナーボックス構造 | |
JP2010215214A (ja) | スクータ型車両 | |
JP2007038865A (ja) | 車両のフロントカバー構造 | |
EP3434571A1 (en) | Underbone vehicle | |
EP3929014B1 (en) | Fuel tank cap of a straddled vehicle | |
JP4999824B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP2012106607A (ja) | ナビゲーションユニット搭載型自動二輪車 | |
JP2010221844A (ja) | アシストグリップ | |
JP5920935B2 (ja) | 自動二輪車の物品収納構造 | |
JP7177766B2 (ja) | 鞍乗り型車両の収納部構造 | |
JP2020124967A (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP2018052314A (ja) | タンクキャップ | |
JP5099360B2 (ja) | プリンタ付き自動二輪車 | |
JP2008195173A (ja) | スクータ型自動二輪車 | |
JP5965422B2 (ja) | 自動二輪車におけるメータ装置 | |
JP2023183007A (ja) | 鞍乗型車両 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180529 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190611 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190809 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200204 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200218 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6664361 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |