JP6648501B2 - 画像形成方法、画像形成装置 - Google Patents
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Description
要するに、経時・環境に応じて、感光体の帯電電位Vd、感光体の膜厚は変動するが、それぞれにおいて任意の値を閾値として、感光体除電光を制御する。感光体の高帯電電位時は、残像が発生しにくいため、除電光を消灯し、感光体の低帯電電位時は残像が発生しやすいため、除電光を点灯させるよう制御する。このことで、過度な除電光を感光体に照射することなく、最小限の光量で残像が発生しないレベルに除電することが可能となり、感光体光疲労を抑制できる。また、感光体膜厚を推定し、その値に応じて、感光体除電光の制御のVd閾値を変更する(膜厚大で、残像発生しやすい)。そうすることで、さらに高精度に必要最小限の光量で感光体除電をすることができ、より効率的に感光体光疲労を抑制することができることが特徴になっている。
図1は、画像形成装置であるプリンタ100を示す概略構成図である。プリンタ100は、フルカラー画像を形成するものであって、画像形成部120、中間転写装置及び給紙部130から主として構成されている。なお、以下の説明において、添え字Y,C,M,Kは、それぞれ、イエロー用、シアン用、マゼンタ用、ブラック用の部材であることを示すものである。
ここで、各プロセスカートリッジ121の構成はほぼ同様であるので、以下の説明では色分け用の添え字Y、C、M、Kを省略して、プロセスカートリッジ121の構成及び動作について説明する。プロセスカートリッジ121は、感光体10と、感光体10の周りに配置されたクリーニング装置30、帯電装置40及び現像装置50と光除電装置60を備えている。
プリンタ100では、不図示のオペレーションパネルやパーソナルコンピュータ等の外部機器からプリント命令を受け付ける。まず、感光体10を図2の矢印Aで示す移動方向(回転方向)に回転させ、帯電装置40の帯電ローラ41によって感光体10の表面を所定の極性に一様帯電させる。帯電後の感光体10に対し、露光装置140は、入力されたカラー画像データに対応して光変調された例えばレーザービーム光を色ごとに照射し、これによって各感光体10の表面にそれぞれ各色の静電潜像を形成する。各静電潜像に対し、各色の現像装置50の現像ローラ51から各色の現像剤を供給し、各色の静電潜像を各色の現像剤で現像し、各色に対応したトナー像を形成して可視像化する。
次に、本発明の実施形態に適用可能な感光体10の層構造について詳述する。
図3は、プリンタ100が備える感光体10の層構成の説明図であり、図3(a)は導電性支持体91上に電荷発生層92a、電荷輸送層92bを積層した感光層92を設けた一例である。図3(b)は導電性支持体91上に下引き層94を設け、電荷発生層92a、電荷輸送層92bを積層した感光層92を設けた一例である。
まず、トナー濃度制御と、残像という異常画像の発生メカニズムについて説明する。
本画像形成装置においては、電源投入時あるいは所定枚数のプリントを行う度に、各色の画像濃度を適正化するための画像濃度制御を実行する。
ステップ1では、帯電部で、感光体を帯電し、表面電位がVdとなる。
ステップ2では、露光部で、露光装置により感光体を露光し、表面電位がVLとなる。
ステップ3では、転写部で、転写バイアスが印加され、表面電位がさらに+電位方向へシフトする。
ステップ4では、帯電部で、感光体を再帯電する。
ステップ4にて、再帯電するが、ステップ3にて転写バイアスの影響で感光体表面電位が+帯電となると、再帯電時には、狙いの表面電位Vdよりも低く帯電してしまいやすい。すると、感光体2周目において、感光体1周目での露光部と非露光部とで、感光体表面電位が異なるため、画像濃度差が生じてしまい、残像として現れる。特に、表面電位が低Vd時だと、転写後の感光体表面電位が+にシフトしやすいので、残像が発生しやすくなる。また、低Vd時というのは、トナーが低帯電な時であり、感光体上にトナーが現像しやすい状況である。すると、感光体表面電位の少しの電位差でもトナーの付着量の差が大きくなってしまい、画像濃度差が現れやすくなるため、残像が顕著に見えやすくなってしまう。
Q=CV、C=Sε/d
(Q:電荷、C:静電容量、V:電位、S:面積、ε:誘電率、d:厚さ)
という関係式により、厚さdが大きいので静電容量が小さくなり、同じポテンシャルでも電荷量が小さくなってしまい、転写の影響が大きく出てしまうので、残像が悪化してしまう。一方、膜厚が薄いと静電容量が大きくなるので、電荷量が大きくなり、転写の影響を受けにくくなるので、残像発生に余裕がある。
感光体の電荷輸送層の膜厚Xを推測し、30μmを閾値として、30μm以上なら第1の光量可変制御、30μm未満なら第2の光量可変制御を実施する。本実施形態では、線速146mm/secの画像形成装置を一例として挙げる。ただし、異なる線速においても同様の効果が得られる。帯電の交流電圧と電流の関係は感光体の電荷輸送層の厚みに依存するため、感光体の経時の膜厚は帯電ローラに電圧を印加した時に検知される電流と電圧の関係より推定することができる。なお図7は感光体膜厚と電圧-電流の関係のグラフであり、電流が0.8mAの時の交流電圧Vppと電荷輸送層の膜厚の関係を示している。
前記した感光体の電荷輸送層膜厚Xの推定手段により、その値が30μm以上であったとき、第1の光量可変制御を実施する。下記の表1に示すように、表面電位Vd1が600V以上のときは、光除電装置を消灯させる。また、表面電位Vd1が500V以上600V未満のときは、光除電装置を点灯させ、その際、光除電装置印加バイアス(以下QLバイアスと示す)は、13V(光量:小)とする。また、Vd1が500V未満のときは、光除電装置を点灯させ、その際のQLバイアスは24V(光量:大)とする。
前記した感光体の電荷輸送層膜厚Xの推定手段により、その値が30μm未満であったとき、第2の光量可変制御を実施する。下記表2に示すように、表面電位Vd2が500V以上のときは、光除電装置を消灯させる。また、表面電位Vd2が500V未満のときは、光除電装置を点灯させ、その際、QLバイアスは、13V(光量:小)とする。
まず、感光体の電荷輸送層の膜厚を推定する(ステップS1)。推定した膜厚が30μm以上であれば(ステップS2)、感光体の帯電電位Vd1を検知し(ステップS3)、膜厚が30μm以上でなければ(ステップS2)、感光体の帯電電位Vd2を検知する(ステップS4)。感光体の帯電電位Vd1の絶対値が600V以上であれば(ステップS5)、光除電装置を消灯する(ステップS6)。そうでなければ感光体の帯電電位Vd1の絶対値が500V以上であるかどうかを判断する(ステップS7)。感光体の帯電電位Vd1の絶対値が500V以上であれば光量を小さくして光除電装置を点灯させる(ステップS8)。そうでなければ光量大で光除電装置を点灯させる(ステップS9)。
先にも述べたが、帯電ローラに印加するバイアスと感光体表面電位Vdは必ずしも一致するわけではなく、システムによってその差は異なる。よって、狙いの感光体表面電位にするため、帯電ローラには、帯電印加電圧に補正量Pを加えた値のバイアスを帯電ローラに印加している。しかし、除電光の漏れ光が、若干だが帯電後の感光体表面に照射してしまい、感光体表面電位を狙いの値よりも小さくしてしまう、という課題がある。これは、除電光の光量が大きければ、漏れ光の光量も大きくなるので、感光体表面電位が狙い値よりもさらに小さくなってしまう。
第2の光量可変制御において、Vd2が500V以上の時は、光除電装置を消灯するので、漏れ光が生じることはないので、帯電ローラ印加バイアスの補正量はPのままでよい。一方、Vd2が500V未満の時は、QLバイアスは13Vで光除電装置を点灯させるので、帯電ローラ印加バイアスの補正量はP+11Vと、消灯時より大きくする。
これにより、光除電装置による除電光の漏れ光が生じても、感光体を狙いの帯電電位Vdに帯電することができ、安定した画像品質を提供することができる。ただし、補正量はシステムにより最適化することができるので、これに限らない。
に示す。
まず、感光体の電荷輸送層の膜厚を推定する(ステップS1)。推定した膜厚が30μm以上であれば(ステップS2)、感光体の帯電電位Vd1を検知し(ステップS3)、膜厚が30μm以上でなければ(ステップS2)、感光体の帯電電位Vd2を検知する(ステップS4)。感光体の帯電電位Vd1の絶対値が600V以上であれば(ステップS5)、光除電装置を消灯し、帯電ローラ印加バイアス補正量は変更しない(ステップS6)。そうでなければ感光体の帯電電位Vd1の絶対値が500V以上であるかどうかを判断する(ステップS7)。感光体の帯電電位Vd1の絶対値が500V以上であれば光量を小さくして光除電装置を点灯させ、帯電ローラ印加バイアス補正量を大きくする(ステップS8)。そうでなければ光量大で光除電装置を点灯させ、帯電ローラ印加バイアス補正量をさらに大きくする(ステップS9)。
さらに、光除電装置の消灯時は、帯電ローラ印加バイアスの補正量はPとし、点灯時は補正量をPよりも大きくする(P+P’)。こうすることで、光除電装置の点灯による漏れ光によって、感光体表面電位が狙いの値よりも小さくなってしまうことを防ぐことができる。
さらに、この時、帯電ローラ印加バイアス補正量はさらに大きく(P+P’’(P’<P’’))することで、光除電装置による漏れ光の強さが大きくなっても、感光体表面電位を狙いの値に帯電させることができる。
また、第1の光量可変制御と同様に、光除電装置の消灯時は、帯電ローラ印加バイアスの補正量はPとし、点灯時は補正量をPよりも大きくする(P+P’)。こうすることで、光除電装置の点灯による漏れ光によって、感光体表面電位が狙いの値よりも小さくなってしまうことを防ぐことができる。
先にも述べたが、帯電ローラに印加するバイアスと感光体表面電位Vdは必ずしも一致するわけではなく、システムによってその差は異なる。よって、狙いの感光体表面電位にするため、帯電ローラには、帯電印加電圧に補正量Pを加えた値のバイアスを帯電ローラに印加している。また、実施例1で記載したように、除電光を用いることで感光体の残留電位を少なくし、残像が発生しにくいようにしている。
まず、感光体の電荷輸送層の膜厚を推定する(ステップS1)。推定した膜厚が30μm以上であれば(ステップS2)、感光体の帯電電位Vd1を検知し(ステップS3)、膜厚が30μm以上でなければ(ステップS2)、感光体の帯電電位Vd2を検知する(ステップS4)。感光体の帯電電位Vd1の絶対値が600V以上であれば(ステップS5)、光除電装置を消灯し、帯電ローラ印加バイアス補正量は感光体1周目と2周目以降で異ならせる(ステップS6)。そうでなければ感光体の帯電電位Vd1の絶対値が500V以上であるかどうかを判断する(ステップS7)。感光体の帯電電位Vd1の絶対値が500V以上であれば光量を小さくして光除電装置を点灯させ、帯電ローラ印加バイアス補正量を感光体1周目と2周目以降で異ならせる(ステップS8)。そうでなければ光量大で光除電装置を点灯させ、帯電ローラ印加バイアス補正量を感光体1周目と2周目以降で異ならせる(ステップS9)。
さらに、システムによっては、残像を完全に未発生レベルにできない場合でも、Vd1の値にかかわらず、帯電ローラ印加バイアスの補正量は、感光体1周目はP、2周目以降はPと異ならせる(P+Qa(a=1,2,3))。このことで、ΔVd1をさらに小さくするこができ、残像のない高画質な画像を得ることができる。
また、システムによっては、Vd2の値の絶対値がA未満のときは、残像を完全に未発生レベルにできない場合でも、帯電ローラ印加バイアスの補正量は、感光体1周目はP、2周目以降はPと異ならせる(P+Qa(a=4,5))。このことで、ΔVd2をさらに小さくするこができ、残像のない高画質な画像を得ることができる。
また本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により可能である。
5 :クリーニングブレード
10 :感光体
30 :クリーニング装置
40 :帯電装置
41 :帯電ローラ
42 :帯電ローラクリーナ
50 :現像装置
51 :現像ローラ
52 :攪拌スクリュ
53 :供給スクリュ
60 :光除電装置
90 :定着装置
91 :導電性支持体
92 :感光層
92a :電荷発生層
92b :電荷輸送層
94 :下引き層
100 :プリンタ
120 :画像形成部
121 :プロセスカートリッジ
130 :給紙部
131 :給紙カセット
132 :給紙ローラ
133 :レジストローラ対
135 :排紙収納部
140 :露光装置
151 :光学センサ
151Y :光学センサ
159 :トナーカートリッジ
160 :中間転写装置
161 :一次転写ローラ
162 :中間転写ベルト
165 :二次転写ローラ
167 :中間転写ベルトクリーニング装置
Claims (15)
- トナー像を担持する感光体と、
該感光体を帯電する帯電装置と、
前記感光体上に静電潜像を形成する書き込み装置と、
前記感光体上の静電潜像をトナーで可視化する現像装置と、
可視化したトナー像を一次転写する転写装置と、
前記書き込み装置とは別に設けられ、前記感光体を光除電する光除電装置と、
を備えた画像形成装置における画像形成方法であって、
帯電電流を検知する電流検知手段を有し、
前記帯電装置は前記感光体に接触し、電圧を印加することにより前記感光体を帯電する帯電ローラであり、
前記帯電ローラに印加する帯電印加電圧と前記電流検知手段で検知した帯電電流の電流値の関係から前記感光体の電荷輸送層の膜厚Xを推測し、
該推測した前記膜厚Xの値に応じて、前記光除電装置による除電光量制御方法を可変する画像形成方法において、
前記膜厚Xが任意の値α以上でかつ前記感光体の所定の帯電電位Vd1を検知したときは第1の光量可変制御を実行し、
前記膜厚Xが前記任意の値α未満でかつ前記感光体の帯電電位の絶対値が前記所定の帯電電位Vd1よりも低い帯電電位Vd2であることを検知したときは、前記第1の光量可変制御とは制御内容が異なる第2の光量可変制御を実行し、
前記第1の光量可変制御は、
前記帯電電位Vd1の絶対値が任意の値A未満のときは前記光除電装置を点灯させ、前記帯電電位Vd1の絶対値が前記任意の値A以上のときは前記光除電装置を消灯し、かつ前記帯電印加電圧に加える補正量を変更しない、
ことを特徴とする画像形成方法。 - トナー像を担持する感光体と、
該感光体を帯電する帯電装置と、
前記感光体上に静電潜像を形成する書き込み装置と、
前記感光体上の静電潜像をトナーで可視化する現像装置と、
可視化したトナー像を一次転写する転写装置と、
前記書き込み装置とは別に設けられ、前記感光体を光除電する光除電装置と、
を備えた画像形成装置における画像形成方法であって、
帯電電流を検知する電流検知手段を有し、
前記帯電装置は前記感光体に接触し、電圧を印加することにより前記感光体を帯電する帯電ローラであり、
前記帯電ローラに印加する帯電印加電圧と前記電流検知手段で検知した帯電電流の電流値の関係から前記感光体の電荷輸送層の膜厚Xを推測し、
該推測した前記膜厚Xの値に応じて、前記光除電装置による除電光量制御方法を可変する画像形成方法において、
前記膜厚Xが任意の値α以上でかつ前記感光体の所定の帯電電位Vd1を検知したときは第1の光量可変制御を実行し、
前記膜厚Xが前記任意の値α未満でかつ前記感光体の帯電電位の絶対値が前記所定の帯電電位Vd1よりも低い帯電電位Vd2であることを検知したときは、前記第1の光量可変制御とは制御内容が異なる第2の光量可変制御を実行し、
前記第1の光量可変制御は、
前記帯電電位Vd1の絶対値が任意の値A未満のときは前記光除電装置を点灯させ、かつ前記帯電電位Vd1の絶対値が前記任意の値A以上のときよりも前記帯電印加電圧に加える補正量を大きくし、前記帯電電位Vd1の絶対値が前記任意の値A以上のときは前記光除電装置を消灯し、前記帯電電位Vd1の絶対値が前記任意の値Aよりも低い任意の値B未満のときは前記光除電装置の光量を制御する、
ことを特徴とする画像形成方法。 - トナー像を担持する感光体と、
該感光体を帯電する帯電装置と、
前記感光体上に静電潜像を形成する書き込み装置と、
前記感光体上の静電潜像をトナーで可視化する現像装置と、
可視化したトナー像を一次転写する転写装置と、
前記書き込み装置とは別に設けられ、前記感光体を光除電する光除電装置と、
を備えた画像形成装置における画像形成方法であって、
帯電電流を検知する電流検知手段を有し、
前記帯電装置は前記感光体に接触し、電圧を印加することにより前記感光体を帯電する帯電ローラであり、
前記帯電ローラに印加する帯電印加電圧と前記電流検知手段で検知した帯電電流の電流値の関係から前記感光体の電荷輸送層の膜厚Xを推測し、
該推測した前記膜厚Xの値に応じて、前記光除電装置による除電光量制御方法を可変する画像形成方法において、
前記膜厚Xが任意の値α以上でかつ前記感光体の所定の帯電電位Vd1を検知したときは第1の光量可変制御を実行し、
前記膜厚Xが前記任意の値α未満でかつ前記感光体の帯電電位の絶対値が前記所定の帯電電位Vd1よりも低い帯電電位Vd2であることを検知したときは、前記第1の光量可変制御とは制御内容が異なる第2の光量可変制御を実行し、
前記第1の光量可変制御は、
前記帯電電位Vd1の絶対値が任意の値A未満のときは前記光除電装置を点灯させ、かつ前記帯電電位Vd1の絶対値が前記任意の値A以上のときよりも前記帯電印加電圧に加える補正量を大きくし、前記帯電電位Vd1の絶対値が前記任意の値A以上のときは前記光除電装置を消灯し、前記帯電電位Vd1の絶対値が前記任意の値Aよりも低い任意の値B未満のときは前記光除電装置の光量を大きくする、
ことを特徴とする画像形成方法。 - トナー像を担持する感光体と、
該感光体を帯電する帯電装置と、
前記感光体上に静電潜像を形成する書き込み装置と、
前記感光体上の静電潜像をトナーで可視化する現像装置と、
可視化したトナー像を一次転写する転写装置と、
前記書き込み装置とは別に設けられ、前記感光体を光除電する光除電装置と、
を備えた画像形成装置における画像形成方法であって、
帯電電流を検知する電流検知手段を有し、
前記帯電装置は前記感光体に接触し、電圧を印加することにより前記感光体を帯電する帯電ローラであり、
前記帯電ローラに印加する帯電印加電圧と前記電流検知手段で検知した帯電電流の電流値の関係から前記感光体の電荷輸送層の膜厚Xを推測し、
該推測した前記膜厚Xの値に応じて、前記光除電装置による除電光量制御方法を可変する画像形成方法において、
前記膜厚Xが任意の値α以上でかつ前記感光体の所定の帯電電位Vd1を検知したときは第1の光量可変制御を実行し、
前記膜厚Xが前記任意の値α未満でかつ前記感光体の帯電電位の絶対値が前記所定の帯電電位Vd1よりも低い帯電電位Vd2であることを検知したときは、前記第1の光量可変制御とは制御内容が異なる第2の光量可変制御を実行し、
前記第1の光量可変制御は、
前記帯電電位Vd1の絶対値が任意の値A未満のときは前記光除電装置を点灯させ、前記帯電電位Vd1の絶対値が前記任意の値A以上のときは前記光除電装置を消灯し、
前記帯電電位Vd1の絶対値が前記任意の値Aよりも低い任意の値B未満のときは前記光除電装置の光量を制御し、かつ前記帯電電位Vd1の絶対値が前記任意の値B以上で前記任意の値A未満のときよりも前記帯電印加電圧に加える補正量を大きくする、
ことを特徴とする画像形成方法。 - トナー像を担持する感光体と、
該感光体を帯電する帯電装置と、
前記感光体上に静電潜像を形成する書き込み装置と、
前記感光体上の静電潜像をトナーで可視化する現像装置と、
可視化したトナー像を一次転写する転写装置と、
前記書き込み装置とは別に設けられ、前記感光体を光除電する光除電装置と、
を備えた画像形成装置における画像形成方法であって、
帯電電流を検知する電流検知手段を有し、
前記帯電装置は前記感光体に接触し、電圧を印加することにより前記感光体を帯電する帯電ローラであり、
前記帯電ローラに印加する帯電印加電圧と前記電流検知手段で検知した帯電電流の電流値の関係から前記感光体の電荷輸送層の膜厚Xを推測し、
該推測した前記膜厚Xの値に応じて、前記光除電装置による除電光量制御方法を可変する画像形成方法において、
前記膜厚Xが任意の値α以上でかつ前記感光体の所定の帯電電位Vd1を検知したときは第1の光量可変制御を実行し、
前記膜厚Xが前記任意の値α未満でかつ前記感光体の帯電電位の絶対値が前記所定の帯電電位Vd1よりも低い帯電電位Vd2であることを検知したときは、前記第1の光量可変制御とは制御内容が異なる第2の光量可変制御を実行し、
前記第1の光量可変制御は、
前記帯電電位Vd1の絶対値が任意の値A未満のときは前記光除電装置を点灯させ、前記帯電電位Vd1の絶対値が前記任意の値A以上のときは前記光除電装置を消灯し、
前記帯電電位Vd1の絶対値が前記任意の値Aよりも低い任意の値B未満のときは前記光除電装置の光量を大きくし、かつ前記帯電電位Vd1の絶対値が前記任意の値B以上で前記任意の値A未満のときよりも前記帯電印加電圧に加える補正量を大きくする、
ことを特徴とする画像形成方法。 - トナー像を担持する感光体と、
該感光体を帯電する帯電装置と、
前記感光体上に静電潜像を形成する書き込み装置と、
前記感光体上の静電潜像をトナーで可視化する現像装置と、
可視化したトナー像を一次転写する転写装置と、
前記書き込み装置とは別に設けられ、前記感光体を光除電する光除電装置と、
を備えた画像形成装置における画像形成方法であって、
帯電電流を検知する電流検知手段を有し、
前記帯電装置は前記感光体に接触し、電圧を印加することにより前記感光体を帯電する帯電ローラであり、
前記帯電ローラに印加する帯電印加電圧と前記電流検知手段で検知した帯電電流の電流値の関係から前記感光体の電荷輸送層の膜厚Xを推測し、
該推測した前記膜厚Xの値に応じて、前記光除電装置による除電光量制御方法を可変する画像形成方法において、
前記膜厚Xが任意の値α以上でかつ前記感光体の所定の帯電電位Vd1を検知したときは第1の光量可変制御を実行し、
前記膜厚Xが前記任意の値α未満でかつ前記感光体の帯電電位の絶対値が前記所定の帯電電位Vd1よりも低い帯電電位Vd2であることを検知したときは、前記第1の光量可変制御とは制御内容が異なる第2の光量可変制御を実行し、
前記第2の光量可変制御は、
前記帯電電位Vd2の絶対値が任意の値Aよりも低い任意の値C未満のときは前記光除電装置を点灯させ、かつ前記帯電電位Vd2の絶対値が前記任意の値C以上のときよりも前記帯電印加電圧に加える補正量を大きくし、
前記帯電電位Vd2の絶対値が前記任意の値C以上のときは前記光除電装置を消灯する、
ことを特徴とする画像形成方法。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成方法において、
前記第1の光量可変制御においては、前記帯電印加電圧に加える補正量は、前記感光体の回転の1周目と2周目以降とで異ならせる、
ことを特徴とする画像形成方法。 - 請求項6に記載の画像形成方法において、
前記第2の光量可変制御においては、前記帯電電位Vd2の絶対値が前記任意の値Aよりも低い前記任意の値C以上のときは、前記帯電印加電圧に加える補正量を変更しない、
ことを特徴とする画像形成方法。 - 請求項6に記載の画像形成方法において、
前記第2の光量可変制御においては、前記帯電電位Vd2の絶対値が前記任意の値A以上のときは、前記帯電印加電圧に加える補正量は、前記感光体1周目と2周目以降とで同じであり、
前記帯電電位Vd2の絶対値が前記任意の値A未満のときは、前記帯電印加電圧に加える補正量は、前記感光体1周目と2周目以降とで異ならせる、
ことを特徴とする画像形成方法。 - 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の画像形成方法において、
前記任意の値αは30μmである、
ことを特徴とする画像形成方法。 - 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の画像形成方法において、
前記任意の値Aは600Vである、
ことを特徴とする画像形成方法。 - 請求項2乃至5のいずれか一項に記載の画像形成方法において、
前記任意の値Bは500Vである、
ことを特徴とする画像形成方法。 - 請求項6又は8に記載の画像形成方法において、
前記任意の値Cは500Vである、
ことを特徴とする画像形成方法。 - 請求項1乃至13のいずれか一項に記載の画像形成方法を用いたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項14に記載の画像形成装置において、作像ユニットとして前記感光体を含み、さらに前記帯電装置、前記現像装置のうち少なくとも一つを含むプロセスカートリッジを有することを特徴とする画像形成装置。
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